JP2020090112A - フロントピラー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前側ピラー骨格部材と後側ピラー骨格部材との間に透明部材を有するフロントピラーにおいて、車両前方側から荷重が入力されても、ピラー折れの発生を抑制できるフロントピラー構造を得る。【解決手段】フロントピラー20を構成する前側ピラー骨格部材30及び後側ピラー骨格部材40と、前側ピラー骨格部材30と後側ピラー骨格部材40との間に架設され、フロントピラー20を構成する透明部材50と、ルーフパネル16の車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレール22に前側ピラー骨格部材30の上端部32Cが結合されてなる第1結合部82と、レールアウタパネル24に後側ピラー骨格部材40の上端部42Cが結合されてなる第2結合部84と、を備えたフロントピラー構造10であって、第1結合部82及び第2結合部84を、ルーフパネル16の前端部16Aよりも車両後方側に形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、フロントピラー構造に関する。
フロントピラーに車両側方の視界を確保するための三角窓部が設けられた構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この構造では、三角窓部の前縁側に前側傾斜枠部が配置され、三角窓部の後縁側に後側傾斜枠部が配置され、三角窓部の下縁側に下側横枠部が配置されている。
特開2013−184659号公報
ところで、車両の前面衝突時には、ルーフパネルの車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレールの前端部とフロントピラーの車両後方側の上端縁部とで形成するコーナー部よりも車両前方側には、入力される荷重(以下「発生荷重」という)が大きく、それによって生じるモーメント(以下「発生モーメント」という)も大きい。しかしながら、上記構造における前側傾斜枠部の上端部及び後側傾斜枠部の上端部のルーフサイドレールに対する結合部は、そのコーナー部(車両幅方向から見た側面視でルーフパネルの前端部)よりも車両前方側に形成されている。
また、前側傾斜枠部の上端部及び後側傾斜枠部の上端部のルーフサイドレールに対する結合部は、2つの部材が1つの部材に結合される部分であるため、急激な耐力差が生じ、応力が集中し易い。したがって、車両の前面衝突時には、その結合部からピラー折れが発生する可能性が高い。このように、三角窓部を有するフロントピラーにおいて、ピラー折れの発生を抑制する構造には、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、前側ピラー骨格部材と後側ピラー骨格部材との間に透明部材を有するフロントピラーにおいて、車両前方側から荷重が入力されても、ピラー折れの発生を抑制できるフロントピラー構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のフロントピラー構造は、フロントピラーを構成する前側ピラー骨格部材及び後側ピラー骨格部材と、前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材との間に架設され、前記フロントピラーを構成する透明部材と、ルーフパネルの車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレールに前記前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、前記ルーフサイドレールに前記後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、を備え、前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記ルーフパネルの前端部よりも車両後方側に形成されている。
請求項1に記載の発明によれば、ルーフサイドレールに前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、ルーフサイドレールに後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、がルーフパネルの前端部よりも車両後方側に形成されている。ここで、ルーフパネルの前端部よりも車両後方側は、車両前方側から荷重が入力されたときの発生荷重が小さく、それによる発生モーメントも小さい。したがって、応力が集中し易い第1結合部及び第2結合部であっても、第1結合部及び第2結合部からのピラー折れの発生が抑制される。
また、本発明に係る請求項2に記載のフロントピラー構造は、フロントピラーを構成する前側ピラー骨格部材及び後側ピラー骨格部材と、前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材との間に架設され、前記フロントピラーを構成する透明部材と、ルーフパネルの車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレールに前記前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、前記ルーフサイドレールに前記後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、少なくとも車両後方側端部が前記ルーフパネルの前端部と車両前後方向でオーバーラップする位置で前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材とを連結する連結部材と、を備え、前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記連結部材よりも車両後方側に形成されている。
請求項2に記載の発明によれば、前側ピラー骨格部材と後側ピラー骨格部材とが、少なくとも車両後方側端部をルーフパネルの前端部と車両前後方向でオーバーラップさせている連結部材によって連結されている。そして、ルーフサイドレールに前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、ルーフサイドレールに後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、が連結部材よりも車両後方側に形成されている。ここで、連結部材よりも車両後方側は、車両前方側から荷重が入力されたときの発生荷重が小さく、それによる発生モーメントも小さい。したがって、応力が集中し易い第1結合部及び第2結合部であっても、第1結合部及び第2結合部からのピラー折れの発生が抑制される。
また、請求項3に記載のフロントピラー構造は、請求項1又は請求項2に記載のフロントピラー構造であって、前記第1結合部及び前記第2結合部は、センターピラーの車両前方側の上端縁部よりも車両前方側に形成されている。
請求項3に記載の発明によれば、第1結合部及び第2結合部が、センターピラーの車両前方側の上端縁部よりも車両前方側に形成されている。つまり、第1結合部及び第2結合部は、ルーフパネルの前端部又は連結部材とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間に形成されている。したがって、第1結合部及び第2結合部が、センターピラーの車両前方側の上端縁部よりも車両後方側に形成されている場合に比べて、車両の重量増加が抑制される。
また、請求項4に記載のフロントピラー構造は、請求項1に記載のフロントピラー構造であって、前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記ルーフパネルの前端部とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間における前記ルーフサイドレールの車両前後方向略中央部に形成されている。
請求項4に記載の発明によれば、第1結合部及び第2結合部が、ルーフパネルの前端部とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間におけるレールアウタパネルの車両前後方向略中央部に形成されている。したがって、第1結合部及び第2結合部からのピラー折れの発生と車両の重量増加とがバランスよく抑制される。
また、請求項5に記載のフロントピラー構造は、請求項2に記載のフロントピラー構造であって、前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記連結部材とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間における前記ルーフサイドレールの車両前後方向略中央部に形成されている。
請求項5に記載の発明によれば、第1結合部及び第2結合部が、連結部材とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間におけるレールアウタパネルの車両前後方向略中央部に形成されている。したがって、第1結合部及び第2結合部からのピラー折れの発生と車両の重量増加とがバランスよく抑制される。
以上のように、本発明によれば、前側ピラー骨格部材と後側ピラー骨格部材との間に透明部材を有するフロントピラーにおいて、車両前方側から荷重が入力されても、ピラー折れの発生を抑制することができる。
本実施形態に係るフロントピラー構造を示す側面図である。 図1のX−X線矢視断面図である。 本実施形態に係るフロントピラー構造を示すブラケット無しの一部拡大側面図である。 本実施形態に係るフロントピラー構造を示すブラケット有りの一部拡大側面図である。 本実施形態に係るフロントピラー構造を備えた車両の前面衝突時における発生荷重を示すグラフである。 本実施形態に係るフロントピラー構造を備えた車両の前面衝突時における発生モーメントを示すグラフである。 比較例に係るフロントピラー構造を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印RHを車両右方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右を示すものとする。
図2に示されるように、車両12には、車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜し、車室の内側と車室の外側とを隔てるフロントウインドシールドガラス(以下「フロントガラス」という)18が設けられている。フロントガラス18の上端部は、ルーフ14を構成するルーフパネル16の前端部16A(図1参照)に配置されているフロントヘッダ(図示省略)に接続されている。
また、図3に示されるように、ルーフ14の車両幅方向外側端部には、車両前後方向に延在するルーフサイドレール22が配置されている。ルーフサイドレール22は、レールインナパネル(図示省略)とレールアウタパネル24とが互いのフランジ部を接合することで閉断面形状に形成されている。そして、レールアウタパネル24の車両幅方向外側には、サイドメンバアウタパネル(以下「サイメンアウタ」という)26が配置されている。
図1に示されるように、フロントガラス18の車両幅方向外側には、本実施形態に係るフロントピラー構造10が適用された左右一対のフロントピラー(以下「Aピラー」という)20が設けられている。左右一対のAピラー20は、それぞれフロントガラス18の車両幅方向外側端部18A(図2参照)に沿って略車両上下方向を長手方向として延在されている。
つまり、左右一対のAピラー20は、それぞれ車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜している。なお、Aピラー20は、左側(例えば助手席側)も右側(例えば運転席側)も左右対称なだけで同じ構成であるため、以下においては、右側のAピラー20について説明する。
図2に示されるように、Aピラー20は、前側ピラー骨格部材としてのフロント柱30と、後側ピラー骨格部材としてのリア柱40と、を有している。フロント柱30は、略車両上下方向に沿って延在されており、鋼板製の前側ピラーアウタパネル32と、鋼板製の前側ピラーインナパネル34と、を含んで構成されている。
そして、フロント柱30は、前側ピラーアウタパネル32と前側ピラーインナパネル34とで閉断面形状を形成する構成になっている。すなわち、前側ピラーアウタパネル32の略車両後方側に、前側ピラーインナパネル34が対向して設けられており、前側ピラーアウタパネル32と前側ピラーインナパネル34とは、アーク溶接やレーザー溶接等の線溶接によって接合されている。
詳細に説明すると、前側ピラーアウタパネル32の車両幅方向外側端部である外側フランジ部32Aと、前側ピラーインナパネル34の車両幅方向外側端部である外側フランジ部34Aと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分が線状に溶接されている。つまり、外側フランジ部32A及び外側フランジ部34Aには、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数の線溶接部36が形成されている。
一方、前側ピラーアウタパネル32の車両幅方向内側端部である内側フランジ部32Bと、前側ピラーインナパネル34の車両幅方向内側端部である内側フランジ部34Bと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分が線状に溶接されている。つまり、内側フランジ部32B及び内側フランジ部34Bには、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数の線溶接部38が形成されている。
また、フロント柱30には、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aがウレタン接着剤52及びクッションゴム54を介して接合されている。詳細に説明すると、フロント柱30を構成する前側ピラーアウタパネル32には、車両前方側を向く平面部32Dが形成されており、その車両幅方向外側には外側フランジ部32Aが連続している。つまり、外側フランジ部32Aは、平面部32Dの一部となっている。
一方、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aにおける車室側を向く内面18Bには、ウレタン接着剤52が設けられている。そして、ウレタン接着剤52よりも車両幅方向内側の内面18Bには、位置決め用のクッションゴム54が、そのウレタン接着剤52に隣接して設けられている。したがって、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aは、前側ピラーアウタパネル32の平面部32Dに対してクッションゴム54によって位置決めされつつ、ウレタン接着剤52によって車両前方側から接合される構成になっている。
リア柱40は、フロント柱30の略車両後方側に配置されている。換言すれば、リア柱40は、フロント柱30に対して略車両前後方向に所定の間隔を空けて配置されており、フロント柱30と略平行に(略車両上下方向に沿って)延在されている。リア柱40は、鋼板製の後側ピラーアウタパネル42と、鋼板製の後側ピラーインナパネル44と、を含んで構成されている。
そして、リア柱は、後側ピラーアウタパネル42と後側ピラーインナパネル44とで閉断面形状を形成する構成になっている。すなわち、後側ピラーアウタパネル42の略車両幅方向内側に、後側ピラーインナパネル44が対向して設けられており、後側ピラーアウタパネル42と後側ピラーインナパネル44とは、アーク溶接やレーザー溶接等の線溶接及びスポット溶接によって接合されている。
詳細に説明すると、後側ピラーアウタパネル42の車両前方側端部である前側フランジ部42Aが、後側ピラーインナパネル44の車両前方側端部である前側フランジ部44Aに重ね合わされており、その重ね合わされている部分が線状に溶接されている。つまり、前側フランジ部42A及び前側フランジ部44Aには、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数の線溶接部46が形成されている。
一方、後側ピラーアウタパネル42の車両後方側端部である後側フランジ部42Bと、後側ピラーインナパネル44の車両後方側端部である後側フランジ部44Bと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分がスポット溶接されている。つまり、後側フランジ部42B及び後側フランジ部44Bには、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数のスポット溶接部48が形成されている(図3参照)。
なお、後側ピラーアウタパネル42の車両幅方向外側には、サイメンアウタ26が配置されており、後側ピラーアウタパネル42を覆うサイメンアウタ26の前側フランジ部26Aが、後側ピラーアウタパネル42の前側の壁面にアーク溶接やレーザー溶接等によって線状に溶接されている。つまり、前側フランジ部26A及び後側ピラーアウタパネル42の前側の壁面には線溶接部47が形成されている。
そして、後側ピラーアウタパネル42を覆うサイメンアウタ26の後側フランジ部26Bが、後側フランジ部42Bにスポット溶接されている。また、互いに重ね合わされたサイメンアウタ26の後側フランジ部26Bと後側フランジ部42Bと後側フランジ部44Bとには、樹脂製(ゴム製)のオープニングウエザーストリップ66が略車両後方側から嵌合されることで取り付けられている。
また、フロント柱30とリア柱40との間には、透明部材としてのAピラーガラス50が、後述するピラーガラスモール56、57、クッションゴム54及びウレタン接着剤52を介して架設されている。なお、Aピラーガラス50は、略車両幅方向を板厚方向とする透明の窓部材であり、側面視で車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜している(図1参照)。
Aピラーガラス50の前端部には、樹脂製(ゴム製)のピラーガラスモール56が一体的に取り付けられている。そして、そのピラーガラスモール56の車室側を向く壁面56Aの車両幅方向内側に位置決め部としての突出部56Bが一体に形成されており、その突出部56Bの車両幅方向外側にウレタン接着剤52が取り付けられている。
Aピラーガラス50の後端部には、樹脂製(ゴム製)のピラーガラスモール57が一体的に取り付けられている。そして、そのピラーガラスモール57の車室側を向く壁面57Aの車両後方側にウレタン接着剤52が取り付けられ、その壁面57Aの車両前方側にクッションゴム54が取り付けられている。
したがって、Aピラーガラス50の前端部は、ピラーガラスモール56が、外側フランジ部32A(平面部32D)に、車両前方側から突出部56Bによって位置決めされつつ、ウレタン接着剤52によって接合されることでフロント柱30に取り付けられている。そして、Aピラーガラス50の後端部は、ピラーガラスモール57が、前側フランジ部42Aに車両幅方向外側からクッションゴム54によって位置決めされつつ、サイメンアウタ26の前側フランジ部26Aにウレタン接着剤52によって接合されることで、そのサイメンアウタ26の前側フランジ部26Aを介してリア柱40に取り付けられている。
また、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aには、シール部材としての樹脂製(ゴム製)のモール19が設けられている。そして、このモール19の車両幅方向外側端部19Aがピラーガラスモール56に対して弾性変形した状態で(所定の圧力で)当接されている。つまり、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aとピラーガラスモール56との間に設けられたモール19により、Aピラーガラス50とフロントガラス18との間への雨水等の浸入が防止されるようになっている。
また、後側ピラーアウタパネル42の車両幅方向外側には、フロントドア(図示省略)のドアフレーム28が配置されるようになっている。ドアフレーム28の車両前方側には、ドアウエザーストリップ67が設けられており、ドアフレーム28の車両後方側には、ガラスラン68が設けられている。なお、Aピラーガラス50は、ガラスに限定されるものではなく、例えば透明の繊維強化樹脂等によって構成されていてもよい。
フロント柱30及びリア柱40の車両幅方向内側には、Aピラーガーニッシュ58が設けられている。Aピラーガーニッシュ58は、樹脂製とされており、フロント柱30の車室側に設けられた前側ピラーガーニッシュ60と、リア柱40の車室側に設けられた後側ピラーガーニッシュ70と、を含んで構成されている。
前側ピラーガーニッシュ60は、フロント柱30に沿って略車両上下方向に延設された本体部62を有している。本体部62は、長手方向に直交する断面形状が(平断面視で)車両前方側に向かって開口する略「U」字状に形成されており、フロント柱30を車室側から非接触状態で覆うようになっている。
また、本体部62の内面には、先端側に拡径部64Aを有する略矢印形状の複数のクリップ64が、本体部62の長手方向に沿って、かつ所定の間隔を空けて設けられている。このクリップ64(拡径部64A)は、その突出方向と直交する方向に弾性変形可能に形成されており、前側ピラーインナパネル34と対向可能となるように、本体部62の内面に突設されている。
また、前側ピラーインナパネル34には貫通孔35が形成されており、その内径は、拡径部64Aの外径よりも若干小さく形成されている。したがって、前側ピラーガーニッシュ60は、クリップ64の拡径部64Aが弾性変形されつつ貫通孔35に挿入され、その後、拡径部64Aが復元することにより、フロント柱30に取り付けられるようになっている。
後側ピラーガーニッシュ70は、リア柱40に沿って略車両上下方向に延設された本体部72を有している。本体部72は、長手方向に直交する断面形状が(平断面視で)略車両幅方向外側に向かって開口する略「U」字状に形成されており、リア柱40を車室側から非接触状態で覆うようになっている。
なお、後側ピラーガーニッシュ70の内面にも、上記したクリップ64と同様のクリップ(図示省略)が設けられており、そのクリップにより、後側ピラーガーニッシュ70がリア柱40に取り付けられるようになっている。また、リア柱40と後側ピラーガーニッシュ70との間には、ワイヤーハーネス74が配置されるようになっている。
また、図3に示されるように、フロント柱30の上端部では、前側ピラーアウタパネル32の上端部32Cが、前側ピラーインナパネル34の上端部34Cよりも車両後方側へ延在されている。また、リア柱40の上端部では、後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cが、後側ピラーインナパネル44の上端部44Cよりも車両後方側へ延在されている。
そして、側面視でルーフパネル16の前端部16Aよりも車両後方側で、かつセンターピラー(以下「Bピラー」という)80(図1参照)の車両前方側の上端縁部80Aよりも車両前方側におけるレールアウタパネル24に、前側ピラーアウタパネル32の上端部32Cと後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cとが、それぞれスポット溶接によって接合されている。
詳細に説明すると、ルーフパネル16の前端部16AとBピラー80の上端縁部80Aとの間におけるレールアウタパネル24に、前側ピラーアウタパネル32の上端部32Cが複数箇所のスポット溶接によって接合(結合)されることで第1結合部82が形成され、後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cが複数箇所のスポット溶接によって接合(結合)されることで第2結合部84が形成されている。
なお、第1結合部82及び第2結合部84は、ルーフパネル16の前端部16A(又は後述するブラケット76の後端部76A)とBピラー80の上端縁部80Aとの間におけるレールアウタパネル24の車両前後方向略中央部(略中間位置)に形成されることが、より好ましい。
また、前側ピラーアウタパネル32の上端部32Cは、2箇所のスポット溶接(第1結合部82)でレールアウタパネル24に接合され、後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cは、3箇所のスポット溶接(第2結合部84)でレールアウタパネル24に接合されている。
また、図3に示されるように、ルーフパネル16の前端部16Aは、Aピラーガラス50の上端縁部50Aと車両前後方向で略同位置に配置されている。つまり、車両前方側から車両後方側に向かうにつれて、Aピラーガラス50の終わる部位は、ルーフ14の始まる部位でもある。また、図1に示されるように、Bピラー80の車両前方側の上端縁部80Aは、Bピラー80とルーフサイドレール22とが交差する車両前方側のコーナー部86(角部)であるとも言える。
また、図4に示されるように、フロント柱30とリア柱40との間には、連結部材としてのブラケット76を架設するようにしてもよい(図1ではブラケット76がある場合を示している)。このブラケット76は、平面視で、少なくとも後端部76Aが、ルーフパネル16の前端部16Aと車両前後方向でオーバーラップする位置で、フロント柱30とリア柱40とを連結するようになっている。そして、このブラケット76は、車両幅方向内側からAピラーガラス50の上端縁部50A(図3参照)を覆うようになっている。
なお、ブラケット76の上部には、前後方向が長手方向とされたスリット部78が前後に2個形成されており、各スリット部78の周縁部が、フロント柱30の前側ピラーインナパネル34にアーク溶接やレーザー溶接等の線溶接によって接合されている。そして、ブラケット76の下端縁部76Bが、リア柱40の後側ピラーインナパネル44にアーク溶接やレーザー溶接等の線溶接によって接合されている。また、ブラケット76の上端部76Cが、サイメンアウタ26の上側フランジ部26Cに3箇所のスポット溶接によって接合されている。
以上のような構成とされた本実施形態に係るフロントピラー構造10において、次にその作用について説明する。
まず、図7に示される比較例に係るフロントピラー構造100について説明する。図7に示されるように、このAピラー120では、ルーフパネル116の車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレール122の前端部とリア柱140の上端部140Cとで、側面視で鈍角形状のコーナー部186が形成されている。
そして、フロント柱130の上端部130Cが、ルーフパネル116の前端部116Aよりも車両前方側(コーナー部186付近)で、ルーフサイドレール122に結合されている。換言すれば、フロント柱130の上端部130C及びリア柱140の上端部140Cのルーフサイドレール122に対する結合部182、184は、それぞれルーフパネル116の前端部116Aよりも車両前方側に形成されている。
ここで、コーナー部186(ルーフパネル116の前端部116A)よりも車両前方側は、車両12の前面衝突時において(車両前方側から荷重が入力されたときにおいて)、発生荷重が大きく、それによる発生モーメントも大きい(図5、図6参照)。したがって、車両12の前面衝突時において、そのコーナー部186を基点として、Aピラー120には、ピラー折れが発生する可能性がある。
これに対し、本実施形態に係るフロントピラー構造10では、図3に示されるように、フロント柱30を構成する前側ピラーアウタパネル32の上端部32C及びリア柱40を構成する後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cが、それぞれルーフパネル16の前端部16Aよりも車両後方側で、ルーフサイドレール22のレールアウタパネル24に結合されている。
換言すれば、レールアウタパネル24に前側ピラーアウタパネル32の上端部32Cが結合されてなる第1結合部82と、レールアウタパネル24に後側ピラーアウタパネル42の上端部42Cが結合されてなる第2結合部84と、がルーフパネル16の前端部16Aよりも車両後方側に形成されている。
ここで、図5、図6に示されるように、車両前方側から荷重が入力されたときの発生荷重は、ルーフパネル16の前端部16Aよりも車両後方側が、それとは反対側となる車両前方側に比べて小さく、それによる発生モーメントも小さい(減少傾向になる)。したがって、車両12の前面衝突時において、応力が集中し易い第1結合部82及び第2結合部84であっても、第1結合部82及び第2結合部84からのピラー折れの発生を抑制することができる(Aピラー20の耐久性を向上させることができる)。
なお、図4に示されるように、フロント柱30とリア柱40とを連結するブラケット76が設けられている場合も同様である。すなわち、このブラケット76は、平面視で、少なくとも後端部76Aがルーフパネル16の前端部16Aと車両前後方向でオーバーラップする位置に設けられており、第1結合部82及び第2結合部84が、そのブラケット76の後端部76Aよりも車両後方側に形成されている。
よって、上記と同様に、車両前方側から荷重が入力されたときの発生荷重は、ブラケット76の後端部76Aよりも車両後方側が、それとは反対側となる車両前方側に比べて小さく、それによる発生モーメントも小さい(減少傾向になる)。しかも、このブラケット76により、Aピラー20の上端部における剛性を向上させることができる。したがって、車両12の前面衝突時において、第1結合部82及び第2結合部84からのピラー折れの発生を抑制することができる(Aピラー20の耐久性を更に向上させることができる)。
また、図1に示されるように、本実施形態に係るフロントピラー構造10では、第1結合部82及び第2結合部84が、Bピラー80の車両前方側の上端縁部80Aよりも車両前方側に形成されている。つまり、第1結合部82及び第2結合部84は、ルーフパネル16の前端部16A又はブラケット76の後端部76AとBピラー80の上端縁部80Aとの間に形成されている。
したがって、第1結合部82及び第2結合部84が、例えばBピラー80の上端縁部80Aよりも車両後方側に形成されている(フロント柱30及びリア柱40がBピラー80の上端縁部80Aを越えて車両後方側へ延長されている)場合に比べて、フロント柱30及びリア柱40の長さを低減させることができるので、車両12の重量増加を抑制することができる。
なお、上記したように、第1結合部82及び第2結合部84は、ルーフパネル16の前端部16A又はブラケット76の後端部76AとBピラー80の上端縁部80Aとの間におけるレールアウタパネル24の車両前後方向略中央部(略中間位置)に形成されることが好ましい(図1参照)。このような構成にすれば、第1結合部82及び第2結合部84からのピラー折れの発生と車両12の重量増加とをバランスよく抑制することができる。
また、本実施形態に係るフロントピラー構造10を構成するAピラー20は、透明なAピラーガラス50を備えている。そのため、運転者(乗員)は、前側ピラーガーニッシュ60(フロント柱30)と後側ピラーガーニッシュ70(リア柱40)との間から、そのAピラーガラス50を介して、Aピラー20の外側の状況を視認することができる利点がある。
以上、本実施形態に係るフロントピラー構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るフロントピラー構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、第1結合部82及び第2結合部84を構成するスポット溶接の個数は、図示の個数に限定されるものではない。
10 フロントピラー構造
16 ルーフパネル
16A 前端部
20 Aピラー(フロントピラー)
22 ルーフサイドレール
30 フロント柱(前側ピラー骨格部材)
32C 上端部
40 リア柱(後側ピラー骨格部材)
42C 上端部
50 Aピラーガラス(透明部材)
76 ブラケット(連結部材)
80 Bピラー(センターピラー)
82 第1結合部
84 第2結合部

Claims (5)

  1. フロントピラーを構成する前側ピラー骨格部材及び後側ピラー骨格部材と、
    前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材との間に架設され、前記フロントピラーを構成する透明部材と、
    ルーフパネルの車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレールに前記前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、
    前記ルーフサイドレールに前記後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、
    を備え、
    前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記ルーフパネルの前端部よりも車両後方側に形成されているフロントピラー構造。
  2. フロントピラーを構成する前側ピラー骨格部材及び後側ピラー骨格部材と、
    前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材との間に架設され、前記フロントピラーを構成する透明部材と、
    ルーフパネルの車両幅方向外側に配置されているルーフサイドレールに前記前側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第1結合部と、
    前記ルーフサイドレールに前記後側ピラー骨格部材の上端部が結合されてなる第2結合部と、
    少なくとも車両後方側端部が前記ルーフパネルの前端部と車両前後方向でオーバーラップする位置で前記前側ピラー骨格部材と前記後側ピラー骨格部材とを連結する連結部材と、
    を備え、
    前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記連結部材よりも車両後方側に形成されているフロントピラー構造。
  3. 前記第1結合部及び前記第2結合部は、センターピラーの車両前方側の上端縁部よりも車両前方側に形成されている請求項1又は請求項2に記載のフロントピラー構造。
  4. 前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記ルーフパネルの前端部とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間における前記ルーフサイドレールの車両前後方向略中央部に形成されている請求項1に記載のフロントピラー構造。
  5. 前記第1結合部及び前記第2結合部は、前記連結部材とセンターピラーの車両前方側の上端縁部との間における前記ルーフサイドレールの車両前後方向略中央部に形成されている請求項2に記載のフロントピラー構造。
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