JP2020138566A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載機器の設置スペースの確保とカウルパネルの曲げ剛性の向上とを両立することができる車両前部構造を得る。【解決手段】カウルパネル16には、カウルパネル16の延設方向に沿って延設されかつ車両幅方向にて対向して設けられた一対の補強部材30、32が取り付けられていると共に、カウルパネル16における一対の補強部材30、32の間に対応した位置にヘッドアップディスプレイ装置40が設けられている。つまり、ヘッドアップディスプレイ装置40もいわば補強部材30、32として作用させることができるため、カウルパネル16の延設方向に連続的に補強構造が設けられることになる。したがって、カウルパネル16の曲げ剛性を向上させることができる。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置の設置スペースの確保とカウルパネル16の曲げ剛性の向上とを両立することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、車両前部構造に関する。
下記特許文献1には、自動車のカウル構造に関する発明が開示されている。このカウル構造では、インストルメントパネルの内部に設けられかつ車両の車室と車両前部とを区画するダッシュパネルの上端部にカウルパネルが結合されている。カウルパネルは、車両幅方向に延設されたカウル底面を有しており、このカウル底面がいわば梁となってカウルパネルにおける車両幅方向に沿って作用する荷重に対する曲げ剛性が向上される。
特開平7−309254号公報
ところで、近年ウィンドシールドガラスに情報を投影するヘッドアップディスプレイ装置を採用する車両が増加しているが、ヘッドアップディスプレイ装置は、画像をウィンドシールドガラスに投影する構造のため、ウィンドシールドガラスの車両下方側に設けられているインストルメントパネルの内部に設けられる。このため、インストルメントパネルの内部に設けられているカウルパネルによってヘッドアップディスプレイ装置等の車載機器の設置スペースが限られる。また、車体剛性の更なる向上を目的にカウルパネルに補強部材を設ける場合には、一層車載機器の設置スペースが限られることになる。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車載機器の設置スペースの確保とカウルパネルの曲げ剛性の向上とを両立することができる車両前部構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両前部構造は、車室前部に設けられるウィンドシールドガラスの下縁に沿って略車両幅方向に延設されたカウルパネルと、前記カウルパネルに取り付けられかつ前記カウルパネルの延設方向に沿って延設されると共に、車両幅方向にて対向して設けられた一対の補強部材と、前記カウルパネルにおける前記一対の補強部材の間に対応した位置に設けられた車載機器と、を有している。
請求項1に記載の発明によれば、カウルパネルには、カウルパネルの延設方向に沿って延設されかつ車両幅方向にて対向して設けられた一対の補強部材が取り付けられていると共に、カウルパネルにおける一対の補強部材の間に対応した位置に車載機器が設けられている。すなわち、一対の補強部材の間に車載機器の設置スペースを確保することができると共に、一対の補強部材が車載機器を介して略車両幅方向に連続的に延設される。これによって、カウルパネルの延設方向に連続的に補強構造が設けられることになる。したがって、カウルパネルの曲げ剛性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項1記載の発明において、前記一対の補強部材は、車両側面視にて前記カウルパネルと閉断面構造を形成すると共に、略車両幅方向の両端部がそれぞれ前記カウルパネルに接合されている。
請求項2に記載の発明によれば、補強部材は、略車両幅方向の両端部がそれぞれカウルパネルに接合されていることで、車両側面視及び車両正面視にてそれぞれカウルパネルと閉断面構造を形成している。したがって、補強部材が取り付けられたカウルパネルの変形を抑制することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記カウルパネルには、略車両幅方向に延設された稜線が形成されており、前記補強部材は、前記稜線の少なくとも一部を覆うように前記カウルパネルに取り付けられている。
請求項3に記載の発明によれば、カウルパネルの稜線の少なくとも一部を補強部材が覆うことで、稜線の変形を抑制することができるので、カウルパネルに入力される荷重を他の部材より比較的曲げ剛性が高い稜線に沿って効率よく他の部材へ伝達させることができる。したがって、カウルパネルに入力される荷重を車体全体に効率良く分散させることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記車載機器は、車両幅方向の両端部がそれぞれ前記一対の補強部材のうち隣接する側の補強部材に結合されている。
請求項4に記載の発明によれば、一対の補強部材が車載機器を介して略車両幅方向に直接的に連結されることから、カウルパネルの延設方向に沿って補強部材及び車載機器が連続して設けられる。したがって、カウルパネルの曲げ剛性をさらに向上させることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記車載機器は、前記車載機器における車両上方側部を構成するケースアッパ部と、前記車載機器における車両下方側部を構成するケースロア部とを有しており、前記ケースアッパ部は、前記ケースロア部に対して車両上方側からの荷重に対する剛性が低くなるように設定されている。
請求項5に記載の発明によれば、車載機器の車両上方側部を構成するケースアッパ部は、車載機器の車両下方側部を構成するケースロア部に対して車両上方側からの荷重に対する剛性が低くなるように設定されていることから、歩行者等の衝突体が車載機器へ車両上方側から衝突した際に、衝突体側に近いケースアッパ部が低荷重にて変形して衝突荷重を吸収する。したがって、衝突体が受ける衝突荷重を低減することができる。
請求項6に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項5記載の発明において、前記車載機器は、前記ケースロア部の車両幅方向の両端部がそれぞれ前記一対の補強部材のうち隣接する側の補強部材に結合されている。
請求項6に記載の発明によれば、車載機器のケースロア部の車両幅方向の両端部がそれぞれ一対の補強部材のうち隣接する側の補強部材に結合されていることから、車載機器における車両上方側からの荷重に対する剛性がケースアッパ部に対して高くされたケースロア部を介して一対の補強部材が略車両幅方向に直接連結される。つまり、カウルパネルの延設方向に沿って補強部材及びケースロア部が連続して設けられる。したがって、カウルパネルの曲げ剛性をさらに向上させることができる。
請求項7に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項5又は請求項6記載の発明において、前記ケースアッパ部は、車両上方側から所定の荷重が入力されると略車両下方側へ変位する。
請求項7に記載の発明によれば、ケースアッパ部は、車両上方側から所定の荷重が入力されると略車両下方側へ変位することから、衝突体が車載機器へ車両上方側から衝突した際に、衝突体側に近いケースアッパ部が略車両下方側へ変位して衝突荷重を吸収する。したがって、衝突体が受ける衝突荷重を低減することができる。
請求項1に記載の発明に係る車両前部構造は、車載機器の設置スペースの確保とカウルパネルの曲げ剛性の向上とを両立することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の発明に係る車両前部構造は、カウルパネルの曲げ剛性をより向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の発明に係る車両前部構造は、車体剛性を向上させてNV(ノイズ・バイブレーション)性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の発明に係る車両前部構造は、ヘッドアップディスプレイ装置の設置スペースを確保しながらカウルパネルの曲げ剛性をさらに向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5、7に記載の発明に係る車両前部構造は、歩行者保護性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項6に記載の発明に係る車両前部構造は、カウルパネルの曲げ剛性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る車両前部構造を有する車体を斜め車両後方側から見た状態を示す概略斜視図である。 一実施形態に係る車両前部構造におけるカウルパネルを車両後方側から見た状態を示す背面図である。 一実施形態に係る車両前部構造におけるカウルパネルの要部を車両幅方向外側から斜め前方側へ向けて見た状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る車両前部構造におけるカウルパネルとヘッドアップディスプレイ装置とを車両後方側から見た状態を示す背面図である。 図2におけるA−A線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図2におけるB−B線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。
以下、図1〜図6を用いて、本発明に係る車両前部構造の一実施形態について説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(全体構成)
図1に示されるように、車両前部構造10は、車両前部を構成する図示しないパワーユニットルームと車室12とを区画するダッシュパネル14の上部に設けられているカウルパネル16に適用されている。ダッシュパネル14は、板金により製作されて、板厚方向を略車両前後方向にして配置されている。ダッシュパネル14の下端部は、フロアパネル18の前端部に接合されており、フロアパネル18は、車室12の下面を構成している。
(カウルパネル)
カウルパネル16は、板金により製作されており、略車両幅方向に延設されかつ図5に示されるように長手方向に直交する断面形状が車両後方側へ向けて開口された略U字状とされている(詳細は後述する)。このカウルパネル16の上端壁部16Aは、ウィンドシールドガラス22と略平行になるように車両後方側へ向かうに連れて車両上方側へ傾けられている。この上端壁部16Aには、ウィンドシールドガラス22に近接するカウルアッパパネル26が接合されており、このカウルアッパパネル26にウィンドシールドガラス22に設けられた図示しないクリップ等が挿入されることで、ウィンドシールドガラス22の下端部を支持している。
カウルパネル16の下端壁部16Bは、板厚方向が略車両前後方向になるように屈曲されている。この下端壁部16Bにダッシュパネル14の上端部が直接又は接合部材15を介して車両後方側から接合されている。
カウルパネル16における上端壁部16Aと下端壁部16Bとの間には、第1構成壁部16C、第2構成壁部16D、第3構成壁部16E及び第4構成壁部16Fとが設けられている。第1構成壁部16Cは、板厚方向が略車両前後方向とされており、カウルパネル16の上端壁部16Aにおける下端から略車両下方側へ延設されている。
第2構成壁部16Dは、板厚方向が略車両上下方向とされており、第1構成壁部16Cの下端から略車両後方側へ延設されている。
第3構成壁部16Eは、板厚方向が略車両前後方向とされており、第2構成壁部16Dの後端から略車両下方側へ延設されている。
第4構成壁部16Fは、板厚方向が略車両上下方向とされており、第3構成壁部16Eの下端から略車両後方側へ延設されてカウルパネル16の下端壁部16Bにおける上端に連結されている。上述の第1構成壁部16C、第2構成壁部16D、第3構成壁部16E及び第4構成壁部16Fは、それぞれカウルパネル16の車両幅方向一方側の端部から他方側の端部まで略車両幅方向にて連続的に延設されていると共に、車両幅方向における位置によってそれぞれ面の傾き等が適宜異なるように形成されている(図6参照)。
(補強部材)
図2に示されるように、カウルパネル16の車両後方側の面には、車両幅方向にて一対の補強部材30、32が取り付けられている。補強部材30は、カウルパネル16における車両幅方向右側の端部16Gから車両幅方向略中央部に亘って延設されていると共に、カウルパネル16の第4構成壁部16F及び下端壁部16Bを車両後方側から覆うように取り付けられている(図6参照)。なお、補強部材30は、図6に示されるように、前端部30Bが第4構成壁部16Fの一部に接合されていると共に、後端部30Cが下端壁部16Bに接合されており、車両側面視にて補強部材30とカウルパネル16とで閉断面構造を形成している。すなわち、補強部材30は、カウルパネル16における第4構成壁部16Fと下端壁部16Bとの間にある稜線Bの少なくとも一部を覆うように設けられている。また、補強部材30における後端部30Cの車両上方側は、車両後方側へ向かうに連れて車両上方側へ傾斜された傾斜壁部30Dが形成されており、この傾斜壁部30Dによって後端部30Cとカウルパネル16及びダッシュパネル14との接合部への車室12内側からのシール材塗布作業が行い易くされている。
補強部材30の車両幅方向の一対の端部30F(図3参照、図3では車両幅方向内側の端部30Fのみ図示)は、それぞれカウルパネル16に接合されている。そして、補強部材30の車両幅方向内側の端部30Fには、車室12内側へ突出されたスタッドボルト36が取り付けられている。
図3に示されるように、補強部材32は、カウルパネル16における車両幅方向左側の端部16Hにてカウルパネル16の第4構成壁部16F及び下端壁部16Bを車両後方側から覆うように取り付けられている。なお、図示しないが、補強部材32も補強部材30と同様に、前端部32Bが第4構成壁部16Fの一部に接合されていると共に、後端部32Cが下端壁部16Bに接合されており、車両側面視にて補強部材32とカウルパネル16とで閉断面構造を形成している。したがって、補強部材32は、カウルパネル16における第4構成壁部16Fと下端壁部16Bとの間にある稜線Bを覆うように設けられている。
補強部材32の車両幅方向の両端部32Aは、それぞれカウルパネル16に接合されている。そして、補強部材32の車両幅方向内側の端部32Aには、補強部材30と同様に車室12内側へ突出されたスタッドボルト36が取り付けられている。なお、補強部材30のスタッドボルト36と、補強部材32のスタッドボルト36とは、車両上下方向及び車両前後方向にてずれて配置されている。
補強部材30の車両幅方向内側の端部30Fと、補強部材32の車両幅方向内側の端部32Aとは、収納空間Sを挟んで車両幅方向にて対向して配置されている。この収納空間Sは、車両幅方向の寸法が後述する車載機器としてのヘッドアップディスプレイ装置40を収めることができる程度に設定されている。また、収納空間Sは、車両幅方向にて運転手が着座する図示しない車両用シートの略中央に対応した位置に設けられている。
(ヘッドアップディスプレイ装置)
一対の補強部材30、32の間の収納空間S内には、図4に示されるように、ヘッドアップディスプレイ装置40が設けられている。このヘッドアップディスプレイ装置40は、ケースアッパ部40Aとケースロア部40Bとで略矩形箱型に形成されており、内部に設けられかつ表示制御装置に通信可能に接続された情報表示用の出射光としての発光像を出射する表示器と、表示器からの発光像を反射させる反射鏡と、を備えている(いずれも不図示)。表示器は、ヘッドアップディスプレイ装置40内の車両前後方向の後部側に配置されており、発光像を車両前方側に向けて出射する。表示器は、発光ダイオードなどからなる光源を備えている。
反射鏡は、ヘッドアップディスプレイ装置40内の表示器と対向する車両前後方向の前部側に配置されており、一例として表示器に対して凹むように配置された凹面鏡とされている。車両側面視にて反射鏡は、上部が車両前方側で下部が車両後方側となるように斜めに配置されている。これにより、表示器からの発光像を反射鏡で車両上方斜め後方側に向けて反射させ、発光像を拡大させるようになっている。
反射鏡で反射させた発光像は、図5に示されるように、ヘッドアップディスプレイ装置40及びインパネ44の上面に形成された開口部46に取り付けられている図示しない透明蓋部材を経てウィンドシールドガラス22に投影される構成とされている。これにより、表示器からの発光像は反射鏡に導かれ、反射鏡で反射して拡大された発光像がウィンドシールドガラス22に投影されるようになっている。なお、ヘッドアップディスプレイ装置40は、ウィンドシールドガラス22に一例として車両の走行速度や目的地への案内表示や道路の制限速度等を表示させる。
ヘッドアップディスプレイ装置40のケースアッパ部40Aは、ケースロア部40Bを略車両上方側から覆うように設けられている。すなわち、ケースアッパ部40Aは、ヘッドアップディスプレイ装置40の車両上方側部を構成しており、ケースロア部40Bは、ヘッドアップディスプレイ装置40の車両下方側部を構成している。また、ケースアッパ部40Aは、一例として、樹脂製とされており、図示しない締結構造によってケースロア部40Bに固定されている。この締結構造は、ケースアッパ部40Aに略車両上方側から所定の荷重が入力されると、ケースロア部40Bに対して略車両下方側への変位を許容するように締結を解除する。
ケースロア部40Bは、一例として、アルミニウム合金製とされており、ケースアッパ部40Aに対して車両上側からの荷重に対する剛性が高くなるように構成されている。また、図4に示されるように、ケースロア部40Bの車両幅方向の端部40BAは、補強部材30のスタッドボルト36に締結されている。また、ケースロア部40Bの車両幅方向の端部40BBは、補強部材32のスタッドボルト36に締結されている。したがって、ケースロア部40B惹いてはヘッドアップディスプレイ装置40は、補強部材30と補強部材32とを略車両幅方向に連結している。
ケースロア部40Bの底壁部には、車両下方側へ延設された取付ブラケット40BCが設けられている。この取付ブラケット40BCは、先端部40BDが一例としてカウルパネル16の下端壁部16Bに締結されている。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置40の車両前後方向における傾きを制限している。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図4に示されるように、カウルパネル16には、カウルパネル16の延設方向に沿って延設されかつ車両幅方向にて対向して設けられた一対の補強部材30、32が取り付けられていると共に、カウルパネル16における一対の補強部材30、32の間に対応した位置にヘッドアップディスプレイ装置40が設けられている。すなわち、一対の補強部材30、32の間に設置スペースを確保することができると共に、一対の補強部材30、32がヘッドアップディスプレイ装置40を介して略車両幅方向に連続的に延設される。これによって、カウルパネル16の延設方向に連続的に補強構造が設けられることになる。したがって、カウルパネル16の曲げ剛性を向上させることができる。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置の設置スペースの確保とカウルパネル16の曲げ剛性の向上とを両立することができる。
また、補強部材30、32は、車両幅方向視にてカウルパネル16と閉断面構造を形成すると共に、略車両幅方向の両端部がそれぞれカウルパネル16に接合されていることで、車両側面視及び車両正面視にてそれぞれカウルパネル16と閉断面構造を形成している。したがって、補強部材30、32が取り付けられたカウルパネル16の変形を抑制することができる。これにより、カウルパネル16の曲げ剛性をより向上させることができる。
さらに、カウルパネル16の稜線Bを補強部材30、32が覆うことで、稜線Bの変形を抑制することができるので、カウルパネル16に入力される荷重を他の部材より比較的曲げ剛性が高い稜線Bに沿って効率よく伝達させることができる。したがって、カウルパネル16に入力される荷重を車体全体に分散させることができる。これにより、車体剛性を向上させてNV性能を向上させることができる。
さらにまた、一対の補強部材30、32がヘッドアップディスプレイ装置40を介して略車両幅方向に直接的に連結されることから、カウルパネル16の延設方向に沿って補強部材30、32及びヘッドアップディスプレイ装置40が連続して設けられる。したがって、カウルパネル16の曲げ剛性をさらに向上させることができる。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置の設置スペースを確保しながらカウルパネル16の曲げ剛性をさらに向上させることができる。
また、ヘッドアップディスプレイ装置40の車両上方側部を構成するケースアッパ部40Aは、ヘッドアップディスプレイ装置40の車両下方側部を構成するケースロア部40Bに対して車両上方側からの荷重に対する剛性が低くなるように設定されていることから、図5に示されるように、歩行者等の衝突体Cがヘッドアップディスプレイ装置40へ車両上方側から衝突した際に衝突体C側に近いケースアッパ部40Aが低荷重にて変形して衝突荷重を吸収する。したがって、衝突体Cが受ける衝突荷重を低減することができる。
さらに、ケースアッパ部40Aは、車両上方側から所定の荷重が入力されると略車両下方側へ変位することから、衝突体Cがヘッドアップディスプレイ装置40へ車両上方側から衝突した際に、衝突体C側に近いケースアッパ部40Aが略車両下方側へ変位して衝突荷重を吸収する。したがって、衝突体Cが受ける衝突荷重を低減することができる。これらにより、歩行者保護性能を向上させることができる。
さらにまた、ヘッドアップディスプレイ装置40のケースロア部40Bの車両幅方向の端部40BA、40BBがそれぞれ一対の補強部材30、32のうち隣接する側の補強部材30又は補強部材32に結合されていることから、ヘッドアップディスプレイ装置40における車両上方側からの荷重に対する剛性がケースアッパ部40Aに対して高くされたケースロア部40Bを介して一対の補強部材30、32が略車両幅方向に直接連結される。つまり、カウルパネル16の延設方向に沿って補強部材30、32及びケースロア部40Bが連続して設けられる。したがって、カウルパネル16の曲げ剛性をさらに向上させることができる。これにより、カウルパネル16の曲げ剛性をより一層向上させることができる。
また、補強部材30、32は、それぞれカウルパネル16の略車両幅方向に延設された第4構成壁部16F及び下端壁部16Bに接合されている。つまり、補強部材30、32は、連続的な同一面にそれぞれ接合されていることから、カウルパネル16全体の曲げ剛性をより一層向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、一対の補強部材30、32の間の収納空間S内には、ヘッドアップディスプレイ装置40が設けられている構成とされているが、これに限らず、空調装置やその他の装置が設けられた構成としてもよい。
また、ヘッドアップディスプレイ装置40のケースロア部40Bは、アルミニウム合金製とされているが、これに限らず、樹脂等のその他の材質により構成し、リブ等を設けてケースアッパ部40Aよりも車両上方側からの荷重に対する剛性が高くなるように構成してもよい。
さらに、ヘッドアップディスプレイ装置40のケースロア部40Bの車両幅方向の端部40BA、40BBがそれぞれ補強部材30、32のスタッドボルト36に締結された構成とされているが、これに限らず、端部40BA、40BBがカウルパネル16に取り付けられた構成としてもよい。
さらにまた、補強部材30、32は、カウルパネル16と閉断面構造を形成する構成とされているが、これに限らず、少なくとも一部が開放されてカウルパネル16と開断面を形成する構成としてもよい。
また、補強部材30、32は、カウルパネル16の車両後方側面に取り付けられた構成とされているが、これに限らず、カウルパネル16の車両前方側面に取り付けられた構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両前部構造
12 車室
16 カウルパネル
22 ウィンドシールドガラス
30 補強部材
30F 端部(補強部材の車両幅方向の端部)
32 補強部材
32A 端部(補強部材の車両幅方向の端部)
40 ヘッドアップディスプレイ装置(車載機器)
40A ケースアッパ部
40B ケースロア部
40BA 端部(ケースロア部の車両幅方向の端部)
40BB 端部(ケースロア部の車両幅方向の端部)

Claims (7)

  1. 車室前部に設けられるウィンドシールドガラスの下縁に沿って略車両幅方向に延設されたカウルパネルと、
    前記カウルパネルに取り付けられかつ前記カウルパネルの延設方向に沿って延設されると共に、車両幅方向にて対向して設けられた一対の補強部材と、
    前記カウルパネルにおける前記一対の補強部材の間に対応した位置に設けられた車載機器と、
    を有する車両前部構造。
  2. 前記一対の補強部材は、車両側面視にて前記カウルパネルと閉断面構造を形成すると共に、略車両幅方向の両端部がそれぞれ前記カウルパネルに接合されている、
    請求項1記載の車両前部構造。
  3. 前記カウルパネルには、略車両幅方向に延設された稜線が形成されており、
    前記補強部材は、前記稜線の少なくとも一部を覆うように前記カウルパネルに取り付けられている、
    請求項1又は請求項2記載の車両前部構造。
  4. 前記車載機器は、車両幅方向の両端部がそれぞれ前記一対の補強部材のうち隣接する側の補強部材に結合されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両前部構造。
  5. 前記車載機器は、前記車載機器における車両上方側部を構成するケースアッパ部と、前記車載機器における車両下方側部を構成するケースロア部とを有しており、
    前記ケースアッパ部は、前記ケースロア部に対して車両上方側からの荷重に対する剛性が低くなるように設定されている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車両前部構造。
  6. 前記車載機器は、前記ケースロア部の車両幅方向の両端部がそれぞれ前記一対の補強部材のうち隣接する側の補強部材に結合されている、
    請求項5記載の車両前部構造。
  7. 前記ケースアッパ部は、車両上方側から所定の荷重が入力されると略車両下方側へ変位する、
    請求項5又は請求項6記載の車両前部構造。
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