JP2000108811A - ハーネスコネクタ格納構造 - Google Patents

ハーネスコネクタ格納構造

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JP2000108811A
JP2000108811A JP10282595A JP28259598A JP2000108811A JP 2000108811 A JP2000108811 A JP 2000108811A JP 10282595 A JP10282595 A JP 10282595A JP 28259598 A JP28259598 A JP 28259598A JP 2000108811 A JP2000108811 A JP 2000108811A
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JP
Japan
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connector
locking
harness
electric equipment
locking portion
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Application number
JP10282595A
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English (en)
Inventor
Michihiko Doi
通彦 土居
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工場出荷時に艤装しないオプションの電装部品
向けのハーネスコネクタを車体側に係止保持しておくこ
とができるハーネスコネクタ格納構造を提供する。 【解決手段】車体に電装部品を取りつけるための取付け
部近傍の車体側に、該電装部品に接続するハーネス3の
コネクタ4を係止保持するための係止部5を形成したこ
とを特徴とするハーネスコネクタ格納構造

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーネスコネクタ
の格納構造に関するものであり、さらに詳細には、工場
出荷時に艤装しないオプションの電装部品向けのハーネ
スコネクタを車体側に係止保持しておくためのハーネス
コネクタ格納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車では、フォグランプ、リヤ
ワイパ等の電装部品は追加装備となっているため、標準
装備のみの自動車ではこれらを後日取りつけることがで
きるようにしておくことが必要である。一方、自動車に
追加装備する電装部品に接続するコネクタ等は、非使用
時に車体内で自由に移動することを防止しておくため
に、車体側にコネクタを固定しておく必要があり、こう
したコネクタの支持構造として、図5に示すものがすで
に公知となっている(特開昭56−8732号)。
【0003】このコネクタ支持構造を図5を参照して簡
単に説明すると、101は車体のインストルメントパネ
ル、102はこのインストルメントパネルに取りつける
エアコンディショナ用のコントロールユニットであり、
このコントロールユニットのインストルメントパネル内
側部位には、ハーネス103が配線され、そのハーネス
端部にA/Cスイッチ接続用のコネクタ104が結線さ
れている。このコネクタは、エアコンディショナ用のコ
ントロールユニットを装備していない状態の時には、イ
ンストルメントパネル1に形成したA/Cスイッチ取り
つけ用の取付け孔に嵌合した盲蓋105に係止保持さ
れ、コネクタの遊びが防止されている。
【0004】しかし上記のような構成では、コネクタを
支持するために、取りつけ孔に嵌合する盲蓋が必要とな
りさらにこの盲蓋にコネクタを係止する係止部材を形成
してあるため盲蓋の形状が複雑となり、コストの上昇を
招くという問題がある。また、他の電装部品をとりつけ
る箇所等で盲蓋を取りつけることのできない部位、さら
には盲蓋の必要が無い部位では、上述のようなコネクタ
を保持する係止部を形成することが出来ず、この結果、
やむを得ずコネクタを自由状態にしておくとコネクタが
自由に移動し、異音を発生する等の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうしたことから、現
在では図6に示すようにハーネス103を折り曲げその
部分で粘着テープ106を使用してコネクタ104とハ
ーネス106を車体側に固定したり、図7に示すよう
に、車体側部材(ここではインパネダクト)に粘着テー
プ106を使用してコネクタ104を固定する等の手段
をとっているが、図6に示すコネクタをテープで固定す
るものは、コスト上で不利であり、さらにバタツキの原
因になり、また、使用時にコネクタを見つけ出すのが難
しく、テープを剥がす作業も大変である等の問題があ
る。さらに、複数のコネクタが設置されている箇所にお
いては、使用するコネクタの判別が困難であるという問
題もある。
【0006】そこで本発明は、車体に電装部品を取りつ
けるための取付け部近傍の車体側に、該電装部品に接続
するハーネスのコネクタを係止保持するための係止部を
形成しておき、追加設定の電装部品の取りつけがない車
両では、コネクタを前記係止部に係止して、コネクタの
遊びを防止し、上記問題点を解決することを目的とす
る。
【0007】本発明では、コネクタを車体側に形成した
係止部に係止できるようにしたため、作業時にコネクタ
を容易に見つけることができ、作業の効率化を図ること
ができる。また、複数のコネクタが有る場合には、コネ
クタの係止位置によってコネクタの接続箇所が判断でき
るようにしておけば、コネクタの接続作業を簡略化で
き、作業の効率化を図ることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明が講じた
技術解決手段は、車体に電装部品を取りつけるための取
付け部近傍の車体側に、該電装部品に接続するハーネス
のコネクタを係止保持するための係止部を形成したこと
を特徴とするハーネスコネクタ格納構造である。
【0009】
【実施の形態】以下本発明の好ましい実施の形態を図を
参照して説明する。図1は第1実施形態に係わるインス
トルメントパネルのスピーカ取りつけ部の拡大斜視図、
図2は図1中のA−A断面図である。図において1はイ
ンストルメントパネルであり、このインストルメントパ
ネル1には、スピーカの取りつけ穴2が形成されてい
る。スピーカの取りつけ穴2の近くには、スピーカに接
続するハーネス3が配置され、このハーネス3の端部に
はコネクタ4が接続されており、このコネクタ4には、
図2に示すようにコネクタ接続時にコネクタをロックす
るロック部4aが形成されている。また、スピーカを取
りつけ固定するインストルメントパネル1側には、コネ
クタのロック部4aを係止できる係止部5が形成されて
おり、コネクタ4をスピーカに接続する必要のない状態
の時(追加設定のスピーカの取りつけがない時)には、
図2に示すように、コネクタ4のロック部4aをインス
トルメントパネル1側に形成した係止部5に係止してお
く。なお、図2中の6はスピーカグリルである。
【0010】図2に示すようにコネクタのロック部4a
を係止部5に係止しておくことにより、非使用状態のコ
ネクタ4がインストルメントパネル1内を自由に移動す
るこがなくなり、異音の発生を防止できる。また、追加
設定のスピーカを取りつける必要が生じた時は、コネク
タ4を容易に探しだすことができ、スピーカとコネクタ
4との接続作業の効率化を図ることができる。
【0011】前記係止部5は、コネクタに形成されてい
るロック部を係止できる形状として形成されているが、
係止部としては、図3に示すようにコネクタ4全体をは
め込むことができる形状のものや、コネクタを弾性部材
で挟むことができる形状としてもよい。また、図4に示
すようにドア8側にスピーカを取り付ける形式のもので
は、ドア側のスピーカ取り付け孔7近傍に、上述したコ
ネクタ係止部5を形成することができる。また車体側の
板金を加工して、種々の形態の係止部を形成してもよ
い。さらに電装部品によっては複数のコネクタを接続す
る必要あるが、複数のコネクタがある場合には、コネク
タの接続部位に合わせて、コネクタを係止保持する部分
を決めておく、あるいは係止部分の形状を変えておくこ
とで、間違ったコネクタの接続を防止できる。
【0012】上記実施の形態では、インストルメントパ
ネルに取りつけるスピーカに取りつけるコネクタを例に
とって説明したが、スピーカに限定することなく、車体
に取りつける種々の追加設定の電装部品のコネクタに適
用できることは当然であり、係止部も、追加設定の電装
部品を取りつける車体側の近傍に、形成することにより
同様の作用効果を達成することができる。さらに本発明
はその思想及び必須特徴事項から逸脱することなく他の
さまざまな方法で実施することができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、車体に電装部品取付る時に、その取付け部近傍の車
体側にコネクタの係止部を形成しておき、コネクタの非
使用時にはコネクタを前記係止部に係止しておくことで
コネクタが車体内を自由移動することを防止でき、異音
の発生を防止できる。また、追加設定の電装部品を取り
つける必要が生じた時は、コネクタを容易に探しだすこ
とができ、電装部品とコネクタとの接続作業の効率化を
図ることができる。さらに、電装部品によっては複数の
コネクタを接続する必要あるが、複数のコネクタがある
場合には、コネクタの接続部位に合わせて、コネクタを
係止保持する部分を決めておく、あるいは係止部分の形
状を変えておくことで、間違ったコネクタの接続を防止
できる等の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わるインストルメントパネル
1のスピーカ取りつけ部の拡大斜視図である。
【図2】図1中のA−A断面図である。
【図3】第2実施形態に係わるインストルメントパネル
のスピーカ取りつけ部に形成した係止部の斜視図であ
る。なお、この図中には、ロック部を備えたコネクタ、
とロック部の内コネクタの2種類が記載されている。
【図4】ドアにコネクタ係止部を設けた図である。
【図5】従来のコネクタ支持構造の斜視図である。
【図6】従来のコネクタ支持構造の他の例を示す斜視図
である。
【図7】従来のコネクタ支持構造の他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 取り付け穴 3 ハーネス 4 コネクタ 4a ロック部 5 係止部 6 スピーカグリル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に電装部品を取りつけるための取付け
    部近傍の車体側に、該電装部品に接続するハーネスのコ
    ネクタを係止保持するための係止部を形成したことを特
    徴とするハーネスコネクタ格納構造。
  2. 【請求項2】前記係止部はハーネスコネクタに形成され
    ているロックピンを係止できる構成であることを特徴と
    する請求項1に記載のハーネスコネクタ格納構造。
  3. 【請求項3】前記係止部は、ハーネスコネクタを嵌合固
    定できる形状であることを特徴とする請求項1に記載の
    ハーネスコネクタ格納構造。
JP10282595A 1998-10-05 1998-10-05 ハーネスコネクタ格納構造 Pending JP2000108811A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013151172A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toyota Industries Corp 車両
JP2020050154A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ダイハツ工業株式会社 ワイヤハーネスの終端構造
JP2021091241A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 住友電装株式会社 コネクタホルダ及びワイヤハーネス

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