JPS6348776Y2 - - Google Patents

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JPS6348776Y2
JPS6348776Y2 JP6242985U JP6242985U JPS6348776Y2 JP S6348776 Y2 JPS6348776 Y2 JP S6348776Y2 JP 6242985 U JP6242985 U JP 6242985U JP 6242985 U JP6242985 U JP 6242985U JP S6348776 Y2 JPS6348776 Y2 JP S6348776Y2
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JP
Japan
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sheet
printed
film
urethane resin
thickness
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JP6242985U
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JPS61177184U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アルミニウム製形材に模様を施した
シートを貼着してなるサツシ化粧枠材に関するも
のである。
(従来技術) アルミニウム製サツシの枠材は、一般に押出形
材からなり、装飾を施すために、その表面に木目
模様を印刷したシートを貼着するものが市場に出
廻つてきている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、木目印刷したシートをサツシ枠材に
貼着すると、サツシは通常外気にさらされるので
温度、湿度、風雨に耐えられるものでなければな
らない。特にシートは月日の経過とともに劣化し
たり、剥離現象が発生するのでその対策が不充分
であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
アルミニウム押出形材の枠体に模様印刷シートを
貼着したアルミニウム製サツシ化粧枠材を提供す
るものである。
即ち、本考案は、枠体に模様印刷を施したシー
トを貼着してなるアルミニウム製サツシ化粧枠材
であつて、前記シートは、厚み0.02mm〜0.15mmの
軟質ポリ塩化ビニールフイルムをベースとし、そ
の表面側に模様を印刷し、更にこの印刷面の表面
を0.02mm〜0.15mm厚のウレタン樹脂でフイルム状
にコーテイングした全体厚み0.08mm〜0.25mmの複
合フイルムからなるものを用いた。
(実施例) 以下に本考案をサツシ枠材である無目材に適用
した場合について説明する。
第1図において、上枠材1は左右の縦枠4の上
端部間に止着され、基板11のほぼ中央部には下
向きの凹溝12が設けられており、凹溝12の一
方の側壁にはタイト材の取付溝13が形成されて
いる。
また、基板11の両端部は上方に折曲げられて
側壁14,15が形成され、屋外側の側壁14の
端部には建物躯体への取付部16が設けられてい
る。2は無目本体で、上枠材1の下方にこれと所
定の間隔を隔てて縦枠間に止着され、基板21に
は上枠材1の凹溝12と対向して上向きの凹溝2
2が設けられており、また、基板21の両端部は
下方に折曲げたのち延出されて側壁24,25が
形成され、基板21の下方に設けたフランジ26
と両側壁24,25及び隔壁27とにより障子案
内溝28,29が形成されている。30,31は
内外障子である。3は欄間障子で、上枠材1と無
目本体2の凹溝12,22間に嵌着される。
このように、上部に欄間障子3の案内溝22、
下部に内外障子案内溝28,29を備えた枠体、
無目において木目印刷シートなどの模様印刷シー
トSを貼着した。即ち、無目本体2の表面であつ
て前記障子案内溝28,29を除く部分にシート
Sを貼着したものである。
ここで、以下において、かようなサツシ枠材表
面に適したシートSについて説明する。
シートSには、基本的には塩化ビニール層の表
面にウレタン樹脂を積層してなるものを用いると
良い。即ち、複合フイルムなるシートSは、軟質
ポリ塩化ビニールフイルムをベースとし、その表
面側に木目模様を印刷し、更にこの印刷面の表面
をウレタン樹脂でフイルム状にコーテイングした
厚み0.08mm〜0.25mmのフレキシブルな複合フイル
ムとする。
ベースの軟質ポリ塩化ビニールフイルムは、厚
みが0.02mm〜0.15mmであることが望ましく、その
軟質度は上記複合フイルムとして必要とされる柔
軟性に基づき決定される。
軟質ポリ塩化ビニールフイルムへの印刷は、グ
ラビア印刷などの通常の手段により行われ、この
印刷表面はウレタン系樹脂の透明な薄層でコーテ
イングする。
ウレタン系樹脂(尿素結合、酸アミド結合、そ
の他含む)の薄層は厚みが0.02mm〜0.15mmである
ことが望ましく、それ以上の厚みでは柔軟性に支
障をきたすことがある。
このウレタン樹脂層による被覆は、ウレタン樹
脂自体が基材への接着性が良好であるから特に接
着剤などの必要はなく、ホツトメルトコーテイン
グ法等により簡単に行うことが出来る。また、ウ
レタン樹脂をフイルム状に押出し、溶融状態にあ
るうちに上記塩化ビニール印刷面にラミネートさ
せてもよい。
上記の如く構成されたシートSは、ベースに柔
軟性と強靭さとを備えた軟質ポリ塩化ビニールフ
イルムを選定し、印刷面の被覆には付着性、耐薬
品性、耐摩性にも良好なウレタン樹脂を選定して
いる。
上記軟質ポリ塩化ビニールフイルムは、安価で
多量生産されるばかりか、表面処理をしなくとも
印刷面が剥れ難いなど印刷適性に優れ、難燃性で
あり、物理的強度が大きく、接着剤による接着が
可能である。
また、印刷面を耐候性のよいウレタン樹脂で被
覆しているので、アルミニウム製サツシに使用し
て最適である。また、上記ベース材の腰の弱さ、
ブロツキング性、集塵性等の問題もこのウレタン
樹脂のフイルム状コーテイングにより解決されて
いる。
特に、シートSの厚みをラツピングに適切な
0.08mm〜0.25mmにするとともに、柔軟性と強靭さ
を兼ねた軟質ポリ塩化ビニールフイルムの厚みを
0.02mm〜0.15mmとし、柔軟性の乏しいウレタン樹
脂層を同じく0.02mm〜0.15mmとしている。その結
果シート自体をフレキシブルに構成している。
(考案の効果) 本考案のアルミニウム製サツシ化粧枠材は以上
説明したように、枠体に模様印刷シートを貼着し
てなるものであつて、前記シートは、厚み0.02mm
〜0.15mmの軟質ポリ塩化ビニールフイルムをベー
スとし、その表面側に模様を印刷し、更にこの印
刷面の表面を厚み0.02mm〜0.15mmのウレタン樹脂
でフイルム状にコーテイングした全体厚み0.08mm
〜0.25mmの複合フイルムからなるので、以下の如
き作用効果を奏する。即ち、ベース材としての軟
質ポリ塩化ビニールフイルムは、多量生産で安価
にでき、低密度ポリエチレンフイルムと比較較し
ても、表面処理をしなくとも印刷面が剥れ難い、
難燃性であり、物理的強度が大、接着剤による接
着が可能であり、また、印刷面を耐候性大なるウ
レタン系樹脂で被覆しているので、アルミニウム
製サツシに使用すれば最適である。また、上記ベ
ース材の腰の弱さ、ブロツキング性等の問題もウ
レタン系樹脂のフイルム条コーテイングにより解
決される。特にシートの厚みをラツピングの施し
易い0.08mm〜0.25mmにするとともに、柔軟性と強
靭さを兼ねた軟質ポリ塩化ビニールフイルムの厚
みを0.02mm〜0.15mmとし、ウレタン樹脂層を同じ
く0.02mm〜0.15mmとしているので、シート自体を
フレキシブルに構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアルミニウム製化粧サツシ枠
材である無目材と、実施状態を示す欄間付サツシ
の縦断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体に模様印刷を施したシートSを貼着してな
    るアルミニウム製サツシ化粧枠材であつて、前記
    シートSは、厚み0.02mm〜0.15mmの軟質ポリ塩化
    ビニールフイルムをベースとし、その表面側に模
    様を印刷し、更にこの印刷面の表面を0.02mm〜
    0.15mm厚のウレタン樹脂でフイルム状にコーテイ
    ングした全体厚み0.08mm〜0.25mmの複合フイルム
    からなることを特徴とするアルミニウム製サツシ
    化粧枠材。
JP6242985U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPS6348776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242985U JPS6348776Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242985U JPS6348776Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177184U JPS61177184U (ja) 1986-11-05
JPS6348776Y2 true JPS6348776Y2 (ja) 1988-12-15

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ID=30591634

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JP6242985U Expired JPS6348776Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61177184U (ja) 1986-11-05

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