JP4490159B2 - ドア見切り部のウエザーストリップ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リアドアとフロントドアとの間(見切り部)をシールするウエザーストリップ構造に関するものである。
従来は図3に示すようなスライド式リアドア3を備えた自動車において、リアドア3を閉じたときの状態をA−A線に沿う断面図として図4に示す。図4において、センターピラー1を中心にして前方にはフロントドア2が、また後方にリアドア3が位置する。ここで、リアドア3は矢線pで示したような軌跡を描いて開閉する。リアドア3の前端部内側に取付基部11をクリップ10で固定されたウエザーストリップ12が取付けられ、この取付基部11に一体に設けられたリップ状のシール部13がリアドア3の閉時に前記フロントドア2の後端部内面に当接してフロントドア2とリアドア3の間(見切り部)をシールするようになっている。
ところが、前記ウエザーストリップ12がリアドア3の前端部内側に取付けられた際、取付基部11に対しリップ状のシール部13が略直線状に設けられているため、ドア閉時このシール部13が車内側に浮き上がり外観とシール性が損なわれ易いという不具合があった。また、図1に示す如くセンターピラー1の幅h1が図4の場合の幅h2に比べて狭い場合、取付基部11のリアドア3の前端部内側への取付けスペースが狭くなり取付け難いという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ドア閉時シール部が車内側に浮き上がり難くして外観とシール性の向上を図り、かつセンターピラーの幅が狭く取付基部のリアドアの取付けスペースが狭い場合でも取付けを容易にしたドア見切り部のウエザーストリップ構造を提供することを目的とする。
課題を解決しようとする手段
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1に示すように、リアドア3の前端部近傍に取付けられる取付基部8に一体に設けられて、該リアドア3の閉時に、センターピラー1の前側面付近でフロントドア2の後端部に当接する中空状のシール部9を備えたウエザーストリップ構造において、前記リアドア3の前端部に比較的近い位置に該リアドア3のインナープレート5が所定角度β立ち上がる縦壁6が形成されると共に、ウエザーストリップ7が前記リアドア3の前端部に略平行の前記シール部9に対し、前記取付基部8が前記縦壁6に沿う如く屈曲成形され、リアドア3への取付けの際前記取付基部8が縦壁6に固定されて成るものであり、
また、図2に示す前記ウエザーストリップ7の取付基部8の中空状のシール部9に対する屈曲角度αが、前記リアドア3の前端部に対する前記縦壁6の立ち上がり角度βよりも幾分小さ目に屈曲成形され、ウエザーストリップ7の取付基部8が縦壁6に固定された際、前記シール部9が前記リアドア3の前端部に対し押圧する如く構成されたものである。
さらに、前記シール部9は、取付基部8の側壁に連結され、車内側壁と車外側壁からなり、前記車外側壁は、車外側に凸の山形であり、その山形の頂部を、前記フロントドア2後端と前記リアドア3先端の見切り部に位置させ、凸の山形部がはみ出さないように略面一となるように配置したものである。
発明の効果
本発明の見切り部のウエザーストリップ構造は、リアドア3の前端部より比較的近い位置にインナープレート5が所定角度立ち上がる縦壁6が形成されると共に、ウエザーストリップ7が、リアドア3の前端部に略平行の中空状のシール部9に対し取付基部8が前記縦壁6に沿う如く屈曲成形され、また該取付基部8の屈曲成形の角度αが、リアドア3の前端部4に対する前記縦壁6の立ち上がり角度βよりも幾分小さ目に屈曲成形されているため、センターピラー1の幅h1が狭く取付基部8のリアドア3前端部内側への取付けスペースが狭い場合でも取付け容易となり、またドア閉時にシール部9が車内側に浮き上がるのを防止してシール性の向上を図ることができるという特長がある。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図3はスライド式リアドアを備えた自動車の側面図であり、図1はそのA−A線に沿う断面図である。センターピラー1を中心にして前方にはフロントドア2が、また後方にリアドア3が位置している。リアドア3はセンターピラー1の幅h1が図4に示すセンターピラー1aの幅h2に比べてがかなり狭いため、前端部4より比較的近い位置にインナープレート5が所定角度立ち上がる縦壁6が形成されている。
前記リアドア3に取付けられるウエザーストリップ7は、取付基部8と一体に設けた中空状のシール部9から構成され、リアドア3の前端部に略平行の中空状のシール部9に対し取付基部8が前記縦壁6に沿う如く屈曲成形されている。また、ウエザーストリップ7は中空状のシール部9に対する取付基部8の屈曲角度αが、一点鎖線で示す如く前記リアドア3の前端部に対する前記縦壁6の立ち上がり角度βよりも幾分小さ目に屈曲成形されている。従って、ウエザーストリップ7が取付基部8を縦壁6にクリップ10又は両面テープで固定して取付けられた際に、ドア閉時前記シール部9が前記屈曲角度αの小さい分縮設されるため、前記リアドア3の前端部に対し押圧してシール性を向上する。なお、前記シール部9が中空状の場合はリップ状の場合よりも組み付けのバラツキに追従し易く、またドア閉時見切り部での飛び出しが中空状の方が発生し難い。
また、本発明は実施例でリアドア3をスライド式の場合につき説明したが、ヒンジ式のリアドアにも適用される。
図2に示すように、本発明のウエザーストリップの中空シール部は、フロントドアとリアドアの見切り部をシールするすることが主目的のため、中空シール部はセンターピラー部と弾接させる設定にはしていない。また、中空部は取付基部の側壁に連結され中空部の車内側はフロントドア先端部と略平行な車内側側壁と車外側に凸の山形の車外側壁からなり、車外側壁の凸の山形の頂部がフロントドア後端とリアドア先端の見切り部に位置させ、凸の山形部がはみ出さないように略面一となるようにはいちしている。
また、図2に示すように中空状のシール部9はシール性の観点からスポンジゴムとするのが好ましく、取付基部8は取付け時の剛性確保の観点からソリッドゴムとし肉厚とするのが好ましい。又取付基部のクリップ固定部の肉厚についてはクリップ形状に合わせて多少薄肉としてもよい。また、ドアパネル先端折り返し部車内側には防錆目的のペイントシーラーが設けられるのが通常であるため、このペイントシーラーとの干渉を防止するために基底部立ち上がり部に凹部を設けるのが好ましい。また、本ウエザーストリップはスライドドア車とヒンジドア車の両方に適用可能である。
本発明のドア見切り部のウエザーストリップ構造の断面図である。 同上の要部を示す断面図である。 スライド式リアドアを備えた自動車の側面図である。 従来のドア見切り部のウエザーストリップ構造の断面図である。
符号の説明
1 センターピラー
1a センターピラー
2 フロントドア
3 リアドア
4 前端部
5 インナープレート
6 縦壁
7 ウエザーストリップ
8 取付基部
9 シール部
10 クリップ
11 取付基部
12 ウエザーストリップ
13 シール部

Claims (1)

  1. リアドア3の前端部近傍に取付けられる取付基部8に一体に設けられて、該リアドア3の閉時に、センターピラー1の前側面付近でフロントドア2の後端部に当接する中空状のシール部9を備えたウエザーストリップ構造において、前記リアドア3の前端部に比較的近い位置に該リアドア3のインナープレート5が所定角度β立ち上がる縦壁6が形成されると共に、ウエザーストリップ7が前記リアドア3の前端部に略平行の前記シール部9に対し、前記取付基部8が前記縦壁6に沿う如く屈曲成形され、リアドア3への取付けの際前記取付基部8が縦壁6に固定されて成り、
    しかも、前記ウエザーストリップ7の取付基部8の中空状のシール部9に対する屈曲角度αが、前記リアドア3の前端部に対する前記縦壁6の立ち上がり角度βよりも幾分小さ目に屈曲成形され、ウエザーストリップ7の取付基部8が縦壁6に固定された際、前記シール部9が前記リアドア3の前端部に対し押圧する如く構成され、
    前記シール部9は、取付基部8の側壁に連結され、車内側壁と車外側壁からなり、前記車外側壁は、車外側に凸の山形であり、その山形の頂部を、前記フロントドア2後端と前記リアドア3先端の見切り部に位置させ、凸の山形部がはみ出さないように略面一となるように配置したことを特徴とするドア見切り部のウエザーストリップ構造。
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