JP3432018B2 - 自動車車体の支持構造 - Google Patents
自動車車体の支持構造Info
- Publication number
- JP3432018B2 JP3432018B2 JP25691994A JP25691994A JP3432018B2 JP 3432018 B2 JP3432018 B2 JP 3432018B2 JP 25691994 A JP25691994 A JP 25691994A JP 25691994 A JP25691994 A JP 25691994A JP 3432018 B2 JP3432018 B2 JP 3432018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- air conditioner
- support structure
- vehicle body
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/045—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the instrument panel or dashboard
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H1/00514—Details of air conditioning housings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H1/00514—Details of air conditioning housings
- B60H1/0055—Details of air conditioning housings the housing or parts thereof being integrated in other devices, e.g. dashboard
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/14—Dashboards as superstructure sub-units
- B62D25/142—Dashboards as superstructure sub-units having ventilation channels incorporated therein
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/14—Dashboards as superstructure sub-units
- B62D25/145—Dashboards as superstructure sub-units having a crossbeam incorporated therein
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体の前部の支
持構造に関する。
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車の組立ラインにおい
て、車体の室内側には、エアコンディショナ、ABS、
エンジンECU、EAT、ピラーパイプ、ダクトおよび
インストルメントパネル等の種々の部品が順次取り付け
られている。このため、部品の組み付け作業に多数の工
程を有してしまい、該組み付け作業が相当に煩雑なもの
となっていた。
て、車体の室内側には、エアコンディショナ、ABS、
エンジンECU、EAT、ピラーパイプ、ダクトおよび
インストルメントパネル等の種々の部品が順次取り付け
られている。このため、部品の組み付け作業に多数の工
程を有してしまい、該組み付け作業が相当に煩雑なもの
となっていた。
【0003】そこで、予めこの種の部品が一体的に組み
付けられた組立ユニットを用意し、この組立ユニットを
車体に取り付けるようにすれば、工程が削減されるとと
もに、組み付け作業の簡素化および効率化が容易に遂行
されるという効果が得られることになる。
付けられた組立ユニットを用意し、この組立ユニットを
車体に取り付けるようにすれば、工程が削減されるとと
もに、組み付け作業の簡素化および効率化が容易に遂行
されるという効果が得られることになる。
【0004】この種の技術として、例えば、車体に対し
て着脱自在なダッシュボードと横支持部材に、ボック
ス、ステアリングシステムおよびエアコンディショナ等
の各種ユニット構成要素を取り付けて構造ユニットを構
成し、この構造ユニットを車体本体の上方から搭載する
ものが知られている(特開昭59−206267号公報
および特開昭60−50078号公報参照)。
て着脱自在なダッシュボードと横支持部材に、ボック
ス、ステアリングシステムおよびエアコンディショナ等
の各種ユニット構成要素を取り付けて構造ユニットを構
成し、この構造ユニットを車体本体の上方から搭載する
ものが知られている(特開昭59−206267号公報
および特開昭60−50078号公報参照)。
【0005】また、特開平2−303978号公報に開
示されているように、車体前部におけるカウル部の主要
部材を車体側に残して後部側に位置する一部のカウル形
成部材を車体から分離し、この分離したカウル形成部材
に、インストルメントパネル等の艤装部品を装着して組
立ユニットを構成し、この組立ユニットを前記カウル部
の主要部材に接合した車体前部構造が知られている。
示されているように、車体前部におけるカウル部の主要
部材を車体側に残して後部側に位置する一部のカウル形
成部材を車体から分離し、この分離したカウル形成部材
に、インストルメントパネル等の艤装部品を装着して組
立ユニットを構成し、この組立ユニットを前記カウル部
の主要部材に接合した車体前部構造が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、いずれの場合でも横支持部材やカウル形
成部材等のフレーム部材に、各種ECUおよびエアコン
ディショナ等の重量物が多数取り付けられている。この
ため、フレーム部材は、これらの部品を支持するために
十分な剛性を確保すべく、その板厚を大きく設定しなけ
ればならず、前記フレーム部材自体が相当な重量物とな
ってしまう。
従来技術では、いずれの場合でも横支持部材やカウル形
成部材等のフレーム部材に、各種ECUおよびエアコン
ディショナ等の重量物が多数取り付けられている。この
ため、フレーム部材は、これらの部品を支持するために
十分な剛性を確保すべく、その板厚を大きく設定しなけ
ればならず、前記フレーム部材自体が相当な重量物とな
ってしまう。
【0007】しかも、フレーム部材に取り付けられる部
品数が多く、各部品毎に専用ブラケットが使用されてい
る。従って、多数のブラケットを製造しなければなら
ず、その製造装置も多数必要になって該ブラケットの製
造作業が煩雑でかつコストのかかるものとなるという問
題がある。
品数が多く、各部品毎に専用ブラケットが使用されてい
る。従って、多数のブラケットを製造しなければなら
ず、その製造装置も多数必要になって該ブラケットの製
造作業が煩雑でかつコストのかかるものとなるという問
題がある。
【0008】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、軽量でかつ所望の剛性を確保することができると
ともに、作業性に優れた自動車車体の支持構造を提供す
ることを目的とする。
あり、軽量でかつ所望の剛性を確保することができると
ともに、作業性に優れた自動車車体の支持構造を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を解決するた
めに、本発明は、車体前部の両サイドに車幅方向に延在
して固定されるフレーム部材を備え、前記フレーム部材
は、鋳造によって一体成形され、少なくとも下方に開口
する断面形状を有するとともに、前記フレーム部材に
は、前記開口に対応してエアコンディショナの構成部品
を直接配設するためのエアコンディショナ用ケーシング
部と、上下方向に延在し前記エアコンディショナの通風
路を構成する隔壁とが一体成形され、上部にインストル
メントパネルが装着されることを特徴とする。
めに、本発明は、車体前部の両サイドに車幅方向に延在
して固定されるフレーム部材を備え、前記フレーム部材
は、鋳造によって一体成形され、少なくとも下方に開口
する断面形状を有するとともに、前記フレーム部材に
は、前記開口に対応してエアコンディショナの構成部品
を直接配設するためのエアコンディショナ用ケーシング
部と、上下方向に延在し前記エアコンディショナの通風
路を構成する隔壁とが一体成形され、上部にインストル
メントパネルが装着されることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の本発明に係る自動車車体の支持構造で
は、鋳造によって一体成形されたフレーム部材に、エア
コンディショナ用ケーシング部とその通風路を構成する
隔壁とが一体的に設けられるため、このフレーム部材の
開口断面を大きく構成することができる一方、所望の剛
性を確保した状態で前記フレーム部材の薄肉化が可能に
なる。しかも、フレーム部材がケーシング部を兼ねるた
め、エアコンディショナ専用のケーシングが不要にな
り、部品数が削減されるとともに、軽量化が図られる。
さらに、インストルメントパネルが上部に装着され、下
方に開口する大きな断面形状を有するため、車載状態
で、フレーム部材の開口を介して下方から種々の部品の
メンテナンス等を行うことができ、該メンテナンス作業
が簡素化する。
は、鋳造によって一体成形されたフレーム部材に、エア
コンディショナ用ケーシング部とその通風路を構成する
隔壁とが一体的に設けられるため、このフレーム部材の
開口断面を大きく構成することができる一方、所望の剛
性を確保した状態で前記フレーム部材の薄肉化が可能に
なる。しかも、フレーム部材がケーシング部を兼ねるた
め、エアコンディショナ専用のケーシングが不要にな
り、部品数が削減されるとともに、軽量化が図られる。
さらに、インストルメントパネルが上部に装着され、下
方に開口する大きな断面形状を有するため、車載状態
で、フレーム部材の開口を介して下方から種々の部品の
メンテナンス等を行うことができ、該メンテナンス作業
が簡素化する。
【0011】
【実施例】本発明に係る自動車車体の支持構造について
実施例を挙げ、添付の図面を参照して以下に説明する。
実施例を挙げ、添付の図面を参照して以下に説明する。
【0012】図1において、参照数字10は、本実施例
に係る自動車車体の支持構造を示し、この支持構造10
は、車体前部12の両サイド(所謂、Aピラー)14、
16に車幅方向(矢印X方向)に延在して固定されるフ
レーム部材18を備える。
に係る自動車車体の支持構造を示し、この支持構造10
は、車体前部12の両サイド(所謂、Aピラー)14、
16に車幅方向(矢印X方向)に延在して固定されるフ
レーム部材18を備える。
【0013】フレーム部材18は、例えば、アルミニウ
ムやマグネシウムの軽合金等を用いて鋳造成形されてい
る。図2は、フレーム部材18の下部を上側に向けた状
態を示し、この図2から、前記フレーム部材18が少な
くとも下方に開口する断面形状を有していることが了解
される。
ムやマグネシウムの軽合金等を用いて鋳造成形されてい
る。図2は、フレーム部材18の下部を上側に向けた状
態を示し、この図2から、前記フレーム部材18が少な
くとも下方に開口する断面形状を有していることが了解
される。
【0014】図1乃至図3に示すように、フレーム部材
18には、ステアリングコンポ支持部20、エアコンデ
ィショナ構成部22およびECU構成部24が一体的に
設けられるとともに、このフレーム部材18の上部18
aには、ハーネス用通路26とエアバックインフレータ
モジュール用取付部28が形成されている。フレーム部
材18の室内側の長手面部18bには、後述する種々の
ボックス類を取り付けるための複数の溝部30が上下方
向に指向して一体的に形成されている。
18には、ステアリングコンポ支持部20、エアコンデ
ィショナ構成部22およびECU構成部24が一体的に
設けられるとともに、このフレーム部材18の上部18
aには、ハーネス用通路26とエアバックインフレータ
モジュール用取付部28が形成されている。フレーム部
材18の室内側の長手面部18bには、後述する種々の
ボックス類を取り付けるための複数の溝部30が上下方
向に指向して一体的に形成されている。
【0015】図2および図4に示すように、ステアリン
グコンポ支持部20は、補強機能を有した複数のリブ3
2を備え、前記リブ32に沿ってステアリングコンポ3
4が装着されるとともに、このステアリングコンポ支持
部20の内方には、ペダルコンポ36が取着される。ス
テアリングコンポ支持部20の前面側に、ヒューズボッ
クス35が固定されている。
グコンポ支持部20は、補強機能を有した複数のリブ3
2を備え、前記リブ32に沿ってステアリングコンポ3
4が装着されるとともに、このステアリングコンポ支持
部20の内方には、ペダルコンポ36が取着される。ス
テアリングコンポ支持部20の前面側に、ヒューズボッ
クス35が固定されている。
【0016】エアコンディショナ構成部22は、図1、
図2および図5乃至図7に示すように、フレーム部材1
8の開口側からエアコンディショナ37の構成部品であ
るブロアファン38、エバポレータ40、ヒータコア4
2、吹き出し口切り換え用ダンパユニット44および室
外気吸い込み用ダンパユニット45を直接配設するため
のエアコンディショナ用ケーシング部46と、上下方向
に指向して一体的に形成された複数の隔壁48とを備え
る。
図2および図5乃至図7に示すように、フレーム部材1
8の開口側からエアコンディショナ37の構成部品であ
るブロアファン38、エバポレータ40、ヒータコア4
2、吹き出し口切り換え用ダンパユニット44および室
外気吸い込み用ダンパユニット45を直接配設するため
のエアコンディショナ用ケーシング部46と、上下方向
に指向して一体的に形成された複数の隔壁48とを備え
る。
【0017】エアコンディショナ構成部22には、隔壁
48によって室内正面吹き出し用第1通風路50、DE
F吹き出し用第2通風路52および足元吹き出し用第3
通風路54が構成される(図5および図7参照)。第2
通風路52および第3通風路54は、フレーム部材18
の下部に固定される蓋55により閉塞される(図7参
照)。なお、図5は、エアコンディショナ37をフレー
ム部材18に装着した状態の断面平面図である。
48によって室内正面吹き出し用第1通風路50、DE
F吹き出し用第2通風路52および足元吹き出し用第3
通風路54が構成される(図5および図7参照)。第2
通風路52および第3通風路54は、フレーム部材18
の下部に固定される蓋55により閉塞される(図7参
照)。なお、図5は、エアコンディショナ37をフレー
ム部材18に装着した状態の断面平面図である。
【0018】ダンパユニット44は、第1通風路50乃
至第3通風路54を選択的に切り換えるため、揺動自在
なダンパ56a、56bを備える。図8に示すように、
ダンパ56a、56bの軸部58は、下方に向かって縮
径するテーパ軸であり、この軸部58を揺動自在に支持
する支持部60は、前記軸部58に対応し下方に向かっ
て縮径するテーパ孔62を有する。これにより、ダンパ
ユニット44の軽量化および組立性の向上が図られる。
至第3通風路54を選択的に切り換えるため、揺動自在
なダンパ56a、56bを備える。図8に示すように、
ダンパ56a、56bの軸部58は、下方に向かって縮
径するテーパ軸であり、この軸部58を揺動自在に支持
する支持部60は、前記軸部58に対応し下方に向かっ
て縮径するテーパ孔62を有する。これにより、ダンパ
ユニット44の軽量化および組立性の向上が図られる。
【0019】ECU構成部24は、図1および図9に示
すように、各種制御用基板64が直接配設される基板遮
蔽用ケーシング部66を一体的に設けている。このケー
シング部66には、複数の遮蔽用仕切り68と基板64
が挿入される溝部70とが一体的に形成されている(図
10参照)。複数の基板64は、蓋板72を介してケー
シング部66に固定され、この蓋板72に接続ボックス
74が固着されるとともに、前記基板64にコネクタ7
6が連結される(図9参照)。
すように、各種制御用基板64が直接配設される基板遮
蔽用ケーシング部66を一体的に設けている。このケー
シング部66には、複数の遮蔽用仕切り68と基板64
が挿入される溝部70とが一体的に形成されている(図
10参照)。複数の基板64は、蓋板72を介してケー
シング部66に固定され、この蓋板72に接続ボックス
74が固着されるとともに、前記基板64にコネクタ7
6が連結される(図9参照)。
【0020】フレーム部材18の通路26には、装着さ
れる種々の電装部品やヒューズボックス35およびコネ
クタ76に接続されるハーネス78が上方(または下
方)から装着される。この通路26は、フレーム部材1
8の鋳造時に一体成形され、場所によって凹部形状や切
り欠き形状等を有しており、図1に示すように、ドアに
向かってハーネス78を通線可能にすべくこのフレーム
部材18の端面18cに上下方向に指向して設けられて
いる。
れる種々の電装部品やヒューズボックス35およびコネ
クタ76に接続されるハーネス78が上方(または下
方)から装着される。この通路26は、フレーム部材1
8の鋳造時に一体成形され、場所によって凹部形状や切
り欠き形状等を有しており、図1に示すように、ドアに
向かってハーネス78を通線可能にすべくこのフレーム
部材18の端面18cに上下方向に指向して設けられて
いる。
【0021】図1および図11に示すように、取付部2
8は、フレーム部材18の上部18aから上方に突出す
る一対の円板状取付板部80a、80bを備え、この取
付板部80a、80bに孔部82a、82bが形成され
る。取付板部80a、80b間には、内方に湾曲する凹
部84が設けられ、エアバックインフレータモジュール
86がこの凹部84に載置される。
8は、フレーム部材18の上部18aから上方に突出す
る一対の円板状取付板部80a、80bを備え、この取
付板部80a、80bに孔部82a、82bが形成され
る。取付板部80a、80b間には、内方に湾曲する凹
部84が設けられ、エアバックインフレータモジュール
86がこの凹部84に載置される。
【0022】エアバックインフレータモジュール86の
下部は、凹部84に対応して略円筒形状を有しており、
その両端には、ばね(図示せず)を介して進退自在なク
リップ部材88a、88bが設けられる。このクリップ
部材88a、88bが取付板部80a、80bの孔部8
2a、82bに挿入されることにより、エアバックイン
フレータモジュール86が取付部28に装着される。エ
アバックインフレータモジュール86の下部側両側部に
突起部90a、90bがそれぞれ所定の形状に膨出形成
され、各突起部90a、90bがフレーム部材18の上
部18aに当接することにより、このエアバックインフ
レータモジュール86が所定の配置角度で載置される。
下部は、凹部84に対応して略円筒形状を有しており、
その両端には、ばね(図示せず)を介して進退自在なク
リップ部材88a、88bが設けられる。このクリップ
部材88a、88bが取付板部80a、80bの孔部8
2a、82bに挿入されることにより、エアバックイン
フレータモジュール86が取付部28に装着される。エ
アバックインフレータモジュール86の下部側両側部に
突起部90a、90bがそれぞれ所定の形状に膨出形成
され、各突起部90a、90bがフレーム部材18の上
部18aに当接することにより、このエアバックインフ
レータモジュール86が所定の配置角度で載置される。
【0023】図12に示すように、フレーム部材18の
溝部30は、このフレーム部材18の上方から所定の深
さまで車幅方向に対してテーパ状に設けられており、開
口断面略T字状を有している。溝部30に取付金具(部
品取付具)92が挿入され、タッピンねじ94によりこ
の取付金具92がフレーム部材18に固定される。各取
付金具92には、図1に示すように、グローブボックス
96、オーディオコンポ97を組み込むセンタコンソー
ル98、ドライバニーボルスタ100およびインストル
メントパネル102が取着される。
溝部30は、このフレーム部材18の上方から所定の深
さまで車幅方向に対してテーパ状に設けられており、開
口断面略T字状を有している。溝部30に取付金具(部
品取付具)92が挿入され、タッピンねじ94によりこ
の取付金具92がフレーム部材18に固定される。各取
付金具92には、図1に示すように、グローブボックス
96、オーディオコンポ97を組み込むセンタコンソー
ル98、ドライバニーボルスタ100およびインストル
メントパネル102が取着される。
【0024】図4および図13に示すように、ドライバ
ニーボルスタ100は、内部に衝撃吸収用リブ構造を設
けた筐体部100aとこの筐体部100aに接着または
溶着される板部100bとを備える。この板部100b
がフレーム部材18に直接固着されることにより、従来
のパイプ部材に平面形成用取付板を介してドライバニー
ボルスタを固着するものに比べ、この取付板が不要にな
る。
ニーボルスタ100は、内部に衝撃吸収用リブ構造を設
けた筐体部100aとこの筐体部100aに接着または
溶着される板部100bとを備える。この板部100b
がフレーム部材18に直接固着されることにより、従来
のパイプ部材に平面形成用取付板を介してドライバニー
ボルスタを固着するものに比べ、この取付板が不要にな
る。
【0025】インストルメントパネル102には、予め
メータ類104や第1通風路50に連通する正面ダクト
106および第2通風路52に連通するDEFダクト1
08(図6および図7参照)等が装着されている。この
インストルメントパネル102の両端には、サイドカバ
ー108a、108bが取着される。
メータ類104や第1通風路50に連通する正面ダクト
106および第2通風路52に連通するDEFダクト1
08(図6および図7参照)等が装着されている。この
インストルメントパネル102の両端には、サイドカバ
ー108a、108bが取着される。
【0026】車体前部12には、図1に示すように、イ
ンストルメントパネル102を取り付けるための穴11
0およびフレーム部材18を取り付けるための穴112
の他、必要に応じて種々の穴114が形成される。フレ
ーム部材18は、上記の種々の部品を搭載した状態で、
その両端部が車体前部12の両サイド14、16に当接
され、この両端部と前記両サイド14、16が、矢印X
方向に指向するボルト(図示せず)により固定される。
ンストルメントパネル102を取り付けるための穴11
0およびフレーム部材18を取り付けるための穴112
の他、必要に応じて種々の穴114が形成される。フレ
ーム部材18は、上記の種々の部品を搭載した状態で、
その両端部が車体前部12の両サイド14、16に当接
され、この両端部と前記両サイド14、16が、矢印X
方向に指向するボルト(図示せず)により固定される。
【0027】このように構成される支持構造10では、
フレーム部材18に、ステアリングコンポ支持部20、
エアコンディショナ構成部22およびECU構成部24
が一体的に設けられている。そして、特にエアコンディ
ショナ構成部22が、エアコンディショナ37の構成部
品であるブロアファン38、エバポレータ40、ヒータ
コア42、吹き出し口切り換え用ダンパユニット44お
よび室外気吸い込み用ダンパユニット45を直接配設す
るためのケーシング部46を有している。従って、これ
らのエアコンディショナ37の構成部品を収納すべく、
フレーム部材18の開口断面が大きなものとなり、所望
の剛性を確保した状態で前記フレーム部材18の薄肉化
が可能になる。これにより、スペース効率の向上を図る
ことができるとともに、フレーム部材18の軽量化が容
易に可能になるという効果が得られる。
フレーム部材18に、ステアリングコンポ支持部20、
エアコンディショナ構成部22およびECU構成部24
が一体的に設けられている。そして、特にエアコンディ
ショナ構成部22が、エアコンディショナ37の構成部
品であるブロアファン38、エバポレータ40、ヒータ
コア42、吹き出し口切り換え用ダンパユニット44お
よび室外気吸い込み用ダンパユニット45を直接配設す
るためのケーシング部46を有している。従って、これ
らのエアコンディショナ37の構成部品を収納すべく、
フレーム部材18の開口断面が大きなものとなり、所望
の剛性を確保した状態で前記フレーム部材18の薄肉化
が可能になる。これにより、スペース効率の向上を図る
ことができるとともに、フレーム部材18の軽量化が容
易に可能になるという効果が得られる。
【0028】しかも、本実施例では、フレーム部材18
が、エアコンディショナ用ケーシング部46を兼ねるた
め、エアコンディショナ専用のケーシングが不要にな
る。また、フレーム部材18が、ECU構成部24を構
成する基板遮蔽用ケーシング部66を兼ねている。この
ため、部品数が大幅に削減されて、支持構造10全体の
軽量化および小型化を容易に遂行することができる。
が、エアコンディショナ用ケーシング部46を兼ねるた
め、エアコンディショナ専用のケーシングが不要にな
る。また、フレーム部材18が、ECU構成部24を構
成する基板遮蔽用ケーシング部66を兼ねている。この
ため、部品数が大幅に削減されて、支持構造10全体の
軽量化および小型化を容易に遂行することができる。
【0029】さらに、フレーム部材18が下方に開口し
ているとともに、エアコンディショナ構成部22を構成
する隔壁48が上下方向に指向して設けられている。こ
れによって、フレーム部材18が車体前部12に固定さ
れた状態(車載状態)で、このフレーム部材18の下方
からエアコンディショナ37の構成部品であるブロアフ
ァン38、エバポレータ40、ヒータコア42、吹き出
し口切り換え用ダンパユニット44および室外気吸い込
み用ダンパユニット45を簡単に取り外すことが可能に
なる。従って、フレーム部材18の開口を介し、このフ
レーム部材18の下方から種々の部品のメンテナンス作
業等を迅速かつ容易に遂行できるという効果がある。
ているとともに、エアコンディショナ構成部22を構成
する隔壁48が上下方向に指向して設けられている。こ
れによって、フレーム部材18が車体前部12に固定さ
れた状態(車載状態)で、このフレーム部材18の下方
からエアコンディショナ37の構成部品であるブロアフ
ァン38、エバポレータ40、ヒータコア42、吹き出
し口切り換え用ダンパユニット44および室外気吸い込
み用ダンパユニット45を簡単に取り外すことが可能に
なる。従って、フレーム部材18の開口を介し、このフ
レーム部材18の下方から種々の部品のメンテナンス作
業等を迅速かつ容易に遂行できるという効果がある。
【0030】さらにまた、フレーム部材18の上部18
aに通路26が形成され、この通路26に、ハーネス7
8を一方向から(上方または下方から)装着することが
可能になる。このため、ハーネス78の通線作業が簡素
化し、しかもこのハーネス78をフレーム部材18や他
の部品による損傷から保護するためのプロテクタ等を不
要にすることができる。
aに通路26が形成され、この通路26に、ハーネス7
8を一方向から(上方または下方から)装着することが
可能になる。このため、ハーネス78の通線作業が簡素
化し、しかもこのハーネス78をフレーム部材18や他
の部品による損傷から保護するためのプロテクタ等を不
要にすることができる。
【0031】また、エアバックインフレータモジュール
86の装着作業が、ライン上で簡単に遂行されるととも
に、このエアバックインフレータモジュール86の下部
側両側部に形成される突起部90a、90bの形状を変
更するだけで、前記エアバックインフレータモジュール
86の配置角度を種々の角度に対応させることができ、
汎用性に優れるという利点が得られる。
86の装着作業が、ライン上で簡単に遂行されるととも
に、このエアバックインフレータモジュール86の下部
側両側部に形成される突起部90a、90bの形状を変
更するだけで、前記エアバックインフレータモジュール
86の配置角度を種々の角度に対応させることができ、
汎用性に優れるという利点が得られる。
【0032】しかも、フレーム部材18が鋳造成形され
るため、プレス加工による場合に比べ、このフレーム部
材18の成形作業が容易かつ安価に遂行されるという効
果がある。なお、フレーム部材18の長手面部18b
は、鋳肌面を有しており、これに直接グローブボックス
96やセンタコンソール98等を装着しようとすると、
後加工が必要になってしまう。
るため、プレス加工による場合に比べ、このフレーム部
材18の成形作業が容易かつ安価に遂行されるという効
果がある。なお、フレーム部材18の長手面部18b
は、鋳肌面を有しており、これに直接グローブボックス
96やセンタコンソール98等を装着しようとすると、
後加工が必要になってしまう。
【0033】そこで、本実施例では、鋳造時にフレーム
部材18の上方から所定の深さまで溝部30が一体成形
され、この溝部30に取付金具92を介してグローブボ
ックス96やセンタコンソール98等が装着される。従
って、フレーム部材18の長手面部18bに後加工を施
す必要がなく、経済的である。また、取付金具92は、
溝部30を構成する側面および底面により位置決めさ
れ、かつ強固に固定されることになる(図12参照)。
部材18の上方から所定の深さまで溝部30が一体成形
され、この溝部30に取付金具92を介してグローブボ
ックス96やセンタコンソール98等が装着される。従
って、フレーム部材18の長手面部18bに後加工を施
す必要がなく、経済的である。また、取付金具92は、
溝部30を構成する側面および底面により位置決めさ
れ、かつ強固に固定されることになる(図12参照)。
【0034】なお、取付金具92に代替して図14に示
す取付金具116を採用することができる。この取付金
具116は、テーパビート117を有しており、このテ
ーパビート117を溝部30に嵌合することにより車幅
方向および車長方向に位置決めすることができる。
す取付金具116を採用することができる。この取付金
具116は、テーパビート117を有しており、このテ
ーパビート117を溝部30に嵌合することにより車幅
方向および車長方向に位置決めすることができる。
【0035】ところで、図5に示すエアコンディショナ
37に代替して、図15に示すエアコンディショナ11
8を使用することができる。このエアコンディショナ1
18は、ブロアファン120、エアフィルタ122、エ
バポレータ124、ヒータコア126および吹き出し口
切り換え用ダンパユニット128等を備え、このダンパ
ユニット128は、それぞれ揺動自在な複数のダンパ1
29を有している。
37に代替して、図15に示すエアコンディショナ11
8を使用することができる。このエアコンディショナ1
18は、ブロアファン120、エアフィルタ122、エ
バポレータ124、ヒータコア126および吹き出し口
切り換え用ダンパユニット128等を備え、このダンパ
ユニット128は、それぞれ揺動自在な複数のダンパ1
29を有している。
【0036】この場合、エアフィルタ122、エバポレ
ータ124、ヒータコア126およびダンパユニット1
28は、フレーム部材18の下方から容易に取り外すこ
とができ、メンテナンス作業等を効率的に遂行できる
等、前述と同様な効果が得られる。
ータ124、ヒータコア126およびダンパユニット1
28は、フレーム部材18の下方から容易に取り外すこ
とができ、メンテナンス作業等を効率的に遂行できる
等、前述と同様な効果が得られる。
【0037】なお、本実施例では、フレーム部材18が
車体前部12の両サイド14、16に矢印X方向に指向
して固定されているが、これに限定されるものではな
い。例えば、図16に示すように、フレーム部材130
の両端に上下方向に指向してボルト挿通孔132が形成
されており、一方、車体前部134の両サイド136に
コ字状のブラケット138が設けられている。
車体前部12の両サイド14、16に矢印X方向に指向
して固定されているが、これに限定されるものではな
い。例えば、図16に示すように、フレーム部材130
の両端に上下方向に指向してボルト挿通孔132が形成
されており、一方、車体前部134の両サイド136に
コ字状のブラケット138が設けられている。
【0038】そこで、フレーム部材130が、室内側か
らブラケット138内に嵌合された状態で、このブラケ
ット138とボルト挿通孔132にボルト140が下方
から挿入され、このボルト140の先端がナット142
に螺合されて前記フレーム部材130が車体前部134
に固定される。
らブラケット138内に嵌合された状態で、このブラケ
ット138とボルト挿通孔132にボルト140が下方
から挿入され、このボルト140の先端がナット142
に螺合されて前記フレーム部材130が車体前部134
に固定される。
【0039】このように、ボルト140を締め付ける際
に、フレーム部材130がブラケット138の下側で支
持されるため、作業性が向上するという効果が得られ
る。しかも、ボルト140で下方から締め付けるため、
フレーム部材130にインストルメントパネル(図示せ
ず)がモジュール化されていても、このフレーム部材1
30の組み付け作業が容易に遂行される。さらに、フレ
ーム部材130の鋳造時にボルト挿通孔132を一体的
に設けることができ、このフレーム部材130の後加工
が簡素化する等の利点がある。
に、フレーム部材130がブラケット138の下側で支
持されるため、作業性が向上するという効果が得られ
る。しかも、ボルト140で下方から締め付けるため、
フレーム部材130にインストルメントパネル(図示せ
ず)がモジュール化されていても、このフレーム部材1
30の組み付け作業が容易に遂行される。さらに、フレ
ーム部材130の鋳造時にボルト挿通孔132を一体的
に設けることができ、このフレーム部材130の後加工
が簡素化する等の利点がある。
【0040】また、図17に示すフレーム部材150で
は、その両端に車長方向に指向してボルト挿通孔152
a、152bと孔部154が形成されている。一方、車
体前部155の両サイド156に車長方向に指向してね
じ穴158とガイドピン160が設けられ、ダッシュボ
ード側に、該両サイド156に近接してスタッドボルト
162が設けられる。
は、その両端に車長方向に指向してボルト挿通孔152
a、152bと孔部154が形成されている。一方、車
体前部155の両サイド156に車長方向に指向してね
じ穴158とガイドピン160が設けられ、ダッシュボ
ード側に、該両サイド156に近接してスタッドボルト
162が設けられる。
【0041】そして、フレーム部材150の両端に形成
された孔部154に車体前部155の両サイド156に
設けられたガイドピン160を嵌合させた状態で、ボル
ト164がボルト挿通孔152aに挿入されてねじ穴1
58に螺合するとともに、スタッドボルト162がボル
ト挿通孔152bに挿入されてナット166に螺合す
る。これにより、フレーム部材150が車体前部155
に固定される。
された孔部154に車体前部155の両サイド156に
設けられたガイドピン160を嵌合させた状態で、ボル
ト164がボルト挿通孔152aに挿入されてねじ穴1
58に螺合するとともに、スタッドボルト162がボル
ト挿通孔152bに挿入されてナット166に螺合す
る。これにより、フレーム部材150が車体前部155
に固定される。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る自動車車体の支持構造によ
れば、以下の効果乃至利点が得られる。
れば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0043】
【発明の効果】鋳造によって一体成形されたフレーム部
材に、エアコンディショナ用ケーシング部とその通風路
を構成する隔壁とが一体的に設けられるため、このフレ
ーム部材の開口断面を大きく構成することができる一
方、所望の剛性を確保した状態で前記フレーム部材の薄
肉化が可能になる。従って、フレーム部材の軽量化が容
易に達成される。しかも、フレーム部材がケーシング部
を兼ねるため、エアコンディショナ専用のケーシングが
不要になり、部品数が削減されるとともに、軽量化が図
られる。さらに、インストルメントパネルが上部に装着
され、下方に開口する大きな断面形状を有するため、車
載状態で、フレーム部材の開口を介して下方から種々の
部品のメンテナンス等を行うことができ、このメンテナ
ンス作業が簡素化する。
材に、エアコンディショナ用ケーシング部とその通風路
を構成する隔壁とが一体的に設けられるため、このフレ
ーム部材の開口断面を大きく構成することができる一
方、所望の剛性を確保した状態で前記フレーム部材の薄
肉化が可能になる。従って、フレーム部材の軽量化が容
易に達成される。しかも、フレーム部材がケーシング部
を兼ねるため、エアコンディショナ専用のケーシングが
不要になり、部品数が削減されるとともに、軽量化が図
られる。さらに、インストルメントパネルが上部に装着
され、下方に開口する大きな断面形状を有するため、車
載状態で、フレーム部材の開口を介して下方から種々の
部品のメンテナンス等を行うことができ、このメンテナ
ンス作業が簡素化する。
【図1】本発明の実施例に係る支持構造の分解斜視説明
図である。
図である。
【図2】前記支持構造を構成するフレーム部材の反転斜
視説明図である。
視説明図である。
【図3】前記支持構造の斜視説明図である。
【図4】図3中、IV−IV線断面図である。
【図5】前記フレーム部材にエアコンディショナを装着
した状態の断面平面図である。
した状態の断面平面図である。
【図6】図3中、VI−VI線断面図である。
【図7】図3中、VII−VII線断面図である。
【図8】エアコンディショナを構成するダンパユニット
の一部分解斜視図である。
の一部分解斜視図である。
【図9】図3中、IX−IX線断面図である。
【図10】前記フレーム部材のECU構成部の縦断説明
図である。
図である。
【図11】前記フレーム部材のエアバックインフレータ
モジュール用取付部の縦断説明図である。
モジュール用取付部の縦断説明図である。
【図12】前記フレーム部材の溝部および取付金具の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図13】ドライバニーボルスタの分解斜視図である。
【図14】他の取付金具の斜視図である。
【図15】前記フレーム部材の他のエアコンディショナ
構成部の説明図である。
構成部の説明図である。
【図16】前記フレーム部材を車体前部に固定する別の
構造説明図である。
構造説明図である。
【図17】前記フレーム部材を車体前部に固定するさら
に別の構造説明図である。
に別の構造説明図である。
10…支持構造 12…車体前部
14、16…サイド 18…フレーム部材
20…ステアリングコンポ支持部 22…エアコンディ
ショナ構成部 24…ECU構成部 26…通路 28…取付部 30…溝部 37…エアコンディショナ 46…ケーシング部 48…隔壁 50、52、54…
通風路 66…ケーシング部 70…溝部 78…ハーネス 86…エアバックインフレータモジュール 92…取付金具 102…インストル
メントパネル 118…エアコンディショナ 130、150…フ
レーム部材
ショナ構成部 24…ECU構成部 26…通路 28…取付部 30…溝部 37…エアコンディショナ 46…ケーシング部 48…隔壁 50、52、54…
通風路 66…ケーシング部 70…溝部 78…ハーネス 86…エアバックインフレータモジュール 92…取付金具 102…インストル
メントパネル 118…エアコンディショナ 130、150…フ
レーム部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 25/08
B60H 1/00 102
B62D 65/02
Claims (4)
- 【請求項1】車体前部の両サイドに車幅方向に延在して
固定されるフレーム部材を備え、 前記フレーム部材は、鋳造によって一体成形され、少な
くとも下方に開口する断面形状を有するとともに、 前記フレーム部材には、前記開口に対応してエアコンデ
ィショナの構成部品を直接配設するためのエアコンディ
ショナ用ケーシング部と、上下方向に延在し前記エアコ
ンディショナの通風路を構成する隔壁とが一体成形さ
れ、上部にインストルメントパネルが装着されることを
特徴とする自動車車体の支持構造。 - 【請求項2】請求項1記載の支持構造において、 前記フレーム部材の少なくとも上部には、電装部品に接
続されるハーネスを通すための通路が一体成形されるこ
とを特徴とする自動車車体の支持構造。 - 【請求項3】請求項1記載の支持構造において、 前記フレーム部材には、制御用基板を直接挿入するため
の基板遮蔽用ケーシング部が一体成形されることを特徴
とする自動車車体の支持構造。 - 【請求項4】請求項1記載の支持構造において、 前記フレーム部材には、部品取付具を配置するための溝
部が上下方向に延在して一体成形されることを特徴とす
る自動車車体の支持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25691994A JP3432018B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 自動車車体の支持構造 |
US08/484,128 US5707100A (en) | 1994-10-21 | 1995-06-07 | Support structure for automobile body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25691994A JP3432018B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 自動車車体の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119144A JPH08119144A (ja) | 1996-05-14 |
JP3432018B2 true JP3432018B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=17299205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25691994A Expired - Fee Related JP3432018B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 自動車車体の支持構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5707100A (ja) |
JP (1) | JP3432018B2 (ja) |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2756801B1 (fr) * | 1996-12-10 | 1999-02-05 | Reydel Sa | Tableau de bord pour vehicule, notamment destine a des vehicules automobiles |
US5971461A (en) * | 1997-06-05 | 1999-10-26 | Ford Motor Company | Automotive vehicle instrument panel assembly with modular glovebox |
US5934744A (en) * | 1997-10-01 | 1999-08-10 | General Motors Corporation | Cross car structural beam |
DE19753178A1 (de) * | 1997-11-20 | 1999-06-10 | Sommer Allibert Lignotock Gmbh | Cockpit für Kraftfahrzeuge |
WO1999035021A1 (en) * | 1998-01-02 | 1999-07-15 | Prince Technology Corporation | Integrated modular instrument panel assembly |
JP3792412B2 (ja) * | 1998-10-15 | 2006-07-05 | カルソニックカンセイ株式会社 | 電気制御機器の防水機器ケース構造 |
US6582011B2 (en) | 1999-03-09 | 2003-06-24 | Lear Corporation | Vehicle cross car beam |
US6378934B1 (en) * | 1999-03-09 | 2002-04-30 | Lear Corporation | Cross-guard duct and steering column support bracket |
FR2795379B3 (fr) * | 1999-06-23 | 2001-08-17 | Allibert Ind | Cockpit perfectionne de planche de bord |
US6591927B1 (en) * | 1999-06-24 | 2003-07-15 | International Truck Intellectual Property Company, L.L.C. | Driver control module |
JP3873539B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2007-01-24 | トヨタ自動車株式会社 | インストルメントパネルのリインホースメント |
US6351962B1 (en) * | 1999-12-06 | 2002-03-05 | Denso Corporation | Cockpit module assembly including air conditioner for vehicle |
JP4151181B2 (ja) * | 1999-12-10 | 2008-09-17 | 株式会社デンソー | 車両用計器盤内電気配線構造 |
DE10014606A1 (de) * | 2000-03-24 | 2001-10-11 | Behr Gmbh & Co | Querträger in Hybridbauweise |
JP2002012168A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Calsonic Kansei Corp | 車両用コックピットモジュール構造 |
US6447041B1 (en) * | 2000-09-06 | 2002-09-10 | Visteon Global Technologies, Inc. | Integrated HVAC and steering column support structure |
US6371551B1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-04-16 | Ford Global Technologies, Inc. | Integrated steering column, instrument panel, and cowl body structure |
US6857654B2 (en) * | 2000-12-13 | 2005-02-22 | Hyundai Mobis, Co. | Passenger restraining apparatus for vehicle |
JP2002200931A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Suzuki Motor Corp | インストルメントパネルの取付構造 |
JP4526719B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2010-08-18 | 富士重工業株式会社 | ブロアユニットの取付構造及びその取付方法 |
DE10108491A1 (de) * | 2001-02-22 | 2002-09-12 | Porsche Ag | Anordnung zur indirekten Beleuchtung |
JP4365538B2 (ja) * | 2001-03-15 | 2009-11-18 | 富士重工業株式会社 | インストルメントパネルフレーム |
KR100405539B1 (ko) * | 2001-05-11 | 2003-11-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 카울크로스멤버의 마운팅부 구조 |
FR2834270B1 (fr) * | 2001-12-27 | 2004-06-18 | Sai Automotive Allibert Ind | Ensemble structurel pour planche de bord |
DE10220025A1 (de) * | 2002-05-04 | 2003-11-20 | Behr Gmbh & Co | Querträger |
US6814399B2 (en) * | 2002-10-31 | 2004-11-09 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Plastic molded product for aligning and supporting a rotatable shaft and process for making same |
US6767050B2 (en) * | 2002-12-17 | 2004-07-27 | Ford Global Technologies, Llc | Passenger compartment isolator system for automotive vehicle |
US7255366B2 (en) * | 2003-01-31 | 2007-08-14 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly |
US7407190B2 (en) * | 2003-01-31 | 2008-08-05 | Delphi Technologies, Inc. | Steering column assembly |
CA2442406A1 (en) * | 2003-09-24 | 2005-03-24 | Meridian Technologies Inc. | Instrument panel rib structure |
FR2865694B1 (fr) * | 2004-02-04 | 2006-03-17 | Valeo Climatisation | Boite a gants d'un habitacle de vehicule participante d'un dispositif a circulation d'air vers un bloc thermique |
EP1732800A1 (de) * | 2004-03-02 | 2006-12-20 | Behr GmbH & Co. KG | Bauteil für einen träger eines fahrzeugs |
DE102004027100A1 (de) * | 2004-06-03 | 2006-01-05 | Adam Opel Ag | Sicherheitsanordnung für den Innenraum eines Kraftfahrzeuges |
DE102004032949A1 (de) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Behr Gmbh & Co. Kg | Querträger mit integrierter Luftführung für ein Kraftfahrzeug |
FR2875471B1 (fr) * | 2004-09-23 | 2007-04-06 | Valeo Climatisation Sa | Element structurant d'un habitacle de vehicule alimente en air comportant un module de distribution selective d'air |
FR2876654A1 (fr) * | 2004-10-18 | 2006-04-21 | Renault Sas | Vehicule comprenant une planche de bord fixee a une traverse inferieure de baie |
KR100605011B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2006-07-28 | 두산인프라코어 주식회사 | 지게차용 제어모듈 |
JP4665229B2 (ja) * | 2005-04-21 | 2011-04-06 | 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ | 車両用空調装置 |
DE102005024383B3 (de) * | 2005-05-27 | 2007-02-22 | Siemens Ag | Anordnung zur elektrischen Anbindung einer Magnesiumtragstruktur an ein Massepotential eines Kraftfahrzeugs |
FR2891199B1 (fr) * | 2005-09-26 | 2007-12-21 | Cera | Module multifonctionnel de collecte d'air et d'absorption d'energie, destine a etre monte entre un capot sur moteur et un pare-brise |
US20070228762A1 (en) * | 2006-04-03 | 2007-10-04 | Visteon Global Technologies, Inc. | Instrument panel with exposed support structure and method of formation |
JP5168444B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2013-03-21 | 三菱自動車工業株式会社 | 車体構造 |
US7753423B2 (en) * | 2008-01-08 | 2010-07-13 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Component assembly for a motor vehicle |
US8424207B2 (en) * | 2008-10-27 | 2013-04-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Method of making a composite component and apparatus |
US7992915B2 (en) * | 2009-02-27 | 2011-08-09 | Nissan North America, Inc. | Vehicle interior assembly |
JP5449361B2 (ja) * | 2009-07-28 | 2014-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両を駆動する電動機のための電装部品の車両における配置構造 |
DE102011050457A1 (de) * | 2011-05-18 | 2012-11-22 | Visteon Global Technologies, Inc. | Klimagerät mit Fußauslass |
JP6044751B2 (ja) * | 2011-11-24 | 2016-12-14 | マツダ株式会社 | 車両のインストルメントパネル支持構造 |
KR101766118B1 (ko) | 2016-02-29 | 2017-08-08 | 현대자동차주식회사 | 칵핏 모듈블록 어셈블리 |
JP6870533B2 (ja) * | 2017-08-23 | 2021-05-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気部品付ワイヤーハーネスおよび電気部品付ワイヤーハーネスの組付構造 |
DE102022122193A1 (de) | 2022-09-01 | 2024-03-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bauteil, insbesondere für ein Fahrzeug, Verfahren zum Herstellen eines solchen Bauteils sowie Fahrzeug |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1128474B (it) * | 1980-05-20 | 1986-05-28 | Fiat Auto Spa | Complesso di elementi con funzione di separazione tra l abitacolo ed il vano motore di un autoveicolo |
DE3315646C2 (de) * | 1983-04-29 | 1989-06-08 | Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim | Vormontierte Baueinheit für den Spritzwand-Bereich von Kraftfahrzeugen, insbesondere Personenkraftwagen, und Verfahren zum Einbau einer solchen vormontierten Baueinheit |
DE3330140A1 (de) * | 1983-08-20 | 1985-03-07 | Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim | Vormontierte baueinheit fuer den cockpit-bereich von kraftfahrzeugen, insbesondere personenkraftwagen |
US4909566A (en) * | 1987-11-30 | 1990-03-20 | Mazda Motor Corporation | Construction of cowl box of vehicle |
JPH01240382A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-25 | Mazda Motor Corp | 車両の前部車体構造 |
IT1224026B (it) * | 1988-12-23 | 1990-09-26 | Fiat Auto Spa | Struttura di veicolo e metodo per il suo assemblaggio |
JPH02303978A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の車体前部構造 |
US5088571A (en) * | 1990-12-17 | 1992-02-18 | General Motors Corporation | Modular structural instrument panel carrier |
JP2753444B2 (ja) * | 1993-05-14 | 1998-05-20 | 株式会社カンセイ | 車両用インストルメントパネル部構造 |
US5364159A (en) * | 1993-06-15 | 1994-11-15 | Davidson Textron Inc. | Structural instrument panel carrier assembly |
US5358300A (en) * | 1993-10-25 | 1994-10-25 | Davidson Textron Inc. | Modular assembly for vehicle body |
US5387023A (en) * | 1994-04-18 | 1995-02-07 | Chrysler Corporation | Reinforced instrument panel assembly |
US5556153A (en) * | 1994-10-14 | 1996-09-17 | Davidson Textron Inc. | Instrument panel assembly |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP25691994A patent/JP3432018B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 US US08/484,128 patent/US5707100A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08119144A (ja) | 1996-05-14 |
US5707100A (en) | 1998-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3432018B2 (ja) | 自動車車体の支持構造 | |
US5387023A (en) | Reinforced instrument panel assembly | |
US6129406A (en) | Dashboard | |
US5857726A (en) | Instrument panel | |
US6474716B2 (en) | Wiring system of indication instrument for vehicle | |
US6237956B1 (en) | Steering column support bracket | |
EP1241040B1 (en) | Instrument panel frame | |
US20010047899A1 (en) | Instrument panel structure and method of assembling the same | |
US20230182657A1 (en) | Vehicle console assembly | |
JP2001213196A (ja) | 車両用コクピットモジュール構造 | |
JP4204140B2 (ja) | 空気調和装置とステアリングメンバのアセンブリ構造 | |
RU2236359C1 (ru) | Узел поперечины приборного щитка (варианты) и способ его изготовления | |
US6494526B2 (en) | Console box mounting structure of vehicle | |
JPH10236183A (ja) | 自動車のインストルメントパネル支持構造 | |
JPH03284481A (ja) | 自動車の前部車体構造及び車体組立方法 | |
US6866320B2 (en) | Blower unit mounting structure and method for mounting a blower unit | |
JP4040342B2 (ja) | インストルメントパネル | |
JPH09240318A (ja) | インストルメントパネル取付け構造 | |
JP3724682B2 (ja) | 自動車のステアリングサポートメンバ構造 | |
JP2904872B2 (ja) | 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 | |
JP4466317B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルへの機器の取付構造 | |
JP2592408Y2 (ja) | 車両用インストルメントパネルの取付構造 | |
JP3281947B2 (ja) | 自動車用リヤコンソール | |
JP2003237418A (ja) | 電子装備部品の取付構造 | |
JPS6146761A (ja) | 車両用ステアリング支持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |