JP4510863B2 - ダイキャストステアリングハンガービーム - Google Patents
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Description
このように構成することで、壁部により取り囲むようにして収納部を形成した場合のように、この収納部を確保するためにビーム断面を小さくする必要がなく、メインの断面形状はそのままで、断面形状内に機器を収納することが可能となる。
また、突出部の部分の肉厚を周囲と一定にできるため、巣の発生等の鋳造欠陥が生ずることなく、凹部を形成した部分の強度を高めることができる。
また、突出部の部分の肉厚を周囲と一定にできるため、巣の発生等の鋳造欠陥が生ずることなく、凹部を形成した部分の座屈強度を高めることができるため、その分だけ軽量化を図ることができる効果がある。
図1に示すのは、この発明の実施形態のダイキャストステアリングハンガービーム1であって、このダイキャストステアリングハンガービーム1は図1に向かって左側に運転席が、右側に助手席が配置されるいわゆる左ハンドル用である。ダイキャストステアリングハンガービーム1はマグネシウム合金を原材料としてダイキャスト成形により一体成形され後述するインストルメントパネル2により覆われている。
主メンバ3は断面略コの字状に形成され、左取付部4から車幅方向略中央部に向かって延び、助手席側に設けた前後一対の横梁部10、20を介し右側端部7を経て右取付部5に接続される。
ダイキャストステアリングハンガービーム1にはこれを覆うようにインストルメントパネル2が設けられている。インストルメントパネル2にはステアリング装置38の前方部位にフロントウインドウガラス40の下部付近からスピードメータ等、運転中の利用頻度が高い情報を表示する第1表示部41等が内装された第1フード部42、タコメータ等、必要なときに見たい情報を表示する第2表示部43が内装された第2フード部44が形成されている。
前側横梁部10と後側横梁部20は助手席の幅の範囲内で左側に延び、前側横梁部10の左端部は主メンバ3に中央前側傾斜部12を介して接続され、後側横梁部20の左端部は中央後側傾斜部22を介して主メンバ3に接続されている。したがって、前側横梁部10と後側横梁部20は各々の左端部で主メンバ3に対して略Y字状に連続して接続される。尚、中央前側傾斜部12と中央後側傾斜部22は車体前後方向に対して主メンバ3から斜め外側に傾斜している。
これにより、前側横梁部10と後側横梁部20の間には、右前側傾斜部11と右後側傾斜部21、中央前側傾斜部12と中央後側傾斜部22とで囲まれ、上下方向に貫通したエアバッグ用開口部13が形成され、後側横梁部20の前壁にエアバッグ取付ブラケット46が固定されている。
そして、連結アーム部52とサポートアーム部51と中央横梁部50との接続部53には、下方に延び、後述するポストブラケット65を介して図示しないフロアパネルに下端部が固定される左支持ポスト部54の上端部が連結されている。また、この左支持ポスト部54と対をなす右支持ポスト部55の上端部が中央横梁部50の右端部よりもやや内側寄りに連結され、右支持ポスト部55の下端部が下方に延び後述するポストブラケット65を介して図示しないフロアパネルに固定される。右支持ポスト部55と左支持ポスト部54との間には水平方向で両者を連結する連結部56が上下方向中央部に設けられている。これら右支持ポスト部55と左支持ポスト部54とが図示しないセンターコンソールにデザイン的に連続する。
主メンバ3のサポートアーム部51を挟んで主メンバ3の後壁31には下側に弧状に延びる鉄製の運転席左側ニーボルスター63、運転席右側ニーボルスター64が取り付けられている。右支持ポスト部55と左支持ポスト部54の下端には両者を結び鉄製のポストブラケット65が取り付けられ、これらポストブラケット65がフロアパネルに固定されている。
このように、前述したエアバッグ取付ブラケット46、支持ブラケット60、ブラケット61、助手席左側ニーボルスター62、運転席左側ニーボルスター63、運転席右側ニーボルスター64、ポストブラケット65、ダッシュボードブラケット66及び固定ブラケット67を鉄製の部材で成形して取り付けることでダイキャストステアリングハンガービームの形状を簡素化している。尚、図1において鉄製の部材はハッチングで示す。
図3、4に示すように、ヒューズボックス80は矩形の樹脂製部品で内部に図示しないヒューズが収容されたものであって、長辺側をステアリング支持部32の延出方向とは反対側、つまり車両前側でやや斜め下側に向けて取り付けられている。
ヒューズボックス80には長辺側の端面81の上部寄り(図5、6参照)であって幅方向中央部に取付ブラケット82が設けられ、ヒューズボックス80の左の側面83に、左取付部4に取り付けた金属製のアームブラケット84を差し込む係止部85が設けられている。
一方、左取付部4に一体形成された主メンバ3には金属製のアームブラケット84の上端がボルト93により取付られている。このアームブラケット92は上端の下部から車室内側にクランク状に折れ曲がり、左取付部4との間に間隔を隔てて下端を延ばした部材で、この下端がヒューズボックス80の側面83に設けた係止部85のスリット92に差し込まれて係止している。
また、主メンバ3のコの字断面内部においてヒューズボックス80の取付ブラケット82が保護されることとなる点で有利となる。
尚、この発明は上述した実施形態に限られるものではなく、例えば、機器はヒューズボックスに限られず、エアコンのコントロールボックス等様々な機器に適用できる。
80 ヒューズボックス(機器)
86 開放部
87 底壁
88 突出部
89 凹部
90 取付孔
Claims (1)
- 断面コの字状で車幅方向に連続する開放部を有する一体形成されたダイキャストステアリングハンガービームであって、前記開放部に向けて突出する突出部を前記開放部と対向する底壁に設け、前記突出部の下壁から上壁に向かって形成され、機器を介してボルトが締め付けられることで、前記コの字断面内部において前記機器を取り付ける取付孔を前記突出部の先端に設け、前記突出部の内部に、前記突出部の突出方向と反対方向に開口する凹部を設けたことを特徴とするダイキャストステアリングハンガービーム。
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