JPH07290961A - ドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付構造 - Google Patents
ドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付構造Info
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- JPH07290961A JPH07290961A JP6088213A JP8821394A JPH07290961A JP H07290961 A JPH07290961 A JP H07290961A JP 6088213 A JP6088213 A JP 6088213A JP 8821394 A JP8821394 A JP 8821394A JP H07290961 A JPH07290961 A JP H07290961A
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- Japan
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- sash
- partition
- piece
- partition sash
- door
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/86—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel
- B60J10/87—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel with additional seals on the panel side
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パーティションサッシュ上端部のエンドキャ
ップとサッシュモールとの間の隙間発生を防止する。 【構成】 パーティションサッシュ５の上端部とドアサ
ッシュ２に装着したサッシュモール１１の下縁部１１ａ
との間に装着されるエンドキャップ２０を、パーティシ
ョンサッシュ５の上端面上に固定するベース片２１と、
ベース片２１の端部に一体成形されてサッシュモール下
縁部１１ａの車外側の側面とパーティションサッシュ上
端部の車外側の側面とに亘って密接するリップ片２２と
で、断面略Ｔ字状に形成してある。
ップとサッシュモールとの間の隙間発生を防止する。 【構成】 パーティションサッシュ５の上端部とドアサ
ッシュ２に装着したサッシュモール１１の下縁部１１ａ
との間に装着されるエンドキャップ２０を、パーティシ
ョンサッシュ５の上端面上に固定するベース片２１と、
ベース片２１の端部に一体成形されてサッシュモール下
縁部１１ａの車外側の側面とパーティションサッシュ上
端部の車外側の側面とに亘って密接するリップ片２２と
で、断面略Ｔ字状に形成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアのドアパー
ティションサッシュのエンドキャップ取付構造に関す
る。
ティションサッシュのエンドキャップ取付構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図８は自動車のリヤドアを示し、１はド
ア本体、２はドア本体１と一体にプレス成形したドアサ
ッシュ、３はレギュレータ機構４により昇降されるドア
ウインドウパネル、５はドアウインドウパネル３の昇降
ガイドとパーティションパネル６の固定とを行うパーテ
ィションサッシュで、パーティションパネル６はドアサ
ッシュ２の後側部とパーティションサッシュ５およびド
アウエスト部とで囲繞された部分に、図外のウエザース
トリップを介して固定してある。
ア本体、２はドア本体１と一体にプレス成形したドアサ
ッシュ、３はレギュレータ機構４により昇降されるドア
ウインドウパネル、５はドアウインドウパネル３の昇降
ガイドとパーティションパネル６の固定とを行うパーテ
ィションサッシュで、パーティションパネル６はドアサ
ッシュ２の後側部とパーティションサッシュ５およびド
アウエスト部とで囲繞された部分に、図外のウエザース
トリップを介して固定してある。
【０００３】パーティションサッシュ５はその下半分を
ドア本体１内に配置して、ブラケット７を介してドアイ
ンナパネル１ａにボルト８により固定し、上端をブラケ
ット９を介してドアサッシュ２にビス１０により固定し
てある。
ドア本体１内に配置して、ブラケット７を介してドアイ
ンナパネル１ａにボルト８により固定し、上端をブラケ
ット９を介してドアサッシュ２にビス１０により固定し
てある。
【０００４】パーティションサッシュ５の上端部は前述
のようにブラケット９を介してドアサッシュ２にビス１
０により固定されるが、このドアサッシュ２の車外側の
内周縁には図９に示すように装飾用のサッシュモール１
１が装着されるため、パーティションサッシュ５の上端
部にゴム、樹脂等の弾性材からなるエンドキャップ１２
を取付けて、パーティションサッシュ５の上端の車外側
の縁部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部１１ａとの金
属接触を回避するようにしている。
のようにブラケット９を介してドアサッシュ２にビス１
０により固定されるが、このドアサッシュ２の車外側の
内周縁には図９に示すように装飾用のサッシュモール１
１が装着されるため、パーティションサッシュ５の上端
部にゴム、樹脂等の弾性材からなるエンドキャップ１２
を取付けて、パーティションサッシュ５の上端の車外側
の縁部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部１１ａとの金
属接触を回避するようにしている。
【０００５】エンドキャップ１２は断面略Ｌ字状に形成
して、パーティションサッシュ５の上端部の車外側の側
面から上端面を覆って接着固定してある。
して、パーティションサッシュ５の上端部の車外側の側
面から上端面を覆って接着固定してある。
【０００６】この類似構造は、例えば１９９１年９月
日産自動車（株）発行 新型車解説書 Ｕ１３型系車の
紹介Ｄ−４６頁に示されている。
日産自動車（株）発行 新型車解説書 Ｕ１３型系車の
紹介Ｄ−４６頁に示されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】パーティションサッシ
ュ５は組付け誤差や成形誤差等により、サッシュモール
１１に対して上下方向および車幅方向に不可避的にバラ
ツキを生じるが、このバラツキによってエンドキャップ
１２とサッシュモール１１とが強く接触してパーティシ
ョンサッシュ５の上端部の組付作業性が悪化したり、あ
るいはエンドキャップ１２とサッシュモール１１との間
に隙間が生じて外観を損なうばかりでなく、水侵入や風
洩れ音を発生する不具合がある。
ュ５は組付け誤差や成形誤差等により、サッシュモール
１１に対して上下方向および車幅方向に不可避的にバラ
ツキを生じるが、このバラツキによってエンドキャップ
１２とサッシュモール１１とが強く接触してパーティシ
ョンサッシュ５の上端部の組付作業性が悪化したり、あ
るいはエンドキャップ１２とサッシュモール１１との間
に隙間が生じて外観を損なうばかりでなく、水侵入や風
洩れ音を発生する不具合がある。
【０００８】そこで、本発明はパーティションサッシュ
２の組付誤差等によってもサッシュモールとの間に隙間
を生じることがなく、また、パーティションサッシュの
組付作業性を向上することもできるドアパーティション
サッシュのエンドキャップ取付構造を提供するものであ
る。
２の組付誤差等によってもサッシュモールとの間に隙間
を生じることがなく、また、パーティションサッシュの
組付作業性を向上することもできるドアパーティション
サッシュのエンドキャップ取付構造を提供するものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１にあっては、パ
ーティションパネルの固定とドアウインドウパネルの昇
降ガイドとを行うパーティションサッシュの上端部をド
アサッシュに連結すると共に、該パーティションサッシ
ュの上端部とドアサッシュに装着したサッシュモールの
下縁部との間に弾性材からなるエンドキャップを装着す
る構造において、前記エンドキャップをベース片と、ベ
ース片の端部に一体成形したリップ片とで断面略Ｔ字状
に形成し、ベース片をパーティションサッシュの上端面
上に載置固定して、リップ片をサッシュモール下縁部の
車外側の側面とパーティションサッシュ上端部の車外側
の側面とに亘って密接配置してある。
ーティションパネルの固定とドアウインドウパネルの昇
降ガイドとを行うパーティションサッシュの上端部をド
アサッシュに連結すると共に、該パーティションサッシ
ュの上端部とドアサッシュに装着したサッシュモールの
下縁部との間に弾性材からなるエンドキャップを装着す
る構造において、前記エンドキャップをベース片と、ベ
ース片の端部に一体成形したリップ片とで断面略Ｔ字状
に形成し、ベース片をパーティションサッシュの上端面
上に載置固定して、リップ片をサッシュモール下縁部の
車外側の側面とパーティションサッシュ上端部の車外側
の側面とに亘って密接配置してある。
【００１０】請求項２にあっては、エンドキャップがそ
のベース片に取付け片を一体に備え、該取付け片をパー
ティションサッシュの側面に接着して固定してある。
のベース片に取付け片を一体に備え、該取付け片をパー
ティションサッシュの側面に接着して固定してある。
【００１１】請求項３にあっては、パーティションサッ
シュの上端の車外側の縁部をサッシュモールの最下縁よ
りも車室側にオフセットして配置して、該車外側の縁部
とサッシュモールの下縁部との間に空隙部を形成してあ
る。
シュの上端の車外側の縁部をサッシュモールの最下縁よ
りも車室側にオフセットして配置して、該車外側の縁部
とサッシュモールの下縁部との間に空隙部を形成してあ
る。
【００１２】
【作用】請求項１によれば、パーティションサッシュの
上端部位置が組付誤差等によりサッシュモールに対して
上下方向あるいは車幅方向にバラツキを生じても、リッ
プ片の弾性変形によって、該リップ片がサッシュモール
下縁部の車外側の側面とパーティションサッシュ上端部
の車外側の側面との密接状態を維持するから、サッシュ
モールとの間に隙間を生じることは全くない。
上端部位置が組付誤差等によりサッシュモールに対して
上下方向あるいは車幅方向にバラツキを生じても、リッ
プ片の弾性変形によって、該リップ片がサッシュモール
下縁部の車外側の側面とパーティションサッシュ上端部
の車外側の側面との密接状態を維持するから、サッシュ
モールとの間に隙間を生じることは全くない。
【００１３】請求項２によれば、取付け片をパーティシ
ョンサッシュの側面に接着して固定するから、エンドキ
ャップの固定を確実に行うことができる。
ョンサッシュの側面に接着して固定するから、エンドキ
ャップの固定を確実に行うことができる。
【００１４】請求項３によれば、パーティションサッシ
ュの上端の車外側の縁部とサッシュモールの下縁部との
間には空隙部を形成してあるから、この空隙部でパーテ
ィションサッシュ上端部のバラツキ許容代が得られ、パ
ーティションサッシュ上端部が組付誤差等により上方あ
るいは車外側へバラツキを生じても、該パーティション
サッシュの上端がエンドキャップのベース片を挾んだ状
態でサッシュモールに強圧干渉することはなく、パーテ
ィションサッシュ上端部の組付作業性を損なうことはな
い。
ュの上端の車外側の縁部とサッシュモールの下縁部との
間には空隙部を形成してあるから、この空隙部でパーテ
ィションサッシュ上端部のバラツキ許容代が得られ、パ
ーティションサッシュ上端部が組付誤差等により上方あ
るいは車外側へバラツキを生じても、該パーティション
サッシュの上端がエンドキャップのベース片を挾んだ状
態でサッシュモールに強圧干渉することはなく、パーテ
ィションサッシュ上端部の組付作業性を損なうことはな
い。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【００１６】図１〜３において、２０はパーティション
サッシュ５の上端部とドアサッシュ２の車外側の内周縁
に装着したサッシュモール１１の下縁部１１ａとの間に
装着されるゴム、樹脂等の弾性材からなるエンドキャッ
プで、ベース片２１と該ベース片２１の端部に一体成形
したリップ片２２とで断面略Ｔ字状に形成してあり、ベ
ース片２１をパーティションサッシュ５の上端面上に載
置固定して、リップ片２２をサッシュモール１１の下縁
部１１ａの車外側の側面と、パーティションサッシュ５
の上端部の車外側の側面とに亘って密接配置してある。
サッシュ５の上端部とドアサッシュ２の車外側の内周縁
に装着したサッシュモール１１の下縁部１１ａとの間に
装着されるゴム、樹脂等の弾性材からなるエンドキャッ
プで、ベース片２１と該ベース片２１の端部に一体成形
したリップ片２２とで断面略Ｔ字状に形成してあり、ベ
ース片２１をパーティションサッシュ５の上端面上に載
置固定して、リップ片２２をサッシュモール１１の下縁
部１１ａの車外側の側面と、パーティションサッシュ５
の上端部の車外側の側面とに亘って密接配置してある。
【００１７】リップ片２２は自由状態で円弧状に形成し
てあって、装着時には車外側へ弾性変形して前述のよう
にサッシュモール１１の下縁部１１ａの車外側の側面
と、パーティションサッシュ５の上端部の車外側の側面
とに密接するようにしてある。
てあって、装着時には車外側へ弾性変形して前述のよう
にサッシュモール１１の下縁部１１ａの車外側の側面
と、パーティションサッシュ５の上端部の車外側の側面
とに密接するようにしてある。
【００１８】この実施例では、ベース片２１に上向きの
取付け片２３と下向きの２つの取付け片２４とを一体成
形してあって、取付け片２３をパーティションサッシュ
５の隔壁５ａの上端部に接合されてドアサッシュ２に連
結するブラケット９の側面に接着固定してあると共に、
取付け片２４，２４を隔壁５ａで仕切られてドアウイン
ドウパネル３（図８参照）の後縁部を保持するガラスラ
ン嵌着溝５ｂの車外側の側面、およびパーティションパ
ネル６（図８参照）の後縁部を保持するウエザーストリ
ップ嵌着溝５ｃの車外側の側面に接着固定して、ベース
片２１をパーティションサッシュ５の上端面上に定置す
るようにしてある。
取付け片２３と下向きの２つの取付け片２４とを一体成
形してあって、取付け片２３をパーティションサッシュ
５の隔壁５ａの上端部に接合されてドアサッシュ２に連
結するブラケット９の側面に接着固定してあると共に、
取付け片２４，２４を隔壁５ａで仕切られてドアウイン
ドウパネル３（図８参照）の後縁部を保持するガラスラ
ン嵌着溝５ｂの車外側の側面、およびパーティションパ
ネル６（図８参照）の後縁部を保持するウエザーストリ
ップ嵌着溝５ｃの車外側の側面に接着固定して、ベース
片２１をパーティションサッシュ５の上端面上に定置す
るようにしてある。
【００１９】また、パーティションサッシュ５はその上
端の車外側の縁部５Ｅを、サッシュモール１１の最下縁
よりも車外側にオフセットして配置して、該車外側の縁
部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部１１ａとの間に空
隙部Ｓを形成してある。
端の車外側の縁部５Ｅを、サッシュモール１１の最下縁
よりも車外側にオフセットして配置して、該車外側の縁
部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部１１ａとの間に空
隙部Ｓを形成してある。
【００２０】パーティションサッシュ２５の上端部のド
アサッシュ２に対する取付位置をずらさないで前記空隙
部Ｓを形成するために、本実施例ではサッシュモール１
１の下縁部１１ａをその内、外側面を傾斜させて鋭角状
に形成し、最下縁が車外側へ偏寄するようにしてある。
アサッシュ２に対する取付位置をずらさないで前記空隙
部Ｓを形成するために、本実施例ではサッシュモール１
１の下縁部１１ａをその内、外側面を傾斜させて鋭角状
に形成し、最下縁が車外側へ偏寄するようにしてある。
【００２１】以上の実施例構造によれば、エンドキャッ
プ２０のリップ片２２がサッシュモール１１の下縁部１
１ａの車外側の側面と、パーティションサッシュ５の上
端部の車外側の側面とに亘って密着しているため、パー
ティションサッシュ５の取付誤差等によってその上端部
位置がサッシュモール１１に対して図４に示すように車
外側へ、又は図５に示すように車室側へバラツキを生じ
ても、該リップ片２２が弾性変形してこのバラツキを吸
収し、サッシュモール１１との間に隙間を生じることは
ない。
プ２０のリップ片２２がサッシュモール１１の下縁部１
１ａの車外側の側面と、パーティションサッシュ５の上
端部の車外側の側面とに亘って密着しているため、パー
ティションサッシュ５の取付誤差等によってその上端部
位置がサッシュモール１１に対して図４に示すように車
外側へ、又は図５に示すように車室側へバラツキを生じ
ても、該リップ片２２が弾性変形してこのバラツキを吸
収し、サッシュモール１１との間に隙間を生じることは
ない。
【００２２】また、同様にパーティションサッシュ５の
上端部位置が図６に示すように下方にバラツキを生じた
場合にも、リップ片２２がサッシュモール１１の下縁部
１１ａとの密接状態を維持し、逆に図７に示すように上
方にバラツキを生じた場合にはベース片２１およびリッ
プ片２２が弾性変形して前記密接状態を維持し、何れの
方向へのバラツキに対しても常にリップ片２２の密接状
態を保って、サッシュモール１１との間に隙間を生じる
ことは全くない。
上端部位置が図６に示すように下方にバラツキを生じた
場合にも、リップ片２２がサッシュモール１１の下縁部
１１ａとの密接状態を維持し、逆に図７に示すように上
方にバラツキを生じた場合にはベース片２１およびリッ
プ片２２が弾性変形して前記密接状態を維持し、何れの
方向へのバラツキに対しても常にリップ片２２の密接状
態を保って、サッシュモール１１との間に隙間を生じる
ことは全くない。
【００２３】ここで、特にパーティションサッシュ５の
上端の車外側の縁部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部
１１ａとの間には空隙部Ｓを形成してあるから、この空
隙部Ｓでパーティションサッシュ５上端部のバラツキ許
容代が得られ、パーティションサッシュ５の上端部が前
述の図４に示すように車外側へ、又は図７に示すように
上方へバラツキを生じても、該パーティションサッシュ
５の上端がエンドキャップ２０のベース片２１を挾んだ
状態でサッシュモール１１に強圧干渉することはなく、
従って、ブラケット９を介してのドアサッシュ２への組
付作業性を損なうことはない。
上端の車外側の縁部５Ｅとサッシュモール１１の下縁部
１１ａとの間には空隙部Ｓを形成してあるから、この空
隙部Ｓでパーティションサッシュ５上端部のバラツキ許
容代が得られ、パーティションサッシュ５の上端部が前
述の図４に示すように車外側へ、又は図７に示すように
上方へバラツキを生じても、該パーティションサッシュ
５の上端がエンドキャップ２０のベース片２１を挾んだ
状態でサッシュモール１１に強圧干渉することはなく、
従って、ブラケット９を介してのドアサッシュ２への組
付作業性を損なうことはない。
【００２４】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
を奏せられる。
【００２５】(1) パーティションサッシュの上端部位置
が組付誤差等によりサッシュモールに対して上下方向あ
るいは車幅方向にバラツキを生じても、リップ片の弾性
変形によって、又はリップ片とベース片の弾性変形によ
って、該リップ片がサッシュモール下縁部の車外側の側
面とパーティションサッシュ上端部の車外側の側面との
密接状態を維持するから、サッシュモールとの間に隙間
を生じることは全くなく、従って、外観を向上すること
ができると共に、水侵入防止および風洩れ音防止を徹底
することができる。
が組付誤差等によりサッシュモールに対して上下方向あ
るいは車幅方向にバラツキを生じても、リップ片の弾性
変形によって、又はリップ片とベース片の弾性変形によ
って、該リップ片がサッシュモール下縁部の車外側の側
面とパーティションサッシュ上端部の車外側の側面との
密接状態を維持するから、サッシュモールとの間に隙間
を生じることは全くなく、従って、外観を向上すること
ができると共に、水侵入防止および風洩れ音防止を徹底
することができる。
【００２６】(2) エンドキャップはそのベース片に付設
した取付け片をパーティションサッシュの側面に接着固
定するから、ベース片の接着固定面積を十分に確保でき
てエンドキャップの固定を確実に行うことができる。
した取付け片をパーティションサッシュの側面に接着固
定するから、ベース片の接着固定面積を十分に確保でき
てエンドキャップの固定を確実に行うことができる。
【００２７】(3) パーティションサッシュ上端の車外側
の縁部をサッシュモールの最下縁よりも車室側にオフセ
ットして配置し、該車外側の縁部をサッシュモールの下
縁部との間に空隙部を形成してあるから、この空隙部で
パーティションサッシュ上端部のバラツキ許容代が得ら
れ、パーティションサッシュ上端部が組付誤差等によっ
て上方あるいは車外側へバラツキを生じても、該パーテ
ィションサッシュの上端がエンドキャップのベース片を
挾んだ状態でサッシュモールに強圧干渉することはな
く、パーティションサッシュ上端部の組付作業性を損な
うことがない。
の縁部をサッシュモールの最下縁よりも車室側にオフセ
ットして配置し、該車外側の縁部をサッシュモールの下
縁部との間に空隙部を形成してあるから、この空隙部で
パーティションサッシュ上端部のバラツキ許容代が得ら
れ、パーティションサッシュ上端部が組付誤差等によっ
て上方あるいは車外側へバラツキを生じても、該パーテ
ィションサッシュの上端がエンドキャップのベース片を
挾んだ状態でサッシュモールに強圧干渉することはな
く、パーティションサッシュ上端部の組付作業性を損な
うことがない。
【図１】本発明の一実施例を示す図８のＡ−Ａ線に沿う
断面図。
断面図。
【図２】同実施例の斜視図。
【図３】同実施例のパーティションサッシュとエンドキ
ャップおよびブラケットとの関係を示す分解斜視図。
ャップおよびブラケットとの関係を示す分解斜視図。
【図４】同実施例のパーティションサッシュが車外側へ
バラツキを生じた場合の断面図。
バラツキを生じた場合の断面図。
【図５】同実施例のパーティションサッシュが車室側へ
バラツキを生じた場合の断面図。
バラツキを生じた場合の断面図。
【図６】同実施例のパーティションサッシュが下方へバ
ラツキを生じた場合の断面図。
ラツキを生じた場合の断面図。
【図７】同実施例のパーティションサッシュが上方へバ
ラツキを生じた場合の断面図。
ラツキを生じた場合の断面図。
【図８】本発明の対象とする自動車用ドアの車室側から
見た透視斜視図。
見た透視斜視図。
【図９】従来の構造を示す図８のＡ−Ａ線に沿う断面
図。
図。
２ ドアサッシュ ３ ドアウインドウパネル ５ パーティションサッシュ ５Ｅ 上端の車外側の縁部 ６ パーティションパネル １１ サッシュモール １１ａ 下縁部 ２０ エンドキャップ ２１ ベース片 ２２ リップ片
Claims (3)
- 【請求項１】 パーティションパネルの固定とドアウイ
ンドウパネルの昇降ガイドとを行うパーティションサッ
シュの上端部をドアサッシュに連結すると共に、該パー
ティションサッシュの上端部とドアサッシュに装着した
サッシュモールの下縁部との間に弾性材からなるエンド
キャップを装着する構造において、前記エンドキャップ
をベース片と、ベース片の端部に一体成形したリップ片
とで断面略Ｔ字状に形成し、ベース片をパーティション
サッシュの上端面上に載置固定して、リップ片をサッシ
ュモール下縁部の車外側の側面とパーティションサッシ
ュ上端部の車外側の側面とに亘って密接配置したことを
特徴とするドアパーティションサッシュのエンドキャッ
プ取付構造。 - 【請求項２】 エンドキャップはそのベース片に取付け
片を一体に備え、該取付け片をパーティションサッシュ
の側面に接着して固定したことを特徴とする請求項１記
載のドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付
構造。 - 【請求項３】 パーティションサッシュの上端の車外側
の縁部をサッシュモールの最下縁よりも車室側にオフセ
ットして配置して、該車外側の縁部とサッシュモールの
下端部との間に空隙部を形成したことを特徴とする請求
項１，２記載のドアパーティションサッシュのエンドキ
ャップ取付構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088213A JPH07290961A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付構造 |
| KR1019950008667A KR970005780B1 (ko) | 1994-04-26 | 1995-04-13 | 도어 칸막이샤시 엔드 캡 부착구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088213A JPH07290961A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290961A true JPH07290961A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13936632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6088213A Pending JPH07290961A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ドアパーティションサッシュのエンドキャップ取付構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07290961A (ja) |
| KR (1) | KR970005780B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010052735A (ja) * | 2009-12-10 | 2010-03-11 | Katayama Kogyo Co Ltd | 車両用ドアにおける窓ガラス用センターチャンネル |
| US8522485B2 (en) | 2007-12-10 | 2013-09-03 | Katayama Kogyo Co., Ltd. | Vehicle sash door and protector and center channel for the same |
| JP2014121915A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Toyota Motor Corp | 車両用サイドドア構造 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6088213A patent/JPH07290961A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-13 KR KR1019950008667A patent/KR970005780B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8522485B2 (en) | 2007-12-10 | 2013-09-03 | Katayama Kogyo Co., Ltd. | Vehicle sash door and protector and center channel for the same |
| JP2010052735A (ja) * | 2009-12-10 | 2010-03-11 | Katayama Kogyo Co Ltd | 車両用ドアにおける窓ガラス用センターチャンネル |
| JP2014121915A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Toyota Motor Corp | 車両用サイドドア構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950028960A (ko) | 1995-11-22 |
| KR970005780B1 (ko) | 1997-04-21 |
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