JPH0542713Y2 - - Google Patents
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- JPH0542713Y2 JPH0542713Y2 JP5295687U JP5295687U JPH0542713Y2 JP H0542713 Y2 JPH0542713 Y2 JP H0542713Y2 JP 5295687 U JP5295687 U JP 5295687U JP 5295687 U JP5295687 U JP 5295687U JP H0542713 Y2 JPH0542713 Y2 JP H0542713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- width direction
- vehicle width
- engine compartment
- cowl box
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車の車体前部構造に関する。
従来の技術
自動車の車体前部には周知のようにエンジンコ
ンパートメントがダツシユロアパネル、カウルボ
ツクス、左右フードリツジ等を接合して構成され
ており、このエンジンコンパートメントのキヤビ
ン側にはステアリングシヤフト、アクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル、エアコン
ユニツト、インストルメントパネル等の機能部品
を組み付けてある。ステアリングシヤフトはエン
ジンコンパートメントのキヤビン側に配設した強
度部材とダツシユロアパネルとに跨つて取り付け
られている。この強度部材は車両の前面衝突力を
乗員に伝えないように遮断するものであり、車幅
方向に横架されてステアリングシヤフトの軸方向
中間部を支持するマウントバーと、これの車幅方
向中央部に上下方向に設けられてダツシユロアパ
ネルのトンネル部とカウルボツクスとに跨つて結
合されるステーとで構成され、しかもマウントバ
ーの車幅方向端部をフロントピラーロア部の前方
に延設したダツシユサイドフロントパネルに取り
付けてある。
ンパートメントがダツシユロアパネル、カウルボ
ツクス、左右フードリツジ等を接合して構成され
ており、このエンジンコンパートメントのキヤビ
ン側にはステアリングシヤフト、アクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル、エアコン
ユニツト、インストルメントパネル等の機能部品
を組み付けてある。ステアリングシヤフトはエン
ジンコンパートメントのキヤビン側に配設した強
度部材とダツシユロアパネルとに跨つて取り付け
られている。この強度部材は車両の前面衝突力を
乗員に伝えないように遮断するものであり、車幅
方向に横架されてステアリングシヤフトの軸方向
中間部を支持するマウントバーと、これの車幅方
向中央部に上下方向に設けられてダツシユロアパ
ネルのトンネル部とカウルボツクスとに跨つて結
合されるステーとで構成され、しかもマウントバ
ーの車幅方向端部をフロントピラーロア部の前方
に延設したダツシユサイドフロントパネルに取り
付けてある。
ところで自動車の車体にあつては、例えば特開
昭61−92965号公報に示されるように、車体の自
動組み立て化や機能部品、内装部品の自動組み付
け化を図るために、車体を各車体構成部分毎に分
割し、別々のラインで組み立てた各車体構成部分
毎に機能部品や内装部品を艤装した後、これらを
結合して一体化する、所謂車体のモジユール化が
知られている。
昭61−92965号公報に示されるように、車体の自
動組み立て化や機能部品、内装部品の自動組み付
け化を図るために、車体を各車体構成部分毎に分
割し、別々のラインで組み立てた各車体構成部分
毎に機能部品や内装部品を艤装した後、これらを
結合して一体化する、所謂車体のモジユール化が
知られている。
考案が解決しようとする問題点
前述のような車体のモジユール化に際して、車
体をエンジンコンパートメントと、フロント・セ
ンタ・リヤ等のピラー、サイドシル、ルーフサイ
ドレール、リヤフエンダパネルを含む左右ボデイ
サイドアツセンブリと、フロントルーフレール、
リヤルーフレール、ルーフパネルを含むルーフア
ツセンブリと、フロアアツセンブリと、リヤエン
ドアツセンブリとに分割構成して、機能部品や内
装部品の組み付け性をより向上させるようにする
ことが考えられる。しかし、左右ボデイサイドア
ツセンブリが結合される前のエンジンコンパート
メントにあつては、強度部材のマウントバーの車
幅方向略中央部から上下方向に延設したステーを
ダツシユロアパネルのトンネル部に結合しただけ
であるので、マウントバーがステーを中心として
前後左右にふらつき易い、強度部材の立て付け調
整も行うことができないのでにわかに採用し難い
ものである。
体をエンジンコンパートメントと、フロント・セ
ンタ・リヤ等のピラー、サイドシル、ルーフサイ
ドレール、リヤフエンダパネルを含む左右ボデイ
サイドアツセンブリと、フロントルーフレール、
リヤルーフレール、ルーフパネルを含むルーフア
ツセンブリと、フロアアツセンブリと、リヤエン
ドアツセンブリとに分割構成して、機能部品や内
装部品の組み付け性をより向上させるようにする
ことが考えられる。しかし、左右ボデイサイドア
ツセンブリが結合される前のエンジンコンパート
メントにあつては、強度部材のマウントバーの車
幅方向略中央部から上下方向に延設したステーを
ダツシユロアパネルのトンネル部に結合しただけ
であるので、マウントバーがステーを中心として
前後左右にふらつき易い、強度部材の立て付け調
整も行うことができないのでにわかに採用し難い
ものである。
そこで本考案は強度部材をエンジンコンパート
メントに前後左右にふらつくことなくしつかりと
組み付けると共に立て付け調整も容易に行える自
動車の車体前部構造を提供するものである。
メントに前後左右にふらつくことなくしつかりと
組み付けると共に立て付け調整も容易に行える自
動車の車体前部構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段
ダツシユロアパネル、カウルボツクスを含むエ
ンジンコンパートメントと、このエンジンコンパ
ートメントのキヤビン側に配設される強度部材と
を備え、この強度部材を車幅方向に横架されてス
テアリングシヤフトの軸方向中間部が取り付けら
れるマウントバーと、これの車幅方向略中央部と
ダツシユロアパネルとに跨つて結合されるロアス
テーと、マウントバーの車幅方向側部をカウルボ
ツクスとインストルメントパネルとに跨つて結合
する左右インストルメントサイドステーとで構成
してある。
ンジンコンパートメントと、このエンジンコンパ
ートメントのキヤビン側に配設される強度部材と
を備え、この強度部材を車幅方向に横架されてス
テアリングシヤフトの軸方向中間部が取り付けら
れるマウントバーと、これの車幅方向略中央部と
ダツシユロアパネルとに跨つて結合されるロアス
テーと、マウントバーの車幅方向側部をカウルボ
ツクスとインストルメントパネルとに跨つて結合
する左右インストルメントサイドステーとで構成
してある。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1〜3図において、1はエンジンコンパート
メントを示し、ダツシユロアパネル2とカウルボ
ツクス3と左右フードリツジ4と左右ダツシユサ
イドフロントパネル5と左右フロントサイドメン
バ6とを備えている。ダツシユロアパネル2は縦
壁2aと、これの下部から後方斜め下方に延設し
た傾斜壁2bと、これの先端から後方へ延設した
水平壁2cとを備えている。縦壁2aにはステア
リングホール8を形成し、縦壁2aのキヤビン側
面には複数のエアコンブラケツト9を設けてあ
る。縦壁2aと傾斜壁2bとの車幅方向中央部に
は前後方向に延長するトンネル部2dを上方に向
けて膨出形成してある。トンネル部2dの前後方
向中間部には左右一組の強度部材ブラケツト10
を上方に向けて突設してある。カウルボツクス3
はエンジンルーム側の隔壁としてのカウルトツプ
パネル3aと、キヤビン側の隔壁としてのダツシ
ユアツパパネル3bと、車幅方向側の隔壁として
のカウルサイドパネル3cとで閉断面に構成さ
れ、ダツシユロアパネル2の上部に結合されて車
幅方向に横架されている。カウルボツクス3の上
壁、つまりカウルトツプパネル3aの上壁には複
数の外気取り入れ口11を形成してある。これら
の外気取り入れ口11には図外のカウルグリルが
後組み付けされる。カウルボツクス3の後壁、つ
まりダツシユアツパパネル3bの後壁のキヤビン
側面にはステアリング中部アツパブラケツト12
と、強度部材ブラケツト13と、複数のインスト
ルメントブラケツト14と、複数のエアコンブラ
ケツト15とを設けてある。ダツシユアツパパネ
ル3bのカウルサイドパネル3cよりも車幅方向
外側に延設された部分はカウルボツクス3の側下
部に設定されたサイド部3dになつている。この
サイド部3dとダツシユアツパパネル3bのカウ
ルサイドパネル3c間に在る主板部とにはカウル
ボツクス3内の侵入水を車外に誘導、排出するド
リツプチヤンネル部3eを下方に向けて膨出形成
してある。左右フードリツジ4はダツシユロアパ
ネル2とカウルボツクス3との車幅方向側部から
前方に向けて突設されている。左右ダツシユサイ
ドフロントパネル5は従来のフロントピラーロア
部の前方に延設される前延パネルに相当するもの
であり、この実施例ではフロントピラーロア部A
から分割されている。この左右ダツシユサイドフ
ロントパネル5はダツシユロアパネル2の縦壁2
aから水平壁2cに跨つて結合されてキヤビン側
に立設されており、これの上縁部は車幅方向外側
に向けて延設されて、カウルボツクス3のサイド
部3d外縁下面に結合されている。左右フロント
サイドメンバ6はダツシユロアパネル2の水平壁
2c下面に接合されている。また、エンジンコン
パートメント1のキヤビン側にはシフトレバー装
置16、ステアリングシヤフト17、アクセルペ
ダル18、ブレーキペダル19、クラツチペダル
20および図外のエアコンユニツト等の機能部品
が後組み付けされている。エンジンコンパートメ
ント1におけるカウルボツクス3の上壁にはフロ
ントウインドウワイパー装置のワイパーブレード
アクチユエータ21が後組み付けされている。ス
テアリングシヤフト17はその前部をステアリン
グホール8に挿入し、この前部より少し後方に装
着したブラケツト22をカウルボツクス3のステ
アリング中部アツパブラケツト12配設部に設け
た取り付け部23に後方よりねじ24結合してあ
る。一方、25は強度部材であつて、カウルボツ
クス3の後方で車幅方向に横架されてステアリン
グシヤフト17の軸方向中間部が取り付けられる
マウントバー26と、マウントバー26、ダツシ
ユロアパネル2それぞれの車幅方向略中央部に跨
つて結合される左右一組のロアステー27と、マ
ウントバー26、カウルボツクス3それぞれの車
幅方向側部に跨つて結合されるアツパステー28
と、マウントバー26のロアステー27と右側の
アツパステー28との中間部に結合されたステア
リング中部ロアブラケツト29と、マウントバー
26の車幅方向側部から下方に向けて延設された
左右インストルメントサイドステー30とを備え
ている。アツパステー28は左右インストルメン
トサイドステー30の先端部を形成している。そ
して、ロアステー27の下部をトンネル部2dの
強度部材ブラケツト10に横方向よりねじ31結
合し、アツパステー28の上部をカウルボツクス
3の左右強度部材ブラケツト13に前後方向より
ボルト32・ナツト33結合すると共に、マウン
トバー26の上部をステアリング中部アツパブラ
ケツト12の先端部下面に上方に向けて膨出形成
された凹部12aに内嵌して、ステアリング中部
ロアブラケツト29をステアリング中部アツパブ
ラケツト12下に重合した状態で下方よりねじ3
4結合し、さらにステアリング中部ロアブラケツ
ト29の下面に上方に向けて膨出形成された凹部
29aにステアリングシヤフト17の中間部を内
嵌し、ステアリングシヤフト17の中間部に設け
たブラケツト35をステアリング中部ロアブラケ
ツト29に下方よりねじ36結合することによつ
て、強度部材25はエンジンコンパートメント1
のキヤビン側に配置されている。マウントバー2
6の両端には取り付け部26aを設けてある。こ
の取り付け部26aはエンジンコンパートメント
1に組み付けられる左右ボデイサイドアツセンブ
リにおけるフロントピラーロア部Aのインナパネ
ルに突設した強度部材サイドブラケツトaに後方
よりねじb結合されるようになつている(第3図
参照)。左右インストルメントサイドステー30
の先端には前後方向に貫通する取り付け孔部37
を有するフランジ38が設けてある。この取り付
け孔部37はフランジ38に形成したねじ挿通孔
39と、このねじ挿通孔39まわりのフランジ3
8背面に接合したウエルドナツト40とで構成さ
れている。41はインストルメントパネルを示
し、これの上側前縁部にはエンジンコンパートメ
ント1のインストルメントブラケツト14にボル
ト42・ナツト43結合される複数の取り付け部
44を設けてあり、これの車幅方向側下部には強
度部材25の左右インストルメントステー30に
ねじ45結合される取り付け部46を設けてあ
り、これの取り付け部46よりも上方部分には作
業孔47を形成してある。48は作業孔47を閉
塞する蓋体であつて、脱着自在になつている。
メントを示し、ダツシユロアパネル2とカウルボ
ツクス3と左右フードリツジ4と左右ダツシユサ
イドフロントパネル5と左右フロントサイドメン
バ6とを備えている。ダツシユロアパネル2は縦
壁2aと、これの下部から後方斜め下方に延設し
た傾斜壁2bと、これの先端から後方へ延設した
水平壁2cとを備えている。縦壁2aにはステア
リングホール8を形成し、縦壁2aのキヤビン側
面には複数のエアコンブラケツト9を設けてあ
る。縦壁2aと傾斜壁2bとの車幅方向中央部に
は前後方向に延長するトンネル部2dを上方に向
けて膨出形成してある。トンネル部2dの前後方
向中間部には左右一組の強度部材ブラケツト10
を上方に向けて突設してある。カウルボツクス3
はエンジンルーム側の隔壁としてのカウルトツプ
パネル3aと、キヤビン側の隔壁としてのダツシ
ユアツパパネル3bと、車幅方向側の隔壁として
のカウルサイドパネル3cとで閉断面に構成さ
れ、ダツシユロアパネル2の上部に結合されて車
幅方向に横架されている。カウルボツクス3の上
壁、つまりカウルトツプパネル3aの上壁には複
数の外気取り入れ口11を形成してある。これら
の外気取り入れ口11には図外のカウルグリルが
後組み付けされる。カウルボツクス3の後壁、つ
まりダツシユアツパパネル3bの後壁のキヤビン
側面にはステアリング中部アツパブラケツト12
と、強度部材ブラケツト13と、複数のインスト
ルメントブラケツト14と、複数のエアコンブラ
ケツト15とを設けてある。ダツシユアツパパネ
ル3bのカウルサイドパネル3cよりも車幅方向
外側に延設された部分はカウルボツクス3の側下
部に設定されたサイド部3dになつている。この
サイド部3dとダツシユアツパパネル3bのカウ
ルサイドパネル3c間に在る主板部とにはカウル
ボツクス3内の侵入水を車外に誘導、排出するド
リツプチヤンネル部3eを下方に向けて膨出形成
してある。左右フードリツジ4はダツシユロアパ
ネル2とカウルボツクス3との車幅方向側部から
前方に向けて突設されている。左右ダツシユサイ
ドフロントパネル5は従来のフロントピラーロア
部の前方に延設される前延パネルに相当するもの
であり、この実施例ではフロントピラーロア部A
から分割されている。この左右ダツシユサイドフ
ロントパネル5はダツシユロアパネル2の縦壁2
aから水平壁2cに跨つて結合されてキヤビン側
に立設されており、これの上縁部は車幅方向外側
に向けて延設されて、カウルボツクス3のサイド
部3d外縁下面に結合されている。左右フロント
サイドメンバ6はダツシユロアパネル2の水平壁
2c下面に接合されている。また、エンジンコン
パートメント1のキヤビン側にはシフトレバー装
置16、ステアリングシヤフト17、アクセルペ
ダル18、ブレーキペダル19、クラツチペダル
20および図外のエアコンユニツト等の機能部品
が後組み付けされている。エンジンコンパートメ
ント1におけるカウルボツクス3の上壁にはフロ
ントウインドウワイパー装置のワイパーブレード
アクチユエータ21が後組み付けされている。ス
テアリングシヤフト17はその前部をステアリン
グホール8に挿入し、この前部より少し後方に装
着したブラケツト22をカウルボツクス3のステ
アリング中部アツパブラケツト12配設部に設け
た取り付け部23に後方よりねじ24結合してあ
る。一方、25は強度部材であつて、カウルボツ
クス3の後方で車幅方向に横架されてステアリン
グシヤフト17の軸方向中間部が取り付けられる
マウントバー26と、マウントバー26、ダツシ
ユロアパネル2それぞれの車幅方向略中央部に跨
つて結合される左右一組のロアステー27と、マ
ウントバー26、カウルボツクス3それぞれの車
幅方向側部に跨つて結合されるアツパステー28
と、マウントバー26のロアステー27と右側の
アツパステー28との中間部に結合されたステア
リング中部ロアブラケツト29と、マウントバー
26の車幅方向側部から下方に向けて延設された
左右インストルメントサイドステー30とを備え
ている。アツパステー28は左右インストルメン
トサイドステー30の先端部を形成している。そ
して、ロアステー27の下部をトンネル部2dの
強度部材ブラケツト10に横方向よりねじ31結
合し、アツパステー28の上部をカウルボツクス
3の左右強度部材ブラケツト13に前後方向より
ボルト32・ナツト33結合すると共に、マウン
トバー26の上部をステアリング中部アツパブラ
ケツト12の先端部下面に上方に向けて膨出形成
された凹部12aに内嵌して、ステアリング中部
ロアブラケツト29をステアリング中部アツパブ
ラケツト12下に重合した状態で下方よりねじ3
4結合し、さらにステアリング中部ロアブラケツ
ト29の下面に上方に向けて膨出形成された凹部
29aにステアリングシヤフト17の中間部を内
嵌し、ステアリングシヤフト17の中間部に設け
たブラケツト35をステアリング中部ロアブラケ
ツト29に下方よりねじ36結合することによつ
て、強度部材25はエンジンコンパートメント1
のキヤビン側に配置されている。マウントバー2
6の両端には取り付け部26aを設けてある。こ
の取り付け部26aはエンジンコンパートメント
1に組み付けられる左右ボデイサイドアツセンブ
リにおけるフロントピラーロア部Aのインナパネ
ルに突設した強度部材サイドブラケツトaに後方
よりねじb結合されるようになつている(第3図
参照)。左右インストルメントサイドステー30
の先端には前後方向に貫通する取り付け孔部37
を有するフランジ38が設けてある。この取り付
け孔部37はフランジ38に形成したねじ挿通孔
39と、このねじ挿通孔39まわりのフランジ3
8背面に接合したウエルドナツト40とで構成さ
れている。41はインストルメントパネルを示
し、これの上側前縁部にはエンジンコンパートメ
ント1のインストルメントブラケツト14にボル
ト42・ナツト43結合される複数の取り付け部
44を設けてあり、これの車幅方向側下部には強
度部材25の左右インストルメントステー30に
ねじ45結合される取り付け部46を設けてあ
り、これの取り付け部46よりも上方部分には作
業孔47を形成してある。48は作業孔47を閉
塞する蓋体であつて、脱着自在になつている。
以上の実施例構造によれば、形成、組み立てら
れたエンジンコンパートメント1にシフトレバー
装置16、ステアリングシヤフト17、アクセル
ペダル18、ブレーキペダル19、クラツチペダ
ル20、図外のエアコンユニツト、その他の機能
部品および強度部材25を組み付けた後、インス
トルメントパネル41を組み付けるのである。ま
た、強度部材25におけるマウントバー26の取
り付け部26aをエンジンコンパートメント1に
後組み付けされる左右ボデイサイドアツセンブリ
のフロントピラーロア部Aの強度部材サイドブラ
ケツトaにインストルメントパネル41の作業孔
を利用して後方よりねじb結合した後、この作業
孔47に蓋体48を装着する。
れたエンジンコンパートメント1にシフトレバー
装置16、ステアリングシヤフト17、アクセル
ペダル18、ブレーキペダル19、クラツチペダ
ル20、図外のエアコンユニツト、その他の機能
部品および強度部材25を組み付けた後、インス
トルメントパネル41を組み付けるのである。ま
た、強度部材25におけるマウントバー26の取
り付け部26aをエンジンコンパートメント1に
後組み付けされる左右ボデイサイドアツセンブリ
のフロントピラーロア部Aの強度部材サイドブラ
ケツトaにインストルメントパネル41の作業孔
を利用して後方よりねじb結合した後、この作業
孔47に蓋体48を装着する。
考案の効果
以上のように本考案によれば、エンジンコンパ
ートメントに強度部材をこれのロアステーと左右
インストルメントサイドステーとによる車幅方向
にわたる複数の固定点をもつて組み付けることが
できるので、強度部材をエンジンコンパートメン
トに前後左右にふらつくことなく、しつかりと組
み付けることができるうえ、ロアステーと左右イ
ンストルメントサイドステーとをエンジンコンパ
ートメントに結合するときに、強度部材の立て付
け調整も容易に行うことができる等の新規な効果
がある。
ートメントに強度部材をこれのロアステーと左右
インストルメントサイドステーとによる車幅方向
にわたる複数の固定点をもつて組み付けることが
できるので、強度部材をエンジンコンパートメン
トに前後左右にふらつくことなく、しつかりと組
み付けることができるうえ、ロアステーと左右イ
ンストルメントサイドステーとをエンジンコンパ
ートメントに結合するときに、強度部材の立て付
け調整も容易に行うことができる等の新規な効果
がある。
第1図は本考案の一実施例を分解して示す斜視
図、第2図は同実施例の組み立てた状態での第1
図の−線に沿う断面図、第3図は同実施例の
カウルボツクスまわりの側面図である。 1……エンジンコンパートメント、2……ダツ
シユロアパネル、3……カウルボツクス、25…
…強度部材、26……マウントバー、27……ロ
アステー、28……アツパステー。
図、第2図は同実施例の組み立てた状態での第1
図の−線に沿う断面図、第3図は同実施例の
カウルボツクスまわりの側面図である。 1……エンジンコンパートメント、2……ダツ
シユロアパネル、3……カウルボツクス、25…
…強度部材、26……マウントバー、27……ロ
アステー、28……アツパステー。
Claims (1)
- ダツシユロアパネルと、該ダツシユロアパネル
の上部に横架されたカウルボツクスと、フロント
ピラーロア部から分割されて前記ダツシユロアパ
ネルと前記カウルボツクスの車幅方向の側部とに
結合された左右ダツシユサイドフロントパネルと
を含むエンジンコンパートメントと、該エンジン
コンパートメントのキヤビン側に配設された強度
部材とを備え、該強度部材を車幅方向に横架され
てステアリングシヤフトの軸方向中間部が取り付
けられるマウントバーと、該マウントバーの車幅
方向の略中央部とダツシユロアパネルとに跨つて
結合されるロアステーと、前記マウントバーの車
幅方向側部をカウルボツクスとインストルメント
パネルとに跨つて結合する左右インストルメント
サイドステーとで構成したことを特徴とする自動
車の車体前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295687U JPH0542713Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295687U JPH0542713Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159382U JPS63159382U (ja) | 1988-10-19 |
JPH0542713Y2 true JPH0542713Y2 (ja) | 1993-10-27 |
Family
ID=30878581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5295687U Expired - Lifetime JPH0542713Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542713Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5541081B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-07-09 | マツダ株式会社 | 車両のカウル部構造 |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP5295687U patent/JPH0542713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159382U (ja) | 1988-10-19 |
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