JP6410784B2 - 車体構造および装飾部材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドアに装飾部材が取り付けられた車体構造に関する。
特許文献1の図6には、車両ドアの装飾部品(ドアロアガーニッシュ)がサイドシル(ドア開口枠部)に沿って配された構造が記載されている。ドアはアウターパネルおよびインナーパネルで構成されており、特許文献1の構造によると、装飾部品はアウターパネルに対して締結具(ねじ)で固定されている。この締結具には、インナーパネル側から、インナーパネルに設けられた開口を介してアクセスすることができる。
ところで、このような装飾部品は、例えば、ドアを開ける際の縁石等との接触、走行中の飛び石の衝突等によって、損傷を受けることがある。そのため、この装飾部品のメンテナンス(修理、交換等)のため、この装飾部品を取り外すことが求められる場合がある。
特開2012−218648号公報
特許文献1の構造の場合、上述のメンテナンスを考慮して、ドアのインナーパネルには予め所定数の開口を設ける必要がある。このことは、ドア構造の複雑化、それに伴うドアの剛性の低下、製造コストの増大等の原因となる場合がある。
本発明は、車両のドア用の装飾部品について、ドアに設けられるメンテナンス用の開口の数を減らすことを目的とする。
本発明の一つの側面は車体構造にかかり、前記車体構造は、ドアの外端部の外面に装飾部材が取り付けられた車体構造であって、前記装飾部材は、前記外面に貼着手段により貼着される取付部と、前記取付部から前記外端部に対して外方に向かって延設され且つ前記外面と平行な平行面とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ドアに設けられる上記メンテナンス用の開口の数を減らすことができる。
車体構造の例を説明するための図である。 装飾部材の構造の例を説明するための図である。 装飾部材の構造の例を説明するための図である。 装飾部材のシール部材の構造の例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、各図は、実施形態の構造ないし構成を示す模式図であり、図示された各部材の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。
(車体構造)
図1は、車体構造1の右側側面図を例示する。車体構造1は、右側フロントドア11を備え、このドア11の外端部の外面には、装飾部材12が取り付けられる。本実施形態の場合、装飾部品12は、ドア11の下縁部の外面に取り付けられるドアロアガーニッシュであるが、以下の説明は、ドア11の上縁部、前側縁部または後側縁部に取り付けられる他の装飾部材にも適用可能である。なお、図1において、以下の説明との関連性が低い要素や部品(例えば車輪等)については不図示とした。
ここで、構造の理解を容易にするため、図中には、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を示す(他の図においても同様とする。)。X方向は車体前後方向に対応し、Y方向は車幅方向に対応し、また、Z方向は車体の高さ方向に対応する。また、本明細書において、前、後、上、下等の表現は、相対的な位置関係を示す。例えば、「前」、「前方」等の表現は+X方向に対応し、「後」、「後方」等の表現は−X方向に対応する。また、「右」、「右側」等の表現は+Y方向に対応し、「左」、「左側」等の表現は−Y方向に対応する。また、「上」、「上方」等の表現は+Z方向に対応し、「下」、「下方」等の表現は−Z方向に対応する。
(装飾部品の構造)
図2は、図1のX1‐X1線での切断端面図であり、ドア11が閉じた状態の構造を示す。ドア11は、アウターパネル111と、アウターパネル111に対して接合されたインナーパネル112とを含む。本実施形態では、アウターパネル111とインナーパネル112とは、ドア11の外端部11Eにおいて互いに重なっており、その先端においてヘミング加工により接合される。なお、アウターパネル111とインナーパネル112との間には、不図示の補強材(スティフナ)が配される。
ドア11の外端部11Eの外面S1(本実施形態ではアウターパネル111の下縁部外面)は、Z方向に対して傾斜している。また、この面S1の上方では、アウターパネル111の外面は、面S1に比べて垂直な面S2を形成しており、即ち、面S2は面S1より傾斜角が小さい。
図中には、車体の一部としてサイドシル(ドア開口枠部)13が示されており、サイドシル13は、サイドシルアウター131およびサイドシルインナー132を含む。なお、サイドシルアウター131とサイドシルインナー132との間には、不図示の補強材が配される。インナーパネル112には、外端部11Eより上方にシール部材113が設けられる。ドア11が閉じた状態では、このシール部材113はサイドシルアウター131の上側角部と当接する。
装飾部材12は、アウター部材121(ガーニッシュアウター)、アウター部材121の下部に車内側から固定されたインナー部材122(ガーニッシュインナー)、及び、アウター部材121の上部に車外側から固定された付属部材123を含む。これらの各部材121〜123は樹脂(例えばポリプロピレン)等で構成され、これらの一部又は全部は車体13の色に合わせてメッキ加工され又は着色加工されてもよい。
装飾部材12において、インナー部材122は、取付部1221および延設部1222を含む。装飾部材12は、取付部1221において、貼着材14により外端部11Eの外面S1に取り付けられる。貼着材14は、本実施形態では工業用の両面テープであるが、粘性を有する接着材ないし粘着材であればよい。
延設部1222は、取付部1221より外端部11Eに対して外方(外端部11Eから離れた位置)に延設され、外面S1と平行な平行面S3を有する。ここで「平行」とは、実質的に平行であればよく、2つ面の成す角が0〜5°(好適には0〜3°)の範囲内の位置関係をいう。平行面S3は、外端部11Eから離れるほど(下方に進むに従って)車内側に位置するようにZ方向に対して傾斜している。
取付部1221は、貼着材14と接触する取付面S4を有する。本実施形態では、平行面S3と取付面S4とは、同一面を形成するように互いに接続されているが、平行面S3と取付面S4との間にはアウターパネル111とインナー部材122とが干渉しない程度の段差が設けられてもよい。例えば、取付面S4は、平行面S3に対して陥凹していてもよく、この場合、この陥凹の段差量を少なくとも貼着材14の厚さより小さくするとよい。或いは、取付面S4には、貼着材14の粘着力を向上させるため、表面加工処理により凹凸形状が形成されていてもよく、この場合、この凹凸形状の段差量を少なくとも貼着材14の厚さより小さくするとよい。
また、インナー部材122の延設部1222より外端部11Eに対して外方に離れた位置(本実施形態では延設部1222の下方)には、シール部材124が設けられる。ドア11が閉じた状態では、このシール部材124はサイドシルアウター131の下側角部と当接する。図2から分かるように、ドア11が閉じた状態では、外端部11Eは、シール部材113及び124の双方により封止され(即ち、車内側からも車外側からも見えない状態となり)、かつ、面S3は、サイドシル13に対向した状態となる。詳細は後述とするが、シール部材124は、平行面S3と連続する連続面S5を有する。
なお、装飾部材12について、本実施形態では、アウター部材121およびインナー部材122は、それぞれ個別に成形され、不図示の締結具(ビス等)で互いに締結されるものとするが、装飾部材12の構造は本実施形態に限られるものではない。例えば、他の例として、アウター部材121およびインナー部材122をそれらの接続部が薄くなるように一体成形し、この接続部においてこれらの一方を折り返すように加工することによって装飾部材12を構成してもよい。なお、この他の例によると、上記折り返し加工に起因する変形(いわゆるスプリングバック)が発生する可能性があるが、本実施形態によればこの変形を防ぐことができる。
車体の底部、特にサイドシル13の下面(サイドシルアウター131の外面)には、腐食防止用ないし防錆用のコート層131Aが形成されている。コート層131Aは、ドア11を閉じた時にシール部材124と重なるように形成される。即ち、コート層131Aの上端は、シール部材124と重なる位置またはそれより上方である。これにより、走行中(ドア11を閉じた状態)の地面から跳ねた水等に起因する錆の発生を防ぐことができる。なお、コート層131Aは、少なくともシール部材124と重なる位置まで設けられればよく、その上方のシール部材113と重なる位置まで設けられる必要はない。
図3(A)は、ドア11に取り付ける前の状態の装飾部材12の斜視図である。また、図3(B)は、図3(A)のX2‐X2線での断面構造を示す斜視図である。装飾部材12は、ドア11のアウターパネル111に固定するための複数の固定部125(125A又は125B)を有する。
固定部125は、アウター部材121およびインナー部材122のそれぞれに設けられる。本実施形態では、装飾部材12は計11個の固定部125を有しており、アウター部材121に6つの固定部125が設けられ、また、それらの下方において、インナー部材122に5つの固定部125が設けられる。
各固定部125の固定は、タッピングねじによる固定(図3(A)において固定部125Aで図示)、又は、それよりも固定力の小さいクリップによる固定(図3(A)において固定部125Bで図示)により実現される。本実施形態では、複数の固定部125のうち、インナー部材122中央部の1つのみがタッピングねじによる固定(固定部125A)であり、それ以外は、クリップによる固定(固定部125B)である。そのため、ドア11のインナーパネル112には、固定部125Aにアクセスするための開口が1つだけ設けられればよく、複数の固定部125の全てをタッピングねじによる固定とする場合に比べて、開口の数を少なくすることができる。
また、複数の固定部125の一部のみ(本実施形態では1つ)をタッピングねじによる固定(固定部125A)とし、他の部分では、比較的固定力の小さいクリップによる固定(固定部125B)とすることにより、装飾部材12の熱伸縮による影響を低減する。例えば、この熱伸縮に伴う部材間の位置ずれを防ぐ必要がある部位(具体的には、この熱伸縮によって車体の他の部材(他のドア等)との干渉の可能性の高い部位又はその近傍)についてはタッピングねじで固定し、それ以外ではクリップで固定すればよい。
ここで、再び図2を参照すると、アウターパネル111は、傾斜面S1と、この面S1に接続され且つこれより傾斜角の小さい面S2とを有する。本実施形態では、装飾部材12は、アウターパネル111に対して、面S1では貼着材14により固定され、かつ、面S2では複数の固定部125(125A又は125B)により固定される。前述のとおり、面S1と平行な平行面S3は、外端部11Eから離れるほど車内側に位置するように傾斜している。そのため、装飾部材12を特に下部において厚くなるように構成しても、車幅の増大を抑制することができ、それと共に、装飾部材12の剛性を確保することができる。
図3(B)を参照すると、インナー部材122において、延設部1222の平行面S3の幅W1(取付面S4側の端からシール部材124側の端までの距離)は、カッター等の一般的な長尺状の工具の長さと同程度またはそれより大きく設定される。これにより、ドア11の外端部11Eに取り付けられた装飾部材12(図2参照)を外端部11Eから取り外す際には、この平行面S3から、上記長尺状の工具により貼着材14にアクセス可能となる。具体的には、ドア11を開けた状態で、上記長尺状の工具を、平行面S3から面S1と面S4との間に差し込み、貼着材14を切断すればよい。この観点で、延設部1222は、貼着材14を切断するための上記長尺状の工具を案内するガイド部として機能する。
(装飾部材下方のシール部材の形状)
図4(A)は、装飾部材12に固定される前の状態のシール部材124の斜視図である。また、図4(B)は、図4(A)のX3‐X3線での断面構造を示す斜視図である。シール部材124には、複数の固定部126が設けられており、シール部材124は複数の固定部126によりインナー部材122の平行面S3下方に固定される。本実施形態では、各固定部126ではクリップによって固定される。
図4(B)に示されるように、シール部材124は、基部1241およびシール部1242を含む。基部1241は、装飾部材12のインナー部材122に固定される側の部位である。基部1241には、上述の複数の固定部126が所定間隔で設けられる。シール部1242は、サイドシル13のサイドシルアウター131と当接する側の部位である。シール部1242は、内部が中空になるように、基部1241と一体に形成される。
図4(B)と共に図2を参照すると、前述のとおり、シール部材124は連続面S5を有する。連続面S5は基部1241に形成され、シール部材124が基部1241において装飾部材12に固定された状態では、連続面S5は平行面S3と連続する。即ち、連続面S5は、インナー部材122の平行面S3と同一面になるように平行面S3と並んで形成される。よって、平行面S3の幅W1が想定より小さい場合、具体的には、前述の長尺状の工具の長さが幅W1より大きかった場合であっても、この連続面S5の幅W2の分だけ、この長尺状の工具により貼着材14にアクセスしやすくなる。
また、シール部材124は、Z方向に対して傾斜した傾斜面S6をさらに有する。この傾斜面S6は、シール部1242に形成され、連続面S5との間で溝TR1を形成するように、連続面S5の端から車内方向に向かって延びている。これにより、図2から分かるように、シール部材124は車体13と当接可能になる。特に、本実施形態では、装飾部材12はドア11の下縁部に取り付けられるため、ドア11の開閉時に流入した雨水を溝TR1に溜めることを可能にすると共に、仮にその雨水が氷結した場合でもドア11の開閉が可能になる。
(実施形態のまとめ)
第1の態様は、ドア(例えば11)の外端部(例えば11E)の外面(例えばS1)に装飾部材(例えば12)が取り付けられた車体構造(例えば1)であって、前記装飾部材は、前記外面に貼着手段により貼着される取付部(例えば1221)と、前記取付部から前記外端部に対して外方に向かって延設され且つ前記外面と平行な平行面(例えばS3)とを有する。
第1の態様によると、カッター等の長尺状の工具を用いて平行面から貼着手段にアクセス可能であるため、この装飾部品について、ドアに設けられるメンテナンス用の開口の数を低減することができる。これにより、ドア構造をシンプルにすることができ、ドアの剛性の向上、製造コストの低減等に有利である。
第2の態様では、前記取付部(例えば1221)は、前記平行面(例えばS3)と連続し且つ前記外面と平行な面(例えばS4)を有する。
第2の態様によると、カッター等の長尺状の工具を用いて平行面から貼着手段にアクセスすることが可能になり、スムーズに貼着手段を切断することが可能になる。
第3の態様では、前記平行面(例えばS3)は、前記ドア(例えば11)の前記外端部(例えば11E)から外方に離れるほど車内側に位置するように傾斜している。
第3の態様によると、車幅の増大を抑制しながら装飾部材を厚くすることができ、装飾部材の剛性を確保することができる。
第4の態様では、前記装飾部材(例えば12)には、前記平行面(例えばS3)よりも前記外端部(例えば11E)から外方に離れた位置にシール部材(例えば124)が設けられ、前記シール部材は、前記装飾部材側の基部(例えば1241)と、車体とのシールを形成するシール部(例えば1242)とを含んでおり、前記基部は、前記平行面と連続する連続面(例えばS5)を有する。
第4の態様によると、カッター等の長尺状の工具を用いて平行面から貼着手段にアクセスする際に、この装飾部品からシール部材を取り外す必要がない。よって、装飾部品の取り外しが容易になり、装飾部品のメンテナンスの際に有利である。
第5の態様では、前記シール部材(例えば124)の前記基部(例えば1241)と前記シール部(例えば1242)との間には溝(例えばTR1)が形成されている。
第5の態様によると、シール部材の車体との当接を可能にする。更に、装飾部材がドアロアガーニッシュである場合には、傾斜面と連続面とで形成された溝に雨水を溜めることを可能にすると共に、仮にその雨水が氷結した場合でもドアの開閉が可能となる。
第6の態様では、前記装飾部材(例えば12)は、前記ドアの下縁部に取り付けられ、車体(例えば13)の底部には、腐食防止用のコート層(例えば131A)が形成され、前記コート層は、前記ドアを閉じた時に前記シール部材(例えば124)と重なるように形成されている。
第6の態様によると、地面から跳ねた水等に起因する錆の発生を防ぐことができる。
第7の態様は、車両ドア(例えば11)用の装飾部材(例えば12)であって、前記装飾部材は、前記ドアの外端部(例えば11E)の外面(例えばS1)に取り付けられ、前記装飾部材は、前記外面に貼着手段(例えば14)により貼着される取付部(例えば1221)と、前記取付部から前記外端部に対して外方に向かって延設され且つ前記外面と平行な平行面(例えばS3)とを有する。
第7の態様によると、カッター等の長尺状の工具を用いて平行面から貼着手段にアクセス可能であるため、この装飾部品について、ドアに設けられるメンテナンス用の開口の数を低減することができる。これにより、ドア構造をシンプルにすることができ、ドアの剛性の低下、製造コストの増大等を防ぐことができる。
他の態様では、前記ドア(例えば11)は、アウターパネル(例えば111)と、該アウターパネルに対して接合されたインナーパネル(例えば112)とを含み、前記装飾部材(例えば12)は、前記アウターパネルに固定するための複数の固定手段(例えば125)を有し、前記複数の固定手段の一部(例えば125A)はタッピングねじによる固定であり、他の一部(例えば125B)はクリップによる固定である。
この態様によると、アウターパネルに対する固定手段を、全てタッピングねじによる固定とした場合に比べて取り外しが容易である。また、一部をタッピングねじによる固定とし、他の部分では、比較的固定力の小さいクリップによる固定とすることにより、装飾部材の熱伸縮による影響を低減することができる。例えば、優先度の高い部位(具体的には、車体の他の部材(他のドア等)との干渉を避ける必要がある部位又はその近傍)ではタッピングねじによる固定をし、それ以外でクリップによる固定をすればよい。
更に他の態様では、前記アウターパネル(例えば111)は、前記外端部(例えば11E)において車体の高さ方向(例えばZ方向)に対して傾斜した第1面(例えばS1)と、前記第1面に接続され且つ前記第1面よりも傾斜角の小さい第2面(例えばS2)とを有し、前記装飾部材は、前記第1面では前記貼着手段(例えば14)により固定され、かつ、前記第2面では前記複数の固定手段(例えば125)により固定されている。
この態様によると、車幅の増大を抑制しながら装飾部材を厚くすることが可能となり、装飾部材の剛性を確保することが可能になる。
(その他)
以上、いくつかの好適な態様を例示したが、本発明はこれらの例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部が変更されてもよい。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。
1:車体構造、11:ドア、11E:外端部、12:装飾部材、1221:取付部、S3:平行面、14:貼着材。

Claims (7)

  1. ドアの外端部の外面に装飾部材が取り付けられた車体構造であって、
    前記装飾部材は、前記外面に貼着手段により貼着される取付部と、前記取付部から前記外端部に対して外方に向かって延設され且つ前記外面と平行な平行面とを有する
    ことを特徴とする車体構造。
  2. 前記取付部は、前記平行面と連続し且つ前記外面と平行な面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記平行面は、前記ドアの前記外端部から外方に離れるほど車内側に位置するように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記装飾部材には、前記平行面よりも前記外端部から外方に離れた位置にシール部材が設けられ、
    前記シール部材は、前記装飾部材側の基部と、車体とのシールを形成するシール部とを含んでおり、
    前記基部は、前記平行面と連続する連続面を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体構造。
  5. 前記シール部材の前記基部と前記シール部との間には溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の車体構造。
  6. 前記装飾部材は、前記ドアの下縁部に取り付けられ、
    車体の底部には、腐食防止用のコート層が形成され、
    前記コート層は、前記ドアを閉じた時に前記シール部材と重なるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車体構造。
  7. 車両ドア用の装飾部材であって、
    前記装飾部材は、前記ドアの外端部の外面に取り付けられ、
    前記装飾部材は、前記外面に貼着手段により貼着される取付部と、前記取付部から前記外端部に対して外方に向かって延設され且つ前記外面と平行な平行面とを有する
    ことを特徴とする装飾部材。
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