JP2904872B2 - 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 - Google Patents
自動車のステアリング支持構造及び組付方法Info
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 12
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
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- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のステアリング支持構造及び組付方
法に関するものである。
法に関するものである。
(従来の技術) 一般に、例えば特開昭57−4466号公報に記載されるよ
うに、車体左右方向に延び両端部が車体に連結固定され
るステアリングメンバにステアリングシャフトを結合
し、該結合部分をステアリングブラケットを介して車体
側部材(例えばダッシュアッパ)に連結し、それによっ
てアイドル時や高速時におけるステアリング系の振動を
抑制するようにしたものは知られている。
うに、車体左右方向に延び両端部が車体に連結固定され
るステアリングメンバにステアリングシャフトを結合
し、該結合部分をステアリングブラケットを介して車体
側部材(例えばダッシュアッパ)に連結し、それによっ
てアイドル時や高速時におけるステアリング系の振動を
抑制するようにしたものは知られている。
ところで、このような構造では、ステアリング系を車
体側部材に組付け、それからインストルメントパネル側
部材を車体側部材に組付けるようになっている。
体側部材に組付け、それからインストルメントパネル側
部材を車体側部材に組付けるようになっている。
そこで、ペダルブラケット、空調ユニット等のインス
トルメントパネル内機器とインストルメントパネル側部
材とを一体的に連結してステアリングユニットを形成
し、それからそのステアリングユニットを車体側部材に
組付けることにより、車体側部材への搭載性の向上を図
ることが考えられる。
トルメントパネル内機器とインストルメントパネル側部
材とを一体的に連結してステアリングユニットを形成
し、それからそのステアリングユニットを車体側部材に
組付けることにより、車体側部材への搭載性の向上を図
ることが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのような構造では、各種部品が予め組付
けられユニット化された状態でステアリングユニットが
車体側部材に組付けられることとなるが、ステアリング
系を車体側部材に連結するステアリングメンバを該車体
側部材に連結する場合、ステアリングメンバの近傍に上
記各種部品に配置され、連結作業に要する作業スペース
を確保するのが困難であり、高い支持剛性が必要である
にもかかわらず、連結作業をうまく行うことができない
場合がある。
けられユニット化された状態でステアリングユニットが
車体側部材に組付けられることとなるが、ステアリング
系を車体側部材に連結するステアリングメンバを該車体
側部材に連結する場合、ステアリングメンバの近傍に上
記各種部品に配置され、連結作業に要する作業スペース
を確保するのが困難であり、高い支持剛性が必要である
にもかかわらず、連結作業をうまく行うことができない
場合がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、インスト
ルメントパネル側部材の車体側部材への搭載性を向上さ
せると共に、ステアリングブラケットの支持剛性を損な
うことなく、組付け性を確保することができる自動車の
ステアリング支持構造及び組付方法を提供するものであ
る。
ルメントパネル側部材の車体側部材への搭載性を向上さ
せると共に、ステアリングブラケットの支持剛性を損な
うことなく、組付け性を確保することができる自動車の
ステアリング支持構造及び組付方法を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 請求項(1)の発明では、インストルメントパネル側
部材が、車体左右方向に延び両端部が車体に連結固定さ
れると共にステアリングシャフトの上部を連結支持する
ステアリングメンバを有し、該インストルメントパネル
側部材にペダルブラケット、空調ユニット等のインスト
ルメントパネル内機器が支持される構造を前提とし、上
記ステアリングメンバと上記インストルメントパネル内
機器の少なくとも1つとが、該少なくとも1つのインス
トルメントパネル内機器の上部をステアリングブラケッ
トを介してステアリングメンバに連結支持しかつ上記少
なくとも1つのインストルメントパネル内機器の下部を
上記ステアリングシャフトの下部に連結することでユニ
ット化されている構成とする。
部材が、車体左右方向に延び両端部が車体に連結固定さ
れると共にステアリングシャフトの上部を連結支持する
ステアリングメンバを有し、該インストルメントパネル
側部材にペダルブラケット、空調ユニット等のインスト
ルメントパネル内機器が支持される構造を前提とし、上
記ステアリングメンバと上記インストルメントパネル内
機器の少なくとも1つとが、該少なくとも1つのインス
トルメントパネル内機器の上部をステアリングブラケッ
トを介してステアリングメンバに連結支持しかつ上記少
なくとも1つのインストルメントパネル内機器の下部を
上記ステアリングシャフトの下部に連結することでユニ
ット化されている構成とする。
請求項(2)の発明では、車体左右方向に延び両端部
が車体に連結固定されるステアリングメンバを有するイ
ンストルメントパネル側部材と、上記ステアリングメン
バに上部が連結支持されるステアリングシャフトと、上
記インストルメントパネル側部材に支持されるペダルブ
ラケット、空調ユニット等のインストルメントパネル内
機器との組付方法を前提とし、上記ステアリングメンバ
と上記インストルメントパネル内機器の少なくとも1つ
とにより、該少なくとも1つのインストルメントパネル
内機器の上部をステアリングブラケットを介してステア
リングメンバに連結支持しかつ上記少なくとも1つのイ
ンストルメントパネル内機器の下部を上記ステアリング
シャフトの下部に連結することで一体的なステアリング
ユニットを構成し、その後、上記ステアリングユニット
を、車体における車室前側壁部を構成するダッシュパネ
ルの車室内側側面に組付けるようにする。
が車体に連結固定されるステアリングメンバを有するイ
ンストルメントパネル側部材と、上記ステアリングメン
バに上部が連結支持されるステアリングシャフトと、上
記インストルメントパネル側部材に支持されるペダルブ
ラケット、空調ユニット等のインストルメントパネル内
機器との組付方法を前提とし、上記ステアリングメンバ
と上記インストルメントパネル内機器の少なくとも1つ
とにより、該少なくとも1つのインストルメントパネル
内機器の上部をステアリングブラケットを介してステア
リングメンバに連結支持しかつ上記少なくとも1つのイ
ンストルメントパネル内機器の下部を上記ステアリング
シャフトの下部に連結することで一体的なステアリング
ユニットを構成し、その後、上記ステアリングユニット
を、車体における車室前側壁部を構成するダッシュパネ
ルの車室内側側面に組付けるようにする。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、ステアリングメンバ
に、インストルメントパネル内機器がステアリングブラ
ケット及びステアリングシャフトを介して支持され、イ
ンストルメントパネル内機器の支持剛性を損なうことな
く、インストルメントパネル側部材の搭載性が確保され
る。
に、インストルメントパネル内機器がステアリングブラ
ケット及びステアリングシャフトを介して支持され、イ
ンストルメントパネル内機器の支持剛性を損なうことな
く、インストルメントパネル側部材の搭載性が確保され
る。
請求項(2)の発明によれば、ステアリングメンバと
インストルメントパネル内機器とをステアリングブラケ
ット及びステアリングシャフトによって一体的に連結し
てステアリングユニットを形成し、その後、該ステアリ
ングユニットをダッシュパネルに搭載するので、ステア
リングブラケットの組付け性が良いし、ステアリングユ
ニットの搭載性も高まる。
インストルメントパネル内機器とをステアリングブラケ
ット及びステアリングシャフトによって一体的に連結し
てステアリングユニットを形成し、その後、該ステアリ
ングユニットをダッシュパネルに搭載するので、ステア
リングブラケットの組付け性が良いし、ステアリングユ
ニットの搭載性も高まる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明す
る。
る。
自動車のステアリング支持構造を示す第1図におい
て、1はステアリングシャフトで、上側シャフト1Aと下
側シャフト1Bとからなる。しかして、該上側シャフト1A
の中間部分が、2つの部材2a,2bからなる支持具2を介
して、車体左右方向に延び両端部が車体(左右のフロン
トピラー部)に連結固定される断面円形状のステアリン
グメンバ3に連結支持されている。
て、1はステアリングシャフトで、上側シャフト1Aと下
側シャフト1Bとからなる。しかして、該上側シャフト1A
の中間部分が、2つの部材2a,2bからなる支持具2を介
して、車体左右方向に延び両端部が車体(左右のフロン
トピラー部)に連結固定される断面円形状のステアリン
グメンバ3に連結支持されている。
また、ステアリングメンバ3には前方に延びるステア
リングブラケット4の後端部が固着され、該ステアリン
グブラケット4の前端部がペダルブラケット5の上部後
端にボルト6及びナット7を介して分離可能に連結され
ている。
リングブラケット4の後端部が固着され、該ステアリン
グブラケット4の前端部がペダルブラケット5の上部後
端にボルト6及びナット7を介して分離可能に連結され
ている。
上記ペダルブラケット5は、上部にダッシュアッパ8
が接合されインシュレータ9が車室内側側面に装着され
てなるダッシュパネル10に対しボルト11及びナット12に
よって連結固定されている。なお、ボルト11の適用のた
めに、インシュレータ9及びダッシュパネル10に開孔9
a,10aが介設されている。
が接合されインシュレータ9が車室内側側面に装着され
てなるダッシュパネル10に対しボルト11及びナット12に
よって連結固定されている。なお、ボルト11の適用のた
めに、インシュレータ9及びダッシュパネル10に開孔9
a,10aが介設されている。
ステアリングシャフト1の上側シャフト1Aと下側シャ
フト1Bとの連結部も、ブラケット13を介してペダルブラ
ケット5及びダッシュパネル10にボルト11及びナット12
によって連結されている。
フト1Bとの連結部も、ブラケット13を介してペダルブラ
ケット5及びダッシュパネル10にボルト11及びナット12
によって連結されている。
ステアリングシャフト1の上端部にステアリングホイ
ール14が取付けられている。15はインストルメントパネ
ル、16は空調ダクト、17はデフロスト吹出口、18はボル
ト11とナット12による締結の際ダッシュパネル10とペダ
ルブラケット5との間隔を保持するスペーサ部材であ
る。
ール14が取付けられている。15はインストルメントパネ
ル、16は空調ダクト、17はデフロスト吹出口、18はボル
ト11とナット12による締結の際ダッシュパネル10とペダ
ルブラケット5との間隔を保持するスペーサ部材であ
る。
また、上記ステアリングブラケット4とペダルブラケ
ット5との連結構造は、第2図に示すように、分離可能
な構造となっている。
ット5との連結構造は、第2図に示すように、分離可能
な構造となっている。
すなわち、ペダルブラケット5の上部は、上側に位置
する上位置部5aと、下側に位置する下位置部5bとを有す
る段差状に形成され、それら両部5a,5bに亘って3つの
長孔21,21,21が形成されている。該各長孔21は幅の細い
一定幅の孔で、該各長孔21は、その前側が下位置部5bに
位置し、ボルト6の頭部よりも大径の開口部22,22,22と
連通している。しかして、ステアリングブラケット4の
前端部が、通常時には、長孔21,21,21の部分を通じてボ
ルト6とナット7とにより連結されているが、衝突時等
において、エンジン後退によりペダルブラケット5が後
退したときには、ボルト6及びナット7がペダルブラケ
ット5の長孔21において相対的に前側に移動し、ボルト
6及びナット7が開口部22内に位置するようになるの
で、ボルト6及びナット7がフリーな状態となって両ブ
ラケット4,5の連結が解除され、分離され、それによっ
てペダルブラケット5の後退によりステアリング系が後
退しないようになっている。
する上位置部5aと、下側に位置する下位置部5bとを有す
る段差状に形成され、それら両部5a,5bに亘って3つの
長孔21,21,21が形成されている。該各長孔21は幅の細い
一定幅の孔で、該各長孔21は、その前側が下位置部5bに
位置し、ボルト6の頭部よりも大径の開口部22,22,22と
連通している。しかして、ステアリングブラケット4の
前端部が、通常時には、長孔21,21,21の部分を通じてボ
ルト6とナット7とにより連結されているが、衝突時等
において、エンジン後退によりペダルブラケット5が後
退したときには、ボルト6及びナット7がペダルブラケ
ット5の長孔21において相対的に前側に移動し、ボルト
6及びナット7が開口部22内に位置するようになるの
で、ボルト6及びナット7がフリーな状態となって両ブ
ラケット4,5の連結が解除され、分離され、それによっ
てペダルブラケット5の後退によりステアリング系が後
退しないようになっている。
25は空調ダクト16に空調風を供給する空調ユニット
で、ブロワユニット26、クーラユニット27及びヒータユ
ニット28からなる。
で、ブロワユニット26、クーラユニット27及びヒータユ
ニット28からなる。
続いて、上記構造の組付け方法について、第3図及び
第4図に沿って説明する。
第4図に沿って説明する。
まず、インストルメントパネル内機器であるペダルブ
ラケット5が、ステアリングブラケット4を介して、ス
テアリングシャフト1、ステアリングホイール14、ブラ
ケット13及びインストルメントパネル15等が取付けられ
てなるステアリングメンバ3に一体的に連結され、それ
によってステアリングユニットUが形成される。
ラケット5が、ステアリングブラケット4を介して、ス
テアリングシャフト1、ステアリングホイール14、ブラ
ケット13及びインストルメントパネル15等が取付けられ
てなるステアリングメンバ3に一体的に連結され、それ
によってステアリングユニットUが形成される。
上記ステアリングユニットUは、ステアリング治具31
上に載置され、所定の位置関係となるように支持されて
いる。ステアリング治具31は、ベースプレート32と、ス
テアリングメンバ3の両端部を支承するフック部33aを
上端に有する第1支持部33と、ステアリングシャフト1
の下側シャフト1Bを支持するフック部34aを上端に有す
る第2支持部34と、ペダルブラケット5の下端部を上記
フック部34aの両側で係止する係止部35a,35aを有する第
3支持部35とを有する。なお、第4図において、36はス
テアリングメンバ3の両端に取付けられ車体(左右のフ
ロントピラー部)に取付固定するための取付具、37,38
はペダルブラケット5の取付けられたブレーキペダル及
びアクセルペダルである。
上に載置され、所定の位置関係となるように支持されて
いる。ステアリング治具31は、ベースプレート32と、ス
テアリングメンバ3の両端部を支承するフック部33aを
上端に有する第1支持部33と、ステアリングシャフト1
の下側シャフト1Bを支持するフック部34aを上端に有す
る第2支持部34と、ペダルブラケット5の下端部を上記
フック部34aの両側で係止する係止部35a,35aを有する第
3支持部35とを有する。なお、第4図において、36はス
テアリングメンバ3の両端に取付けられ車体(左右のフ
ロントピラー部)に取付固定するための取付具、37,38
はペダルブラケット5の取付けられたブレーキペダル及
びアクセルペダルである。
このようにステアリングユニットUが治具31上に載置
された状態で、第3図に示すように、前方に移動せしめ
られ、ペダルブラケット5がダッシュパネル10にボルト
11及びナット12により連結される。また、空調ユニット
25も同様にして連結される。更にステアリングメンバ3
の両端部が取付具36,36を介して左右のフロントピラー
部に連結される。このようにして、ステアリングユニッ
トUが車体上に搭載されて、組付けられる。
された状態で、第3図に示すように、前方に移動せしめ
られ、ペダルブラケット5がダッシュパネル10にボルト
11及びナット12により連結される。また、空調ユニット
25も同様にして連結される。更にステアリングメンバ3
の両端部が取付具36,36を介して左右のフロントピラー
部に連結される。このようにして、ステアリングユニッ
トUが車体上に搭載されて、組付けられる。
上記実施例では、ペダルブラケット5をステアリング
ブラケット4を介してステアリングメンバ3に支持させ
るようにしているが、インストルメントパネル内機器の
1つである空調ユニット25をステアリングブラケットを
介してステアリングメンバ3に支持させるようにするこ
ともできる。
ブラケット4を介してステアリングメンバ3に支持させ
るようにしているが、インストルメントパネル内機器の
1つである空調ユニット25をステアリングブラケットを
介してステアリングメンバ3に支持させるようにするこ
ともできる。
また、上記実施例では、衝突時におけるステアリング
系の後退を防止するために、ステアリングブラケット4
とペダルブラケット5とを分離可能な構造で連結してい
るが、そのほか、第5図に示すように、ペダルブラケッ
ト5Aに連結されるステアリングブラケット4Aを、上方に
突出するように屈曲した構造とし、衝突時にペダルブラ
ケット5が後退してきたときには、ステアリングブラケ
ット4Aが上方に積極的に屈曲してステアリング系が後退
するのを阻止するようにしてもよい。
系の後退を防止するために、ステアリングブラケット4
とペダルブラケット5とを分離可能な構造で連結してい
るが、そのほか、第5図に示すように、ペダルブラケッ
ト5Aに連結されるステアリングブラケット4Aを、上方に
突出するように屈曲した構造とし、衝突時にペダルブラ
ケット5が後退してきたときには、ステアリングブラケ
ット4Aが上方に積極的に屈曲してステアリング系が後退
するのを阻止するようにしてもよい。
また、ステアリングユニットUの組付けの際の位置決
め精度を確保するために、第6図に示すように、ステア
リングメンバ3に上方に突出し空調ダクト16を貫通する
延長部材41を立設し、該延長部材41の先端に組付け時に
ダッシュアッパ6の上側のカウルパネル42に係合する係
合凸部41aを設けるようにしてもよい。なお、本例で
は、ベダルブラケット5Aの後部が上方に屈曲し、ステア
リングブラケット4Bがくの字状になっている。
め精度を確保するために、第6図に示すように、ステア
リングメンバ3に上方に突出し空調ダクト16を貫通する
延長部材41を立設し、該延長部材41の先端に組付け時に
ダッシュアッパ6の上側のカウルパネル42に係合する係
合凸部41aを設けるようにしてもよい。なお、本例で
は、ベダルブラケット5Aの後部が上方に屈曲し、ステア
リングブラケット4Bがくの字状になっている。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、ステアリングメンバに、イン
ストルメントパネル内機器がステアリングブラケット及
びステアリングシャフトを介して支持されるようにして
いるので、インストルメントパネル内機器の支持剛性が
確保され、また、インストルメントパネル側部材の車体
側部材への搭載性が確保される。
ストルメントパネル内機器がステアリングブラケット及
びステアリングシャフトを介して支持されるようにして
いるので、インストルメントパネル内機器の支持剛性が
確保され、また、インストルメントパネル側部材の車体
側部材への搭載性が確保される。
請求項(2)の発明は、ステアリングメンバとインス
トルメントパネル内機器とをステアリングブラケット及
びステアリングシャフトによって一体的に連結してステ
アリングユニットを形成し、その後、該ステアリングユ
ニットをダッシュパネルに搭載するようにしているの
で、ステアリングブラケットの組付け性が良いし、ステ
アリングユニットの搭載性も高まる。
トルメントパネル内機器とをステアリングブラケット及
びステアリングシャフトによって一体的に連結してステ
アリングユニットを形成し、その後、該ステアリングユ
ニットをダッシュパネルに搭載するようにしているの
で、ステアリングブラケットの組付け性が良いし、ステ
アリングユニットの搭載性も高まる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は自動車のステア
リング支持構造の概略縦断面図、第2図は第1図のS方
向矢視図、第3図は自動車のステアリング組付け方法の
説明図、第4図はステアリングユニットの斜視図、第5
図及び第6図は変形例の説明図である。 U……ステアリアングユニット 1……ステアリングシャフト 3……ステアリングメンバ 4,4A,4B……ステアリングブラケット 5,5A,5B……ペダルブラケット(インストルメントパネ
ル内機器) 10……ダッシュパネル(車体側部材) 15……インストルメントパネル(インストルメントパネ
ル側部材) 25……空調ユニット(インストルメントパネル内機器)
リング支持構造の概略縦断面図、第2図は第1図のS方
向矢視図、第3図は自動車のステアリング組付け方法の
説明図、第4図はステアリングユニットの斜視図、第5
図及び第6図は変形例の説明図である。 U……ステアリアングユニット 1……ステアリングシャフト 3……ステアリングメンバ 4,4A,4B……ステアリングブラケット 5,5A,5B……ペダルブラケット(インストルメントパネ
ル内機器) 10……ダッシュパネル(車体側部材) 15……インストルメントパネル(インストルメントパネ
ル側部材) 25……空調ユニット(インストルメントパネル内機器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/04 - 1/20 B62D 25/08 B60K 37/00 B62D 65/00 B23P 21/00 303
Claims (2)
- 【請求項1】インストルメントパネル側部材が、車体左
右方向に延び両端部が車体に連結固定されると共にステ
アリングシャフトの上部を連結支持するステアリングメ
ンバを有し、該インストルメントパネル側部材にペダル
ブラケット、空調ユニット等のインストルメントパネル
内機器が支持される構造であって、 上記ステアリングメンバと上記インストルメントパネル
内機器の少なくとも1つとが、該少なくとも1つのイン
ストルメントパネル内機器の上部をステアリングブラケ
ットを介してステアリングメンバに連結支持しかつ上記
少なくとも1つのインストルメントパネル内機器の下部
を上記ステアリングシャフトの下部に連結することでユ
ニット化されていることを特徴とする自動車のステアリ
ング支持構造。 - 【請求項2】車体左右方向に延び両端部が車体に連結固
定されるステアリングメンバを有するインストルメント
パネル側部材と、上記ステアリングメンバに上部が連結
支持されるステアリングシャフトと、上記インストルメ
ントパネル側部材に支持されるペダルブラケット、空調
ユニット等のインストルメントパネル内機器との組付方
法において、 上記ステアリングメンバと上記インストルメントパネル
内機器の少なくとも1つとにより、該少なくとも1つの
インストルメントパネル内機器の上部をステアリングブ
ラケットを介してステアリングメンバに連結支持しかつ
上記少なくとも1つのインストルメントパネル内機器の
下部を上記ステアリングシャフトの下部に連結すること
で一体的なステアリングユニットを構成し、 その後、上記ステアリングユニットを、車体における車
室前側壁部を構成するダッシュパネルの車室内側側面に
組付けることを特徴とする自動車のステアリング組付方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162146A JP2904872B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 |
KR1019910009352A KR960005864B1 (ko) | 1990-06-08 | 1991-06-07 | 자동차의 차체 앞부분의 물품부착구조 및 조립방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162146A JP2904872B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455165A JPH0455165A (ja) | 1992-02-21 |
JP2904872B2 true JP2904872B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=15748914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2162146A Expired - Fee Related JP2904872B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-20 | 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904872B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5605510B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2014-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | インストルメントパネル構造 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2162146A patent/JP2904872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455165A (ja) | 1992-02-21 |
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