JP2001071751A - 自動車ドア下部のシール構造 - Google Patents

自動車ドア下部のシール構造

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JP2001071751A JP24952199A JP24952199A JP2001071751A JP 2001071751 A JP2001071751 A JP 2001071751A JP 24952199 A JP24952199 A JP 24952199A JP 24952199 A JP24952199 A JP 24952199A JP 2001071751 A JP2001071751 A JP 2001071751A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/86Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel
    • B60J10/87Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel with additional seals on the panel side
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/30Sealing arrangements characterised by the fastening means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のウエザーストリップと泥除けシールを
備える自動車ドア下部のシール構造は、ドアパネルに泥
除けシール専用の第二段差を設けたり、ロアモールを取
付ける必要があるので、乗降性や生産性が悪い。 【解決手段】ドアパネル10の室内側60下端部に、水
平壁部12とその車外側70に連設位置する垂直壁部1
3とからなる取付段部11を形成し、水平壁部12に、
中空部32がボディパネル20に弾接するウエザースト
リップ30の基底部31を取付け、垂直壁部13に、ウ
エザーストリップ30に接して、リップ部42がボディ
パネル20に弾接する泥除けシール40の基部41を取
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車ドア下部
のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 自動車のドア下部には、泥やロードノ
イズが室内へ侵入するのを防止するために、ウエザース
トリップの他に泥除けシールが設けられている。従来、
図4および図5に示すように、泥除けシール40は、ド
アパネル10に、ウエザーストリップ30取付用の第一
段差50とは別に、泥除けシール専用の第二段差51を
設けてその第二段差51に両面テープ53で取付けた
り、また、図6に示すように、ロアモール52を介して
取付けていた。
【0003】しかし、ドアパネル10に泥除けシール4
0専用の第二段差51を設ける従来技術にあっては、ド
アパネル10のプレス成形が複雑になり、シール材を取
付けるスペースが必要で、ドアの開口面積が狭くなり乗
降性に問題が発生していた。また、ロアモール52を介
して取付ける従来技術においては、さらにロアモール5
2という別個の部品が必要で、それをドアパネル10に
取付ける余分な作業も必要となる。また、泥除けシール
40をロアモール52に取付けるための手段も厄介であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のウエザーストリップ30と泥除けシール4
0を備える自動車ドア下部のシール構造は、ドアパネル
10に泥除けシール40専用の第二段差51を設けた
り、ロアモール52を取付ける必要があるので、人の乗
降性や生産性が悪いことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図3を参照し
て説明する。第1の発明は、ドアパネル10の室内側6
0下端部に、水平壁部12とその車外側70に連設位置
する垂直壁部13とからなる取付段部11を形成し、水
平壁部12に、中空部32がボディパネル20に弾接す
るウエザーストリップ30の基底部31を取付け、垂直
壁部13に、ウエザーストリップ30に接して、リップ
部42がボディパネル20に弾接する泥除けシール40
の基部41を取付けたものである。
【0006】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、ウエザーストリップ基底部31の車外側面に凸部3
3を突設すると共に、中空部32の車外側面にシール片
34を突設し、凸部33とシール片34をそれぞれ泥除
けシール基部41の室内側面に弾接させ、さらに、泥除
けシール40のリップ部42付根の車外側面に第一突起
部43を突設すると共に、基部41上端部の室内側面に
第二突起部44を立設し、少なくともドア閉時に第一突
起部43をドアパネル10の垂直壁部13の車外側に連
設する水平下連設部14に弾接させ、第二突起部44を
ドアパネル10の水平壁部12に弾接させてなるもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】 本実施形態に係る自動車ドア下
部のシール構造は、ドアパネル10の室内側60下端部
に、水平壁部12とその車外側70に連設して位置する
垂直壁部13とからなる取付段部11を形成している。
そして、水平壁部12に、中空部32がボディパネル2
0に弾接するウエザーストリップ30の基底部31をク
リップ15で取付けると共に、垂直壁部13に、ウエザ
ーストリップ30に接して、リップ部42がボディパネ
ル20に弾接する泥除けシール40の基部41を同じく
クリップ16で取付けて構成している。なお、本実施形
態において、ウエザーストリップ30と泥除けシール4
0の取付けはクリップ15,16で行っているが、両面
テープで行うこともできる。
【0008】このドア下部のシール構造は、一つの取付
段部11にウエザーストリップ30と泥除けシール40
の両方を取付けることとしているので、従来のように泥
除けシール40専用の第二段差51を形成する必要がな
い。従って、ドアパネル10のプレス成形が容易とな
り、シール材を取付けるスペースが小さくなり、ドアの
開口が広くなり乗降性が向上する。また、ロアモール5
2を必要としないので、余分な部材を要せず、それを取
付ける作業も不要となる。
【0009】なお、本実施形態に係るドア下部のシール
構造は、ウエザーストリップ基底部31の車外側面に凸
部33を突設すると共に、中空部32の車外側面にシー
ル片34を突設し、凸部33とシール片34をそれぞれ
泥除けシール基部41の室内側面に弾接させている。ま
た、泥除けシール40のリップ部42付根の車外側面に
第一突起部43を突設すると共に、基部41上端部の室
内側面に第二突起部44を立設し、少なくともドア閉時
に第一突起部43をドアパネル10の垂直壁部13の車
外側に連設する水平下連設部14に弾接させ、第二突起
部44をドアパネル10の水平壁部12に弾接させてい
る。
【0010】このドア下部のシール構造は、ウエザース
トリップ30に設けた凸部33とシール片34を泥除け
シール40の基部41に弾接させているので、ドアを閉
じた際に、凸部33およびシール片34の基部41に対
する弾接力が増加する。これによって、ウエザーストリ
ップ30と泥除けシール40の密着性が上昇し、シール
性が向上し泥やノイズの侵入防止効果を高めることがで
きる。それと同時に、泥よけシール40とドアパネル1
0との密着性が向上し、同じく泥やノイズの侵入をより
未然に防止することができる。
【0011】また、本実施形態に係るシール構造におい
ては、泥除けシール40に第一突起部43を設けている
ので、ドア閉時に、リップ部42がボディパネル20に
弾接した際、第一突起部43が水平下連設部14に突き
当たる。これによって、リップ部42のボディパネル2
0に対する反力が高くなってリップ部42がボディパネ
ル20に強く弾接する。よって、高いシール性が得られ
る。
【0012】さらに、第一突起部43の他に第二突起部
44を設けたことにより、第一突起部43が水平下連設
部14が強く弾接すると共に、第二突起部44が凸部3
3に押圧されて水平壁部12に強く弾接する。これによ
って、泥除けシール40は、クリップ16の他に、第一
突起部43と第二突起部44とで固定された状態となっ
て安定姿勢を維持することができ、いわゆる転びの発生
を未然に防止することができる。この第一突起部43と
第二突起部44は、泥除けシール40をクリップ16で
固定する場合に、当該泥除けシール40の安定姿勢を確
保するために特に有効である。勿論、この第一突起部4
3と第二突起部44は、泥除けシール40を両面テープ
で取付ける場合にも、効果的である。
【0013】
【発明の効果】 第1の発明のドア下部のシール構造
は、一つの取付段部11にウエザーストリップ30と泥
よけシール40の両方を取付けることとしているので、
ドアパネル10のプレス成形が容易となり、シール材を
取付けるスペースが小さくなり、ドア開口が広くなり乗
降性が向上する。また、ロアモール52を必要としない
ので、余分な部材とそれを取付ける作業が不要となり、
生産性が向上する。
【0014】第2の発明のドア下部のシール構造は、ウ
エザーストリップ30に設けた凸部33とシール片34
を泥除けシール40の基部41に弾接させているので、
ウエザーストリップ30と泥除けシール40の密着性が
上昇してシール性が向上し、泥やノイズの侵入を未然に
防止することができる。また、泥除けシール40とドア
パネル10との密着性も向上し、泥やノイズの侵入をさ
らに未然に防止することができる。
【0015】また、泥除けシール40に第一突起部43
を設けているので、リップ部42のボディパネル20に
対する反力が高くなってリップ部42がボディパネル2
0に強く弾接し、高いシール性を得ることができる。
【0016】さらに、第一突起部43の他に第二突起部
44を設けたことにより、泥除けシール40は、クリッ
プ16の他に、第一突起部43と第二突起部44とで固
定された状態となって安定姿勢を維持することができ、
いわゆる転びの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示すドア開時状態の図
1におけるA−A断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示すドア閉時状態の図
1におけるA−A断面図である。
【図4】 第1従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【図5】 第2従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【図6】 第3従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 取付段部 12 水平壁部 13 垂直壁部 14 水平下連設部 15 クリップ 16 クリップ 20 ボディパネル 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 中空部 33 凸部 34 シール片 40 泥除けシール 41 基部 42 リップ部 43 第一突起部 44 第二突起部 50 第一段差 51 第二段差 52 ロアモール 53 両面テープ 60 室内側 70 車外側
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月1日(2000.8.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動車ドア下部のシール構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車ドア下部
のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 自動車のドア下部には、泥やロードノ
イズが室内へ侵入するのを防止するために、ウエザース
トリップの他に泥除けシールが設けられている。従来、
図4および図5に示すように、泥除けシール40は、ド
アパネル10に、ウエザーストリップ30取付用の第一
段差50とは別に、泥除けシール専用の第二段差51を
設けてその第二段差51に両面テープ53で取付けた
り、また、図6に示すように、ロアモール52を介して
取付けていた。
【0003】しかし、ドアパネル10に泥除けシール4
0専用の第二段差51を設ける従来技術にあっては、ド
アパネル10のプレス成形が複雑になり、シール材を取
付けるスペースが必要で、ドアの開口面積が狭くなり乗
降性に問題が発生していた。また、ロアモール52を介
して取付ける従来技術においては、さらにロアモール5
2という別個の部品が必要で、それをドアパネル10に
取付ける余分な作業も必要となる。また、泥除けシール
40をロアモール52に取付けるための手段も厄介であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のウエザーストリップ30と泥除けシール4
0を備える自動車ドア下部のシール構造は、ドアパネル
10に泥除けシール40専用の第二段差51を設けた
り、ロアモール52を取付ける必要があるので、人の乗
降性や生産性が悪いことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図3を参照し
て説明する。第1の発明は、ドアパネル10の室内側6
0下端部に水平壁部12とその車外側70に連設位置
する垂直壁部13とからなる取付段部11を形成し、水
平壁部12に中空部32がボディパネル20に弾接す
るウエザーストリップ30の基底部31を取付け、垂直
壁部13にウエザーストリップ30に接してリップ
部42がボディパネル20に弾接する泥除けシール40
の基部41を取付け、中空部32の車外側面にシール片
34を突設して泥除けシール40基部41の室内側面に
弾接させ、泥除けシール40のリップ部42付根の車外
側面に第一突起部43を突設して,少なくともドア閉時
に,ドアパネル10の垂直壁部13の車外側に連設する
水平下連設部14に弾接させたものである。
【0006】また、第2の発明は、ドアパネル10の室
内側下端部に,水平壁部12とその車外側に連設位置す
る垂直壁部13とからなる取付段部11を形成し、水平
壁部12に,中空部32がボディパネル20に弾接する
ウエザーストリップ30の基底部31を取付け、垂直壁
部13に,ウエザーストリップ30に接して,リップ部
42がボディパネル20に弾接する泥除けシール40の
基部41を取付け、ウエザーストリップ基底部31の車
外側面に凸部33を突設すると共に中空部32の車外
側面にシール片34を突設し、凸部33とシール片34
をそれぞれ泥除けシール基部41の室内側面に弾接さ
せ、さらに、泥除けシール40のリップ部42付根の車
外側面に第一突起部43を突設すると共に、基部41上
端部の室内側面に第二突起部44を立設し、少なくとも
ドア閉時に第一突起部43をドアパネル10の垂直壁部
13の車外側に連設する水平下連設部14に弾接させ、
第二突起部44をドアパネル10の水平壁部12に弾接
させてなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】 本実施形態に係る自動車ドア下
部のシール構造は、ドアパネル10の室内側60下端部
に、水平壁部12とその車外側70に連設して位置する
垂直壁部13とからなる取付段部11を形成している。
そして、水平壁部12に、中空部32がボディパネル2
0に弾接するウエザーストリップ30の基底部31をク
リップ15で取付けると共に、垂直壁部13に、ウエザ
ーストリップ30に接して、リップ部42がボディパネ
ル20に弾接する泥除けシール40の基部41を同じく
クリップ16で取付けて構成している。なお、本実施形
態において、ウエザーストリップ30と泥除けシール4
0の取付けはクリップ15,16で行っているが、両面
テープで行うこともできる。
【0008】このドア下部のシール構造は、一つの取付
段部11にウエザーストリップ30と泥除けシール40
の両方を取付けることとしているので、従来のように泥
除けシール40専用の第二段差51を形成する必要がな
い。従って、ドアパネル10のプレス成形が容易とな
り、シール材を取付けるスペースが小さくなり、ドアの
開口が広くなり乗降性が向上する。また、ロアモール5
2を必要としないので、余分な部材を要せず、それを取
付ける作業も不要となる。
【0009】なお、本実施形態に係るドア下部のシール
構造は、ウエザーストリップ基底部31の車外側面に凸
部33を突設すると共に、中空部32の車外側面にシー
ル片34を突設し、凸部33とシール片34をそれぞれ
泥除けシール基部41の室内側面に弾接させている。ま
た、泥除けシール40のリップ部42付根の車外側面に
第一突起部43を突設すると共に、基部41上端部の室
内側面に第二突起部44を立設し、少なくともドア閉時
に第一突起部43をドアパネル10の垂直壁部13の車
外側に連設する水平下連設部14に弾接させ、第二突起
部44をドアパネル10の水平壁部12に弾接させてい
る。
【0010】このドア下部のシール構造は、ウエザース
トリップ30に設けた凸部33とシール片34を泥除け
シール40の基部41に弾接させているので、ドアを閉
じた際に、凸部33およびシール片34の基部41に対
する弾接力が増加する。これによって、ウエザーストリ
ップ30と泥除けシール40の密着性が上昇し、シール
性が向上し泥やノイズの侵入防止効果を高めることがで
きる。それと同時に、泥よけシール40とドアパネル1
0との密着性が向上し、同じく泥やノイズの侵入をより
未然に防止することができる。
【0011】また、本実施形態に係るシール構造におい
ては、泥除けシール40に第一突起部43を設けている
ので、ドア閉時に、リップ部42がボディパネル20に
弾接した際、第一突起部43が水平下連設部14に突き
当たる。これによって、リップ部42のボディパネル2
0に対する反力が高くなってリップ部42がボディパネ
ル20に強く弾接する。よって、高いシール性が得られ
る。
【0012】さらに、第一突起部43の他に第二突起部
44を設けたことにより、第一突起部43が水平下連設
部14が強く弾接すると共に、第二突起部44が凸部3
3に押圧されて水平壁部12に強く弾接する。これによ
って、泥除けシール40は、クリップ16の他に、第一
突起部43と第二突起部44とで固定された状態となっ
て安定姿勢を維持することができ、いわゆる転びの発生
を未然に防止することができる。この第一突起部43と
第二突起部44は、泥除けシール40をクリップ16で
固定する場合に、当該泥除けシール40の安定姿勢を確
保するために特に有効である。勿論、この第一突起部4
3と第二突起部44は、泥除けシール40を両面テープ
で取付ける場合にも、効果的である。
【0013】
【発明の効果】 第1の発明のドア下部のシール構造
は、一つの取付段部11にウエザーストリップ30と泥
よけシール40の両方を取付けることとしているので、
ドアパネル10のプレス成形が容易となり、シール材を
取付けるスペースが小さくなり、ドア開口が広くなり乗
降性が向上する。また、ロアモール52を必要としない
ので、余分な部材とそれを取付ける作業が不要となり、
生産性が向上する。
【0014】第2の発明のドア下部のシール構造は、ウ
エザーストリップ30に設けた凸部33とシール片34
を泥除けシール40の基部41に弾接させているので、
ウエザーストリップ30と泥除けシール40の密着性が
上昇してシール性が向上し、泥やノイズの侵入を未然に
防止することができる。また、泥除けシール40とドア
パネル10との密着性も向上し、泥やノイズの侵入をさ
らに未然に防止することができる。
【0015】また、泥除けシール40に第一突起部43
を設けているので、リップ部42のボディパネル20に
対する反力が高くなってリップ部42がボディパネル2
0に強く弾接し、高いシール性を得ることができる。
【0016】さらに、第一突起部43の他に第二突起部
44を設けたことにより、泥除けシール40は、クリッ
プ16の他に、第一突起部43と第二突起部44とで固
定された状態となって安定姿勢を維持することができ、
いわゆる転びの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示すドア開時状態の図
1におけるA−A断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示すドア閉時状態の図
1におけるA−A断面図である。
【図4】 第1従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【図5】 第2従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【図6】 第3従来例を示す図1におけるA−A断面図
である。
【符号の説明】 10 ドアパネル 11 取付段部 12 水平壁部 13 垂直壁部 14 水平下連設部 15 クリップ 16 クリップ 20 ボディパネル 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 中空部 33 凸部 34 シール片 40 泥除けシール 41 基部 42 リップ部 43 第一突起部 44 第二突起部 50 第一段差 51 第二段差 52 ロアモール 53 両面テープ 60 室内側 70 車外側

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネル(10)の室内側下端部に、水
    平壁部(12)とその車外側に連設位置する垂直壁部
    (13)とからなる取付段部(11)を形成し、水平壁
    部(12)に、中空部(32)がボディパネル(20)
    に弾接するウエザーストリップ(30)の基底部(3
    1)を取付け、垂直壁部(13)に、ウエザーストリッ
    プ(30)に接して、リップ部(42)がボディパネル
    (20)に弾接する泥除けシール(40)の基部(4
    1)を取付けてなる自動車ドア下部のシール構造。
  2. 【請求項2】ウエザーストリップ基底部(31)の車外
    側面に凸部(33)を突設すると共に、中空部(32)
    の車外側面にシール片(34)を突設し、凸部(33)
    とシール片(34)をそれぞれ泥除けシール(40)基
    部(41)の室内側面に弾接させ、 さらに、泥除けシール(40)のリップ部(42)付根
    の車外側面に第一突起部(43)を突設すると共に、基
    部(41)上端部の室内側面に第二突起部(44)を立
    設し、少なくともドア閉時に第一突起部(43)をドア
    パネル(10)の垂直壁部(13)の車外側に連設する
    水平下連設部(14)に弾接させ、第二突起部(44)
    をドアパネル(10)の水平壁部(12)に弾接させて
    なる請求項1に記載の自動車ドア下部のシール構造。
JP24952199A 1999-09-03 1999-09-03 自動車ドア下部のシール構造 Expired - Fee Related JP3218394B2 (ja)

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