JPH05305799A - 金属箔貼付けシート - Google Patents
金属箔貼付けシートInfo
- Publication number
- JPH05305799A JPH05305799A JP20737391A JP20737391A JPH05305799A JP H05305799 A JPH05305799 A JP H05305799A JP 20737391 A JP20737391 A JP 20737391A JP 20737391 A JP20737391 A JP 20737391A JP H05305799 A JPH05305799 A JP H05305799A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- sheet
- synthetic resin
- foil
- extendable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 器物の凹凸のある表面への金属箔の貼付けを
容易にする。 【構成】 金箔や金属蒸着等の金属箔1の両面を極薄の
伸展性合成樹脂保護膜2,3で覆い、その一方の伸展性
合成樹脂保護膜2側に外へ向って順に離型材層4及びフ
ィルム状もしくはシート状物5を層状に重ね、且つ他方
の伸展性合成樹脂保護膜3側に外へ向って順に伸展性の
ある接着剤層6及び離型紙7を層状に重ねた積層体より
なり、金属箔貼付けシート9から、先ず離型紙7を剥
ぎ、接着剤層6を露出させて、その接着剤層6を器物8
に向けて、器物に軽く貼り付ける。次いで、この器物8
に貼付けた積層体から、さらに離型材層4及びフィルム
状もしくはシート状物5を剥取る。
容易にする。 【構成】 金箔や金属蒸着等の金属箔1の両面を極薄の
伸展性合成樹脂保護膜2,3で覆い、その一方の伸展性
合成樹脂保護膜2側に外へ向って順に離型材層4及びフ
ィルム状もしくはシート状物5を層状に重ね、且つ他方
の伸展性合成樹脂保護膜3側に外へ向って順に伸展性の
ある接着剤層6及び離型紙7を層状に重ねた積層体より
なり、金属箔貼付けシート9から、先ず離型紙7を剥
ぎ、接着剤層6を露出させて、その接着剤層6を器物8
に向けて、器物に軽く貼り付ける。次いで、この器物8
に貼付けた積層体から、さらに離型材層4及びフィルム
状もしくはシート状物5を剥取る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、器物の表面への金箔等
の金属箔を貼付けを容易にする金属箔貼付けシートに関
するものである。
の金属箔を貼付けを容易にする金属箔貼付けシートに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】第1図及び第2図を参考にして説明す
る。従来、金属箔貼付けシート19として、金箔等の金
属箔11と、その金属箔11を一方の面に接着したとこ
ろのプラスチックフィルム・紙等の支持体層15と、そ
の支持体層15の他方の面に接着剤層16を介して接着
した離型紙17とよりなる積層体のものがある。なお、
以上の構成に加えて、金属箔11の表面をプラスチック
フィルム・クリヤーラッカー等の保護膜12,13で覆
った積層体のものもある。
る。従来、金属箔貼付けシート19として、金箔等の金
属箔11と、その金属箔11を一方の面に接着したとこ
ろのプラスチックフィルム・紙等の支持体層15と、そ
の支持体層15の他方の面に接着剤層16を介して接着
した離型紙17とよりなる積層体のものがある。なお、
以上の構成に加えて、金属箔11の表面をプラスチック
フィルム・クリヤーラッカー等の保護膜12,13で覆
った積層体のものもある。
【0003】この従来の金属箔貼付けシート19を使っ
て、金属箔11を器物8の表面に貼付けるには、先ず、
この金属箔貼付けシート19から離型紙17を剥いで、
接着剤層16を露出させ、次に金属箔11,支持体層1
5及び接着剤層16よりなる積層体の接着剤層側16を
器物8の表面に当て、金属箔11の上から筆等で軽く押
えて、前記三層または五層よりなる積層体を器物8の表
面に、凹凸に合わせて密着させる。
て、金属箔11を器物8の表面に貼付けるには、先ず、
この金属箔貼付けシート19から離型紙17を剥いで、
接着剤層16を露出させ、次に金属箔11,支持体層1
5及び接着剤層16よりなる積層体の接着剤層側16を
器物8の表面に当て、金属箔11の上から筆等で軽く押
えて、前記三層または五層よりなる積層体を器物8の表
面に、凹凸に合わせて密着させる。
【0004】しかしながら、この従来の金属箔貼付けシ
ートは、プラスチックフィルム・紙等の支持体層15が
金属箔11と器物8の表面との間に介在するため、それ
だけ厚さが大となり、しかも支持体層15は金属箔11
に比べて、伸び率が低く、器物8の表面の凹凸に合わせ
た三次元的な微細変形が困難であって、器物8の表面に
密着させて貼付け、自然な凹凸を形成することが困難で
あると言う問題点がある。
ートは、プラスチックフィルム・紙等の支持体層15が
金属箔11と器物8の表面との間に介在するため、それ
だけ厚さが大となり、しかも支持体層15は金属箔11
に比べて、伸び率が低く、器物8の表面の凹凸に合わせ
た三次元的な微細変形が困難であって、器物8の表面に
密着させて貼付け、自然な凹凸を形成することが困難で
あると言う問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなことか
ら、器物に金箔等の金属箔を貼付けるに当って、金属箔
が器物の三次元の大きな凹凸面に合わせて微細に変形
し、密着し、美しく、且つ自然な凹凸を形成することが
出来る金属箔貼付けシートが求められている。
ら、器物に金箔等の金属箔を貼付けるに当って、金属箔
が器物の三次元の大きな凹凸面に合わせて微細に変形
し、密着し、美しく、且つ自然な凹凸を形成することが
出来る金属箔貼付けシートが求められている。
【0006】本発明は、上記課題を解決した金属箔貼付
けシートを提供することを目的としている。
けシートを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第3図及び第4図を参考
に説明する。上目的を達成するために、本発明に係る金
属箔貼付けシートは、金箔や金属蒸着等の金属箔の両面
を極薄の伸展性合成樹脂保護膜で覆い、その一方の伸展
性合成樹脂保護膜側に外へ向って順に離型材層及びフィ
ルム状もしくはシート状物を層状に重ね、且つ他方の伸
展性合成樹脂保護膜側に外へ向って順に伸展性のある接
着剤層及び離型紙を層状に重ねた積層体よりなるもので
ある。
に説明する。上目的を達成するために、本発明に係る金
属箔貼付けシートは、金箔や金属蒸着等の金属箔の両面
を極薄の伸展性合成樹脂保護膜で覆い、その一方の伸展
性合成樹脂保護膜側に外へ向って順に離型材層及びフィ
ルム状もしくはシート状物を層状に重ね、且つ他方の伸
展性合成樹脂保護膜側に外へ向って順に伸展性のある接
着剤層及び離型紙を層状に重ねた積層体よりなるもので
ある。
【0008】
【実施例】実施例について第3図及び第4図を参考に説
明すると、1は金箔や金属蒸着等の金属箔、2,3はそ
れぞれ金属箔1の両面を覆う極薄の伸展性合成樹脂保護
膜、4,5はそれぞれ一方の伸展性合成樹脂保護膜2側
に外に向って順に層状に重ねた離型材層及びプラスチッ
ク製のフィルム状もしくはシート状物、6,7はそれぞ
れ前記他方の伸展性合成樹脂保護膜3側に外に向って順
に層状に重ねた伸展性のある接着剤層(たとえば伸び率
50%)及び離型紙である。すなわち、本発明の金属箔
貼付けシート9は、以上に構成の積層体よりなる。
明すると、1は金箔や金属蒸着等の金属箔、2,3はそ
れぞれ金属箔1の両面を覆う極薄の伸展性合成樹脂保護
膜、4,5はそれぞれ一方の伸展性合成樹脂保護膜2側
に外に向って順に層状に重ねた離型材層及びプラスチッ
ク製のフィルム状もしくはシート状物、6,7はそれぞ
れ前記他方の伸展性合成樹脂保護膜3側に外に向って順
に層状に重ねた伸展性のある接着剤層(たとえば伸び率
50%)及び離型紙である。すなわち、本発明の金属箔
貼付けシート9は、以上に構成の積層体よりなる。
【0009】次に作用について説明する。上記金属箔貼
付けシート9から、先ず離型紙7を剥ぎ、接着剤層6を
露出させて、その接着剤層6を器物8に向けて、器物8
に軽く貼り付ける。次いで、この器物8に貼付けた積層
体から、さらに離型材層4及びフィルム状もしくはシー
ト状物5を剥取る。そうすると、両面を極薄の伸展性合
成樹脂保護膜2,3で覆われた金属箔1のみが残る。こ
の金属箔1は極薄の伸展性合成樹脂保護膜2,3で覆わ
れているだけであるから、伸展性が大きく、微細に変形
可能であり、その上から筆等で軽く押えることによって
接着剤層6が伸びるので、器物の三次元の大きな凹凸に
も合わせて微細に変形させ、器物の表面に完全に密着さ
せることが出来、器物8を美しく、且つ自然な凹凸を持
つ金属箔1の膜で覆うことが出来る。
付けシート9から、先ず離型紙7を剥ぎ、接着剤層6を
露出させて、その接着剤層6を器物8に向けて、器物8
に軽く貼り付ける。次いで、この器物8に貼付けた積層
体から、さらに離型材層4及びフィルム状もしくはシー
ト状物5を剥取る。そうすると、両面を極薄の伸展性合
成樹脂保護膜2,3で覆われた金属箔1のみが残る。こ
の金属箔1は極薄の伸展性合成樹脂保護膜2,3で覆わ
れているだけであるから、伸展性が大きく、微細に変形
可能であり、その上から筆等で軽く押えることによって
接着剤層6が伸びるので、器物の三次元の大きな凹凸に
も合わせて微細に変形させ、器物の表面に完全に密着さ
せることが出来、器物8を美しく、且つ自然な凹凸を持
つ金属箔1の膜で覆うことが出来る。
【0010】なお、金属箔1を器物に貼付けるまでは、
金属箔1は離型材層4を介してフィルム状もしくはシー
ト状物5で支持されているため、裁断・貼付け時に破損
することはない。
金属箔1は離型材層4を介してフィルム状もしくはシー
ト状物5で支持されているため、裁断・貼付け時に破損
することはない。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、丈夫であり、破損し難く、しかも従来のも
のに比して、器物8の大きな三次元の凹凸角に合わせ
て、完全に密着させることが出来、器物を美しく、且つ
自然な凹凸を持つ金属箔1の膜で覆うことが出来る。
ているため、丈夫であり、破損し難く、しかも従来のも
のに比して、器物8の大きな三次元の凹凸角に合わせ
て、完全に密着させることが出来、器物を美しく、且つ
自然な凹凸を持つ金属箔1の膜で覆うことが出来る。
【図1】従来例の断面図である。
【図2】器物に貼付けた状態を示す同上図である。
【図3】本発明の実施例を示す断面図である。
【図4】器物に貼付けた状態を示す断面図である。
1 金属箔 2 伸展性合成樹脂保護膜 3 伸展性合成樹脂保護膜 4 離型材層 5 フィルム状もしくはシート状物 6 接着剤層 7 離型紙 8 器物 9 金属箔貼付けシート 11 金属箔 12 保護膜 13 保護膜 15 支持体層 16 接着剤層 17 離型紙 19 金属箔貼付けシート
Claims (1)
- 【請求項1】 金箔や金属蒸着等の金属箔(1)の両面
を極薄の伸展性合成樹脂保護膜(2,3)で覆い、その
一方の伸展性合成樹脂保護膜(2)側に外へ向って順に
離型材層(4)及びフィルム状もしくはシート状物
(5)を層状に重ね、且つ他方の伸展性合成樹脂保護膜
(3)側に外へ向って順に伸展性のある接着剤層(6)
及び離型紙(7)を層状に重ねた積層体よりなる金属箔
貼付けシート。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19969890 | 1990-07-26 | ||
JP2-199698 | 1990-07-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305799A true JPH05305799A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=16412128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20737391A Pending JPH05305799A (ja) | 1990-07-26 | 1991-07-23 | 金属箔貼付けシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305799A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589022A (en) * | 1995-02-06 | 1996-12-31 | Kuwahara; Eiji | Method of manufacturing emblem of thermoplastic synthetic resin sheet |
JP2014233922A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 積層体の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356698B2 (ja) * | 1980-03-31 | 1988-11-09 | Nichikon Kk |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP20737391A patent/JPH05305799A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356698B2 (ja) * | 1980-03-31 | 1988-11-09 | Nichikon Kk |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589022A (en) * | 1995-02-06 | 1996-12-31 | Kuwahara; Eiji | Method of manufacturing emblem of thermoplastic synthetic resin sheet |
JP2014233922A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 積層体の製造方法 |
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