JPH09240318A - インストルメントパネル取付け構造 - Google Patents

インストルメントパネル取付け構造

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JPH09240318A
JPH09240318A JP8049882A JP4988296A JPH09240318A JP H09240318 A JPH09240318 A JP H09240318A JP 8049882 A JP8049882 A JP 8049882A JP 4988296 A JP4988296 A JP 4988296A JP H09240318 A JPH09240318 A JP H09240318A
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instrument panel
cross member
instrument
vehicle
mounting
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JP8049882A
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Inventor
Hideki Komori
英樹 小森
Hidenori Uki
秀憲 宇木
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室前部構造体にインストルメントパネルを
組付ける作業の容易化を図ることができ、インストルメ
ントパネルの形状変更を容易化できるインストルメント
パネル取付け構造を提供する。 【解決手段】 車両のメータユニット等の機能部品が収
容された複数のインストルメントパネル単体16〜20
と、同インストルメントパネル単体を車幅方向Xに配列
して一体結合しインストルメントパネル組立体IPを形
成させ係止部261と係合部262を有する取付クロス
材26と、車幅方向Xに延び両端部がフロントピラ下部
に固着され係止部261に係合する突部152と係合部
262に固定手段27,28を介し結合する結合部15
3を有するダッシュクロスメンバ15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室前部に装着さ
れるインストルメントパネルの取付け構造、特に、車室
前部の左右フロントピラ間に支持されたダッシュクロス
メンバに対し、インストルメントパネルを取り付けるイ
ンストルメントパネル取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車室前部に装着されるインストルメント
パネルは乗員に対してその前方側に位置し、乗員に取っ
ては視認性及び操作性の良い位置にある。このため、イ
ンストルメントパネルには運転者やその他の乗員が必要
とする各種の機能部品が配設されている。例えば、イン
ストルメントパネルはその運転席側にメータユニット等
が、助手席側にグローブボックス等が、中央部にオーデ
ィオ機器等がそれぞれ配備され、場合によりインストル
メントパネル中央の下方側にはコンソールボックスが連
続的に結合される。
【0003】このようなインストルメントパネルは、骨
格材とその回りを覆うパッド及び外皮とを備え、全体が
インジェクション成形される場合が多い。しかも、この
インストルメントパネルは一体成形された上で、エンジ
ンルームと車室を隔離するダッシュボードや、その上部
のカウルボックス及びその手前側のダッシュクロスメン
バ等に一体的に結合されている。ここで、乗用車のイン
ストルメントパネル4を車室前部構造体に取り付ける場
合の構造の一例を図9に示した。ここでの車室前部構造
体はカウルボックス1及びメンバサポート3から成る。
このカウルボックス1は車室前部の左右のフロントピラ
(図示しない)に対し左右端の各サイドパネル2を介し
結合される。このカウルボックス1の車室側に位置する
メンバサポート3は左右の各サイドパネル2に対し両端
が一体結合された構造を採る。
【0004】この場合、インストルメントパネル4はカ
ウルボックス1及びメンバサポート3に当接され、その
上でカウルボックス1と対向する周縁部がビス5等によ
って締付固定され、図示しないダッシュボードやメンバ
サポート3側と対向する部分が図示しないブラケット、
ボルト及びナット等の固定手段によって締付固定されて
いる。なお、このようにインストルメントパネルをボデ
ィーの車室前部構造体に対して固定する作業を容易化可
能な手段が実公平7−51391号公報に開示される。
ここでは、図10(a),(b)に示すように、インス
トルメントパネル4’の左右端の下向きストライカ6を
フック701付きレバー7を用い、フロントピラ8の受
け部801に締付固定し、しかもインストルメントパネ
ル4’の周縁部401をカウルボックス1’側のクリッ
プ9で挟持するようにしている。
【0005】更に、特開平6−227288号公報には
インストルメントモジュールを、ダッシュボードに取り
付ける構造が開示される。ここで、インストルメントモ
ジュールはインストルメントパネル内部にステアリング
メンバを差し込み、しかも連結プレートによって位置決
めされた複数のヒータユニットをインストルメントパネ
ルにサブ組付けしておく。そして、インストルメントモ
ジュールのダッシュボードへの取り付け時にステアリン
グメンバの両端を車室前部の左右のフロントピラ側に結
合するという構造を採る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示したように、
インストルメントパネル4をボディーの車室前部構造体
に対し、固定手段により締付け固定する場合、このイン
ストルメントパネル4はその全体に亘り多数の固定個所
を有するため、順次手作業で締付け固定するには多くの
取付け作業時間を要していた。更に、図10(a),
(b)に示すように、フック701付きレバー7でイン
ストルメントパネル4’をフロントピラ8の受け部80
1に締付固定する場合、インストルメントパネル4’の
両側端部分の締付は容易化される。しかし、インストル
メントパネル4’の中央部分の締付を必要とする場合、
同中央部分にストライカ6、フック701付きレバー7
等を取付けるにはスペース確保が困難となり、同インス
トルメントパネル3の中央部分の締付が困難となるとい
う問題がある。
【0007】更に、特開平6−227288号公報に開
示されるように、複数のヒータユニットを連結プレート
によって位置決めしてダッシュボードへの組付けを容易
化したものでは、インストルメントモジュール全体の組
付けの容易化を図ることはできず、特に、インストルメ
ントモジュールのダッシュボードへの取り付け時にステ
アリングメンバの両端をフロントピラに結合するので、
その作業に時間を要し、全体の組付けの容易化を図れて
いない。更にまた、通常のインストルメントパネル4,
4’は全体がインジェクション成形機により一体的に成
形されるため、ここで用いるインジェクション成形機自
体が大型化し、コスト高の要因と成っている。しかも、
インストルメントパネルの仕様変更時には大がかりなイ
ンジェクション成形機の型を交換する必要があり、多額
の型費を要し、コスト高を招き問題と成っている。
【0008】本発明の主目的は、車両の車室前部構造体
にインストルメントパネルを組付ける作業の容易化を図
れるインストルメントパネル取付け構造を提供すること
にある。また、本発明の副次的な目的はインストルメン
トパネルの形状変更が容易化され、低コスト化をも図れ
るインストルメントパネル取付け構造を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、車両のメータユニット等の機
能部品が収容された複数のインストルメントパネル単体
と、該インストルメントパネル単体を車幅方向に順次配
列して一体的に結合しインストルメントパネル組立体を
形成させ係止部と係合部を有する取付クロス材と、上記
車幅方向に延び両端部が左右のフロントピラ下部に固着
され上記取付クロス材の係止部に係合する突部と上記係
合部に固定手段を介し結合する結合部を有するダッシュ
クロスメンバを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のイン
ストルメントパネル取付け構造において、上記取付クロ
ス材は、断面が略L字状の押出し材で形成され上記イン
ストルメントパネル単体の背面及び底面に固定されてい
ることを特徴とする。
【0011】
【実施の形態】図1には本発明の適用されたインストル
メントパネル取付け構造を示した。このインストルメン
トパネル取付け構造では乗用車の車室前部構造体Bに対
して、後述する第1乃至第5インストルメントパネル単
体16〜20から成るインストルメントパネル組立体I
Pを取付ける。ここでの車室前部構造体Bは、図1、図
3に示すように、車室Rの前部の左右フロントピラ1
2,13と、車室RとエンジンルームERを隔離するダ
ッシュボード11及びその上端側のカウルボックス14
とを備える。
【0012】ここで、左右フロントピラ12,13はそ
の上部121がフロントガラスGのサッシュ部を成し、
下部122がフロントドアDの枢支柱を成すと共にエン
ジンルームERのサイドパネル構造体の後部強度部材を
成す。なお、図3には左のフロントピラ12を示した
が、右のフロントピラ13も左右対称で同様な構造を採
る。カウルボックス14は図3に示すように、インナパ
ネル141及びアウタパネル142を互いに閉断面を成
すように結合して成り、車幅方向Xに長く形成され、そ
の左右端は左右のフロントピラの下部122,132の
フロントピラインナロアパネル122i,132i(図
3、図8に示した)に一体結合される。
【0013】このカウルボックス14より所定間隔を隔
て車室R側(図8において下方側)に対設されるダッシ
ュクロスメンバ15はパイプ状を成し、その左右端はカ
ウルボックス14と同様にフロントピラインナロアパネ
ル122i,132i(図3、図8に示した)に一体結
合される。ダッシュクロスメンバ15はアルミ押出し材
よりなり、図4乃至第7図に示すように断面視において
パイプ状の主部151と、その外周面上側より略L字状
に突出する突出部分とを備え、これらは一体成形されて
いる。この突出部分は主部151の外周面より上向きに
延出する突部152と横向きに延出し上向き面を有する
結合部153とで成り、突部152と結合部153はそ
れぞれの断面視を一定として車幅方向Xに連続して形成
される。
【0014】図1、図2に示すように、インストルメン
トパネル組立体IPは、メータユニット等の機能部品を
内部に予め組付けられた5つのインストルメントパネル
単体16乃至20を車幅方向Xに順次配列し、互いを後
述の取付クロス材26によって一体結合するように構成
される。このインストルメントパネル組立体IPは車幅
方向Xに向け、左吹き出しグリル21を備えた第1イン
ストルメントパネル単体16と、助手席エアバック22
を備えた第2インストルメントパネル単体17と、オー
ディオ機器23を備えた第3インストルメントパネル単
体18と、メータユニット24を備えた第4インストル
メントパネル単体19と、右吹き出しグリル25を備え
た第5インストルメントパネル単体20とを備える。
【0015】メータユニット24を備えた第4インスト
ルメントパネル単体19は、図1、図4に示すように、
運転席と対向する位置P4に装着される。この第4イン
ストルメントパネル単体19は、互いに所定間隔を介し
て複数配設されたメータユニット24a乃至24cと、
これらユニットを支持する図示しない基板と、その基板
を覆うパッド及び外皮からなるクッション部Wとを備え
る。なお、クッション部Wは乗員との対向面及び上向面
にわたり連続して形成され、特に、上向面の前端部Wf
は車幅方向Xに直状にカットされた形状を有し、これに
よって第4インストルメントパネル単体19の前後方向
の幅L1が一定に形成される。この前端部Wfとその前
方のカウルボックス側のインナパネル141との間には
後述するプレート42が配備される。しかも、図4に示
すように、第4インストルメントパネル単体19はその
背面及び低壁が後述の取付クロス材26に固定用のボル
ト43,44により締付固定される。
【0016】助手席エアバック22を備えた第2インス
トルメントパネル単体17は、図1、図5に示すよう
に、助手席と対向する位置P2に装着される。この第2
インストルメントパネル単体17は、助手席エアバック
22及びインフレータ221を収容する略箱型の基枠3
3と、その手前側(図3中右側)に配備され基枠33に
支持される蓋体34と、基枠33及び蓋体34の上部を
覆うクッション部Wと、クッション部Wを支持する延出
基板32とを備える。この第2インストルメントパネル
単体17もクッション部Wの上向面の前端部Wfが車幅
方向Xに直状にカットされ、前後方向の幅L1が一定に
形成される。しかも、第2インストルメントパネル単体
17はその背面及び低壁が後述の取付クロス材26に固
定用のボルト43,44により締付固定される。
【0017】オーディオ機器23を備えた第3インスト
ルメントパネル単体18は、図1、図6に示すように、
車室Rの中央部と対向する位置P3に装着される。この
第3インストルメントパネル単体18は、オーディオ機
器23を成すアンプ23a、プレーヤ23bを備え、そ
れらを支持する図示しない基枠と、基枠の周囲を覆うク
ッション部Wと、クッション部Wを支持する延出基板3
2とを備える。この第3インストルメントパネル単体1
8もクッション部Wの上向面の前端部Wfが車幅方向X
に直状にカットされ、前後方向の幅L1が一定に形成さ
れる。しかも、図6に示すように、第3インストルメン
トパネル単体18はその背面及び低壁が後述の取付クロ
ス材26に固定用のボルト43,44により締付固定さ
れる。
【0018】なお、ここでの第3インストルメントパネ
ル単体18はその下部にコンソールボックス41を連続
的に結合する。左吹き出しグリル21を備えた第1イン
ストルメントパネル単体16は、図1、図7に示すよう
に、車室Rの助手席側端部と対向する位置P1に装着さ
れる。この第1インストルメントパネル単体16は、箱
型の基枠34内に空室35を備え、その基枠の周囲を覆
うクッション部Wと、クッション部Wを支持する延出基
板32とを備える。この第1インストルメントパネル単
体16もクッション部Wの上向面の前端部Wfが車幅方
向Xに直状にカットされ、前後方向の幅L1が一定に形
成される。しかも、図7に示すように、第1インストル
メントパネル単体16はその背面及び低壁が後述の取付
クロス材26に固定用のボルト43,44により締付固
定される。
【0019】ここで、基枠34内の空室35の後部には
周知のエアコンユニットに連通する空調風導入用のダク
ト36が連結され、前部に左吹き出しグリル21が装着
される。この左吹き出しグリル21は上下に多数配列さ
れたフィン37の一端を基枠34内にピン結合し、各フ
ィン37の中間部をそれぞれピン結合した連結部材38
の一部をレバー40を介しノブ39に連結し、このノブ
39の摺動操作によりフィン37の向きを切換え、空調
風の吹き出し向きを切換えるという周知の構成を採る。
なお、位置P5に装備される右吹き出しグリル20は左
吹き出しグリル16とほぼ同様の構成を採り、ここでは
重複説明を略す。
【0020】図1に示すように、各インストルメントパ
ネル単体16乃至20とカウルボックス14の間に配備
されるプレート42は、車幅方向Xに長く、直状の後端
421を形成される。図4、図5に示すように、プレー
ト42の後端421は各インストルメントパネル単体1
6乃至20の前端部Wfに係止可能に形成され、その後
端421より前方に延びる主部422は前端部Wfの上
向き面の延長面を成すように形成され、図示しないビス
によりインナパネル141側に固定される。
【0021】主部422の前端は、平面視において弧状
を成し(図1参照)その前端に沿って左右2つのデフロ
スタ用吹き出しグリル30がビス止めされている。この
デフロスタ用吹き出しグリル30は第2、第4インスト
ルメントパネル単体17、19との対向部に配備され、
各グリル30の下部には周知のエアコンユニットに連通
する空調風導入用のダクト31が連結される。5つのイ
ンストルメントパネル単体16乃至20を一体結合する
取付クロス材26は、図4乃至図7に示すように、断面
視において略L字状を成し、各インストルメントパネル
単体の背面側に配置されるフック状の係止部261と、
底面側に配備される係合部262とを備える。
【0022】なお、この取付クロス材26は同一断面形
状を保ったまま、図2に示すように、車幅方向Xに長く
形成され、アルミ押出し材として成形されている。ここ
で、係止部261と係合部262は各インストルメント
パネル単体と対向する位置P1〜P5において、上述の
ように各インストルメントパネル単体とボルト43,4
4によって締付固定される。しかも、この取付クロス材
26は、フック状の係止部261が突部152に上方よ
りがた無く係止可能に形成され、折曲片状の係合部26
2が結合部153に上方より載置されるように形成さ
れ、係合部262が結合部153と固定手段を成すボル
ト27、ナット28で締付可能に形成される。上述の処
において、図4中の符号29はステアリングコラムを示
し、これはブラケット45を介しダッシュクロスメンバ
15側に支持される。
【0023】ここで、図1のインストルメントパネル取
付け構造における組付け手順を説明する。ここでは、ま
ず、取付クロス材26上に第1乃至第5インストルメン
トパネル単体16〜20をそれぞれボルト43,44に
よって締付固定する。この場合、取付クロス材26の係
止部261と係合部262に各インストルメントパネル
単体16〜20の背面側と底面側を当接させ、それぞれ
のインストルメントパネル単体を各位置P1〜P5に位
置決めした上で固定用のボルト43,44によって締付
固定する。これによって各インストルメントパネル単体
16〜20は取付クロス材26を介し互いに一体結合さ
れ、インストルメントパネル組立体IPのサブ組付けが
完了する。
【0024】次に、インストルメントパネル組立体IP
上の取付クロス材26の係止部261をダッシュクロス
メンバ15上の突部152に上方より係合させ、次い
で、係合部262を上方より結合部153に載置する。
これによりインストルメントパネル組立体IPはダッシ
ュクロスメンバ15上に載置され、その上で、係合部2
62と結合部153とをボルト27、ナット28で締付
る。このように、インストルメントパネル組立体IPは
車体基部を成すダッシュクロスメンバ15に容易に固定
され支持される。この後、各インストルメントパネル単
体16乃至20の前端部Wfにプレート42の後端42
1が係止され、このプレート42は図示しないビスによ
りインナパネル141側に固定される。更に、このプレ
ート42には、左右2つのデフロスタ用吹き出しグリル
30とそのグリル30と対向するプレート42の下面に
配置された空調風導入用のダクト31とが図示しないビ
スによりプレート42を挾んで互いに締付固定される。
【0025】上述のように、図1のインストルメントパ
ネル取付け構造では、インストルメントパネル単体16
〜20を複数結合してなるインストルメントパネル組立
体IPをダッシュクロスメンバ15に組付けるに当た
り、係止部261と係合部262を形成された取付クロ
ス材26を用いる。しかも、ダッシュクロスメンバ15
に係止部261が係合する突部152と係合部262が
結合する結合部153とをそれぞれ突設しておく。その
上で、取付クロス材26に対してインストルメントパネ
ル単体16乃至20を順次一体的に結合してインストル
メントパネル組立体IPのサブ組付けを完了させ、次い
で、インストルメントパネル組立体IP上の係止部26
1をダッシュクロスメンバの突部152に係合させ、係
合部262を結合部153に載置してボルト27、ナッ
ト28で締付る。
【0026】このように、取付クロス材26によってイ
ンストルメントパネル単体を複数結合してなるインスト
ルメントパネル組立体IPのサブ組付けを完了した上
で、これをダッシュクロスメンバ15に対して取付ける
ので、インストルメントパネル組立体の取付け作業を容
易化でき、確実に取付けできる。しかも、インストルメ
ントパネル組立体IPの中の一部のインストルメントパ
ネル単体16乃至20を形状変更することで仕様変更や
部品共用化に対応出来る。更に、インジェクション成形
機の型を交換する場合にも各インストルメントパネル単
体が小型化されていることより低コスト化を図りやす
く、ここで用いるインジェクション成形機自体をも小型
化可能であり、この点でもコスト低減を図りやすい。
【0027】図1のインストルメントパネル取付け構造
では、特に、取付クロス材26が略L字状の押出し材で
形成され、インストルメントパネル単体の背面及び底面
に固定されので、ダッシュクロスメンバ15との組付け
精度が向上する。更に、取付クロス材26やダッシュク
ロスメンバ15がアルミ押出し材であるので、ボディー
の軽量化をも図れる。しかも、ダッシュクロスメンバ1
5とインストルメントパネル組立体IPの組付け精度が
より向上する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、取付ク
ロス材に対して複数のインストルメントパネル単体を車
幅方向に順次配列し一体的に結合してインストルメント
パネル組立体のサブ組付けを完了させ、次いで、このイ
ンストルメントパネル組立体上の係止部をダッシュクロ
スメンバの突部に係合させ、係合部を上方より結合部に
載置し、固定手段で締付けている。このように、取付ク
ロス材によってインストルメントパネル単体を複数結合
してなるインストルメントパネル組立体をサブ組付けを
完了させた上で、これをダッシュクロスメンバに対して
取付けるので、インストルメントパネル組立体の車体基
部側への取付け作業を容易化でき、確実に取付けでき
る。
【0029】しかも、インストルメントパネル組立体内
の一部の単体を形状変更することで仕様変更や部品共用
化に対応出来、更に、各インストルメントパネル単体が
小型化されていることより、ここで用いる成形機自体を
小型化可能であり、この点でコスト低減を図り易い。特
に、取付クロス材が略L形状の押出し材で形成されイン
ストルメントパネル単体の背面及び底面に固定されるよ
うにすると、これとダッシュクロスメンバとの組付け精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのインストルメントパ
ネル取付け構造を装備する車両の車室前部構造体回りの
切欠概略平面図である。
【図2】図1のインストルメントパネル取付け構造で組
付けられる5つのインストルメントパネル単体の斜視図
である。
【図3】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる車室前部構造体を成す左フロントピラ回りの切欠要
部側面図である。
【図4】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる第4インストルメントパネル単体の側断面である。
【図5】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる第2インストルメントパネル単体の側断面である。
【図6】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる第3インストルメントパネル単体の側断面である。
【図7】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる第1インストルメントパネル単体の側断面である。
【図8】図1のインストルメントパネル取付け構造で用
いる車室前部構造体を成すダッシュクロスメンバの拡大
平面図である。
【図9】従来のインストルメントパネル取付け構造の分
解斜視図である。
【図10】従来のその他のインストルメントパネル取付
け構造の要部断面図であり、(a)はインストルメント
パネル前端部の取付け構造、(b)は側端部の取付け構
造をそれぞれ示す。
【符号の説明】
12 左フロントピラ 13 右フロントピラ 14 カウルボックス 15 ダッシュクロスメンバ 151 主部 152 突部 153 結合部 16〜20 インストルメントパネル単体 21 左吹き出しグリル 22 助手席エアバック 23 オーディオ機器 24 メータユニット 25 右吹き出しグリル 26 取付クロス材 261 係止部 262 係合部 P1〜P5 位置 B 車室前部構造体 R 車室 X 車幅方向 IP インストルメントパネル組立体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のメータユニット等の機能部品が収容
    された複数のインストルメントパネル単体と、該インス
    トルメントパネル単体を車幅方向に順次配列して一体的
    に結合しインストルメントパネル組立体を形成させ係止
    部と係合部を有する取付クロス材と、上記車幅方向に延
    び両端部が左右のフロントピラ下部に固着され上記取付
    クロス材の係止部に係合する突部と上記係合部に固定手
    段を介し結合する結合部を有するダッシュクロスメンバ
    を備えたことを特徴とするインストルメントパネル取付
    け構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインストルメントパネル
    取付け構造において、上記取付クロス材は、断面が略L
    字状の押出し材で形成され上記インストルメントパネル
    単体の背面及び底面に固定されていることを特徴とする
    インストルメントパネル取付け構造。
JP8049882A 1996-03-07 1996-03-07 インストルメントパネル取付け構造 Pending JPH09240318A (ja)

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