JPH0143736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143736Y2 JPH0143736Y2 JP1983191950U JP19195083U JPH0143736Y2 JP H0143736 Y2 JPH0143736 Y2 JP H0143736Y2 JP 1983191950 U JP1983191950 U JP 1983191950U JP 19195083 U JP19195083 U JP 19195083U JP H0143736 Y2 JPH0143736 Y2 JP H0143736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- adhesive layer
- heat
- sensitive adhesive
- utility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
本考案は、プラスチツク製容器等の容器の外側
に貼着するラベルに関するもので、特にアルミニ
ウム箔を含む積層材からなる感熱型ラベルに関す
るものである。 従来、プラスチツク等からなる容器の外側に貼
着するラベルは、裏面に粘着型接着剤層、さらに
剥離紙を設けた構成からなり、容器へ貼着する際
は、剥離紙を剥して貼着していた。 しかし、この構成のラベルは、裏面に粘着型接
着剤層を設けるため接着剤を塗布すると、徐々に
塗布装置のヘツドに接着剤が留り、接着剤の塗布
量が安定しない欠点があつた。 また、接着剤が粘着型のものであるため、貼着
時以外は、接着剤層が、露出しないように剥離紙
を貼着しておかなければならないうえ、貼着後
は、この剥離紙は不要のものとなるなど、作業適
性および価格的に問題を残していた。 さらに、上記構成のため、貼着時に供給される
ラベルは、一枚ずつの枚葉形式であるため、ラベ
ル貼着時の事故を防止するため、予めカール防止
処理を施しておかなければならない煩雑さがあつ
た。 本考案は、このような欠点に鑑み改良したもの
で、巻取り状態で供給でき、しかも剥離紙が不要
で、作業適性の良好なラベルを提供することを目
的とする。 以下本考案について説明する。 本考案は、表面に印刷層を設けたアルミニウム
箔、紙またはこれらの積層体のいずれからもなる
基材の裏面に感熱型接着剤層を設けたラベルであ
る。 次に、本考案のラベルの具体的な構成の一例を
示すと、第１図に示すように、表面に印刷層１を
設けたアルミニウム箔２の裏面にポリエチレン等
からなる接着剤層３を介して紙４を設け、さらに
紙４の裏面には感熱型接着剤層５を設けたラベル
である。 ここで、本考案の感熱型接着剤層５で使用する
接着剤は、水分散型で約60℃で可塑剤が溶融し、
徐々に粘着力を発揮し、そのまま放置すれば粘着
性のない状態に戻る可逆性の性質を有するもので
ある。 具体的には、主成分がエチレン−酢酸ビニル供
重合体、アクリル酸エステル重合体またはこれら
のエラストマーを主成分とする接着剤で東洋イン
キ製造(株)のBPW4500−２，BPW4500−８，
BPW4500−９（いずれも商品名）が挙げられる。 そして、塗布量は、25ｇ／m2（固型分）以上の
塗布量が必要で好ましくは、30〜40ｇ／m2（固型
分）の範囲が、接着性、作業性から適当である。 次に本考案のラベルについて実施例に基づき詳
細に説明する。 〈実施例〉 印刷層を設けたアルミニウム箔（7μ）／ポリ
エチレン層（15μ）／片アート紙からなる基材の
片アート紙に以下に示した３種の感熱型接着剤層
を設けた。なお塗布量は27ｇ／m2（固型分）であ
つた。それぞれの積層材からなるラベルは、以下
の表１に示した。 〔ラベル〕 ラベルＡ：接着剤BPW4500−２
（東洋インキ製造(株)製） ラベルＢ： 〃 BPW4500−８
（ 同 上 ） ラベルＣ： 〃 BPW4500−９
（ 同 上 ）
に貼着するラベルに関するもので、特にアルミニ
ウム箔を含む積層材からなる感熱型ラベルに関す
るものである。 従来、プラスチツク等からなる容器の外側に貼
着するラベルは、裏面に粘着型接着剤層、さらに
剥離紙を設けた構成からなり、容器へ貼着する際
は、剥離紙を剥して貼着していた。 しかし、この構成のラベルは、裏面に粘着型接
着剤層を設けるため接着剤を塗布すると、徐々に
塗布装置のヘツドに接着剤が留り、接着剤の塗布
量が安定しない欠点があつた。 また、接着剤が粘着型のものであるため、貼着
時以外は、接着剤層が、露出しないように剥離紙
を貼着しておかなければならないうえ、貼着後
は、この剥離紙は不要のものとなるなど、作業適
性および価格的に問題を残していた。 さらに、上記構成のため、貼着時に供給される
ラベルは、一枚ずつの枚葉形式であるため、ラベ
ル貼着時の事故を防止するため、予めカール防止
処理を施しておかなければならない煩雑さがあつ
た。 本考案は、このような欠点に鑑み改良したもの
で、巻取り状態で供給でき、しかも剥離紙が不要
で、作業適性の良好なラベルを提供することを目
的とする。 以下本考案について説明する。 本考案は、表面に印刷層を設けたアルミニウム
箔、紙またはこれらの積層体のいずれからもなる
基材の裏面に感熱型接着剤層を設けたラベルであ
る。 次に、本考案のラベルの具体的な構成の一例を
示すと、第１図に示すように、表面に印刷層１を
設けたアルミニウム箔２の裏面にポリエチレン等
からなる接着剤層３を介して紙４を設け、さらに
紙４の裏面には感熱型接着剤層５を設けたラベル
である。 ここで、本考案の感熱型接着剤層５で使用する
接着剤は、水分散型で約60℃で可塑剤が溶融し、
徐々に粘着力を発揮し、そのまま放置すれば粘着
性のない状態に戻る可逆性の性質を有するもので
ある。 具体的には、主成分がエチレン−酢酸ビニル供
重合体、アクリル酸エステル重合体またはこれら
のエラストマーを主成分とする接着剤で東洋イン
キ製造(株)のBPW4500−２，BPW4500−８，
BPW4500−９（いずれも商品名）が挙げられる。 そして、塗布量は、25ｇ／m2（固型分）以上の
塗布量が必要で好ましくは、30〜40ｇ／m2（固型
分）の範囲が、接着性、作業性から適当である。 次に本考案のラベルについて実施例に基づき詳
細に説明する。 〈実施例〉 印刷層を設けたアルミニウム箔（7μ）／ポリ
エチレン層（15μ）／片アート紙からなる基材の
片アート紙に以下に示した３種の感熱型接着剤層
を設けた。なお塗布量は27ｇ／m2（固型分）であ
つた。それぞれの積層材からなるラベルは、以下
の表１に示した。 〔ラベル〕 ラベルＡ：接着剤BPW4500−２
（東洋インキ製造(株)製） ラベルＢ： 〃 BPW4500−８
（ 同 上 ） ラベルＣ： 〃 BPW4500−９
（ 同 上 ）
【表】
【表】
接着性のＡは、ポリエチレンに対する接着性、
Ｂは、ステンレスに対する接着性を示し、単位
は、ｇ／15mmである。 以上のラベルは、表１のような性質を有するの
で、従来のように剥離紙を用いなくともブロツキ
ングが発生せず、そのまま使用可能であつた。 また、ラベル原反を巻取状態で、そのまま打抜
き、製品に熱圧着可能で、その接着力も十分なも
のであつた。
Ｂは、ステンレスに対する接着性を示し、単位
は、ｇ／15mmである。 以上のラベルは、表１のような性質を有するの
で、従来のように剥離紙を用いなくともブロツキ
ングが発生せず、そのまま使用可能であつた。 また、ラベル原反を巻取状態で、そのまま打抜
き、製品に熱圧着可能で、その接着力も十分なも
のであつた。
第１図は、本考案のラベルの一例を示す断面図
である。 １……印刷層、２……アルミニウム箔、３……
接着剤層、４……紙、５……感熱型接着剤層。
である。 １……印刷層、２……アルミニウム箔、３……
接着剤層、４……紙、５……感熱型接着剤層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 印刷層を設けた基材の裏面に水分散型で、約
60℃で可塑剤が溶融する接着剤からなる感熱型
接着剤層を設けてなるラベル。 (2) 基材がアルミニウム箔を含む積層材からなる
実用新案登録請求の範囲第１項記載のラベル。 (3) 感熱型接着剤層が、25ｇ／m2（固型分）以上
の塗布量である実用新案登録請求の範囲第１項
または第２項記載のラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19195083U JPS6098871U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19195083U JPS6098871U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6098871U JPS6098871U (ja) | 1985-07-05 |
| JPH0143736Y2 true JPH0143736Y2 (ja) | 1989-12-19 |
Family
ID=30413220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19195083U Granted JPS6098871U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6098871U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421996U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-13 | ||
| JPS5516055A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-04 | Sanyo Chem Ind Ltd | Heat-sensitive adhesive, its preparation and adhesive sheet |
| JPS56106984A (en) * | 1981-01-08 | 1981-08-25 | Sanyo Chem Ind Ltd | Heat-sensitive adhesive sheet |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55155276U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-11-08 |
-
1983
- 1983-12-13 JP JP19195083U patent/JPS6098871U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421996U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-13 | ||
| JPS5516055A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-04 | Sanyo Chem Ind Ltd | Heat-sensitive adhesive, its preparation and adhesive sheet |
| JPS56106984A (en) * | 1981-01-08 | 1981-08-25 | Sanyo Chem Ind Ltd | Heat-sensitive adhesive sheet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6098871U (ja) | 1985-07-05 |
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