JP6829811B2 - ガーニッシュ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ガーニッシュ取付構造に関する。
車体の外部を構成するアウタパネルには、例えば装飾するために、ガーニッシュが取り付けられているものがある。通常、ガーニッシュには、アウタパネルに取り付けるための取付部が設けられている。
特許文献1には、ドアの下部に車両前後方向に延びているガーニッシュが取り付けられている構造が開示されている。この例では、ガーニッシュの下端部近傍に取付部が設けられ、当該取付部によって、ガーニッシュがドアに取り付けられている。
特開2007−83866号公報
しかしながら、上記例のような構造では、例えば、ドアアウタパネルの後端部が複雑な形状である場合、ドアアウタパネルとガーニッシュとの間のスペースが狭いことがある。このような場合、ガーニッシュを安定して取り付けることが困難になる可能性がある。そのため、取付部を係合させる他に、接着剤や両面テープなどを用いて、取付状態を強化させることがある。しかし、これはコスト増になる。
また、安定してガーニッシュを取り付けられない場合には、ガーニッシュの端部が、アウタパネルから浮き上がってしまう可能性もある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ガーニッシュの端部でのアウタパネルからの浮きの発生を抑制し、ガーニッシュが取り付けられているときの見切りの低下を抑止し、部品の組付け性を向上させ、着脱可能に固定するガーニッシュ取付構造を提供することでる。
上記目的を達成するため本発明に係るガーニッシュ取付構造は、車体外部を構成するアウタパネルの外面にガーニッシュが取り付けられ、該ガーニッシュには、前記アウタパネルに取り付けるための複数の取付部が設けられている。当該ガーニッシュ取付構造において、少なくとも1つの前記取付部は、前記ガーニッシュの外縁部に配置され、ホルダを介して、前記アウタパネルの外縁部に取り付けられており、前記ホルダは、前記アウタパネルに固定されているパネル固定部と、前記ガーニッシュの前記取付部が係止されているガーニッシュ係止部を備えており、前記ガーニッシュ係止部は、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュの外端部に近い位置に配置され、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュに近い位置に配置されている。
上記目的を達成するため本発明に係るガーニッシュ取付構造は、車体外部を構成するアウタパネルの外面にガーニッシュが取り付けられ、該ガーニッシュには、前記アウタパネルに取り付けるための複数の取付部が設けられている。当該ガーニッシュ取付構造において、少なくとも1つの前記取付部は、前記ガーニッシュの外縁部に配置され、ホルダを介して、前記アウタパネルの外縁部に取り付けられており、前記ホルダは、前記アウタパネルに固定されているパネル固定部と、前記ガーニッシュの前記取付部が係止されているガーニッシュ係止部を備えており、前記ガーニッシュ係止部は、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュの外端部に近い位置に配置され、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュに近い位置に配置され、前記ホルダは、少なくとも2つの前記パネル固定部を備え、2つの前記パネル固定部は、車両上下方向または車両前後方向に互いに間隔を空けて配置されており、前記ガーニッシュ係止部は、2つの前記パネル固定部の間であって、車両前後方向に延びている領域内に配置され、または、前記ガーニッシュ係止部は、2つの前記パネル固定部の間であって、車両上下方向に延びている領域内に配置されている。
本発明に係るガーニッシュ取付構造の一例を示す正面図であって、ドアアウタパネルの下部に、ガーニッシュが取り付けられている状態を示している。 図1のガーニッシュが取り外されているドアアウタパネルの正面図である。 図2のA部を拡大して示す拡大正面図である。 図2のホルダを車幅方向内側から見た裏面図で、ホルダにガーニッシュが取り付けられている状態を示している。 図4のB−B矢視断面図である。 図3のホルダ等を、車両前方且つ上方から見た概略斜視図である。 図1の側部ドアを車両後方から見た側面図である。 図7の側部ドアを車両後方且つ車幅方向内側から見た概略斜視図である。 図8のホルダ等を拡大して示す拡大斜視図である。
以下、本発明に係るガーニッシュ取付構造の実施形態について、図面(図1〜図9)を参照して説明する。
本実施形態に係るガーニッシュ取付構造は、車両用ドアを構成するドアアウタパネル10に、ガーニッシュ20を取り付ける構造である。ガーニッシュ20には、ドアアウタパネル10に取り付けるための複数の取付部21が設けられており、複数の取付部21のうち、ガーニッシュ20の外縁部に配置されている取付部21は、ホルダ30を介して、ドアアウタパネル10に取り付けられている。
本実施形態のドアアウタパネル10は、図1及び図2に示すように、側部ドアを構成するアウタパネルであり、金属製の板状部材である。この例のドアは、車両前方視で右側に配置されている側部ドアである。
ガーニッシュ20は、樹脂材料により形成されており、図1に示すように、車両前後方向に延びている板状の部材であり、ドアアウタパネル10の下部に取り付けられている。この例のガーニッシュ20は、ドアアウタパネル10の車幅方向外側面において下端から40〜50%の範囲に設置されている。
ガーニッシュ20の下端は、ドアアウタパネル10の下端に対応する位置に配置され、ガーニッシュ20の前端及び後端は、ドアアウタパネル10の前端及び後端のそれぞれに対応する位置に配置されている。
ドアアウタパネル10の車幅方向外側面において、ガーニッシュ20よりも上方の部分に対して、ガーニッシュ20が設置されている部分は車幅方向内側に配置されている。この例のドアアウタパネル10では、ガーニッシュ20の上端に対応する部分が、車幅方向内側に湾曲している。さらに、この湾曲部より下方では、車幅方向外側に膨出している。
ガーニッシュ20は、車幅方向内側に湾曲し且つその下方で車幅方向外側に膨出している部分を、覆っている。また、ドアアウタパネル10とガーニッシュ20との間には、車幅方向間隙が形成されている。
一方、ドアアウタパネル10の車幅方向内側には、金属製のドアインナパネル15が、ドアアウタパネル10に対して間隔を空けて配置されている。図7及び図8に示すように、ガーニッシュ20に対応する部分は、ドアアウタパネル10と同様に、車幅方向内側に湾曲し且つその下方で車幅方向外側に膨出している。また、ドアインナパネル15の後端は、車幅方向外側に突出し、パネル間の間隔を塞ぐ後壁17を構成している。
後壁17の車幅方向端は、図9に示すように、車両後方に突出するフランジ19が形成されている。当該フランジ19は、上記の湾曲形状に対応するように湾曲している。当該フランジ19には、ドアの開閉時の干渉防止のために、車両前方に凹む凹形状部19aが形成されている。凹形状部19aにより、後端部におけるドアインナパネル15とガーニッシュ20とのクリアランスが、内側(車両前後方向における中央付近)に比べ狭くなっている。
ガーニッシュ20には、上述したように、ガーニッシュ20をドアアウタパネル10の車幅方向外側面に取り付けるための複数の取付部21が設けられている。この例では、図2及び図3に示すように、複数の取付部21のうちの1つが、ガーニッシュ20の後側の外縁部のうちの上部、すなわち、ガーニッシュ20の後端且つ上端に位置する角部に配置されている。なお、他の取付部21の図示及び説明は省略する。
当該取付部21は、上述したように、ホルダ30を介して、ドアアウタパネル10の車幅方向外側面に取り付けられている。ホルダ30は、板状の部材であり、2つのパネル固定部(上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32)と、ガーニッシュ係止部33と、を有している。
先ず、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32について説明する。上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32は、図3に示すように、ドアアウタパネル10の車幅方向外側面に接合される部分である。上側パネル固定部31は、下側パネル固定部32の車両上方に間隔を空けて配置され、下側パネル固定部32よりも車両後方に配置されている。
ドアアウタパネル10の車幅方向外側面において、上側パネル固定部31に対向する位置には、車幅方向外側に膨出する上側膨出部11が設けられている。同様に、当該車幅方向外側面において、下側パネル固定部32に対向する位置には、車幅方向外側に膨出する下側膨出部12が設けられている。
上側パネル固定部31は、詳細な図示は省略しているが、ドアアウタパネル10の上側膨出部11の頂上部にボルト40により接合されている。下側パネル固定部32は、上側パネル固定部31と同様に、ドアアウタパネル10の下側膨出部12の頂上部にボルト40により接合されている。すなわち、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32は、上側膨出部11及び下側膨出部12にボルト締結されている。
続いて、ガーニッシュ係止部33について説明する。ガーニッシュ係止部33は、ガーニッシュ20の取付部21が係止される部分である。ガーニッシュ係止部33は、上側パネル固定部31よりも、車両後方で、ガーニッシュ20の後側の外端部に近い位置に配置されている。また、ガーニッシュ係止部33は、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32よりも、車幅方向外側(ガーニッシュ20に近い位置)に配置されている。車幅方向の位置関係についての詳細は、後で説明する。
上記のようにホルダ30を設けることにより、ドアアウタパネル10の端部が複雑な形状を有していている場合であっても、ガーニッシュ20を確実に固定するための固定点を設定することが可能となる。また、ガーニッシュ20の後端(外端部)に近い側にガーニッシュ係止部33を配置することにより、ガーニッシュ20の後端部(外端部)が、ドアアウタパネル10から浮き上がることを抑制することが可能となる。
また、ガーニッシュ係止部33は、上側パネル固定部31と下側パネル固定部32の間であって、車両前後方向に延びている領域内に配置されている。この例では、ガーニッシュ係止部33は、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32よりも車両後方に配置され、さらに、上側パネル固定部31よりも車両下方で、下側パネル固定部32よりも車両上方に配置されている。
上側パネル固定部31と下側パネル固定部32との間に、ガーニッシュ係止部33を配置することにより、ガーニッシュ20の浮き上がり抑制効果が向上する。
ガーニッシュ20の取付部21には、車幅方向内側(アウタパネル10に向かう方向)に突出している係止爪22が設けられている。係止爪22は、図5に示すように、ガーニッシュ20の車幅方向内側面に設けられている爪支持部23に一体的に設けられている。
爪支持部23は、接続部23aと、基部23bを有している。接続部23aは、ガーニッシュ20の車幅方向内側面から連続して車幅方向内側に向かうに従い下方に傾斜するように延びている。この例の接続部23aは、当該車幅方向内側面に一体的に形成されている。
基部23bは、図5及び図6に示すように、接続部23aの下端から車両下方に延びている略長方形状の部分である。接続部23aと基部23bは一体的に形成されている。ガーニッシュ20の車幅方向内側面は、基部23bより車両下方で、車幅方向内側に屈曲しており、図5に示すように、屈曲して車幅方向内側に延びている面には、基部23bの下端が当接している。
係止爪22は、図5に示すように、接続部23aの下端と基部23bの上端が交わっている部分から、車幅方向内側に向かって突出している。係止爪22の車幅方向内側の先端部22aは、車幅方向外側の本体部22bに比べて肉厚に形成されている。
先端部22aが、後述するホルダ30の押え形状部35と被係止部34との間に差し込まれて通り抜け、先端部22aと本体部22bとで形成される段差形状部22cが、被係止部34に係合する。また、図示は省略しているが、係止爪22の本体部22bは、車両前後方向の前端から後端に向かうに従い薄肉となるように形成されている。
ガーニッシュ係止部33には、図5及び図6に示すように、車幅方向に貫通している略四角形状の貫通孔33aが形成されている。当該貫通孔33aの下辺側には、被係止部34が配置され、上辺側には、押え形状部35が配置されている。
被係止部34は、図5及び図6に示すように、貫通孔33aの下辺から車両上方に向かって延びている箱状で、車両上方に開口している。被係止部34の車幅方向外側部は、上側パネル固定部31や下側パネル固定部32よりも、車幅方向外側に位置するように、車幅方向外側に膨出し、貫通孔33aの下部分を車幅方向外側から塞ぐように構成されている。また、被係止部34の前端及び後端は、貫通孔33aの前辺と後辺に沿って延びている。
被係止部34の車幅方向内側には、複数のリブ板34aが設けられている。当該リブ板34aを設けることで、被係止部34が係止爪22と係合するときに、被係止部34の変形が抑制される。
被係止部34の開口縁を構成する上端34bは、図5に示すように、係止爪22の本体部22bの下面に当接している。上端34bは、図3に示すように、車両後方に向かうに従い、上方に傾斜している。当該上端34bは、係止爪22の段差形状部22cに係合している。係合している部分は、上側パネル固定部31や下側パネル固定部32よりも、車幅方向外側に配置されている。
押え形状部35は、図5に示すように、被係止部34の車両上方に隣接するように配置されており、突出部35aと折返し部35bにより構成されている。突出部35aは、車両前後方向に延びている板状で、貫通孔33aの上辺の縁部における車幅方向外側面から、車幅方向外側に、ガーニッシュ20に向かって突出している。
折返し部35bは、図6に示すように、車両前後方向に延びている板状で、突出部35aの車幅方向外側端が連続して下方に折り返され、車幅方向内側に向かうに従い下方に傾斜するように延びている。突出部35aと折返し部35bは、一体的に形成されている。折返し部35bは、突出部35aの車幅方向外側端、すなわち、折返し部35bと突出部35aの接続点を中心に、車幅方向に弾性変形可能である。
突出部35aの先端(折返し部35bの根本)は、車両前後方向に水平に延びている。図3に示すように、突出部35aの先端と、被係止部34の上端34bとの距離Xは、車両後方に向かうに従い小さくなるように構成されている。
係止爪22は、被係止部34と押え形状部35によって、挟持されている。この例では、係止爪22の先端部22aが、押え形状部35の折返し部35bと、被係止部34の上端34bとの間に差し込まれ、折返し部35bと上端34bを弾性変形させながら通り抜け、係止爪22の本体部22bが、折返し部35bと被係止部34の上端34bとによって挟持される。このとき段差形状部22cは、被係止部34に係合している。これにより、ガーニッシュ20は、ホルダ30に固定される。
係止爪22が挟み込まれた状態で保持されることで、組付け作業時の節度感を明確にすることができる。また、押え形状部35の剛性を調整することで、保持力と作業性の調整が可能となる。さらに、押え形状部35をガイドとして、確実に係止爪22を導けることで、取付作業を効率よく行うことが可能となる。
また、係止爪22の本体部22bの肉厚を上記のように変化させ、さらに、被係止部34の上端34bを上記のように傾斜させることにより、ガーニッシュ係止部33が、車両前後方向にずれにくくなり、位置合わせしやすくなる。
ガーニッシュ20の外端部のうちの後端部には、図6及び図9に示すように、車幅方向内側に、ドアアウタパネル10に向かって突出しているガーニッシュ側壁部29が設けられている。
一方、ホルダ30の外端部のうちの後端部には、図3、図6及び図9に示すように、ホルダ側壁部37が設けられている。ホルダ側壁部37は、ホルダ30の後端部から車幅方向内側に向かって突出している。ホルダ側壁部37は、ドアアウタパネル10とガーニッシュ20との間に形成された車幅方向間隙を塞いでいる。この例では、ホルダ側壁部37の車幅方向内側端と、ドアアウタパネル10が当接している。
また、ホルダ側壁部37の下端は、ガーニッシュ側壁部29に当接している。すなわち、ガーニッシュ側壁部29とホルダ側壁部37によって、連続する一つの側壁部を構成し、ガーニッシュ20の後部とドアアウタパネル10の後部との車幅方向間に形成されている車幅方向間隙を塞いでいる。
また、ホルダ側壁部37の端部には、シール材が貼付されており、ドアアウタパネル10とホルダ30との間に雨水等が流入することを防いでいる。
ホルダ側壁部37を設けることにより、ホルダ30を、ガーニッシュ20の後端(外端側)に配置することができるようになる。その結果、ガーニッシュ20の後端(外端部)の浮き上がりの抑制効果が向上する。
ホルダ30には、図3、図5及び図6に示すように、ホルダ30の後側の外縁部から、ガーニッシュ係止部33を通り超えて、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32に向かって延びている複数の前後方向ビード部38a〜38dが設けられている。この例の複数の前後方向ビード部38a〜38dは、それぞれ車両前後方向に延びており、車両上下方向に間隔を空けて配置されている。
この例では、図3に示すように、ガーニッシュ係止部33の車両上方に配置されている2つの第1の前後方向ビード部38aは、車両上下方向に間隔を空け、ガーニッシュ係止部33を通り抜けるように車両前後方向に延びている。第1の前後方向ビード部38aは、ホルダ側壁部37から連続するように上側パネル固定部31の前部まで延びている。
また、上側パネル固定部31と下側パネル固定部32の車両上下方向間に配置されている3つの第2の前後方向ビード部38bは、互いに車両上下方向に間隔を空け、上側パネル固定部31の車両前方から車両後方まで延びている。これらのうちの2つは、ガーニッシュ係止部33の被係止部34の前部から連続して延びている。
下側パネル固定部32の後方に配置されている第3の前後方向ビード部38cは、ガーニッシュ係止部33及び上側パネル固定部31を通り抜けるように車両前後方向に延びている。さらに車両下方の第4の前後方向ビード部38dは、ガーニッシュ係止部33、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32を通り抜けるように車両前後方向に延びている。
さらに、ホルダ30には、複数の上下方向ビード部39が設けられている。これらの上下方向ビード部39は、互いに車両前後方向に間隔を空けて配置され、ガーニッシュ係止部33の被係止部34の下部から連続して車両下方に延びており、第3の前後方向ビード部38cと交差し、第4の前後方向ビード部38dに接続されている。
上記のようにビード部38a〜38dを設けることにより、ガーニッシュ係止部33、上側パネル固定部31及び下側パネル固定部32の剛性が向上し、ガーニッシュ20の端部の浮き上がりの抑制効果を向上させることが可能となる。
以上の説明から分かるように、本実施形態によれば、ガーニッシュ20の外端部が、ドアアウタパネル10から浮き上がることを抑制し、完成時の見切りの低下を抑制し、ガーニッシュ20の組付け性を向上させることが可能となる。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、ガーニッシュ20の後上側の角部の取付部21を、ホルダ30を介してドアアウタパネル10に固定しているが、これに限らない。当該ホルダ30は、ガーニッシュ20の外端に配置される取付部21に適用できる。例えば、後下側の角部に設けられた取付部21に適用することもできる。また、外端であれば、角部に限らず、角部と角部の中間部に設けられている取付部21にも適用することができる。
また、上記実施形態では、ガーニッシュ係止部33は、上側パネル固定部31と下側パネル固定部32の間であって、車両前後方向に延びている領域内に配置されているが、これに限らず、上側パネル固定部31と下側パネル固定部32の間であって、車両上下方向に延びている領域内に配置してもよい。
また、本実施形態では、ドアアウタパネル10にガーニッシュ20を取り付ける例について説明しているが、これに限らない。車体外部を構成するアウタパネルに板状のガーニッシュ20を取り付ける構造に適用できる。例えば、フード、トラック、フェンダ等を構成するアウタパネルの外面に、ガーニッシュを取り付ける場合にも、適用可能である。
10 ドアアウタパネル
11 上側膨出部
12 下側膨出部
15 ドアインナパネル
17 後壁
19 フランジ
19a 凹形状部
20 ガーニッシュ
21 取付部
22 係止爪
22a 先端部
22b 本体部
22c 段差形状部
23 爪支持部
23a 接続部
23b 基部
29 ガーニッシュ側壁部
30 ホルダ
31 上側パネル固定部
32 下側パネル固定部
33 ガーニッシュ係止部
33a 貫通孔
34 被係止部
34a リブ板
34b 上端
35 押え形状部
35a 突出部
35b 折返し部
37 ホルダ側壁部
38a 第1の前後方向ビード部
38b 第2の前後方向ビード部
38c 第3の前後方向ビード部
38d 第4の前後方向ビード部
39 上下方向ビード部
40 ボルト

Claims (4)

  1. 車体外部を構成するアウタパネルの外面にガーニッシュが取り付けられ、該ガーニッシュには、前記アウタパネルに取り付けるための複数の取付部が設けられている、ガーニッシュ取付構造において、
    少なくとも1つの前記取付部は、前記ガーニッシュの外縁部に配置され、ホルダを介して、前記アウタパネルの外縁部に取り付けられており、
    前記ホルダは、前記アウタパネルに固定されているパネル固定部と、前記ガーニッシュの前記取付部が係止されているガーニッシュ係止部を備えており、
    前記ガーニッシュ係止部は、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュの外端部に近い位置に配置され、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュに近い位置に配置され、
    前記ホルダは、少なくとも2つの前記パネル固定部を備え、
    2つの前記パネル固定部は、車両上下方向または車両前後方向に互いに間隔を空けて配置されており、
    前記ガーニッシュ係止部は、2つの前記パネル固定部の間であって、車両前後方向に延びている領域内に配置され、または、
    前記ガーニッシュ係止部は、2つの前記パネル固定部の間であって、車両上下方向に延びている領域内に配置されていることを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  2. 車体外部を構成するアウタパネルの外面にガーニッシュが取り付けられ、該ガーニッシュには、前記アウタパネルに取り付けるための複数の取付部が設けられている、ガーニッシュ取付構造において、
    少なくとも1つの前記取付部は、前記ガーニッシュの外縁部に配置され、ホルダを介して、前記アウタパネルの外縁部に取り付けられており、
    前記ホルダは、前記アウタパネルに固定されているパネル固定部と、前記ガーニッシュの前記取付部が係止されているガーニッシュ係止部を備えており、
    前記ガーニッシュ係止部は、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュの外端部に近い位置に配置され、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュに近い位置に配置され、
    前記ガーニッシュの前記取付部には、前記アウタパネルに向かって突出している係止爪が設けられ、
    前記ガーニッシュ係止部は、前記ガーニッシュに向かって突出している被係止部と、該被係止部に隣接している押え形状部を備え、
    前記押え形状部は、前記ガーニッシュに向かって突出する突出部と、該突出部の先端から前記アウタパネルに向かって折り返されている折返し部を備え、
    前記係止爪は、前記被係止部と前記折返し部によって、挟持されていることを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  3. 車体外部を構成するアウタパネルの外面にガーニッシュが取り付けられ、該ガーニッシュには、前記アウタパネルに取り付けるための複数の取付部が設けられている、ガーニッシュ取付構造において、
    少なくとも1つの前記取付部は、前記ガーニッシュの外縁部に配置され、ホルダを介して、前記アウタパネルの外縁部に取り付けられており、
    前記ホルダは、前記アウタパネルに固定されているパネル固定部と、前記ガーニッシュの前記取付部が係止されているガーニッシュ係止部を備えており、
    前記ガーニッシュ係止部は、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュの外端部に近い位置に配置され、前記パネル固定部よりも、前記ガーニッシュに近い位置に配置され、
    前記ガーニッシュの外端部には、前記アウタパネルに向かって突出しているガーニッシュ側壁部が設けられ、
    前記ホルダの外端部には、ホルダ側壁部が設けられ、
    前記ガーニッシュ側壁部と前記ホルダ側壁部によって、連続する側壁を構成し、前記ガーニッシュと前記アウタパネルとの間を塞いでいることを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  4. 前記ホルダには、前記ホルダの外端部から、前記ガーニッシュ係止部を通り抜け、前記パネル固定部に向かって延びているビード部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項の記載のガーニッシュ取付構造。
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JP2020013119A (ja) 2018-07-10 2020-01-23 キヤノン株式会社 トナー

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