JP6187495B2 - 車両用アッパバックパネル構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用アッパバックパネル構造に関する。
下記特許文献1には、アッパバックパネル(リアパーセルシェルフ)の構造が開示されている。具体的には、車両の後部に設置され車室と荷室とを仕切るアッパバックパネルは、略水平に配置された水平壁部と、スピーカが取り付けられるスピーカ取付開口部と、スピーカ取付開口部の前方に配置されチャイルドシートの係止部材が係止されるアンカー部材と、スピーカ取付開口部の周縁に設けられたパッチと、を有している。このパッチには、アンカー部材に近い部位に車両幅方向に沿って延設された前ビードが形成されている。一般的に、アンカー部材を介して車両前後方向前側へ向かう引張り荷重が加わった場合、スピーカ取付開口部の周縁で特に車両幅方向両側の部分に局所的に高い応力が加わる。本構造では、パッチに形成された前ビードによって引張荷重を分散することで、スピーカ取付開口部の周縁に局所的な応力が集中するのを回避している。
特開2012−111308号公報
ところで、アッパバックパネルは、車両走行時に路面からの入力等によって車両上下方向に振動し、NV(ノイズ・アンド・バイブレーション)性能(振動及び振動音を抑制する性能)が低下する可能性がある。このため、アッパバックパネルの車両上下方向での振動を抑制するために、アッパバックパネルの剛性を向上させる構造を最適な位置に配置する必要がある。しかしながら、特許文献1に開示された構成の場合、アッパバックパネルの剛性を向上させる構造として車両前後方向に沿って延設されかつ車両上側へ凸形状とされた前後方向ビードが、車両幅方向中央に取り付けられたアンカー部材の両隣に形成されており、アッパバックパネルの振動を充分に抑制できていない。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記問題を考慮し、アッパバックパネルのNV性能を向上させることができる車両用アッパバックパネル構造を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、車両後部に設けられると共に、車両平面視で長手方向を車両幅方向とする矩形の板状に形成され、車両幅方向の両側の端部がそれぞれ固定部で車体に固定されかつ前記固定部の間で水平に配置された水平壁部を有しているアッパバックパネルと、前記アッパバックパネルにおける一方の前記固定部から他方の前記固定部までの車両幅方向の中心部が含まれる位置に当該アッパバックパネルの前記水平壁部の前端部から後端部まで車両前後方向に沿って連続して形成されると共に、前記水平壁部に対して車両上下方向下側へ突出しかつ前記水平壁部より車両下側に形成された底面を有する前後方向ビードと、前記前後方向ビードの前記底面の前端部及び後端部の少なくとも一方に形成されると共に、前記水平壁部よりも低くかつ車両上下方向上側へ突出された凸部と、を有している。
請求項記載の発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、請求項記載の発明において、前記前後方向ビードの車両上側面には、車両上下方向上側へ突出すると共にチャイルドシートを離脱可能に係止するアンカー部材が設けられている。
請求項記載の発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、請求項1又は請求項記載の発明において、前記アッパバックパネルには、スピーカが取り付けられるスピーカ取付部が形成されており、当該スピーカ取付部の車両幅方向内側に前記前後方向ビードが設けられかつ車両幅方向外側に前記水平壁部の前記前端部から前記後端部まで車両前後方向に沿って連続して形成された端部前後方向ビードが設けられると共に、当該スピーカ取付部の車両前後方向前側及び車両前後方向後側の少なくとも一方には車両幅方向に沿って延設されかつ当該スピーカ取付部に対して車両上下方向上側又は車両上下方向下側へ突出した段差部が設けられている。
請求項1記載の発明によれば、車両走行時に路面からの入力等によってアッパバックパネルが車両上下方向に振動すると、車両幅方向の両側の端部がそれぞれ固定部で車体に固定されているため、アッパバックパネルにおける一方の固定部から他方の固定部までの車両幅方向の中心部の振幅が最も大きくなる。しかしながら、中心部が含まれる位置から後端部まで車両前後方向に沿って連続して形成された前後方向ビードが設けられていることから、振幅が最も大きい部位で前後方向ビードがアッパバックパネルの梁として働くため、アッパバックパネル自体の剛性が向上すると共にアッパバックパネルの車両上下方向の振動を抑制することができる。また、前後方向ビードは、底面が水平壁部より車両下側に形成されるように車両下側に突出されている。つまり、車両上側へ突出されていないことで、アッパバックパネルの車両上下方向の車室内への突出量を小さくすることができる。したがって、アッパバックパネルの車両上下方向上側に設けられる内装部材の意匠面を車室内への突出量が少ない形状にすることができるので、車室内の空間を広くすることができる。さらに、前後方向ビードの底面における前端部及び後端部の少なくとも一方に車両上下方向上側へ突出された凸部が形成されている。この凸部は、アッパバックパネルの水平壁部よりも低く設定されている。つまり、前後方向ビードと同様にアッパバックパネルの水平壁部に対して車両上下方向下側へ突出していると共に、前後方向ビードよりもその深さが浅く設定されている。換言すると、凸部が形成された箇所の車両下側への突出量は少なくされている。この前後方向ビードの前端部及び後端部の少なくとも一方にアッパバックパネルを車両下側へ曲げることでフランジが形成される場合、一般に、前後方向ビードを形成するための車両下側への変位とフランジを形成するための車両下側への変位とが前端部及び後端部の少なくとも一方に集中することで、この部位に割れが発生する可能性がある。しかしながら、凸部によって本発明では前後方向ビードを形成するための車両下側への変位量が少なくされているため、変形の集中が抑制されて割れの発生を抑制することができる。
請求項記載の発明によれば、前後方向ビードの車両上側面にアンカー部材が取り付けられている。したがって、アンカー部材の車両上下方向での位置は、アッパバックパネルの水平壁部に対して低い位置となる。通常、アッパバックパネルの車両上下方向上側には、アッパバックパネルをカバーする内装部材が取り付けられるが、この内装部材には車室側からアンカー部材へアクセスできるように開閉自在に形成されたアンカーキャップが取り付けられる。このアンカーキャップの取付位置は、アンカー部材の位置によって決定されるため、アンカー部材が低い位置に配置されていればこれに伴ってアンカーキャップも低い位置に配置される。アンカーキャップが低い位置に配置されると、アンカーキャップが取り付けられる内装部材の意匠面もこれに合わせて低くすることができるので、その分車室内の空間を広くすることができる。
請求項記載の発明によれば、スピーカ取付部の車両幅方向内側に前後方向ビードが形成されかつスピーカ取付部の車両幅方向外側に端部前後方向ビードが設けられている。また、スピーカ取付部の車両前後方向前側及び車両前後方向後側の少なくとも一方に段差部が形成されている。この段差部は、スピーカ取付部に対して車両上下方向上側又は車両上下方向下側へ突出されていることで、スピーカ取付部と段差部との間には稜線が形成されている。つまり、スピーカ取付部は、前後方向ビード、端部前後方向ビード、段差部、アッパバックパネルの前端部及び後端部のいずれかの稜線に囲まれた構成とされている。したがって、スピーカ取付部の剛性を向上させることができるので、スピーカを作動させたことでのスピーカ自体の振動によるスピーカ取付部の振動を抑制することができる。
請求項1記載の本発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、アッパバックパネルのNV性能を向上させることができるという優れた効果を有する。また、乗員に対して車室内の広々感を与えることができるという優れた効果を有する。さらに、成形性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、乗員に対して車室内の広々感をより一層与えることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用アッパバックパネル構造は、スピーカによるアッパバックパネルの振動(ビビリ音)を抑制することができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る車両用アッパバックパネル構造を備えたアッパバックパネルを示す斜視図である。 一実施形態に係る車両用アッパバックパネル構造を備えたアッパバックパネルのアンカー部材を示す拡大斜視図である。 図1のA−A線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図1のB−B線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図1のC−C線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 対比例に係るアッパバックパネルを示す斜視図である。
以下、図1〜5を用いて、本発明に係る車両用アッパバックパネル構造の第一実施形態について説明する。なお、これらの図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車両幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
図1に示されるように、図示しない車両の後部には、アッパバックパネル10が設けられている。このアッパバックパネル10は、車両平面視で矩形の板状に形成されており、長手方向が車両幅方向に沿って配置されている。このアッパバックパネル10は、車両幅方向の両側の端部12に形成された固定部13が図示しないリヤピラーインナパネル等に溶接で結合されており、これによってアッパバックパネル10によって車室と荷室とが仕切られている。なお、このアッパバックパネル10は、完全な矩形だけでなく、リアウィンドウガラスに沿って湾曲した形状等の完全な矩形でなくてもよい。
アッパバックパネル10の前端部14には、フランジ16が設けられている。このフランジ16は、車両幅方向に沿って延設されていると共に、アッパバックパネル10の前端部14でアッパバックパネル10における固定部13の間に水平に配置された水平壁部18を略車両上下方向下側へ向かって屈曲させることで形成されている。なお、この水平壁部18は完全な水平に配置された構成だけでなく、多少傾いた状態で配置されていてもよい。
水平壁部18の後端部20には、後端延設部22が設けられている。この後端延設部22は、後端部20から車両前後方向に沿って車両後側へ向かって延設されており、車両幅方向に直交する断面が略ハット型形状とされている。
アッパバックパネル10の車両幅方向略中央、具体的には一方の固定部13から他方の固定部13までの車両幅方向の中心部15が含まれる位置には、前後方向ビード24が形成されている。この前後方向ビード24は、アッパバックパネル10の水平壁部18から車両上下方向下側へ突出している(図4参照)と共に、アッパバックパネル10の水平壁部18における前端部14から後端部20に亘って連続して形成されている。具体的には、一対の側壁部26と、側壁部26の下端部30同士を連結するように車両幅方向に沿ってかつ水平壁部18より車両下側に形成された底面32とで車両前後方向に直交する断面形状が略U字状に形成されている。この前後方向ビード24は、プレス成形によって形成されており、水平壁部18から底面32までの車両上下方向の寸法は、アッパバックパネル10の板厚から成形することのできる限界の深さに設定されている。なお、アッパバックパネル10の車両幅方向中央と前後方向ビード24の車両幅方向中央とが必ずしも同一である必要はなく、車両平面視でアッパバックパネル10の車両幅方向中央に前後方向ビード24の少なくとも一部が車両幅方向に重なって配置されていればよい。
また、アッパバックパネル10の車両幅方向の両側の端部12の近傍には、それぞれ前後方向ビード24と同様に水平壁部18における前端部14から後端部20に亘って連続して形成された端部前後方向ビード25が形成されている。つまり、本実施形態では、水平壁部18の前端部14から後端部20に亘って連続して形成されたビードが3つ形成されている。
図3に示されるように、前後方向ビード24の底面32における前端部34には、凸部36が形成されている。この凸部36は、凸部上面38と凸部側面44とで形成されている。具体的には、凸部上面38は、アッパバックパネル10の水平壁部18と平行に延設されかつ水平壁部18より低い位置かつ前後方向ビード24の底面32により高い位置に配置されている。また、凸部側面44は、凸部上面38の後端40と前後方向ビード24の底面32における前端42とを繋ぐように形成されている。さらに、凸部36の前端46は、フランジ16と連続的に結合されている。なお、本実施形態では、凸部上面38から底面32までの車両上下方向の寸法は、アッパバックパネル10の水平壁部18から底面32までの車両上下方向の寸法の約1/3程度とされている。また、アッパバックパネル10の車両幅方向の両側の端部12の近傍にそれぞれ形成された端部前後方向ビード25の底面33における前端部35にも、同様の構成とされた凸部36が形成されている。
前後方向ビード24の底面32には、図示しないチャイルドシートの係止部材が離脱可能に係止されるアンカー部材48が取り付けられている。このアンカー部材48は、図2に示されるように、車両上下方向に沿って延設されかつ車両正面視で略U字状に形成された係止部50と、この係止部50の車両上下方向下側に設けられかつ車両前後方向に沿って延設された取付固定部52とで構成されている。係止部50は、車両上下方向下側に向かって開口する向きで配設されている。
取付固定部52は、係止部50と一体的に形成されていると共に、略中央部には板厚方向に貫通された図示しない締結孔が形成されている。この締結孔と、前後方向ビード24の底面32に形成された図示しない締結孔とにボルト56を挿通させてナット58(図3参照)と締結することで取付固定部52ひいてはアンカー部材48は底面32に固定されている。すなわち、アンカー部材48は車両上下方向上側へ突出した状態で固定されている。なお、取付固定部52の略中央部には、車両前後方向に沿って延設された回り止め部60が形成されており、この回り止め部60の先端に形成された車両上下方向下側へ向かって延設された屈曲部62が底面32に形成された回り止め孔64に挿通されている。これによって、ボルト56締結時にアンカー部材48が回転するのを防いでいる。
図3に示されるように、アッパバックパネル10の車両上下方向上側には、アッパバックパネル10をカバーする内装部材92が設けられる。この内装部材92には車室側からアンカー部材48へアクセスできるように開閉自在に形成されたアンカーキャップ94が取り付けられる。アンカーキャップ94はアンカー部材48の車両上下方向上側に設けられる。つまり、アンカーキャップ94の車両上下方向の位置は、アンカー部材48に対応した位置によって設定されている。同時に、アンカーキャップ94が取り付けられる内装部材92の意匠面は、アンカーキャップ94の位置に合わせて形成されている。
図1に示されるように、アッパバックパネル10の車両幅方向中央に形成された前後方向ビード24と、車両幅方向外側(車両正面視で右側)に形成された端部前後方向ビード25との間には、スピーカ取付部66が形成されている。このスピーカ取付部66には、車両前後方向前側に配置されていると共に、板厚方向に貫通されたスピーカホール68(図5参照)が形成されている。そして、スピーカホール68にスピーカ70を車両上下方向上側から挿入してスピーカ70に設けられたブラケット72とスピーカ取付部66とをボルト56で締結することで、スピーカ70がスピーカ取付部66に取り付けられている。なお、このスピーカ70には、低音を再生するウーファー等が含まれる。
アッパバックパネル10における車両幅方向でのスピーカ取付部66の反対側、つまり車両幅方向中央に形成された前後方向ビード24と、車両幅方向外側(車両正面視で右側)に形成された端部前後方向ビード25との間には、リトラクタ取付部74が形成されている。このリトラクタ取付部74は、車両前後方向前側に配置されていると共に、板厚方向に貫通されたリトラクタ挿通孔76が形成されている。そして、リトラクタ挿通孔76にシートベルトリトラクタ78を車両上下方向上側から挿入してシートベルトリトラクタ78に設けられた取付ブラケット79とリトラクタ取付部74とをボルト56で締結することで、シートベルトリトラクタ78がリトラクタ取付部74に取り付けられている。
図5に示されるように、アッパバックパネル10のスピーカ取付部66の車両前後方向後側には、段差部としてのサンシェード取付部80が車両幅方向に沿って形成されている。このサンシェード取付部80は、水平壁部18に対して低い位置に配置されたサンシェード取付座面82と、このサンシェード取付座面82の前端部84とスピーカ取付部66の後端部86とを連結する取付座側面88とで構成されている。つまり、スピーカ取付部66と取付座側面88との間の後端部86には、稜線が形成されている。また、サンシェード取付座面82の車両前後方向前側には、車両幅方向を長手方向とする直方体状に形成されたサンシェード90がボルト56等によって締結されている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
ここで、図6に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明することにする。
図6に示されるように、アッパバックパネル100には、車略水平に配置された水平壁部102とスピーカ103が取り付けられるスピーカ取付部104と、車両幅方向中央及びスピーカ取付部104の前方に配置されチャイルドシートの係止部材が係止されるアンカー部材106と、スピーカ取付部104の周縁に設けられたパッチ108と、を有している。このパッチ108には、アンカー部材106に近い部位に車両幅方向に沿って延設された前ビード110が形成されている。一般的に、アンカー部材106を介して車両前後方向前側へ向かう引張り荷重が加わった場合、スピーカ取付部104の周縁で特に車両幅方向両側の部分に局所的に高い応力が加わる。本構造では、パッチ108に形成された前ビード110によって引張荷重を分散することで、スピーカ取付部104の周縁に局所的な応力が集中するのを回避している。
ところで、車両走行時に路面からの入力等によってアッパバックパネル100が車両上下方向に振動すると、車両幅方向の端部が車体に固定されているためアッパバックパネル100の車両幅方向中央の振幅が最も大きくなり、NV性能が低下する可能性がある。このため、アッパバックパネル100の車両上下方向での振幅を抑制するために、アッパバックパネル100の剛性を向上させる構造を最適な位置に配置する必要がある。しかしながら、対比例の構成の場合、アッパバックパネル100の剛性を向上させる構造として車両前後方向に沿って延設されかつ車両上側へ凸形状とされた前後方向ビード112が、車両幅方向中央に取り付けられたアンカー部材106の両隣に形成されており、アッパバックパネル100の振動を充分に抑制できていない。したがって、対比例の構成はこの点で改良の余地がある。
これに対し、本実施形態では、図1に示されるように、中心部15が含まれる位置に水平壁部18の前端部14から後端部20まで車両前後方向に沿って連続して形成された前後方向ビード24が設けられていることから、振幅が最も大きい部位で前後方向ビード24がアッパバックパネル10の梁として働くため、アッパバックパネル10自体の剛性が向上すると共にアッパバックパネル10の車両上下方向の振動を抑制することができる。これにより、アッパバックパネル10のNV性能を向上させることができる。
なお、一般的に、アッパバックパネル10の振動を抑制するためには、アッパバックパネル10の剛性を向上させる目的でブラケットやパッチ等が新たに追加される。また、アッパバックパネル10の板厚を上げて剛性を向上させる場合もある。しかしながら、本実施形態では、上述のとおり、アッパバックパネル10自体の剛性向上によって振動が抑制される。このため、振動を抑制するためにブラケットやパッチ等を新たに追加する必要がなく、また、アッパバックパネル10の板厚を上げる必要がないため、車両の軽量化に寄与することができる。
また、前後方向ビード24は、底面32が水平壁部18より車両下側に形成されるように車両下側に突出されている。つまり、車両上側へ突出されていないことで、アッパバックパネル10の車両上下方向の車室内への突出量を小さくすることができる。したがって、図3に示されるように、アッパバックパネル10の車両上下方向上側に設けられる内装部材92の意匠面を車室内への突出量が少ない形状にすることができるので、車室内の空間を広くすることができる。これにより、乗員に対して車室内の広々感を与えることができる。
さらに、前後方向ビード24の底面32における前端部34に車両上下方向上側へ突出された凸部36が形成されている。この凸部36は、アッパバックパネル10の水平壁部18よりも低く設定されている。つまり、前後方向ビード24と同様にアッパバックパネル10の水平壁部18に対して車両上下方向下側へ突出していると共に、前後方向ビード24よりもその深さが浅く設定されている。換言すると、凸部36が形成された箇所の車両下側への突出量は少なくされている。この前後方向ビード24の前端部34にアッパバックパネル10を車両下側へ曲げることでフランジ16が形成される場合、一般に、前後方向ビード24を形成するための車両下側への変位とフランジ16を形成するための車両下側への変位とが前端部34に集中することで、この部位に割れが発生する可能性がある。しかしながら、本実施形態では、凸部36によって前後方向ビード24の前端部34を形成するための車両下側への変位量が少なくされている。つまり、フランジ16を形成するために前端部34を変形させても、前後方向ビード24を形成するための変形量が少なくされていることで、前端部34への変形の集中が抑制されて割れの発生を抑制することができる。これにより、成形性を向上させることができる。
さらにまた、前後方向ビード24の底面32にアンカー部材48が取り付けられている。したがって、アンカー部材48の車両上下方向での位置は、アッパバックパネル10の水平壁部18に対して低い位置となる。通常、アッパバックパネル10の車両上下方向上側には、図3に示されるように、アッパバックパネル10をカバーする内装部材92が取り付けられる。この内装部材92には車室側からアンカー部材48へアクセスできるように開閉自在に形成されたアンカーキャップ94が取り付けられる。このアンカーキャップ94の取付位置は、アンカー部材48の位置によって決定されるため、アンカー部材48が低い位置に配置されていればこれに伴ってアンカーキャップ94も低い位置に配置される。アンカーキャップ94が低い位置に配置されると、アンカーキャップ94が取り付けられる内装部材92の意匠面もこれに合わせて低くすることができるので、その分車室内の空間を広くすることができる。これにより、乗員に対して車室内の広々感をより一層与えることができる。
また、図1に示されるように、スピーカ取付部66の車両幅方向内側に前後方向ビード24が形成されかつスピーカ取付部66の車両幅方向外側に端部前後方向ビード25が設けられている。また、スピーカ取付部66の車両前後方向後側にサンシェード取付部80が形成されている。このサンシェード取付部80は、スピーカ取付部66に対して車両上下方向下側へ突出されていることで、スピーカ取付部66とサンシェード取付部80との間の後端部86には稜線が形成されている。つまり、スピーカ取付部66は、前後方向ビード24、端部前後方向ビード25、後端部86及びアッパバックパネル10の前端部14のそれぞれの稜線に囲まれた構成とされている。したがって、スピーカ取付部66の剛性を向上させることができるので、スピーカ70を作動させたことでのスピーカ70自体の振動によるスピーカ取付部66の振動を抑制することができる。これにより、スピーカ70によるアッパバックパネル10の振動(ビビリ音)を抑制することができる。
さらに、アッパバックパネル10自体の振動が抑制されることで、アッパバックパネル10に取り付けられたシートベルトリトラクタ78への振動の伝達が抑制される。これにより、アッパバックパネル10とシートベルトリトラクタ78との間での異音の発生や、振動によるシートベルトリトラクタ78の内部からの異音の発生を抑制することができる。すなわち、シートベルトリトラクタ78自体の異音発生対策としてのクッション材やウエイトが不要となり、コストの低減や車両軽量化を図ることができる。
なお、本実施形態では、凸部36が前後方向ビードの前端部34及び端部前後方向ビード25の前端部35に設けられた構成とされているが、これに限らず、前後方向ビード24の後端部96及び端部前後方向ビード25の後端部97に設けられた構成としてもよい。また、凸部36が前後方向ビード24の前端部34及び後端部96にそれぞれ設けられると共に端部前後方向ビード25の前端部35及び後端部97にそれぞれ設けられた構成としてもよい。
また、本実施形態では、段差部として車両上下方向下側へ突出したサンシェード取付部80が設けられた構成とされているが、これに限らず、ビード形状等を形成した構成としてもよい。さらに、この段差部は車両上下方向下側に突出された構成に限らず、車両上下方向上側へ突出された構成としてもよい。さらにまた、段差部はスピーカ取付部66の車両前後方向後側に限らず、スピーカ取付部66の車両前後方向前側に設けられてもよいし、スピーカ取付部66の車両前後方向前側及び車両前後方向後側の両方に設けられていてもよい。
また、スピーカ取付部66はアッパバックパネル10の車両前後方向前側に設けられた構成とされているが、これに限らず、アッパバックパネル10の車両前後方向後側に設けられた構成としてもよい。この場合、前述のようにスピーカ取付部66の車両前後方向前側に段差部が形成されることで、前後方向ビード24、段差部及びアッパバックパネル10の後端部20のそれぞれの稜線に囲まれた構成とすることができる。これにより、スピーカ取付部66の剛性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 アッパバックパネル
12 アッパバックパネルの車両幅方向の端部
13 固定部
14 アッパバックパネル(水平壁部)の前端部
15 中心部
18 水平壁部
20 水平壁部の後端部
24 前後方向ビード
25 端部前後方向ビード
32 前後方向ビードの底面
34 前後方向ビードの前端部
36 凸部
48 アンカー部材
66 スピーカ取付部
70 スピーカ
80 サンシェード取付部(段差部)
96 前後方向ビードの後端部

Claims (3)

  1. 車両後部に設けられると共に、車両平面視で長手方向を車両幅方向とする矩形の板状に形成され、車両幅方向の両側の端部がそれぞれ固定部で車体に固定されかつ前記固定部の間で水平に配置された水平壁部を有しているアッパバックパネルと、
    前記アッパバックパネルにおける一方の前記固定部から他方の前記固定部までの車両幅方向の中心部が含まれる位置に当該アッパバックパネルの前記水平壁部の前端部から後端部まで車両前後方向に沿って連続して形成されると共に、前記水平壁部に対して車両上下方向下側へ突出しかつ前記水平壁部より車両下側に形成された底面を有する前後方向ビードと、
    前記前後方向ビードの前記底面の前端部及び後端部の少なくとも一方に形成されると共に、前記水平壁部よりも低くかつ車両上下方向上側へ突出された凸部と、
    を有する車両用アッパバックパネル構造。
  2. 前記前後方向ビードの車両上側面には、車両上下方向上側へ突出すると共にチャイルドシートを離脱可能に係止するアンカー部材が設けられている、
    請求項記載の車両用アッパバックパネル構造。
  3. 前記アッパバックパネルには、スピーカが取り付けられるスピーカ取付部が形成されており、当該スピーカ取付部の車両幅方向内側に前記前後方向ビードが設けられかつ当該スピーカ取付部の車両幅方向外側に前記水平壁部の前記前端部から前記後端部まで車両前後方向に沿って連続して形成された端部前後方向ビードが設けられると共に、当該スピーカ取付部の車両前後方向前側及び車両前後方向後側の少なくとも一方には車両幅方向に沿って延設されかつ当該スピーカ取付部に対して車両上下方向上側又は車両上下方向下側へ突出した段差部が設けられている、
    請求項1又は請求項記載の車両用アッパバックパネル構造。
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