JPH0789349A - ドアサッシュの接続部構造 - Google Patents

ドアサッシュの接続部構造

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Publication number
JPH0789349A
JPH0789349A JP23514893A JP23514893A JPH0789349A JP H0789349 A JPH0789349 A JP H0789349A JP 23514893 A JP23514893 A JP 23514893A JP 23514893 A JP23514893 A JP 23514893A JP H0789349 A JPH0789349 A JP H0789349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
back bracket
socket
lower sash
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP23514893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sagara
清 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP23514893A priority Critical patent/JPH0789349A/ja
Publication of JPH0789349A publication Critical patent/JPH0789349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アッパサッシュとロアサッシュとを専用のガ
タツキ防止材を用いることなく緊密に接続して、品質感
の向上とコストダウンの両立を図る。 【構成】 ロアサッシュ3の背壁3aに設けた背部ブラ
ケット6に段部8を形成し、段部8の高さ寸法B1 と、
段部8のくの字状曲折部8aの頂部8bを頂点として形
成される三角形の高さ寸法B2 と、アッパサッシュ2側
のソケット部5の間隙寸法Aとの関係を、A≦B1 ,A
≧B2 として設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドアサッシュのアッパサ
ッシュとロアサッシュとの接続部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜7は従来の構造を示すもので、1
はドア本体4のウエスト部に立設したアッパサッシュ2
と、ドア本体4内に配設したロアサッシュ3とからなる
ドアサッシュを示す。
【0003】アッパサッシュ2の下端部はドア本体4内
に突出し、該アッパサッシュ2の下端部の背壁2aと、
該背壁2aを接合したドアパネル4aとの間には所要の
間隙のソケット部5を形成してある。
【0004】一方、ロアサッシュ3の上端部の背壁3a
および側壁3b、3bの各外面に、背部ブラケット6と
側部ブラケット7を上方に向けて突出配置してある。
【0005】側部ブラケット7の上端は若干外方へ曲折
してガイド部7aとしてある。
【0006】そして、これらアッパサッシュ2とロアサ
ッシュ3とは、側部ブラケット7をそのガイド部7aを
挿入ガイドとしてアッパサッシュ2の下端部の側壁2b
の外面に摺接係合すると共に、背部ブラケット6をソケ
ット部5に挿入係合して接続するようにしている。
【0007】ロアサッシュ3は、基本的にはその下端部
が図外のブラケットを介してドアパネル4aに固定され
る。
【0008】この類似構造は、例えば実開昭63−11
2134号公報に示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ソケット部5の間隙寸
法Aは、背部ブラケット6の板厚寸法Bより大きめに設
定して、該背部ブラケット6を挿入し易いようにしてあ
る関係上、そのままでは接続後にガタツキによる低級音
が発生してしまうことから、このガタツキ防止のため、
背部ブラケット6とソケット部5との間に不織布や不乾
性シール等を介装する必要があってコストアップの要因
ともなっていた。
【0010】そこで、本発明は専用のガタツキ防止材を
必要とすることなくアッパサッシュのソケット部と、ロ
アサッシュの背部ブラケットとをスムースに、かつ、緊
密に挿入係合できて、ガタツキ防止を図ることができる
ドアサッシュの接続構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】ドア本体内に突出したア
ッパサッシュの下端部の背壁外側にソケット部を形成す
る一方、ドア本体内に配設したロアサッシュの上端部の
背壁外面に背部ブラケットを上方に向けて突出配置し、
該背部ブラケットをソケット部に挿入係合して、これら
アッパサッシュとロアサッシュとを接続する構造におい
て、前記背部ブラケットの上端部に段部を外方へ向けて
有段成形し、この段部の高さ寸法B1 と、該段部のくの
字状曲折部の頂部を頂点として形成される三角形の高さ
寸法B2と、ソケット部の間隙寸法Aとの関係を、A≦
1 ,A≧B2 としてある。
【0012】
【作用】背部ブラケットの上端部をドア前後方向に傾け
てソケット部へ挿入することにより、段部のくの字状折
曲部の三角形の高さ寸法B2 がソケット部の間隙寸法A
よりも稍々小さめとなっていることからスムースに挿入
することができる。
【0013】そして、このくの字状折曲部の挿入に続い
て、背部ブラケットの傾きを直して、段部を全体的に直
上方向へ押し込めば、段部の高さ寸法B1 がソケット部
の間隙寸法Aよりも稍々大きめとなっているため、背部
ブラケットがソケット部に圧入される状態となって、緊
密に係合することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来
の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0015】図1,2において、ドア本体4内に突出し
たアッパサッシュ2の下端部の背壁2aの外側にソケッ
ト部5を形成する一方、ドア本体4内に配設したロアサ
ッシュ3の上端部の背壁3aの外面に背部ブラケット6
を上方に向けて突出配置し、該背部ブラケット6をソケ
ット部5に挿入係合して、これらアッパサッシュ2とロ
アサッシュ3とを接続するようにした基本的構造は前記
従来と同様である。
【0016】ここで、前記背部ブラケット6の上端部に
は段部8を外方へ向けて有段成形してある。
【0017】この実施例では段部8は、背部ブラケット
6の上端末部分に鉤形に有段成形してあって、この段部
8の高さ寸法B1 と、該段部8のくの字状曲折部8aの
外方に向く頂部8bを頂点として形成される三角形の高
さ寸法B2 と、ソケット部5の間隙寸法Aとの関係を、
A≦B1 ,A≧B2 として設定してある。
【0018】以上の実施例構造によれば、アッパサッシ
ュ2に対するロアサッシュ3の接続に際しては、ロアサ
ッシュ3を前傾状態に傾けて背部ブラケット6の段部8
を、アッパサッシュ2のソケット部5へ斜め後方より挿
入すれば、段部8のくの字状曲折部8aの三角形の高さ
寸法B2 がソケット部5の間隙寸法Aよりも稍々小さめ
となっていることから、該くの字状曲折部8aをソケッ
ト部5へスムースに挿入することができる。
【0019】そして、このくの字状曲折部8aの挿入に
続いて、背部ブラケット6の傾きを直して、つまり、ロ
アサッシュ3をアッパサッシュ2と直状となるように傾
きを直して、段部8を全体的にソケット部5へ直上方向
へ押し込めば、段部8の高さ寸法B1 がソケット部5の
間隙寸法Aよりも稍々大きめとなっているため、背部ブ
ラケット6がソケット部5に圧入される状態となって、
緊密に係合することができる。
【0020】図3,4は本発明の異なる実施例を示すも
ので、この実施例にあってはロアサッシュ3の上端縁か
ら突出した背部ブラケット6の略上半部分に、上端末部
を除いて段部8を外方へ向けて有段成形し、段部8の上
端末部にくの字状曲折部8aをその頂部8bが内方へ向
くように形成して、該くの字状曲折部8aをソケット部
5へ斜め前方から挿入するようにしたもので、前述のB
1 ,B2 ,Aの寸法関係は前記実施例の場合と全く同様
である。
【0021】また、この実施例ではアッパサッシュ2に
対するロアサッシュ3の接続に際し、該ロアサッシュ3
を後傾状態にしてくの字状曲折部8aをソケット部5へ
斜め前方より挿入するため、ロアサッシュ3の上端縁を
前方斜め下方に傾斜成形して、ロアサッシュ3の上端縁
がアッパサッシュ2の下端部に干渉しないようにしてあ
る。
【0022】なお、前記各実施例において、前述のよう
に背部ブラケット6をソケット部5へ緊密に挿入係合で
きて、これら両者間にガタツキが生じることがないの
で、従来の構造における側部ブラケット7は特に必要と
しないが、これは勿論、場合によって側部ブラケット7
を付設するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロアサッ
シュの背部ブラケットには、アッパサッシュ側のソケッ
ト部との関係において特定寸法に設定された段部を有段
成形してあって、該背部ブラケットをソケット部へ挿入
作業性がよく、かつ、緊密に係合できるようにしてある
から、専用のガタツキ防止材を用いることなく、これら
ソケット部と背部ブラケットとを介してアッパサッシュ
とロアサッシュとを接続することができ、品質感の向上
とコストダウンの両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す断面図。
【図2】同実施例のロアサッシュの上端部構造を示す断
面図。
【図3】本発明の第2実施例の要部を示す断面図。
【図4】同実施例のロアサッシュの上端部構造を示す断
面図。
【図5】本発明の対象とするドアの車室側から見た側面
図。
【図6】従来の構造を示す図5のC範囲部の断面図。
【図7】図6の分解斜視図。
【符号の説明】
1…ドアサッシュ 2…アッパサッシュ 2a…アッパサッシュの背壁 3…ロアサッシュ 3a…ロアサッシュの背壁 4…ドア本体 5…ソケット部 6…背部ブラケット 8…段部 8a…くの字状曲折部 8b…くの字状曲折部の頂部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体内に突出したアッパサッシュの
    下端部の背壁外側にソケット部を形成する一方、ドア本
    体内に配設したロアサッシュの上端部の背壁外面に背部
    ブラケットを上方に向けて突出配置し、該背部ブラケッ
    トをソケット部に挿入係合して、これらアッパサッシュ
    とロアサッシュとを接続する構造において、前記背部ブ
    ラケットの上端部に段部を外方へ向けて有段成形、この
    段部の高さ寸法B1 と、該段部のくの字状曲折部の頂部
    を頂点として形成される三角形の高さ寸法B2 と、ソケ
    ット部の間隙寸法Aとの関係をA≦B1 、A≧B2 とし
    たことを特徴とするドアサッシュの接続部構造。
JP23514893A 1993-09-21 1993-09-21 ドアサッシュの接続部構造 Pending JPH0789349A (ja)

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JP23514893A JPH0789349A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ドアサッシュの接続部構造

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JP23514893A JPH0789349A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ドアサッシュの接続部構造

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JP23514893A Pending JPH0789349A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 ドアサッシュの接続部構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320862B1 (ko) * 1999-12-31 2002-01-26 이계안 자동차용 도어유리 가이드 구조
JP2008230523A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Shiroki Corp 車両用ドアサッシュ
JP2009190639A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Toyota Motor Corp 車両ドア用ガラスガイド構造
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US9132720B2 (en) 2012-02-24 2015-09-15 Shiroki Corporation Sash mounting structure for vehicle door and sash mounting method for vehicle door

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