JP2004314683A - ドアウエザストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】コーナー部が型成形部よりなるドアウエザストリップにおいて、外観品質の低下を招くことなく、取付状態の安定化及びシール性の向上を図る。
【解決手段】フロントドアのウエザストリップ11のうち、後下コーナー部分が型成形部15となっている。型成形部15は、基底部31と、基底部31から外周側に延びる側壁部32と、側壁部32に一体形成された中空状のシール部33とを備える。フロントドア外周面とほぼ平行な取付面に対応して、湾曲状をなす基底部31がクリップで取付けられている。シール部33は、フロントドア後下部の平面視で略角状の板金形状に対応するようにして略角状に形成されている。角部において、側壁部32が最も長くなっているが、該側壁部32内には、平板状のインサート42が埋設されており、該インサート42に対応する部位もクリップでフロントドアに取付けられる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアウエザストリップに係り、特に、自動車ドア外周に取付けられ、押出成形部と、少なくとも1つのコーナー部分に対応する型成形部とからなり、環状に形成されたドアウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車本体には乗降用の開口部が形成され、該開口部に対応して、開口部を開閉するべくドアが設けられる。ドアの外周部位には、ドアウエザストリップが設けられる。当該ウエザストリップは、ドアのドアフレームの外周面等(例えばリテーナ)に対し取付けられる基底部と、該基底部から外周方向に延びる側壁部と、側壁部に一体形成された中空状のシール部とを備えている。そして、ドア閉時には、前記シール部が弾性変形することによって、ドアと車両本体との間がシールされるようになっている。かかるウエザストリップは、ドアの上辺部や下辺部等に対応する長尺状(例えば略直線状)の部分と、ドアコーナー部に対応し、前記略直線状の部分が交わるコーナー部とを有して環状に形成される。長尺状の部分は所謂押出成形法によって成形され(押出成形部)、コーナー部分は型成形法によって成形される(型成形部)。
【0003】
一般に、自動車本体の剛性を考慮して、前記開口部のコーナー部分は、湾曲状をなすよう形成されている。これに対し、前記開口部をなるべく広く確保するという要請がある場合には、前記コーナー部を角状とすることが考えられる。この場合、ウエザストリップのコーナー部においても、そのシール線を角状に形成することとなる。特に、フロントドア及びリアドアが、「観音開き」されるような構成とした場合、例えばフロントドアの後下コーナー部(のうち少なくとも板金部分)は、平面視(側面視)で略角状に形成せざるを得ず、これに対応するドアウエザストリップの後下コーナー部も、そのシール線が平面視で略角状に形成せざるを得ない。
【0004】
しかし、このような場合であっても、ドアを構成する各部材(例えば補強板、内装板等)のコーナー部のうち、大部分は湾曲状をなす部材により構成されており、角状をなすのは板金のみであることが多い。この場合、ウエザストリップのコーナー部においては、基底部が湾曲部分に取付けられるにしても、シール部の位置状態、取付状態の安定性は必ずしも十分とは言えない。
【0005】
そこで、ウエザストリップのコーナー部分に略三角板形状をなす樹脂ピースを別体で取付けることが考えられる(直接的には関係ないが、例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭63−37362号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術では、コーナー部において別体の樹脂ピースが露出することとなる。このため、外観品質の低下を招いてしまうおそれがある。また、コーナー部に対応するシール部に閉応力がかかった場合、ウエザストリップと樹脂ピースとの間に隙間が形成されたりする等、両者間の締結(連結)の観点において信頼性に欠けるおそれがある。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、少なくとも1つのコーナー部が型成形部よりなるドアウエザストリップにおいて、外観品質の低下を招くことなく、取付状態の安定化及びシール性の向上を図ることの可能なドアウエザストリップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて、対応する各手段に特有の作用効果等を付記する。
【0010】
手段1.自動車ドア外周に環状に取付けられ、押出成形部と、少なくとも1つのコーナー部分に対応する型成形部とからなり、中空状のシール部を有するドアウエザストリップであって、少なくとも前記コーナー部分においては、前記シール部を平面視で略角状に形成し、かつ、その内周側に平板状のインサートを埋設したことを特徴とするドアウエザストリップ。
【0011】
手段1によれば、ドアウエザストリップのコーナー部分の型成形部において、中空状のシール部が平面視で略角状に形成されることで、自動車ドアのコーナー部分が略角状をなすような場合、ドア外周にシール部が十分に行き渡ることとなり、ドアの閉状態におけるシール性が十分に確保される。一方で、その内周側に平板状のインサートが埋設されている。このため、コーナー部分の剛性が確保され、結果的にシール性の向上が図られる。また、別部材を取付けることで見栄えが悪くなるおそれのあった従来技術とは異なり、インサートが埋設される構成となっているため、外観品質の低下を防止できる。さらに、インサートの埋設部位において自動車ドアに取付ける構成とすれば、取付状態の著しい安定化を図ることができる。なお、「平面視」とあるのは、「側面視」の文言にも置き換えることができるが、要するに、「自動車の側面から見て」という趣旨である(以下、各手段において同様)。
【0012】
手段2.自動車ドアのほぼ外周に対応して取付けられる基底部と、前記基底部から外周側に延びる側壁部と、前記側壁部に一体形成された中空状のシール部とを具備し、押出成形部と、少なくとも1つのコーナー部分に対応する型成形部とからなり、環状に形成されたドアウエザストリップであって、少なくとも前記コーナー部分においては、前記基底部を湾曲状に形成するとともに前記シール部を平面視で略角状に形成し、かつ、前記側壁部内に平板状のインサートを埋設したことを特徴とするドアウエザストリップ。
【0013】
手段2によれば、基本的には基底部が自動車ドアのほぼ外周に対応して取付けられることで、ドアウエザストリップが装着される。また、ドア閉時には、中空状のシール部が弾性変形することによってシール性が確保される。さて、手段2では、少なくとも1つのコーナー部分においては、基底部が湾曲状に形成される。このため、自動車ドアのコーナー部の一部が湾曲状をなす場合、当該部分に基底部を沿わせて取付けることができる。また、シール部が平面視で略角状に形成されているため、自動車ドアの一部(例えば板金部分等)が平面視で略角状をなすような場合、ドア外周にシール部が十分に行き渡ることとなり、ドアの閉状態におけるシール性が十分に確保される。一方で、角部或いはその近傍においては、基底部とシール部との距離が比較的長くなるが、その間の側壁部内に平板状のインサートが埋設されている。このため、コーナー部分の剛性が確保され、結果的にシール性の向上が図られる。また、別部材を取付けることで見栄えが悪くなるおそれのあった従来技術とは異なり、インサートが埋設される構成となっているため、外観品質の低下を防止できる。さらに、インサートの埋設部位において自動車ドアに取付ける構成とすれば、シール部近傍においても取付けられていることとなるため、取付状態の著しい安定化を図ることができる。
【0014】
手段3.少なくとも前記コーナー部分においては、前記基底部は、前記自動車ドア外周面と略平行な取付面に対しクリップで取付けられることを特徴とする手段2に記載のドアウエザストリップ。
【0015】
手段3によれば、基底部は、少なくともコーナー部分において、自動車ドア外周面と略平行な取付面に対しクリップで取付けられるため、最低限の取付性が確保される。つまり、コーナー部分においてドアウエザストリップが取付けられていないといった事態を回避できる。
【0016】
手段4.前記インサートに対応する部位が、前記自動車ドアのコーナー部分に取付手段にて取付けられることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のドアウエザストリップ。
【0017】
手段4によれば、インサートに対応する部位が、自動車ドアのコーナー部分に取付手段にて取付けられる。つまり、シール部近傍においてもドアウエザストリップが取付けられることとなるため、取付状態の著しい安定化を図ることができる。なお、「前記取付手段はクリップであって、前記クリップが自動車ドアのコーナー部分の板金部分に取着されること」としてもよい。
【0018】
手段5.前記自動車用ドアはフロントドアであって、前記インサートが埋設される部位は、後下コーナー部分であることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載のドアウエザストリップ。
【0019】
手段5によれば、フロントドアの後下コーナー部分が、平面視で略角状をなすような場合に、上述した作用効果が奏される。
【0020】
手段6.前記フロントドアの後側のリアドアは、前記フロントドアとともに観音開き可能となっていることを特徴とする手段5に記載のドアウエザストリップ。
【0021】
手段6のように、フロントドア及びリアドアが観音開きされるような構成となっている場合、フロントドアの後下コーナー部は、平面視で略角状に形成せざるを得ず、これに対応するドアウエザストリップのシール部の後下コーナー部も平面視で略角状に形成せざるを得ないという事情がある。そのような事情がある場合において、上述した作用効果が奏される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態における自動車1は、フロントドア2及びリアドア3を有しており、両ドア2,3は所謂「観音開き」されるようになっている。すなわち、フロントドア2は、自動車本体4に形成された乗降用の開口の前部において開閉可能に支持されており、リアドア3は、前記開口の後部において開閉可能に支持されている。本実施の形態では、フロントドア2が開状態となっている場合に限り、リアドア3の開成が許容されるようになっている。また、リアドア3が閉状態となっている場合に限り、フロントドア2の閉成が許容されるようになっている。このように、両ドア2,3が「観音開き」される都合上、フロントドア2の後下コーナー部及びリアドア3の前下コーナー部はそれぞれ平面視(側面視)で略角状をなしている。このため、リアドア3が閉状態にあり、かつ、フロントドア2が開状態にある場合に画定される開口部の後下部もまた略角状をなすようになっている。
【0023】
さて、本実施の形態では、フロントドア2に装着されるドアウエザストリップに特徴を有しているので、以下には、当該ドアウエザストリップを中心に説明する。
【0024】
図2に示すように、フロントドア2に装着されるドアウエザストリップ(以下、単に「ウエザストリップ」と称する)11は、3つの押出成形部12,13,14と、3つの型成形部(同図散点模様を付した部分)15,16,17とを備えている。すなわち、押出成形部12,13,14は、図示しない押出成形機により長尺状に形成される。また、型成形部15,16,17は、隣接する押出成形部12,13、(13,14)、(14,15)の端部を連結するようにして所定の金型装置によって形成されている。これら各成形部12〜17は主としてEPDM等のゴム材料、又はTPO等の熱可塑性エラストマー、又はそれらの発泡材料により構成されている。
【0025】
図4は、図3のJ−J線断面図である。同図に示すように、押出成形部12(,13,14)は、フロントドア2の図示しないリテーナに対し嵌め込まれる、或いは、フロントドア2のほぼ外周に対応する取付面2aに対し所定間隔でクリップにて取付けられる基底部21と、当該基底部21から外周側に延びる側壁部22と、前記側壁部22に一体形成された中空状のシール部23とを備えている。
【0026】
また、型成形部15,16,17についても、形状こそ違うものの、押出成形部12,13,14の場合と同様、基底部、中空状のシール部等を有している。特に、本実施の形態において特有の構成を有する後下コーナー部に対応する型成形部15について説明すると、当該型成形部15は、図5,6,7に示すように、基底部31と、当該基底部31から外周側に延びる側壁部32と、前記側壁部32に一体形成された中空状のシール部33とを備えている。
【0027】
型成形部15に対応するフロントドア2は、該フロントドア2外周面とほぼ平行な取付面2a(図5,6,7参照)を有している。かかる取付面2aに対応して、図3に示すように、型成形部15の基底部31もまた、湾曲状に形成されている。そして、型成形部15の基底部31は、取付面2aに当接された状態で、所定間隔毎にクリップ41止めされることで取付けられる。一方、型成形部15のシール部33は、フロントドア2後下部の平面視(側面視)で略角状の板金形状に対応するようにして略角状に形成されている。このように略角状にシール部33が形成されていることによって、フロントドア2外周にシール部33が十分に行き渡り、もってフロントドア2の閉状態におけるシール性が十分に確保されるようになっている。
【0028】
換言すれば、ウエザストリップ11は、コーナー部の角部において、基底部31とシール部33との距離が最も長くなっている(側壁部32が最も長くなっている)。それ故、シール部33は、角部に近づくほどクリップ41からの距離が遠くなっているといえる。この点、本実施の形態では、シール部33の角部及びその近傍における取付状態の安定性の確保等を図るべく、次のような構成を採用している。
【0029】
すなわち、前記コーナー部分に対応する側壁部32内には、平板状(略三角板形状又はホームベース板形状)をなすインサート42が埋設されている。当該インサート42は、比較的剛性の高い樹脂材料、例えばポリアミドよりなる。かかるインサート42に対応する部位には、複数箇所においてクリップ孔43が形成されており、該クリップ孔43に取付手段としてのクリップ44(図6,7参照)を嵌め込むことで、前記側壁部32がフロントドア2後下コーナー部の板金部分に取付けられるようになっている。
【0030】
次に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効果について説明する。
【0031】
本実施の形態では、フロントドア2は、その外周面とほぼ平行な取付面2aを有し、かかる取付面2aに対応して、後下コーナー部分に対応する型成形部15においては、基底部31が湾曲状に形成される。従って、当該取付面2aに基底部31を沿わせてクリップ41で取付けることができる。
【0032】
また、本実施の形態ではフロントドア2及びリアドア3が観音開きされる構成となっており、フロントドア2の後下コーナー部は、略角状に形成せざるを得ないという事情がある。このような事情の下、本実施の形態では型成形部15のシール部33が略角状に形成されている。このため、フロントドア2の後下コーナー部において、フロントドア2外周にシール部33が十分に行き渡ることとなり、当該フロントドア2の閉状態におけるシール性が十分に確保される。
【0033】
一方で、前記角部或いはその近傍においては、基底部31とシール部33との距離が比較的長くなる(側壁部32が長くなる)。この点、本実施の形態では、シール部33内側の側壁部32内に平板状のインサート42が埋設されている。このため、コーナー部分の剛性が十分に確保され、結果的にシール性の向上が図られる。また、別部材を取付けることで見栄えが悪くなるおそれのあった従来技術とは異なり、インサート42が埋設される構成となっているため、外観品質の低下を防止できる。
【0034】
さらに、インサート42に対応して複数のクリップ孔43を設け、該クリップ孔43に対応させてクリップ44を嵌め込むことによって、型成形部15が安定して取付けられる。そのため、基底部31から比較的遠いシール部33近傍においても十分に取付性を担保することができ、結果として、取付状態の著しい安定化を図ることができる。
【0035】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0036】
(a)上記実施の形態ではインサート42に対応してクリップ孔43を設けクリップ44を取着する構成を採用しているが、インサートに対し、その裏面側から略垂直に突出するクリップ状の突起を一体形成することとし、該突起をフロントドア2の板金部分に取着する構成としてもよい。
【0037】
(b)上記実施の形態では、フロントドア2外周に取付けられるドアウエザストリップ11について具体化されているが、リアドア3外周に取付けられるウエザストリップに具体化することもできる。
【0038】
(c)また、フロントドア2の後下コーナー部に限られず、後上コーナー部(型成形部16)に関しても、上記のようにインサートを埋設する構成を採用してもよい。
【0039】
(d)上記実施の形態では、インサート42をポリアミドにより構成しているが、ウエザストリップ11よりも剛性の高い又は硬質の素材であれば、特にポリアミドに限定されるものではなく、例えばポリエステル等の熱可塑性樹脂材料や板金、アルミニウム合金等のダイカスト品により構成してもよい。但し、型成形部がゴム材料で形成される場合に、ゴムの加硫時において、溶融等を起こさない素材であることが望ましい。
【0040】
(e)上記実施の形態では、ウエザストリップ11の素材としてEPDM等を採用しているが、その外にもスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレン共重合ゴム、アクリルゴム等の各種ゴム、或いはゴム状弾性を有する合成樹脂素材(この場合、かかる合成樹脂素材もゴム材料の範疇に含まれるものとする)によりウエザストリップを形成してもよい。
【0041】
(f)上記実施の形態では、フロントドア2及びリアドア3が「観音開き」される場合について具体化されているが、必ずしも「観音開き」されるものでなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態において自動車の概略構成を示す側面模式図である。
【図2】ドアウエザストリップの概略構成を説明する模式図である。
【図3】ウエザストリップのうち、主として後下コーナー部に対応する部分を示す図である。
【図4】図3のJ−J線断面図である。
【図5】図3のK−K線断面図である。
【図6】図3のL−L線断面図である。
【図7】図3のM−M線断面図である。
【符号の説明】
1…自動車、2…フロントドア、2a…取付面、3…リアドア、4…自動車本体、11…(ドア)ウエザストリップ、12,13,14…押出成形部、15,16,17…型成形部、31…基底部、32…側壁部、33…シール部、41…クリップ、42…インサート、43…クリップ孔、44…取付手段としてのクリップ。

Claims (5)

  1. 自動車ドア外周に環状に取付けられ、押出成形部と、少なくとも1つのコーナー部分に対応する型成形部とからなり、中空状のシール部を有するドアウエザストリップであって、
    少なくとも前記コーナー部分においては、前記シール部を平面視で略角状に形成し、かつ、その内周側に平板状のインサートを埋設したことを特徴とするドアウエザストリップ。
  2. 自動車ドアのほぼ外周に対応して取付けられる基底部と、前記基底部から外周側に延びる側壁部と、前記側壁部に一体形成された中空状のシール部とを具備し、押出成形部と、少なくとも1つのコーナー部分に対応する型成形部とからなり、環状に形成されたドアウエザストリップであって、
    少なくとも前記コーナー部分においては、前記基底部を湾曲状に形成するとともに前記シール部を平面視で略角状に形成し、かつ、前記側壁部内に平板状のインサートを埋設したことを特徴とするドアウエザストリップ。
  3. 少なくとも前記コーナー部分においては、前記基底部は、前記自動車ドア外周面と略平行な取付面に対しクリップで取付けられることを特徴とする請求項2に記載のドアウエザストリップ。
  4. 前記インサートに対応する部位が、前記自動車ドアのコーナー部分に取付手段にて取付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドアウエザストリップ。
  5. 前記自動車用ドアはフロントドアであって、前記インサートが埋設される部位は、後下コーナー部分であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドアウエザストリップ。
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