JP6927055B2 - 車両側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両側部構造に関する。
車両用ピラーにおいては、乗員の視界を確保するために窓部が設けられた構造が知られている(特許文献1、2参照)。例えば、下記特許文献1には、フロントピラーの上半部に窓枠が形成されると共にこの窓枠にコーナ窓ガラスが設けられた技術が開示されている。簡単に説明すると、この先行技術では、窓枠の車体前方側の縦辺部(長辺部)はフロントピラーアッパで構成され、窓枠の車体後方側の縦辺部(長辺部)がサブピラーで構成されている。そして、フロントピラーアッパの上端部及びサブピラーの上端部がルーフサイドレールのレール前部に接合され、フロントピラーアッパの下端部及びサブピラーの下端部がフロントピラーロアに接合されている。このような構成では、乗員はコーナ窓ガラスから車両外側を視認することができる。
特開2013−112077号公報 実開昭63−142276号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、フロントピラーアッパ及びサブピラーは、例えば窓枠を設けない場合のフロントピラー上半部の太さに比べて細くなっているので、ピラーの剛性、ひいては車体剛性の低下に繋がることが懸念される。
本発明は、上記事実を考慮して、ピラーの窓部の長辺部を構成するピラー骨格構成部の太さが抑えられても、ピラーの剛性を確保することができる車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両側部構造は、車両側部において柱状のピラーの一部としてドア開口部の上半部側の縁側に配置され、車室内側から見て前記ピラーの長手方向とは直交する方向に間隔を開けて並列的に設けられ、それぞれ別部材で構成されて中空柱状に形成されると共に上下端部が前記車両側部の骨格部材に固定された複数のピラー骨格構成部と、透明な材料で形成され、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部同士の間に架け渡された透明部材と、前記ピラー骨格構成部を構成する部材、前記骨格部材及び前記透明部材とは別体とされ、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部同士を連結する連結部材と、を有する車両用ピラー構造が適用されたフロントピラーを含んで構成された車両側部構造であって、前記フロントピラーが前縁側に配置される前記ドア開口部としてのフロントドア開口部を開閉するフロントサイドドアと、前記フロントサイドドアの内部に設けられてベルトラインに沿って配置されたベルトラインリインフォースと、を有し、前記連結部材として、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の下部同士を連結する下側連結部材が設けられ、前記下側連結部材は、前記フロントサイドドアの閉止状態で前記ベルトラインリインフォースの車両前方側に位置して車両前方側からの荷重を前記ベルトラインリインフォースの前端部側に伝達可能な荷重伝達部を備える
上記構成によれば、複数のピラー骨格構成部は、車両側部において柱状のピラーの一部としてドア開口部の上半部側の縁側に配置され、車室内側から見てピラーの長手方向とは直交する方向に間隔を開けて並列的に設けられている。複数のピラー骨格構成部は、それぞれ別部材で構成されているので、複数のピラー骨格構成部が同一部材で構成される対比構造と比べて、作り易い。また、互いに隣り合うピラー骨格構成部同士の間に透明部材が架け渡されているので、車室内の乗員は、ピラー骨格構成部同士の間から車両外側を視認することができる。また、複数のピラー骨格構成部は、それぞれ中空柱状に形成され、長手方向視でそれぞれ閉断面構造を有しているので、それぞれについてある程度の剛性は確保される。ここで、互いに隣り合うピラー骨格構成部同士は、ピラー骨格構成部を構成する部材、車両側部の骨格部材及び透明部材とは別体とされた連結部材によって、連結されている。これにより、外部からピラーに荷重が入力された場合、複数のピラー骨格構成部同士の相対移動が抑えられる。
また、この車両側部構造では、下側連結部材は、互いに隣り合うピラー骨格構成部の下部同士を連結しているので、前面衝突時の車両前方側からの荷重の一部は、車両前方側のピラー骨格構成部から下側連結部材を介して車両後方側のピラー骨格構成部に伝達される。また、下側連結部材の荷重伝達部は、フロントサイドドアの閉止状態でベルトラインリインフォースの車両前方側に位置しており、前面衝突時の車両前方側からの荷重の一部は、下側連結部材の荷重伝達部からベルトラインリインフォースの前端部側に伝達される。これらにより、前面衝突時の衝突安全性能を向上させることができる。
請求項2に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1に記載の構成において、前記連結部材として、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の下部同士を連結する下側連結部材と、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の上部同士を連結する上側連結部材と、を含んでおり、前記下側連結部材と、前記上側連結部材と、前記ピラー骨格構成部とで、枠状の構造部が形成されている。
上記構成によれば、互いに隣り合うピラー骨格構成部の下部同士は、下側連結部材によって連結され、互いに隣り合うピラー骨格構成部の上部同士は、上側連結部材によって連結されている。そして、下側連結部材と、上側連結部材と、ピラー骨格構成部とで、枠状の構造部が形成されているので、外部から荷重が入力された場合、ピラー骨格構成部同士の相対移動が効果的に抑えられる。
請求項3に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記連結部材は、車室内側から見て、前記骨格部材と重なる位置に配置されている。
上記構成によれば、連結部材が設けられていない場合の車室内側からの視界と同等の視界を確保することができる。
請求項に記載する本発明の車両側部構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記ベルトラインリインフォースには、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線が形成され、前記荷重伝達部には、車両前後方向に沿って延在する第二稜線が形成されると共に、前記第二稜線の後端部は、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重を前記第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている。
上記構成によれば、ベルトラインリインフォースの第一稜線は、フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在しており、下側連結部材の荷重伝達部に形成された第二稜線も、車両前後方向に沿って延在している。ここで、第二稜線の後端部は、フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重を第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側から下側連結部材に作用した荷重の一部は、荷重伝達部の第二稜線に沿って伝達された後、ベルトラインリインフォースの第一稜線に沿って効率的に伝達される。
以上説明したように、本発明の車両側部構造によれば、ピラーの窓部の長辺部を構成するピラー骨格構成部の太さが抑えられても、ピラーの剛性を確保することができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る車両用ピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両側部の一部を車両幅方向内側から見た状態で示す側面図である。 図1の車両側部構造が適用された車両の外観斜視図である。 図1のフロントピラーの上部側の要部を分解して示す分解斜視図である。 図4(A)は、図1の下側バルクヘッドと第一骨格構成部及び第二骨格構成部等との接合状態を拡大して示す斜視図である。図4(B)は、図1の上側バルクヘッドと第一骨格構成部及び第二骨格構成部等との接合状態を拡大して示す斜視図である。 図2の5−5線に沿って切断した状態を拡大して示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る車両用ピラー構造を備えた車両側部構造について図1〜図5を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは車両右方側を示している。
(実施形態の構成)
図2には、本実施形態に係る車両用ピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両10の外観が斜視図で示されている。図2に示されるように、車両10は、図示しないパワーユニット等が収容された車両前部12と、この車両前部12の車両後方側に配置されたキャビン14と、を含んで構成されている。車両前部12とキャビン14とは、図示しないダッシュパネルによって区画されている。
車両上部16には、キャビン14の上部においてルーフを構成するルーフパネル22が配置されている。また、ルーフパネル22の車両幅方向両側(すなわちルーフサイド20側)には、中空閉断面構造の左右一対のルーフサイドレール24が配置されている。ルーフサイドレール24は、車両側部18の上部において車両前後方向に沿って延在している。なお、ルーフパネル22の前端部の裏面側には、一対のルーフサイドレール24の前端部同士の間に図示しないフロントルーフヘッダが車両幅方向に架け渡されている。また、ルーフパネル22の後端部の裏面側には、一対のルーフサイドレール24の後端部同士の間に図示しないリアルーフヘッダが車両幅方向に架け渡されている。
車両側部18の下部には、中空閉断面構造のロッカ26が配置されている。このロッカ26は、車両前後方向に沿って延在している。また、ロッカ26の前端部からは柱状のピラーとしてのフロントピラー30が車両上方側へ立設されており、フロントピラー30の上端部はルーフサイドレール24の前端部に接続されている。フロントピラー30は、前述した図示しないダッシュパネルの車両幅方向両側に配置されている。フロントピラー30の上部を構成するピラーアッパ30Aは、車両上方側へ向けて車両後方側に傾斜されている。一対のピラーアッパ30A間にはフロントガラス28が装着されている。また、フロントピラー30の下部を構成するピラーロア30Bは、ピラーアッパ30Aの下端部から車両下方側へ略垂直に垂下されている。
ロッカ26の長手方向中間部からは柱状のセンタピラー32が車両上方側へ立設されている。センタピラー32の上端部はルーフサイドレール24の長手方向中間部に接続されている。また、センタピラー32の車両後方側には、柱状のリアピラー34が車両上方側へ立設されている。リアピラー34の上端部はルーフサイドレール24の後端部に接続されている。
ルーフサイドレール24、ロッカ26、フロントピラー30、センタピラー32及びリアピラー34は、いずれも車体骨格部材を構成している。そして、車両側部18の前部側には、ルーフサイドレール24とフロントピラー30とロッカ26とセンタピラー32とで囲まれたドア開口部としてのフロントドア開口部40が形成されている。また、車両側部18の後部側には、ルーフサイドレール24とセンタピラー32とロッカ26とリアピラー34とを含む車体骨格部材で囲まれたドア開口部としてのリアドア開口部42が形成されている。
言い換えれば、ルーフサイドレール24は、フロントドア開口部40の上縁側及びリアドア開口部42の上縁側において車両前後方向に沿って配置され、ロッカ26は、フロントドア開口部40の下縁側及びリアドア開口部42の下縁側において車両前後方向に沿って配置されている。また、フロントピラー30は、フロントドア開口部40の前縁側において略車両上下方向に沿って配置され、センタピラー32は、フロントドア開口部40の後縁側かつリアドア開口部42の前縁側において略車両上下方向に沿って配置されている。さらに、リアピラー34は、リアドア開口部42の後縁側において略車両上下方向に沿って配置されている。
フロントドア開口部40及びリアドア開口部42は、車室外と車室内とを連通させている。フロントドア開口部40は、フロントサイドドア44によって開閉されるようになっている。また、リアドア開口部42は、リアサイドドア48によって開閉されるようになっている。
フロントサイドドア44は、車室内側に配置される図示しないドアインナパネルと、前記ドアインナパネルの車室外側に配置されて前記ドアインナパネルとでドア本体部を形成するドアアウタパネル44Aと、を備えている。フロントサイドドア44の内部には、ベルトラインBLに沿って車両前後方向を長手方向として配置されたベルトラインリインフォース46(以下、「ベルトラインRF46」と略す)が設けられている。ベルトラインRF46は、一例として、長手方向に直交する断面形状が長手方向の全長に亘ってハット形状に形成され、車両幅方向内側へ開口部を向けている。ベルトラインRF46には、フロントサイドドア44の閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線としての上側稜線46L及び下側稜線46M(いずれも図1参照)が形成されている。
次に、ピラーアッパ30A及びその周辺構造について詳細に説明する。図1には、本実施形態に係る車両用ピラー構造を備えた車両側部構造が適用された車両側部18の一部が車両幅方向内側から見た状態の側面図で示されている。なお、図1では、前述したフロントサイドドア44(図2参照)が閉止された状態でのベルトラインRF46の配置位置を二点鎖線で示している。
フロントドア開口部40の上半部側の前縁側に配置されたピラーアッパ30Aは、いずれもピラー骨格構成部としての第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60を備えている。第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は、それぞれ別部材で構成されて中空柱状に形成されている(詳細後述)。第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は、車室内側から見てピラーアッパ30A(フロントピラー30の上部)の長手方向とは直交する方向に間隔を開けて並列的に設けられている。第一骨格構成部50は、フロントガラス28(図2参照)の側縁部に沿って延在し、第二骨格構成部60は、第一骨格構成部50に対して車両後方側かつ車両幅方向外側に設けられ、第一骨格構成部50の長手方向に沿って延在している。
第一骨格構成部50の下端部及び第二骨格構成部60の下端部は、車両側部18の骨格部材としてのピラーロア30Bのアウタパネル30Xの上部に固定されている。ピラーロア30Bのアウタパネル30Xは、ピラーロア30Bの車室外側の部分を構成し、車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在する側壁部30Sを備えている。ピラーロア30Bのアウタパネル30Xと、ピラーロア30Bの車室内側の部分を構成する図示しないインナパネルとは、各々の前後フランジ部同士が接合されることで、略車両上下方向に沿って延在する閉断面を形成している。
また、第一骨格構成部50の上端部及び第二骨格構成部60の上端部は、車両側部18の骨格部材としてのルーフサイドレール24のアウタパネル24Xに固定されている。ルーフサイドレール24のアウタパネル24Xは、ルーフサイドレール24の車両幅方向外側の部分を構成している。ルーフサイドレール24のアウタパネル24Xと、ルーフサイドレール24の車両幅方向内側の部分を構成する図示しないインナパネルとは、各々の上下フランジ部同士が接合されることで、略車両前後方向に沿って延在する閉断面を形成している。
第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60がそれぞれピラーロア30Bのアウタパネル30X及びルーフサイドレール24のアウタパネル24Xに固定されることで、ピラーアッパ30Aの長手方向に沿って延在する窓部58が形成されている。
また、第一骨格構成部50は、図3に示される第一アウタリインフォース52(以下、「第一アウタRF52」と略す。)と、第一インナリインフォース54(以下、「第一インナRF54」と略す。)と、によって形成されている。また、第二骨格構成部60(図1参照)は、第二アウタリインフォース62(以下、「第二アウタRF62」と略す。)の一部と、第二インナリインフォース64(以下、「第二インナRF64」と略す。)と、によって形成されている。第一アウタRF52、第一インナRF54、第二アウタRF62及び第二インナRF64は、一例として鋼板(より具体的には高張力鋼板)がプレス加工されることで形成されている。
図5には、図2の5−5線に沿って切断した状態が拡大された断面図で示されている。図3及び図5に示されるように、第一アウタRF52は、全体として車両後下方側かつ車両幅方向外側に開放された開断面形状に形成されている。図5に示されるように、第一アウタRF52は、その車両幅方向外側の部分において第一アウタRF52の前面側を形成する前側壁52Aを備えている。また、第一アウタRF52は、その車両幅方向内側の部分に図5に示される断面で車両下方側へ向けて車両幅方向内側に若干傾斜して延びる内側壁52Cを備えている。図1に示されるように、内側壁52Cは、車両前下方側へ向かうにしたがって面方向が徐々に変えられて若干ねじれた状態となっており、下端部52C1では概ね車両上下方向及び車両前後方向に沿うように配置されている。また、図3に示されるように、第一アウタRF52は、その上端部側の車両幅方向外側の部位において車両後下方側に延出された上外側フランジ部52Fを備えている。
図5に示されるように、第一アウタRF52は、前側壁52Aの車両幅方向内側端部と内側壁52Cの車両前上方側の端部とを繋ぐ中間壁部52Bを備えている。この中間壁部52Bは、車両後下方側に凸の略V字状に形成されている。なお、中間壁部52Bの車両幅方向内側の部分には、フロントガラス28の側縁部28Aが、接着層A1を介して接合されている。また、フロントガラス28において接着層A1よりも車両幅方向内側の部位には、クッションゴムB1が取り付けられている。
図3及び図5に示されるように、第一インナRF54は、全体として車両前上方側かつ車両幅方向内側に開放された開断面形状に形成されている。図5に示されるように、第一インナRF54は、その前面側を形成する前側壁54Aを備えている。この前側壁54Aの車両幅方向内側の端部は、第一アウタRF52の前側壁52Aの一部に車両後下方側から重ねられて接合されている。また、第一インナRF54は、その車両幅方向内側の部分において第一アウタRF52の内側壁52Cの端末側の部分に車両幅方向外側から重ねられて接合された内側フランジ54Cを備えている。さらに、第一インナRF54は、前側壁54Aの車両幅方向外側端部と内側フランジ54Cの車両前上方側の端部とを繋ぐ中間壁部54Bを備えており、この中間壁部54Bは、車両後下方側に凸の略V字状に形成されている。
第一アウタRF52及び第一インナRF54は、前側壁52Aと前側壁54Aとが接合されると共に内側壁52Cと内側フランジ54Cとが接合されることで、第一骨格構成部50の長手方向視で閉断面56を形成している。なお、閉断面56の断面外側には、中間壁部54Bの車両幅方向外側の部分から前側壁54Aの車両幅方向外側の部分までの範囲に内装フィルム59が貼られている。
また、図1及び図3に示されるように、第二アウタRF62は、第二骨格構成部60の一部を構成する第二骨格アウタ部62Bを備えている。図5に示されるように、第二骨格アウタ部62Bは、縦断面視で一例として三角波状に折り曲げられた曲板形状に形成されている。第二骨格アウタ部62Bは、その車両幅方向外側の部分において第二骨格アウタ部62Bの前端側を形成する前側壁62B1を備えている。また、第二骨格アウタ部62Bは、その車両幅方向内側の部分において車両後下方側へ向けて若干車両幅方向外側に傾斜して延びる内側壁62B3を備えている。さらに、第二骨格アウタ部62Bは、前側壁62B1の車両後下方側端部と内側壁62B3の車両前上方側の端部とを繋ぐ中間壁部62B2を備えており、この中間壁部62B2は、三角波状に形成されている。
なお、第二骨格アウタ部62Bは、車両側部18の外板部を構成するサイドアウタパネル(「サイメンアウタパネル」ともいう。)36の一部の車両前上方側に隣接配置されている。第二骨格アウタ部62Bの前側壁62B1及び内側壁62B3は、サイドアウタパネル36の一部に接合されている。
図1及び図3に示されるように、第二インナRF64は、車両後下方側かつ車両幅方向外側に開放された略V字状の開断面形状に形成されている。図5に示されるように、第二インナRF64は、前面側を形成する前側壁64Aを備えており、前側壁64Aの車両幅方向外側の端部が第二骨格アウタ部62Bの前側壁62B1の車両前上方側の端部に車両幅方向内側から突き当てられて接合されている。なお、前側壁64Aの車両前上方側には内装フィルム68が貼られている。
また、第二インナRF64は、図5に示される断面で前側壁64Aの車両幅方向内側端部から車両下方側へ向けて若干車両幅方向外側に傾斜して延出された内側壁64Bを備えている。図1に示されるように、内側壁64Bは、車両前下方側へ向かうにしたがって面方向が徐々に変えられて若干ねじれた状態となっており、下端部64B1では概ね車両上下方向及び車両前後方向に沿うように配置されている。図5に示されるように、内側壁64Bの車両後下方側の端部は、第二骨格アウタ部62Bの内側壁62B3に車両幅方向内側から重ねられて接合されている。
第二骨格アウタ部62B及び第二インナRF64は、前側壁62B1と前側壁64Aとが接合されると共に内側壁62B3と内側壁64Bとが接合されることで、第二骨格構成部60の長手方向視で閉断面66を形成している。なお、第二骨格構成部60とフロントサイドドア44との間には、フロントサイドドア44の前端側にウェザーストリップ38Aが取り付けられ、第二骨格構成部60における内側壁62B3と内側壁64Bとの合わせ部にウェザーストリップ38Bが取り付けられている。
図1及び図3に示されるように、第二アウタRF62は、第二骨格アウタ部62Bよりも車両上方側及び車両後方側に延出された上側延出部62Aを備えている。上側延出部62Aは、図1に示されるルーフサイドレール24のアウタパネル24Xに車室内側から重ねられて溶接により接合されている。また、この上側延出部62Aには、図3に示される第一アウタRF52の上外側フランジ部52Fが車室内側から重ねられている(図4(B)参照)。
また、図1及び図3に示されるように、第二アウタRF62は、第二骨格アウタ部62Bよりも車両下方側及び車両前方側に延出された下側延出部62Cを備えている。図1に示されるように、下側延出部62Cは、ピラーロア30Bのアウタパネル30Xの上部に車室内側から重ねられて溶接により接合されている。また、この下側延出部62Cには、第一インナRF54(図3参照)の下端部が車室内側から重ねられている。
図5に示されるように、ピラーアッパ30Aには、いずれも透明部材としての第一透明部材70及び第二透明部材72が配置されている。第一透明部材70及び第二透明部材72は、例えば無機ガラス又は高強度透明樹脂等の透明な材料で板状に形成されている。なお、高強度透明樹脂としては、ガラス繊維によって強化されたポリカーボネート(PC−GF)や、セルロース・ナノ・ファイバーによって強化されたポリカーボネート(PC−CNF)等が挙げられる。これらの第一透明部材70及び第二透明部材72は、互いに隣り合う第一骨格構成部50と第二骨格構成部60との間に架け渡されており、ピラーアッパ30Aの長手方向に沿って延びている。
具体的には、第一透明部材70は、ピラーアッパ30Aの長手方向と直交する方向の両端部が第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60に対して車両外側に配置されており、ピラーアッパ30Aの車両外側の意匠面を形成している。第一透明部材70の車両幅方向内側の端部には、その車室内側及び車両幅方向内側に第一非透明部材74が二色成形により一体に設けられている。第一非透明部材74は、第一骨格構成部50の前側壁52Aに接着層A2を介して接合されている。また、第一非透明部材74にはモールB2が接合され、このモールB2の先端は、フロントガラス28の側縁部28A付近に接している。また、第一透明部材70の車両後下方側の端部には、その車室内側及び車両後下方側に第二非透明部材75が二色成形により一体に設けられている。第二非透明部材75は、第二骨格構成部60の前側壁62B1の車両幅方向外側の部位に重ねられたサイドアウタパネル36に接着層A3を介して接合されている。
また、第二透明部材72は、ピラーアッパ30Aの長手方向と直交する方向の両端部が第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60に対して車室内側に配置されており、ピラーアッパ30Aの車室内側の意匠面を形成している。第二透明部材72の車両幅方向内側の端部は、第一骨格構成部50の中間壁部54Bの車両幅方向内側の部位に接着層A4を介して接合されている。また、第二透明部材72の車両後下方側の端部は、第二骨格構成部60の内側壁64Bの車両前上方側の部位に接着層A5を介して接合されている。
また、第一骨格構成部50には、第一のピラーガーニッシュ76がクリップ76Aで取り付けられており、この第一のピラーガーニッシュ76は、第一骨格構成部50を車室内側から覆うように配置されている。第一のピラーガーニッシュ76と第一骨格構成部50との間の空間には、図示を省略するワイヤハーネスやアンテナ等の長尺材が配索される。また、第二骨格構成部60には、第二のピラーガーニッシュ78が図示しない取付手段によって取り付けられており、この第二のピラーガーニッシュ78は、第二骨格構成部60を車室内側から覆うように配置されている。第二のピラーガーニッシュ78と第二骨格構成部60との間の空間には、図示を省略するカーテンエアバッグ等が配置される。
一方、図1に示されるように、互いに隣り合う第一骨格構成部50の下部と第二骨格構成部60の下部は、下側連結部材としての下側バルクヘッド80によって連結されている。また、互いに隣り合う第一骨格構成部50の上部と第二骨格構成部60の上部は、上側連結部材としての上側バルクヘッド82によって連結されている。そして、下側バルクヘッド80と、上側バルクヘッド82と、第一骨格構成部50と、第二骨格構成部60とで、枠状の構造部90が形成されている。なお、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82は、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60を構成する部材とは別体とされると共に、ピラーロア30B、ルーフサイドレール24、第一透明部材70及び第二透明部材72とも別体とされている。下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82は、いずれも金属製の屈曲板材である。
図4(A)には、下側バルクヘッド80と第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60等との接合状態が拡大された斜視図で示されている。図1及び図4(A)に示されるように、下側バルクヘッド80は、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の各下端部に取り付けられて第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の各車両下方側に配置される部位を含んで構成されている。また、下側バルクヘッド80は、車室内側から見て図1に示されるピラーロア30Bのアウタパネル30Xと重なる位置に配置されている。
図3及び図4(A)に示されるように、下側バルクヘッド80は、車両前後方向に沿って延在し、その車両前後方向中間部が縦断面視で車両幅方向外側へ開口部を向けた略ハット形状に形成されている。図4(A)に示されるように、下側バルクヘッド80は、その車両幅方向外側の部位を構成する上フランジ部80A及び下フランジ部80Eが第二アウタRF62の下側延出部62Cに溶接により接合されている。また、下側バルクヘッド80は、その車両幅方向内側の部位を構成して車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在する内側縦壁部80Cを備えている。そして、内側縦壁部80Cは、上側繋部80Bによって上フランジ部80Aと一体に繋がれると共に、下側繋部80Dによって下フランジ部80Eと一体に繋がれている。
内側縦壁部80Cの後側上部80C1は、第二インナRF64の内側壁64Bの下端部64B1に溶接によって接合されている。下側バルクヘッド80の内側縦壁部80Cの前側上部80C2は、第一アウタRF52の内側壁52Cの下端部52C1に溶接によって接合されている。また、上側繋部80Bの前端部には、車両上方側に曲げられて延出された前フランジ部80B1が設けられている。この前フランジ部80B1は、第一インナRF54の中間壁部54Bの後側下端部54B1に溶接によって接合されている。また、上側繋部80Bの後端部には、車両下方側かつ斜め車両幅方向外側に曲げられて延出された後フランジ部80B2が設けられている。この後フランジ部80B2は、第二インナRF64の前側壁64Aの下端部64A1に溶接によって接合されている。
図1に示されるように、下側バルクヘッド80は、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態でベルトラインRF46の車両前方側に位置して車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の前端部46A側に伝達可能な荷重伝達部80Xを備えている。荷重伝達部80Xには、車両前後方向に沿って延在する第二稜線としての上側稜線80Lが形成されている。図4(A)に示されるように、上側稜線80Lは、内側縦壁部80Cと上側繋部80Bとの境界部とされている。また、図1に示されるように、上側稜線80Lの後端部80Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の上側稜線46Lの前端部46X側に伝達可能な位置に設定されている。すなわち、上側稜線80Lの後端部80Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態でのベルトラインRF46の上側稜線46Lの前端部46Xの車両前方側に対応する位置(上側稜線46Lの前端部46Xと車両上下方向位置及び車両幅方向位置が同等の位置)に設定されている。なお、図4(A)に示されるように、荷重伝達部80Xにおいて、内側縦壁部80Cと下側繋部80Dとの境界部とされる下側稜線80Mは、車両前後方向に沿って延在して車両後方側へ向けて若干車両上方側に傾斜している。
図4(B)には、上側バルクヘッド82と第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60等との接合状態が拡大された斜視図で示されている。なお、図4(B)では、図中の紙面に垂直な奥側が車両幅方向外側斜め後上方側となっている。図1及び図4(B)に示されるように、上側バルクヘッド82は、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の各上端部側の部位同士の間に介在され、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の各延在方向と直交するように延在している。上側バルクヘッド82は、車室内側から見てルーフサイドレール24のアウタパネル24Xと重なる位置に配置されている。
図3及び図4(B)に示されるように、上側バルクヘッド82は、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の各延在方向に沿う方向に切断した断面の形状が車両幅方向外側へ開口部を向けた略ハット形状に形成されている。図4(B)に示されるように、上側バルクヘッド82は、その車両幅方向外側の部位を構成する前側フランジ部82A及び後側フランジ部82Eを備えている。前側フランジ部82Aは、車両前下方側に張り出した張出部82A1を備え、後側フランジ部82Eは、車両後上方側に張り出した張出部82E1を備えている。上側バルクヘッド82における前側フランジ部82Aの張出部82A1及び後側フランジ部82Eの張出部82E1は、第一アウタRF52の上外側フランジ部52F及び第二アウタRF62の上側延出部62Aに重ねられて溶接により接合されている。
また、上側バルクヘッド82は、前述した略ハット形状の部分における車両幅方向内側の部位を構成する内側壁部82Cを備えている。内側壁部82Cは、全体として車両幅方向内側斜め後下方側を向くように配置されている。内側壁部82Cは、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60とを上側バルクヘッド82によって繋ぐ方向(以下、「上側バルクヘッド82による繋ぎ方向X」と略す。)に沿ってかつその方向における内側壁部82Cの全長に亘って延在する補強ビード82C1を備えている。補強ビード82C1は、内側壁部82Cにおいて上側バルクヘッド82による繋ぎ方向Xと直交する方向の両端部を分断するような位置に設定され、上側バルクヘッド82による繋ぎ方向Xに延在する二本の稜線82Xを含んで構成されている。補強ビード82C1の頂部82Tには、溶接作業用の孔82Zが貫通形成されている。
内側壁部82Cは、前側繋部82Bによって前側フランジ部82Aと一体に繋がれると共に、後側繋部82Dによって後側フランジ部82Eと一体に繋がれている。前側繋部82Bには、上側バルクヘッド82による繋ぎ方向Xにおける中間部に補強ビード82B1が形成されている。補強ビード82B1は、内側壁部82Cと前側フランジ部82Aとを前側繋部82Bによって繋ぐ方向に沿ってかつその方向における前側繋部82Bの全長に亘って延在している。また、後側繋部82Dには、上側バルクヘッド82による繋ぎ方向Xにおける中間部に補強ビード82D1が形成されている。補強ビード82D1は、内側壁部82Cと後側フランジ部82Eとを後側繋部82Dによって繋ぐ方向に沿ってかつその方向における後側繋部82Dの全長に亘って延在している。
内側壁部82Cの下端側からは下側フランジ部82Fが車両後下方側に延出されている。下側フランジ部82Fは、第二インナRF64の内側壁64Bの上端部側の部位に車室側から重ねられて溶接により接合されている。前側フランジ部82Aと下側フランジ部82Fと前側繋部82Bとは前下側フランジ部82Gによって繋がれている。前下側フランジ部82Gは、第二インナRF64の前側壁64Aの上端部側の部位に重ねられて溶接により接合されている。後側フランジ部82Eと下側フランジ部82Fと後側繋部82Dとは後下側フランジ部82Hによって繋がれている。後下側フランジ部82Hは、第二インナRF64の前側壁64Aの上端部側の部位に重ねられて溶接により接合されている。
内側壁部82Cの上端側からは上側フランジ部82J(図3参照)が車両幅方向内側に延出されている。上側フランジ部82Jは、第一インナRF54の中間壁部54Bの上端部側の部位に車両後下方側斜め車両幅方向外側から重ねられて溶接により接合されている。前側フランジ部82Aと上側フランジ部82Jと前側繋部82Bとは前上側フランジ部82Kによって繋がれている。前上側フランジ部82Kの一部は、第一インナRF54の中間壁部54Bの上端部側の部位に車両後下方側斜め車両幅方向外側から重ねられて溶接により接合されている。後側フランジ部82Eと上側フランジ部82Jと後側繋部82Dとは後上側フランジ部82Lによって繋がれている。後上側フランジ部82Lの一部は、第一インナRF54の中間壁部54Bの上端部側の部位に車両後下方側斜め車両幅方向外側から重ねられて溶接により接合されている。
なお、図3に示される第一アウタRF52、第一インナRF54、第二アウタRF62、第二インナRF64、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82は、図1に示されるピラーロア30Bやルーフサイドレール24に接合する前に予め接合によりサブアッシー化しておくことが好ましい。すなわち、例えば、前記のようにサブアッシー化しておくことなく下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82を最後に接合させるような手順を採ると、組付誤差等によって、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82の各接合が困難になる場合も考え得るが、予めサブアッシー化しておけばそのような事態も回避することができる。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、下側バルクヘッド80の車両下方側にバルクヘッド84が並設されている。バルクヘッド84は、縦断面視が車両幅方向外側へ開口部を向けた略ハット形状に形成され、第二アウタRF62の下側延出部62Cに溶接により接合されている。本実施形態では、一例としてバルクヘッド84の上フランジ部は、下側バルクヘッド80の上フランジ部80A(図4(A)参照)と第二アウタRF62の下側延出部62Cとの間に挟まれている。なお、前述のように予め下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82を含む部材をサブアッシー化しておく場合には、バルクヘッド84も下側バルクヘッド80等と一体化させておくことになる。
バルクヘッド84は、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態でベルトラインRF46の車両前方側に位置して車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の前端部46A側に伝達可能な部位を含んで構成されている。バルクヘッド84の下部側には、車両前後方向に沿って延在して車両後方側へ向けて若干車両上方側に傾斜した下側稜線84Lが形成されている。下側稜線84Lの後端部84Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の下側稜線46Mの前端部46Y側に伝達可能な位置に設定されている。すなわち、下側稜線84Lの後端部84Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態でのベルトラインRF46の下側稜線46Mの前端部46Yの車両前方側に対応する位置(下側稜線46Mの前端部46Yと車両上下方向位置及び車両幅方向位置が同等の位置)に設定されている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は、車両側部18において柱状のフロントピラー30の一部としてフロントドア開口部40の上半部側の前縁側に配置され、車室内側から見てピラーアッパ30A(フロントピラー30の上部)の長手方向とは直交する方向に間隔を開けて並列的に設けられている。第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は、それぞれ別部材で構成されているので、例えばそれらが同一部材で構成されるような対比構造と比べて、作り易い。また、図5に示されるように、互いに隣り合う第一骨格構成部50と第二骨格構成部60との間に第一透明部材70及び第二透明部材72が架け渡されているので、車室内の乗員は、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60との間から車両外側を視認することができる。
また、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は、それぞれ中空柱状に形成され、長手方向視でそれぞれ閉断面構造を有しているので、それぞれについてある程度の剛性は確保される。ここで、図1に示されるように、互いに隣り合う第一骨格構成部50と第二骨格構成部60とは、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60を構成する部材、ピラーロア30B、ルーフサイドレール24、並びに第一透明部材70及び第二透明部材72(いずれも図5参照)とは別体とされた下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82によって、連結されている。これにより、例えば、前面衝突時やロールオーバー時等のように、外部からフロントピラー30に荷重が入力された場合、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60との相対移動が抑えられ、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60とが一体化された骨格部として荷重を受ける。
また、本実施形態では、互いに隣り合う第一骨格構成部50の下部と第二骨格構成部60の下部とは、下側バルクヘッド80によって連結され、互いに隣り合う第一骨格構成部50の上部と第二骨格構成部60の上部とは、上側バルクヘッド82によって連結されている。そして、下側バルクヘッド80と、上側バルクヘッド82と、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60とで、枠状の構造部90が形成されているので、外部から荷重が入力された場合、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60との相対移動が効果的に抑えられる。
また、本実施形態では、下側バルクヘッド80は、車室内側から見てピラーロア30Bのアウタパネル30Xと重なる位置に配置され、上側バルクヘッド82は、車室内側から見てルーフサイドレール24のアウタパネル24Xと重なる位置に配置されている。このため、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82が設けられていない場合の車室内側からの視界と同等の視界を確保することができる。
また、本実施形態では、前面衝突時の車両前方側からの荷重Fは、第一骨格構成部50に伝達される(矢印f1参照)と共に、第一骨格構成部50から下側バルクヘッド80を介して第二骨格構成部60に伝達される(矢印f2参照)。また、下側バルクヘッド80の荷重伝達部80Xは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態でベルトラインRF46の車両前方側に位置しており、前面衝突時の車両前方側からの荷重Fの一部は、下側バルクヘッド80の荷重伝達部80XからベルトラインRF46の前端部46A側に伝達される。このように、下側バルクヘッド80の荷重伝達部80Xが、ベルトラインRF46に荷重Fを伝達させる経路(ロードパス)として機能することで、部品点数を抑えつつ前面衝突時の衝突安全性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、ベルトラインRF46の上側稜線46Lは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態で車両前後方向に沿って延在しており、下側バルクヘッド80の荷重伝達部80Xに形成された上側稜線80Lも、車両前後方向に沿って延在している。ここで、上側稜線80Lの後端部80Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の上側稜線46Lの前端部46X側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側から下側バルクヘッド80に作用した荷重Fの一部は、荷重伝達部80Xの上側稜線80Lに沿って伝達された後、ベルトラインRF46の上側稜線46Lに沿って効率的に伝達される(矢印f3参照)。さらに、本実施形態では、バルクヘッド84の下側稜線84Lの後端部84Zは、フロントサイドドア44(図2参照)の閉止状態で車両前方側からの荷重FをベルトラインRF46の下側稜線46Mの前端部46Y側に伝達可能な位置に設定されている。このため、前面衝突時に車両前方側からバルクヘッド84に作用した荷重Fの一部は、下側稜線84Lに沿って伝達された後、ベルトラインRF46の下側稜線46Mに沿って効率的に伝達される。
以上説明したように、本実施形態に係る車両用ピラー構造を備えた車両側部構造によれば、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の太さが抑えられても、フロントピラー30の剛性を確保することができる。その結果、車体の捩り剛性を示す値であるKt値が確保されることで操縦安定性や乗り心地が維持されつつ、前方視界を改善することが可能となる。
また、本実施形態では、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60とが下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82によって一体化された構造になっているので、例えば衝突時に第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の一方が座屈して破断してしまうといったことを防止又は抑制することができる。すなわち、例えば第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の一方に荷重が作用した場合に、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の他方にも良好に荷重を受け持たせることができ、衝突時におけるフロントピラー30の強度を良好に確保することができる。その結果、衝突安全性能も良好に確保される。
さらに、本実施形態では、第一骨格構成部50と第二骨格構成部60の太さが抑えられることで、軽量化にも寄与することができる。その結果、車両の燃費を向上させることが可能となると共に、コーナリングでハンドルを切った場合の応答性を向上させることが可能となる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、フロントピラー30に、請求項1に記載された「車両用ピラー構造」が適用されているが、例えば、図2に示されるリアピラー34等のようにフロントピラー30以外のピラーに、請求項1に記載された「車両用ピラー構造が適用されてもよい。なお、フロントピラー30以外のピラーにのみ請求項1に記載された「車両用ピラー構造」が適用されている場合は、本発明の実施形態ではなく参考例である。また、上記実施形態では、左右一対のフロントピラー30の両方に、請求項1に記載された「車両用ピラー構造が適用されているが、例えば、運転席側のフロントピラー(30)にのみ、請求項1に記載された「車両用ピラー構造が適用されてもよい。
また、上記実施形態では、ピラー骨格構成部として、図1に示される第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60の二本の骨格部が設定されているが、ピラー骨格構成部が例えば三本等のように三本以上の複数本設定されてもよい。
また、上記実施形態では、第一骨格構成部50及び第二骨格構成部60は下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82に溶接によって接合されているが、溶接に代えて、ボルトやリベット等を用いた機械締結によって接合されてもよい。
また、上記実施形態では、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82を有しており、このような構成が好ましいが、下側バルクヘッド80及び上側バルクヘッド82の一方のみを有する構成も採り得る。
また、上記実施形態の変形例として、連結部材は、車室内側から見て車両側部の骨格部材と重ならない位置に(一例としてピラー窓部の長手方向中間部に)配置されてもよい。
また、本発明の実施形態ではない参考例として、下側バルクヘッド(80)がフロントサイドドア(44)の閉止状態でベルトラインRF(46)の車両前方側に位置する部位を備えない構成も採り得る。
また、上記実施形態の変形例として、下側バルクヘッド(80)の上側稜線(80L)が、下側バルクヘッド(80)の車両前後方向の全長に亘るような形状に、下側連結部材としての下側バルクヘッドが形成されてもよい。また、上記実施形態の他の変形例として、下側バルクヘッド80に相当する部分とバルクヘッド84に相当する部分を一体に形成して下側連結部材としての下側バルクヘッドとしてもよい。さらに、上記実施形態の他の変形例として、下側バルクヘッド(80)の荷重伝達部(80X)に、上側稜線(80L)と同様に機能する稜線が形成されていない構成も採り得る。
なお、上記実施形態及び上述の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
18 車両側部
24X ルーフサイドレールのアウタパネル(車両側部の骨格部材)
30 フロントピラー(ピラー)
30X ピラーロアのアウタパネル(車両側部の骨格部材)
40 フロントドア開口部(ドア開口部)
44 フロントサイドドア
46 ベルトラインリインフォース
46A ベルトラインリインフォースの前端部
46L 上側稜線(第一稜線)
46X 上側稜線の前端部(第一稜線の前端部)
50 第一骨格構成部(ピラー骨格構成部)
52 第一アウタリインフォース(ピラー骨格構成部を構成する部材)
54 第一インナリインフォース(ピラー骨格構成部を構成する部材)
60 第二骨格構成部(ピラー骨格構成部)
62 第二アウタリインフォース(ピラー骨格構成部を構成する部材)
64 第二インナリインフォース(ピラー骨格構成部を構成する部材)
70 第一透明部材(透明部材)
72 第二透明部材(透明部材)
80 下側バルクヘッド(下側連結部材(連結部材))
80X 荷重伝達部
80L 上側稜線(第二稜線)
80Z 上側稜線の後端部(第二稜線の後端部)
82 上側バルクヘッド(上側連結部材(連結部材))
90 枠状の構造部
BL ベルトライン

Claims (4)

  1. 車両側部において柱状のピラーの一部としてドア開口部の上半部側の縁側に配置され、車室内側から見て前記ピラーの長手方向とは直交する方向に間隔を開けて並列的に設けられ、それぞれ別部材で構成されて中空柱状に形成されると共に上下端部が前記車両側部の骨格部材に固定された複数のピラー骨格構成部と、
    透明な材料で形成され、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部同士の間に架け渡された透明部材と、
    前記ピラー骨格構成部を構成する部材、前記骨格部材及び前記透明部材とは別体とされ、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部同士を連結する連結部材と、
    を有する車両用ピラー構造が適用されたフロントピラーを含んで構成された車両側部構造であって、
    前記フロントピラーが前縁側に配置される前記ドア開口部としてのフロントドア開口部を開閉するフロントサイドドアと、
    前記フロントサイドドアの内部に設けられてベルトラインに沿って配置されたベルトラインリインフォースと、
    を有し、
    前記連結部材として、互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の下部同士を連結する下側連結部材が設けられ、前記下側連結部材は、前記フロントサイドドアの閉止状態で前記ベルトラインリインフォースの車両前方側に位置して車両前方側からの荷重を前記ベルトラインリインフォースの前端部側に伝達可能な荷重伝達部を備える、車両側部構造
  2. 前記連結部材として、
    互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の下部同士を連結する下側連結部材と、
    互いに隣り合う前記ピラー骨格構成部の上部同士を連結する上側連結部材と、
    を含んでおり、
    前記下側連結部材と、前記上側連結部材と、前記ピラー骨格構成部とで、枠状の構造部が形成されている、請求項1に記載の車両側部構造
  3. 前記連結部材は、車室内側から見て、前記骨格部材と重なる位置に配置されている、請求項1又は請求項2に記載の車両側部構造
  4. 前記ベルトラインリインフォースには、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前後方向に沿って延在する第一稜線が形成され、
    前記荷重伝達部には、車両前後方向に沿って延在する第二稜線が形成されると共に、前記第二稜線の後端部は、前記フロントサイドドアの閉止状態で車両前方側からの荷重を前記第一稜線の前端部側に伝達可能な位置に設定されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両側部構造。
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