JP3278073B2 - 自動車のインストルメントパネル - Google Patents
自動車のインストルメントパネルInfo
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- floor console
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- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 5
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- Instrument Panels (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネルに関し、詳しくは、インストルメントパネル
本体にフロアコンソールを取り付ける自動車のインスト
ルメントパネルに関する。
ントパネルに関し、詳しくは、インストルメントパネル
本体にフロアコンソールを取り付ける自動車のインスト
ルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のインストルメントパネル
には、そのインストルメントパネル本体にフロアコンソ
ールを取り付けるようにしたものがある。
には、そのインストルメントパネル本体にフロアコンソ
ールを取り付けるようにしたものがある。
【0003】上記インストルメントパネル本体とフロア
コンソールとの合わせ部は、隙間無く互いに合わせる必
要があった。
コンソールとの合わせ部は、隙間無く互いに合わせる必
要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動車では、上記インストルメントパネル本体とフロアコ
ンソールとの合わせ部を隙間無く合わせるのが容易でな
く、上記インストルメントパネル本体とフロアコンソー
ルの成形時のばらつきやそれらの組み付け時のばらつき
等によって、上記フロアコンソールの組み付け不良が生
じる不具合があった。
動車では、上記インストルメントパネル本体とフロアコ
ンソールとの合わせ部を隙間無く合わせるのが容易でな
く、上記インストルメントパネル本体とフロアコンソー
ルの成形時のばらつきやそれらの組み付け時のばらつき
等によって、上記フロアコンソールの組み付け不良が生
じる不具合があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、フロアコンソールの組み付け不良の発生を解消する
ことができる自動車のインストルメントパネルを提供す
ることを目的とする。
で、フロアコンソールの組み付け不良の発生を解消する
ことができる自動車のインストルメントパネルを提供す
ることを目的とする。
【0006】本発明では、上記目的を達成するために、
インストルメントパネル本体にフロアコンソールを取り
付ける自動車のインストルメントパネルにおいて、上記
インストルメントパネル本体と上記フロアコンソールの
合わせ部間に孔を設け、上記フロアコンソールの合わせ
部側の端部に、該フロアコンソール内部に向って傾斜す
る傾斜面と該フロアコンソールの表面側に設けられた立
設面とから成る溝を形成し、上記インストルメントパネ
ル本体の合わせ部側の端部に、上記溝に対向して、嵌入
部を突設し、さらに、上記孔に嵌め込まれる蓋体の一方
側の意匠面端部の裏面に、上記インストルメントパネル
本体の嵌入部側に傾くリブを立設し、このとき、該リブ
と上記蓋体の裏面が成す角度を、上記フロアコンソール
の溝の傾斜面と立設面が成す角度より大きく設定し、上
記蓋体の他方側の意匠面端部の裏面に、係合部を備えた
爪部を立設させて、該爪部の係合部と該蓋体の裏面によ
り溝を形成し、上記蓋体の一方側の意匠面端部を、上記
リブを撓ませて上記フロアコンソール側の溝に嵌入さ
せ、上記リブの撓みが戻ろうとすることにより生じる上
記インストルメントパネル本体の嵌入部方向に向かう付
勢力によって、上記蓋体をインストルメントパネル本体
側へ移動させ、上記蓋体の溝内に上記インストルメント
パネル本体の嵌入部を嵌入させた構成としている。
インストルメントパネル本体にフロアコンソールを取り
付ける自動車のインストルメントパネルにおいて、上記
インストルメントパネル本体と上記フロアコンソールの
合わせ部間に孔を設け、上記フロアコンソールの合わせ
部側の端部に、該フロアコンソール内部に向って傾斜す
る傾斜面と該フロアコンソールの表面側に設けられた立
設面とから成る溝を形成し、上記インストルメントパネ
ル本体の合わせ部側の端部に、上記溝に対向して、嵌入
部を突設し、さらに、上記孔に嵌め込まれる蓋体の一方
側の意匠面端部の裏面に、上記インストルメントパネル
本体の嵌入部側に傾くリブを立設し、このとき、該リブ
と上記蓋体の裏面が成す角度を、上記フロアコンソール
の溝の傾斜面と立設面が成す角度より大きく設定し、上
記蓋体の他方側の意匠面端部の裏面に、係合部を備えた
爪部を立設させて、該爪部の係合部と該蓋体の裏面によ
り溝を形成し、上記蓋体の一方側の意匠面端部を、上記
リブを撓ませて上記フロアコンソール側の溝に嵌入さ
せ、上記リブの撓みが戻ろうとすることにより生じる上
記インストルメントパネル本体の嵌入部方向に向かう付
勢力によって、上記蓋体をインストルメントパネル本体
側へ移動させ、上記蓋体の溝内に上記インストルメント
パネル本体の嵌入部を嵌入させた構成としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る自動車のインストルメン
トパネルの一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説
明する。図1〜図3は、本発明の一実施例を示すもので
ある。
トパネルの一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説
明する。図1〜図3は、本発明の一実施例を示すもので
ある。
【0008】本実施例のインストルメントパネル1は、
インストルメントパネル本体2とフロアコンソール3の
合わせ部2a,3a間に孔4を設けるとともに、フロア
コンソール3の合わせ部3a付近に溝5を形成してい
る。すなわち、溝5は、フロアコンソール3の合わせ部
3a側の端部に形成され、かつ該フロアコンソール内部
に向って傾斜する傾斜面3bと、後述するガーニッシュ
8のリブ8aによってフロアコンソール3の表面側に形
成された立設面3cとから形成されている。
インストルメントパネル本体2とフロアコンソール3の
合わせ部2a,3a間に孔4を設けるとともに、フロア
コンソール3の合わせ部3a付近に溝5を形成してい
る。すなわち、溝5は、フロアコンソール3の合わせ部
3a側の端部に形成され、かつ該フロアコンソール内部
に向って傾斜する傾斜面3bと、後述するガーニッシュ
8のリブ8aによってフロアコンソール3の表面側に形
成された立設面3cとから形成されている。
【0009】孔4は、インストルメントパネル本体2の
長手方向に細長く形成され、例えば、インストルメント
パネル1に取り付けられる各種機器、例えば、ヒータコ
ントロール装置6やオプションスイッチ7等の取り付け
のためのサービスホールとして使用される。
長手方向に細長く形成され、例えば、インストルメント
パネル1に取り付けられる各種機器、例えば、ヒータコ
ントロール装置6やオプションスイッチ7等の取り付け
のためのサービスホールとして使用される。
【0010】また、フロアコンソール3の合わせ部3a
はフロアコンソール3内部に向かって傾斜させて形成さ
れ、その溝5は、フロアコンソール3の合わせ部3a
と、該フロアコンソールに取り付けられるガーニッシュ
8のリブ8aとによって形成されている。リブ8aは、
ガーニッシュ8の背面に立設したものである。
はフロアコンソール3内部に向かって傾斜させて形成さ
れ、その溝5は、フロアコンソール3の合わせ部3a
と、該フロアコンソールに取り付けられるガーニッシュ
8のリブ8aとによって形成されている。リブ8aは、
ガーニッシュ8の背面に立設したものである。
【0011】さらに、本実施例では、一方にリブ9を立
設され、かつ他方に溝10が形成された蓋体11を用い
ている。リブ9は、蓋体11の裏面11aに、そのやや
中央側、すなわち、後述のインストルメントパネル本体
2の嵌入部2b側に傾いて形成されている。このとき、
リブ9と蓋体11の裏面が成す角度は、フロアコンソー
ル3の溝5を形成する傾斜面3bと立設面3cが成す角
度より大きく設定されている。
設され、かつ他方に溝10が形成された蓋体11を用い
ている。リブ9は、蓋体11の裏面11aに、そのやや
中央側、すなわち、後述のインストルメントパネル本体
2の嵌入部2b側に傾いて形成されている。このとき、
リブ9と蓋体11の裏面が成す角度は、フロアコンソー
ル3の溝5を形成する傾斜面3bと立設面3cが成す角
度より大きく設定されている。
【0012】蓋体11の他方端には、その裏面11a側
に爪部12が突設されている。爪部12は、蓋体11の
他方側、すなわち後述のインストルメントパネル本体2
の嵌入部2b側に突出する係合部12aを有している。
溝10は、蓋体11の他方端と爪部12の係合部12a
とによって、該インストルメントパネル本体2の嵌入部
2b側に向かって開口するように形成されている。
に爪部12が突設されている。爪部12は、蓋体11の
他方側、すなわち後述のインストルメントパネル本体2
の嵌入部2b側に突出する係合部12aを有している。
溝10は、蓋体11の他方端と爪部12の係合部12a
とによって、該インストルメントパネル本体2の嵌入部
2b側に向かって開口するように形成されている。
【0013】他方インストルメントパネル本体2の合わ
せ部2aの先端には、蓋体11の溝10に対応して、嵌
入部2bが突設されている。
せ部2aの先端には、蓋体11の溝10に対応して、嵌
入部2bが突設されている。
【0014】本実施例の蓋体11は、次のようにして、
取り付けられる。まず、インストルメントパネル本体2
にフロアコンソール3を取り付けて、それらの合わせ部
2a,3a間に孔4を形成する。
取り付けられる。まず、インストルメントパネル本体2
にフロアコンソール3を取り付けて、それらの合わせ部
2a,3a間に孔4を形成する。
【0015】この後、蓋体11の一方側の意匠面端部と
その裏面11aのリブ9を、フロアコンソール3側の溝
5に押し込む。このとき、蓋体11のリブ9は、フロア
コンソール3の合わせ部3aの傾斜面3bに当接して屈
曲させられる。
その裏面11aのリブ9を、フロアコンソール3側の溝
5に押し込む。このとき、蓋体11のリブ9は、フロア
コンソール3の合わせ部3aの傾斜面3bに当接して屈
曲させられる。
【0016】これにより、蓋体11の一方側の意匠面端
部は、そのリブ9の弾性に抗して溝5に押し込まれる。
これに応じて、蓋体11には、リブ9の撓みが戻ろうと
することによりインストルメントパネル本体2側すなわ
ちその嵌入部2b側方向へ向かう付勢力が生じる。この
付勢力により、蓋体11の他方側に設けた爪部12の係
合部12aと蓋体11の裏面11aから成る溝10へイ
ンストルメントパネル本体2の嵌入部2bが嵌合する力
が強化される。
部は、そのリブ9の弾性に抗して溝5に押し込まれる。
これに応じて、蓋体11には、リブ9の撓みが戻ろうと
することによりインストルメントパネル本体2側すなわ
ちその嵌入部2b側方向へ向かう付勢力が生じる。この
付勢力により、蓋体11の他方側に設けた爪部12の係
合部12aと蓋体11の裏面11aから成る溝10へイ
ンストルメントパネル本体2の嵌入部2bが嵌合する力
が強化される。
【0017】しかる後、蓋体11の他方端をインストル
メントパネル本体2の内側ヘ押し込んで、その溝10に
該インストルメントパネル本体の嵌入部2bを嵌入させ
ることにより、該蓋体は、インストルメントパネル本体
2およびフロアコンソール3に取り付けられる。
メントパネル本体2の内側ヘ押し込んで、その溝10に
該インストルメントパネル本体の嵌入部2bを嵌入させ
ることにより、該蓋体は、インストルメントパネル本体
2およびフロアコンソール3に取り付けられる。
【0018】このとき、蓋体11は、そのリブ9の付勢
力によって、常時その溝10内にインストルメントパネ
ル本体2の嵌入部2bが押し込まれるようになっている
ので、孔4の幅のばらつきを吸収しつつ、該孔4を封じ
ることができる。
力によって、常時その溝10内にインストルメントパネ
ル本体2の嵌入部2bが押し込まれるようになっている
ので、孔4の幅のばらつきを吸収しつつ、該孔4を封じ
ることができる。
【0019】なお、上記実施例では、フロアコンソール
3側の溝5を該フロアコンソールとそのガーニッシュ8
とによって形成するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図4に示すように、フロアコンソール3の合わせ部
3aの直下に前方へリブ3bを一体に突設して、合わせ
部3aとリブ3bとによって溝5を形成するようにして
も勿論良い。
3側の溝5を該フロアコンソールとそのガーニッシュ8
とによって形成するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図4に示すように、フロアコンソール3の合わせ部
3aの直下に前方へリブ3bを一体に突設して、合わせ
部3aとリブ3bとによって溝5を形成するようにして
も勿論良い。
【0020】本発明では、インストルメントパネル本体
にフロアコンソールを取り付ける自動車のインストルメ
ントパネルにおいて、上記インストルメントパネル本体
と上記フロアコンソールの合わせ部間に孔を設け、上記
フロアコンソールの合わせ部側の端部に、該フロアコン
ソール内部に向って傾斜する傾斜面と該フロアコンソー
ルの表面側に設けられた立設面とから成る溝を形成し、
上記インストルメントパネル本体の合わせ部側の端部
に、上記溝に対向して、嵌入部を突設し、さらに、上記
孔に嵌め込まれる蓋体の一方側の意匠面端部の裏面に、
上記インストルメントパネル本体の嵌入部側に傾くリブ
を立設し、このとき、該リブと上記蓋体の裏面が成す角
度を、上記フロアコンソールの溝の傾斜面と立設面が成
す角度より大きく設定し、上記蓋体の他方側の意匠面端
部の裏面に、係合部を備えた爪部を立設させて、該爪部
の係合部と該蓋体の裏面により溝を形成し、上記蓋体の
一方側の意匠面端部を、上記リブを撓ませて上記フロア
コンソール側の溝に嵌入させ、上記リブの撓みが戻ろう
とすることにより生じる上記インストルメントパネル本
体の嵌入部方向に向かう付勢力によって、上記蓋体をイ
ンストルメントパネル本体側へ移動させ、上記蓋体の溝
内に上記インストルメントパネル本体の嵌入部を嵌入さ
せた構成としているので、次のような効果を得ることが
できる。
にフロアコンソールを取り付ける自動車のインストルメ
ントパネルにおいて、上記インストルメントパネル本体
と上記フロアコンソールの合わせ部間に孔を設け、上記
フロアコンソールの合わせ部側の端部に、該フロアコン
ソール内部に向って傾斜する傾斜面と該フロアコンソー
ルの表面側に設けられた立設面とから成る溝を形成し、
上記インストルメントパネル本体の合わせ部側の端部
に、上記溝に対向して、嵌入部を突設し、さらに、上記
孔に嵌め込まれる蓋体の一方側の意匠面端部の裏面に、
上記インストルメントパネル本体の嵌入部側に傾くリブ
を立設し、このとき、該リブと上記蓋体の裏面が成す角
度を、上記フロアコンソールの溝の傾斜面と立設面が成
す角度より大きく設定し、上記蓋体の他方側の意匠面端
部の裏面に、係合部を備えた爪部を立設させて、該爪部
の係合部と該蓋体の裏面により溝を形成し、上記蓋体の
一方側の意匠面端部を、上記リブを撓ませて上記フロア
コンソール側の溝に嵌入させ、上記リブの撓みが戻ろう
とすることにより生じる上記インストルメントパネル本
体の嵌入部方向に向かう付勢力によって、上記蓋体をイ
ンストルメントパネル本体側へ移動させ、上記蓋体の溝
内に上記インストルメントパネル本体の嵌入部を嵌入さ
せた構成としているので、次のような効果を得ることが
できる。
【0021】すなわち、本発明では、上記蓋体の裏面に
設けたリブを、撓ませながら、上記フロアコンソールの
溝内に、該蓋体の一方側の意匠面端部とともに挿入する
構造としたことにより、上記リブが元に戻ろうとするこ
とにより生じる上記インストルメントパネル本体の嵌入
部方向に向かう付勢力を利用して、上記蓋体の他方側に
設けた溝に上記インストルメントパネル本体の嵌入部を
嵌合させることができるとともに、この嵌合力を上記付
勢力により強化することができる。なお、この付勢力に
より、上記蓋体の位置は上記インストルメントパネル本
体の嵌入部側に移動するが、該蓋体の一方側の意匠面端
部を上記リブとともに上記フロアコンソールの溝に嵌入
することができるため、上記フロアコンソールと上記蓋
体の間を常に上記フロアコンソールの意匠面と上記蓋体
の意匠面を連続した隙間のないものとすることができ
る。また、本発明では、上記蓋体を用いて、上記インス
トルメントパネル本体と上記フロアコンソールとの間を
埋めるようにしているので、上記インストルメントパネ
ル本体および上記フロアコンソールの成形時やそれらの
組み付け時のばらつきを吸収することが可能である。さ
らに、上記蓋体を組付けた後は、上記リブが元に戻ろう
とすることにより生じる付勢力が上記インストルメント
パネル本体の嵌入部の方向に向かって働くため、該イン
ストルメントパネル本体の嵌入部と上記蓋体の爪部との
係合を解除するためには、この付勢力を越える反対方向
の力を加えなければならないので、上記蓋体が簡単に外
れてしまうのを防止することができる。したがって、上
記フロアコンソールの組み付け不良の発生を解消するこ
とができる。加えて、上記蓋体をそのリブの付勢力によ
って上記インストルメントパネル本体と上記フロアコン
ソールとの間の孔に確実かつ容易に固定することができ
るので、インストルメントパネルの組み付け作業性をさ
らに向上させることができる。
設けたリブを、撓ませながら、上記フロアコンソールの
溝内に、該蓋体の一方側の意匠面端部とともに挿入する
構造としたことにより、上記リブが元に戻ろうとするこ
とにより生じる上記インストルメントパネル本体の嵌入
部方向に向かう付勢力を利用して、上記蓋体の他方側に
設けた溝に上記インストルメントパネル本体の嵌入部を
嵌合させることができるとともに、この嵌合力を上記付
勢力により強化することができる。なお、この付勢力に
より、上記蓋体の位置は上記インストルメントパネル本
体の嵌入部側に移動するが、該蓋体の一方側の意匠面端
部を上記リブとともに上記フロアコンソールの溝に嵌入
することができるため、上記フロアコンソールと上記蓋
体の間を常に上記フロアコンソールの意匠面と上記蓋体
の意匠面を連続した隙間のないものとすることができ
る。また、本発明では、上記蓋体を用いて、上記インス
トルメントパネル本体と上記フロアコンソールとの間を
埋めるようにしているので、上記インストルメントパネ
ル本体および上記フロアコンソールの成形時やそれらの
組み付け時のばらつきを吸収することが可能である。さ
らに、上記蓋体を組付けた後は、上記リブが元に戻ろう
とすることにより生じる付勢力が上記インストルメント
パネル本体の嵌入部の方向に向かって働くため、該イン
ストルメントパネル本体の嵌入部と上記蓋体の爪部との
係合を解除するためには、この付勢力を越える反対方向
の力を加えなければならないので、上記蓋体が簡単に外
れてしまうのを防止することができる。したがって、上
記フロアコンソールの組み付け不良の発生を解消するこ
とができる。加えて、上記蓋体をそのリブの付勢力によ
って上記インストルメントパネル本体と上記フロアコン
ソールとの間の孔に確実かつ容易に固定することができ
るので、インストルメントパネルの組み付け作業性をさ
らに向上させることができる。
【図1】本発明に係る自動車のインストルメントパネル
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る自動車のインストルメントパネル
の一実施例の要部を示す断面図である。
の一実施例の要部を示す断面図である。
【図4】本発明に係る自動車のインストルメントパネル
の他の実施例の要部を示す断面図である。
の他の実施例の要部を示す断面図である。
1 インストルメントパネル 2 インストルメントパネル本体 2a 合わせ部 2b 嵌入部 3 フロアコンソール 3a 合わせ部 4 孔 5 溝 8 ガーニッシュ 8a リブ 9 リブ 10 溝 11 蓋体 12 爪部 12a 係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 インストルメントパネル本体にフロアコ
ンソールを取り付ける自動車のインストルメントパネル
において、 上記インストルメントパネル本体と上記フロアコンソー
ルの合わせ部間に孔を設け、 上記フロアコンソールの合わせ部側の端部に、該フロア
コンソール内部に向って傾斜する傾斜面と該フロアコン
ソールの表面側に設けられた立設面とから成る溝を形成
し、 上記インストルメントパネル本体の合わせ部側の端部
に、上記溝に対向して、嵌入部を突設し、 さらに、上記孔に嵌め込まれる蓋体の一方側の意匠面端
部の裏面に、上記インストルメントパネル本体の嵌入部
側に傾くリブを立設し、このとき、該リブと上記蓋体の
裏面が成す角度を、上記フロアコンソールの溝の傾斜面
と立設面が成す角度より大きく設定し、 上記蓋体の他方側の意匠面端部の裏面に、係合部を備え
た爪部を立設させて、該爪部の係合部と該蓋体の裏面に
より溝を形成し、 上記蓋体の一方側の意匠面端部を、上記リブを撓ませて
上記フロアコンソール側の溝に嵌入させ、上記リブの撓
みが戻ろうとすることにより生じる上記インストルメン
トパネル本体の嵌入部方向に向かう付勢力によって、上
記蓋体をインストルメントパネル本体側へ移動させ、上
記蓋体の溝内に上記インストルメントパネル本体の嵌入
部を嵌入させたことを特徴とする自動車のインストルメ
ントパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15455892A JP3278073B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動車のインストルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15455892A JP3278073B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動車のインストルメントパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05345538A JPH05345538A (ja) | 1993-12-27 |
JP3278073B2 true JP3278073B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=15586876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15455892A Expired - Fee Related JP3278073B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動車のインストルメントパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3278073B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9586535B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-03-07 | Nissan North America, Inc. | Vehicle interior trim assembly |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3891385B2 (ja) * | 1999-12-10 | 2007-03-14 | スズキ株式会社 | カップホルダの構造 |
US8282145B2 (en) * | 2011-02-03 | 2012-10-09 | Nissan North America, Inc. | Gap hider for an interior vehicle panel assembly |
CN104309482B (zh) * | 2014-10-11 | 2017-01-18 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 汽车仪表板与中控箱的连接结构 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP15455892A patent/JP3278073B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9586535B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-03-07 | Nissan North America, Inc. | Vehicle interior trim assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05345538A (ja) | 1993-12-27 |
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