JPS6211944Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211944Y2 JPS6211944Y2 JP14982082U JP14982082U JPS6211944Y2 JP S6211944 Y2 JPS6211944 Y2 JP S6211944Y2 JP 14982082 U JP14982082 U JP 14982082U JP 14982082 U JP14982082 U JP 14982082U JP S6211944 Y2 JPS6211944 Y2 JP S6211944Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic film
- adhesive sheet
- outdoor
- film
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱により内部からガスを発生するプラ
スチツク成形品、例えばABS樹脂、ウレタン樹
脂などの成型品（例えば自動車のバンパー、モー
ルなど）に貼着するガス透過性に優れた屋外用粘
着シートに関する。
スチツク成形品、例えばABS樹脂、ウレタン樹
脂などの成型品（例えば自動車のバンパー、モー
ルなど）に貼着するガス透過性に優れた屋外用粘
着シートに関する。
熱により内部からガスを発生するプラスチツク
成型品、例えばABS樹脂、ウレタン樹脂などの
成型品に、従来から屋外用に使用されているポリ
エステル、ポリ塩化ビニルなどのプラスチツクフ
イルムの片面に粘着剤層を設けてなる粘着シート
を貼着し、熱を加えたり、屋外に放置したりする
と、成型品内部から発生するガスに粘着シートが
押し上げられて未接着の部分が生じてしまい、そ
の性能及び衣装性を著しく損なうという欠点があ
る。
成型品、例えばABS樹脂、ウレタン樹脂などの
成型品に、従来から屋外用に使用されているポリ
エステル、ポリ塩化ビニルなどのプラスチツクフ
イルムの片面に粘着剤層を設けてなる粘着シート
を貼着し、熱を加えたり、屋外に放置したりする
と、成型品内部から発生するガスに粘着シートが
押し上げられて未接着の部分が生じてしまい、そ
の性能及び衣装性を著しく損なうという欠点があ
る。
本考案者は、上記問題が解決された屋外用粘着
シートを提供することを目的として種々検討した
結果、フイルムの表裏だけでなく、横からのガス
透過性も良い連続気泡層を形成した平滑なプラス
チツクフイルムを耐候性の優れたプラスチツクフ
イルムに積層することにより上記問題の解決され
た屋外用粘着シートが得られることを見出し、本
考案に到達した。
シートを提供することを目的として種々検討した
結果、フイルムの表裏だけでなく、横からのガス
透過性も良い連続気泡層を形成した平滑なプラス
チツクフイルムを耐候性の優れたプラスチツクフ
イルムに積層することにより上記問題の解決され
た屋外用粘着シートが得られることを見出し、本
考案に到達した。
即ち、本考案は連続気泡層を形成した平滑なプ
ラスチツクフイルムの片面に耐候性の優れたプラ
スチツクフイルムが積層され、他面に粘着剤層が
設けられてなる屋外用粘着シートである。
ラスチツクフイルムの片面に耐候性の優れたプラ
スチツクフイルムが積層され、他面に粘着剤層が
設けられてなる屋外用粘着シートである。
本考案の屋外用粘着シートを図面にしたがつて
従来の屋外用粘着シートと比較して説明すると、
第１図は従来の屋外用粘着シートの拡大縦断面図
であり、第２図は本考案の屋外用粘着シートの拡
大縦断面図であつて、１は耐候性の優れたプラス
チツクフイルム、２は粘着剤層、３は剥離紙、４
は連続気泡層を形成した平滑なプラスチツクフイ
ルムである。即ち、従来の屋外用粘着シートで
は、耐候性の優れたプラスチツクフイルム１の片
面に直接粘着剤層２が設けられているが、本考案
の屋外用粘着シートでは、連続気泡層を形成した
平滑なプラスチツクフイルム４の片面に耐候性の
優れたプラスチツクフイルム１が積層され、そし
て上記プラスチツクフイルム４の他面に粘着剤層
２が設けられているのである。
従来の屋外用粘着シートと比較して説明すると、
第１図は従来の屋外用粘着シートの拡大縦断面図
であり、第２図は本考案の屋外用粘着シートの拡
大縦断面図であつて、１は耐候性の優れたプラス
チツクフイルム、２は粘着剤層、３は剥離紙、４
は連続気泡層を形成した平滑なプラスチツクフイ
ルムである。即ち、従来の屋外用粘着シートで
は、耐候性の優れたプラスチツクフイルム１の片
面に直接粘着剤層２が設けられているが、本考案
の屋外用粘着シートでは、連続気泡層を形成した
平滑なプラスチツクフイルム４の片面に耐候性の
優れたプラスチツクフイルム１が積層され、そし
て上記プラスチツクフイルム４の他面に粘着剤層
２が設けられているのである。
本考案において、連続気泡層を形成した平滑な
プラスチツクフイルムとしては、例えば湿式ポリ
ウレタンフイルムが平滑性、耐薬品性、耐水性、
層間強度などの点において最適であり、その厚さ
は50〜300μのものが好適である。また耐候性の
優れたプラスチツクフイルムとしては、柔軟性が
あり三次曲面への貼着適性の良いものが好まし
く、例えばポリ塩化ビニルフイルムや乾式ポリウ
レタンフイルムが挙げられる。
プラスチツクフイルムとしては、例えば湿式ポリ
ウレタンフイルムが平滑性、耐薬品性、耐水性、
層間強度などの点において最適であり、その厚さ
は50〜300μのものが好適である。また耐候性の
優れたプラスチツクフイルムとしては、柔軟性が
あり三次曲面への貼着適性の良いものが好まし
く、例えばポリ塩化ビニルフイルムや乾式ポリウ
レタンフイルムが挙げられる。
そして連続気泡層を形成した平滑なプラスチツ
クフイルムと耐候性の優れたプラスチツクフイル
ムとの積層は任意の手段、例えば接着剤又は粘着
剤を用いる接着、熱融着などで行なうことができ
るが、耐候性の優れた接着剤又は粘着剤を用いて
接着するのがよい。
クフイルムと耐候性の優れたプラスチツクフイル
ムとの積層は任意の手段、例えば接着剤又は粘着
剤を用いる接着、熱融着などで行なうことができ
るが、耐候性の優れた接着剤又は粘着剤を用いて
接着するのがよい。
本考案の屋外用粘着シートの製造の具体例を示
すと、次の如くである。
すと、次の如くである。
剥離紙に乾燥後厚さが30μになるように粘着剤
を塗布し、乾燥後50μ厚のポリ塩化ビニルフイル
ムを貼り合わせた後、剥離紙を剥がしながらポリ
塩化ビニルフイルムと100μ厚の連続気泡層を形
成した平滑な湿式ポリウレタンフイルムとを貼り
合わせる。さらに、この湿式ポリウレタンフイル
ム側に、剥離紙に乾燥後厚さが30μになるように
粘着剤を塗布し乾燥したものを貼り合わせてガス
透過性に優れた屋外用粘着シートを得る。
を塗布し、乾燥後50μ厚のポリ塩化ビニルフイル
ムを貼り合わせた後、剥離紙を剥がしながらポリ
塩化ビニルフイルムと100μ厚の連続気泡層を形
成した平滑な湿式ポリウレタンフイルムとを貼り
合わせる。さらに、この湿式ポリウレタンフイル
ム側に、剥離紙に乾燥後厚さが30μになるように
粘着剤を塗布し乾燥したものを貼り合わせてガス
透過性に優れた屋外用粘着シートを得る。
本考案の屋外用粘着シートは、熱により内部か
らガスが発生するプラスチツク成型品に屋外で貼
着して用いられる。本考案の屋外用粘着シート
は、耐候性の優れたプラスチツクフイルムに連続
気泡層を形成した平滑なプラスチツクフイルムが
積層されているため、熱により内部からガスが発
生する成型品に貼着した場合、該成型品から発生
するガスは連続気泡層の側面から外部に放出され
るので、耐候性の優れたプラスチツクフイルムは
押し上げられることがなく、その性能、衣装性を
損うことがない。
らガスが発生するプラスチツク成型品に屋外で貼
着して用いられる。本考案の屋外用粘着シート
は、耐候性の優れたプラスチツクフイルムに連続
気泡層を形成した平滑なプラスチツクフイルムが
積層されているため、熱により内部からガスが発
生する成型品に貼着した場合、該成型品から発生
するガスは連続気泡層の側面から外部に放出され
るので、耐候性の優れたプラスチツクフイルムは
押し上げられることがなく、その性能、衣装性を
損うことがない。
例えば耐候性の優れたプラスチツクフイルムと
してポリ塩化ビニルフイルムを用いた本考案の屋
外用粘着シートと、同じポリ塩化ビニルフイルム
の片面に粘着剤層を設けた屋外用粘着シートと
を、ウレタン樹脂バンパーに貼り、80℃で２時間
加熱してガス透過性について比較を行なつた結
果、後者はガスに押し上げられ未接着部分が生じ
たのに対し、本考案の屋外用粘着シートは未接着
部分を生じないことが認められた。
してポリ塩化ビニルフイルムを用いた本考案の屋
外用粘着シートと、同じポリ塩化ビニルフイルム
の片面に粘着剤層を設けた屋外用粘着シートと
を、ウレタン樹脂バンパーに貼り、80℃で２時間
加熱してガス透過性について比較を行なつた結
果、後者はガスに押し上げられ未接着部分が生じ
たのに対し、本考案の屋外用粘着シートは未接着
部分を生じないことが認められた。
第１図は従来の屋外用粘着シートの拡大縦断面
図であり、第２図は本考案の屋外用粘着シートの
拡大縦断面図である。 １……耐候性の優れたプラスチツクフイルム、
２……粘着剤層、３……剥離紙、４……連続気泡
層を形成した平滑なプラスチツクフイルム。
図であり、第２図は本考案の屋外用粘着シートの
拡大縦断面図である。 １……耐候性の優れたプラスチツクフイルム、
２……粘着剤層、３……剥離紙、４……連続気泡
層を形成した平滑なプラスチツクフイルム。
Claims (1)
- 連続気泡層を形成した平滑なプラスチツクフイ
ルムの片面に耐候性の優れたプラスチツクフイル
ムが積層され、他面に粘着剤層が設けられてなる
屋外用粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14982082U JPS5954547U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 屋外用粘着シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14982082U JPS5954547U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 屋外用粘着シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954547U JPS5954547U (ja) | 1984-04-10 |
| JPS6211944Y2 true JPS6211944Y2 (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=30332468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14982082U Granted JPS5954547U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 屋外用粘着シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954547U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5439806B2 (ja) * | 2008-12-19 | 2014-03-12 | 大日本印刷株式会社 | 粘着積層体 |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP14982082U patent/JPS5954547U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954547U (ja) | 1984-04-10 |
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