JP5984510B2 - 自動車用ウエザーストリップとその取付構造 - Google Patents
自動車用ウエザーストリップとその取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5984510B2 JP5984510B2 JP2012121471A JP2012121471A JP5984510B2 JP 5984510 B2 JP5984510 B2 JP 5984510B2 JP 2012121471 A JP2012121471 A JP 2012121471A JP 2012121471 A JP2012121471 A JP 2012121471A JP 5984510 B2 JP5984510 B2 JP 5984510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal lip
- vehicle body
- outdoor
- body panel
- outdoor side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
しかしながら、特許文献2に記載の取付構造では、ウエルト部の室外側の脚部に突設したシール片を折り重なるように屈曲させることで車体パネルに弾接させるものであるため、例えば車体パネル側のパネル接合部(ジョッグル接合部)やペイントシール塗布部等の段差部に対する追従性が悪く、当該段差部でのシール性が不十分となりやすい。これは、上記のようにシール片を折り重なるように屈曲させることにより、シール機能上重要なシール片の先端とウエルト部の室外側の脚部の先端とが当接しなくなり、ウエルト部の押し込み力をシール片の先端に十分に伝達することができないことに基づいている。
そして、シール片の先端とウエルト部の室外側の脚部の先端とを当接させることだけに着目すれば、シール片の先端を厚肉にしたり、あるいは室外側の脚部の先端に肉盛りすることが有効であるが、この場合には上記のような段差部以外の一般部においてシール片が強圧縮状態となりすぎて、その反力の増大によりウエルト部をフランジ部の所定の位置に保持することが困難となる。
そして、やがては上記室内側シールリップ15の室外側の面に対して室外側シールリップ16の室内側の面が圧接して、双方のシールリップ15,16同士が互いに圧接した状態で、それぞれのシールリップ15,16の室外側の面が車体パネル2側のパネル面に着座するようにしていわゆる二重シールのかたちで圧接または弾接することになる。そのため、従来のようなシール線の途切れが発生する余地はなく、シール性が向上するとともに、従来のような外観品質の低下をもたらすこともない。
3…フランジ部
4…自動車用ウエザーストリップ
5…ウエルト部
6…中空シールリップ(メインシール部)
8…室内側の脚部
9…室外側の脚部
10…連接部
14…着座ビード部
14a…先端面
14b…室外側の面
15…室内側シールリップ
16…室外側シールリップ
Claims (5)
- 一対の脚部同士を両者にまたがる連接部で接続することで断面略U字状に形成されて、車体パネルに起立形成されたフランジ部に嵌合保持されるウエルト部と、このウエルト部の連接部の外側に一体成形されたメインシール部と、を備え、
上記ウエルト部のうち少なくとも室外側となる一方の脚部を車体パネルに圧接させることでその車体パネルに対するウエルト部のシール機能を具備させた自動車用ウエザーストリップの取付構造であって、
上記一方の脚部の先端に当該一方の脚部よりも幅広の着座ビード部を形成するとともに、
上記着座ビード部の先端面全体が車体パネルとほぼ平行な平坦面となっていて、
上記着座ビード部の平坦な先端面に室内側シールリップと室外側シールリップとを互いに離間させて並べて突出形成し、
これらの室内側シールリップと室外側シールリップとが共に斜め室内側を指向するように当該室内側シールリップと室外側シールリップとを傾斜させてあり、
上記一方の脚部を車体パネルに圧接させた状態では、上記室内側シールリップの室外側の面に対して室外側シールリップの室内側の面が圧接し、双方のシールリップ同士が互いに圧接した状態でそれぞれのシールリップが車体パネルに圧接するようになっていることを特徴とする自動車用ウエザーストリップの取付構造。 - 上記室外側シールリップの突出長さが室内側シールリップのそれよりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウエザーストリップの取付構造。
- 上記室外側シールリップを含む着座ビード部の室外側の面が室外側に向かって凸となる湾曲形状となっていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用ウエザーストリップの取付構造。
- 上記一方の脚部を含むウエルト部がソリッドのゴム系材料で形成されている一方、
上記室内側シールリップと室外側シールリップとがウエルト部よりも軟質のゴム系材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動車用ウエザーストリップの取付構造。 - 一対の脚部同士を両者にまたがる連接部で接続することで断面略U字状に形成されて、車体パネルに起立形成されたフランジ部に嵌合保持されるウエルト部と、このウエルト部の連接部の外側に一体成形されたメインシール部と、を備え、
上記ウエルト部のうち少なくとも室外側となる一方の脚部を車体パネルに圧接させることでその車体パネルに対するウエルト部のシール機能を具備させた自動車用ウエザーストリップの取付構造であって、
上記一方の脚部の先端に当該一方の脚部よりも幅広の着座ビード部を形成するとともに、
上記着座ビード部の先端面のうち室内側寄りの部分が車体パネルとほぼ平行な平坦面となっているのに対して、着座ビード部の先端面のうち室外側寄りの部分が上記室内側寄りの部分に対し所定角度をなして室外側に向かって下り勾配の傾斜面となっていて、
上記着座ビード部の先端面のうち室内側寄りの平坦面に室内側シールリップを、室外側寄りの傾斜面に室外側シールリップをそれぞれ互いに離間させて並べて突出形成し、
これらの室内側シールリップと室外側シールリップとが共に斜め室内側を指向するように当該室内側シールリップと室外側シールリップとを傾斜させてあり、
上記一方の脚部を車体パネルに圧接させた状態では、上記室内側シールリップの室外側の面に対して室外側シールリップの室内側の面が圧接し、双方のシールリップ同士が互いに圧接した状態でそれぞれのシールリップが車体パネルに圧接するようになっていることを特徴とする自動車用ウエザーストリップの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012121471A JP5984510B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 自動車用ウエザーストリップとその取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012121471A JP5984510B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 自動車用ウエザーストリップとその取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013244915A JP2013244915A (ja) | 2013-12-09 |
JP5984510B2 true JP5984510B2 (ja) | 2016-09-06 |
Family
ID=49845015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012121471A Active JP5984510B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 自動車用ウエザーストリップとその取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5984510B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102084728B1 (ko) * | 2017-09-22 | 2020-03-04 | 김태윤 | 물체 접근 감지 장치 |
KR102001199B1 (ko) * | 2017-09-22 | 2019-07-17 | 김태윤 | 물체 접근 감지 기능을 갖는 웨더스트립 및 이를 이용한 물체 접근 감지 장치 |
JP2022030350A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウエザーストリップ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6448349U (ja) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | ||
JP3111747B2 (ja) * | 1993-04-21 | 2000-11-27 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ウエザストリップ |
JP3680574B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2005-08-10 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
JP2009078664A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | オープニングトリムウエザストリップ |
JP5256072B2 (ja) * | 2009-02-18 | 2013-08-07 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウエザーストリップ |
-
2012
- 2012-05-29 JP JP2012121471A patent/JP5984510B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013244915A (ja) | 2013-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5513750B2 (ja) | ウェザーストリップ及びウェザーストリップの取付構造 | |
JP2016514644A (ja) | カバー部品と車両ウィンドを結合するためのプロフィル部材、およびプロフィル部材モジュール | |
JP2002264735A (ja) | 自動車のシール構造 | |
JP5984510B2 (ja) | 自動車用ウエザーストリップとその取付構造 | |
JP2011189880A (ja) | オープニングトリムウエザストリップ | |
JP2010006255A (ja) | カウルサイドシール | |
JP4596859B2 (ja) | モールディングのエンドキャップ取付構造 | |
JP5893531B2 (ja) | 自動車用ドアウェザストリップの取付構造及び取付方法 | |
JP2012030754A (ja) | ウエルトの取付構造とその取付構造を用いたウェザーストリップ | |
JP5256072B2 (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JP2004034824A (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP5373488B2 (ja) | ウエザーストリップの取付構造 | |
JP2010030445A (ja) | オープニングトリムウエザストリップ | |
JP4869725B2 (ja) | ウエザーストリップ | |
JP5289266B2 (ja) | 開閉ドア用シール材 | |
JP6652473B2 (ja) | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ | |
JP4230319B2 (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JP2022030350A (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JP2012051405A (ja) | ウェザーストリップの取付構造 | |
JP2009202817A (ja) | 自動車用可動ルーフパネルのシール構造 | |
JP2009073316A (ja) | 自動車用ルーフウエザストリップ | |
JP6032434B2 (ja) | ウエザストリップ | |
JP3810649B2 (ja) | 自動車用オープニングウエザストリップ | |
JP4941933B2 (ja) | 建設機械のウェザーストリップの構造 | |
JP2008247197A (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160802 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5984510 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |