JP6965766B2 - 車両用フロントピラー構造及び車両側部構造 - Google Patents

車両用フロントピラー構造及び車両側部構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用フロントピラー構造及び車両側部構造に関する。
車両用ピラーにおいては、乗員の視界を確保するために窓部が設けられた構造が知られている(特許文献1、2参照)。例えば、下記特許文献1には、フロントピラーの上半部に窓枠が形成されると共にこの窓枠にコーナ窓ガラスが設けられた技術が開示されている。簡単に説明すると、この先行技術では、窓枠の車体前後方向の前側の縦辺部はフロントピラーアッパで構成され、窓枠の車体前後方向の後側の縦辺部がサブピラーで構成されている。そして、フロントピラーアッパの上端部及びサブピラーの上端部がルーフサイドレールのレール前部に接合され、フロントピラーアッパの下端部及びサブピラーの下端部がフロントピラーロアに接合されている。このような構成では、乗員はコーナ窓ガラスから車両外側を視認することができる。
特開2013−112077号公報 実開昭63−142276号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、前面衝突時における衝突荷重は、フロントピラーのうち窓枠の車体前後方向の前側を構成するフロントピラーアッパに集中するため、フロントピラーアッパを太くする必要がある。そして、フロントピラーアッパを太くすると、その分視界を遮る領域が広くなってしまう。
本発明は、上記事実を考慮して、フロントピラーの窓部の車体前後方向の前側を構成するピラー骨格部の太さを抑えても前面衝突時におけるフロントピラーの変形を抑えることができる車両用フロントピラー構造及び車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両用フロントピラー構造は、フロントピラーの下部を構成するピラーロアと、車両のフロントガラスの車両幅方向外側の縁部に沿って延在し、下端部が前記ピラーロアの上端部に固定された中空柱状の第一ピラー骨格部と、前記第一ピラー骨格部に対して車両後方側に間隔を開けて設けられ、前記第一ピラー骨格部の延在方向に沿って延在し、下端部が前記ピラーロアの上端部に固定された中空柱状の第二ピラー骨格部と、透明な材料で形成され、前記第一ピラー骨格部と前記第二ピラー骨格部との間に架け渡された透明部材と、前記第一ピラー骨格部の下端部に対して車両下方側に離間して配置されて前記ピラーロアの上部に接合されると共に、前記第二ピラー骨格部の下端部が接合され、前記ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位に作用する車両前方側からの荷重を前記第二ピラー骨格部に伝達可能な荷重伝達部材と、を有し、前記第二ピラー骨格部の上面は、前記荷重伝達部材の上面に連続するように配置されると共に車両後上方側へ直線状に延在している。
上記構成によれば、第一ピラー骨格部と第二ピラー骨格部との間に透明部材が架け渡されているので、車室内の乗員は、第一ピラー骨格部と第二ピラー骨格部との間から車両外側を視認することができる。また、第一ピラー骨格部の下端部に対して車両下方側に離間して配置されてピラーロアの上部に接合された荷重伝達部材には、第二ピラー骨格部の下端部が接合されている。そして、荷重伝達部材は、ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位に作用する車両前方側からの荷重を第二ピラー骨格部に伝達可能となっている。ここで、第二ピラー骨格部の上面は、荷重伝達部材の上面に連続するように配置されると共に車両後上方側へ直線状に延在しているので、前面衝突時にフロントピラーに対して車両前方側から入力された荷重の一部は、荷重伝達部材の上面に沿って伝達されてから第二ピラー骨格部の上面側に効率的に伝達される。以上により、前面衝突時にフロントピラーに作用する荷重の一部を第二ピラー骨格部に分担させることができるので、第一ピラー骨格部の太さを抑えても、前面衝突時におけるフロントピラーの変形を抑えることが可能となる。
請求項2に記載する本発明の車両用フロントピラー構造は、請求項1記載の構成において、前記荷重伝達部材は、その上面の車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在する第一上側稜線を備え、前記第二ピラー骨格部は、その上面の車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在して前記第一上側稜線に連続するように配置される第二上側稜線を備える。
上記構成によれば、第二ピラー骨格部においてその上面の車両幅方向内側の端部に沿う直線状の第二上側稜線は、荷重伝達部材においてその上面の車両幅方向内側の端部に沿う直線状の第一上側稜線に連続するように配置されている。このため、前面衝突時にフロントピラーに対して車両前方側から入力された荷重の一部は、荷重伝達部材の第一上側稜線から第二ピラー骨格部の第二上側稜線に沿って一層効率的に伝達される。
請求項3に記載する本発明の車両用フロントピラー構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位は、車両上下方向及び車両幅方向に沿って延在する前側縦壁部を備え、前記荷重伝達部材は、前記前側縦壁部に突き当てられた状態で配置されると共に前記前側縦壁部に接合された部位を含んで構成されている。
上記構成によれば、荷重伝達部材は、ピラーロアの上部の前側縦壁部に突き当てられた状態で配置されると共に前側縦壁部に接合された部位を含んで構成されているので、前面衝突時にフロントピラーに対して車両前方側から入力された荷重の一部がピラーロアの前側縦壁部から荷重伝達部材に効率的に伝達される。
請求項4に記載する本発明の車両用フロントピラー構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記荷重伝達部材の上面は、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜している。
上記構成によれば、前面衝突時にフロントピラーに対して車両前方側から入力された荷重の一部が荷重伝達部材の上面に沿って車両後上方側に伝達される。このため、荷重伝達部材の上面に沿って伝達された荷重は、第二ピラー骨格部の上面側に一層効率的に伝達される。
請求項5に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用フロントピラー構造が適用されたフロントピラーと、車両側部において前記フロントピラーが前縁側に配置されるフロントドア開口部を開閉するフロントサイドドアと、前記フロントサイドドアの内部に設けられてベルトラインに沿って配置され、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線を備えるベルトラインリインフォースと、を有し、前記荷重伝達部材は、車両前後方向に沿って延在する第二稜線を備えると共に、前記第二稜線の後端部は、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重を前記第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている。
上記構成によれば、ベルトラインリインフォースの第一稜線は、フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在し、荷重伝達部材の第二稜線も、車両前後方向に沿って延在している。なお、「車両前後方向に沿って延在」の概念には、車両前後方向に沿って水平に延在している場合が含まれる他、車両前後方向に沿って車両後方側へ向けて車両上下方向の一方側に若干傾斜して延在している場合が含まれる。ここで、荷重伝達部材の第二稜線の後端部は、フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重をベルトラインリインフォースの第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側から荷重伝達部材に作用した荷重の一部は、荷重伝達部材の第二稜線に沿ってその後端部まで伝達された後、ベルトラインリインフォースの第一稜線に沿って効率的に伝達される。
以上説明したように、本発明の車両用フロントピラー構造及び車両側部構造によれば、フロントピラーの窓部の車体前後方向の前側を構成する第一ピラー骨格部の太さを抑えても前面衝突時におけるフロントピラーの変形を抑えることができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る車両用フロントピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両側部の一部を車両幅方向内側から見た状態で示す側面図である。 図1の車両側部構造が適用された車両の一部を車両右側から見た状態で示す側面図である。 図1に示される車両側部の一部を車両幅方向内側斜め後方側から見た状態で示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る車両用フロントピラー構造を備えた車両側部構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは車両右方側を示している。また、図1〜図3には、車両10の右側の構成が示されており、車両10の左側の構成は図示されていないが、車両10の左側の構成は、車両10の右側の構成と左右対称の構成となっている。
(実施形態の構成)
図2には、本実施形態に係る車両用フロントピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両10の一部が右側方側から見た状態の側面図で示されている。この図に示されるように、車両側部10Aの上部には、ルーフサイドレール12が配置されており、ルーフサイドレール12は、車両前後方向に沿って延在している。これに対して、車両側部10Aの下部には、ロッカ14が配置されており、ロッカ14は、車両前後方向に沿って延在している。
また、ロッカ14の前端部からはフロントピラー16が車両上方側へ立設されており、フロントピラー16の上端部はルーフサイドレール12の前端部に接続されている。ここで、フロントピラー16の下部を構成するピラーロア16Bは、略垂直に立設されている。これに対して、フロントピラー16の上部を構成するピラーアッパ16Aは、車両上方側へ向けて車両後方側に傾斜している。また、左右一対のピラーアッパ16A間にはフロントガラス28が装着されている。さらに、ロッカ14の長手方向中間部からはセンタピラー18が車両上方側へ立設されており、センタピラー18の上端部はルーフサイドレール12の長手方向中間部に接続されている。なお、図2には、フロントピラー16からセンタピラー18のやや車両後方側までの車両側部が図示されている。
前述したルーフサイドレール12、ロッカ14、フロントピラー16及びセンタピラー18は、いずれも閉断面構造とされて車体骨格部材を構成している。そして、車両側部10Aの前部側には、ルーフサイドレール12とフロントピラー16とロッカ14とセンタピラー18とで囲まれたフロントドア開口部20が形成されている。
換言すれば、ルーフサイドレール12は、フロントドア開口部20の上縁側において車両前後方向に沿って配置され、ロッカ14は、フロントドア開口部20の下縁側において車両前後方向に沿って配置されている。また、フロントピラー16は、フロントドア開口部20の前縁側において車両上下方向に沿って配置され、センタピラー18は、フロントドア開口部20の後縁側において車両上下方向に沿って配置されている。さらに、フロントピラー16において、ピラーロア16Bは、フロントドア開口部20の下半部側の前縁側に配置され、ピラーアッパ16Aは、フロントドア開口部20の上半部側の前縁側に配置されている。フロントドア開口部20は、車室外と車室内とを連通させており、フロントサイドドア22によって開閉されるようになっている。
フロントサイドドア22は、車室内側に配置される図示しないドアインナパネルと、前記ドアインナパネルの車室外側に配置されて前記ドアインナパネルとでドア本体部22Hを形成するドアアウタパネル22Aと、を備えている。フロントサイドドア22のドア本体部22Hの内部には、ベルトラインBLに沿って車両前後方向を長手方向として配置されたベルトラインリインフォース24(以下、「ベルトラインRF24」と略す)が設けられている。ベルトラインRF24は、一例として、長手方向に直交する断面形状が長手方向の概ね全長に亘ってハット形状に形成され、車両幅方向内側へ開口部を向けている。ベルトラインRF24には、フロントサイドドア22の閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線としての上側稜線24L及び下側稜線24M(いずれも図1参照)が形成されている。
次に、ピラーアッパ16A及びその周辺構造について詳細に説明する。図1には、本実施形態に係る車両用フロントピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両側部10Aの一部が車両幅方向内側から見た状態の側面図で示されている。なお、図1では、前述したフロントガラス28を二点鎖線で示すと共に、前述したフロントサイドドア22(図2参照)が閉止された状態でのベルトラインRF24の配置位置を二点鎖線で示している。また、図3には、車両側部10Aの一部を車両幅方向内側斜め後方側から見た状態の斜視図が示されている。
図1に示されるピラーアッパ16Aの車両下方側に連続して設けられるピラーロア16Bは、アウタパネル38を備えている。このアウタパネル38は、ピラーロア16Bの車室外側の部分を構成している。アウタパネル38は、車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在する側壁部38Sを備えると共に、側壁部38Sの前端から車両幅方向内側に曲げられて延出された前側縦壁部38Fを備えている。前側縦壁部38Fは、ピラーロア16Bの上部を含む範囲において車両上下方向及び車両幅方向に沿って延在し、前側縦壁部38Fの上部は、ピラーロア16Bの上部における車両前後方向の前側の部位を構成している。ピラーロア16Bのアウタパネル38と、ピラーロア16Bの車室内側の部分を構成する図示しないインナパネルとは、各々の前後フランジ部同士が接合されることで、略車両上下方向に沿って延在する閉断面を形成している。
図1及び図3に示されるように、ピラーアッパ16Aは、第一ピラー骨格部30及び第二ピラー骨格部32を備えている。図1に示されるように、第一ピラー骨格部30は、車両10のフロントガラス28の車両幅方向外側の縁部に沿って延在している。第一ピラー骨格部30の上端部は、ルーフサイドレール12の前端部に固定され、第一ピラー骨格部30の下端部は、ピラーロア16Bの上端部に固定されている。第一ピラー骨格部30は、中空柱状に形成されている。この第一ピラー骨格部30は、一例として図3に示される前上側インナリインフォース30A(以下、「前上側インナRF30A」と略す。)と枠状のアウタリインフォース31(以下、「アウタRF31」と略す。)の前上側部分31Aとが接合されることで長手方向(延在方向)から見て略矩形状の閉断面を形成している。
前上側インナRF30Aは、全体として車両前上方側に開放された開断面形状に形成されている。前上側インナRF30Aは、本実施形態では、第一インナリインフォース30A1(以下、「第一インナRF30A1」と略す。)と第二インナリインフォース30A2(以下、「第二インナRF30A2」と略す。)とが接合されることで構成されている。第一インナRF30A1は、第一ピラー骨格部30の車室内側の部位の大部分を構成し、第二インナRF30A2は、第一ピラー骨格部30の車室内側の部位のうち下端部側の部位を構成して第一インナRF30A1の下端部に接合されている。
また、第二ピラー骨格部32は、第一ピラー骨格部30に対して車両後方側に間隔を開けて設けられ、第一ピラー骨格部30の延在方向に沿って延在している。第二ピラー骨格部32の上端部は、ルーフサイドレール12の前端部に固定され、第二ピラー骨格部32の下端部は、ピラーロア16Bの上端部に固定されている。これらにより、第一ピラー骨格部30及び第二ピラー骨格部32を長辺部とする窓部36が形成されている。第二ピラー骨格部32は、中空柱状に形成されている。この第二ピラー骨格部32は、一例として後下側インナリインフォース32A(以下、「後下側インナRF32A」と略す。)と枠状のアウタRF31の後下側部分31Bとが接合されることで長手方向(延在方向)から見て略矩形状の閉断面を形成している。
後下側インナRF32Aは、全体として車両幅方向外側に開放された開断面形状に形成されており、第二ピラー骨格部32の上面32Tを構成する部位を含んで構成されている。なお、アウタRF31は、前上側部分31A及び後下側部分31Bの各々の上下端部側同士が繋がれて枠状に構成されている。アウタRF31の上端部側の部分は、ルーフサイドレール12に溶接により接合され、アウタRF31の下端部側の部分31Uは、ピラーロア16Bのアウタパネル38の上端部を含む部分に溶接により接合されている。
第一ピラー骨格部30と第二ピラー骨格部32との間には透明部材34が架け渡されている。透明部材34は、ピラーアッパ16Aの長手方向に沿って延びている。この透明部材34は、例えば無機ガラス又は高強度透明樹脂等の透明な材料で板状に形成されている。なお、高強度透明樹脂としては、ガラス繊維によって強化されたポリカーボネート(PC−GF)や、セルロース・ナノ・ファイバーによって強化されたポリカーボネート(PC−CNF)等が挙げられる。
図1及び図3に示されるように、第一ピラー骨格部30の下端部の車両下方側には、荷重伝達部材としてのバルクヘッド40が配置されている。第一ピラー骨格部30の下端部とバルクヘッド40とは離間している。バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部に接合されると共に、第二ピラー骨格部32の後下側インナRF32Aの下端部32X、32Y(図3参照)が接合されている。
バルクヘッド40は、金属製の屈曲板材であり、ピラーロア16Bの閉断面内に配置され、縦断面視が車両幅方向外側へ開口部を向けた略ハット形状に形成されている。バルクヘッド40の上フランジ部41及び下フランジ部45は、ピラーロア16Bのアウタパネル38の側壁部38Sに溶接により接合されている。
また、バルクヘッド40は、その車両幅方向内側の部位を構成して全体として車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在する内側縦壁部43を備えている。内側縦壁部43は、本実施形態では一例として、上部43Aと下部43Bとが段差部を介して繋がれており、下部43Bが上部43Aよりも車両幅方向外側に位置している。内側縦壁部43の上部43Aの車両前後方向の後側の部位には、第二ピラー骨格部32の後下側インナRF32Aの下端部32Xが溶接(一例としてスポット溶接)により接合されている。内側縦壁部43の車両前後方向の前側の部位には、溶接作業用の孔43Hが貫通形成されている。また、内側縦壁部43は、上側繋部42によって上フランジ部41と一体に繋がれると共に、下側繋部44によって下フランジ部45と一体に繋がれている。
図1に示されるように、バルクヘッド40の上側繋部42の上面42Tは、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜している。バルクヘッド40の上側繋部42の上面42Tにおける車両前後方向の中間部には、第二ピラー骨格部32の後下側インナRF32Aの下端部32Y(図3参照)が溶接(一例としてスポット溶接)により接合されている。バルクヘッド40は、その上側繋部42の上面42Tの車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在する第一上側稜線としての上側稜線40Lを備えている。バルクヘッド40の下側繋部44の下面44Uは、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜している。バルクヘッド40は、その下側繋部44の下面44Uの車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在する下側稜線40Mを備えている。いずれも第二稜線としての上側稜線40L及び下側稜線40Mは、車両前後方向に沿って車両後方側へ向けて車両上方側に若干傾斜して延在している。
上側稜線40Lの後端部40Xは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF24の上側稜線24Lの前端部24X側に伝達可能な位置に設定されている。すなわち、上側稜線40Lの後端部40Xは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態でのベルトラインRF24の上側稜線24Lの前端部24Xの車両前方側に対応する位置(上側稜線24Lの前端部24Xと車両上下方向位置及び車両幅方向位置が同等の位置)に設定されている。
また、下側稜線40Mの後端部40Yは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF24の下側稜線24Mの前端部24Y側に伝達可能な位置に設定されている。すなわち、下側稜線40Mの後端部40Yは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態でのベルトラインRF24の下側稜線24Mの前端部24Yの車両前方側に対応する位置(下側稜線24Mの前端部24Yと車両上下方向位置及び車両幅方向位置が同等の位置)に設定されている。
また、図3に示されるように、バルクヘッド40は、上側繋部42の前端から車両上方側に曲げられて延出された前上側フランジ部46を備えると共に、下側繋部44の前端から車両下方側に曲げられて延出された前下側フランジ部47を備えている。そして、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bのアウタパネル38の前側縦壁部38Fに突き当てられた状態で配置されると共に、前上側フランジ部46及び前下側フランジ部47が前側縦壁部38Fに溶接(一例としてスポット溶接)により接合されている。以上により、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部においてアウタパネル38の前側縦壁部38Fに作用する車両前方側からの荷重を第二ピラー骨格部32に伝達可能とされている。
一方、図1に示されるように、第二ピラー骨格部32の上面32Tは、バルクヘッド40の上側繋部42の上面42Tに連続するように配置されると共に、車両後上方側へ直線状に延在している。また、第二ピラー骨格部32は、その上面32Tの車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在する第二上側稜線としての上側稜線32Lを備えている。第二ピラー骨格部32の上側稜線32Lは、バルクヘッド40の上側稜線40Lに連続するように配置されている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、第一ピラー骨格部30と第二ピラー骨格部32との間に透明部材34が架け渡されているので、車室内の乗員は、第一ピラー骨格部30と第二ピラー骨格部32との間から車両外側を視認することができる。また、ピラーロア16Bの上部に接合されたバルクヘッド40には、第二ピラー骨格部32の後下側インナRF32Aの下端部32X、32Y(図3参照)が接合されている。そして、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部においてアウタパネル38の前側縦壁部38Fに作用する車両前方側からの荷重Fを第二ピラー骨格部32に伝達可能となっている。
ここで、第二ピラー骨格部32の上面32Tは、バルクヘッド40の上面42Tに連続するように配置されると共に車両後上方側へ直線状に延在しているので、前面衝突時にフロントピラー16に対して車両前方側から入力された荷重Fの一部は、バルクヘッド40の上面42Tに沿って伝達されてから第二ピラー骨格部32の上面32T側に効率的に伝達される(矢印f1参照)。このとき、第二ピラー骨格部32は、荷重を軸力として(突っ張った状態で)受けることができるので、変形しにくい。以上により、前面衝突時にフロントピラー16に作用する荷重Fの一部を第二ピラー骨格部32に分担させることができるので、第一ピラー骨格部30の太さを抑えても、前面衝突時におけるフロントピラー16の変形を抑えることが可能となる。
また、上記実施形態では、第二ピラー骨格部32においてその上面32Tの車両幅方向内側の端部に沿う直線状の上側稜線32Lは、バルクヘッド40においてその上面42Tの車両幅方向内側の端部に沿う直線状の上側稜線40Lに連続するように配置されている。このため、前面衝突時にフロントピラー16に対して車両前方側から入力された荷重Fの一部は、バルクヘッド40の上側稜線40Lから第二ピラー骨格部32の上側稜線32Lに沿って一層効率的に伝達される(矢印f1参照)。
また、上記実施形態では、ピラーロア16Bの前側縦壁部38Fは、車両上下方向及び車両幅方向に沿って延在している。そして、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部において前側縦壁部38Fに突き当てられた状態で配置されると共に前側縦壁部38Fに接合されている。このため、前面衝突時にフロントピラー16に対して車両前方側から入力された荷重Fの一部がピラーロア16Bの前側縦壁部38Fからバルクヘッド40に効率的に伝達される。
また、本実施形態では、バルクヘッド40の上面42Tは、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜しているので、前面衝突時にフロントピラー16に対して車両前方側から入力された荷重Fの一部がバルクヘッド40の上面42Tに沿って車両後上方側に伝達される。このため、バルクヘッド40の上面42Tに沿って伝達された荷重は、第二ピラー骨格部32の上面32T側に一層効率的に伝達される(矢印f1参照)。
また、本実施形態では、ベルトラインRF24の上側稜線24L及び下側稜線24Mは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態で車両前後方向に沿って延在し、バルクヘッド40の上側稜線40L及び下側稜線40Mも、車両前後方向に沿って延在している。ここで、バルクヘッド40の上側稜線40Lの後端部40Xは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF24の上側稜線24Lの前端部24X側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側からバルクヘッド40に作用した荷重の一部は、バルクヘッド40の上側稜線40Lに沿ってその後端部40Xまで伝達された後、ベルトラインRF24の上側稜線24Lに沿って効率的に伝達される(矢印f2参照)。また、バルクヘッド40の下側稜線40Mの後端部40Yは、フロントサイドドア22(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF24の下側稜線24Mの前端部24Y側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側からバルクヘッド40に作用した荷重の一部は、バルクヘッド40の下側稜線40Mに沿ってその後端部40Yまで伝達された後、ベルトラインRF24の下側稜線24Mに沿って効率的に伝達される(矢印f3参照)。
このように、バルクヘッド40がベルトラインRF24に荷重Fを伝達させる経路(ロードパス)としても機能することで、部品点数を抑えつつ前面衝突時の衝突安全性能を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、フロントピラー16の窓部36の車体前後方向の前側を構成する第一ピラー骨格部30の太さを抑えても前面衝突時におけるフロントピラー16の変形を抑えることができる。その結果、前方視界の改善及び車両10の軽量化を実現しつつ、衝突安全性能も良好に確保することができる。
補足すると、車両(自動車)のフロントドア開口部の形状は、乗降性をも考慮して決定され、車両(自動車)のフロントピラーの形状は、外形デザインやフロントドア開口部との関係をも考慮して決定される。その場合、フロントピラーの形状が、例えば、当該フロントピラーに前面衝突時の荷重が入力される部位よりも上側の部位を車両側面視で車両後上方側に折り曲げたような形状になることがあり得る。しかしながら、そのような構造では、荷重入力点に対して、折り曲げ部分が車両上方側にオフセットしているので、フロントピラーは、前記折り曲げ部分で変形しやすい。
これに対して、本実施形態は、外形デザインやフロントドア開口部の形状の影響を基本的には受けない第二ピラー骨格部32の上面32Tを車両後上方側へ延在する直線状にしてバルクヘッド40の上面42Tと連続するように設定することで、前面衝突時の荷重Fを効率良く第二ピラー骨格部32に伝達することができる。その結果、コストや重量を抑えながら前面衝突時におけるフロントピラー16の変形を抑えることができ、また、第一ピラー骨格部30が座屈して破断してしまうといったことを防止又は抑制することができる。すなわち、フロントピラー16の強度及び剛性を良好に確保することができる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部に溶接により接合され、バルクヘッド40には、第二ピラー骨格部32の後下側インナRF32Aの下端部32X、32Y(図3参照)が溶接により接合されているが、これらの溶接に代えて、ボルトやリベット等を用いた機械締結によって接合されてもよい。
また、上記実施形態では、第二ピラー骨格部32の直線状の上側稜線32Lがバルクヘッド40の直線状の上側稜線40Lに連続するように配置されており、このような構成が好ましいが、例えば、第二ピラー骨格部(32)の上側稜線(32L)がバルクヘッド(40)の上側稜線(40L)と不連続に配置される構成も採り得る。
また、上記実施形態では、バルクヘッド40は、ピラーロア16Bの上部の前側縦壁部38Fに突き当てられた状態で配置されると共に前側縦壁部38Fに接合されており、このような構成が好ましいが、例えば、荷重伝達部材としてのバルクヘッドがピラーロア(16B)の上部の前側縦壁部(38F)に接合されていない構成も採り得る。
また、上記実施形態では、バルクヘッド40の上面42Tは、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜しており、このような構成が好ましいが、例えば、荷重伝達部材としてのバルクヘッドの上面が車両前後方向に沿って水平に延在するような構成も採り得る。
また、上記実施形態の変形例として、ベルトラインRF(24)の上側稜線(24L)の前端部(24X)に対してバルクヘッド(40)の上側稜線(40L)の後端部(40X)が車両上下方向にずれた位置に設定されるような構成も採り得る。また、上記実施形態の他の変形例として、ベルトラインRF(24)の下側稜線(24M)の前端部(24Y)に対してバルクヘッド(40)の下側稜線(40M)の後端部(40Y)が車両上下方向にずれた位置に設定されるような構成も採り得る。
さらに、上記実施形態では、左右一対のフロントピラー16の両方に本発明の車両用フロントピラー構造が適用されているが、例えば、運転席側のフロントピラー(16)にのみ本発明の車両用フロントピラー構造が適用されてもよい。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両
10A 車両側部
16 フロントピラー
16B ピラーロア
20 フロントドア開口部
22 フロントサイドドア
24 ベルトラインリインフォース
24L 上側稜線(第一稜線)
24M 下側稜線(第一稜線)
24X 上側稜線の前端部(第一稜線の前端部)
24Y 下側稜線の前端部(第一稜線の前端部)
28 フロントガラス
30 第一ピラー骨格部
32 第二ピラー骨格部
32L 上側稜線(第二上側稜線)
32T 第二ピラー骨格部の上面
34 透明部材
38F 前側縦壁部(ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位)
40 バルクヘッド(荷重伝達部材)
40L 上側稜線(第一上側稜線、第二稜線)
40M 下側稜線(第二稜線)
40X 上側稜線の後端部(第二稜線の後端部)
40Y 下側稜線の後端部(第二稜線の後端部)
42T バルクヘッドの上面(荷重伝達部材の上面)
46 前上側フランジ部(前側縦壁部に接合された部位)
47 前下側フランジ部(前側縦壁部に接合された部位)
BL ベルトライン

Claims (5)

  1. フロントピラーの下部を構成するピラーロアと、
    車両のフロントガラスの車両幅方向外側の縁部に沿って延在し、下端部が前記ピラーロアの上端部に固定された中空柱状の第一ピラー骨格部と、
    前記第一ピラー骨格部に対して車両後方側に間隔を開けて設けられ、前記第一ピラー骨格部の延在方向に沿って延在し、下端部が前記ピラーロアの上端部に固定された中空柱状の第二ピラー骨格部と、
    透明な材料で形成され、前記第一ピラー骨格部と前記第二ピラー骨格部との間に架け渡された透明部材と、
    前記第一ピラー骨格部の下端部に対して車両下方側に離間して配置されて前記ピラーロアの上部に接合されると共に、前記第二ピラー骨格部の下端部が接合され、前記ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位に作用する車両前方側からの荷重を前記第二ピラー骨格部に伝達可能な荷重伝達部材と、
    を有し、
    前記第二ピラー骨格部の上面は、前記荷重伝達部材の上面に連続するように配置されると共に車両後上方側へ直線状に延在している、車両用フロントピラー構造。
  2. 前記荷重伝達部材は、その上面の車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在する第一上側稜線を備え、
    前記第二ピラー骨格部は、その上面の車両幅方向内側の端部に沿って直線状に延在して前記第一上側稜線に連続するように配置される第二上側稜線を備える、請求項1に記載の車両用フロントピラー構造。
  3. 前記ピラーロアの上部における車両前後方向の前側の部位は、車両上下方向及び車両幅方向に沿って延在する前側縦壁部を備え、
    前記荷重伝達部材は、前記前側縦壁部に突き当てられた状態で配置されると共に前記前側縦壁部に接合された部位を含んで構成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両用フロントピラー構造。
  4. 前記荷重伝達部材の上面は、車両後方側へ向けて車両上方側に傾斜している、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用フロントピラー構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用フロントピラー構造が適用されたフロントピラーと、
    車両側部において前記フロントピラーが前縁側に配置されるフロントドア開口部を開閉するフロントサイドドアと、
    前記フロントサイドドアの内部に設けられてベルトラインに沿って配置され、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線を備えるベルトラインリインフォースと、
    を有し、
    前記荷重伝達部材は、車両前後方向に沿って延在する第二稜線を備えると共に、前記第二稜線の後端部は、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重を前記第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている、車両側部構造。
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