JP4769561B2 - シール構造 - Google Patents

シール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4769561B2
JP4769561B2 JP2005353121A JP2005353121A JP4769561B2 JP 4769561 B2 JP4769561 B2 JP 4769561B2 JP 2005353121 A JP2005353121 A JP 2005353121A JP 2005353121 A JP2005353121 A JP 2005353121A JP 4769561 B2 JP4769561 B2 JP 4769561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
garnish
outer panel
panel
seal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005353121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007153189A (ja
Inventor
力 坪谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2005353121A priority Critical patent/JP4769561B2/ja
Publication of JP2007153189A publication Critical patent/JP2007153189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4769561B2 publication Critical patent/JP4769561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明はシール構造に関するものである。
自動車のガラス貼付けタイプの従来のドアの一例は図3に示されており、図中、1はドアである。このドア1の下部の断面形状は図4に示されており、車外側のドアアウタパネル2と車内側のドアインナパネル3の下端は、へミング加工により接合されて接合部4が形成されており、接合部4に近接して、ドアインナパネル3の下端近傍には、水抜き孔5が形成されている。この水抜き孔5は電着塗装の際にドアアウタパネル2とドアインナパネル3との間の空間部6に侵入した塗料を排出するための孔である。ドアアウタパネル2の車外側下端には、ドアガーニッシュ7が設けられており、ドアインナパネル3に形成したサービスホール3aにはサービスホールカバー8が設けられている。このサービスホールカバー8は、高圧洗車等により水抜き孔5から空間部6に侵入した水Wがサービスホール3aから車内9へ侵入するのを防止するためのものである。
ボデー10のドア開口周縁部には、ウエザストリップ11が固設されており、ドア1を閉じたときに、ドアインナパネル3の車内側の面は、ウエザストリップ11のシールリップ部11aに圧着されるようになっている。
自動車のドアのシール構造の参考例としては特許文献1、2がある。
実開平5−62310号公報 実開平6−12140号公報
図3、図4に示すドアのシール構造の場合、ドアガーニッシュ7の下端とボデー10の間の隙間を通った水Wが水抜き孔5から空間部6内に侵入する虞があり、又、空間部6に侵入した水Wが車内9に侵入しないようサービスホールカバー8が必要であるため、コストアップを招来する。
本発明は上記実情に鑑み、パネルアッセンブリにおけるドアアウタパネルとドアインナパネルとで包囲された空間部に水が侵入することを確実に防止し得るようにすることを目的としてなしたものである。
本発明のシール構造は、アウタパネルとインナパネルとの間に空間部を有するパネルアッセンブリにおけるアウタパネルの下端部近傍に、塗装の際に前記空間部に侵入した塗料を排出するための孔を設けると共に、
前記アウタパネルの下部側に取付けたガーニッシュの内面に、前記孔を塞ぐシール部材を取付け
前記ガーニッシュの内面に、アウタパネル側へ向け突設されて前記シール部材を位置決めする位置決めリブを、当該ガーニッシュ側から離反するに従い前記シール部材の下側面との間の隙間が大きくなるよう、取り付けたものである。
本発明のシール構造によれば、ガーニッシュとアウタパネルの間に侵入した水はシール部材により遮断されてアウタパネルとインナパネルとの間の空間部に侵入することを防止されるため、従来必要であったサービスホールカバーが不要となり、コストダウンを図ることができる。
又、本発明のシール構造によれば、ガーニッシュはシール部材によりがたつきを防止され、しかも、シール部材を柔らかい材料とした場合は、ガーニッシュのがたつきの防止時にガーニッシュに疵が付いたり、異音を発することがなく、更に、シール部材は、ガーニッシュの内面にアウタパネル側へ向けて固設した位置決めリブにより位置決めされているため、シール部材の取付け位置精度が正確となり、シールの信頼性が向上し、更に又、ガーニッシュの動きが僅かの場合はシール部材がその動きを受けることができ、ガーニッシュの動きが大きくなると、ガーニッシュの内面にアウタパネル側へ向けて固設した位置決めリブによりその動きを受けることができる、等種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施するための参考例であって、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一のものを示す。
而して、本図示例の特徴とするところは、ドアインナパネル3には水抜き孔を設けず、且つ、ドアインナパネル3のサービスホール3aには、サービスホールカバーを設けず、ドアアウタパネル2とドアインナパネル3の下端部における接合部4の直上部において、ドアアウタパネル2の下端に水抜き孔12を設け、又、ドアガーニッシュ7の下端内面には、ドアアウタパネル2の下端に形成した水抜き孔12を塞ぐためのスポンジ製の柔らかくて弾性変形の大きいシール部材13を固設していることである。
ドアガーニッシュ7をドアアウタパネル2の下端にセットしない自由状態では、シール部材13のドアガーニッシュ7内面からの高さは、図1に示すように、セットした状態のドアガーニッシュ7内面とドアアウタパネル2外面との間の隙間よりも高く、且つドアガーニッシュ7の内面に沿った上下方向の寸法及び自動車前後方向の奥行き寸法は、水抜き孔12の高さ寸法及び自動車前後方向の寸法よりも大きい状態に形成されており、ドアガーニッシュ7をドアアウタパネル2の下端にセットした状態では、シール部材13はドアアウタパネル2により圧縮された状態で先端側の部分が弾性変形して水抜き孔12に嵌り、水抜き孔12を塞ぐようになっている。
ドアガーニッシュ7の下端とボデー10との間の隙間14からドア1におけるドアインナパネル3下端の車内9側へ侵入した水Wは、ウエザストリップ11により車内9側へ侵入することを防止され、隙間14からドア1におけるドアアウタパネル2とドアガーニッシュ7との間に侵入した水Wはシール部材13により遮断されてドアアウタパネル2とドアインナパネル3との間の空間部6に侵入することを防止される。このため、本図示例においては図4に示すサービスホールカバー8が不要となり、コストダウンを図ることができる。
又、ドアガーニッシュ7の内面に固設したシール部材13はドアアウタパネル2により圧縮された状態になっているため、確実にドアガーニッシュ7のがたつきを防止することができ、しかも、シール部材13は、硬い樹脂材ではなく、柔らかくて容易に弾性変形可能なスポンジ製であるため、がたつきの防止時にドアガーニッシュ7に疵が付いたり、異音を発することがない。
図2は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一のものを示す。
而して、本図示例の特徴とするところは、ドアガーニッシュ7の内面に、ドアアウタパネル2に形成した水抜き孔12の下端部よりも若干下方へ位置すると共に、ドアアウタパネル2側へ向けて突出し、しかもシール部材13をドアガーニッシュ7内面に固設した際にドアガーニッシュ7側から離反するに従いシール部材13の下側面との間の隙間15が大きくなるよう位置決めリブ16を固設していることである。
シール部材13をドアガーニッシュ7の内面に固設する際には、シール部材13のドアガーニッシュ7側下端縁部は、位置決めリブ16におけるドアガーニッシュ7側の基端部16aにより位置決めされる。
なお、図中、17は車外側のロッカアウタパネル、18は車内側のロッカインナパネルで両者は上端部及び下端部において接合されている。又、19はロッカアウタパネル17の車外側に設けられたロッカガーニッシュ、20はロッカアウタパネル17の車外側上端隅部とドアインナパネル3の車外側下端縁部との間に設けたウェザーストリップ、21はロッカアウタパネル17とロッカインナパネル18との上端接合部とドアインナパネル3の車内側下端隅部に設けたウェザーストリップである。
ドアガーニッシュ7の下端とロッカガーニッシュ19との間の隙間22からドア1におけるドアインナパネル3下端の車内9側へ侵入した水Wは、ウエザストリップ20により車内9側へ侵入することを防止され、隙間22からドア1におけるドアアウタパネル2とドアガーニッシュ7との間に侵入した水Wはシール部材13により遮断されてドアアウタパネル2とドアインナパネル3との間の空間部6に侵入することを防止される。このため、図4に示すサービスホールカバー8が不要となり、コストダウンを図ることができる。
又、ドアガーニッシュ7の内面に固設したシール部材13はドアアウタパネル2により圧縮された状態になっているため、確実にドアガーニッシュ7のがたつきを防止することができ、しかも、シール部材13は、硬い樹脂材ではなく、柔らかくて容易に弾性変形可能なスポンジ製であるため、がたつきの防止時にドアガーニッシュ7に疵が付いたり、異音を発することがない。
更に、シール部材13は位置決めリブ16により位置決めされているため、シール部材13の取付け位置精度が正確となり、シールの信頼性が向上する。更に又、ドアガーニッシュ7の動きが僅かの場合はシール部材13がその動きを受けることができ、ドアガーニッシュ7の動きが大きくなると、位置決めリブ16がその動きを受けることができる。
なお、本発明のシール構造は、自動車のドアに設ける場合について説明したが、自動車のドアに限るものではないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のシール構造を実施するための参考例の断面図である。 本発明のシール構造の実施の形態の一例の断面図である。 自動車のガラス貼付けタイプのドアの斜視図である。 図3のIV−IV方向矢視図である。
符号の説明
1 ドア(パネルアッセンブリ)
2 ドアアウタパネル(アウタパネル)
3 ドアインナパネル(インナパネル)
空間部
7 ドアガーニッシュ(ガーニッシュ)
12 水抜き孔(孔)
13 シール部材
16 位置決めリブ

Claims (1)

  1. アウタパネルとインナパネルとの間に空間部を有するパネルアッセンブリにおけるアウタパネルの下端部近傍に、塗装の際に前記空間部に侵入した塗料を排出するための孔を設けると共に、
    前記アウタパネルの下部側に取付けたガーニッシュの内面に、前記孔を塞ぐシール部材を取付け
    前記ガーニッシュの内面に、アウタパネル側へ向け突設されて前記シール部材を位置決めする位置決めリブを、当該ガーニッシュ側から離反するに従い前記シール部材の下側面との間の隙間が大きくなるよう、取り付けた
    ことを特徴とするシール構造。
JP2005353121A 2005-12-07 2005-12-07 シール構造 Active JP4769561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353121A JP4769561B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 シール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353121A JP4769561B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 シール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007153189A JP2007153189A (ja) 2007-06-21
JP4769561B2 true JP4769561B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=38238081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005353121A Active JP4769561B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 シール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4769561B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9884542B2 (en) 2014-02-07 2018-02-06 Fca Fiat Chrysler Automoveis Brasil Ltda. Vertical sealing arrangement between doors without side pillars

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126387B2 (en) 2007-06-08 2012-02-28 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device and image forming apparatus
JP6410784B2 (ja) * 2016-12-06 2018-10-24 本田技研工業株式会社 車体構造および装飾部材

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166522A (ja) * 1984-02-09 1985-08-29 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドア
JPH0264483U (ja) * 1988-11-05 1990-05-15
JPH1137126A (ja) * 1997-07-23 1999-02-09 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用樹脂部品の取付け構造
JP2002104251A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Toyoda Gosei Co Ltd エアロパーツ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9884542B2 (en) 2014-02-07 2018-02-06 Fca Fiat Chrysler Automoveis Brasil Ltda. Vertical sealing arrangement between doors without side pillars

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007153189A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4484214B2 (ja) ハードトップ車用のボデーサイドウェザーストリップ
JP4769561B2 (ja) シール構造
JP4930788B2 (ja) ドアウエザストリップ
JP6083750B2 (ja) 自動車のミラー取付構造
JP4453549B2 (ja) 車両用ドアのシール構造
JP6111115B2 (ja) 車両用ドアガラスシール構造
JP4739061B2 (ja) バックドアシール構造
JP4364707B2 (ja) ドアガラスのシール構造
JP4572765B2 (ja) ドアシール構造
JP2010030445A (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP6347700B2 (ja) 車両用シール部材組付け構造
JP2007015518A (ja) ウェザーストリップ
JP6032434B2 (ja) ウエザストリップ
JPS5881820A (ja) フルプレスドアにおけるドアガラスのガイド部材保持構造
JP5347423B2 (ja) ドアシール構造
JP4739052B2 (ja) バックドアシール構造
JP5316802B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップの取付構造及びその取付方法
JP4716187B2 (ja) 自動車ドアのシール構造
JP5455590B2 (ja) ウェザストリップ
JP2005297934A (ja) ドア見切り部のウエザーストリップ構造
JP2005029054A (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP5326430B2 (ja) ウエザストリップ
JP5533228B2 (ja) 自動車のドア構造
JP4770398B2 (ja) 車両用ドア構造
JP5437433B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4769561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250