JPH0752851Y2 - パネルの表装材張設装置 - Google Patents

パネルの表装材張設装置

Info

Publication number
JPH0752851Y2
JPH0752851Y2 JP5241990U JP5241990U JPH0752851Y2 JP H0752851 Y2 JPH0752851 Y2 JP H0752851Y2 JP 5241990 U JP5241990 U JP 5241990U JP 5241990 U JP5241990 U JP 5241990U JP H0752851 Y2 JPH0752851 Y2 JP H0752851Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
folded
covering material
stopper
panel body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5241990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0411838U (ja
Inventor
道晴 田崎
Original Assignee
共栄工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 共栄工業株式会社 filed Critical 共栄工業株式会社
Priority to JP5241990U priority Critical patent/JPH0752851Y2/ja
Publication of JPH0411838U publication Critical patent/JPH0411838U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0752851Y2 publication Critical patent/JPH0752851Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は裏側の四辺にコ字状の折曲部を有する方形のパ
ネル本体の表面に布、皮革等の表装材を張設する張設装
置に関するものである。
従来のこの種のパネルでは表装材の全面をパネル本体に
接着剤等で固着していたので張設作業に手数が掛る上、
取外しが困難であった。
本考案はパネル本体の表面に単に重ね合せ、パネルの折
曲部に沿い折曲げた表装材の周辺部をさらに折曲部の端
縁の裏側に折返し折返部を形成し、この折返部を止め具
で折曲部の端縁に止着するようにしたもので、接着剤等
を使用せぬため張設作業が極めて簡便に行われる上、取
外しが容易で、洗濯、張替え等も極めて容易に行い得る
ものである。
次にその詳細を間仕切用パネルのパネル板に実施した図
について説明する。
第1図において(1)は裏側の四辺にコ字状の折曲部
(2),(2)…を有する金属板製方形のパネル本体
で、折曲部(2)の内向きの折曲片(2′),(2′)
の互いに隣接する側縁(3),(3)の間には適度の間
隙(a)を設けてある。また折曲片(2′)の内縁には
段部(4)が設けられている。
第2図における(5)は表装剤で、布、皮革、合成樹脂
シートその他適当な材料で作られ、上記パネル本体
(1)の表面から折曲片(2′)の裏側までまわり込む
大きさに作られている。
第3図における(6)は止め具の一例を示し、合成樹脂
等弾力性を有する材料で作られ、後記する折返支部
(A)を挿入する受溝を形成するよう挟み片(6′),
(6′)を対向して有する断面ほぼU字状で、ほぼ上記
折曲片(2′)と同じ長さに形成され、挟み片
(6′),(6′)の長手縁には内向きの突条(7)が
突設されている。この止め具はばね板などで構成しても
よい。
この止め具(6)を使用して表装材を張設するには、一
例として先ず表装材(5)を床面もしくは作業台上に展
げてその上にパネル本体(1)を表面を下にして重ね合
せ、表装材(5)の四辺をパネル本体のコ字状折曲部
(2)に沿い折曲げ、さらに折曲片(2′)の裏側に折
返し折返部(A)を形成し(第4図)、この折返部
(A)に止め具(6)の挟み片(6′),(6′)によ
り形成された上記受溝を嵌着し、挟み片(6′),
(6′)に弾発的に挟持させるだけの極めて簡単な操作
で表装材(5)を強固に張設することができ、また止め
具(6)を取外すだけで表装材(5)を取外すことがで
き、洗濯、張替え等に便利である。張設の際、上記折曲
片(2′)に形成された段部(4)により挟み片
(6′)と折曲片(2′)上の表装材(5)がほぼ同一
平面となる。また折曲げにより生じた表装材(5)の隅
部余剰部分は上記パネル本体折曲部(2)隅部の間隙
(a)から折曲部(2)内に引込むことができるので、
この部分もほぼ平坦面となり、このパネル本体(1)を
間仕切用パネルの枠体の平坦な面に取付ける場合、好都
合である。、止め具(6)は適当長さに分割してもよ
く、またばねを使用した書類挟み、物干し用挟み等に類
似の公知の止め具等も使用することができる。
第5図〜第7図は本考案の他の実施例を示し、この場合
はパネル本体(1)の折曲片(2′)の端縁をさらに内
側に折曲げ折曲端縁(8)を形成してある。而してこの
場合の止め具は第7図の(10)に示すように上記折曲端
縁(8)の係合する係合溝(9)を有する断面ほぼ凹字
状で、上例と同様パネル本体の折曲片(2′)とほぼ同
じ長さに形成してある。この止め具(10)もゴム、合成
樹脂等弾力性があり、また適度の摩擦抵抗のある材料が
好ましい。
この止め具(10)により表装材を張設するには、上例と
同様パネル本体(1)の表面に重ね合せた表装材(5)
の周辺部をパネル本体のコ字状折曲部(2)に沿い折曲
げ、さらに折曲端縁(8)の裏側に折返し折返部(A)
を形成し、この折返部(A)を止め具(10)の係合溝
(9)に係合すると共に、止め具(10)を折曲端縁
(8)とパネル本体(1)の裏面の間に弾発的に係合さ
せることにより折返部(A)を折曲端縁(8)に押圧し
て、同端縁(8)に止着させる。この場合の張設作業も
極めて簡単であり、取外しも容易である。尚第6図にお
いては表装材(5)の周縁をさらに延出して止め具(1
0)とパネル本体(1)の裏面との間でも挟着するよう
にしてあり、この場合はさらに強固に締着することがで
き、また取外しの場合は、この表装材(5)の周縁をや
や強く引くだけで簡単に止め具(10)を取外すことがで
きて便利である。また、この場合も折曲げにより生じた
表装材(5)の隅部余剰部分はパネル本体折曲部(2)
隅部の間隙(a)から折曲部(2)内に引込むことがで
き、折曲部(2′)の部分を平坦に保持することができ
る。この止め具(10)の長さも適当に分割してもよい。
本考案においては上述のように表装材(5)の周辺部を
パネル本体折曲部(2)の折曲端縁の裏側に折返し部
(A)を形成し、この折返部(A)を止め具により弾発
的にパネル本体の折曲部端縁に押圧して止着するように
したから、表装材の張力により表装材の折返部が折曲端
縁に係止され、戻りが防止されるので、表装材にゆるみ
がなく、常に緊張状態に保持することができ、また着脱
が容易で洗濯、張替え等も極めて簡便に行い得る等の実
用的な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はパネル本体の斜
視図、第2図は表装材の斜視図、第3図は止め具の拡大
斜視図、第4図は表装材を張設した状態のパネル本体端
縁部の拡大断面図、以下他の実施例を示し、第5図はパ
ネル本体の斜視図、第6図は表装材を張設した状態のパ
ネル本体端縁部の拡大断面図、第7図は止め具の拡大斜
視図である。 (1)……パネル本体、(2)……折曲部、(5)……
表装材、(6),(10)……止め具。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四辺の裏側にコ字状の折曲部(2)を有す
    る方形のパネル本体(1)の表面に重ね合わせ、周辺部
    を上記折曲部(2)に沿い折曲げた布、皮革等からなる
    表装材(5)の該周辺部をさらに上記折曲部(2)の折
    曲端縁の裏側に折返し折返部(A)を形成し、該折返部
    (A)を止め具をもって折曲部(2)の端縁に弾発的か
    つ着脱自在に止着するようにしたパネルの表装材張設装
    置。
  2. 【請求項2】四辺の裏側にコ字状の折曲部(2)を有す
    る方形のパネル本体(1)の表面に重ね合わせ、周辺部
    を上記折曲部(2)に沿い折曲げた布、皮革等からなる
    表装材(5)の該周辺部をさらに上記折曲部(2)の折
    曲端縁の裏側に折返し折返部(A)を形成し、該折返部
    (A)を挿入する受溝を形成するよう挟み片(6′),
    (6′)を対向して有する止め具(6)を設け、該止め
    具(6)の受溝を上記折返部(A)に嵌着することによ
    り該折返部を上記挟み片(6′),(6′)に弾発的か
    つ着脱自在に挟持せしめたパネルの表装材張設装置。
  3. 【請求項3】四辺の裏側にコ字状の折曲部(2)を有す
    る方形のパネル本体(1)の折曲部(2)の折曲片
    (2′)の端縁をさらに内方へ折曲げて折曲端縁(8)
    を形成し、上記パネル本体(1)の表面に重ね合わせ、
    周辺部を上記折曲部(2)に沿い折曲げた布、皮革等か
    らなる表装材(5)の該周辺部をさらに上記折曲部
    (2)の折曲端縁(8)の裏側に折返し折返部(A)を
    形成し、該折返部(A)を一面に係合溝(9)を有する
    止め具(10)の該係合溝(9)に係合すると共に、該止
    め具(10)を上記折曲端縁(8)とパネル本体(1)の
    裏面の間に弾発的かつ着脱自在に係合せしめたパネルの
    表装材張設装置。
JP5241990U 1990-05-19 1990-05-19 パネルの表装材張設装置 Expired - Lifetime JPH0752851Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5241990U JPH0752851Y2 (ja) 1990-05-19 1990-05-19 パネルの表装材張設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5241990U JPH0752851Y2 (ja) 1990-05-19 1990-05-19 パネルの表装材張設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0411838U JPH0411838U (ja) 1992-01-30
JPH0752851Y2 true JPH0752851Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31572707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5241990U Expired - Lifetime JPH0752851Y2 (ja) 1990-05-19 1990-05-19 パネルの表装材張設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0752851Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086434B2 (ja) * 1992-09-18 1996-01-24 三菱マテリアル建材株式会社 不燃化粧板の製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0411838U (ja) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6575295B2 (en) Paint brush bristle cover
US20110107627A1 (en) Canvas stretching system with reusable corner clamps
US2804135A (en) Screen for automobile window
JPH0752851Y2 (ja) パネルの表装材張設装置
JP3821869B2 (ja) 椅子用表皮部材の取付構造
JPS6168100A (ja) アイロン台
US5371961A (en) Pad and sheet tacking in ironing board cover
JP4030053B2 (ja) コンソールリッドの製造方法
JP2505271Y2 (ja) パネルの表装材張設装置
US5448863A (en) Covered wall unit and method of making same
JPH0730812Y2 (ja) パネルの表装材張設装置
JPS6233132Y2 (ja)
JPH059755Y2 (ja)
JP2004090680A (ja) 自動車用ドア構造
JPH0120148Y2 (ja)
JPS5938955Y2 (ja) 座席シ−ト
JPH0310133Y2 (ja)
JP2001309726A (ja) シートの定着装置
JP3448133B2 (ja) 椅子用表皮部材の取付構造
JPS6211485Y2 (ja)
JPH033267Y2 (ja)
JPH0425457Y2 (ja)
JPH04795Y2 (ja)
JPH0575Y2 (ja)
JPS5940878Y2 (ja) シ−トの表皮取着装置