JP6563832B2 - 車両用ピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ピラー構造に関する。
下記特許文献1に記載のピラー構造では、フロントピラーが透明材のピラー部と、該ピラー部を保持するフロントピラーフレームと、を含んで構成されている。また、フロントピラーフレームは、略枠状のフロントピラーインナパネル及びフロントピラーアウタパネルを含んで構成されている。さらに、フロントピラーインナパネルは、フロントピラーインナパネルにおける一対の縦壁に架け渡された補強壁(補強部)を有している。これにより、フロントピラーインナパネルを補強することができると共に、ピラー部を補強することができる。
特開2006−273057号公報
しかしながら、上記ピラー構造では、上述のように、フロントピラーインナパネルが、一対の縦壁に架け渡された補強壁を有しているため、運転者がピラー部を通して車両外側を視認するときには、運転者の視界が補強壁によって遮られる領域が発生する。このため、上記ピラー構造では、運転者のピラー部を通した視認性を向上するという点において、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、ピラー部を補強しつつ運転者のピラー部を通した視認性を向上することができる車両用ピラー構造を提供することが目的である。
請求項1に記載の車両用ピラー構造は、ウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在された中空構造とされ、車幅方向内側部分及び車幅方向外側部分を構成する一対の側部が不透明材で構成され、前記一対の側部の間の部分を構成すると共に車両外側と車両内側とにそれぞれ配置され且つ透明材で構成された外側透明部と内側透明部を有するピラー部と、不透明材で構成されると共に、一対の前記側部に架け渡され且つ前記外側透明部と一体に形成され後面を除いた部分又は全体が前記外側透明部のみに埋設されて前記ピラー部を補強する補強部と、を備え、車幅方向内側から見た断面視で、前記補強部の上面及び下面が車両前後方向に沿って延在され、又は前記補強部の上面及び下面が車両前後方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜されている。
請求項1に記載の車両用ピラー構造では、ピラー部が、ウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在された中空構造とされている。また、ピラー部の車幅方向内側部分及び車幅方向外側部分を構成する一対の側部は、不透明材で構成されており、一対の側部の間の部分が、車両外側と車両内側とにそれぞれ配置され透明材で構成された外側透明部及び内側透明部とされている。また、不透明材で構成された補強部が、ピラー部の一対の側部に架け渡されて、外側透明部と一体に形成され後面を除いた部分又は全体が前記外側透明部のみに埋設されている。これにより、補強部によってピラー部が補強されている。なお、以下の説明では、便宜上、車室の前部に配置されたウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在されたピラー部をフロントピラー部と称し、車室の後部に配置されたウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在されたピラー部をリヤピラー部と称する。
ここで、車幅方向内側から見た断面視で、補強部の上面及び下面が、車両前後方向に沿って延在されている。このため、車幅方向内側から見た断面視で、補強部の上面及び下面が、仮に車両前側へ向かうに従い車両上側(又は車両下側)へ傾斜された場合と比べて、車両上下方向における補強部の高さを低くしつつ、上記断面視での補強部の断面積を確保することができる。これにより、運転者の視界を妨げる補強部の車両上下方向の高さが高くなることを抑制しつつ、補強梁としての補強機能を確保することができる。
または、車幅方向内側から見た断面視で、補強部の上面及び下面が、車両前後方向外側(フロントピラー部では、車両前側であり、リヤピラー部では、車両後側)へ向かうに従い車両下側へ傾斜されている。このため、運転者のアイポイントよりも車両下側に配置された補強部において、補強部の上面及び下面を運転者の視線に対して略平行に設定することができる。これにより、運転者のアイポイントよりも下側に配置された補強部の周辺を通して運転者が車両外側を視認したときの、運転者の視認性を向上することができる。
請求項2に記載の車両用ピラー構造は、請求項1に記載の車両用ピラー構造において、車幅方向内側から見た断面視で、前記補強部が車両上側へ向かうに従い車両前後方向内側へ傾斜して配置されている。
請求項2に記載の車両用ピラー構造は、車幅方向内側から見た断面視で、補強部が車両上側へ向かうに従い車両前後方向内側(フロントピラー部では、車両後側であり、リヤピラー部では、車両前側)へ傾斜して配置されている。そして、ピラー部は、一般に、車両上側へ向かうに従い車両前後方向内側へ傾斜して配置されている。このため、補強部の車両前後方向外側面を、ピラー部の車両外側の表面と平行に配置させることができる。これにより、補強部がピラー部の車両外側の表面に沿って延在されるようになるため、車両の意匠性を向上することができる。
請求項3に記載の車両用ピラー構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ピラー構造において、前記外側透明部及び前記内側透明部はガラス繊維強化樹脂で構成され、前記側部及び前記補強部は炭素繊維強化樹脂で構成されており、前記補強部全体が前記外側透明部に埋設されている。
請求項3に記載の車両用ピラー構造では、外側透明部及び内側透明部はガラス繊維強化樹脂で構成され、側部及び補強部が炭素繊維強化樹脂で構成されているため、外側透明部及び内側透明部と、側部と、を容易に一体化することができると共に、外側透明部と、補強部と、を容易に一体化することができる。また、補強部は全体が外側透明部に埋設されているため、外側透明部の車両外側の表面(すなわち、意匠面)を透明材のみによって構成することができる。このため、車両の意匠性を効果的に向上することができる。
請求項に記載の車両用ピラー構造は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両用ピラー構造において、前記補強部は、車幅方向内側から見た断面視で、上下方向中間部の厚み寸法が略均一とされると共に、上端部の厚み寸法が上端側へ向かうに従い小さくなるように且つ下端部の厚み寸法が下端側へ向かうに従い小さくなるように構成されている。
請求項1に記載の車両用ピラー構造によれば、ピラー部を補強しつつ運転者のピラー部を通した視認性を向上することができる。
請求項2及び請求項3に記載の車両用ピラー構造によれば、車両の意匠性を向上することができる。
図1は、本実施の形態に係る車両用ピラー構造が適用されたフロントピラーの補強梁を示す車幅方向内側から見た断面図(図4の1−1線断面図)である。 図2は、図1に示されるフロントピラーを備えた自動車のキャビン内の前部を示す模式的な平面図である。 図3は、図2に示される自動車の全体を示す右側から見た側面図である。 図4は、図3に示されるピラー部を示す車両上側から見た平断面図(図3の4−4線断面図)である。 図5は、図4に示される外側壁及び補強梁を模式的に示す車幅方向内側から見た側面図である。 図6は、図1に示される補強梁の高さと断面積との関係を説明するための説明図である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る車両用ピラー構造Sについて説明する。なお、図面において、適宜示される矢印FRは、車両用ピラー構造Sが適用されたフロントピラー30を備えた車両(自動車)Vの車両前側を示し、矢印UPは車両上側を示し、矢印RHは車両右側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両左右方向(車幅方向)の左右、を示すものとする。
以下、始めに自動車Vの概略構成について説明する。図2には、自動車VにおけるキャビンC内(車室内)の前部が模式的な平面図にて示されている。この図に示されるように、キャビンCの前部における右側部には、運転席用の車両用シート10が配設されている。この車両用シート10は、乗員P(以下、運転者Pという)が着座するシートクッション10Aと、運転者Pの背部を支えるシートバック10Bと、を含んで構成されており、シートバック10Bの下端部がシートクッション10Aの後端部に連結されている。
また、キャビンCの前部における左側部には、助手席用の車両用シート12が配設されている。この車両用シート12は、車両用シート10と同様に、シートクッション12Aと、シートバック12Bと、を含んで構成されている。以上により、自動車Vは、右ハンドル仕様の車両とされている。
自動車VのキャビンCの前端部には、ウィンドシールドガラス14(以下、「WSガラス14」という)が設けられている。このWSガラス14は、透明板状に形成されると共に、側面視で上側へ向かうに従い後側へ傾斜して配置されている(図3参照)。また、WSガラス14は、車幅方向の中央部が前側へ凸に若干膨らむ湾曲形状に形成されている。そして、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aが、後述するフロントピラー30のピラー部32に保持されている。また、WSガラス14の下端部は、車幅方向に沿って延在されたカウル16に接着剤(図示省略)によって固定されている。なお、カウル16は、キャビンCの前部を構成する図示しないダッシュパネルの上端部に沿って配設されている。また、WSガラス14の上端部は、キャビンCの上部を構成するルーフ18の前端部において、車幅方向に沿って配設されたフロントヘッダ20に接着剤(図示省略)によって固定されている。
また、図3に示されるように、キャビンCの側部には、透明板状のサイドドアガラス22が設けられている。そして、サイドドアガラス22の前端部22AとWSガラス14の車幅方向外側端部14Aとの間に、フロントピラー30が配設されている。
次に、本発明の要部であるフロントピラー30について説明する。図2に示されるように、フロントピラー30は、キャビンCの前部に配置されたWSガラス14の車幅方向両側にそれぞれ設けられている。このため、本実施の形態では、車両前側が、本発明における「車両前後方向外側」に対応し、車両後側が、本発明における「車両前後方向内側」に対応する。そして、運転席側(右側)のフロントピラー30に、本実施の形態の車両用ピラー構造Sが適用されている。このため、以下の説明では、主として右側のフロントピラー30について説明する。
フロントピラー30は樹脂製とされている。また、フロントピラー30は、中空柱状を成すピラー部32を有しており、ピラー部32は、WSガラス14の車幅方向外側に配置されて、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aに沿って延在されている。そして、ピラー部32の上端部が、フロントヘッダ20にブラケット等を介して固定されている。また、ピラー部32の下端部が、略上下方向に延在された金属製のフロントピラーロア(図示省略)の上端部に固定されている。
ピラー部32は、上述のように、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aに沿って延在されている。このため、ピラー部32は、側面視で上側へ向かうに従い後側へ傾斜して配置されると共に、運転者Pから見て、前側且つ車幅方向外側(右側)に配置されている。これにより、ピラー部32に対して前側且つ車幅方向外側の運転者Pの視界がピラー部32によって遮られるが、後述するように、ピラー部32は透明の樹脂材によって構成された透明部44(図4参照)を有しているため、運転者Pが該透明部44を通して車両外側を視認できるように構成されている。
図4に示されるように、ピラー部32は、平断面視で、略車幅方向を長手方向とする略楕円形状の閉断面34を有する中空構造に構成されている。具体的には、ピラー部32は、ピラー部32における車両外側の壁部を構成する外側壁36と、ピラー部32におけるキャビンC側の壁部を構成する内側壁38と、を含んで構成されている。また、ピラー部32は、外側壁36及び内側壁38を連結する第1側壁40及び第2側壁42を有している。そして、本実施の形態では、ピラー部32の一般板厚が、一例として5mmに設定されている。
外側壁36は、平断面視で、車両外側(詳しくは、前斜め右側)へ凸に若干膨らむ湾曲状に形成されている。一方、内側壁38は、平断面視で、車幅方向外側へ向かうに従い後側へ略直線状に傾斜して配置されている。
また、ピラー部32における車幅方向内側(換言すると、WSガラス14側)部分を構成する第1側壁40は、平断面視で、前側且つ車幅方向内側へ開放された略逆L字形状に形成されている。そして、第1側壁40における外側壁36に接続される壁部(車両外側の部分を構成する壁部)が第1アウタ側壁40Aとされており、第1側壁40における内側壁38に接続される壁部(キャビンC側の部分を構成する壁部)が第1インナ側壁40Bとされている。第1アウタ側壁40Aは、WSガラス14に対して車幅方向外側において、平断面視でWSガラス14の板厚方向に対して略直交する方向を板厚方向として配置されている。換言すると、第1アウタ側壁40Aは、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aの端面と略平行に配置されている。一方、第1インナ側壁40Bは、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aに対してキャビンC側(後側)に配置されて、WSガラス14の板厚方向においてWSガラス14と対向して配置されている。
第1インナ側壁40BにおけるWSガラス14と対向する面には、ウレタンシーラント等の接着剤60が直接塗布されており、当該接着剤60を介して、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aが第1インナ側壁40Bに保持されている。この接着剤60は、伸縮性を有しており、WSガラス14とフロントピラー30との間をシールすると共に伸縮性を利用して気温の変化によるWSガラス14とフロントピラー30との伸縮差を吸収するようになっている。さらに、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aと第1インナ側壁40Bとの間には、接着剤60に対して車幅方向外側の位置において、モールディング62が配設されている。そして、当該モールディング62によってWSガラス14と第1インナ側壁40Bとの間が埋められるようになっている。
一方、ピラー部32における車幅方向外側(換言すると、サイドドアガラス22側)部分を構成する第2側壁42は、平断面視で、後側且つ車幅方向外側へ開放された略L字形状に形成されている。換言すると、第2側壁42は、外側壁36及び内側壁38の車幅方向外側端に対してピラー部32の閉断面34の内側へ張出されている。そして、第2側壁42における外側壁36に接続される壁部が第2アウタ側壁42Aとされており、第2側壁42における内側壁38に接続される壁部が第2インナ側壁42Bとされている。
また、第2側壁42には、帯状のステンレス鋼等を折り曲げて形成されたリテーナ64が設けられており、当該リテーナ64は平断面視で車幅方向外側且つ後側へ開口された略U字状に形成されている。そして、当該リテーナ64の底壁が、図示しないネジ等の締結部材によって第2アウタ側壁42Aに固定されている。また、リテーナ64には、ドアシール66が装着されている。このドアシール66は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等の弾性部材で形成されている。これにより、ドアシール66が、リテーナ64を介して第2側壁42に保持されると共に、サイドドアガラス22の前端部22Aがドアシール66を介して第2側壁42に保持される構成になっている。
ここで、フロントピラー30(ピラー部32)は、透明材(本実施の形態では、ガラス繊維強化樹脂であり、例えば、曲げ強度が120MPaのガラス繊維入りのポリカーボネート)によって構成された透明部44と、不透明材(本実施の形態では、炭素繊維強化樹脂であり、例えば、曲げ強度が400MPaの炭素繊維入りのポリカーボネート)によって構成された不透明部46と、を含んで構成されている。
具体的には、透明部44は、外側壁36における幅方向中間部(具体的には、外側壁36の車幅方向内側端部36A及び車幅方向外側端部36Bを除く部分)を構成しており、この外側壁36に形成された透明部44が外側透明部44Aとされている。そして、外側透明部44Aが、ピラー部32の長手方向全体に亘って延在されている。また、透明部44は、内側壁38における幅方向中間部(具体的には、内側壁38の車幅方向内側端部38A及び車幅方向外側端部38Bを除く部分)を構成しており、この内側壁38に形成された透明部44が内側透明部44Bとされている。そして、内側透明部44Bが、ピラー部32の長手方向全体に亘って延在されている。
また、ピラー部32では、外側透明部44A及び内側透明部44Bを除く部分が、不透明部46とされており、外側透明部44A及び内側透明部44Bと不透明部46とが一体に形成されている。具体的には、ピラー部32の車幅方向内側の側部48A(詳しくは、第1側壁40、外側壁36の車幅方向内側端部36A、及び内側壁38の車幅方向内側端部38Aによって構成された部分)及びピラー部32の車幅方向外側の側部48B(詳しくは、第2側壁42、外側壁36の車幅方向外側端部36B、及び内側壁38の車幅方向外側端部38Bによって構成された部分)が、不透明部46として構成されている。
また、外側透明部44A及び内側透明部44Bは、運転者Pから見て互いにラップして配置されている。すなわち、運転者PのアイポイントEP(図2に示されるように、運転者Pの両眼の中間点であり、運転者Pの両眼を結ぶ線の中央点)の位置における平断面視で、アイポイントEPとピラー部32との対向方向(図4に示される矢印OUT方向及び矢印IN方向参照)において、外側透明部44A及び内側透明部44Bが対向して配置されている。これにより、運転者Pが外側透明部44A及び内側透明部44Bを通して車両外側を視認できるように構成されている。なお、運転者PのアイポイントEPの位置は、例えば、ダミー(一例として、欧米人型男性の体格の小さいほうから50%をカバーするAM50のダミー)を用いて、車両用シート10に着座したダミーの運転姿勢におけるアイポイントEPの位置に基づいて設定される。そして、図4は、運転者PのアイポイントEPの位置における平断面図として図示されている。さらに、運転者Pが、ピラー部32を通して車両外側を視認できるよう、ガラス繊維強化樹脂で構成された外側壁36(外側透明部44A)及び内側壁38(内側透明部44B)における可視光の透過率が、一例として50%以上に設定されている。一方、炭素繊維強化樹脂で構成された不透明部46における可視光の透過率が、一例として50%よりも低く設定されている。また、運転者PのアイポイントEPの位置における平断面視で、外側透明部44A及び内側透明部44Bの幅寸法W1(運転者PのアイポイントEPとピラー部32との対向方向に対して直交する方向に沿った方向の寸法)が、一例として65mmに設定されている。
また、ピラー部32の外側壁36には、「補強部」としての補強梁50が一体に形成されており、補強梁50は、外側壁36に埋設されている。この補強梁50は、ピラー部32の側部48Aと側部48Bとの間(具体的には、外側壁36の車幅方向内側端部36Aと車幅方向外側端部36Bとの間)に架け渡されて、外側壁36の車両外側の表面に沿って略直線状に延在されている(図5参照)。そして、補強梁50は、ピラー部32の側部48A及び側部48Bを構成する炭素繊維強化樹脂と同一の黒色(不透明)の炭素繊維強化樹脂によって構成されている。すなわち、補強梁50は、外側壁36(外側透明部44A)及び内側壁38(内側透明部44B)よりも、曲げ強度の高い材料で構成されている。また、補強梁50の形状(延在方向、幅寸法W2(図1参照)、厚み寸法T(図2参照)等)は、トポロジー解析等の手法を用いて設定されており、補強梁50の厚み寸法Tが、一例として4mmに設定されている。
さらに、図1に示されるように、車幅方向内側から見た補強梁50の断面は、四角形状(より詳しくは、ひし形状)に形成されている。具体的には、補強梁50は、外側壁36(すなわち、外側透明部44A)の表面と平行に配置された前面(車両前後方向外側面)50Aと、前面50Aと平行に配置された後面(車両前後方向内側面)50Bと、有しており、前面50A及び後面50Bが、上側へ向かうに従い後側へ傾斜して配置されている。また、補強梁50は、後面50Bの上端から車両前後方向に沿って前側へ延出された上面50Cと、前面50Aの下端から車両前後方向に沿って後側へ延出された下面50Dと、を有している。すなわち、車幅方向内側から見た断面視で、上面50C及び下面50Dが、平行に配置されて、上面50Cと後面50Bとの成す角度θ1及び下面50Dと前面50Aとの成す角度θ2が、鋭角に設定されている。
そして、補強梁50の厚み方向は、車幅方向内側から見た断面視で、前面50Aに対して直交する方向とされている。これにより、補強梁50おける上端部50U(図1に示される、前面50Aの上端を通過し且つ補強梁50の厚み方向に沿って延在された一点鎖線よりもピラー部32の上端側の部分)の厚み寸法Tが、補強梁50の上端側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。また、補強梁50おける下端部50L(図1に示される、後面50Bの下端を通過し且つ補強梁50の厚み方向に沿って延在された一点鎖線よりもピラー部32の下端側の部分)の厚み寸法Tが、補強梁50の下端側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。すなわち、補強梁50おける上下方向中間部50E(上端部50U及び下端部50Lを除く部分)の厚み寸法Tが、補強梁50おける上端部50U及び下端部50Lの厚み寸法Tよりも大きく設定されている。
次に、本実施の形態に係る車両用ピラー構造Sの作用・効果について説明する。
上記のように構成された車両用ピラー構造Sでは、フロントピラー30がピラー部32を有しており、ピラー部32は、WSガラス14の車幅方向外側端部14Aに沿って延在されている。これにより、ピラー部32が運転者Pに対して前側且つ車幅方向外側に配置されているため、ピラー部32に対して前側且つ車幅方向外側の運転者Pの視界が遮られる。
これに対して、ピラー部32の外側壁36には、透明材で構成された外側透明部44Aが形成され、内側壁38には、透明材で構成された内側透明部44Bが形成されており、外側透明部44A及び内側透明部44Bが、運転者Pから見て互いにラップして配置されている。このため、運転者Pが、ピラー部32(外側透明部44A及び内側透明部44B)を通して車両外側を視認できる。
また、ピラー部32の側部48A及び側部48Bは、不透明の樹脂材で構成された不透明部46とされている。さらに、側部48Aと側部48Bとの間(詳しくは、外側壁36の車幅方向内側端部36Aと車幅方向外側端部36Bとの間)には、外側壁36の表面に沿って延在された補強梁50が架け渡されており、補強梁50は外側透明部44Aと一体に形成されている。これにより、補強梁50によってピラー部32が補強されている。
ここで、車幅方向内側から見て、補強梁50の断面形状が四角形状を成しており、補強梁50の上面50C及び下面50Dが車両前後方向に沿って延在されている。このため、車幅方向内側から見た断面視で、上面50C及び下面50Dが、仮に前側へ向かうに従い上側(又は下側)へ傾斜された場合と比べて、上下方向における補強梁50の高さを低く設定しつつ、上記断面視における補強梁50の断面積を確保することができる。これにより、運転者Pの視界を妨げる補強梁50の上下方向の高さが高くなることを抑制しつつ、補強梁50としての補強機能を確保することができる。
すなわち、図6の2点鎖線で示される比較例1のように、仮に、上面50Cを前側へ向かうに従い上側へ傾斜させた場合では、補強梁50の断面積が本実施の形態と略同じ面積になるものの、前面50Aの上端が本実施の形態と比べて上側に配置される。また、同様に、下面50Dを前側へ向かうに従い上側へ傾斜させた場合では、補強梁50の断面積が本実施の形態と略同じ面積になるものの、後面50Bの下端が本実施の形態と比べて下側に配置される。このため、上下方向における比較例1の補強梁50の高さh1、h2が、本実施の形態の補強梁50の高さhよりも高くなる。
一方、図6の1点鎖線で示される比較例2のように、仮に、上面50Cを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させた場合では、補強梁50の断面積が本実施の形態と略同じ面積になるものの、後面50Bの上端が本実施の形態と比べて上側に配置される。また、同様に、下面50Dを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させた場合では、補強梁50の断面積が本実施の形態と略同じ面積になるものの、前面50Aの下端が本実施の形態と比べて下側に配置される。このため、比較例2における補強梁50の高さh1、h2が、本実施の形態の補強梁50の高さhよりも高くなる。
これに対して、本実施の形態では、上述のように、車幅方向内側から見た断面視で補強梁50の上面50C及び下面50Dが車両前後方向に沿って延在されている。このため、上下方向における補強梁50の高さhを上記比較例1及び比較例2の補強梁50の高さh1、h2と比べて低く設定しつつ、補強梁50の断面積を確保することができる。これにより、運転者Pの視界を妨げる補強梁50の上下方向の高さが高くなることを抑制しつつ、補強梁50としての補強機能を確保することができる。以上により、ピラー部32を補強する補強梁50を設けた場合でも、補強梁50における補強効果を維持しつつ、運転者Pのピラー部32を通した視認性を向上することができる。
また、ピラー部32では、補強梁50における上端部50U及び下端部50Lの厚みが、上下方向中間部50Eの厚みに比べて薄く設定されている。しかも、補強梁50の上端部50Uの厚みが、上端側へ向かうに従い薄く設定されており、補強梁50の下端部50Lの厚みが、下端側へ向かうに従い薄く設定されている。このため、補強梁50の上端付近及び下端付近では、上斜め前方から入射される光が透過され易い構造になっている。これにより、補強梁50の上端及び下端の輪郭をぼかして視認させることができる。その結果、運転者Pが補強梁50の周辺を通して車両外側を視認するときに、運転者Pの視認性に対する補強梁50の影響を低減することができる。したがって、運転者Pに対する視認性を一層向上することができる。
また、ピラー部32では、車幅方向内側から見た断面視で、補強梁50が上側へ向かうに従い後側へ傾斜されている。このため、補強梁50の前面50Aを外側壁36の表面に対して平行に配置させることができる。これにより、外側壁36の車両外側の表面(すなわち、意匠面)に沿って補強梁50を延在させることができる。したがって、フロントピラー30の意匠性を向上することができる。
また、ピラー部32では、透明部44(外側透明部44A、内側透明部44B)がガラス繊維強化樹脂によって構成されており、不透明部46(側部48A、側部48B)及び補強梁50が炭素繊維強化樹脂によって構成されている。このため、透明部44と、不透明部46及び補強梁50と、を容易に一体化することができる。また、補強梁50の全体が外側透明部44Aに埋設されている。このため、外側透明部44Aにおける車両外側の表面を透明材のみによって構成することができる。したがって、自動車Vの意匠性向上に寄与することができる。
なお、本実施の形態では、車幅方向内側から見た断面視で、補強梁50の上面50C及び下面50Dが車両前後方向に沿って延在されている。これに代えて、車幅方向内側から見た断面視で、補強梁50の上面50C及び下面50Dを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させてもよい。この場合には、上述のように、上下方向における補強梁50の高さが本実施の形態に比べて高くなるが、運転者PのアイポイントEPよりも下側に配置された補強梁50において、運転者Pに対する視認性を向上することができる。
すなわち、図5に示されるように、運転者PのアイポイントEPよりも下側に配置された補強梁50(図5における1点鎖線で示された運転者Pの視線Lよりも下側に配置された補強梁50)の周辺を通して運転者Pが車両外側を視認するときには、車幅方向内側から見て、運転者Pの視線L(図5にて2点鎖線で示される視線Lを参照)が前側へ向かうに従い下側へ傾斜されるようになる。このため、車幅方向内側から見た断面視で、上面50C及び下面50Dを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させることで、上面50C及び下面50Dを運転者Pの視線Lに対して略平行に設定することができる。これにより、上下方向における補強梁50の高さが本実施の形態に比べて高くなるものの、運転者PのアイポイントEPよりも下側に配置された補強梁50の周辺を通して車両外側を視認するときの、運転者Pの視認性を向上することができる。また、通常、運転者Pの頭部は、ピラー部32の上部(ピラー部32の長手方向中央部より上側部分)に対して後側に配置される。このため、ピラー部32に形成された補強梁50全体に対する、運転者PのアイポイントEPに対して下側に配置された補強梁50の比率が大きくなる傾向にある。よって、車幅方向内側から見た断面視で、上面50C及び下面50Dを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させることで、運転者Pの視認性を効果的に向上することができる。
また、車幅方向内側から見た断面視で、補強梁50の上面50C及び下面50Dを前側へ向かうに従い下側へ傾斜させる場合では、補強梁50の上面50C及び下面50Dを直線状に傾斜させてもよい。また、車幅方向内側から見た断面視で、補強梁50の上面50Cを、後斜め下方に凸となる湾曲状に傾斜させてもよいし、補強梁50の下面50Dを、前斜め上方に凸となる湾曲状に傾斜させてもよい。そして、上面50C(下面50D)を湾曲状に傾斜させる場合には、上面50C(下面50D)を直線状に傾斜させる場合と比べて、補強梁50における上端部50U及び下端部50Lの厚みを薄く設定することができる。このため、補強梁50の上端及び下端の輪郭を一層ぼかして視認させることができる。その結果、運転者Pが補強梁50の周辺を通して車両外側を視認するときに、運転者Pの視認性に対する補強梁50の影響を一層低減することができる。
また、本実施の形態では、補強梁50が外側壁36に形成されているが、外側壁36と同様に、補強梁50を内側壁38にも形成してもよい。さらに、補強梁50を内側壁38のみに形成してもよい。
また、本実施の形態では、ピラー部32が中空柱状に形成されているが、ピラー部32を中実柱状に形成してもよい。この場合には、例えば、外側透明部44A及び内側透明部44Bを一体にして、一体にされた部分を透明部44としてもよい。
また、本実施の形態では、補強梁50の全体が外側透明部44Aに埋設されているが、補強梁50の後面を除いて、補強梁50を外側透明部44Aに埋設させてもよい。この場合には、補強梁50の後面50Bと外側透明部44Aの内周面(閉断面34側の面)を面一に形成してもよい。
また、本実施の形態では、外側透明部44A及び内側透明部44Bがガラス繊維強化樹脂によって構成されているが、外側透明部44A及び内側透明部44Bの材料はこれに限らない。例えば、外側透明部44A及び内側透明部44Bを、繊維を含まない透明樹脂によって構成してもよい。また、外側透明部44A及び内側透明部44Bを、ガラス等のセラミックによって構成してもよい。この場合には、補強梁50を配置するための溝などを外側透明部44Aに形成して、当該溝内に補強梁50を配置させて、接着剤等によって補強梁50と外側透明部44Aとを一体化してもよい。
また、本実施の形態では、不透明部46が炭素繊維強化樹脂によって構成されているが、不透明部46の材料はこれに限らない。例えば、不透明部46を金属やセラミックなどで構成してもよい。この場合には、外側透明部44A、内側透明部44B、及び補強梁50を、不透明部46に接着剤等によって一体化してもよい。
また、本実施の形態では、車両用ピラー構造Sを運転席側のフロントピラー30に適用した例として説明したが、車両用ピラー構造Sの適用はこれに限らない。例えば、助手席側のフロントピラー30に車両用ピラー構造Sを適用させてもよい。この場合においても、ピラー部を補強しつつ運転者のピラー部を通した視認性を向上することができる。また、例えば、図示は省略するが、キャビンCの後部に設けられたリヤのウィンドシールドガラスと、キャビンCの側部に設けられたサイドドアガラスとの間に配設されたリヤピラーに、車両用ピラー構造Sを適用させてもよい。これにより、リヤピラーにおけるピラー部を補強しつつ、運転者のピラー部を通した視認性を向上することができる。なお、この場合には、リヤピラーが、フロントピラー30の各構成を前後反転した構成になる。そして、車両用ピラー構造Sをリヤピラーに適用した場合には、車両後側が、本発明における「車両前後方向外側」に対応し、車両前側が、本発明における「車両前後方向内側」に対応する。
また、本実施の形態では、車両用ピラー構造Sが右ハンドル仕様の自動車Vに適用されているが、車両用ピラー構造Sを左ハンドル仕様の自動車に適用してもよい。
14 ウィンドシールドガラス
14A ウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部
32 ピラー部
44 透明部
44A 外側透明部
44B 内側透明部
46 不透明部
48A 側部
48B 側部
50 補強梁(補強部)
50C 上面(補強部の上面)
50D 下面(補強部の下面)
50E 上下方向中間部(補強部の上下方向中間部)
50U 上端部
50L 下端部
S 車両用ピラー構造

Claims (4)

  1. ウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在された中空構造とされ、車幅方向内側部分及び車幅方向外側部分を構成する一対の側部が不透明材で構成され、前記一対の側部の間の部分を構成すると共に車両外側と車両内側とにそれぞれ配置され且つ透明材で構成された外側透明部と内側透明部とを有するピラー部と、
    不透明材で構成されると共に、一対の前記側部に架け渡され且つ前記外側透明部と一体に形成され後面を除いた部分又は全体が前記外側透明部のみに埋設されて前記ピラー部を補強する補強部と、
    を備え、
    車幅方向内側から見た断面視で、前記補強部の上面及び下面が車両前後方向に沿って延在され、又は、前記補強部の上面及び下面が車両前後方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜されている車両用ピラー構造。
  2. 車幅方向内側から見た断面視で、前記補強部が車両上側へ向かうに従い車両前後方向内側へ傾斜して配置されている請求項1に記載の車両用ピラー構造。
  3. 前記外側透明部及び前記内側透明部はガラス繊維強化樹脂で構成され、前記側部及び前記補強部は炭素繊維強化樹脂で構成されており、
    前記補強部は全体が前記外側透明部に埋設されている請求項1又は請求項2に記載の車両用ピラー構造。
  4. 前記補強部は、車幅方向内側から見た断面視で、上下方向中間部の厚み寸法が略均一とされると共に、上端部の厚み寸法が上端側へ向かうに従い小さくなるように且つ下端部の厚み寸法が下端側へ向かうに従い小さくなるように構成されている、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両用ピラー構造。
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