JP6962207B2 - 車両用ピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ピラー構造に関する。
下記特許文献1には、車体側部構造が開示されている。この車体側部構造では、フロントピラーは車両前後方向に離間した2本の骨格部材を有しており、この2本の骨格部材には透明部材が架け渡されている。したがって、運転者はこの2本の骨格部材の間から透明部材を介してフロントピラーの向こう側の対象物を視認することができる。
特開2013−112077号公報
ところで、特許文献1に開示された車体側部構造の場合、透明部材の周縁部には他部品との隙間を埋めて内部への水の浸入を防ぐモールが取り付けられている。また、一般的に、透明部材を骨格部材に固定するための取付部材が必要となる。一方、フロントピラーに取り付けられるフロントウインドシールドガラスにも、他部品との隙間を埋めるモールが必要となる。つまり、フロントピラーに透明部材を設けることで、部品点数が大幅に増加する可能性がある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両運転時における広い視界の確保と、部品点数の増加の抑制とを両立することができる車両用ピラー構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、フロントピラーの一部を構成すると共に、略車両上下方向に沿って延設されかつフロントウインドシールドガラスが接合されている第1柱と、前記フロントピラーの他の一部を構成すると共に、前記第1柱に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱と、前記第1柱と前記第2柱との間に架け渡され、運転席側から見て車両外部が視認可能な透明部材と、前記透明部材における少なくとも前記フロントウインドシールドガラス側の周縁部に設けられると共に、前記透明部材を少なくとも前記第1柱に取り付ける接合部と、前記透明部材と前記フロントウインドシールドガラスとの間の隙間を閉止する閉止部と、を備えたモールと、を有し、前記モールの接合部は、前記透明部材の車両前方側の端部が前記フロントウインドシールドガラスの略車両幅方向外側の端部より車両前方側に位置した状態で前記透明部材を前記第1柱に取り付けている。
請求項1に記載の発明によれば、フロントピラーの一部を構成すると共に略車両上下方向に沿って延設されている第1柱と、フロントピラーの他の一部を構成すると共に第1柱に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱と、第1柱と第2柱とに架け渡された透明部材とを有している。したがって、運転者は第1柱と第2柱との間に架け渡された透明部材からフロントピラーの向こう側の対象物を視認することができる。
ここで、透明部材の少なくともフロントウインドシールドガラス側の周縁部には、モールが設けられており、このモールは接合部と閉止部とを有している。接合部では、透明部材を少なくとも第1柱に取り付けている。一方、閉止部では、透明部材とフロントウインドシールドガラスとの間の隙間を閉止している。したがって、透明部材を車体に取り付けるためのモールにてフロントウインドシールドガラスと透明部材との間の隙間を埋めて内部への水の浸入を防ぐことができるため、フロントウインドシールドガラス用のモールが不要となる。
また、請求項に記載の発明によれば、モールの接合部は、透明部材の車両前方側の端部がフロントウインドシールドガラスの略車両幅方向外側の端部より車両方側に位置した状態で透明部材を第1柱に取り付けている。したがって、フロントウインドシールドガラスと透明部材との間には、段差ができるため、この段差によってフロントウインドシールドガラス上に付着した液体が透明部材へと流れるのを抑制することができる。
請求項に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、請求項1に記載の発明において、前記モールの接合部における車室側の面は、前記フロントウインドシールドガラスの前記第1柱に取り付けられる面と略同一面上に位置している。
また、請求項3に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、フロントピラーの一部を構成すると共に、略車両上下方向に沿って延設されかつフロントウインドシールドガラスが接合されている第1柱と、前記フロントピラーの他の一部を構成すると共に、前記第1柱に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱と、前記第1柱と前記第2柱との間に架け渡され、運転席側から見て車両外部が視認可能な透明部材と、前記透明部材における少なくとも前記フロントウインドシールドガラス側の周縁部に設けられると共に、前記透明部材を少なくとも前記第1柱に取り付ける接合部と、前記透明部材と前記フロントウインドシールドガラスとの間の隙間を閉止する閉止部と、を備えたモールと、を有し、前記モールの接合部における車室側の面は、前記フロントウインドシールドガラスの前記第1柱に取り付けられる面と略同一面上に位置している。
請求項2及び3に記載の発明によれば、モールの接合部における車室側の面は、フロントウインドシールドガラスの第1柱に取り付けられる面と略同一面上に位置している。したがって、第1柱におけるフロントウインドシールドガラスと透明部材とにそれぞれ対向する接合面を略同一面上に配置させることができる。つまり、該接合面に座面が不要となる。このため、座面を形成するための屈曲部等が不要になるため、第1柱を細く(長手方向に直交する方向の寸法を小さく)することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用ピラー構造は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記モールには、略車両幅方向内側へ開口されかつ略車両上下方向に延設された樋状部が設けられている。
請求項4に記載の発明によれば、略車両幅方向内側へ開口されかつ略車両上下方向に延設された樋状部が設けられていることから、フロントウインドシールドガラス上に付着した液体を樋状部内に収めて略車両上下方向へと流すことができる。これにより、液体が透明部材へ流れるのを抑制することができる。
請求項1記載の本発明に係る車両用ピラー構造は、車両運転時における広い視界の確保と、部品点数の増加の抑制とを両立することができるという優れた効果を有する。
また、請求項記載の本発明に係る車両用ピラー構造は、透明部材を介した視認性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2及び3記載の本発明に係る車両用ピラー構造は、より広い視界を確保することができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用ピラー構造は、透明部材を介した視認性をより向上させることができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る車両用ピラー構造を有する車両の車室内を示す概略斜視図である。 図1におけるA−A線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る車両用ピラー構造を有するフロントピラーの要部を示す図2に対応した拡大断面図である。 第2実施形態の変形例に係る車両用ピラー構造を有するフロントピラーの要部を示す図2に対応した拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1、図2を用いて、本発明に係る車両用ピラー構造の第1実施形態について説明する。なお、各図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車両幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
(全体構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用ピラー構造10が適用された車両12における車室14内の車両前方側には、左右一対の車両用シート16が配設されており、この車両用シート16の一方には、図示しない運転者が着座可能とされている。なお、本実施形態の車両12は一例として左ハンドル車とされていると共に、本図では運転席側の車両用シート16の図示を省略している。
車両用シート16よりも車両前方側には、フロントウインドシールドガラス(以下、単に「フロントガラス」と称する。)18が設けられている。このフロントガラス18は、車室14の内側と車室14の外側とを隔てかつ板厚方向が略車両前後方向とされた透明の窓部材であり、図示はしないが側面視で車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へと傾けられている。フロントガラス18の上端部は、ルーフパネルを含んで構成されたルーフの前端部を構成するフロントヘッダ(いずれも不図示)に接続されている。また、フロントガラス18の下端部は、車両前方側に設けられたパワーユニットルームを車両上方側から覆うフードの後端部と車両前後方向に対向して配置されており、車両幅方向に延在されたカウルに接続されている(いずれも不図示)。
フロントガラス18は、一定の板厚で形成されており、フロントガラス18の車両幅方向中間部分が車両前方側へ凸となるように緩やかな湾曲形状とされている。そして、フロントガラス18の車両幅方向外側かつフロントサイドウィンドウ20を有するフロントドア22の車両前方側には、フロントピラー24が左右一対にそれぞれ設けられている。
左右一対のフロントピラー24は、それぞれフロントガラス18の車両幅方向端部に沿って略車両上下方向を長手方向として延在されている。つまり、左右一対のフロントピラー24は、それぞれ車両上方へ向かうに連れて車両後方側へ傾けられている。以下、助手席側のフロントピラー24について説明するが、助手席側と反対側(運転席側)のフロントピラー24も同様の構成とされている。
(第1柱)
図2に示されるように、フロントピラー24は、第1柱26と第2柱28とを有している。第1柱26は、略車両上下方向に沿って延在されており、第1柱26にはフロントガラス18の車両幅方向の端部30がウレタン接着剤32及びクッションゴム34を介して接合されている。第1柱26は、鋼板製の第1ピラーインナパネル36と、鋼板製の第1ピラーアウタパネル38とを含んで構成されている。第1ピラーインナパネル36は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略クランク形状とされている。第1ピラーアウタパネル38は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略車両幅方向内側に向かって開口する略U字状とされかつ第1ピラーインナパネル36とで閉断面を形成するように構成されている。つまり、第1ピラーアウタパネル38の略車両前後方向前側に第1ピラーインナパネル36が対向して設けられており、この第1ピラーアウタパネル38と第1ピラーインナパネル36とは、複数の溶接部39により接合されている。
溶接部39では、第1ピラーインナパネル36の短手方向(長手方向と直交する方向)の端部36A、36Bが第1ピラーアウタパネル38の(短手方向の端部の)面内方向における平らな面である平坦面42、43にそれぞれ重ねられて溶接されている。
(第2柱)
第2柱28は、第1柱26の略車両後方側に配置されている。具体的には、第2柱28は第1柱26に対して略車両前後方向にて所定の間隔をあけて配置されている。この所定の間隔は、車両用シート16に着座する運転者の瞳孔中心間距離以上に設定されている。なお、「瞳孔中心間距離」とは、運転者の右目(不図示)の瞳孔中心と左目(不図示)の瞳孔中心との間の距離のことであり、例えば、日本人の成人では、約60〜65mmとされている。本実施形態では、一例としてこの所定の間隔が65mmに設定されている。
また、第2柱28は、第1柱26と略平行に(略車両上下方向に沿って)延在されており、鋼板製の第2ピラーインナパネル40と、鋼板製の第2ピラーアウタパネル44とを含んで構成されている。第2ピラーインナパネル40は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略L字状とされている。第2ピラーアウタパネル44は、長手方向に直交する断面形状が略クランク形状とされかつ第2ピラーインナパネル40と閉断面を形成するように構成されている。つまり、第2ピラーアウタパネル44の略車両前方側に第2ピラーインナパネル40が対向して設けられており、この第2ピラーアウタパネル44と第2ピラーインナパネル40とは、複数の溶接部51を介して接合されている。
一方の溶接部51では、第2ピラーインナパネル40の短手方向(長手方向と直交する方向)の端部40Aが第2ピラーアウタパネル44の短手方向(長手方向と直交する方向)の端部44Aの面内方向における平らな面である平坦面52に突き当てられて溶接されている。これにより、第2ピラーインナパネル40の端部40Aにおける外側面56と第2ピラーアウタパネル44の短手方向の端部44Aにおける端面44Bとは、略同一面上に配置されている。また、他方の溶接部51では、第2ピラーアウタパネル44の短手方向の端部44Cが第2ピラーインナパネル40の平らな面である平坦壁40Dに重ね合わされて溶接されている。この平坦壁40Dは、略車両幅方向を板厚方向として延設されている。
第2ピラーインナパネル40の短手方向の端部40Bと第2ピラーアウタパネル44の短手方向の端部44Cとが当接した部位、すなわちフランジ58には、オープニングトリム72が取り付けられている。このオープニングトリム72は、第2ピラーアウタパネル44と当接する位置に位置決めされている。また、第2ピラーアウタパネル44には、フロントドア22のシール部材が当接可能とされている。なお、第1柱26及び第2柱28のそれぞれ略水平方向における運転者のアイポイント(不図示)から見た状態での幅寸法は、運転者の瞳孔中心間距離以下に設定されている。
(透明部材)
第1柱26と、第2柱28とには、透明部材としてのフロントピラーアウタガラス50が略車両幅方向外側からウレタン接着剤53、後述するモール48及び後方側モール49を介して架け渡されている。フロントピラーアウタガラス50は、略車両幅方向を板厚方向とするガラス製の透明の窓部材であり、側面視で車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へと傾けられている。なお、フロントピラーアウタガラス50は、ガラスに限らず、透明の繊維強化樹脂等により構成されていてもよい。
(モール)
フロントピラーアウタガラス50には、モール48が取り付けられている。このモール48は、一例としてゴム製とされており、略車両上下方向に沿って、具体的にはフロントピラーアウタガラス50のフロントガラス18側の周縁部に沿って取り付けられており、接合部48Aと閉止部48Bとを有している。接合部48Aは、接合本体部48AAと折返部48ABとを有しており、接合本体部48AAは、フロントピラーアウタガラス50の周縁部における裏面側に接合された板状部材とされている。
折返部48ABは、接合本体部48AAにおける車両後方側の端部48ACから車室14側へ突出されており、先端部48AEが第1ピラーアウタパネル38の平坦面42に当接されている。なお、折返部48ABの突出量は、フロントピラーアウタガラス50がフロントガラス18よりも車両外方側に位置するように設定されている。つまり、フロントピラーアウタガラス50とフロントガラス18との間には、段差が形成されている。
接合部48Aと第1ピラーアウタパネル38及び第1ピラーインナパネル36との間には、ウレタン接着剤53が設けられており、このウレタン接着剤53を介して接合部48Aひいてはフロントピラーアウタガラス50が第1柱26に固定されている。また、ウレタン接着剤53は、接合部48Aの折返部48ABによって略車両後方側へのはみ出しが抑制されている。
閉止部48Bは、接合部48Aの車両前方側の端部48ADに設けられており、断面形状が略車両幅方向内側へ向けて開口された略C字状に形成されている。すなわち、閉止部48Bの車両前方側部48BAは、フロントピラーアウタガラス50の周縁部から車両幅方向内側へフロントピラーアウタガラス50と連続的に突出されている。また、閉止部48Bの車両後方側部48BBは、フロントガラス18の周縁部における車両外側面へ付勢された状態で当接されている。
閉止部48Bの車両前方側部48BAと車両後方側部48BBとの間には、略車両幅方向内側へ向けて開口された樋状部48Cが設けられている。この樋状部48Cは、フロントピラーアウタガラス50の周縁部に沿って略車両上下方向に延設されている。
(後方側モール)
フロントピラーアウタガラス50の車両後方側の周縁部には、後方側モール49が取り付けられている。この後方側モール49は、一例としてゴム製とされており、略車両上下方向に沿って延設されている。後方側モール49は、接合本体部49Aと折返部49B、49Cとを有しており、長手方向に直交する断面形状が略車両幅方向内側へ向かって開口された略U字状に形成されている。
接合本体部49Aは、フロントピラーアウタガラス50の周縁部における裏面側に接合された板状部材とされている。折返部49Bは、接合本体部49Aの略車両前方側の端部49AAから車室14側へ向けて突出されている。この折返部49Bは、第2ピラーインナパネル40の一方の溶接部51と略車両前後方向にて対向するように配置されている。一方、折返部49Cは、接合本体部49Aの略車両後方側の端部48ADから車室14側へ向けて突出されている。なお、折返部49Cは、フロントピラーアウタガラス50の略車両後方側端面50Aを覆うように端部48ADから略車両幅方向外側へも突出されている。
(フロントピラーインナガラス)
第1柱26と、第2柱28とには、フロントピラーインナガラス55が略車両幅方向内側からウレタン接着剤53を介して架け渡されている。フロントピラーインナガラス55は、略車両幅方向を板厚方向とする透明の窓部材であり、フロントピラーアウタガラス50と同様に側面視で車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へと傾けられている(図1参照)。また、フロントピラーインナガラス55は、ガラスに限らず、透明の繊維強化樹脂等により構成されていてもよい。
(フロントピラーガーニッシュ)
第1柱26及び第2柱28の車両幅方向内側には、フロントピラーガーニッシュ64が設けられている。このフロントピラーガーニッシュ64は、樹脂製とされており、第1柱26の車室内方側に設けられた前方側ガーニッシュ66と、第2柱28の車室内方側に設けられた後方側ガーニッシュ68と、を含んで構成されている。
図1に示されるように、前方側ガーニッシュ66は、図2に示される第1柱26に沿って略車両上下方向に延設された本体部67と、本体部67の上端部に設けられると共に略車両後方側へ延設された延長部69とを有している。図2に示されるように、本体部67の車両幅方向外側面(裏面)には、複数のクリップ座66A及びこのクリップ座66Aに取付けられたクリップ65が長手方向に沿ってかつ互いに離間して設けられている(図2では1つのクリップ座66A及びクリップ65のみ図示している)。このクリップ座66Aは、第1ピラーインナパネル36の略車両幅方向内側壁部36Dと対向して設けられている。そして、それぞれのクリップ座66Aに取付けられたクリップ65が略車両幅方向内側壁部36Dに板厚方向に貫通して形成された貫通孔37に挿入されることで、前方側ガーニッシュ66は第1柱26に取り付けられている。なお、本体部67の車両下方側の端部は、図1に示されるインストゥルメンタルパネル73に形成された図示しない差込口に差し込まれている(図1参照)。
前方側ガーニッシュ66の本体部67は、第1ピラーインナパネル36を車両前方側から覆う第1側壁部67Aと、この第1側壁部67Aと対向する第2側壁部67Bとで長手方向に直交する断面形状が略車両幅方向外側に向かって開口する略U字状に形成されている。第1側壁部67Aと第1ピラーインナパネル36との間には、収容空間Sが形成されており、この収容空間S内にはワイヤーハーネス78及びホース80が配策されている。また、第2側壁部67Bは、第1ピラーアウタパネル38の車両後方側面38Aと離間されていると共に、この車両後方側面38Aと略同一面上に延設されており、フロントピラーインナガラス55の第1柱26への取り付け部を車室14側から覆っている。
図1に示されるように、前方側ガーニッシュ66の延長部69は、本体部67と一体に形成されており、延長部69の車両上方側端部は、ルーフヘッドライナ84に当接されている。延長部69の後端部69Aには、後方側ガーニッシュ68の上端部が重なるように当接されている。
後方側ガーニッシュ68は、図2に示される第2柱28に沿って略車両上下方向に延設されている。図2に示されるように、後方側ガーニッシュ68は、略車両幅方向に延設された第1側壁部68Aと、この第1側壁部68Aと対向する第2側壁部68Bとで長手方向に直交する断面形状が略車両幅方向外側に向かって開口する略U字状に形成されている。第1側壁部68Aは、第2柱28の第2ピラーインナパネル40における車両前方側面40Cと離間されていると共に、この車両前方側面40Cと略同一面上に延設されている。また、第2側壁部68Bは、フランジ58の車両後方側かつフランジ58の車両幅方向外側にまで延設されていると共に、車両幅方向外側の端部68Dがオープニングトリム72のリップ部72Aと車両前後方向に重なるように配設されている。
後方側ガーニッシュ68の車両幅方向外側面(裏面)には、クリップ座及びこのクリップ座に取付けられたテザークリップ(いずれも不図示)が設けられている。具体的には、後方側ガーニッシュ68における前方側ガーニッシュ66の延長部69と対応した部位にクリップ座及びテザークリップが設けられている。このテザークリップの基本構成は、例えば、特開2015−202783号公報等で公知の構成とほぼ同様であるため、詳細説明を省略する。
また、後方側ガーニッシュ68には、長手方向における略中間部に前方側ガーニッシュ66と同様の構成のクリップ座66A及びこのクリップ座66Aに取付けられたクリップ65が設けられている(不図示)。
後方側ガーニッシュ68に設けられたクリップ座に取付けられたテザークリップは、第2柱28に形成された図示しない貫通孔に挿入されている。また、後方側ガーニッシュ68におけるクリップ座66Aに取付けられたクリップ65も同様に、第2柱28に形成された図示しない貫通孔に挿入されている。以上の構成により、後方側ガーニッシュ68は第2柱28に取り付けられている。なお、後方側ガーニッシュ68の車両下方側の端部は、前方側ガーニッシュ66と同様、図1に示されるインストゥルメンタルパネル73に形成された図示しない差込口に差し込まれている(図1参照)。
(カーテンエアバッグ)
カーテンエアバッグ装置88は、カーテンエアバッグ88Aと、図示しないインフレータとを備えている。カーテンエアバッグ88Aは、インフレータからガスが供給されることによって車室側部に沿って膨張展開し、フロントサイドウィンドウ20及びセンタピラー(不図示)を覆うように形成されている。
このカーテンエアバッグ88Aは、通常時には、折り畳まれて長尺状にされた上で、車室側部の上端部に設けられたルーフサイドレールにインフレータと共に収納される(不図示)。この収納状態では、長尺状にされたカーテンエアバッグ88Aが、フロントピラー24における第2柱28の長手方向略中間部からルーフサイドレールに沿って図示しないリヤピラーの上端側にまで延びるように構成されている。これらのカーテンエアバッグ88Aの基本構成は、例えば、特開2012−40963号公報等で公知の構成とほぼ同様であるため、詳細説明を省略する。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1及び図2に示されるように、フロントピラー24の一部を構成すると共に略車両上下方向に沿って延設されている第1柱26と、フロントピラー24の他の一部を構成すると共に第1柱26に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱28と、第1柱26と第2柱28とに架け渡されたフロントピラーアウタガラス50とを有している。したがって、運転者は第1柱26と第2柱28との間に架け渡されたフロントピラーアウタガラス50からフロントピラー24の向こう側の対象物を視認することができる。
ここで、フロントピラーアウタガラス50の少なくともフロントガラス18側の周縁部には、モール48が設けられており、このモール48は接合部48Aと閉止部48Bとを有している。接合部48Aでは、フロントピラーアウタガラス50を第1柱26に取り付けている。一方、閉止部48Bでは、フロントピラーアウタガラス50とフロントガラス18との間の隙間を閉止している。したがって、フロントピラーアウタガラス50を車体に取り付けるためのモール48にてフロントガラス18とフロントピラーアウタガラス50との間の隙間を埋めて内部への水の浸入を防ぐことができるため、フロントガラス18用のモールが不要となる。これにより、車両運転時における広い視界の確保と、部品点数の増加の抑制とを両立することができる。
また、モール48の接合部48Aは、フロントピラーアウタガラス50がフロントガラス18より車両外方側に位置した状態でフロントピラーアウタガラス50を第1柱26に取り付けている。したがって、フロントガラス18とフロントピラーアウタガラス50との間には、段差ができるため、この段差によってフロントガラス18上に付着した液体がフロントピラーアウタガラス50へと流れるのを抑制することができる。これにより、フロントピラーアウタガラス50を介した視認性を向上させることができる。
さらに、略車両幅方向内側へ開口されかつ略車両上下方向に延設された樋状部48Cが設けられていることから、フロントガラス18上に付着したウォッシャー液等の液体を樋状部48C内に収めて略車両上下方向へと流すことができる。これにより、液体がフロントピラーアウタガラス50へ流れるのを抑制することができる。これにより、フロントピラーアウタガラス50を介した視認性をより向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図3を用いて、本発明の第2実施形態に係る車両用ピラー構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る車両用ピラー構造101は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、モール110の接合部110Aにおける車室14側の面110AAがフロントガラス18の第1柱102に取り付けられる面18Aと略同一面上に位置している点に特徴がある。
(第1柱)
すなわち、図3に示されるように、フロントピラー100は、第1柱102と第2柱28とを有している。第1柱102は、略車両上下方向に沿って延在されており、第1柱102の後述する接合面としての第1ピラーアウタパネル106にはフロントガラス18の車両幅方向の端部30がウレタン接着剤32及びクッションゴム34を介して接合されている。また、第1柱102は、鋼板製の第1ピラーインナパネル104と、鋼板製の第1ピラーアウタパネル106とを含んで構成されている。第1ピラーアウタパネル106は、略平板状に形成されている。
第1ピラーインナパネル104は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略車両前方側に向かって開口する略ハット型形状とされかつ第1ピラーアウタパネル106とで閉断面を形成するように構成されている。つまり、第1ピラーインナパネル104の略車両前方側に第1ピラーアウタパネル106が対向して設けられており、この第1ピラーインナパネル104と第1ピラーアウタパネル106とは、複数の溶接部108により接合されている。
それぞれの溶接部108では、第1ピラーアウタパネル106の短手方向の端部106A、106Bが第1ピラーインナパネル104にそれぞれ重ねられて溶接されている。
(透明部材)
第1柱102と、第2柱28とには、透明部材としてのフロントピラーアウタガラス50が略車両幅方向外側からウレタン接着剤53、後述するモール110及び後方側モール49を介して架け渡されている。
(モール)
フロントピラーアウタガラス50には、モール110が取り付けられている。このモール110は、一例としてゴム製とされており、略車両上下方向に沿って、具体的にはフロントピラーアウタガラス50の車両前方側の周縁部に沿って取り付けられており、接合部110Aと閉止部48Bとを有している。接合部110Aは、車室14側の面110AAがフロントガラス18における車室14側の(第1柱102に取り付けられる)面18Aと略同一面に位置するように車室14側へ突出されている。つまり、接合部110Aは、長手方向に直交する断面形状が略車両幅方向外側へ向かうにつれて略車両前後方向の厚みが小さくなる略台形形状に形成されている。
接合部110Aと第1ピラーアウタパネル106との間には、ウレタン接着剤53が設けられており、このウレタン接着剤53を介して接合部110Aひいてはフロントピラーアウタガラス50が第1ピラーアウタパネル106(第1柱102)に固定されている。
(フロントピラーガーニッシュ)
第1柱102及び第2柱28の車両幅方向内側には、フロントピラーガーニッシュ114が設けられている。このフロントピラーガーニッシュ114は、樹脂製とされており、第1柱102の車室内方側に設けられた前方側ガーニッシュ114Aと、第2柱28の車室内方側に設けられた後方側ガーニッシュ68と、を含んで構成されている。
前方側ガーニッシュ114Aは、第1柱102に沿って略車両上下方向に延設された本体部114AAの車両幅方向外側面(裏面)に複数のクリップ座及びこのクリップ座に取付けられたクリップ(いずれも不図示)が長手方向に沿ってかつ互いに離間して設けられている。そして、それぞれのクリップ座に取付けられたクリップが第1柱102に形成された図示しない貫通孔に挿入されることで、前方側ガーニッシュ114Aは第1柱102に取り付けられている。なお、本体部114AAの車両下方側の端部は、図1に示されるインストゥルメンタルパネル73に形成された図示しない差込口に差し込まれている(図1参照)。
前方側ガーニッシュ114Aの本体部114AAは、第1ピラーインナパネル104及び第1ピラーアウタパネル106を車両前方側から覆う第1側壁部114ABと、この第1側壁部114ABと対向する第2側壁部114ACとで長手方向に直交する断面形状が略車両幅方向外側に向かって開口する略U字状に形成されている。第1側壁部114ABと第1ピラーインナパネル104との間には、収容空間Sが形成されており、この収容空間S内にはワイヤーハーネス78及びホース80を保持する保持部材81が設けられている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、モール110の接合部110Aにおける車室14側の面110AAがフロントガラス18の第1柱102に取り付けられる面18Aと略同一面上に位置している点以外は第1実施形態の車両用ピラー構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、モール110の接合部110Aにおける車室14側の面は、フロントガラス18の第1柱102に取り付けられる面18Aと略同一面上に位置している。したがって、第1柱102におけるフロントガラス18とフロントピラーアウタガラス50とにそれぞれ対向する第1ピラーアウタパネル106を略同一面上に配置させることができる。つまり、第1ピラーアウタパネル106に座面が不要となる。このため、第1ピラーアウタパネル106において座面を形成するための屈曲部等が不要になるため、第1柱102を細く(長手方向に直交する方向の寸法を小さく)することができる。これにより、より広い視界を確保することができる。
なお、上述した実施形態では、モール110の接合部110Aにおける車室14側の面110AAがフロントガラス18の第1柱102に取り付けられる面18Aと略同一面上に位置しているが、これに限らず、図4に示されるように、モール142の接合部142Aの面142AAがフロントガラス18の面18Aに対して多少角度が付与された構成としてもよい。すなわち、第1ピラーアウタパネル140は、略車両幅方向外側へ向かうにつれて車両後方側へ傾けられており、略車両幅方向における略中央から略車両幅方向外側ではその傾きが大きくされている。モール142の接合部142Aの面142AAは、この第1ピラーアウタパネル140の略車両幅方向における略中央から略車両幅方向外側と略平行とされている。換言すると、フロントピラーアウタガラス50の車両前方側の周縁部とこれに対応した第1ピラーアウタパネル140の部位とが略平行となることから、モール142の接合部142Aの断面形状が略矩形状の簡易な形状となる。これにより、モール142の他車種等への流用が容易となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ピラー構造
18 フロントガラス(フロントウインドシールドガラス)
18A 面(フロントウインドシールドガラスの第1柱に取り付けられる面)
24 フロントピラー
26 第1柱
28 第2柱
48 モール
48A 接合部
48B 閉止部
48C 樋状部
50 フロントピラーアウタガラス(透明部材)
100 フロントピラー
101 車両用ピラー構造
102 第1柱
110 モール
110A 接合部
110AA 面(モールの接合部における車室側の面)
142 モール
142A 接合部
142AA 面(モールの接合部における車室側の面)

Claims (4)

  1. フロントピラーの一部を構成すると共に、略車両上下方向に沿って延設されかつフロントウインドシールドガラスが接合されている第1柱と、
    前記フロントピラーの他の一部を構成すると共に、前記第1柱に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱と、
    前記第1柱と前記第2柱との間に架け渡され、運転席側から見て車両外部が視認可能な透明部材と、
    前記透明部材における少なくとも前記フロントウインドシールドガラス側の周縁部に設けられると共に、前記透明部材を少なくとも前記第1柱に取り付ける接合部と、前記透明部材と前記フロントウインドシールドガラスとの間の隙間を閉止する閉止部と、を備えたモールと、を有し、
    前記モールの接合部は、前記透明部材の車両前方側の端部が前記フロントウインドシールドガラスの略車両幅方向外側の端部より車両前方側に位置した状態で前記透明部材を前記第1柱に取り付けている、
    車両用ピラー構造。
  2. 前記モールの接合部における車室側の面、前記フロントウインドシールドガラス前記第1柱に取り付けられる面と略同一面上に位置している、
    請求項1記載の車両用ピラー構造。
  3. フロントピラーの一部を構成すると共に、略車両上下方向に沿って延設されかつフロントウインドシールドガラスが接合されている第1柱と、
    前記フロントピラーの他の一部を構成すると共に、前記第1柱に対して所定の間隔をあけて車両後方側に配置されかつ略車両上下方向に沿って延設されている第2柱と、
    前記第1柱と前記第2柱との間に架け渡され、運転席側から見て車両外部が視認可能な透明部材と、
    前記透明部材における少なくとも前記フロントウインドシールドガラス側の周縁部に設けられると共に、前記透明部材を少なくとも前記第1柱に取り付ける接合部と、前記透明部材と前記フロントウインドシールドガラスとの間の隙間を閉止する閉止部と、を備えたモールと、を有し、
    前記モールの接合部における車室側の面は、前記フロントウインドシールドガラスの前記第1柱に取り付けられる面と略同一面上に位置している、
    両用ピラー構造。
  4. 前記モールには、略車両幅方向内側へ開口されかつ略車両上下方向に延設された樋状部が設けられている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項の車両用ピラー構造。
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