JP3680574B2 - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアパネルに取り付けられてドアパネルとドアガラスとの隙間をシールするドアウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、自動車のドアアウターパネル41の上縁(ドアベルトライン)には、ドアアウターパネル41とドアガラス40との隙間をシールするとともにドアベルトラインの見栄えを良くするために、ドアウエザストリップ51が取り付けられている。
【0003】
図5に示すように、ドアアウターパネル41の主要部であるパネル面部42の上縁には起立縁部43が折曲形成されている。起立縁部43の内側面には補強パネル44が重ね合わされて接合され、起立縁部43と補強パネル44の上縁部とでフランジ45が構成されている。補強パネル44にはその上縁部の一部が切り起こされることにより下端が内側方へ突出した係止爪46が形成されている。
【0004】
ドアウエザストリップ51は、フランジ45に取り付けられる断面略逆U字形のトリム部52と、トリム部52の内側壁53のトリム外面から車室内方向へ突出してドアガラス40に当接する上下二つの舌片状のシール部61,62とを備えている。シール部61,62のガラス接触面には植毛部63が形成されている。このドアウエザストリップ51は、クリップを使用せずにフランジ45に取り付けるタイプであって、トリム部52の内側壁53及び外側壁54は次のような構成(a)(b)(c)となっている。
【0005】
(a)内側壁53のトリム内面の中間高さ部と外側壁54のトリム内面の上部とには、各々フランジ45の内面及び外面に当接する把持リップ55,56が形成されている。下降するドアガラス40がシール部61,62に摺接し、ドアウエザストリップ51に下方向の力Fdownとドアガラス40側へ傾動する方向(図5において半時計回り方向)の力Finとが加わったときに、把持リップ55,56はフランジ45に当接してその力Fdown,Finに対抗し、ドアウエザストリップ51の傾動を防止して断面姿勢を保持する。
【0006】
(b)内側壁53の下端には、トリム部52の内側へ突出してフランジ45の係止爪46の下端に掛止するフック部57が形成されている。フック部57の上面は突出端側ほど高くなる傾斜面57aとなっている。上昇するドアガラス40がシール部61,62に摺接し、ドアウエザストリップ51に上方向の力Fupと車外側へ傾動する方向(図5において時計回り方向)の力Fout とが加わったときに、フック部57は係止爪46に係止してそれらの力Fup,Fout に対抗し、ドアウエザストリップ51の抜け及び傾動を防止して断面姿勢を保持する。
【0007】
(c)外側壁54の下端には、トリム部52の内側へ斜め下方に突出してドアアウターパネル41のパネル面部42に当接するパネル面当接リップ58が形成されている。パネル面部42に当接する前の自然状態のパネル面当接リップ58を二点鎖線で示し、パネル面部42に当接してたわんだパネル面当接リップ58を実線で示している。
パネル面当接リップ58は、柔軟にたわんでパネル面部42に当接し、ドアウエザストリップ51とパネル面部42との間にできる隙間を隠す。その可撓性を高めるために、パネル面当接リップ58の先端部は薄肉に形成されている。
また、取付のドアウエザストリップ51に前記力Fout が加わったときに、パネル面部42に当接しているパネル面当接リップ58はその力Fout に対抗し、ドアウエザストリップ51の傾動を防止して断面姿勢を保持する。その当接力を大きくするために、パネル面当接リップ58の付根部は厚肉付根部58aとなっている。なお、外側壁54のトリム内面には、その略下端からトリム部52の奥側へ斜め上方に突出してフランジ45の外面に当接するフランジ当接リップ59が形成され、水や音の侵入を防いでいる。
【0008】
トリム部52の主要部と把持リップ55,56とフック部57とは硬質材料(合成樹脂又はゴム)で、トリム部52の表面部とパネル面当接リップ58とフランジ当接リップ59とシール部61,62とは軟質材料(合成樹脂又はゴム)で、同時に共押出成形されたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ドアウエザストリップ51には、次のような問題(1)(2)があった。
【0010】
(1)上記(c)の通り、ドアウエザストリップ51とパネル面部42との隙間を隠す機能と、力Fout に対抗してドアウエザストリップ51の断面姿勢を保持する機能とを、共にパネル面当接リップ58に受け持たせている。図5に示すように、ドアアウターパネル41の起立縁部43とその補強パネル44とが上下方向で正規位置に接合されている場合には、パネル面当接リップ58は上記両機能をうまく果す。
しかし、図6に示すように、バラツキによって起立縁部43に対し補強パネル44が上にずれて接合された場合には、フランジ45に対するドアウエザストリップ51の取付位置が高くなるため、パネル面当接リップ58のたわみが小さくなり、しかも先端部は薄肉なので、パネル面部42への当接力が小さくなる。このため、前記隙間は隠すが、力Fout には対抗できなくなり、ドアウエザストリップ51が車外側へ傾動してガタツキが生じる。
これと逆に、図7に示すように、バラツキによって起立縁部43に対し補強パネル44が下にずれて接合された場合には、フック部57に対する係止爪46の位置が低くなる。また、その位置に対応するようドアウエザストリップ51を押し下げようとしても、パネル面当接リップ58の厚肉付根部58aがパネル面部42に当接(底付き)すると、それ以上は押し下げられない。このため、フック部57を係止爪46の下端に掛止させることができず、結局、ドアウエザストリップ51の取り付けが困難となる。
【0011】
(2)上記(b)の通り、フック部57の上面は突出端側ほど高くなる傾斜面57aとなっており、力Fup,Fout が加わったときには、その突出端の角部と、係止爪46の下端の角部とが引っ掛かるようになっている。このため、一旦、ドアウエザストリップ51をフランジ45に取り付けた後は、そのドアウエザストリップ51をフランジ45から外そうとしても、前記角部同志が引っ掛かって外すことができず、サービス性が悪かった。無理に外そうとして大きな力を加えると、図5に示すように、フック部57に亀裂60が発生して破損してしまう。
【0012】
そこで、第一の発明の目的は、バラツキによってドアパネルの起立縁部とその補強パネルとが正規位置から上下にずれて接合された場合でも、ドアウエザストリップの断面姿勢の保持と、ウエザストリップの取り付けの容易性とを確保できるようにすることにある。
また、第二の発明の目的は、上記目的に加えて、一旦、ドアウエザストリップをフランジに取り付けた後でも、そのドアウエザストリップを破損させることなくフランジから外すことができるようにし、サービス性を向上させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
発明は、ドアパネルのパネル面部の上縁に折曲形成された起立縁部と該起立縁部の側面に重ね合わされて接合された補強パネルとで構成されたフランジに取り付けられるトリム部を備えた自動車用ドアウエザストリップにおいて、前記トリム部の外側壁の下端に、その外縁から前記トリム部の内側へ斜め下方に突出して前記パネル面部に当接する相対的に薄肉のパネル面当接リップと、その内縁から前記トリム部の内側へ斜め下方に突出して前記パネル面部と起立縁部との境界の折曲部に当接する相対的に厚肉の折曲部当接リップとが形成されており、バラツキによって前記起立縁部と前記補強パネルとが正規位置から上下にずれて接合された場合でも、パネル面当接リップ及び折曲部当接リップはそれぞれの前記当接を保つようにしたことを特徴とする。「相対的」とは、パネル面当接リップと折曲部当接リップとの間における比較を意味する。パネル面当接リップの厚さと折曲部当接リップの厚さとの比は、1:1.5〜2.5が好ましく、1:1.8〜2.2がさらに好ましい。
【0015】
また、前記トリム部の内側壁の下端に、前記トリム部の内側へ突出して前記補強パネルに形成された下端が側方へ突出した係止爪に掛止するフック部が形成され、前記フック部の上面が突出端側ほど低くなる傾斜面となっていることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した自動車用ドアウエザストリップの実施形態例について、図1〜図4を参照して説明する。なお、ドアガラス40、ドアアウターパネル41、パネル面部42、起立縁部43、補強パネル44、フランジ45及び係止爪46の各々の構成及び相互関係については、従来の技術の項で説明した通りである。
【0017】
ドアウエザストリップ1は、フランジ45に取り付けられる断面略逆U字形のトリム部2と、トリム部2の内側壁3のトリム外面から車室内方向へ突出してドアガラス40に当接する上下二つの舌片状のシール部11,12とを備えている。シール部11,12のガラス接触面には植毛部13が形成されている。このドアウエザストリップ1は、クリップを使用せずにフランジ45に取り付けるタイプであって、トリム部2の内側壁3及び外側壁4は次のような構成(A)(B)(C)となっている。
【0018】
(A)内側壁3のトリム内面の中間高さ部と外側壁4のトリム内面の上部とには、各々フランジ45の内面及び外面に当接する把持リップ5,6が形成されている。下降するドアガラス40がシール部11,12に摺接し、ドアウエザストリップ1に下方向の力Fdownとドアガラス40側へ傾動する方向(図1において半時計回り方向)の力Finとが加わったときに、把持リップ5,6はフランジ45に当接してその力Fdown,Finに対抗し、ドアウエザストリップ1の傾動を防止して断面姿勢を保持する。
【0019】
(B)内側壁3の下端には、トリム部2の内側へ突出してフランジ45の係止爪46の下端に掛止するフック部7が形成されている。フック部7の上面は突出端側ほど低くなる傾斜面7aとなっている。なお、図示例のフック部7の上面は付根部で前記傾斜が終わっているが、これは付根部が係止爪46に関わらないためであって、勿論、付根部まで前記傾斜が続いていてもよい。上昇するドアガラス40がシール部11,12に摺接し、ドアウエザストリップ1に上方向の力Fupと車外側へ傾動する方向(図5において時計回り方向)の力Fout とが加わったときに、フック部7は係止爪46に係止してそれらの力Fup,Fout に対抗し、ドアウエザストリップ1の抜け及び傾動を防止して断面姿勢を保持する。
【0020】
(C)外側壁4の下端には、その外縁からトリム部2の内側へ斜め下方に突出してドアアウターパネル41のパネル面部42に当接する相対的に薄肉のパネル面当接リップ8と、その内縁からトリム部2の内側へ斜め下方に突出してドアアウターパネル41のパネル面部42と起立縁部43との境界の折曲部に当接する相対的に厚肉の折曲部当接リップ9とが形成されている。パネル面部42に当接する前の自然状態のパネル面当接リップ8及び折曲部当接リップ9を二点鎖線で示し、パネル面部42に当接してたわんだパネル面当接リップ8及び折曲部当接リップ9を実線で示している。
【0021】
パネル面当接リップ8は、柔軟にたわんでパネル面部42に当接し、ドアウエザストリップ1とパネル面部42との間にできる隙間を隠す。その可撓性を高めるために、パネル面当接リップ8の先端部から付根部にかけて全体が折曲部当接リップ9よりも相対的に薄肉に形成されている。すなわち、本実施形態のパネル面当接リップ8は同隙間を隠す機能だけを受け持っているので、付根部を厚肉にする必要はなく、むしろ従来例のパネル面当接リップ58で起きていた底付きを防ぐために、付根部は先端部と略同じ厚さの(又は若干厚い)薄肉付根部8aとなっている。
【0022】
取付前のドアウエザストリップ1に前記力Fout が加わったときに、パネル面部42と起立縁部43との境界の折曲部に当接している折曲部当接リップ9はその力Fout に対抗し、ドアウエザストリップ1の傾動を防止して断面姿勢を保持する。その当接力を大きくするために、折曲部当接リップ9はその全体がパネル面当接リップ8よりも相対的に厚肉となっている。
【0023】
トリム部2の主要部と把持リップ5,6とフック部7とは硬質材料(合成樹脂又はゴム)で、トリム部2の表面部とパネル面当接リップ8と折曲部当接リップ9とシール部11,12とは軟質材料(合成樹脂又はゴム)で、同時に共押出成形されたものである。合成樹脂材料としてはPVC(ポリ塩化ビニル)、TPE(熱可塑性エラストマー)等を例示でき、ゴム材料としてはEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)等を例示できる。
【0024】
上記ドアウエザストリップ1によれば、次のような作用効果(1)(2)が得られる。
【0025】
(1)上記(C)の通り、ドアウエザストリップ1とパネル面部42との隙間を隠す機能は、パネル面当接リップ8に受け持たせ、力Fout に対抗してドアウエザストリップ1の断面姿勢を保持する機能は、折曲部当接リップ9に受け持たせている。
図1に示すように、ドアアウターパネル41の起立縁部43とその補強パネル44とが上下方向で正規位置に接合されている場合には、勿論、パネル面当接リップ8及び折曲部当接リップ9は上記各々の機能をうまく果す。
そして、図2に示すように、バラツキによって起立縁部43に対し補強パネル44が上にずれて接合された場合には、フランジ45に対するドアウエザストリップ1の取付位置が高くなるが、パネル面当接リップ8は薄肉で可撓性が高いため、たわみが小さくなってもパネル面部42に確実に当接し前記隙間を隠す。また、折曲部当接リップ9もたわみが小さくなるが、その全体がパネル面当接リップ8よりも厚肉に形成されているので、境界の折曲部への当接力は必要な分は確保される。このため、力Fout に対抗でき、ドアウエザストリップ1の断面姿勢を保持してガタツキを防止することができる。
これと逆に、図3に示すように、バラツキによって起立縁部43に対し補強パネル44が下にずれて接合された場合には、フック部7に対する係止爪46の位置が低くなる。そこで、その位置に対応するようドアウエザストリップ1を押し下げると、パネル面当接リップ8はその薄肉付根部8aまで柔軟にたわみ、また、折曲部当接リップ9はパネル面部42そのものではなくフランジ45との境界の折曲部を押圧するので、いずれのリップ8,9もパネル面部42に底付きせず、ドアウエザストリップ1を楽に押し下げることができる。このため、フック部7を係止爪46の下端に容易に掛止させることができ、ドアウエザストリップ1の取り付けが容易になる。
【0026】
(2)上記(B)の通り、フック部7の上面は突出端側ほど低くなる傾斜面7aとなっている。このため、一旦、ドアウエザストリップ1をフランジ45に取り付けた後でも、そのドアウエザストリップ1に前記上方向の力Fupを加えることなく前記車外側へ傾動させる方向の力Fout のみを人為的に加えれば、従来例のように角部同志が引っ掛かることはないため、ドアウエザストリップ1を破損させることなくフランジ45から外すことができ、サービス性が向上する。
なお、ドアガラス40が上昇するときには、車外側へ傾動させる方向のFout のみならず、上方向の力Fupが加わるので、ドアウエザストリップ1は外れない。
【0027】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0028】
(1)上記トリム部2の内側壁3及び外側壁4の構成(B)(C)は、上記のように両方を同時に採用することが好ましいが、構成(B)だけを採用して作用効果(2)を得たり、構成(C)だけを採用して作用効果(1)を得たりすることもできる。
【0029】
(2)本発明を、自動車のドアインナーパネル(図示略)の上縁のフランジに取り付けられてドアインナーパネルとドアガラスとの隙間をシールするドアウエザストリップに具体化すること。前記ドアアウターパネルをドアインナーパネルに置き換えるだけで上記説明を援用できる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1、2の発明に係る自動車用ドアウエザストリップによれば、バラツキによってドアパネルの起立縁部とその補強パネルとが正規位置から上下にずれて接合された場合でも、ドアウエザストリップの断面姿勢の保持と、ウエザストリップの取り付けの容易性とを確保することができる。
また、請求項の発明に係る自動車用ドアウエザストリップによれば、上記効果に加えて、一旦、ドアウエザストリップをフランジに取り付けた後でも、そのドアウエザストリップを破損させることなくフランジから外すことができるようになり、サービス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部と補強パネルとが正規位置に接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【図2】同ドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部に対し補強パネルが上にずれて接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【図3】同ドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部に対し補強パネルが下にずれて接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【図4】同ドアウエザストリップを取り付けた自動車の側面図である。
【図5】従来例のドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部と補強パネルとが正規位置に接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【図6】同ドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部に対し補強パネルが上にずれて接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【図7】同ドアウエザストリップを、ドアパネルの起立縁部に対し補強パネルが下にずれて接合されているフランジに取り付けた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ドアウエザストリップ
2 トリム部
3 内側壁
4 外側壁
5 把持リップ
6 把持リップ
7 フック部
7a 傾斜面
8 パネル面当接リップ
8a 薄肉付根部
9 折曲部当接リップ
11 シール部
12 シール部
13 植毛部
40 ドアガラス
41 ドアアウターパネル
42 パネル面部
43 起立縁部
44 補強パネル
45 フランジ
46 係止爪

Claims (3)

  1. ドアパネル(41)のパネル面部(42)の上縁に折曲形成された起立縁部(43)と該起立縁部の側面に重ね合わされて接合された補強パネル(44)とで構成されたフランジ(45)に取り付けられるトリム部(2)を備えた自動車用ドアウエザストリップにおいて、前記トリム部(2)の外側壁(4)の下端に、その外縁から前記トリム部(2)の内側へ斜め下方に突出して前記パネル面部(42)に当接する相対的に薄肉のパネル面当接リップ(8)と、その内縁から前記トリム部(2)の内側へ斜め下方に突出して前記パネル面部(42)と起立縁部(43)との境界の折曲部に当接する相対的に厚肉の折曲部当接リップ(9)とが形成されており、バラツキによって前記起立縁部(43)と前記補強パネル(44)とが正規位置から上下にずれて接合された場合でも、パネル面当接リップ(8)及び折曲部当接リップ(9)はそれぞれの前記当接を保つようにしたことを特徴とする自動車用ドアウエザストリップ。
  2. 前記パネル面当接リップ(8)の厚さと前記折曲部当接リップ(9)の厚さとの比は、1:1.5〜2.5である請求項1記載の自動車用ドアウエザストリップ。
  3. 前記トリム部(2)の内側壁(3)の下端に、前記トリム部(2)の内側へ突出して前記補強パネル(44)に形成された下端が側方へ突出した係止爪(46)に掛止するフック部(7)が形成され、前記フック部(7)の上面が突出端側ほど低くなる傾斜面(7a)となっている請求項1又は2記載の自動車用ドアウエザストリップ。
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