JP3218686B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

Info

Publication number
JP3218686B2
JP3218686B2 JP13425792A JP13425792A JP3218686B2 JP 3218686 B2 JP3218686 B2 JP 3218686B2 JP 13425792 A JP13425792 A JP 13425792A JP 13425792 A JP13425792 A JP 13425792A JP 3218686 B2 JP3218686 B2 JP 3218686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
pillar
door glass
pillar weather
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13425792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05301548A (ja
Inventor
篤志 彦坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP13425792A priority Critical patent/JP3218686B2/ja
Publication of JPH05301548A publication Critical patent/JPH05301548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3218686B2 publication Critical patent/JP3218686B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特にセンタピラーに取付けられるウエザストリップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すようなサッシュレスドア1
A、1Bを備えた自動車のセンタピラー2には、フロン
トドアガラス3Aの後端縁およびリヤドアガラス3Bの
前端縁が圧接するウエザストリップ(以下、ピラーウエ
ザストリップという)が取付けられている。ピラーウエ
ザストリップには、フロント側とリヤ側を一体とした一
体タイプと、両者を別体とした別体タイプがある(実開
平2−135327号)。
【0003】図5に示すように、一体タイプのピラーウ
エザストリップ4では、その上端とフロント側およびリ
ヤ側のルーフサイドウエザストリップ5A、5BとはT
字形の型成形接続部6で接続される。一方、図6に示す
ように別体タイプのピラーウエザストリップ4A、4B
は通常、それぞれがルーフサイドウエザストリップ5
A、5BにL字形の型成形接続部6A、6Bで接続され
る。
【0004】そして、この両タイプを比較すると、一体
タイプ4は、外観的に一体感があって見栄えがよいが、
接続部6を成形するための金型の構造が複雑であり、ま
た3本のウエザストリップの端部を1つの金型内にセッ
トしなければならないので成形作業も複雑であるととも
に、一体とされたルーフサイドウエザストリップ5A、
5Bおよびピラーウエザストリップ4を同時に車体に組
付けなければならず、組付作業が面倒である。
【0005】これに対して、別体タイプ4A、4Bは、
接続部6A、6Bを成形する金型の構造がシンプルであ
って成形作業も容易であるとともに、車体への組付けも
フロント側とリヤ側を別々に行ない得るから組付作業が
容易である。しかしながら、ピラー部の外観において一
体感に欠け、見栄えが劣る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は一体タ
イプの外観を有し、かつ別体タイプの組付けおよび型成
形接続作業の容易性を有するピラーウエザストリップを
提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は図2に示すよう
センタピラー2に取付けるピラーウエザストリップを
フロント側の第1のピラーウエザストリップ7Aとリヤ
側の第2のピラーウエザストリップ7Bで構成し、両ピ
ラーウエザストリップ7A、7Bはセンタピラー2への
取付部71および取付部71の外端から車外方向に伸び
て互いに対向する衝合部72をソリッド材で形成すると
ともにドアガラス3A、3Bが圧接する中空状のシール
部74をスポンジ材で形成し、両ウエザストリップ7
A、7Bの衝合部72を衝合密着せしめて取付部71を
センタピラー2に重ね合わせビス10等の固定具により
センタピラー2に固定し、両ウエザストリップ7A、7
Bの衝合部72の外端に形成した断面T字形の外端突縁
730断面C字形の1本のモール75を覆嵌したこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】しかして本発明によれば、ピラーウエザストリ
ップを分割タイプとしたことで車体への組付けが容易と
なり、分割された両ウエザストリツプの衝合端をモール
で覆嵌したことで一体タイプの外観が与えられる。
【0009】
【実施例】図1および図2に示す実施例において、図1
に示すように、ピラーウエザストリップ7は2本のピラ
ーウエザストリップ7A、7Bよりなる。フロント側の
第1のピラーウエザストリップ7Aの上端はL字形の型
成形接続部8Aによりフロント側のルーフサイドウエザ
ストリップ5Aに接続され、リヤ側の第2のピラーウエ
ザストリップ7Bの上端はL字形の型成形接続部8Bに
よりリヤ側のルーフサイドウエザストリップ5Bに接続
されている。両ピラーウエザストリップ7A、7Bの下
端にはそれぞれ型成形端末部70A、70Bが形成して
ある。
【0010】図2に示すように、センタピラー2の外面
は断面山型形状としてあり、フロント側の傾斜面21a
が第1のピラーウエザストリップ7Aの取付面を形成
し、リヤ側の傾斜面21bが第2のピラーウエザストリ
ップ7Bの取付面を形成している。センタピラー2の前
後のフランジ22a、22bにはそれぞれトリム9A、
9Bが覆着してある。
【0011】両ピラーウエザストリップ7A、7Bはほ
ぼ同一構造を有しており、その構造を第1のピラーウエ
ザストリップ7Aにより説明する。
【0012】第1のピラーウエザストリップ7Aはゴム
の一体押出成形体で、フロントピラー2の傾斜面21a
に沿う取付部71と、取付部71の外端から車外方向へ
伸びる衝合部72を備えており、衝合部72の外端には
前方へ断面L字形に屈曲する突縁73が形成してある。
取付部71および突縁73を含む衝合部72はソリッド
ゴムで構成されている。取付部71には平板状の補強イ
ンサート76が埋設してある。
【0013】衝合部72からはスポンジゴムよりなる中
空状のシール部74が突出しており、該シール部74に
フロントドアガラス3Aの後端縁が圧接される。取付部
71の内端からは、先端にシールリップ771を有する
サブシール部77が突出しており、シールリップ771
がフロントドアガラス3Aの後部内面に圧接する。
【0014】第2のピラーウエザストリップ7Bは、第
1のピラーウエザストリップ7Aと前後方向に対称形状
となっており、対応部分を同一符号により示す。第2の
ピラーウエザストリップ7Bでは、その中空状のシール
部74がリヤドアガラス3Bの前端縁に圧接し、サブシ
ール部77のリップ771がリヤドアガラス3Bの前部
内面に圧接する。
【0015】両ピラーウエザストリップ7A、7Bは、
その衝合部72をセンタピラー2の外面の頂点位置で衝
合密着せしめた状態で、取付部71をそれぞれセンタピ
ラー2の前後の傾斜取付面21a、21bにビス10に
て固定することにより取付けられる。この結果、両ピラ
ーウエザストリップ7A、7Bの衝合外端では、断面L
字形の両突縁73が密着して断面T字形の外端突縁73
となる。なお、型成形接続部8A、8B(図1)にも
上記L字形の突縁73を延長する突縁が形成されてお
り、両ピラーウエザストリップ7A、7Bを取付けるこ
とにより、衝合端に沿って上下方向に伸びるT字形とな
った外端突縁730が形成される。
【0016】そしてT字形となった外端突縁730にそ
の上方側から下方へと断面C字形の1本のモール75を
覆嵌することで、中央にモール75を備え、第1および
第2のピラーウエザストリップ7A、7Bが外観上一体
化されたピラーウエザストリップが構成される。
【0017】図3は他の実施例を示すもので、上記実施
例との相違点を中心に説明する。
【0018】第1のピラーウエザストリップ7Aと第2
のピラーウエザストリップ7Bの衝合部72の合せ面に
は互に嵌合する段部721が形成してあり、これにより
両衝合部72の位置合せが容易となる。
【0019】両ピラーウエザストリップ7A、7Bに
は、取付部71および衝合部72を周壁の一部とし、内
部に仕切壁740を有する中空状のシール部74が形成
してある。
【0020】両ピラーウエザストリップ7A、7Bを固
定する固定具としてピン付きクリップ12を用い、重ね
合わされた第1のピラーウエザストリップ7Aの取付部
71およびセンタピラー2の傾斜角21a、および第2
のピラーウエザストリップ7Bの取付部71およびセン
タピラー2の傾斜面21bにそれぞれ予め貫通せしめた
クリップ12に、ピン120をシール部74を介して外
部から押込むことにより両ピラーウエザストリップ7
A、7Bが固定される。本実施例のピラーウエザストリ
ップ7A、7Bはドアガラス3A、3Bの内面に圧接す
るサブシール部77(図2)を有しない。他の構造は上
記実施例と実質的に同じであり、対応部分を同一符号に
て示す。
【0021】
【発明の効果】本発明はピラーウエザストリップを分割
タイプとしたから、第1のピラーウエザストリップを含
むフロントドアガラスシール用のウエザストリップと、
第2のピラーウエザストリップを含むリヤドアガラスシ
ール用のウエザストリップを別個に車体に組付けること
ができるから組付作業が容易である。また、第1および
第2のウエザストリップは外観に現れる衝合端がモール
によって覆われているから、一体タイプの良好な見栄え
が与えられる。また衝合端の外端突縁へのモールの取付
けも容易になされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピラーウエザストリップの第1の実施
例の正面図である。
【図2】上記ピラーウエザストリップの図1のII−II線
に沿う位置での取付状態断面図である。
【図3】本発明の他のピラーウエザストリップの取付状
態断面図である。
【図4】本発明のピラーウエザストリップが適用される
自動車の側面図である。
【図5】従来のピラーウエザストリップの上部の正面図
である。
【図6】従来の他のピラーウエザストリップの上部の正
面図である。
【符号の説明】
2 センタピラー 3A フロントドアガラス 3B リヤドアガラス 5A、5B ルーフサイドウエザストリップ 7A 第1のピラーウエザストリップ 7B 第2のピラーウエザストリップ 71 取付部 72 衝合部730 T字形外端突縁 75 モール10 ビス(固定具) 12 クリップ(固定具)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のセンタピラー(2)外面の前半
    部に沿って取付けられてフロントドアガラス(3A)
    後端縁が圧接される第1のピラーウエザストリップ(7
    A)と、センタピラー(2)外面の後半部に沿って取付
    けられてリヤドアガラス(3B)の前端縁が圧接される
    第2のピラーウエザストリップ(7B)とからなり、両
    ピラーウエザストリップ(7A)、(7B)はセンタピ
    ラー(2)外面へ取付けるソリッド材の取付部(71)
    および取付部(71)の外端から車外方向へ伸びて相互
    に対向する衝合部(72)と、ドアガラス(3A)、
    (3B)が圧接するスポンジ材のシール部(74)を備
    え、両ピラーウエザストリップ(7A)(7B)は衝
    合部(72)を衝合密着せしめて取付部(71)をセン
    タピラー(2)に重ね合わせてビス(10)等の固定具
    により固定し、互に衝合密着する両ピラーウエザストリ
    ップ(7A)、(7B)の衝合部(72)外端を形成
    する断面T字形の外端突縁(730)断面C字形の
    本のモール(75)で覆嵌してなる自動車用ウエザスト
    リップ。
JP13425792A 1992-04-27 1992-04-27 自動車用ウエザストリップ Expired - Fee Related JP3218686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13425792A JP3218686B2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動車用ウエザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13425792A JP3218686B2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動車用ウエザストリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05301548A JPH05301548A (ja) 1993-11-16
JP3218686B2 true JP3218686B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=15124075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13425792A Expired - Fee Related JP3218686B2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動車用ウエザストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3218686B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05301548A (ja) 1993-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2784866B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP3218686B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2756968B2 (ja) 車両用ルーフドリップモール
JPH0537692Y2 (ja)
JPH0646742Y2 (ja) ドアガラスランのコーナ部構造
JP3736888B2 (ja) ドアグラスラン
JPH0626424Y2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPH0798451B2 (ja) サツシユレス車のウインドウエザ−ストリツプ
JP2531311B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2554865Y2 (ja) リヤードア用ウェザーストリップ
JPH0340670Y2 (ja)
JPH0622589Y2 (ja) ドアシール装置
JP2529376Y2 (ja) 自動車用ドアガラスウエザストリップの端末構造
JP3596629B2 (ja) 自動車のシール構造
JP3176196B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JPH054417Y2 (ja)
JP2542141Y2 (ja) ガラスシール材
JPS6088631A (ja) 自動車のフロントドア
JP2564810Y2 (ja) 自動車用ウエザストリップの取付構造
JPH0724252Y2 (ja) 自動車用ウインドモールディング
JP3614579B2 (ja) ウェザストリップの型成形部
JP3186211B2 (ja) 自動車のドアシール構造
JPH0215714Y2 (ja)
JP3196458B2 (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP4017871B2 (ja) 車両用ドアウエストモールディング結合構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees