JP5169286B2 - 車両ドア用ガラスガイド構造 - Google Patents

車両ドア用ガラスガイド構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5169286B2
JP5169286B2 JP2008035075A JP2008035075A JP5169286B2 JP 5169286 B2 JP5169286 B2 JP 5169286B2 JP 2008035075 A JP2008035075 A JP 2008035075A JP 2008035075 A JP2008035075 A JP 2008035075A JP 5169286 B2 JP5169286 B2 JP 5169286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass guide
glass
door
vehicle
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008035075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009190639A (ja
Inventor
宙 滝澤
玄 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008035075A priority Critical patent/JP5169286B2/ja
Publication of JP2009190639A publication Critical patent/JP2009190639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5169286B2 publication Critical patent/JP5169286B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、車両ドア用ガラスガイド構造に係り、特に、ドアガラスをドア高さ方向に昇降可能に案内するガラスガイドと、このガラスガイド及びドアガラスの間に配置されたガラスランと、を備えた車両ドア用ガラスガイド構造に関する。
従来、この種の車両ドア用ガラスガイド構造としては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1には、ガラスガイドとしてのフレームと、このフレーム及びドアガラスの間に配置されたガラスランと、を備えた自動車用サイドドアの例が開示されている。
この特許文献1に記載の例において、ガラスランは、押出成形により水平側押出成形部及び垂直側押出成形部が形成された後に、これらの間が型成形により形成されたコーナ型成形部によって接続された構成とされている。また、コーナ型成形部には、ガラスランのフレームに対する位置ずれを抑制するための係合リップが突設されている。
特開2002−59745号公報 実公平2−45055号公報 特開2007−30680号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、ガラスランの製造において、水平側押出成形部及び垂直側押出成形部の押出成形に加えて、これらの間を接続するコーナ型成形部の型成形が必要である。従って、型成形のための金型や成形工程の追加により製造コストの増加となる。
また、この種の車両ドア用ガラスガイド構造においては、ドアガラスが昇降されてドアガラスがガラスランに対して摺動された場合でも、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、製造コストを低減でき、しかも、ドアガラスが昇降されてドアガラスがガラスランに対して摺動された場合でも、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制できる車両ドア用ガラスガイド構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、ドア本体部におけるドア幅方向両側に配置されてドア高さ方向に延在された第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部と、ドア幅方向に延在されて前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部におけるドア高さ方向上側部を接続するガラスガイド接続部とを有して構成され、ドアガラスをドア高さ方向に昇降可能に案内するガラスガイドと、全体が押出成形により形成され、前記第一ガラスガイド部から前記ガラスガイド接続部を介して前記第二ガラスガイド部にまで設けられると共に前記ガラスガイドと前記ドアガラスとの間に配置されたガラスランと、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に設けられ、かつドア高さ方向と交差する方向に突出する突状に形成された係止部と、前記ガラスランの外側リップに切欠状に形成され、前記係止部とドア高さ方向に係止された被係止部と、を備え、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方は、ドア高さ方向に分割されたガラスガイドアッパ部及びガラスガイドロア部を有して構成され、前記ガラスガイドアッパ部及び前記ガラスガイドロア部の少なくとも一方には、前記ガラスガイドアッパ部と前記ガラスガイドロア部とを接続する接続部材が設けられ、前記係止部は、前記接続部材に一体に形成されていることを特徴とする。
なお、本発明において、ドア幅方向、ドア高さ方向、ドア厚さ方向とは、本発明の車両ドア用ガラスガイド構造が車両の例えばサイドドアに適用された場合には、車両前後方向、車両上下方向、車両幅方向にそれぞれ相当し、本発明の車両ドア用ガラスガイド構造が車両の例えばバックドアに適用された場合には、車両幅方向、車両上下方向、車両前後方向にそれぞれ相当するものである。
請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造では、ガラスランの全体が押出成形により形成されているので、例えば押出成形及び型成形によりガラスランが形成される構成に比して、製造コストを低減できる。
また、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造では、ガラスガイドの一部を構成する第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部の少なくとも一方に設けられた係止部と、ガラスランに設けられた被係止部とがドア高さ方向に係止されている。従って、ドアガラスが昇降されてドアガラスがガラスランに対して摺動された場合でも、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制できる。
このように、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、製造コストを低減でき、しかも、ドアガラスが昇降されてドアガラスがガラスランに対して摺動された場合でも、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制できる。
また、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、係止部がガラスガイドアッパ部とガラスガイドロア部とを接続する接続部材に一体に形成されているので、係止部のための専用の部材を不要にできる。これにより、製造コストをより一層低減できる。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造において、前記係止部は、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に一体に形成されている、ことを特徴とする。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、係止部が第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部の少なくとも一方に一体に形成されているので、係止部が第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部の少なくとも一方と別体に形成された構成に比して、製造コストをより一層低減できる。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造において、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方には、前記ドア本体部への取付部材が設けられ、前記係止部は、前記取付部材に一体に形成されている、ことを特徴とする。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、係止部が第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部の少なくとも一方のドア本体部への取付部材に一体に形成されているので、係止部のための専用の部材を不要にできる。これにより、製造コストをより一層低減できる。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造において、前記係止部は、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に設けられた係止部材に一体に形成されている、ことを特徴とする。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、係止部がそれ専用の係止部材に一体に形成されているので、係止部が例えば上述の接続部材や取付部材に形成される場合に比して、係止部の配置の自由度を高めることができる。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造において、前記被係止部は、前記ガラスランが押出成形により形成された後に前記ガラスランの一部に切欠状に形成された、ことを特徴とする。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部の少なくとも一方に突状に形成された係止部と、ガラスランが押出成形により形成された後にこのガラスランの一部に切欠状に形成された被係止部とがドア高さ方向に係止されることにより、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制できる。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造において、前記係止部及び前記被係止部は、前記ドア本体部の一部を構成するドアアウタパネルに対するドア厚さ方向内側で且つ前記ドア本体部のベルトラインに対するドア高さ方向下側に位置されている、ことを特徴とする。
請求項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造によれば、係止部及び被係止部がドアアウタパネルに対するドア厚さ方向内側で且つドア本体部のベルトラインに対するドア高さ方向下側に位置されているので、係止部及び被係止部をドアアウタパネルによってドア厚さ方向外側から覆い隠すことができる。これにより、車両ドアの見栄えの低下を抑制できる。
以上詳述したように、本発明によれば、製造コストを低減でき、しかも、ドアガラスが昇降されてドアガラスがガラスランに対して摺動された場合でも、ガラスランのガラスガイドに対するドア高さ方向への位置ずれを抑制できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の車両ドア用ガラスガイド構造の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10が適用された車両ドア12が車両幅方向外側視にて示されている。
なお、この図1及び以下に説明する図において示される矢印UP、矢印FR、矢印INは、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10が適用された車両の車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向内側をそれぞれ示している。
先ず、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10が適用された車両ドア12の概略構成について説明する。
図1に示される車両ドア12は、例えば、乗用自動車等の車両におけるフロントサイドドアとして用いられるものであり、ドアアウタパネル14及び図示しないドアインナパネルを有して構成されたドア本体部16を備えている。このドア本体部16には、ドアガラス18を車両上下方向に昇降可能に案内するためのガラスガイド20が設けられている。
ガラスガイド20は、車両上下方向に延在されたフロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24と、車両前後方向に延在されたガラスガイド接続部26とを有して構成されている。フロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24は、ドア本体部16における車両前後方向両側に配置されており、このフロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24における車両上下方向上側部は、ガラスガイド接続部26の車両前後方向両側部と一体に接続されている。
また、フロントガラスガイド部22は、車両上下方向にフロントガラスガイドアッパ部28及びフロントガラスガイドロア部30に二分割されており、リアガラスガイド部24は、同様に、車両上下方向にリアガラスガイドアッパ部32及びリアガラスガイドロア部34に二分割されている。
図2には、この車両ドア12におけるA部が斜視図にて詳細に示されている。この図に示されるように、リアガラスガイドロア部34には、接続部材36が例えば溶接等により固着されており、この接続部材36には、接続部材本体部38に対して弾性変形可能な接続タブ40が形成されている。
そして、図1に示されるリアガラスガイドアッパ部32とリアガラスガイドロア部34とは、リアガラスガイドアッパ部32に形成された図示しない係止凹部に接続タブ40が弾性変形された状態で係止されることで、一体に接続されている。なお、図1に示されるように、フロントガラスガイドアッパ部28とフロントガラスガイドロア部30とは、同様に、接続部材36によって一体に接続されている。
また、図2に示されるように、このリアガラスガイドロア部34を含むガラスガイド20全体は、一対の側壁部44と底部46を有する断面略コ字状に形成されており、一対の側壁部44の先端側には、互いに近づく側に膨らんだ膨出部48が形成されている。そして、このガラスガイド20には、図1に示されるように、フロントガラスガイド部22からガラスガイド接続部26を介してリアガラスガイド部24にまでガラスラン50が設けられている。
ガラスラン50は、その全体が押出成形により形成されており、図2に示されるように、断面コ字状に形成された本体部52を有して構成されている。この本体部52を構成する一対の側壁部54の外面には、抜け防止リップ56が突出して形成されており、この一対の側壁部54の先端側には、本体部52の内側に延びる内側リップ58と、本体部52の外側に延びる外側リップ60とが形成されている。
そして、このガラスラン50は、本体部52がガラスガイド20内に挿入されると共に、抜け防止リップ56が膨出部48に弾性変形された状態で係止されることにより、ガラスガイド20からの抜けが防止された状態で、このガラスガイド20に一体に取り付けられている。
また、このようにして、ガラスラン50がガラスガイド20に取り付けられた状態では、ガラスガイド20の一対の側壁部44に対する内側に内側リップ58が位置され、その外側に外側リップ60が位置されている。
そして、この車両ドア12では、ドアガラス18の車両前後方向両側の縁部がフロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24の内側に挿入された状態で、このドアガラス18がフロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24によって車両上下方向に昇降可能に案内されている。
また、この車両ドア12では、ドアガラス18とガラスガイド20との間にガラスラン50が配置されることで、より具体的には、ドアガラス18に内側リップ58が密着することで、ドアガラス18とガラスガイド20との間の摺動性及びシール性等が確保されている。
続いて、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10の特徴的な構成について説明する。
図3には、図1に示されるガラスラン50が単体で示されている。このガラスラン50は、その全体が押出成形されたときには、一直線状に形成されるものであるが、上述のように、フロントガラスガイド部22からガラスガイド接続部26を介してリアガラスガイド部24にまで取り付けられることで、図3に示される如く逆さU字状とされる。
一方、図1に示されるように、ガラスガイド接続部26の長手方向中間に形成されたコーナ部62、フロントガラスガイド部22とガラスガイド接続部26とのコーナ接続部64、及び、リアガラスガイド部24とガラスガイド接続部26とのコーナ接続部66は、曲率半径が十分に確保された円弧状に形成されている。そして、これにより、ガラスラン50のコーナ部62及びコーナ接続部64,66を通過する部分は、断面崩れ等を生じることなく、これらコーナ部62及びコーナ接続部64,66に沿って設けられている。
また、図2に示されるように、接続部材36の接続部材本体部38は、一対の側壁部68を有して構成されており、この一対の側壁部68には、リアガラスガイドロア部34の一対の側壁部44と平行で、且つ、この一対の側壁部44に対して車両前後方向前側に突出する突状の係止部70が一体に形成されている。
一方、ガラスラン50の外側リップ60には、その係止部70と対応する位置が切り欠かれることで切欠状の被係止部72が形成されている。なお、この被係止部72は、ガラスラン50が押出成形により形成された後に例えばカッティング加工等により形成されたものである。そして、この被係止部72と係止部70とは、車両前後方向(ドアガラス18が昇降する方向)に係止されている。
さらに、この被係止部72及び係止部70は、図1に示されるように、ドアアウタパネル14に対する車両幅方向内側で且つドア本体部16のベルトラインBLに対する車両上下方向下側に位置されている。
なお、上述の係止部70及び被係止部72は、上述の如くリアガラスガイド部24、及びガラスラン50における車両前後方向後側だけでなく、フロントガラスガイド部22、及びガラスラン50における車両前後方向前側にも設けられている。
そして、上記構成からなる車両ドア用ガラスガイド構造10によれば、以下の特有な効果を奏する。
すなわち、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10では、ガラスラン50の全体が押出成形により形成されているので、例えば押出成形及び型成形によりガラスラン50が形成される構成に比して、製造コストを低減できる。
また、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10では、接続部材36に形成された係止部70と、ガラスラン50に形成された被係止部72とが車両上下方向に係止されている。従って、ドアガラス18が昇降されてドアガラス18がガラスラン50に対して摺動された場合でも、ガラスラン50のガラスガイド20に対する車両上下方向への位置ずれを抑制できる。
このように、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10によれば、製造コストを低減でき、しかも、ドアガラス18が昇降されてドアガラス18がガラスラン50に対して摺動された場合でも、ガラスラン50のガラスガイド20に対する車両上下方向への位置ずれを抑制できる。
また、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10によれば、係止部70が接続部材36に一体に形成されているので、係止部70のための専用の部材を不要にできる。これにより、製造コストをより一層低減できる。
また、本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造10によれば、係止部70及び被係止部72がドアアウタパネル14に対する車両幅方向内側で且つドア本体部16のベルトラインBLに対する車両上下方向下側に位置されているので、係止部70及び被係止部72をドアアウタパネル14によって車両幅方向外側から覆い隠すことができる。これにより、車両ドア12の見栄えの低下を抑制できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、車両ドア用ガラスガイド構造10は、車両におけるフロントサイドドアに適用されていたが、その他にも、例えばリアサイドドアやバックドア等に適用されても良い。
また、上記実施形態において、係止部70は、フロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24の両方に設けられていたが、フロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24の一方に設けられていても良い。また、被係止部72も、係止部70に対応してガラスラン50の車両前後方向前側及び後側の一方に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、フロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24は、いずれも車両上下方向に二分割されていたが、いずれか一方のみが車両上下方向に二分割されていても良い。そして、係止部70は、このフロントガラスガイド部22及びリアガラスガイド部24のうち車両上下方向に二分割された方を接続する接続部材36に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、リアガラスガイドアッパ部32とリアガラスガイドロア部34とを接続する接続部材36は、リアガラスガイドロア部34に設けられていたが、リアガラスガイドアッパ部32に設けられていても良く、又、リアガラスガイドアッパ部32及びリアガラスガイドロア部34の両方に設けられていても良い。
同様に、フロントガラスガイドアッパ部28とフロントガラスガイドロア部30とを接続する接続部材36は、フロントガラスガイドロア部30に設けられていたが、フロントガラスガイドアッパ部28に設けられていても良く、又、フロントガラスガイドアッパ部28及びフロントガラスガイドロア部30の両方に設けられていても良い。
また、上記実施形態において、一対の係止部70及び一対の被係止部72は、フロントガラスガイド部22とリアガラスガイド部24にそれぞれ一箇所ずつ形成されていたが、フロントガラスガイド部22とリアガラスガイド部24にそれぞれ複数箇所ずつ形成されていても良い。
また、上記実施形態においては、上記変形例の他にも、以下のように構成されていても良い。図4乃至図6には、参考例に係る車両ドア用ガラスガイド構造10の変形例が示されている。
すなわち、図4に示されるように、係止部70は、リアガラスガイドロア部34に一体に形成されていても良い。同様に、図示していないが、係止部70は、フロントガラスガイドロア部30に一体に形成されていても良い。このように構成されていると、係止部70がリアガラスガイドロア部34又はフロントガラスガイドロア部30と別体に形成された構成に比して、製造コストをより一層低減できる。
また、図5に示されるように、係止部70は、リアガラスガイドロア部34をドア本体部16へ取り付けるための取付部材74に一体に形成されていても良い。同様に、図示していないが、係止部70は、フロントガラスガイドロア部30をドア本体部16へ取り付けるための取付部材に一体に形成されていても良い。このように構成されていると、係止部70のための専用の部材を不要にできるので、これにより、製造コストをより一層低減できる。
また、図6に示されるように、係止部70は、リアガラスガイドロア部34に別体に設けられた専用の係止部材76に一体に形成されていても良い。同様に、図示していないが、係止部70は、フロントガラスガイドロア部30に別体に設けられた専用の係止部材に一体に形成されていても良い。このように構成されていると、係止部70が例えば上述の接続部材36や取付部材74に形成される場合に比して、係止部70の配置の自由度を高めることができる。
図7及び図8には、参考例に係る車両ドア用ガラスガイド構造10の変形例が示されている。
図7に示されるように、係止部70は、リアガラスガイドロア部34の側壁部44に貫通された孔状に形成され、被係止部72は、ガラスラン50が押出成形により形成された後に、例えば、予め形成された突起が接着材等によりガラスラン50の側壁部54に接着されることで、この側壁部54に突状に形成されていても良い。また、図示していないが、係止部70は、孔状に形成されることの他に、リアガラスガイドロア部34の側壁部44に内側に凹をなす凹状に形成されていても良い。また、図示していないが、フロントガラスガイドロア部30についても同様に形成されていても良い。
また、図8に示されるように、係止部70は、例えばリアガラスガイドロア部34の側壁部44が内側に切り起こされることで突状に形成され、被係止部72は、ガラスラン50が押出成形により形成された後に、例えば、このガラスラン50の側壁部54にドリル加工等が施されることで、この側壁部54に凹状又は孔状に形成されていても良い。また、図示していないが、フロントガラスガイドロア部30についても同様に形成されていても良い。
なお、上記複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜組み合わされても良いことは勿論である。
本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造が適用された車両ドアを示す側面図である。 図1の車両ドアにおけるA部を示す要部拡大斜視図である。 図1に示されるガラスランを示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両ドア用ガラスガイド構造の変形例を示す図である。 参考例に係る車両ドア用ガラスガイド構造を示す図である。 参考例に係る車両ドア用ガラスガイド構造を示す図である。
符号の説明
10 車両ドア用ガラスガイド構造
16 ドア本体部
18 ドアガラス
20 ガラスガイド
22 フロントガラスガイド部
24 リアガラスガイド部
26 ガラスガイド接続部
28 フロントガラスガイドアッパ部
30 フロントガラスガイドロア部
32 リアガラスガイドアッパ部
34 リアガラスガイドロア部
36 接続部材
50 ガラスラン
70 係止部
72 被係止部
74 取付部材
76 係止部材

Claims (6)

  1. ドア本体部におけるドア幅方向両側に配置されてドア高さ方向に延在された第一ガラスガイド部及び第二ガラスガイド部と、ドア幅方向に延在されて前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部におけるドア高さ方向上側部を接続するガラスガイド接続部とを有して構成され、ドアガラスをドア高さ方向に昇降可能に案内するガラスガイドと、
    全体が押出成形により形成され、前記第一ガラスガイド部から前記ガラスガイド接続部を介して前記第二ガラスガイド部にまで設けられると共に前記ガラスガイドと前記ドアガラスとの間に配置されたガラスランと、
    前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に設けられ、かつドア高さ方向と交差する方向に突出する突状に形成された係止部と、
    前記ガラスランの外側リップに切欠状に形成され、前記係止部とドア高さ方向に係止された被係止部と、
    備え、
    前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方は、ドア高さ方向に分割されたガラスガイドアッパ部及びガラスガイドロア部を有して構成され、
    前記ガラスガイドアッパ部及び前記ガラスガイドロア部の少なくとも一方には、前記ガラスガイドアッパ部と前記ガラスガイドロア部とを接続する接続部材が設けられ、
    前記係止部は、前記接続部材に一体に形成されている、
    ことを特徴とする車両ドア用ガラスガイド構造。
  2. 前記係止部は、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に一体に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造。
  3. 前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方には、前記ドア本体部への取付部材が設けられ、
    前記係止部は、前記取付部材に一体に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造。
  4. 前記係止部は、前記第一ガラスガイド部及び前記第二ガラスガイド部の少なくとも一方に設けられた係止部材に一体に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両ドア用ガラスガイド構造。
  5. 前記被係止部は、前記ガラスランが押出成形により形成された後に前記ガラスランの一部に切欠状に形成された、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造。
  6. 前記係止部及び前記被係止部は、前記ドア本体部の一部を構成するドアアウタパネルに対するドア厚さ方向内側で且つ前記ドア本体部のベルトラインに対するドア高さ方向下側に位置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両ドア用ガラスガイド構造。
JP2008035075A 2008-02-15 2008-02-15 車両ドア用ガラスガイド構造 Expired - Fee Related JP5169286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035075A JP5169286B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 車両ドア用ガラスガイド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035075A JP5169286B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 車両ドア用ガラスガイド構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009190639A JP2009190639A (ja) 2009-08-27
JP5169286B2 true JP5169286B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=41073036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008035075A Expired - Fee Related JP5169286B2 (ja) 2008-02-15 2008-02-15 車両ドア用ガラスガイド構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5169286B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9895773B1 (en) 2009-09-28 2018-02-20 Klein Tools, Inc. Method and system for marking a material using a laser marking system
US10583668B2 (en) 2018-08-07 2020-03-10 Markem-Imaje Corporation Symbol grouping and striping for wide field matrix laser marking

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179338A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスラン及びその取付構造
JP5377125B2 (ja) * 2009-07-09 2013-12-25 本田技研工業株式会社 車両用ドア構造
JP5617254B2 (ja) * 2010-01-22 2014-11-05 マツダ株式会社 車両のスライドドア構造
JP6205949B2 (ja) * 2013-07-29 2017-10-04 スズキ株式会社 ガラスラン取付構造
DE102020126090A1 (de) * 2020-10-06 2022-04-07 Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. Fensterführung, Fensterführungsanordnung und Verfahren zur Herstellung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110009U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 いすゞ自動車株式会社 自動車用ドアガラスランの取付構造
JPH0789349A (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 Nissan Motor Co Ltd ドアサッシュの接続部構造
JPH08324260A (ja) * 1995-06-05 1996-12-10 Toyoda Gosei Co Ltd ガラスランの組み付け構造
JPH09175193A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd プレスドア用グラスランおよびその製造方法
JP2007030680A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ドアグラスラン取付固定構造
JP2007030726A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスランとアウトサイドモールディングの結合構造
JP2007091172A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスランの組付け構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9895773B1 (en) 2009-09-28 2018-02-20 Klein Tools, Inc. Method and system for marking a material using a laser marking system
US10099316B1 (en) 2009-09-28 2018-10-16 Klein Tools, Inc. Method and system for marking a material using a laser marking system
US10583668B2 (en) 2018-08-07 2020-03-10 Markem-Imaje Corporation Symbol grouping and striping for wide field matrix laser marking

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009190639A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5169286B2 (ja) 車両ドア用ガラスガイド構造
JP5303211B2 (ja) 車両用ドア構造体およびその製造方法
JP5163795B2 (ja) ガラスランの取付構造
US8726576B2 (en) Glass run channel assembly
JP4704067B2 (ja) 車両のガラスガイド構造
JP5885156B2 (ja) 自動車ドアのグラスラン用リテーナー及び自動車のドア構造
US20140217772A1 (en) Vehicle door fram structure
JP6528526B2 (ja) ガラスランの固定構造
WO2017141892A1 (ja) 車両用モール
JP2005297602A (ja) ドアサッシュ構造
JPWO2008152763A1 (ja) 自動車のリアパネル構造
JP3610927B2 (ja) 自動車の車体上部構造
JP7359717B2 (ja) 自動車用デビジョンバー及びその製造方法
JP6003186B2 (ja) 車両のウインドシール構造
JP4858408B2 (ja) ガラスラン
JP6536154B2 (ja) ガラスランの固定構造
JP2007296898A (ja) ガラスラン
JP2007083943A (ja) ガラスランの組付構造
JP5932532B2 (ja) ドアグラスランの取付構造
JP6003244B2 (ja) ドアアウタウェザストリップとその取付構造
JP5236763B2 (ja) 車両用ドア
CN111746661A (zh) 发动机罩构造
JP2007030726A (ja) グラスランとアウトサイドモールディングの結合構造
JP2015193275A (ja) 車両用ドア構造
JP4858190B2 (ja) 車両用ドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees