JP4365538B2 - インストルメントパネルフレーム - Google Patents
インストルメントパネルフレーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4365538B2 JP4365538B2 JP2001074181A JP2001074181A JP4365538B2 JP 4365538 B2 JP4365538 B2 JP 4365538B2 JP 2001074181 A JP2001074181 A JP 2001074181A JP 2001074181 A JP2001074181 A JP 2001074181A JP 4365538 B2 JP4365538 B2 JP 4365538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- frame
- panel frame
- wall
- partial frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K37/00—Dashboards
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K37/00—Dashboards
- B60K37/20—Dashboard panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンルームと室内とを仕切る隔壁と、インストルメントパネルとの間に位置され、車幅方向に設置されるインストルメントパネルフレームに関する。
【０００２】
【従来の技術】
車体のエンジンルームと室内とを仕切る隔壁（以下、ダッシュボードという）と、インストルメントパネルとの間には、エアコンディショナ、ダクト、ニーガード等の部品が収容されている。これらの部品は、例えば車体のフロントピラー間に固定されたステアリングサポートビーム等にブラケット等を介して設置されるが、その場合には組立ラインで組み付ける必要があるため、作業が煩雑になるばかりでなく、ブラケット等の固定部品も必要なため、部品点数の増加をも招来している。
【０００３】
そこで、近年では、このような部品を別に形成したフレーム（インストルメントパネルフレーム）にそれぞれ取り付け、それをダッシュボードとインストルメントパネルとの間に配設することによって、ブラケット等の部品を削減するとともに、別の場所で部組することを可能にして組み付け作業性を向上させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各部品はダッシュボードとインストルメントパネルとの間の幅方向および上下方向全体に分布しており、それらを取り付けようとすると、インストルメントパネルフレームが大型になり、重量が増大してしまう。
また、インストルメントパネルフレームに空間部を形成して軽量化を図り、しかもその空間部を例えばエアコンディショナの構成部品の収容ケースとして利用したものもあるが、型成形によって形成するためには、形状に限界があり、しかも強度をも確保することは難しい。
【０００５】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、軽量でかつ強度が得られ、しかも複雑な形状も可能にしたインストルメントパネルフレームを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、エンジンルームと室内とを仕切る隔壁と、インストルメントパネルとの間に位置されて、車幅方向に設置されるインストルメントパネルフレームであって、車体幅方向の面によって分割され、それによって形成される合成樹脂製の部分フレームを互いに会合させた状態で、それらの部分フレームの会合部に通気ダクトを構成し、前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに複数本の第１のリブを立設し、該第１のリブによって、前記部分フレームを互いに会合させた状態で、その会合部に補強用の閉断面を構成し、前記補強用の閉断面にステアリングコラムを取り付けることを特徴としている。
【０００７】
請求項１記載の発明によれば、インストルメントパネルフレームに通気ダクトが形成されるので、特別に空気ダクトを設置する必要がなく、また空気ダクトの取り付けを必要としないので、作業の省力化が図れ、部品点数の削減が図れる。
【０００９】
また、特に、内部に複数の閉断面が形成されるので、それによって高い強度が得られ、しかも軽量化が図れる。
【００１０】
請求項２記載の発明は、請求項１に記載のインストルメントパネルフレームにおいて、前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに第２のリブを突設し、該第２のリブと前記部分フレームとによってワイヤハーネス支持用溝を画成したことを特徴としている。
【００１１】
請求項２記載の発明によれば、請求項１に記載の発明と同様な効果が得られることは勿論のこと、特に、ワイヤハーネス支持用溝に嵌挿させることによってワイヤハーネスを保持させることができるので、ハーネスの取り付け作業が容易になり、しかもハーネスを保持させるクリップ等を必要としないので、部品点数を削減できる。
【００１２】
請求項３記載の発明は、請求項１または２に記載のインストルメントパネルフレームにおいて、前記部分フレームのいずれかの部分フレーム下部を車体の床まで延長したことを特徴としている。
【００１３】
請求項３記載の発明によれば、請求項１または２に記載の発明と同様な効果が得られることは勿論のこと、特に、フレームの延長部に他の部品等を取り付けることができ、組み付け作業が容易になる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の好適な実施の形態を説明する。
図１は本発明に係るインストルメントパネルフレームを概念的に示した斜視図、図２は図１におけるＡ−Ａ線で切断した要部を示した概念的な断面図、図３は本発明に係るインストルメントパネルフレームを車体に取り付けた状態を示した断面図である。
【００１５】
このインストルメントパネルフレーム１は、２つの部分フレーム、即ち上部フレーム２と下部フレーム３とによって構成される。
【００１６】
上部フレーム２は、車両室内に向けてほぼ水平方向に延設される上部段面壁２１と、該上部段面壁２１から車両室内に向けて斜め下方に延設された上部傾斜面壁２２と、該上部傾斜面壁２２から車両室内に向けてやや上方へ延設された下部段面壁２３と、該下部段面壁２３から下方へ向けて延設されたインストルメントパネル取り付け面壁２４と、該インストルメントパネル取り付け面壁２４から斜めエンジンルームへ向けて下方に延設された下部傾斜面壁２５とによって形成されている。
【００１７】
そして、この上部フレーム２の上部段面壁２１には図１に示したように、エアバッグ収容孔２６が形成され、上部傾斜面壁２２には通気孔２７が形成され、さらに下部段面壁２３に近接した位置に幅方向に適宜間隔をもってリブ（第２のリブ）２８が立設されている。また、インストルメントパネル取り付け面壁２４には、オーディオ機器等を収容する孔２９が形成されている。
【００１８】
一方、下部フレーム３は、下方に延設された縦面壁３１と、該縦面壁３１から車両室内に向けて略垂直に延設され、略水平な状態で設置される上部段壁部３２と、該上部段面壁３２から車両室内に向けて斜め下方に延設された傾斜面壁３３と、該傾斜面壁３３から車両室内に向けてやや上方へ向けて延設された下部段面壁３４とによって形成され、さらに、この下部フレーム３の縦面壁３１上端には、略水平方向に延設されたフランジ３５が形成されている。
【００１９】
そして、この下部フレーム３の傾斜面壁３３には複数本（図面では４本）のリブ３６（第１のリブ）が立設され、また、縦面壁３１および上部段面壁３２から側壁３７，３８が立設されており（図１参照）、さらに上部段面壁３２には通気孔３９が形成されている。
【００２０】
この上部フレーム２と下部フレーム３は合成樹脂による型成形によって形成される。そこで、この実施の形態では、上部フレーム２のリブ２８を段面壁２３と平行に形成し、通気孔２７を傾斜面壁２２に形成しており、また下部フレーム３のリブ３６を段面壁３４と平行に形成し、側壁３７，３８を縦面壁３１および上部段面壁３２に対して垂直に立設している。即ち、リブ２８，３６および側壁３７，３８を金型の抜き方向に一致させることによって、金型の構成を単純にしている。
【００２１】
このように形成された上部フレーム２と下部フレーム３は図２に示したように、重ね合わされて振動溶着等によって互いに一体化される。即ち、上部フレーム２の上部段面壁２１の端部と下部フレーム３のフランジ３５とが互いに重ね合わされ、上部フレーム２における下部段面壁２３の傾斜面壁２２側と下部フレーム３の下部段面壁３４の先端が互いに重ね合わされ、また、下部フレーム３のリブ３６の先端も上部フレーム２の傾斜面壁２２に当接され、さらに、下部フレーム３における側壁３７，３８の自由端部が上部フレーム２における上部段面壁２１および傾斜面壁２２に当接され、この状態で振動溶着等によって互いに固着される。
【００２２】
このようにして、一体化された上部フレーム２と下部フレーム３は、それらの会合部にダクト通路４１、補強部４２が形成される。即ち、上部フレーム２の上部段面壁２１および傾斜面壁２２と、下部フレーム３の縦面壁３１、上部段面壁部３２、傾斜面壁３３の一部および最上位置にあるリブ３６と、側壁３７，３８とによってダクト通路４１が画成され、さらに、下部フレーム３の傾斜面壁３３と、リブ３６と、上部フレーム２の傾斜面壁２２とによって複数の閉断面（図面では４つ）が形成される。
【００２３】
このように上部フレーム２と下部フレーム３とが一体化されたインストルメントパネルフレーム１には、ニープロテクタ等の必要部品が組み付けられる。そして、このインストルメントパネルフレーム１は、下部フレーム３の上部段面壁３２に形成された通気孔３９をヒータユニット５０の通気口５０ａに合致させた状態で、インストルメントパネルフレーム１の両端部をフロントピラー等の車体側部に、また中間部をダッシュパネル等に、それぞれねじ等によって固定して車体に設置される。そして、このインストルメントパネルフレーム１には、リブ２８と上部傾斜面壁２２と下部段面壁２３とによって画成されたワイヤハーネス支持用溝にワイヤハーネス５１を挿嵌させ、さらには、補強部４２にステアリングコラムを取り付ける。また、上部フレーム２の通気孔２７とインストルメントパネル６０の通気孔６１とをダクト５２によって連結し、インストルメントパネルフレーム１を覆うようにして、インストルメントパネル６０を取り付ける。
【００２４】
なお、上記実施の形態では、インストルメントパネルフレーム１を上部フレーム２と下部フレーム３の２つの部分フレームによって構成しているが、インストルメントパネルフレーム１を３つ以上の部分フレームによって構成してもよい。また、ワイヤハーネス支持用溝を１つの部分フレームに形成しているが、２つの部分フレーム間に形成してもよい。同様に、補強部４２を構成するリブ３６を２つの部分フレームにそれぞれ形成し、それらのリブを互いに接合させて補強部４２を構成してもよい。
【００２５】
【発明の効果】
本発明のインストルメントパネルフレームでは、該インストルメントパネルフレームに通気ダクトが形成されるので、特別に空気ダクトを用意する必要がなく、また空気ダクトの取り付けを必要としないので、作業の省力化が図れ、部品点数の削減が図れる。
また、本発明のインストルメントパネルフレームでは、内部に複数の閉断面が形成されるので、それによって高い強度が得られ、しかも軽量化が図れる。
また、本発明のインストルメントパネルフレームでは、リブによって画成される溝に嵌挿させることによってワイヤハーネスを保持させることができるので、ワイヤハーネスの取り付け作業が容易になり、しかもワイヤハーネスを保持させるクリップ等を必要としないので、部品点数の削減が図れる。
さらにまた、本発明のインストルメントパネルフレームでは、フレームの延長部に他の部品等を取り付けることができ、予め他の場所で、部組みが行えるので、部品等の組み付け作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るインストルメントパネルフレームの一実施の形態を概念的に示した斜視図である。
【図２】図１に示したインストルメントパネルフレームのＡ−Ａ線で切断した要部を示した断面図である。
【図３】図１に示したインストルメントパネルフレームとインストルメントパネルを車体に組み付けた状態を示した断面図である。
【符号の説明】
１ インストルメントパネルフレーム
２ 上部フレーム（部分フレーム）
２１ 上部段面壁
２２ 上部傾斜面壁
２３ 下部段面壁
２４ インストルメントパネル取り付け面壁
２５ 下部傾斜面壁
２６ エアバッグ収容孔
２７ 通気孔
２８ リブ
２９ 孔
３ 下部フレーム
３１ 縦面壁
３２ 上部段面壁
３３ 傾斜面壁
３４ 下部段面壁
３５ フランジ
３６ リブ
３７，３８ 側壁
３９ 通気孔
４１ ダクト通路
４２ 補強部
５０ ヒータユニット
５０ａ 通気孔
５１ ワイヤハーネス
５２ ダクト
６０ インストルメントパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンルームと室内とを仕切る隔壁と、インストルメントパネルとの間に位置され、車幅方向に設置されるインストルメントパネルフレームに関する。
【０００２】
【従来の技術】
車体のエンジンルームと室内とを仕切る隔壁（以下、ダッシュボードという）と、インストルメントパネルとの間には、エアコンディショナ、ダクト、ニーガード等の部品が収容されている。これらの部品は、例えば車体のフロントピラー間に固定されたステアリングサポートビーム等にブラケット等を介して設置されるが、その場合には組立ラインで組み付ける必要があるため、作業が煩雑になるばかりでなく、ブラケット等の固定部品も必要なため、部品点数の増加をも招来している。
【０００３】
そこで、近年では、このような部品を別に形成したフレーム（インストルメントパネルフレーム）にそれぞれ取り付け、それをダッシュボードとインストルメントパネルとの間に配設することによって、ブラケット等の部品を削減するとともに、別の場所で部組することを可能にして組み付け作業性を向上させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各部品はダッシュボードとインストルメントパネルとの間の幅方向および上下方向全体に分布しており、それらを取り付けようとすると、インストルメントパネルフレームが大型になり、重量が増大してしまう。
また、インストルメントパネルフレームに空間部を形成して軽量化を図り、しかもその空間部を例えばエアコンディショナの構成部品の収容ケースとして利用したものもあるが、型成形によって形成するためには、形状に限界があり、しかも強度をも確保することは難しい。
【０００５】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、軽量でかつ強度が得られ、しかも複雑な形状も可能にしたインストルメントパネルフレームを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、エンジンルームと室内とを仕切る隔壁と、インストルメントパネルとの間に位置されて、車幅方向に設置されるインストルメントパネルフレームであって、車体幅方向の面によって分割され、それによって形成される合成樹脂製の部分フレームを互いに会合させた状態で、それらの部分フレームの会合部に通気ダクトを構成し、前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに複数本の第１のリブを立設し、該第１のリブによって、前記部分フレームを互いに会合させた状態で、その会合部に補強用の閉断面を構成し、前記補強用の閉断面にステアリングコラムを取り付けることを特徴としている。
【０００７】
請求項１記載の発明によれば、インストルメントパネルフレームに通気ダクトが形成されるので、特別に空気ダクトを設置する必要がなく、また空気ダクトの取り付けを必要としないので、作業の省力化が図れ、部品点数の削減が図れる。
【０００９】
また、特に、内部に複数の閉断面が形成されるので、それによって高い強度が得られ、しかも軽量化が図れる。
【００１０】
請求項２記載の発明は、請求項１に記載のインストルメントパネルフレームにおいて、前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに第２のリブを突設し、該第２のリブと前記部分フレームとによってワイヤハーネス支持用溝を画成したことを特徴としている。
【００１１】
請求項２記載の発明によれば、請求項１に記載の発明と同様な効果が得られることは勿論のこと、特に、ワイヤハーネス支持用溝に嵌挿させることによってワイヤハーネスを保持させることができるので、ハーネスの取り付け作業が容易になり、しかもハーネスを保持させるクリップ等を必要としないので、部品点数を削減できる。
【００１２】
請求項３記載の発明は、請求項１または２に記載のインストルメントパネルフレームにおいて、前記部分フレームのいずれかの部分フレーム下部を車体の床まで延長したことを特徴としている。
【００１３】
請求項３記載の発明によれば、請求項１または２に記載の発明と同様な効果が得られることは勿論のこと、特に、フレームの延長部に他の部品等を取り付けることができ、組み付け作業が容易になる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の好適な実施の形態を説明する。
図１は本発明に係るインストルメントパネルフレームを概念的に示した斜視図、図２は図１におけるＡ−Ａ線で切断した要部を示した概念的な断面図、図３は本発明に係るインストルメントパネルフレームを車体に取り付けた状態を示した断面図である。
【００１５】
このインストルメントパネルフレーム１は、２つの部分フレーム、即ち上部フレーム２と下部フレーム３とによって構成される。
【００１６】
上部フレーム２は、車両室内に向けてほぼ水平方向に延設される上部段面壁２１と、該上部段面壁２１から車両室内に向けて斜め下方に延設された上部傾斜面壁２２と、該上部傾斜面壁２２から車両室内に向けてやや上方へ延設された下部段面壁２３と、該下部段面壁２３から下方へ向けて延設されたインストルメントパネル取り付け面壁２４と、該インストルメントパネル取り付け面壁２４から斜めエンジンルームへ向けて下方に延設された下部傾斜面壁２５とによって形成されている。
【００１７】
そして、この上部フレーム２の上部段面壁２１には図１に示したように、エアバッグ収容孔２６が形成され、上部傾斜面壁２２には通気孔２７が形成され、さらに下部段面壁２３に近接した位置に幅方向に適宜間隔をもってリブ（第２のリブ）２８が立設されている。また、インストルメントパネル取り付け面壁２４には、オーディオ機器等を収容する孔２９が形成されている。
【００１８】
一方、下部フレーム３は、下方に延設された縦面壁３１と、該縦面壁３１から車両室内に向けて略垂直に延設され、略水平な状態で設置される上部段壁部３２と、該上部段面壁３２から車両室内に向けて斜め下方に延設された傾斜面壁３３と、該傾斜面壁３３から車両室内に向けてやや上方へ向けて延設された下部段面壁３４とによって形成され、さらに、この下部フレーム３の縦面壁３１上端には、略水平方向に延設されたフランジ３５が形成されている。
【００１９】
そして、この下部フレーム３の傾斜面壁３３には複数本（図面では４本）のリブ３６（第１のリブ）が立設され、また、縦面壁３１および上部段面壁３２から側壁３７，３８が立設されており（図１参照）、さらに上部段面壁３２には通気孔３９が形成されている。
【００２０】
この上部フレーム２と下部フレーム３は合成樹脂による型成形によって形成される。そこで、この実施の形態では、上部フレーム２のリブ２８を段面壁２３と平行に形成し、通気孔２７を傾斜面壁２２に形成しており、また下部フレーム３のリブ３６を段面壁３４と平行に形成し、側壁３７，３８を縦面壁３１および上部段面壁３２に対して垂直に立設している。即ち、リブ２８，３６および側壁３７，３８を金型の抜き方向に一致させることによって、金型の構成を単純にしている。
【００２１】
このように形成された上部フレーム２と下部フレーム３は図２に示したように、重ね合わされて振動溶着等によって互いに一体化される。即ち、上部フレーム２の上部段面壁２１の端部と下部フレーム３のフランジ３５とが互いに重ね合わされ、上部フレーム２における下部段面壁２３の傾斜面壁２２側と下部フレーム３の下部段面壁３４の先端が互いに重ね合わされ、また、下部フレーム３のリブ３６の先端も上部フレーム２の傾斜面壁２２に当接され、さらに、下部フレーム３における側壁３７，３８の自由端部が上部フレーム２における上部段面壁２１および傾斜面壁２２に当接され、この状態で振動溶着等によって互いに固着される。
【００２２】
このようにして、一体化された上部フレーム２と下部フレーム３は、それらの会合部にダクト通路４１、補強部４２が形成される。即ち、上部フレーム２の上部段面壁２１および傾斜面壁２２と、下部フレーム３の縦面壁３１、上部段面壁部３２、傾斜面壁３３の一部および最上位置にあるリブ３６と、側壁３７，３８とによってダクト通路４１が画成され、さらに、下部フレーム３の傾斜面壁３３と、リブ３６と、上部フレーム２の傾斜面壁２２とによって複数の閉断面（図面では４つ）が形成される。
【００２３】
このように上部フレーム２と下部フレーム３とが一体化されたインストルメントパネルフレーム１には、ニープロテクタ等の必要部品が組み付けられる。そして、このインストルメントパネルフレーム１は、下部フレーム３の上部段面壁３２に形成された通気孔３９をヒータユニット５０の通気口５０ａに合致させた状態で、インストルメントパネルフレーム１の両端部をフロントピラー等の車体側部に、また中間部をダッシュパネル等に、それぞれねじ等によって固定して車体に設置される。そして、このインストルメントパネルフレーム１には、リブ２８と上部傾斜面壁２２と下部段面壁２３とによって画成されたワイヤハーネス支持用溝にワイヤハーネス５１を挿嵌させ、さらには、補強部４２にステアリングコラムを取り付ける。また、上部フレーム２の通気孔２７とインストルメントパネル６０の通気孔６１とをダクト５２によって連結し、インストルメントパネルフレーム１を覆うようにして、インストルメントパネル６０を取り付ける。
【００２４】
なお、上記実施の形態では、インストルメントパネルフレーム１を上部フレーム２と下部フレーム３の２つの部分フレームによって構成しているが、インストルメントパネルフレーム１を３つ以上の部分フレームによって構成してもよい。また、ワイヤハーネス支持用溝を１つの部分フレームに形成しているが、２つの部分フレーム間に形成してもよい。同様に、補強部４２を構成するリブ３６を２つの部分フレームにそれぞれ形成し、それらのリブを互いに接合させて補強部４２を構成してもよい。
【００２５】
【発明の効果】
本発明のインストルメントパネルフレームでは、該インストルメントパネルフレームに通気ダクトが形成されるので、特別に空気ダクトを用意する必要がなく、また空気ダクトの取り付けを必要としないので、作業の省力化が図れ、部品点数の削減が図れる。
また、本発明のインストルメントパネルフレームでは、内部に複数の閉断面が形成されるので、それによって高い強度が得られ、しかも軽量化が図れる。
また、本発明のインストルメントパネルフレームでは、リブによって画成される溝に嵌挿させることによってワイヤハーネスを保持させることができるので、ワイヤハーネスの取り付け作業が容易になり、しかもワイヤハーネスを保持させるクリップ等を必要としないので、部品点数の削減が図れる。
さらにまた、本発明のインストルメントパネルフレームでは、フレームの延長部に他の部品等を取り付けることができ、予め他の場所で、部組みが行えるので、部品等の組み付け作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るインストルメントパネルフレームの一実施の形態を概念的に示した斜視図である。
【図２】図１に示したインストルメントパネルフレームのＡ−Ａ線で切断した要部を示した断面図である。
【図３】図１に示したインストルメントパネルフレームとインストルメントパネルを車体に組み付けた状態を示した断面図である。
【符号の説明】
１ インストルメントパネルフレーム
２ 上部フレーム（部分フレーム）
２１ 上部段面壁
２２ 上部傾斜面壁
２３ 下部段面壁
２４ インストルメントパネル取り付け面壁
２５ 下部傾斜面壁
２６ エアバッグ収容孔
２７ 通気孔
２８ リブ
２９ 孔
３ 下部フレーム
３１ 縦面壁
３２ 上部段面壁
３３ 傾斜面壁
３４ 下部段面壁
３５ フランジ
３６ リブ
３７，３８ 側壁
３９ 通気孔
４１ ダクト通路
４２ 補強部
５０ ヒータユニット
５０ａ 通気孔
５１ ワイヤハーネス
５２ ダクト
６０ インストルメントパネル
Claims (3)
- エンジンルームと室内とを仕切る隔壁と、インストルメントパネルとの間に位置されて、車幅方向に設置されるインストルメントパネルフレームであって、
車体幅方向の面によって分割され、それによって形成される合成樹脂製の複数の部分フレームを互いに会合させた状態で、それらの部分フレームの会合部に通気ダクトを構成し、
前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに複数本の第１のリブを立設し、
該第１のリブによって、前記部分フレームを互いに会合させた状態で、その会合部に補強用の閉断面を構成し、
前記補強用の閉断面にステアリングコラムを取り付けることを特徴とするインストルメントパネルフレーム。 - 請求項１に記載のインストルメントパネルフレームにおいて、
前記部分フレームのうちの少なくとも１つの部分フレームに第２のリブを突設し、
該第２のリブと前記部分フレームとによってワイヤハーネス支持用溝を画成したことを特徴とする請求項１に記載のインストルメントパネルフレーム。 - 前記部分フレームのうちのいずれかの部分フレームの下部を車体の床まで延長したことを特徴とする請求項１または２に記載のインストルメントパネルフレーム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001074181A JP4365538B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | インストルメントパネルフレーム |
| US10/096,842 US6582005B2 (en) | 2001-03-15 | 2002-03-14 | Instrument panel frame |
| EP02251872A EP1241040B1 (en) | 2001-03-15 | 2002-03-15 | Instrument panel frame |
| DE60221059T DE60221059T2 (de) | 2001-03-15 | 2002-03-15 | Armaturenbrettrahmen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001074181A JP4365538B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | インストルメントパネルフレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002274221A JP2002274221A (ja) | 2002-09-25 |
| JP4365538B2 true JP4365538B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=18931492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001074181A Expired - Fee Related JP4365538B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | インストルメントパネルフレーム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6582005B2 (ja) |
| EP (1) | EP1241040B1 (ja) |
| JP (1) | JP4365538B2 (ja) |
| DE (1) | DE60221059T2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3873539B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2007-01-24 | トヨタ自動車株式会社 | インストルメントパネルのリインホースメント |
| JP3811346B2 (ja) * | 2000-11-10 | 2006-08-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用インストルメントパネル−空調用ダクト集合体 |
| FR2831489B1 (fr) * | 2001-10-31 | 2004-05-28 | Sai Automotive Allibert Ind | Procede pour realiser deux planches de bord utilisant deux structures aerauliques |
| DE10220025A1 (de) * | 2002-05-04 | 2003-11-20 | Behr Gmbh & Co | Querträger |
| DE10232601C1 (de) * | 2002-07-18 | 2003-10-23 | Porsche Ag | Anzeigeinstrument in einem Gehäuse |
| DE10249514B4 (de) * | 2002-10-23 | 2008-11-20 | Continental Automotive Gmbh | Armaturenbrettträger |
| US20040130081A1 (en) * | 2003-01-06 | 2004-07-08 | Hein David A. | Piezoelectric material to damp vibrations of an instrument panel and/or a steering column |
| US7607691B2 (en) * | 2003-08-27 | 2009-10-27 | Mahle International Gmbh | Lost core structural instrument panel |
| DE102005056891B3 (de) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Vorrichtung zur Verbindung von Luftkanälen, Kraftfahrzeug-Tür, Kraftfahrzeug-Säule und Kraftfahrzeug-Innenverkleidungsteil |
| WO2007109329A2 (en) * | 2006-03-21 | 2007-09-27 | Delphi Technologies, Inc. | Integrated structural member for a vehicle and method of making |
| US8444177B2 (en) * | 2008-02-25 | 2013-05-21 | Autoliv Development Ab | Assembly with an instrument panel for a motor vehicle and a knee airbag |
| US9296409B2 (en) * | 2010-06-08 | 2016-03-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle steering column support structure |
| US8474214B2 (en) * | 2011-01-26 | 2013-07-02 | Nissan North America, Inc. | Connecting structure for automotive trim panels |
| US9227671B2 (en) * | 2011-03-22 | 2016-01-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle instrument panel reinforcement |
| KR101520850B1 (ko) | 2012-03-05 | 2015-05-20 | 아우토리브 디벨롭먼트 아베 | 무릎 에어백 쿠션의 제조 방법 |
| FR2991650B1 (fr) * | 2012-06-07 | 2014-06-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Traverse pour planche de bord de vehicule pourvue d'une entretoise de renfort dorsal en composite fibre |
| US9120454B2 (en) * | 2013-11-22 | 2015-09-01 | GM Global Technology Operations LLC | Vehicle and an instrument panel for the vehicle |
| JP6429403B2 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-11-28 | 株式会社Ｓｕｂａｒｕ | 内装材 |
| US11001310B2 (en) * | 2019-02-05 | 2021-05-11 | GM Global Technology Operations LLC | HVAC instrument panel bracket |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3430121A1 (de) * | 1984-08-16 | 1986-02-27 | Gebr. Happich Gmbh, 5600 Wuppertal | Instrumententafel fuer kraftfahrzeuge |
| JP2753444B2 (ja) * | 1993-05-14 | 1998-05-20 | 株式会社カンセイ | 車両用インストルメントパネル部構造 |
| US5364159A (en) * | 1993-06-15 | 1994-11-15 | Davidson Textron Inc. | Structural instrument panel carrier assembly |
| US5354114A (en) * | 1993-06-21 | 1994-10-11 | Davidson Textron Inc. | Integrated cross car structural duct cluster |
| US5358300A (en) * | 1993-10-25 | 1994-10-25 | Davidson Textron Inc. | Modular assembly for vehicle body |
| JP3432018B2 (ja) * | 1994-10-21 | 2003-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 自動車車体の支持構造 |
| JP2998632B2 (ja) * | 1996-03-15 | 2000-01-11 | 三菱自動車工業株式会社 | インストルメントパネル構造 |
| FR2747358B1 (fr) * | 1996-04-11 | 1998-06-05 | Reydel Sa | Tableau de bord pour vehicule tel que notamment vehicule automobile |
| DE19620919A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-11-27 | Behr Gmbh & Co | Instrumententafel für ein Kraftfahrzeug |
| US5762395A (en) * | 1996-06-25 | 1998-06-09 | General Motors Corporation | Molded cross car support structure |
| FR2756802B1 (fr) * | 1996-12-10 | 1999-02-05 | Reydel Sa | Tableau de bord pour vehicule tel que, notamment, des vehicules automobiles |
| US5934744A (en) * | 1997-10-01 | 1999-08-10 | General Motors Corporation | Cross car structural beam |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001074181A patent/JP4365538B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-03-14 US US10/096,842 patent/US6582005B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-03-15 DE DE60221059T patent/DE60221059T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-03-15 EP EP02251872A patent/EP1241040B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020130529A1 (en) | 2002-09-19 |
| EP1241040B1 (en) | 2007-07-11 |
| EP1241040A2 (en) | 2002-09-18 |
| JP2002274221A (ja) | 2002-09-25 |
| EP1241040A3 (en) | 2004-11-10 |
| DE60221059D1 (de) | 2007-08-23 |
| US6582005B2 (en) | 2003-06-24 |
| DE60221059T2 (de) | 2008-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4365538B2 (ja) | インストルメントパネルフレーム | |
| JP3432018B2 (ja) | 自動車車体の支持構造 | |
| JP3864716B2 (ja) | エンジンルームハーネスの配索構造 | |
| KR20130026262A (ko) | 카울크로스 구조 | |
| US6494526B2 (en) | Console box mounting structure of vehicle | |
| JP2004203244A (ja) | デフロスタノズル | |
| JP7081281B2 (ja) | 車室内前部構造 | |
| JP6260820B2 (ja) | インストルメントパネル構造 | |
| JP3969433B2 (ja) | 自動車のステアリングサポートメンバ構造 | |
| JP6429403B2 (ja) | 内装材 | |
| JP4526719B2 (ja) | ブロアユニットの取付構造及びその取付方法 | |
| JP3340539B2 (ja) | インストルメントパネル構造 | |
| JP4040342B2 (ja) | インストルメントパネル | |
| JP3477725B2 (ja) | 自動車の車体前部構造及びその製造方法 | |
| JP2019081513A (ja) | 車両室内構造 | |
| JP3724682B2 (ja) | 自動車のステアリングサポートメンバ構造 | |
| JPH0750277Y2 (ja) | 自動車のインストルメントパネル構造 | |
| JP2528552Y2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
| JP7266001B2 (ja) | ワイヤハーネスのクランプ構造 | |
| JP4472900B2 (ja) | 車両用ステアリングビーム及び該ビームとインストルメントパネルとの一体化構造 | |
| JP2537554B2 (ja) | 自動車用エアボックス構造 | |
| JP4552880B2 (ja) | 空調装置 | |
| JP3736187B2 (ja) | インストルメントパネル構造 | |
| JP2021079776A (ja) | 車両前部構造 | |
| JP2002103945A (ja) | 車両用空調ダクトの搭載構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071217 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090205 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090811 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090821 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |