JPH0333555Y2 - - Google Patents

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JPH0333555Y2
JPH0333555Y2 JP1982112474U JP11247482U JPH0333555Y2 JP H0333555 Y2 JPH0333555 Y2 JP H0333555Y2 JP 1982112474 U JP1982112474 U JP 1982112474U JP 11247482 U JP11247482 U JP 11247482U JP H0333555 Y2 JPH0333555 Y2 JP H0333555Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
molding
double
adhesive tape
cushion layer
Prior art date
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Application number
JP1982112474U
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English (en)
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JPS5916255U (ja
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Publication of JPH0333555Y2 publication Critical patent/JPH0333555Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は耐久性にすぐれた両面接着テープを含
む自動車等のサイドモールに使用されるモールに
関する。
自動車用サイドモールとして押出成形等で成形
された帯状のモール本体と、該モール本体の裏面
に接着された、自動車の側面に接着するための両
面接着テープとよりなるモールが知られている。
本考案者等は、従来の両面接着テープを用いた
モールを種々検討した結果、両面接着テープの上
側の接着層とモール本体の裏面との接着および両
面接着テープの下側の接着層と自動車ボデイとの
接着面に気泡が残り接着が完全でない場合がある
ことを見い出した。そして本考案者は両面接着テ
ープに一定のクツシヨン層を含ませることによ
り、接着面の気泡が少なくなり、完全な接合に近
づくことを確認した。そのことを活用して、装飾
性にすぐれ接着性が大幅に向上したモールを提供
するために、本考案を完成したものである。
すなわち、本考案のモールは、帯状の透明なモ
ール本体と、その裏面に接合した両面接着テープ
を、モール本体と接着された第1接着層と、厚さ
0.3〜3mm、密度0.02〜0.2g/cm3、セル粒径1.0mm
以下のクツシヨン層と、第1接着層とクツシヨン
層との間に設けられた模様等の装飾をもつ装飾層
と、クツシヨン層の他方の面に接合された第2接
着層とからなることを特徴とするものである。
本考案のモールの特色をなす両面接着テープ
は、上記したクツシヨン層を含むため、両面接着
テープの両面にある第1、第2接着層が均一にモ
ール本体の下面および自動車ボデイに押し付けら
れ、気泡が少ない接合が可能となる。クツシヨン
層の厚さは0.3〜3mm、より好ましくは0.8〜1.5mm
がよい。厚さが薄くなると接合が悪くなる。また
厚さを3mm以上にしても接合改善の効果は少な
く、逆に両面接着テープが厚くなり、自動車ボデ
イに接合したとき、ボデイとモール本体との間に
大きな隙間が形成される。クツシヨン層の密度は
0.02〜0.2g/cm2、より好ましくは0.05〜0.15g/
cm3程度である。密度が高くなると接合が悪くな
る。逆に密度が低くなると機械的強度が低下す
る。セル粒径は1.0mm以下、より好ましくは0.5mm
以下がよい。粒径が大きいと接合面に気泡が残り
やすい。具体的には、粒径0.5mm以下の高発泡ポ
リエチレンシートが最適である。
両面接着テープの第1、第2接着層を構成する
接着剤としてはプチルゴム系、アクリル系等、従
来の接着剤をそのまま使用することができる。
なお、モールが目的の自動車ボデイ等に接着さ
れるまでの間、両面接着テープの下面を構成する
第2接着層の表面を離型紙等で覆い、第2接着層
を保護するのが好ましい。
帯状のモール本体は、軟質アクリル樹指、軟質
塩化ビニル樹脂等の押出成形材を従来と同様に使
用できる。
さらに、モール本体が透明であるため、モール
本体の裏面と両面接着テープとの接合面の状態が
モール本体表面より観察可能となる。このとき、
上記接合面に気泡が残留するとモールの装飾性が
大きく低下するが、本考案のモールにおいては耐
久性とともに装飾性が向上する。
そして、モールに文字、記号等の加飾体を付す
るために、両面接着テープのクツシヨン層とその
上側の第1接着層との間に装飾層を設ける。この
装飾層は透明樹指フイルムで、その裏面に文字等
の加飾体が印刷、熱圧転写その他の方法で付され
ている。この装飾層はその加飾体を付した面とク
ツシヨン層の上面とを従来一般的に行なわれてい
るラミネート法、即ち、熱ラミネート法やドライ
ラミネート法等で接着する。上側の第1接着層は
装飾層の上面に形成される。
この装飾層を設けることによりモールに文字、
模様等の加飾体を付すことができる。この場合モ
ール本体と第1接着層との接着は気泡がほとんど
含まれていないため、加飾体の装飾効果が低下す
ることなくモール表面より観察できる。
以下、実施例により説明する。
軟質アクリルを押し出し成形し、幅5cm、厚さ
約0.5cmの長尺体を作り、これを約100cmに切断し
て、透明帯状のモール本体1を作つた。
次に、密度0.10g/cm3、平均気泡粒径0.3mm、
厚さ1.2mm、幅4cmの帯状のポリエチレン発泡シ
ートをクツシヨン層21とした。そして、裏面に
文字を印刷して加飾体221とした厚さ0.03mmの
低密度ポリエチレンシートを装飾層222とし、
その装飾騒222をその加飾体221をもつ面を
クツシヨン層21の上面に接触させ熱ラミネート
法で一体的に接合した。そしてアクリルエマルジ
ヨン系よりなる粘着剤を厚さ約0.04mm被覆し、第
1接着層22、第2接着層23とした。また、第
2接着層23に離型紙24を張り付け両面テープ
2を作つた。この両面テープ2の上側の第1接着
層22をモール本体1の裏面に常温状態で5Kgの
加圧ローラで押圧して張り付けた。
このモールのモール本体と両面接着テープとの
接着性はぬれ効率で96%であり、第1接着層22
は光を通すため、加飾体221がモール本体1の
表面よりくつきりと見えた。なおぬれ効率とは 〔みかけの接合面積−気泡の占める面積/みか
けの接合面積〕×100で表示される。
比較例として、上記実施例のポリエチレン発泡
体シート21に代えて、密度0.5g/cm3、平均気
泡粒径1.2mm、厚さ1.2mm、幅4cmのネオプレンゴ
ム発泡体シートを用い、実施例と同様に両面接着
テープを作つた。そして実施例と同じモール本体
の裏面に同じ方法でこの両面接着テープを押しつ
けモールを製造した。このモールのモール本体と
両面接着テープとの接着性はぬれ効率で43%であ
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるモールの縦断面
図である。 1……モール本体、2……両面接着テープ、2
1……クツシヨン層、22……第1接着層、23
……第2接着層、24……離型紙、221……加
飾体、222……装飾層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 帯状の透明なモール本体と該モール本体の裏面
    に接着された両面接着テープとよりなるモールに
    おいて、 該両面テープはモール本体と接着されて第1接
    着層と、厚さ0.3〜3mm、密度0.02〜0.2g/cm3
    セル粒径1.0mm以下のクツシヨン層と、該第1接
    着層と該クツシヨン層との間に設けられた模様等
    の装飾をもつ装飾層と、該クツシヨン層の他方の
    面に接合された第2接着層とからなることを特徴
    とするモール。
JP11247482U 1982-07-23 1982-07-23 モ−ル Granted JPS5916255U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11247482U JPS5916255U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 モ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11247482U JPS5916255U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 モ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5916255U JPS5916255U (ja) 1984-01-31
JPH0333555Y2 true JPH0333555Y2 (ja) 1991-07-16

Family

ID=30260726

Family Applications (1)

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JP11247482U Granted JPS5916255U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 モ−ル

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JP (1) JPS5916255U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613618Y2 (ja) * 1979-11-05 1986-02-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5916255U (ja) 1984-01-31

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