JP4017871B2 - 車両用ドアウエストモールディング結合構造 - Google Patents

車両用ドアウエストモールディング結合構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用のドアウエストモールディングとドアガラスランとの端部同士を、簡単な結合構造によって連結するための結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用のウエストモールディングと、ドアガラスラン(グラスラン、ドアウエザーストリップ等とも呼ばれる)との端部同士を連結するための結合構造として、例えば、縮径した一方の側をウエストモールディングの端部に挿入し、他方の側にドアガラスランの端部を挿入して取り付けるエンドキャップと称される部材を用いる結合方法が採用されている。しかし、エンドキャップを用いた結合構造は、エンドキャップの見え巾が大きく、見栄えが悪い問題があった。また、ドアガラスランの端部はエンドキャップと重ね合わせただけであり、ドアガラスランの収縮等によってエンドキャップとドアガラスランとの重ね合わせがなくなり、隙が発生するなどの問題があった。
また、これとは別のドアウエストモールディングとドアガラスランとの結合構造に関して、例えば以下の(A)〜(I)に開示された技術が提案されている。
【0003】
(A)実開平7−40227号公報には、ドアパネルとドアトリムの上端部の向かい合う面に水平に取付け、且つそれぞれ自動車のドアガラスの内外面と弾接させるシールリップを備えてなる1対のウエストモールと、ドアフレームに沿って取付け、且つ断面略コの字状の本体の開口端に、ドアガラスの周縁部内外面と弾接させる1対のシールリップを備え、且つウエストモールと略垂直に交差するグラスランとの間の隙間をシールするために、シールリップの外面にウエストモールの先端に形成した段部に重ね、両者間の隙間を埋める突起を設けてなり、シールリップの型成形部分外面に水平方向の端部で保持し、本体部分を上下動可能にした突起を設けてなるグラスラン・ウエストモール間シール構造が開示されている。
【0004】
(B)特開平7−117475号公報には、ドアウエザーストリップの端末部にドアウエストウエザーストリップ側のシールリップと同一断面形状のシール用突起部22を形成し、シール用突起部の先端に嵌合突起部を形成し、シールリップの中空部に嵌合突起部を嵌合させることによって、シールリップとシール用突起部とをその両者の外周面が互いに面一状態となるように接続したことを特徴とする自動車用ドアのシール構造が開示されている。
【0005】
(C)特開平7−172179号公報には、ドアグラスランの端部のロアリップ、及びアウトサイドモールディングのアッパリップがそれぞれアウトサイドモールディング側及びドアグラスランの端部側へ突出させて形成され、ドアグラスランの端部のロアリップ及びアウトサイドモールディングのアッパリップの各突出部に補強用支持部材を上下方向に対向するように設けた自動車用ドアのウエスト開口部の水密構造が開示されている。
【0006】
(D)特開平7−257181号公報には、グラスランウエザーストリップとドアウエザーストリップの端部とを、少なくともグラスランウエザーストリップと一体に成形される型成形コーナー部を介して相互に接続する構造において、前記型成形コーナー部に、型成形コーナー部の端部からドアウエストウエザーストリップ側に突出し且つドアウエストウエザーストリップとドアウエスト部のフランジ部との間に挟まれる補強芯材が埋設し、この補強芯材をドアウエストウエザーストリップ側に突出させて、ドアウエスト部のフランジ部との間に挟み込んだ自動車用ウエザーストリップの接続構造が開示されている。
【0007】
(E)特開平8−175182号公報には、ドアのアウタパネルのウエストに沿って取付けられたアウタモールの端部を、ドアのコーナ部品の下端部に結合するものであり、アウタモールが樹脂製のモール本体の表面に金属製の第一装飾板を設けた構造で、コーナ部品の下端部が前記モール本体の表面側部分と同一断面の対応部の表面に前記第一装飾板に連続する第二装飾板を設けた構造になっている車両用ドアのアウタモール結合構造において、前記第二装飾板の断面サイズを第一装飾板よりもその板厚分だけ大きくするとともに第二装飾板の端部にアウタモール側へ向けた延長部を突出形成し、且つコーナ部品の対応部の裏側に前記アウタモール表面側部分の裏面に当接する支持片をアウタモール側へ向けて突出形成し、第二装飾板の延長部と支持片とでアウタモールの表面側部分を挟み込んだ状態で結合していることを特徴とする車両用ドアのアウタモール結合構造が開示されている。
【0008】
(F)特開平9−76758号公報には、ドアウエスト部とドアサッシュの前側部との隅部に配設したコーナーピースを被覆するアウタカバーの下縁後端に結合用ライナーを嵌合固定し、該結合用ライナーの後側突出端部をドアアウタパネルのウエスト部に装着したウエストモールの前端末部の閉断面内に嵌合して接続した構造において、前記結合用ライナーの後側突出端部に、ウエストモールの前端末部の閉断面と略同一形状に形成されて、該閉断面を閉塞する隔壁部を一体成形したことを特徴とするドアウエストモールとドアコーナーピースカバーとの接続部構造が開示されている。
【0009】
(G)特開平9−207570号公報には、それぞれ別体に形成された第一ウェザストリップと第二ウェザストリップとを突き合わせ接続する構造であり、前記第一・第二ウェザストリップの意匠面壁の端末の一方が、外側面が切り欠かれた受けテーパ部とされ、他方が、内側面が切り欠かれた重ねテーパ部とされて、両末端がテーパ突き合わせで接続されていることを特徴とするウェザストリップの接続構造が開示されている。
【0010】
(H)特開平10−329218号公報には、グラスランとベルトラインウェザーストリップとを接続する方法において、型成形時に型成形材料をグラスラン側からベルトラインウェザーストリップの端部を越えベルトラインウェザーストリップ側に入り込むようにオーバーラップさせるとともにその部分を滑らかな段差部に型成形することによって接続することを特徴とするグラスランとベルトラインウェザーストリップの接続方法が開示されている。
【0011】
(I)特開2000−127767号公報には、型成形ガラスランチャンネル隅部が各横方向取付部の対向側壁に横スリット部を透設し、更に横スリット部に連続して押出成形ウェストシール部寄りの対向側壁に切欠部を具備して成り;押出成形ウェストシール部が各横方向スリット部にシールリップ部を貫通させながら、袋状溝部内に装着可能な側壁切り出し部を具備して成り;切欠部の長さに対応する重なり部を形成して各成形部材の隙間を有効に被覆することを可能にする一方、袋状溝部と横スリット部によって側壁切り出し部を容易に且つ確実に嵌着時の位置決めと固定を可能にしたガラスランチャンネルが開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(A)〜(I)に記載した従来技術は、いずれもドアウエストモールディング側とドアガラスラン側との少なくとも一方に連結固定するための複雑な加工を必要としており、その結果、製品コストの上昇を招いてしまう問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造でドアウエストモールディングとドアガラスランとの端部同士を、見栄えよく、確実に連結できる結合構造の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車両用のドアウエストモールディングとドアガラスランとの端部同士を連結する結合構造において、前記ドアガラスランの端部に、前記ドアウエストモールディングの端部に嵌入される縮径部を設けるとともに、該縮径部とドアガラスラン本体との間に係合溝を設け、前記ドアウエストモールディングの端部に、前記係合溝に嵌合される係合突起を設けたことを特徴とする車両用ドアウエストモールディング結合構造を提供する。
【0014】
本発明の車両用ドアウエストモールディング結合構造において、前記係合突起は、前記ドアウエストモールディングの端部に取り付けられたキャップに設けられた内側に突出するフランジであってよい。
【0015】
また、前記係合突起は、前記ドアウエストモールディングの端部に取り付けられたキャップに設けられた内側に突出するフランジであり、且つ該キャップの先端が前記ドアウエストモールディング先端と同位置かまたは前記ドアウエストモールディング先端よりも突出する位置にある構造としてよい。
【0016】
さらに、前記係合突起は、前記ドアウエストモールディングの先端を曲げ加工して形成された内側に突出するフランジであってよい。
【0017】
また本発明の車両用ドアウエストモールディング結合構造において、前記ドアガラスランの前記縮径部に前記ドアウエストモールディングの端部が嵌着するとともに、前記係合溝に前記係合突起が嵌入した状態で、前記ドアウエストモールディングの少なくとも一部の表面と、前記ドアガラスランの少なくとも一部の表面とが実質的に連続した外観となっていることが好ましい。
【0018】
さらに本発明の車両用ドアウエストモールディング結合構造において、前記ドアウエストモールディングの端部に設けた係合突起に、内側に向けて突出する少なくとも1つの挟着突部を設けた構成としてよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1〜図5は、本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第1の実施形態を示す図であり、図1はドアウエストモールディング1とドアガラスラン2との結合部分を示す斜視図、図2は図1中のSA−SA部の要部断面図、図3はドアウエストモールディング1の端面の斜視図、図4はドアガラスラン2の斜視図、図5は図4中SB−SB部の断面図である。
【0020】
この実施形態による結合構造は、ドアガラスラン2の端部に、ドアウエストモールディング1の端部に嵌入される縮径部3が設けられるとともに、縮径部3とドアガラスラン2本体との間に係合溝4が設けられ、また前記ドアウエストモールディング1の端部に、前記係合溝4に嵌合される内側に突出するフランジ5(係合突起)を設けたキャップ6が固定された構成になっており、ドアガラスラン2の縮径部3にドアウエストモールディング1の端部が嵌着され、係合溝4内にフランジ5が嵌合されている。ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2は、ドアパネル10に嵌入される。
【0021】
ドアウエストモールディング1は、自動車のドアのウエストラインに沿って設けられ、ステンレス鋼などの長尺成形金属板を芯材として、その周囲に塩化ビニル樹脂などの樹脂を押出成形することによって、図示しないドアガラスに弾接するリップ11などを形成して構成されている。このウエストモールディング1の端部には、図2及び図3に示すように、内側に向けて突出するフランジ5を設けたABS樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、PVC樹脂などの合成樹脂製のキャップ6が取り付けられており、さらに該端部には、図3に示すようにキャップ6から延出した部分が設けられ、この延出部分1aはドアガラスラン2裏面に接している。
【0022】
このキャップ6は、ドアウエストモールディング1の端部に強制嵌合し、あるいは接着剤やボルト締めなどの固定手段を用いて固定されている。このキャップ6の先端に設けられたフランジ5は、本例示によればドアウエストモールディング1の長手方向に対して直角に、内側に向けて突出形成されている。なお、このフランジ5の形成角度は、ドアウエストモールディング1の長手方向に対して直角に限定されることなく、ドアガラスラン2の係合溝4に嵌合された状態で、ドアウエストモールディング1からドアガラスラン2の端部が抜け出さないように保持できれば、この形成角度は直角以外であってもよい。
【0023】
このフランジ5は、ドアガラスラン2に設けられた係合溝4に嵌合されるような厚さと外径を有するように形成されている。図3に示すように、フランジ5の下端末は、R形状又はCカット形状にしておくと、ガラスランに上から組み付ける時、係合溝4を乗り越え易くなり、作業者の組み付け力も低減することができる。本例示において、フランジ5には、対向する位置に2つの挟持突部8を設けている。この挟持突部8は、ドアガラスラン2の係合溝4に設けられた2つの凹部9と係合するようになっており、これらの挟持突部8を凹部9に係合させることによって、ドアガラスラン2の端部の動きを規制し、ドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部との結合状態を向上させることができる。なお、この挟持突部8の形成個数は、2つに限定されることなく、1つ以上の整数個とすることができる。また、挟持突部8が無くとも十分な連結状態が得られる場合には、挟持突部8を設けなくともよい。
【0024】
ドアガラスラン2は、ドアガラスの周縁部を弾接状態で保持できるような形状をなしており、天然ゴム、合成ゴムなどの弾性材料で作られている。このドアガラスラン2は、ドアパネル10に嵌入することで安定に保持されている。さらにドアガラスラン2の裏面には、図11に示すように、ドアウエストサイドモールディング1の延出部分1aと接する溝2aが形成されている。
本例示において、ドアガラスラン2の端部には図4及び図5に示すように、ドアガラスラン2の本体部分よりも外径寸法を縮小した縮径部3を設けるとともに、該縮径部3と本体との間に、縮径部3よりもさらに内側に凹ませた係合溝4を設けている。縮径部3の本体からの延出長さは限定されないが、ドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部との結合状態を十分に維持することができ、かつ装着操作が容易な程度、好ましくは1〜20mm程度とされる。また縮径部3の外径は、連結時にキャップ6内面に密接するように設定することが好ましい。
【0025】
係合溝4は、キャップ6のフランジ5が嵌合される連結時に、ドアガラスラン2がキャップ6から容易に抜け出さないために十分な溝深さとすることが好ましく、通常は縮径部3よりも0.1〜15mm程度の溝深さとなるように設定される。本例示において係合溝4には、上述したフランジ5に設けられた2つの挟持突部8に対応する、2つの凹部9が設けられている。なお、この凹部9の形成個数は、挟持突部8の形成個数に応じて適宜変更してよい。また、凹部9が無くとも十分な連結状態が得られる場合には、凹部9を設けなくともよい。
【0026】
上述したドアウエストモールディング1の端部と、ドアガラスラン2の端部とを連結する場合には、ドアガラスラン2の端部に、ドアウエストモールディング1の端部に固定したキャップ6をこれらの挟持突部8が離間する方向に広げながらフランジ5を係合溝4に嵌合することによって、容易に結合が可能となる。
ドアウエストモールディング1は、挟持突部8が離間する方向に広げてフランジ5を係合溝4に嵌合した後に、その弾性によって元の形状に復元されるので、フランジ5が係合溝4に嵌合されると、挟持突部8が凹部9内に嵌合される。この連結状態(図1及び図2を参照)において、ドアガラスラン2の端部は、縮径部3がキャップ6に接するとともに、係合溝4にフランジ5が嵌合され、これによってドアガラスラン2の長手方向および左右への動きが規制される。また挟持突部8が凹部9内に嵌合されることで、ドアガラスラン2の端部の上下方向の動きも規制される。従って、この連結状態にあっては、ドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部が容易に外れないように連結される。
【0027】
図1及び図2に示す結合構造では、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2の連結端面7は、キャップ6の僅かな部分を介してドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが連結されており、少なくとも意匠面はキャップ6の盛り上がりがなく、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが連続した外観が得られる。
【0028】
本実施形態による結合構造は、簡単な構造でドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部とを連結でき、少なくとも意匠面はキャップ6の盛り上がりがなく、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが連続した外観が得られるものなので、見え巾の大きいエンドキャップを用いる従来技術と比べて美観を向上させることができる。
また、簡単な構造でドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部とを連結でき、ドアウエストモールディング1側のフランジ5をドアガラスラン2側の係合溝4に嵌着させることによって、ドアガラスラン2の長手方向の動き及び上下左右の動きを規制でき、エンドキャップを用いる従来技術と比べてドアガラスラン2を強固に保持することができ、ドアガラスラン2の長手方向の収縮によって連結部分に隙が生じて水や風が車内に侵入したり、風切り音が発生する等の不具合を防ぐことができる。
さらに、従来技術において(A)〜(I)に記したような複雑な構造を有する結合構造と比較して、ドアウエストモールディング1の端部側に設けたフランジ5付きのキャップ6を、ドアガラスラン2の端部(縮径部3)と本体部の間に設けた係合溝4に嵌着する簡単な構造によって、ドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部とを強固に連結できるので、低コストで優れた結合構造を提供することができる。
また、本実施形態による結合構造は、フランジ5に挟持突部8を設けるとともに、係合溝4側に該挟持突部8が係合する凹部9を設けたことによって、ドアガラスラン2がフランジ5から抜け出すのを確実に阻止し、強固な連結状態を維持することができる。
【0029】
図18〜24は、ドアガラスラン2を強固に取り付けるために好適なドアパネルと係合溝4との係合構造を例示する図である。ドアパネル10は、アウターパネル10Aとインナーパネル10Bとからなり、ドアガラスラン2およびドアウエストモールディング1を取り付ける端部は、アウターパネル10Aの先端を折り返してヘム加工することによってインナーパネル10Bと接合(図18〜20)するか、あるいはアウターパネル10Aとインナーパネル10Bの端部をスポット溶接して接合(図21〜23)している。あるいは図24に示すように、1枚のドアパネル10からなるものもある。
【0030】
ヘム加工によって端部が接合されたドアパネル10にドアガラスラン2を取り付ける場合、図19に示すように、取り付けたドアガラスラン2がドアパネル10から抜け出さないように、係合溝4には折り曲げたアウターパネル10A先端に係合する凸部5を形成することが好ましい。この係合溝4をドアパネル10に取り付ける際、ドアガラスラン2はゴム等の弾性材料で作られているので、必要に応じて係合溝4の部分を左右に広げながらドアパネル2に嵌着することによって容易に取り付けることができ、取付後は、突起15がアウターパネル10A先端に引っ掛かってドアガラスラン2が不用意に抜け出すのを防止できる。
【0031】
さらに、図18及び図20に示すように、アウターパネル10Aとインナーパネル10Bの少なくとも一方の、係合溝4が嵌着する部分に穴14を設けておき、図20に示すように係合溝4にこの穴14に嵌入する突部16を設けた構成としてもよい。この係合溝4をドアパネル10に取り付ける際、必要に応じて係合溝4の部分を左右に広げながらドアパネル2に嵌着することによって容易に取り付けることができ、取付後は、突起15がアウターパネル10A先端に引っ掛かるとともに、穴14内に突部16が嵌入されることによって、ドアガラスラン2が不用意に抜け出すのを一層確実に防止できる。
【0032】
スポット溶接によって端部が接合されたドアパネル10にドアガラスラン2を取り付ける場合には、図21に示すように、アウターパネル10Aとインナーパネル10Bの少なくとも一方の、係合溝4が嵌着する部分に穴14を設けておき、係合溝4側にその穴14に嵌入される突部17を設けることが好ましい。図22は、インナーパネル10B側に穴14を形成した場合を示しており、この場合には係合溝4の該穴14に相当する位置に突部17を設け、ドアパネル2にドアガラスラン2を取り付けた際、穴14内に突部17が嵌入し、ドアガラスラン2が不用意に抜け出すのを防止できる。
【0033】
図23は、アウターパネル10Aとインナーパネル10Bとを貫通する穴14を設け、係合溝4の両側に突部17を設け、ドアパネル2にドアガラスラン2を取り付けた際、穴14内に突部17が嵌入し、ドアガラスラン2が不用意に抜け出すのを一層確実に防止できる。
【0034】
図24は、1枚で構成されたドアパネル10にドアガラスラン2を取り付ける場合を示している。この場合には、ドアパネル10の係合溝4が嵌着する部分に穴14を設けておき、係合溝4に該穴14に嵌入される突部18を設け、ドアパネル2にドアガラスラン2を取り付けた際、穴14内に突部17が嵌入し、ドアガラスラン2が不用意に抜け出すのを防止できる。
【0035】
図6と図10は本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第2の実施形態を示す図である。この第2の実施形態において、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2は、上述した第1の実施形態と同じ構造を有し得る。この第2の実施形態においては、ドアウエストモールディング1の端部に固定されたキャップ6が、内側に向かって突出したフランジ5を有するとともに、該フランジ5が形成されたキャップ6の先端がドアウエストモールディング1先端と同位置となるように形成されていることを特徴としている。図8は、キャップ6取り付け前のドアウエストモールディング1の端部を示し、また図9はキャップ6を取り付けたドアウエストモールディング1の端部を示す。
【0036】
このキャップ6をドアウエストモールディング1に固定する方法としては、例えばキャップ6をドアウエストモールディング1の端部に嵌挿し、接着剤で固定する方法、キャップ6の本体部外面とドアウエストモールディング1の内面のいずれか一方に凸部を設け、他方に凹部を設けておき、キャップ6をドアウエストモールディング1に強制嵌合する方法、あるいは意匠面以外の部位でボルト締めなどによって固定する方法等を採用し得る。該フランジ5と係合溝4には、上述した第1の実施形態の場合と同じく、挟持突部8と凹部9を形成することができる。なお、フランジ5が形成されたキャップ6の先端は、ドアウエストモールディング1先端から突出させない。
【0037】
このドアウエストモールディング1は、図8及び図9に示す通り、キャップ6から延出した部分が設けられ、この延出部分1aはドアガラスラン2裏面に接している。ドアガラスラン2は、ドアパネル10に嵌入することで安定に保持され、さらにドアガラスラン2の裏面には、図11に示すように、ドアウエストサイドモールディング1の延出部分1aと接する溝2aが形成されている。
【0038】
この第2の実施形態による結合構造は、フランジ5を設けたキャップ6の先端とドアウエストモールディング1先端と同位置となるように形成されていることから、図6及び図10に示す通りドアウエストモールディング1とドアガラスラン2との連結端面7ではキャップ6が見えず、連結端面7は外見上、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが直接連なっている。また、この連結端面7近傍には、凹凸を形成する必要が無く、平坦な面の連続とすることができるので、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2との色調を一致させておくことにより、外見上連結端部7は目視し難くなる。
【0039】
この第2の実施形態による結合構造は、簡単な構造でドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部とを連結でき、先の第1の実施形態による効果と同等の効果が得られる。
さらにこの第2の実施形態による結合構造は、フランジ5を設けたキャップ6の先端とドアウエストモールディング1先端と同位置となるように形成されていることから、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2との連結端面7ではキャップ6が見えず、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが直接連なって見えることから、接合線が外観視で1本となり、この連結端面7が目立たず、この部分の美観をさらに向上させることができる。
【0040】
図7及び図12は本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第3の実施形態を示す図である。この第3の実施形態においては、上述した第1及び第2の実施形態で用いていたキャップ6を省略し、ドアウエストモールディング1の先端に、内側に向けて突出するフランジ5を設け、このフランジ5をドアガラスラン2の係合溝4に嵌合した構造になっている。該フランジ5と係合溝4には、上述した第1の実施形態の場合と同じく、挟持突部8と凹部9を形成することができる。ドアウエストモールディング1の先端にフランジ5を形成するには、ドアウエストモールディング1の先端部を従来周知の曲げまたは絞り加工技術、加熱プレス、インジェクション成形を用いて成形可能である。
【0041】
図14は、本実施形態において好適なドアウエストモールディング1を例示する図であり、このドアウエストモールディング1は、その先端を、延出部分1aを残して切り欠き、さらにその端部を内側に向けて折り曲げ加工してフランジ5を形成し、連接部分7となる端面を形成するとともに、延出部分1aの一部に切片が残るように切れ目を入れ且つ該切片を内側に折り曲げてフランジ5を形成している。また該端面側のフランジ5に隣接してノッチ12が設けられている。このノッチ12は、フランジ5を曲げ、端面を同一面とするために設けられている。延出部分1a側のフランジ5の形状は特に限定されず、矩形、半円形、楔形等の種々の形状とすることができる。図15は図14中のSE−SE部断面図、図16は図14のSF−SF部断面図、図17は該フランジ5付近の裏面図である。
【0042】
また本実施形態で用いるドアガラスラン2は、第1、第2の実施形態で用いるガラスラン2(図4及び図11参照)と同じ形状のものを使用できるが、図13に示すように、ドアウエストモールディング1の端面に形成されたノッチ12に嵌合する突部13を設けたものが好適に用いられる。
【0043】
この第3の実施形態による結合構造は、ドアウエストモールディング1先端にフランジ5を形成し、キャップ6を省いた構成としたので、連結端面7ではドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが直接連なっている。また、この連結端面7近傍には、凹凸を形成する必要が無く、平坦な面の連続とすることができるので、ドアウエストモールディング1とドアガラスラン2との色調を一致させておくことにより、連結端部7は目視し難くなる。
【0044】
この第3の実施形態による結合構造は、簡単な構造でドアウエストモールディング1の端部とドアガラスラン2の端部とを連結でき、先の第1の実施形態による効果と同等の効果が得られる。
また、この第3の実施形態による結合構造は、ドアウエストモールディング1先端にフランジ5を形成し、キャップ6を省いた構成としたので、連結端面7ではドアウエストモールディング1とドアガラスラン2とが直接連なって連結端面7が目立たず、この部分の美観をさらに向上させることができる。
さらに、この第3の実施形態による結合構造は、ドアウエストモールディング1先端にフランジ5を形成し、キャップ6を省いた構成としたので、部品点数を削減でき、且つキャップ6をドアウエストモールディング1先端に取り付ける操作を省略でき、製造コストを低減することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構造でドアウエストモールディングの端部とドアガラスランの端部とを連結でき、少なくとも意匠面は凹凸がなくなくドアウエストモールディングとドアガラスランとが連続した外観が得られるものなので、見え巾の大きいエンドキャップを用いる従来技術と比べて連結部分の美観を向上させることができる。
また、簡単な構造でドアウエストモールディングの端部とドアガラスランの端部とを連結でき、ドアウエストモールディング側のフランジ(係合突起)をドアガラスラン側の係合溝に嵌着させることによって、ドアガラスランの長手方向の動き及び上下左右の動きを規制でき、エンドキャップを用いる従来技術と比べてドアガラスランを強固に保持することができ、ドアガラスランの長手方向の収縮によって連結部分に隙が生じて水や風が車内に侵入したり、風切り音が発生する等の不具合を防ぐことができる。
さらに、従来技術において(A)〜(I)に記したような複雑な構造を有する結合構造と比較して、本発明の結合構造はドアウエストモールディングの端部側に設けたフランジを、ドアガラスランの縮径部と本体部の間に設けた係合溝に嵌着する簡単な構造によって、ドアウエストモールディングの端部とドアガラスランの端部とを強固に連結でき、低コストで優れた結合構造を提供することができる。
また、本実施形態による結合構造は、フランジに挟持突部を設けたことによって、ドアガラスランがフランジから抜け出すのを確実に阻止し、強固な連結状態を維持することができる。
また、フランジを設けたキャップの先端をドアウエストモールディング先端と同位置かまたはドアウエストモールディング先端よりも後方側の位置となるように形成することによって、ドアウエストモールディングとドアガラスランとの連結端面ではキャップが見えず、連結端面はドアウエストモールディングとドアガラスランとが直接連なって見えることから、この連結端面が目立たず、この部分の美観をさらに向上させることができる。
さらに、ドアウエストモールディング先端にフランジを形成し、キャップを省いた構成とすることで、部品点数を削減でき、且つキャップをドアウエストモールディング先端に取り付ける操作を省略でき、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第1の実施形態を示す要部斜視図である。
【図2】 図1中のSA−SA部断面図である。
【図3】 同じ結合構造に用いるドアウエストモールディングの要部斜視図である。
【図4】 同じ結合構造に用いるドアガラスランの要部斜視図である。
【図5】 図4中のSB−SB部断面図である。
【図6】 本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第2の実施形態を示す要部断面図である。
【図7】 本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第3の実施形態を示す要部断面図である。
【図8】 キャップ取り付け前のドアウエストモールディングの要部斜視図である。
【図9】 第2の実施形態に用いるキャップ取り付け後のドアウエストモールディングの要部斜視図である。
【図10】 本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第2の実施形態を示す要部斜視図である。
【図11】 第1、第2の実施形態で用いられるドアガラスランの裏面図である。
【図12】 本発明に係る車両用ドアウエストモールディング結合構造の第3の実施形態を示す要部斜視図である。
【図13】 第3の実施形態で用いられるドアガラスランの裏面図である。
【図14】 第3の実施形態で用いられるドアウエストモールディングの要部斜視図である。
【図15】 図14中のSE−SE部断面図である。
【図16】 図14中のSF−SF部断面図である。
【図17】 図14のフランジ部裏面図である。
【図18】 ドアパネル端部の一例を示す斜視図である。
【図19】 図18中のSG−SG部と係合溝との係合構造を示す要部断面図である。
【図20】 図18中のSH−SH部と係合溝との係合構造を示す要部断面図である。
【図21】 ドアパネル端部の別な例を示す斜視図である。
【図22】 図21中のSI−SI部と係合溝との係合構造の一例を示す要部断面図である。
【図23】 図21中のSI−SI部と係合溝との係合構造の別の例を示す要部断面図である。
【図24】 別のドアパネルと係合溝の係合構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ドアウエストモールディング
2 ドアガラスラン
3 縮径部
4 係合溝
5 フランジ(係合突起)
6 キャップ
7 連結端面
8 挟着突部
9 凹部

Claims (6)

  1. 車両用のドアウエストモールディングとドアガラスランとの端部同士を連結する結合構造において、
    前記ドアガラスランの端部に、前記ドアウエストモールディングの端部に嵌入される縮径部を設けるとともに該縮径部とドアガラスラン本体との間に係合溝を設け、
    前記ドアウエストモールディングの端部に、前記係合溝に嵌合される係合突起を設けたことを特徴とする車両用ドアウエストモールディング結合構造。
  2. 前記係合突起が、前記ドアウエストモールディングの端部に取り付けられたキャップに設けられた内側に突出するフランジであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアウエストモールディング結合構造。
  3. 前記係合突起が、前記ドアウエストモールディングの端部に取り付けられたキャップに設けられた内側に突出するフランジであり、且つ該キャップの先端が前記ドアウエストモールディング先端と同位置かまたは前記ドアウエストモールディング先端よりも突出する位置にあることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアウエストモールディング結合構造。
  4. 前記係合突起が、前記ドアウエストモールディングの先端を曲げ加工して形成された内側に突出するフランジであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアウエストモールディング結合構造。
  5. 前記ドアガラスランの前記縮径部に前記ドアウエストモールディングの端部を嵌着するとともに、前記係合溝に前記係合突起を嵌入した状態で、前記ドアウエストモールディングの少なくとも一部の表面と、前記ドアガラスランの少なくとも一部の表面とが実質的に連続した外観となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ドアウエストモールディング結合構造。
  6. 前記ドアウエストモールディングの端部に設けた係合突起に、内側に向けて突出する少なくとも1つの挟着突部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ドアウエストモールディング結合構造。
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