JPH059755Y2 - - Google Patents

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JPH059755Y2
JPH059755Y2 JP679186U JP679186U JPH059755Y2 JP H059755 Y2 JPH059755 Y2 JP H059755Y2 JP 679186 U JP679186 U JP 679186U JP 679186 U JP679186 U JP 679186U JP H059755 Y2 JPH059755 Y2 JP H059755Y2
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JP
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covering material
panel body
bent
gap
panel
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JP679186U
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は四辺にコ字状の折曲部を有する方形の
パネル本体の表面に布、皮革等の表装材を張設し
た構造に関するもので、従来この種の布張り構造
では布の隅角部に切欠部を設けて隅角部において
互いに切目が隣接するようにしているため、接ぎ
目が外観を損じ、また使用中、切目から織糸がほ
ぐれて見栄えが悪くなる等の欠点があつたので、
切欠部を設けずに隅角部に連続して張設し得るよ
うにしたものである。
次にその詳細をキヤビネツト等の外側に取付け
て使用する吸音パネルに実施した一例を示す図に
ついて説明すると、第1図イにおいて1は四辺に
コ字状の折曲部2,2……を有する金属板製方形
のパネル本体で、パネル本体1は第1図ロの鎖線
で示す展開図における如く基板3の四辺に折線4
を介し折曲板部5,5……を有し、さらに折曲板
部5,5……の外側に折線6を介し折曲片7,7
……を有し、これらの折曲板部5,5……および
折曲片7,7……を各折曲線4,6から内方に折
曲して形成されている。
而してパネル本体1の内向きの折曲片7,7…
…の互いに隣接する側縁7′,7′の間には適当な
間隙aが設けられている。図ではこの間隙aはほ
ぼ30°の角度に設定されているがその他適当な角
度、形状に設定してもよい。
第1図ロにおいて実線で示す8はパネル本体1
に張設さるべき布もしくは皮革等からなる表装材
で、表装材8はパネル本体1の内向きの折曲片
7,7……までを被覆し得る寸度でしかも方形に
形成されている。
従つて折曲形成されたパネル本体1の基板3、
各折曲板部5,5……および折曲片7,7……の
表面に適当な接着材を塗布して表装材8を張設し
た際、折曲板部5の側縁5′,5′、折曲片7の側
縁7′,7′で区画された表装材8の隅部b(第1
図ロ)は余剰部分となるが、この余剰部分bは切
除せずに上記内向きの折曲片7の側縁7′,7′の
間隙aから折曲部2内に引入れて収納する。(第
2図参照)。かくすることにより隅角部において
表装材8の接ぎ目を生せず連続した表装を施すこ
とができ、また従来の如く表装材8の隅部に切欠
部を設けたものと異なり、切目から織糸等がほぐ
れることがなく、従つて外観を損ずる等のことも
なく見栄えの良好な表装が得られる。またパネル
本体の隅角部が表装材で包まれるので補強され
る。
通常使用されるパネルの全体の厚さは約3cm程
度であり、この程度では上記間隙aから表装材8
の隅部余剰部分bを充分に折曲部2内に引込むこ
とができるが、全体の厚さがさらに増大した場合
などでは、図示しないが隅角部における隣接する
折曲板部5,5の側縁5′,5′の間にも適当な間
隙を設け、この間隙からも余剰部分bを折曲部内
に引入れるようにしてもよい。この場合、折曲片
7,7の側縁7′,7′は角度を付けず、側縁5′,
5′の間隙に従い互いに平行に延出せしめて間隙
aを形成してもよい。
この場合は折曲板部5,5の隅角部に表装材8
の接ぎ目を生ずるが布等の切目が現われないため
外観が良好であり、また織糸がほぐれる等のおそ
れもなくなる。余剰部分bのうち、不要な角部な
どは切断してもよい。表装材8はパネル本体1を
折曲げる前にその表面に貼付しておいてもよい。
第1図ハにおいて9はパネル本体1の内部に装
着すべき発泡ウレタン等からなる吸音材で接着剤
等により取付けられる。
第3図はこの吸音パネルをフアイリングキヤビ
ネツト等の家具の外側に取付けた状態を示し、家
具本体10の側面、後面等外面の上部にはパネル
本体1の両側の内向き折曲片7,7間の間隙に相
当する長さの取付板部11aの上縁に、パネル本
体1の上部折曲部2に嵌合してこれを支持するほ
ぼ倒L字状の折曲部11bを取付板部11aとの
間に適度の段差を設けて形成し、取付板部11a
の両端縁にはそれぞれ折曲縁11cを形成した上
部取付板11が取付板部11aを止めねじ12,
12……で止着して取付けられ、また家具本体1
0の外面下部には、上部取付板11と同様ほぼパ
ネル本体1両側の折曲片7,7間の間隙にほぼ相
当する長さの長手方向に延出する取付板部13a
の下縁に、パネル本体1の下部折曲片7に係合す
る下方に張出部13b′を有する断面ほぼV形状の
保持片13bを突設した下部取付板13が上部取
付板11と同様に取付板部13aを止めねじ1
4,14……で止着して取付けられており、パネ
ル本体1はその上部折曲2を上部取付板11の折
曲部11bに被嵌し、下部折曲部2の内向きの折
曲片7を下部取付板13の保持片13bに弾発的
に係止して家具本体10の外面に取付けられ、内
部の吸音材9と表装材8により音を吸収するので
家具本体10の油斗或は扉等開閉時の金属音等を
減少することができ、また表装材3により美感を
与えることができる。この場合、上述のように表
装材8隅部の余剰部分bが内向き折曲片7の間隙
aからコ字状折曲部2内に収納されているので平
坦な折曲片7,7……の面が得られ、家具外面へ
の取付けに支障はない。本考案の表装材の張設構
造は間仕切用パネル等にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し第1図は分解斜
視図、第2図は表装材の張設状態の1例を示すパ
ネル本体の部分斜視図、第3図は本考案パネルの
取付状態を示す縦断側面図である。 1……パネル本体、8……表装材、9……吸音
材、10……家具本体、11,13……取付板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四辺にコ字状の折曲部2を有する方形のパネル
    本体1の表面に布、皮革等の表装材8を張設した
    構造において、上記パネル本体1の隅部における
    隣接する内向きの折曲片7,7の側縁7′,7′間
    に適当な間隙aを設けると共に、上記表装材8を
    上記各内向折曲片7,7……まで被覆し得る寸法
    のほぼ方形に形成し、張設した際、該表装材8の
    隅部余剰部分bを上記間隙aから折曲部2内に引
    込み収納してなるパネルにおける表装材の張設構
    造。
JP679186U 1986-01-21 1986-01-21 Expired - Lifetime JPH059755Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP679186U JPH059755Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JP679186U JPH059755Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JPS62120799U JPS62120799U (ja) 1987-07-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2567440Y2 (ja) * 1989-10-05 1998-04-02 コクヨ株式会社 ロッカー
JP5870050B2 (ja) * 2013-02-06 2016-02-24 永大産業株式会社 システムキッチンのベースキャビネット
JP6211567B2 (ja) * 2015-08-11 2017-10-11 永大産業株式会社 システムキッチンのベースキャビネット

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JPS62120799U (ja) 1987-07-31

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