JP3225652B2 - バンパフィラの取付構造 - Google Patents
バンパフィラの取付構造Info
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- JP3225652B2 JP3225652B2 JP33134392A JP33134392A JP3225652B2 JP 3225652 B2 JP3225652 B2 JP 3225652B2 JP 33134392 A JP33134392 A JP 33134392A JP 33134392 A JP33134392 A JP 33134392A JP 3225652 B2 JP3225652 B2 JP 3225652B2
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- JP
- Japan
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- bracket
- tongue
- hole
- bumper filler
- bumper
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバンパフィラの取付構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示す自動車においては、リアバン
パaとリアコンビネーションランプbの間にバンパフィ
ラcを配置してある。バンパフィラcの取付構造として
は、例えば図7、8に示すようなものが知られている
(実開昭63−28052)。すなわち、バンパフィラ
cの上下両縁には舌片dが延設してあり、該舌片dに孔
eを設けてある。一方、リアコンビネーションランプa
のケーシングfにはブラケットgを下方に延設してあ
り、該ブラケットgに支持片hを設けるとともに、該支
持片hの左右両側にリブiを設けてある。そして、該リ
ブiで舌片dを押圧して支持片hのクリックjを孔eに
係合させている。
パaとリアコンビネーションランプbの間にバンパフィ
ラcを配置してある。バンパフィラcの取付構造として
は、例えば図7、8に示すようなものが知られている
(実開昭63−28052)。すなわち、バンパフィラ
cの上下両縁には舌片dが延設してあり、該舌片dに孔
eを設けてある。一方、リアコンビネーションランプa
のケーシングfにはブラケットgを下方に延設してあ
り、該ブラケットgに支持片hを設けるとともに、該支
持片hの左右両側にリブiを設けてある。そして、該リ
ブiで舌片dを押圧して支持片hのクリックjを孔eに
係合させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造はリ
ブiが舌片gを変形させるため、バンパフィラcの上下
方向の組み付け精度が出にくいという欠点がある。本発
明は、このような事情に鑑み、組み付け精度の向上が図
れるバンパフィラの取付構造を提供することを目的とす
る。
ブiが舌片gを変形させるため、バンパフィラcの上下
方向の組み付け精度が出にくいという欠点がある。本発
明は、このような事情に鑑み、組み付け精度の向上が図
れるバンパフィラの取付構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するたの
本発明は、リアコンビネーションランプケーシングのブ
ラケットにバンパフィラをスクリューで取り付ける場合
において、孔を有する舌片を、上記バンパフィラの上下
両端のそれぞれから前方へ向けて延出させるとともに、
該舌片の先端から前方へ向けて突出寸法が異なる2個の
突起を延出させ、このうち、突出寸法が大きい方の突起
の厚さがほぼ等しく、かつ該突起の幅よりも長さが大き
い長孔を該突起に対応させて上記ブラケットに設ける一
方、上記舌片の孔の左右方向の長さよりも小さいクリッ
クを有する膨出部を上記ブラケットに設け、該クリック
と上記突起をそれぞれの上記舌片の孔とブラケットの長
孔に係合させて上記舌片の突出寸法が小さい方の突起の
先端をブラケットの後面に当接し、さらに上記バンパフ
ィラのスクリュー挿通孔を左右に延びる長孔にしたこと
を特徴とする。
本発明は、リアコンビネーションランプケーシングのブ
ラケットにバンパフィラをスクリューで取り付ける場合
において、孔を有する舌片を、上記バンパフィラの上下
両端のそれぞれから前方へ向けて延出させるとともに、
該舌片の先端から前方へ向けて突出寸法が異なる2個の
突起を延出させ、このうち、突出寸法が大きい方の突起
の厚さがほぼ等しく、かつ該突起の幅よりも長さが大き
い長孔を該突起に対応させて上記ブラケットに設ける一
方、上記舌片の孔の左右方向の長さよりも小さいクリッ
クを有する膨出部を上記ブラケットに設け、該クリック
と上記突起をそれぞれの上記舌片の孔とブラケットの長
孔に係合させて上記舌片の突出寸法が小さい方の突起の
先端をブラケットの後面に当接し、さらに上記バンパフ
ィラのスクリュー挿通孔を左右に延びる長孔にしたこと
を特徴とする。
【0005】
【実施例】図1に本発明の構造を分解して示す。同図に
おいて、1はリアコンビネーションランプLのケーシン
グ、2は該ケーシング1から下方に延出したブラケッ
ト、3はケーシング1に装着したカバー、4はバンパフ
ィラである。バンパフィラ4の上下両端には、矩形の孔
5を有する舌片6が前方へ向けて延設してあり、これら
舌片6の先端から2個の突起7,8をさらに前方へ延出
してある。このうち、右側の突起8は左側の突起7より
も大きく突出させてある。また、バンパフィラ4の左側
にはブラケット9が延設してあり、該ブラケット9に左
右に延びる長孔20を設けてある。
おいて、1はリアコンビネーションランプLのケーシン
グ、2は該ケーシング1から下方に延出したブラケッ
ト、3はケーシング1に装着したカバー、4はバンパフ
ィラである。バンパフィラ4の上下両端には、矩形の孔
5を有する舌片6が前方へ向けて延設してあり、これら
舌片6の先端から2個の突起7,8をさらに前方へ延出
してある。このうち、右側の突起8は左側の突起7より
も大きく突出させてある。また、バンパフィラ4の左側
にはブラケット9が延設してあり、該ブラケット9に左
右に延びる長孔20を設けてある。
【0006】一方、ケーシング1のブラケット2の後面
2aには、上記舌片6と対応する位置に膨出部10が一
体成形してあり、これら膨出部10のそれぞれにクリッ
ク11を設けてある。なお、上部の膨出部10には上面
に、下部の膨出部10には下面にクリック11がそれぞ
れ設けてある。該クリック11の左右方向の長さは上記
孔5のそれよりも小さくしてある。また、各膨出部10
の近傍には、矩形の孔12と切り欠き13が設けてあ
る。該孔12は上記舌片6の肉厚と幅(上下方向の長
さ)がほぼ等しく、かつ舌片6の幅(左右方向の長さ)
よりも長さを大きくしてある。
2aには、上記舌片6と対応する位置に膨出部10が一
体成形してあり、これら膨出部10のそれぞれにクリッ
ク11を設けてある。なお、上部の膨出部10には上面
に、下部の膨出部10には下面にクリック11がそれぞ
れ設けてある。該クリック11の左右方向の長さは上記
孔5のそれよりも小さくしてある。また、各膨出部10
の近傍には、矩形の孔12と切り欠き13が設けてあ
る。該孔12は上記舌片6の肉厚と幅(上下方向の長
さ)がほぼ等しく、かつ舌片6の幅(左右方向の長さ)
よりも長さを大きくしてある。
【0007】本実施例はこのように構成してあるので、
バンパフィラ4の組み付けにあたっては、これを図1の
位置から前方へ移動させ、突起8を孔12に差し込み、
孔5にクリック11を係合させて、突起7の先端をブラ
ケット2の後面2aに当接させる。このとき、バンパフ
ィラ4は上下方向への移動はできないが、左右方向へは
移動できる状態になっている(図5、6参照)。そし
て、バンパフィラ4を左右へ移動させて位置調節を行な
ってから、バンパフィラ4の長孔20とブラケット2の
孔14にスクリュー15を通してバンパフィラ4の固定
を行う。なお、本実施例では、突起7の先端をブラケッ
ト2の後面2aに当接させてバンパフィラ4の前後方向
の位置決めを行っているが、該突起7を省き、舌片6の
先端を当接させるようにしてもよい。
バンパフィラ4の組み付けにあたっては、これを図1の
位置から前方へ移動させ、突起8を孔12に差し込み、
孔5にクリック11を係合させて、突起7の先端をブラ
ケット2の後面2aに当接させる。このとき、バンパフ
ィラ4は上下方向への移動はできないが、左右方向へは
移動できる状態になっている(図5、6参照)。そし
て、バンパフィラ4を左右へ移動させて位置調節を行な
ってから、バンパフィラ4の長孔20とブラケット2の
孔14にスクリュー15を通してバンパフィラ4の固定
を行う。なお、本実施例では、突起7の先端をブラケッ
ト2の後面2aに当接させてバンパフィラ4の前後方向
の位置決めを行っているが、該突起7を省き、舌片6の
先端を当接させるようにしてもよい。
【0008】
【考案の効果】本発明によれば、バンパフィラの突起を
ブラケットの長孔に係合させて上下方向の位置決めを行
っているので、上下方向の組み付け精度の向上を図るこ
とができる。
ブラケットの長孔に係合させて上下方向の位置決めを行
っているので、上下方向の組み付け精度の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の構造を分解して示す斜視図である。
【図2】図1に示したA−A線による断面図である
【図3】図1に示したB−B線による断面図である
【図4】図1に示したC−C線による断面図である
【図5】図3を矢印E方向から見た図である。
【図6】図1の舌片係合部を矢印D方向から見た図であ
る。
る。
【図7】従来の構造で使用しているバンパフィラの斜視
図である。
図である。
【図8】従来の構造を示す図で、図9に示したF−F線
による断面図である。
による断面図である。
【図9】自動車の斜視図である。
1 リアコンビネーションランプのケーシング 2 ブラケット 4 バンパフィラ 5 孔 6 舌片 7 突起 8 突起 9 ブラケット 10 膨出部 11 クリック 12 長孔 15 スクリュー 20 長孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/02 B60Q 1/30 B62D 25/08 F16B 21/08
Claims (1)
- 【請求項1】 リアコンビネーションランプケーシング
のブラケットにバンパフィラをスクリューで取り付ける
場合において、孔を有する舌片を、上記バンパフィラの
上下両端のそれぞれから前方へ向けて延出させるととも
に、該舌片の先端から前方へ向けて突出寸法が異なる2
個の突起を延出させ、このうち、突出寸法が大きい方の
突起の厚さがほぼ等しく、かつ該突起の幅よりも長さが
大きい長孔を該突起に対応させて上記ブラケットに設け
る一方、上記舌片の孔の左右方向の長さよりも小さいク
リックを有する膨出部を上記ブラケットに設け、該クリ
ックと上記突起をそれぞれの上記舌片の孔とブラケット
の長孔に係合させて上記舌片の突出寸法が小さい方の突
起の先端をブラケットの後面に当接し、さらに上記バン
パフィラのスクリュー挿通孔を左右に延びる長孔にした
ことを特徴とするバンパフィラの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33134392A JP3225652B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | バンパフィラの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33134392A JP3225652B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | バンパフィラの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06171440A JPH06171440A (ja) | 1994-06-21 |
JP3225652B2 true JP3225652B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=18242626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33134392A Expired - Fee Related JP3225652B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | バンパフィラの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5412479B2 (ja) * | 2011-08-23 | 2014-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両のスライドドア装置 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP33134392A patent/JP3225652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06171440A (ja) | 1994-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |