JPS5824736Y2 - 車両用計器ハウジング - Google Patents
車両用計器ハウジングInfo
- Publication number
- JPS5824736Y2 JPS5824736Y2 JP10600677U JP10600677U JPS5824736Y2 JP S5824736 Y2 JPS5824736 Y2 JP S5824736Y2 JP 10600677 U JP10600677 U JP 10600677U JP 10600677 U JP10600677 U JP 10600677U JP S5824736 Y2 JPS5824736 Y2 JP S5824736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- bracket
- upper housing
- lower housing
- instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両計器ハウジングの構造に係るもので、特に
組立性を向上せしめると共に、車両への取付強度の向上
を計った車両用計器ハウジングに関するものである。
組立性を向上せしめると共に、車両への取付強度の向上
を計った車両用計器ハウジングに関するものである。
例えば従来の車両計器ハウジングは、第1図に示す如く
、内部に計器機械体1を収容したロアハウジング2とア
ッパハウジング3をねじ4にて一体に組立てて計器ハウ
ジングとなし、その計器ハウジングをアッパハウジング
3と一体に成形されているブラケツ)3aを介して車体
(図示せず)に取付けるようになっているが、この従来
構造では計器ハウジング組立の際ロアハウジング2とア
ッパハウジング3とを位置決めする必要があり、この位
置決め手段としてロアハウジング2には位置決め孔2a
を設け、アッパハウジング3には位置決めピン3bを設
け、その両者によって双方ハウジングの位置決めを遠戚
しているものであった。
、内部に計器機械体1を収容したロアハウジング2とア
ッパハウジング3をねじ4にて一体に組立てて計器ハウ
ジングとなし、その計器ハウジングをアッパハウジング
3と一体に成形されているブラケツ)3aを介して車体
(図示せず)に取付けるようになっているが、この従来
構造では計器ハウジング組立の際ロアハウジング2とア
ッパハウジング3とを位置決めする必要があり、この位
置決め手段としてロアハウジング2には位置決め孔2a
を設け、アッパハウジング3には位置決めピン3bを設
け、その両者によって双方ハウジングの位置決めを遠戚
しているものであった。
しかしながらこの従来例においては、位置決めピン3b
は細く、かつ短かいので、その位置決めピン3bが折損
しやすいために組立時に細心の注意を必要とし、作業性
が悪いものであった。
は細く、かつ短かいので、その位置決めピン3bが折損
しやすいために組立時に細心の注意を必要とし、作業性
が悪いものであった。
また、ブラケツ)3aはアッパハウジング3と一体成形
されているが、ロアハウジング2の奥行が大であったり
、収容される計器が重かったりすると強度不足となる恐
れがある。
されているが、ロアハウジング2の奥行が大であったり
、収容される計器が重かったりすると強度不足となる恐
れがある。
これを回避するためブラケツ)3aを厚くしたり、ブラ
ケットの側面にリブを一体成形する手段もあるがアッパ
ハウジングの奥行が小なので効果が少ないものであった
。
ケットの側面にリブを一体成形する手段もあるがアッパ
ハウジングの奥行が小なので効果が少ないものであった
。
本考案はこれらの点に鑑みブラケットがアッパハウジン
グと一体に形成されている点に着目し、アッパハウジン
グに設けられたブラケットの側面にリブを設け、またロ
アハウジングにも前記アッパハウジングのブラケットと
嵌合しうるブラケットを一体成形して、これらをアッパ
ハウジングおよびロアハウジング組立時の位置決めガイ
ドとなして作業性を向上させると共に、ブラケットが2
重となることで、ブラケットの強度を飛躍的に高めるこ
とができるようにしたものである。
グと一体に形成されている点に着目し、アッパハウジン
グに設けられたブラケットの側面にリブを設け、またロ
アハウジングにも前記アッパハウジングのブラケットと
嵌合しうるブラケットを一体成形して、これらをアッパ
ハウジングおよびロアハウジング組立時の位置決めガイ
ドとなして作業性を向上させると共に、ブラケットが2
重となることで、ブラケットの強度を飛躍的に高めるこ
とができるようにしたものである。
以下に本考案を第2図乃至第5図に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第2図乃至第4図において本考案の第1実施例を説明す
れば、アッパハウジング3には前方に向って突出するブ
ラケット3aが一体成形されており、該ブラケットの両
側面には後方へ向う1組のノブ3Cが一体成形され断面
略U字形をなしている。
れば、アッパハウジング3には前方に向って突出するブ
ラケット3aが一体成形されており、該ブラケットの両
側面には後方へ向う1組のノブ3Cが一体成形され断面
略U字形をなしている。
2bはロアハウジング2から前方へ向って突出し、一体
成形されたブラケットであって、該ブラケット形状は前
記アッパハウジングブラケット3aのリプ3C間に嵌合
する巾を有し、更に望ましくはロアハウジングブラケツ
)2bの両側面には後方に向う1組のリブ2Cが設けら
れブラケット2bの強度を大としている。
成形されたブラケットであって、該ブラケット形状は前
記アッパハウジングブラケット3aのリプ3C間に嵌合
する巾を有し、更に望ましくはロアハウジングブラケツ
)2bの両側面には後方に向う1組のリブ2Cが設けら
れブラケット2bの強度を大としている。
3bはアッパハウジング3の後端面に成形された位置決
めピン2aは、該ピン3bが嵌合する位置決め孔、4は
アッパハウジング3とロアハウジング2を組合わせるた
めのねじである。
めピン2aは、該ピン3bが嵌合する位置決め孔、4は
アッパハウジング3とロアハウジング2を組合わせるた
めのねじである。
上記実施例構造においてアッパハウジング3とロアハウ
ジング2とを組立るとき、アッパハウジング3とロアハ
ウジング2を接近させると、先づロアハウジング2のブ
ラケツ)2bがアッパハウジング3のブラケツ)3aの
リプ3C間に挿入されるので、アッパハウジング3およ
びロアハウジング2は位置決めされ、更にそのままアッ
パハウジング3およびロアハウジング2を密着させれば
位置決めピン3bが位置決め孔2aに容易に嵌合し、結
合位置に狂いなく組付けができる。
ジング2とを組立るとき、アッパハウジング3とロアハ
ウジング2を接近させると、先づロアハウジング2のブ
ラケツ)2bがアッパハウジング3のブラケツ)3aの
リプ3C間に挿入されるので、アッパハウジング3およ
びロアハウジング2は位置決めされ、更にそのままアッ
パハウジング3およびロアハウジング2を密着させれば
位置決めピン3bが位置決め孔2aに容易に嵌合し、結
合位置に狂いなく組付けができる。
この位置決め状態では第3図および第4図に示すように
両ブラケット3aおよび2bは重ねられるので、これら
ブラケットを車体5にねじ6によって計器ハウジングを
取付けたときの取付強度はきわめて大となる。
両ブラケット3aおよび2bは重ねられるので、これら
ブラケットを車体5にねじ6によって計器ハウジングを
取付けたときの取付強度はきわめて大となる。
尚、第5図の他の実施例に示すように、アッパハウジン
グおよびロアハウジングの夫々のブラケット3aおよび
2bに片側のみのリブ3Cおよび2Cを対向的に設けて
も同様な効果があることはもちろんである。
グおよびロアハウジングの夫々のブラケット3aおよび
2bに片側のみのリブ3Cおよび2Cを対向的に設けて
も同様な効果があることはもちろんである。
以上述べたように本考案は、アッパハウジング3と、こ
れと組合わせられるロアハウジング2と、該アッパハウ
ジングに形成された車体取付用アツパハウジングブラケ
ツ)−3aとを有する車両用計器ハウジングにおいて、
該アッパハウジングブラケット3aの側面にリブ3Cを
設け、該ロアハウジング2からは該アッパハウジングブ
ラケット3aと重なると共にその側面が前記リブ3Cと
嵌合するロアハウジングブラケット2bを前方に向って
突出せしめた車両用計器ハウジングであるが、本考案に
よればアッパハウジング3およびロアハウジング2のブ
ラケット3aおよび2bが組立時のガイドとなるので細
心の注意を払うことなく、容易にアッパハウジングお裏
びロアハウジングを位置決めでき組立作業性は飛躍的に
向上する。
れと組合わせられるロアハウジング2と、該アッパハウ
ジングに形成された車体取付用アツパハウジングブラケ
ツ)−3aとを有する車両用計器ハウジングにおいて、
該アッパハウジングブラケット3aの側面にリブ3Cを
設け、該ロアハウジング2からは該アッパハウジングブ
ラケット3aと重なると共にその側面が前記リブ3Cと
嵌合するロアハウジングブラケット2bを前方に向って
突出せしめた車両用計器ハウジングであるが、本考案に
よればアッパハウジング3およびロアハウジング2のブ
ラケット3aおよび2bが組立時のガイドとなるので細
心の注意を払うことなく、容易にアッパハウジングお裏
びロアハウジングを位置決めでき組立作業性は飛躍的に
向上する。
更にアツパハウジングブラケツ)3aに設けたリブ3C
と、該ブラケット3aと重なるロアハウジングブラケツ
)2bとによってブラケットの強度が増大し、大型の計
器ハウジングをも車体に確実に固定することができる等
の効果がある。
と、該ブラケット3aと重なるロアハウジングブラケツ
)2bとによってブラケットの強度が増大し、大型の計
器ハウジングをも車体に確実に固定することができる等
の効果がある。
第1図は従来の計器ハウジングを示した斜視図、第2図
は本考案よりなる計器ハウジングの実施例を示した斜視
図、第3図は本実施例ハウジングの要部を示した断面図
、第4図はA−A断面図、第5図は本考案の他の実施例
を示した部分断面図である。 1・・・・・・計器機械体、2・・・・・・ロアハウジ
ング、3・・・・・・アッパハウジング、4,6・・・
・・・ねじ、5・・・・・・車体、2a・・・・・・位
置決め孔、2b・・・・・・ブラケット、2C・・・・
・・リブ、3a・・・・・・ブラケット、3b・・・・
・・ピン、3C・・・・・・リブ。
は本考案よりなる計器ハウジングの実施例を示した斜視
図、第3図は本実施例ハウジングの要部を示した断面図
、第4図はA−A断面図、第5図は本考案の他の実施例
を示した部分断面図である。 1・・・・・・計器機械体、2・・・・・・ロアハウジ
ング、3・・・・・・アッパハウジング、4,6・・・
・・・ねじ、5・・・・・・車体、2a・・・・・・位
置決め孔、2b・・・・・・ブラケット、2C・・・・
・・リブ、3a・・・・・・ブラケット、3b・・・・
・・ピン、3C・・・・・・リブ。
Claims (1)
- アッパハウジング3と、これと組合わせられるロアハウ
ジング2と、該アッパハウジングに形成された車体取付
用アッパハウジングブラケット3aとを有する車両用計
器ハウジングにおいて、該アッパハウジングブラケット
3aの側面にリブ3Cを設け、該ロアハウジング2から
は該アツパハウジングブラケツ)3aと重なると共にそ
の側面が前記リブ3Cと嵌合するロアハウジング組立時
ツ)2bを前方に向って突出せしめたことを特徴とする
車両用計器ハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10600677U JPS5824736Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 車両用計器ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10600677U JPS5824736Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 車両用計器ハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5433154U JPS5433154U (ja) | 1979-03-05 |
JPS5824736Y2 true JPS5824736Y2 (ja) | 1983-05-27 |
Family
ID=29048787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10600677U Expired JPS5824736Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 車両用計器ハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824736Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-08 JP JP10600677U patent/JPS5824736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5433154U (ja) | 1979-03-05 |
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