JP6658645B2 - 車両用ピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ピラー構造に関する。
下記特許文献1に記載されたピラー構造では、車両のフロントピラーの骨格を構成する一対のパネル(フロントピラーインナパネル及びフロントピラーアウタパネル)に、それぞれ開口が形成されており、一対のパネル間には、透明樹脂製の透明部材が保持されている。これにより、運転手の視界を広げる(死角を小さくする)ようにしている。また、透明部材を厚くすることでフロントピラーの強度を確保するようにしている。
特開2006−273057号公報
しかしながら、上記構成のピラー構造では、フロントピラーの骨格を構成する一対のパネルに大きな開口が形成されているので、フロントピラーの強度を向上させる観点で改善の余地がある。この点、例えばフロントピラーの骨格部を閉断面化することが考えられるが、骨格部を閉断面化した場合に、運転席乗員の死角が大きくなることを抑制しようとすると、助手席乗員の死角が大きくなるという背反がある。
本発明は上記事実を考慮し、ピラーの強度を向上させつつ、車幅方向両側の前席乗員の死角を小さくすることができる車両用ピラー構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、車両のフロントウインドシールドにおける運転席側の端部に沿って延在し、ピラーの骨格を構成する第1骨格部と、前記第1骨格部に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間をあけて設けられ、前記第1骨格部に沿って延在し、前記骨格を構成する第2骨格部と、透明に形成されて前記第1骨格部と前記第2骨格部との間に架け渡された透明部と、を備え、前記第1骨格部及び前記第2骨格部がそれぞれ長手方向視で閉断面を形成しており前記第1骨格部及び前記第2骨格部は、平断面視において、運転席乗員から見た方向を長手とする長尺状に形成されており、前記第1骨格部の後端コーナー部及び前記第2骨格部の前端コーナー部のうちの少なくとも一方が、助手席乗員から見た方向に沿った面取り状に形成されている。
請求項1に記載の発明では、車両のフロントウインドシールドにおける車幅方向一側の端部に沿って延在する第1骨格部と、当該第1骨格部に沿って延在する第2骨格部とが、ピラーの骨格を構成している。これらの第1骨格部及び第2骨格部は、長手方向視で閉断面を形成している。これにより、上記各骨格部が閉断面化されていない構成と比較して、ピラーの強度を向上させることができる。
また、第2骨格部は、第1骨格部に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間をあけて設けられており、第1骨格部と第2骨格部との間には、透明に形成された透明部が架け渡されている。これにより、車幅方向一側すなわちピラーに近い側の前席乗員は、上記の隙間から車両の外側を視認することができるので、当該前席乗員の死角を小さくすることができる。しかも、第1骨格部の後端コーナー部及び第2骨格部の前端コーナー部のうちの少なくとも一方が面取り状に形成されている。これにより、車幅方向他側(ピラーから遠い側)の前席乗員から見た上記隙間の幅が拡大されているので、車幅方向他側の前席乗員の死角も小さくすることができる。
さらに、この発明では、運転席側のピラーの骨格を構成する第1骨格部及び第2骨格部が、平断面視において、運転席乗員から見た方向を長手とする長尺状に形成されている。これにより、運転席乗員から見た上記各骨格部の幅が狭くなっているので、運転席乗員の死角を一層小さくすることができる。
しかも、この発明では、第1骨格部の後端コーナー部及び前記第2骨格部の前端コーナー部のうちの少なくとも一方が、助手席乗員から見た方向に沿った面取り状に形成されている。これにより、助手席乗員から見た上記各骨格部間の隙間の幅を、効率的に拡大することができるので、助手席乗員の死角を効率的に小さくすることができる。
請求項に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、請求項1において、前記第1骨格部を車幅方向内側から覆った第1ピラーガーニッシュ部を有し、前記第1ピラーガーニッシュ部の後端部は、助手席乗員から見て前記第1骨格部の前記後端コーナー部とラップしている。
請求項に記載の発明では、第1骨格部が第1ピラーガーニッシュ部によって車幅方向内側から覆われている。この第1ピラーガーニッシュ部の後端部は、助手席乗員から見て第1骨格部の後端コーナー部とラップしている。これにより、車幅方向他側の前席乗員の視界が第1ピラーガーニッシュ部によって妨げられることを防止又は抑制できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用ピラー構造では、ピラーの強度を向上させつつ、車幅方向両側の前席乗員の死角を小さくすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ピラー構造が運転席側のフロントピラーに対して適用された車両の車室前部を車両左方側から見た斜視図である。 図1のF2−F2線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 図1のF3−F3線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 運転席乗員及び助手席乗員が運転席側のフロントピラーを見た場合の視線の方向について説明するための概略的な平断面図である。 第1骨格部の後端コーナー部及び第2骨格部の前端コーナー部が面取り状に形成されていない場合の助手席乗員の視界について説明するための図3に対応した断面図である。
本発明の実施形態に係る車両用ピラー構造10について、図1〜図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印RH(OUT)は、車両の前方(進行方向)、上方、右方(車幅方向の外方)をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。また、各図においては、図面を見易くする関係から、一部の符号を省略している場合がある。
(構成)
図1〜図3に示されるように、本発明の実施形態に係る車両用ピラー構造10は、右ハンドル仕様の車両12における車幅方向一側(図示しない運転席側)のフロントピラー14に対して適用されている。このフロントピラー14は、本発明における「ピラー」に相当しており、車両12のフロントウインドシールド16に対して右側(車幅方向一側)に配置されている。このフロントピラー14は、ピラーフレーム18と、ピラーガラスアウタ34と、ピラーガラスインナ36と、ピラーガーニッシュ50とを主要部として構成されている。ピラーガラスアウタ34及びピラーガラスインナ36は、本発明における「透明部」に相当する。なお、本発明に係る車両用ピラー構造が、左ハンドル仕様の車両のフロントピラーに対して適用される場合、本実施形態とは左右対称の構成となる。
ピラーフレーム18は、例えば超高張力鋼板からなるピラーアウタパネル20とピラーインナパネル22とが互いに接合されて形成されており、図示しないフロントピラーロアとフロントヘッダとの間に架け渡されている。このピラーフレーム18は、フロントウインドシールド16の右端部(車幅方向一側の端部)に沿って延在する第1骨格部24と、当該第1骨格部24に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間28をあけて設けられ、第1骨格部に沿って延在する第2骨格部26とを備えている。これらの第1骨格部24及び第2骨格部26は、フロントピラー14の骨格を構成しており、車両上方側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜している。
第1骨格部(第1柱)24は、中空の柱状に形成されており、長手方向(延在方向)から見て略矩形状の閉断面を形成している。具体的には、第1骨格部24は、当該第1骨格部24の前面を形成する前側壁24Aと、前側壁24Aの車幅方向外側端部から車両後方側かつ車幅方向内側へ延びる外側壁24Bと、外側壁24Bの後端部(車幅方向内側端部)から車両前方側かつ車幅方向内側へ延びる後側壁24Cと、後側壁24Cの車幅方向内側端部から車両前方側かつ車幅方向外側へ延びる内側壁24Dとを有しており、内側壁24Dの前端部(車幅方向外側端部)が前側壁24Aの車幅方向内側端部に繋がっている。後側壁24C及び内側壁24Dは、第1骨格部24の長手方向視において、前側壁24A及び外側壁24Bよりも断面の長さが短く設定されている。
前側壁24Aは、ピラーアウタパネル20によって構成されており、外側壁24B、後側壁24C及び内側壁24Dは、ピラーインナパネル22によって構成されている。前側壁24Aは、概ね車幅方向に沿って延在しているが、第1骨格部24の長手方向から見た断面が略クランク状に曲がっている。この前側壁24Aは、車幅方向外側の部位が車幅方向内側の部位よりも車両前方側へ突出している。
また、外側壁24Bは、車幅方向外側へ向かうほど車両前方側へ向かうように傾斜した外側壁本体24B1と、外側壁本体24B1の後端部から車幅方向内側かつ若干車両後方側へ延びる第1面取り部24B2とによって構成されている。第1面取り部24B2は、外側壁本体24B1に対して車幅方向内側に屈曲しており、外側壁本体24B1よりも車幅方向に対する傾斜角度が小さく設定されている。この第1面取り部24B2は、第1骨格部24の後端に設けられたコーナー部である後端コーナー部25に形成されており、第1骨格部24の長手方向視において外側壁本体24B1よりも断面の長さが短く設定されている。なお、上記の後端コーナー部25は、第2骨格部26と対向したコーナー部である。
第2骨格部(第2柱)26は、第1骨格部24と同様に、中空の柱状に形成されており、長手方向(延在方向)から見て略矩形状の閉断面を形成している。具体的には、第2骨格部26は、当該第2骨格部26の前面を形成する前側壁26Aと、前側壁26Aの車幅方向外側端部から車両後方側かつ若干車幅方向外側へ延びる外側壁26Bと、外側壁26Bの後端部から車幅方向内側かつ若干車両後方側へ延びる後側壁26Cと、後側壁26Cの車幅方向内側端部から車両前方側かつ若干車幅方向内側、及び車両後方側かつ若干車幅方向外側へ延びる内側壁26Dとを有しており、内側壁26Dの前端部が前側壁26Aの車幅方向内側端部に繋がっている。外側壁26B及び内側壁26Dは、第2骨格部26の長手方向視において、前側壁26A及び後側壁26Cよりも断面の長さが短く設定されている。内側壁26Dは、後側壁26Cよりも車両後方側へ突出している。この突出部には、フロントサイドドア30とフロントピラー14との間をシールするゴム製のオープニングウェザストリップ32が取り付けられている。
前側壁26A及び内側壁26Dは、ピラーインナパネル22によって構成されており、後側壁26C及び外側壁26Bは、ピラーアウタパネル20によって構成されている。後側壁26Cは、概ね車幅方向に沿って延在しているが、第2骨格部26の長手方向から見た断面が略クランク状に曲がっている。この後側壁26Cは、車幅方向内側の部位が車幅方向外側の部位よりも車両後方側へ突出している。
また、前側壁26Aは、車幅方向外側へ向かうほど車両前方側へ向かうように傾斜した前側壁本体26A1と、前側壁本体26A1の前端部から車幅方向外側かつ若干車両前方側へ延びる第2面取り部24A2とによって構成されている。第2面取り部24A2は、前側壁本体26A1に対して車幅方向外側へ屈曲しており、前側壁本体26A1よりも車幅方向に対する傾斜角度が小さく設定されている。この第2面取り部24A2は、第2骨格部26の前端に設けられたコーナー部である前端コーナー部27に形成されており、第2骨格部26の長手方向視において前側壁本体26A1よりも断面の長さが短く設定されている。なお、上記の前端コーナー部27は、第1骨格部24と対向したコーナー部である。
一方、ピラーガラスアウタ34及びピラーガラスインナ36は、例えば無機ガラス又は高強度透明樹脂からなり、透明な板状に形成されている。なお、高強度透明樹脂としては、例えばガラス繊維によって強化されたポリカーカーボネート(PC−GF)や、セルロース・ナノ・ファイバーによって強化されたポリカーボネート(PC−CNF)等が挙げられる。これらのピラーガラスアウタ34及びピラーガラスインナ36は、第1骨格部24と第2骨格部26との間に架け渡されている。
具体的には、ピラーガラスアウタ34は、第1骨格部24及び第2骨格部26の車外側に配置されており、フロントピラー14の車外側の意匠面を形成している。このピラーガラスアウタ34は、フロントピラー14の長手方向と直交する方向を板厚方向として配置されており、車両前方側へ向かうほど車幅方向内側へ向かうように傾斜している。このピラーガラスアウタ34は、フロントピラー14の長手方向から見て車幅方向外側かつ車両前方側へ凸をなす湾曲形状に形成されている。
ピラーガラスアウタ34の前端部は、第1骨格部24の前側壁24Aに対して車幅方向外側かつ車両前方側に配置されており、ウレタンシーラント等の接着剤38を介して前壁部24Aに接合されている。この接着剤38の車両後方側には、クッションゴム40が設けられており、当該クッションゴム40によって前壁部24Aとピラーガラスアウタ34の前端部との間の隙間が塞がれている。また、ピラーガラスアウタ34の前端部とフロントウインドシールド16との間の隙間は、フロントウインドシールド16の外周部に装着されたゴム製のウインドシールドモールディング42によって塞がれている。
ピラーガラスアウタ34の後端部は、第2骨格部26の外側壁26Bに対して車幅方向外側に配置されており、ウレタンシーラント等の接着剤44を介して外側壁26Bに接合されている。この接着剤44の車両前後方向の両側には、クッションゴム46、48が設けられており、これらのクッションゴム46、48によって外側壁26Bとピラーガラスアウタ34の後端部との間の隙間が塞がれている。
ピラーガラスインナ36は、第1骨格部24及び第2骨格部26の車外側に配置されており、フロントピラー14の車内側の意匠面を形成している。このピラーガラスインナ36は、フロントピラー14の長手方向と直交する方向を板厚方向として配置されており、車両前方側へ向かうほど車幅方向内側へ向かうように傾斜している。このピラーガラスインナ36の前後方向両端部は、ピラーガラスアウタ34と同等の厚さに形成されている。ピラーガラスインナ36の前後方向中間部は、ピラーガラスアウタ34よりも厚く形成されており、第1骨格部24と第2骨格部26との間に一部が嵌合している。
ピラーガラスインナ36の前端部は、第1骨格部24の後側壁24Cに対して車両幅方向内側かつ車両後方側に配置されており、両面粘着テープ(符号省略)を用いて後側壁24Cに接合されている。ピラーガラスインナ36の後端部は、第2骨格部26の内側壁26Dに対して車幅方向内側に配置されており、両面粘着テープ(符号省略)を用いて内側壁26Dに接合されている。
一方、ピラーガーニッシュ50は、例えば樹脂によって形成されており、フロントピラー14の車内側の意匠面を形成している。このピラーガーニッシュ50は、第1骨格部24を車幅方向内側から覆った第1ピラーガーニッシュ部52と、第2骨格部26を車幅方向内側かつ車両後方側から覆った第2ピラーガーニッシュ部54とを有している。第1ピラーガーニッシュ部52と第2ピラーガーニッシュ部54との間には、開口56が形成されている。この開口56は、フロントピラー14の長手方向に沿って延在しており、ピラーガラスインナ36を車内側に露出させている。
第1ピラーガーニッシュ部52は、フロントピラー14の長手方向視で断面略L字状に形成されている。この第1ピラーガーニッシュ部52は、第1骨格部24の内側壁24Dに対して車幅方向内側に配置され、当該内側壁24Dに沿って延在する前方部52Aと、前方部52Aの後端部から第1骨格部24の後側壁24Cに沿って車両後方側かつ車幅方向外側へ延びる後方部52Bとによって構成されている。後方部52Bと後側壁24Cとの間には、ピラーガラスインナ36の前端部が介在しており、後方部52Bは、両面粘着テープ(符号省略)を用いてピラーガラスインナ36の前端部に接合されている。
第2ピラーガーニッシュ部54は、フロントピラー14の長手方向視で車幅方向外側が開放された断面略C字状に形成されている。この第2ピラーガーニッシュ部54は、第2骨格部26の前側壁本体26A1と同一面を形成するように延在した前方部54Aと、前方部54Aの車幅方向内側端部から車両後方側へ延びる中間部54Bと、中間部54Bの後端部から車幅方向外側へ延びる後方部54Cとによって構成されている。前方部54Aの車幅方向外側端部と第2骨格部26の内側壁26Dとの間には、ピラーガラスインナ36の後端部が介在しており、前方部54Aは、両面粘着テープ(符号省略)を用いてピラーガラスインナ36の後端部に接合されている。また、第2骨格部26の内側壁26Dと後方部54Cとの間の隙間は、前述したオープニングウェザストリップ32によって塞がれている。
ここで、上記構成のフロントピラー14では、前述したように、第2骨格部26が第1骨格部24に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間28をあけて設けられている。そして、第1骨格部24と第2骨格部26との間には、透明に形成されたピラーガラスアウタ34及びピラーガラスインナ36が架け渡されている。これにより、図4に概略的に示されるように、運転席乗員P1(車幅方向一側の乗員)及び助手席乗員P2(車幅方向他側の乗員)は、第1骨格部24と第2骨格部26との間の隙間28から車両12の外側を視認可能とされている。
なお、図4には、運転席乗員P1及び助手席乗員P2のアイポイントEP1、EP2の高さにおける第1骨格部24及び第2骨格部26の平断面を概略的に図示している。この図4では、フロントピラー14における第1骨格部24及び第2骨格部26以外の構成部材の図示を省略している。この図4における第1骨格部24及び第2骨格部26の平断面は、図3における第1骨格部24及び第2骨格部26の平断面と対応している。
また、本実施形態において運転席乗員P1のアイポイントEP1は、運転席乗員P1の両眼を結ぶ直線の中央点であり、助手席乗員P2のアイポイントEP2は、助手席乗員P2の両眼を結ぶ直線の中央点であるとする。また、本実施形態において運転席乗員P1及び助手席乗員P2は、AM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)と同等の体格を有しており、標準的な着座姿勢で運転席(図示省略)及び助手席PS(図1参照)に着座しているものとする。
また、図3及び図4において、破線G1は、運転席乗員P1がフロントピラー14を見た場合の運転席乗員P1の視線を示しており、破線G2は、助手席乗員P2がフロントピラー14を見た場合の助手席乗員P2の視線を示している。また、図4において、矢印D1は、運転席乗員P1がフロントピラー14を見た場合の視線G1の方向を示しており、矢印D2は、助手席乗員P2がフロントピラー14を見た場合の視線G2の方向を示している。
図3及び図4に示されるように、本実施形態では、第1骨格部24及び第2骨格部26は、平断面視において、運転席乗員P1から見た方向D1を長手とする長尺状に形成されている。そして、第1骨格部24の外側壁本体24B1、及び第2骨格部26の前側壁本体26A1は、運転席乗員P1から見た方向D1に沿って延びている。
なお、図3において、矢印ST1を介して隣り合う一対の破線G1の間の領域は、運転席乗員P1から見てフロントピラー14が透明に見える領域であり、矢印OP11を介して隣り合う一対の破線G1の間の領域、及び矢印OP12を介して隣り合う一対の破線G1の間の領域は、運転席乗員P1から見てフロントピラー14が不透明に見える領域である。以下、運転席乗員P1から見てフロントピラー14が不透明に見える領域を、「不透明領域OP11、OP12」と称する。
また、図3において、矢印ST2を介して隣り合う一対の破線G2の間の領域は、助手席乗員P2から見てフロントピラー14が透明に見える領域であり、矢印OP21を介して隣り合う一対の破線G2の間の領域、及び矢印OP22を介して隣り合う一対の破線G2の間の領域は、助手席乗員P2から見てフロントピラー14が不透明に見える領域である。以下、助手席乗員P2から見てフロントピラー14が透明に見える領域を、「透明領域ST2」と称し、助手席乗員P2から見てフロントピラー14が不透明に見える領域を、「不透明領域OP21、OP22」と称する。
また、本実施形態では、第1骨格部24の後端コーナー部25は、第1面取り部24B2が形成されることにより面取り状に形成されている。同様に、第2骨格部26の前端コーナー部27は、第2面取り部26A2が形成されることにより面取り状に形成されている。つまり、後端コーナー部25は、第1面取り部24B2が形成されることにより、第1骨格部24の閉断面の内側へ凹んで(引っ込んで)おり、前端コーナー部27は、第2面取り部26A2が形成されることにより、第2骨格部26の閉断面の内側へ凹んで(引っ込んで)いる。
なお、本実施形態では、後端コーナー部25及び前端コーナー部27が、何れもC面取り状に形成されているが、これに限らず、後端コーナー部25及び前端コーナー部27が、R面取り状に形成された構成にしてもよい。つまり、第1面取り部24B2及び第2面取り部26A2がフロントピラー14の長手方向視で湾曲した構成にしてもよい。
また、本実施形態では、第1面取り部24B2及び第2面取り部26A2は、助手席乗員P2から見た方向D2に沿って延びている。これにより、後端コーナー部25及び前端コーナー部27が、助手席乗員P2から見た方向D2に沿った面取り状に形成されている。また、本実施形態では、第1ピラーガーニッシュ部52の後端部52B1は、助手席乗員P2から見て第1骨格部24の後端コーナー部25とラップするように配置されている。具体的には、第1ピラーガーニッシュ部52の後端部52B1は、助手席乗員P2から見た場合に、第1骨格部24の後端コーナー部25よりも車両後方側に突出しないように形成されており、隙間28とラップしないように配置されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用ピラー構造10では、車両12のフロントウインドシールド16における右側(運転席側)の端部に沿って延在する第1骨格部24と、当該第1骨格部24に沿って延在する第2骨格部26とが、フロントピラー14の骨格を構成している。これらの第1骨格部24及び第2骨格部26は、長手方向視で閉断面を形成している。これにより、上記各骨格部24、26が閉断面化されていない構成と比較して、フロントピラー14の強度を向上させることができる。
また、第2骨格部26は、第1骨格部24に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間28をあけて設けられており、第1骨格部24と第2骨格部26との間には、透明に形成されたピラーガラスアウタ34及びピラーガラスインナ36が架け渡されている。これにより、運転席乗員P1は、上記の隙間28から車両12の外側を視認することができるので、運転席乗員P1の死角(運転席乗員P1が車外を視認できない領域)を小さくすることができる。
しかも、第1骨格部24の後端コーナー部25及び第2骨格部26の前端コーナー部27が面取り状に形成されている。これにより、助手席乗員P2から見た隙間28の幅が拡大されているので、助手席乗員P2の死角(助手席乗員P2が車外を視認できない領域)も小さくすることができる。つまり、第1骨格部24の後端コーナー部25及び第2骨格部26の前端コーナー部27が面取り状に形成されていない場合、例えば図5に示される比較例10’のように、フロントピラー14において二点鎖線A1、A2で示される領域がそれぞれ不透明な部分となる。この場合、助手席乗員P2から見た隙間28の幅が本実施形態よりも大幅に縮小し、助手席乗員P2の死角が大きくなるが、本実施形態ではこれを回避することができる。
また、本実施形態では、運転席側のフロントピラー14の骨格を構成する第1骨格部24及び第2骨格部26が、平断面視において、運転席乗員P1から見た方向を長手とする長尺状に形成されている。これにより、運転席乗員P1から見た上記各骨格部24、26の幅が狭くなっているので、運転席乗員P1の死角を一層小さくすることができる。
さらに、本実施形態では、第1骨格部24の後端コーナー部25及び第2骨格部26の前端コーナー部27が、助手席乗員P2から見た方向D2に沿った面取り状に形成されている。これにより、助手席乗員P2から見た上記各骨格部24、26間の隙間28の幅を、効率的に拡大することができるので、助手席乗員P2の死角を効率的に小さくすることができる。
また、本実施形態では、第1骨格部24がピラーガーニッシュ50の第1ピラーガーニッシュ部52によって車幅方向内側から覆われている。この第1ピラーガーニッシュ部52の後端部52B1は、助手席乗員P2から見て第1骨格部24の後端コーナー部25とラップしている。これにより、助手席乗員P2の視界が第1ピラーガーニッシュ部52によって妨げられることを防止又は抑制できる。
なお、上記実施形態では、後端コーナー部25及び前端コーナー部27の両方が面取り状に形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、後端コーナー部25及び前端コーナー部27の何れか一方のみが面取り状に形成された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、第1ピラーガーニッシュ部52が前方部52Aと後方部52Bとによって構成された場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、第1ピラーガーニッシュ部52が、後方部52Bの後端部52B1から第1骨格部24の外側壁24B1に沿って車幅方向外側かつ車両前方側へ延出された部位を有し、当該部位によって外側壁24B1が覆われた構成にしてもよい。その場合、ピラーガラスインナ36が省略された構成になる。またその場合、第1ピラーガーニッシュ部52における上記の部位と後方部52Bとの間のコーナー部を面取り状に形成することが好ましい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用ピラー構造
12 車両
14 フロントピラー
16 フロントウインドシールド
24 第1骨格部
25 後端コーナー部
26 第2骨格部
27 前端コーナー部
34 ピラーガラスアウタ(透明部)
36 ピラーガラスインナ(透明部)
52 第1ピラーガーニッシュ部
52B1 後端部

Claims (2)

  1. 車両のフロントウインドシールドにおける運転席側の端部に沿って延在し、ピラーの骨格を構成する第1骨格部と、
    前記第1骨格部に対して車両後方側かつ車幅方向外側に隙間をあけて設けられ、前記第1骨格部に沿って延在し、前記骨格を構成する第2骨格部と、
    透明に形成されて前記第1骨格部と前記第2骨格部との間に架け渡された透明部と、
    を備え、
    前記第1骨格部及び前記第2骨格部がそれぞれ長手方向視で閉断面を形成しており
    前記第1骨格部及び前記第2骨格部は、平断面視において、運転席乗員から見た方向を長手とする長尺状に形成されており、
    前記第1骨格部の後端コーナー部及び前記第2骨格部の前端コーナー部のうちの少なくとも一方が、助手席乗員から見た方向に沿った面取り状に形成されている車両用ピラー構造。
  2. 前記第1骨格部を車幅方向内側から覆った第1ピラーガーニッシュ部を有し、
    前記第1ピラーガーニッシュ部の後端部は、助手席乗員から見て前記第1骨格部の前記後端コーナー部とラップしている請求項1に記載の車両用ピラー構造。
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