JP7081281B2 - 車室内前部構造 - Google Patents

車室内前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7081281B2
JP7081281B2 JP2018075611A JP2018075611A JP7081281B2 JP 7081281 B2 JP7081281 B2 JP 7081281B2 JP 2018075611 A JP2018075611 A JP 2018075611A JP 2018075611 A JP2018075611 A JP 2018075611A JP 7081281 B2 JP7081281 B2 JP 7081281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower side
vehicle
connecting portion
pillar
instrument panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018075611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019182208A (ja
Inventor
邦人 淺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2018075611A priority Critical patent/JP7081281B2/ja
Publication of JP2019182208A publication Critical patent/JP2019182208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7081281B2 publication Critical patent/JP7081281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、車室内前部構造に関するものである。
車室内の前部では、インストルメントパネルとフロントピラートリムとが隣接して設けられていることがある。これらインストルメントパネルとフロントピラートリムとの境目である見切り線は、乗員の視界に入ることもあって車室内の美観に影響するため、精度よく形成することが望まれている。例えば特許文献1では、インストルメントパネルとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じないよう、ピラーガーニッシュの爪部71と係止部55とが、インストルメントパネルのロアフード部材20に対して車室外側と内側のそれぞれから接続する構造になっている。
特開2016-112958号公報
特許文献1に記載されているように、多くの車両のインストルメントパネルは上側のアッパ部材と下側のロア部材とに分かれている。そして、アッパ部材とフロントピラートリムとの間、さらにはアッパ部材とロア部材との間にも見切り線は形成される。特許文献1ではアッパ部材とピラーガーニッシュとの関係は述べられていないものの、アッパ部材の周りの見切り線も乗員の視界に入るため、精度の向上が望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み、部材同士の見切り線を精度よく形成および維持することが可能な車室内前部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車室内前部構造の代表的な構成は、車室内のインストルメントパネルと、インストルメントパネルに隣接して設けられ上方へ延びているフロントピラートリムとを備える車室内前部構造において、インストルメントパネルは、所定の計器類が取り付けられるロア部材と、ロア部材の上側に被さるアッパ部材とを含み、フロントピラートリムは、ロア部材およびアッパ部材に上方から挿し込まれる複数のツメを有し、アッパ部材は、フロントピラートリムの根本に沿った縁部、および縁部よりも車幅方向外側に設けられてツメが挿し込まれるアッパ側ピラー接続部を有し、ロア部材は、アッパ部材に覆われる箇所から縁部の車幅方向外側に延びていてツメが挿し込まれるロア側ピラー接続部を有することを特徴とする。
本発明によれば、部材同士の見切り線を精度よく形成および維持することが可能な車室内前部構造を提供することが可能になる。
本発明の実施例にかかる車室内前部構造の概要を示す図である。(a)は、当該前部構造を車室内の後方やや左側から見下ろした斜視図である。(b)は、図1(a)のインストルメントパネルからフロントピラートリムを分離させた様子を示す図である。 図1(b)のインストルメントパネルのピラー接続部を示した斜視図である。 図2のインストルメントパネルのピラー接続部を車両上方から見た図である。 図3のロア側ピラー接続部付近を別方向から見た図である。(a)は、ロア側ピラー接続部付近を車両前方の右側上方から見た斜視図である。(b)は、図4(a)のロア側ピラー接続部付近を車両前方から見た図である。 図4(b)のA-A断面図である。 図3のピラー接続部付近を車両後方の左上方から見た斜視図である。 図4(b)のロア側ピラー接続部付近を拡大して示した図である。(a)は、図4(a)と同じ方向からロア側ピラー接続部を示した図である。(b)は、図7(a)のリブ付近を車両後方から見た図である。
本発明の一実施の形態に係る車室内前部構造は、車室内のインストルメントパネルと、インストルメントパネルに隣接して設けられ上方へ延びているフロントピラートリムとを備える車室内前部構造において、インストルメントパネルは、所定の計器類が取り付けられるロア部材と、ロア部材の上側に被さるアッパ部材とを含み、フロントピラートリムは、ロア部材およびアッパ部材に上方から挿し込まれる複数のツメを有し、アッパ部材は、フロントピラートリムの根本に沿った縁部、および縁部よりも車幅方向外側に設けられてツメが挿し込まれるアッパ側ピラー接続部を有し、ロア部材は、アッパ部材に覆われる箇所から縁部の車幅方向外側に延びていてツメが挿し込まれるロア側ピラー接続部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、フロントピラートリムがインストルメントパネルのアッパ部材とロア部材とにわたって接続されるため、フロントピラートリムとアッパ部材との見切り線、フロントピラートリムとロア部材との見切り線、さらにはアッパ部材とロア部材との見切り線を、それぞれ精度よく形成することが可能となる。特に、上記構成であれば、フロントピラートリムに荷重がかかったとしても、アッパ部材とロア部材とが共にフロントピラートリムの変位に追従でき、これら部材間の隙間の発生を防いで車室内の美観を保つことが可能となる。
上記のインストルメントパネルは、車幅方向に延びるステアリングサポートメンバに車両後方から取り付けられていて、ロア側ピラー接続部は、アッパ側ピラー接続部よりも車両後方に設けられていて、ロア部材はさらに、ロア側ピラー接続部の下方に設けられステアリングサポートメンバから延びる所定のステーに接続されるステー接続部を有してもよい。
上記のステー接続部を設けることによって、ロア側ピラー接続部周辺の剛性はさらに高まるため、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの間の見切り線をより精度よく形成および維持することが可能になる。
上記のアッパ部材はさらに、アッパ側ピラー接続部よりも車幅方向外側に設けられて車体側部のパネル部材に接続されるパネル接続部を有し、ロア側ピラー接続部は、上方から見て、パネル接続部とステー接続部とを結ぶ直線上に設けられていてもよい。
上記のパネル接続を設けることによっても、ロア側ピラー接続部周辺の剛性はさらに高まり、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの間の見切り線を精度よく形成および維持することが可能になる。
上記のロア部材はさらに、ロア側ピラー接続部の下方に隣接して設けられロア側ピラー接続部を支えるリブを有してもよい。
上記のリブによっても、ロア側ピラー接続部周辺の剛性をさらに高め、インストルメントパネルとフロントピラートリムとの間の見切り線を精度よく形成および維持することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例にかかる車室内前部構造(以下、前部構造100)の概要を示す図である。図1(a)は、当該前部構造100を車室内の後方やや左側から見下ろした斜視図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(Upward)、D(Downward)で例示する。
前部構造100は、車室内のインストルメントパネル102と、不図示のフロントピラーに取り付けられるフロントピラートリム104とを備えている。フロントピラートリム104は、インストルメントパネル102の車幅方向端部に隣接して設けられ、インストルメントパネル102からフロントピラーに沿って上方へ延びている。インストルメントパネル102およびフロントピラートリム104は、主に樹脂製の構成となっている。
インストルメントパネル102は、上側のアッパ部材102aと下側のロア部材102bとによって構成されている。ロア部材102bは、インストルメントパネル102の基礎となる部位であって、所定の計器類や空調設備などが取り付けられる。アッパ部材102aは、インストルメントパネル102の天面となる部位であって、ロア部材102bの上側に被さるように取り付けられる。アッパ部材102aの裏側とロア部材102bの上部とには、互いに接続する各種の接続部が設けられている。
図1(b)は、図1(a)のインストルメントパネル102からフロントピラートリム104を分離させた様子を示す図である。フロントピラートリム104は、その根本側に、ロア部材102bおよびアッパ部材102aに上方から挿し込まれる複数のツメ106を有している。本実施例の前部構造100では、後述する構成によって、このツメ106とアッパ部材102aおよびロア部材102bとの接続剛性を向上させ、部材同士の見切り線の精度を高めている。
図2は、図1(b)のインストルメントパネル102のピラー接続部E1を示した斜視図である。ピラー接続部E1は、アッパ部材102aの車幅方向の端部付近に形成された部位であって、アッパ部材102aおよびロア部材102bのフロントピラートリム104との接続部が並んでいる。フロントピラートリム104は、前述した複数のツメ106(図1(b)参照)をピラー接続部E1に挿し込むことで、アッパ部材102aとロア部材102bとにわたって接続される。
図3は、図2のインストルメントパネル102のピラー接続部E1を車両上方から見た図である。ピラー接続部E1のうち、アッパ部材102aには、複数のアッパ側ピラー接続部108a~108cが設けられている。アッパ部材102aの車幅方向の端の縁部110は、フロントピラートリム104(図1(b)参照)の根本に沿ってやや湾曲した形状になっている。アッパ側ピラー接続部108a~108cは、縁部110よりも車幅方向外側に延びたアッパ側延長領域112に設けられた貫通孔として実現され、ツメ106(図1(b)参照)が挿し込まれて接続される。アッパ側ピラー接続部108a~108cは、縁部110に沿って計3つ設けられている。
ロア部材102bには、ロア側ピラー接続部114が設けられている。まず、ロア部材102bには、アッパ部材102aに覆われる箇所から縁部110よりも車幅方向外側へと延びたロア側延長領域116が設けられている。ロア側ピラー接続部114は、ロア側延長領域116に設けられた貫通孔として実現されていて、ツメ106(図1(b)参照)が挿し込まれて接続される。ロア側ピラー接続部114は、縁部110に沿ってアッパ側ピラー接続部108a~108cの車両後方に並ぶよう設けられている。
上記のピラー接続部E1によって、フロントピラートリム104(図1(b)参照)は、インストルメントパネル102のアッパ部材102aとロア部材102bとにわたって接続される。これによって、フロントピラートリム104、アッパ部材102a、およびロア部材102bの3つの部材が連結される。この構成によれば、縁部110に形成されるフロントピラートリム104とアッパ部材102aとの見切り線、フロントピラートリム104とロア部材102bとの見切り線、さらにはアッパ部材102aとロア部材102bとの見切り線118を、それぞれ精度よく形成することが可能となる。
また、本実施例の構成であれば、フロントピラートリム104(図1(b)参照)に対して、アッパ部材102aおよびロア部材102bがそれぞれ接続するため、例えばフロントピラートリム104に荷重がかかったとしても、アッパ部材102aとロア部材102bとが共にフロントピラートリム104の変位に追従できる。この構成によって、各部材同士の隙間の発生が防止できるため、車室内の美観を保つことができる。
図4は、図3のロア側ピラー接続部114付近を別方向から見た図である。図4(a)は、ロア側ピラー接続部114付近を車両前方の右側上方から見た斜視図である。本実施例では、ロア側ピラー接続部114の剛性を高めるよう、さらなる工夫を施している。
図4(a)に示されているように、インストルメントパネル102は、車幅方向に延びるステアリングサポートメンバ120に車両後方から取り付けられている。具体的には、インストルメントパネル102は、ステアリングサポートメンバ120から延びるステー122に接続され、このステー122を介してステアリングサポートメンバ120に連結されている。本実施例では、上述したロア側ピラー接続部114の下方にて、ロア部材102bとステー122とが接続するステー接続部124を設けている。これによって、フロントピラートリム104からロア側ピラー接続部114へ加わる車両下方への荷重を、ステー122が下から支える構造となるため、ロア側ピラー接続部114の剛性が向上する。
インストルメントパネル102の内側の構造を詳しく説明すると、まず、ステアリングサポートメンバ120の車幅方向の端には、車体側部のパネル部材134(図6参照)等と接続されるサイドブラケット126が設けられている。サイドブラケット126は、ステアリングサポートメンバ120から周囲に広がった形状の部品であり、上部にフランジ領域128が形成されている。前述したステー122は、このフランジ領域128に接合されている。これによって、ステー122をより車体側部のパネル部材134に近い位置に接続できるため、ステー122の取付剛性を向上させることができる。
ステー122は、金属製でL字に沿って湾曲した形状の断面コ字型の部品である。ステー122は、コ字型の開口を車両前方に向け、フランジ領域128から車両後方へ延び、そこから立ち上がるように湾曲した姿勢で設置される。ステー122の上端付近には、所定の貫通孔(不図示)が設けられている。ロア部材102bのステー接続部124は、ボルトやクリップなどによって実現され、ステー122の貫通孔に締結固定される。
図4(b)は、図4(a)のロア側ピラー接続部114付近を車両前方から見た図である。図4(b)からは、金属部品であるステアリングサポートメンバ120、サイドブラケット126、そしてステー122が上下方向に並んでいること、そしてロア側ピラー接続部114の下方にてステー122の上端がステー接続部124によってロア部材102bに接続されていることが分かる。
図5は、図4(b)のA-A断面図である。図5では、ステー接続部124は、ロア側ピラー接続部114の下方やや車両後方に位置している。ステー122は、側方から見て車両上方に向かうにつれて車両前方に向かってやや傾斜していて、ステー接続部124を車両前方側に位置させることができるため、ロア部材102bに起りやすい、ステアリングサポートメンバ120を中心とした回転モーメントを小さくすることができる。これによって、ステー122は、ロア部材102bの垂れ下がりを効率よく防止する。そして、ステー接続部124がロア側ピラー接続部114に近づくことで、ロア側ピラー接続部114の剛性を高め、その位置の変位を防ぐことができる。これによって、ロア部材102bひいてはインストルメントパネル102自体とフロントピラートリム104との見切り線(図3の縁部110に形成される部材同士の境界)を精度よく形成することが可能になる。また、樹脂製であるインストルメントパネル102が膨張や収縮等した場合でも、フロントピラートリム104との位置が変位し難くなるため、部材同士の隙間の発生を防ぎ、見切り線を精度良く維持することができる。
また、本実施例であれば、フロントピラートリム104に対して、下方や車幅方向内側などに変位するような荷重がかかったとしても、アッパ部材102aとロア部材102bがフロントピラートリム104の変位に追従することができる。このとき、フロントピラートリム104の変位に伴う荷重は、アッパ側ピラー接続部108aおよびロア側ピラー接続部114を介してインストルメントパネル102に伝わる。そして、その荷重は、ステー接続部124を介してステー122、サイドブラケット126、およびステアリングサポートメンバ120へと伝わる。このようにして、本実施例であれば、フロントピラートリム104からの荷重を、金属製で剛性の高いステアリングサポートメンバ120で受け止めることが可能になるため、フロントピラートリム104の変位を好適に抑えることができる。これら作用によっても、フロントピラートリム104とインストルメントパネル102との間、さらにはアッパ部材102aとロア部材102bとの間における隙間の発生を防ぎ、美観を保つことができる。
図6は、図3のピラー接続部E1付近を車両後方の左上方から見た斜視図である。アッパ部材102aのアッパ側延長領域112のうち、アッパ側ピラー接続部108b(図3参照)よりも車幅方向外側には、パネル接続部130が設けられている。パネル接続部130は、例えばボルト孔などとして実現され、ボルト132等を介して車体側部のパネル部材134に接続される。
図3に示すように、ロア側ピラー接続部114は、上方から見て、パネル接続部130とステー接続部124とを結ぶ仮想的な直線L1上に設けられている。この構成によっても、ロア側ピラー接続部114の剛性を高めることが可能になる。特に、この構成によれば、ロア側ピラー接続部114にフロントピラートリム104から高さ方向または車幅方向内側への荷重が加わったとき、その荷重をパネル接続部130およびステー接続部124へと分散させ、ロア側ピラー接続部114およびフロントピラートリム104の変位を抑えることができる。したがって、インストルメントパネル102とフロントピラートリム104との間の見切り線をさらに精度よく形成および維持し、美観を向上させることが可能になる。
図7は、図4(b)のロア側ピラー接続部114付近を拡大して示した図である。図7(a)は、図4(a)と同じ方向からロア側ピラー接続部114を示した図である。ロア部材102bにはさらに、ロア側ピラー接続部114の下方に隣接して、複数のリブ136、138が設けられている。リブ136、138は、車両前後方向に延びた壁状の部位であって、ロア側ピラー接続部114を下方から支えている。
図7(b)は、図7(a)のリブ136、138付近を車両後方から見た図である。リブ136、138は、車両後方から見ると、箱型の部位を形成している。リブ136、138は、互いに箱型を形成することで、剛性がより高まる。これらリブ136がロア側ピラー接続部114に隣接して設けられていることで、ロア側ピラー接続部114の剛性はさらに向上し、ロア側ピラー接続部114付近の変位を抑えて、インストルメントパネル102とフロントピラートリム104との間の見切り線を精度よく形成および維持することが可能になる。
上記説明したように、本実施例では、フロントピラートリム104のツメ106が挿入されるアッパ側ピラー接続部108a~108cおよびロア側ピラー接続部114の構成、さらにはステー122などの既存の部品との接続位置を工夫することで、部材同士の見切り線の精度向上を行っている。特に、本実施例であれば、専用のブラケットなどの追加部品を用いていないため、コストアップも抑えられる点においても有効である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車室内前部構造に利用することができる。
100…前部構造、102…インストルメントパネル、102a…アッパ部材、102b…ロア部材、104…フロントピラートリム、106…ツメ、108a~108c…アッパ側ピラー接続部、110…縁部、112…アッパ側延長領域、114…ロア側ピラー接続部、116…ロア側延長領域、118…見切り線、120…ステアリングサポートメンバ、122…ステー、124…ステー接続部、126…サイドブラケット、128…フランジ領域、130…パネル接続部、132…ボルト、134…パネル部材、136、138…リブ、E1…ピラー接続部、L1…直線

Claims (4)

  1. 車室内のインストルメントパネルと、該インストルメントパネルに隣接して設けられ上方へ延びているフロントピラートリムとを備える車室内前部構造において、
    前記インストルメントパネルは、
    上側のアッパ部材と、
    前記アッパ部材の下側に取り付けられるロア部材とを含み、
    前記フロントピラートリムは、
    前記アッパ部材に上方から挿し込まれるアッパ部材用のツメと、
    前記ロア部材に上方から挿し込まれるロア部材用のツメと、
    を有し、
    前記アッパ部材は、前記フロントピラートリムの根本に沿った縁部よりも車幅方向外側に設けられて前記アッパ部材用のツメが挿し込まれるアッパ側ピラー接続部を有し、
    前記ロア部材は、前記アッパ部材に覆われる箇所から前記縁部の車幅方向外側に延びて前記ロア部材用のツメが挿し込まれるロア側ピラー接続部を有することを特徴とする車室内前部構造。
  2. 前記インストルメントパネルは、車幅方向に延びるステアリングサポートメンバに車両後方から取り付けられていて、
    前記ロア側ピラー接続部は、アッパ側ピラー接続部よりも車両後方に設けられていて、
    前記ロア部材はさらに、前記ロア側ピラー接続部の下方に設けられ前記ステアリングサポートメンバから延びる所定のステーに接続されるステー接続部を有することを特徴とする請求項1に記載の車室内前部構造
  3. 前記アッパ部材はさらに、前記アッパ側ピラー接続部よりも車幅方向外側に設けられて車体側部のパネル部材に接続されるパネル接続部を有し、
    前記ロア側ピラー接続部は、上方から見て、前記パネル接続部と前記ステー接続部とを結ぶ直線上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車室内前部構造
  4. 前記ロア部材はさらに、前記ロア側ピラー接続部の下方に隣接して設けられ該ロア側ピラー接続部を支えるリブを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車室内前部構造
JP2018075611A 2018-04-10 2018-04-10 車室内前部構造 Active JP7081281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075611A JP7081281B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 車室内前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075611A JP7081281B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 車室内前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019182208A JP2019182208A (ja) 2019-10-24
JP7081281B2 true JP7081281B2 (ja) 2022-06-07

Family

ID=68339066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018075611A Active JP7081281B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 車室内前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7081281B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6949085B2 (ja) * 2019-10-21 2021-10-13 本田技研工業株式会社 フロントピラートリムとインストルメントパネルとの合わせ構造
JP7359743B2 (ja) * 2020-08-25 2023-10-11 トヨタ自動車株式会社 車両構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343371A (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Fuji Heavy Ind Ltd インストルメントパネルモジュール取付構造
JP2009006796A (ja) 2007-06-27 2009-01-15 Mazda Motor Corp 自動車のインストルメントパネル
JP2010023749A (ja) 2008-07-23 2010-02-04 Suzuki Motor Corp 車両用インストルメントパネル上面部支持構造
JP2014221597A (ja) 2013-05-13 2014-11-27 トヨタ車体株式会社 インストルメントパネルとaピラーガーニッシュとの組付構造
JP2015116875A (ja) 2013-12-17 2015-06-25 スズキ株式会社 インストルメントパネル側部及びフロントピラートリム下部の合わせ部構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173453U (ja) * 1984-10-22 1986-05-19

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343371A (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Fuji Heavy Ind Ltd インストルメントパネルモジュール取付構造
JP2009006796A (ja) 2007-06-27 2009-01-15 Mazda Motor Corp 自動車のインストルメントパネル
JP2010023749A (ja) 2008-07-23 2010-02-04 Suzuki Motor Corp 車両用インストルメントパネル上面部支持構造
JP2014221597A (ja) 2013-05-13 2014-11-27 トヨタ車体株式会社 インストルメントパネルとaピラーガーニッシュとの組付構造
JP2015116875A (ja) 2013-12-17 2015-06-25 スズキ株式会社 インストルメントパネル側部及びフロントピラートリム下部の合わせ部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019182208A (ja) 2019-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2072379B1 (en) Fender Protector Structure
JP5879938B2 (ja) 車両後部の側部パネルの補強構造
US6633089B2 (en) Engine room harness routing structure
JP4365538B2 (ja) インストルメントパネルフレーム
JP7081281B2 (ja) 車室内前部構造
JP6852422B2 (ja) 車室内前部構造
JP2018199431A (ja) 車体前部構造
JP6187495B2 (ja) 車両用アッパバックパネル構造
JP2018122657A (ja) 車室内前部構造
JPH0723106B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2018099988A (ja) ピラーガーニッシュ構造
JP2020138566A (ja) 車両前部構造
JP6634068B2 (ja) 車体前部構造
JP2020090112A (ja) フロントピラー構造
JP6260820B2 (ja) インストルメントパネル構造
JP7367481B2 (ja) 車両用カウルトップガーニッシュの構造
JP2013252800A (ja) インストルメントパネルの取り付け構造
JP6624509B2 (ja) 車載カメラの取付構造
JP7347333B2 (ja) 乗物用シート
JP4510863B2 (ja) ダイキャストステアリングハンガービーム
KR102162656B1 (ko) 차량용 콘솔
JP2019081513A (ja) 車両室内構造
JP6928070B2 (ja) 車両前部構造
JP6774608B2 (ja) 車両の遮蔽構造
WO2021200105A1 (ja) 車両のインストルメントパネル構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180717

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220509

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7081281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151