JPS5824908Y2 - 窓ガラス用断熱シ−ト - Google Patents

窓ガラス用断熱シ−ト

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Publication number
JPS5824908Y2
JPS5824908Y2 JP1977167237U JP16723777U JPS5824908Y2 JP S5824908 Y2 JPS5824908 Y2 JP S5824908Y2 JP 1977167237 U JP1977167237 U JP 1977167237U JP 16723777 U JP16723777 U JP 16723777U JP S5824908 Y2 JPS5824908 Y2 JP S5824908Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
window glass
film
adhesive layer
foam sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977167237U
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English (en)
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JPS5491468U (ja
Inventor
協三 加藤
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社 filed Critical 積水化成品工業株式会社
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Publication of JPS5491468U publication Critical patent/JPS5491468U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は窓ガラスの防寒または防暑のために使用する断
熱シートに関するものである。
窓ガラスは断熱性が劣り、特に冬期に室内を暖房しても
、熱がガラスを通じて外部に逃避する欠点がある。
エネルギー節減のため、効率的な冷暖房が望まれている
熱可塑性樹脂発泡シートは軽量で、断熱性に優れていて
窓ガラスの断熱材として好適である。
しかし、熱可塑性樹脂発泡シートを窓ガラスに貼着する
に際して通常の接着剤を使用すると、必要でないときに
熱可塑性樹脂発泡シートを剥離することが困難であり、
寸た、剥離した後、接着剤がガラス表面に残り附着し、
この接着剤を除去するのに多大の手数を要する欠点があ
る。
両面粘着テープを用いて熱可塑性樹脂発泡シートのコー
ナーその他の要所において接着することも可能であるが
、強風で熱可塑性樹脂発泡シートが剥離または破損する
おそれがあり、また接着剤が前記と同様にガラス表面に
附着してその除去が困難である。
本考案者はガラス表面によく接着し、しかも手で剥離し
たとき容易に剥離することができ、またガラス表面に接
着剤が残存しない特定の接着剤を用いることによって、
必要に応じてガラス表面に附着し、また所望に応じて容
易に剥離することができ、繰返し使用に耐える窓ガラス
用断熱シートを得るべく研究の結果本考案をなすに至っ
た。
本考案は熱可塑性樹脂発泡シートの片面に、臨界表面張
力が34〜40ダイン/cm、軟化点が40℃以上、シ
ョアーD硬度が60以下であるポリ酢酸ビニル、ポリア
クリル酸エステルまたはこれらの樹脂の共重合体樹脂か
らなる接着層が積層せられ、該接着層が窓ガラスの面に
剥離自在に貼着されるようにしたことを特徴とする窓ガ
ラス用断熱シートを要旨とするものである。
本考案に使用される熱可塑性樹脂発泡シートはポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂の他、こ
れらの樹脂の共重合体樹脂または混合樹脂に発泡剤を加
えて押出発泡したシートが通常用いられるが、就中、ポ
リエチレン発泡シートの如きポリオレフィン系樹脂の独
立気泡発泡シートが断熱性、弾力性、柔軟性があり、ま
た、強靭であるので最も好ましい。
熱可塑性樹脂発泡シートの密度は低密度が好1しく、一
般に20〜50倍発泡のシートが用いられる。
曾た、耐熱性のよい発泡シートとしては、架橋ポリエチ
レン発泡シート、ポリプロピレン発泡シートが用いられ
る。
また発泡シートの厚みは1〜5一度のものが好適であり
、余りに薄いと断熱効果が不充分となり、厚すぎると採
光が悪くなって好昔しくない。
なお発泡シートは採光をよくするために白色が好ましい
が、僅かに着色を施したものであってもよい。
本考案の接着層に用いられる樹脂はポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸エステルまたはこれらの樹脂の共重合体樹
脂であり、例えば、酢酸ビニル含量が15〜35重量多
の酢酸ビニル−エチレン共重合体等が好適である。
また、これらの樹脂はその臨界表面張力が34〜40ダ
イン/cm、軟化点が40℃以上、ショアーD硬度が6
0以下のものが好lしい。
これらの樹脂は前記熱可塑性樹脂発泡シートによく接着
し、その接着面はガラス表面に貼着したとき、容易に耐
着し、しかもこれを剥離すると接着層はガラス表面に残
存せずに容易に剥離される特徴を有する。
なお、熱可塑性樹脂発泡シートと接着層との間にはシー
トを補強するために補強層が介在されていることが望オ
しい。
かへる補強層としては、紙、織布、不織布、ポリエチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフ
ィルム、ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ナイロンフィルム等の合成樹脂フィルム等を挙げる
ことができる。
特に延伸ポリエチレン細巾フィルムを織製してなるシー
トが好適である。
このような補強層を介在させることにより、シートが一
層強靭となり、発泡シートが破れ難くなり、従って繰返
し使用するとき耐久性が向上するので好ましい。
熱可塑性樹脂発泡シートに直接昔たは前記補強層を介し
て接着層を積層するには、例えば、ホットメルト被覆、
溶液被覆その他通常のコーティング方法によって容易に
被覆することができる。
補強層を介在させる場合には、予め補強層を熱可塑性樹
脂発泡シートに接着してから接着層を被覆するか、或い
は補強層に接着層を被覆した後補強層の接着層を被覆し
ていない面と熱可塑性樹脂発泡シート面を接着せしめる
ことによって本考案の窓ガラス用断熱シートを得ること
ができる。
図面によって本考案を説明すれは、第1図および第2図
は本考案の窓ガラス用断熱シートの断面図であり、1は
約30倍発泡の厚み約ITrWnのポリエチレン発泡シ
ートであり、2はポリエチレン発泡シート10片面に被
覆された接着層である。
接着層2は酢酸ビニル−エチレン共重合体を用いて溶融
押出法によりポリエチレン発泡シート10面に貼着され
ていて、その厚みは約10〜20μである。
第2図においては、ポリエチレン発泡シート1と接着層
2との間に、ポリエチレンフィルム3が介在して積層さ
れたものである。
本考案の窓ガラス用断熱シートを窓ガラスに張付けるに
は、第3図に示す如く、該シートの接着層20面を窓ガ
ラス4に軽く押圧して全面に渡って貼着する。
5はガラス戸の枠である。本考案の窓ガラス用断熱シー
トは窓ガラス全面に貼着されて風雨等によって剥れるこ
とはなく、手で剥離すると容易に剥すことができる。
剥離したとき、ガラスの面に接着層が残留することはな
い。
本考案の窓ガラス用断熱シートは、ガラスの面積に応じ
て適宜切断して使用することができ、昔た長尺のシート
を捲回してもシート同志が強固に接着せず、容易に平板
状に展開することができる。
本考案の窓ガラス用断熱シートを貼着した窓ガラスは断
熱性が優れ、室内の暖房および冷房の効果を著しく向上
せしめることができエネルギーの節減に有益である。
なお、本考案の窓ガラス用断熱シートは室内側から貼着
してもよく、または屋外側から貼着してもよ<、筐た両
面に貼着してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の窓ガラス用析熱シートの
断面図、第3図は窓ガラスに貼着した状態を説明する斜
視図である。 図面中の符号は次の通りである。 1・・・・・・ポリエチレン発泡シート、2・・・・・
・接着層、3・・・・・・ポリエチレンフィルム、4・
・・・・・窓カラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂発泡シート1の片面に、臨界表面張力
    が34〜40ダイン/cm、軟化点40℃以上、ショア
    ーD硬度が60以下であるポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
    ル酸エステル筐たはこれらの共重合体樹脂からなる接着
    層2が積層せられ、該接着層が窓ガラスの面に剥離自在
    に貼着されるようにしたことを特徴とする窓ガラス用断
    熱シート。 2 熱可塑性樹脂発泡シートとポリ酢酸ビニル、ポリア
    クリル酸エステルまたはこれらの樹脂の共重合体樹脂か
    らなる接着層との間に、紙、織布、不織布、ポリエチレ
    ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフ
    ィルム、ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
    ム、渣たはナイロンフィルムからなる補強層が介在して
    積層せしめられたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の窓ガラス用断熱シート。 3 熱可塑性樹脂発泡シートがポリオレフィン系樹脂発
    泡シートである実用新案登録請求の範囲第1項記載の窓
    ガラス断熱シート。
JP1977167237U 1977-12-12 1977-12-12 窓ガラス用断熱シ−ト Expired JPS5824908Y2 (ja)

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JPS5491468U JPS5491468U (ja) 1979-06-28
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WO2015056650A1 (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 リンテック株式会社 断熱フィルム及びその製造方法

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