JP2014189167A - 車両のフロントピラー構造 - Google Patents

車両のフロントピラー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014189167A
JP2014189167A JP2013066886A JP2013066886A JP2014189167A JP 2014189167 A JP2014189167 A JP 2014189167A JP 2013066886 A JP2013066886 A JP 2013066886A JP 2013066886 A JP2013066886 A JP 2013066886A JP 2014189167 A JP2014189167 A JP 2014189167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion material
vehicle
front pillar
slit
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013066886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6103479B2 (ja
Inventor
Ryotaro Yasuhara
良太郎 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2013066886A priority Critical patent/JP6103479B2/ja
Priority to CN201410042991.XA priority patent/CN104071093B/zh
Priority to DE102014004502.1A priority patent/DE102014004502B4/de
Publication of JP2014189167A publication Critical patent/JP2014189167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6103479B2 publication Critical patent/JP6103479B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation

Abstract

【課題】組み付け性を向上させることができ、製作コストを低減できる車両のフロントピラー構造を提供する。
【解決手段】インストルメントパネル2の側部2Sと、フロントピラーパネル7との間に、嵌合部が形成され、クッション材30が前記嵌合部に弾性嵌合されて、車両前後方向と車幅方向と車両斜め前後方向との少なくとも一つの方向で、前記嵌合部に圧縮されている。ダッシュサイレンサーに前記クッション材30が載置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両のフロントピラー構造に関する。
車両のフロントピラー構造において、インストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルの間に隙間があると、この隙間からエンジン音やロードノイズが車室内に侵入する。そこで、従来、種々の対策が取られていた。その一例として、特許文献1に開示された技術を採用することが考えられる。
特許文献1の技術では、発泡ゴム層を備えたプレートを、騒音の侵入隙間に位置するようにクリップを介して車体パネルに取り付け、車体の塗装時の熱により発泡ゴムを発泡させて、前記騒音の侵入隙間を塞いでいる。
特許3545263号公報
上記従来の技術によれば、前記プレートをクリップを介して車体パネルに取り付けていたために、プレートの車体パネルへの組み付けに手間がかかり、組み付け性が低下していた。また、発泡ゴム層を備えたプレートの製作にコストがかかり、製作コストが高くなっていた。
本発明の目的は、組み付け性を向上させることができ、製作コストを低減できる車両のフロントピラー構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
インストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルとの間に嵌合部が形成され、
クッション材が前記嵌合部に弾性嵌合されて、車両前後方向と車幅方向と車両斜め前後方向との少なくとも一つの方向で前記嵌合部に圧縮されている点にある。(請求項1)
この構成によれば、インストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルとの間の隙間からエンジン音やロードノイズが車室内に侵入することをクッション材で防止することができる。
前記クッション材は前記嵌合部に弾性嵌合されているから、別途クリップ等の固定部材が不要であり、クッション材をインストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルとの間に簡単に組み付けることができる。従って、組み付け性を向上させることができる。また、メンテナンス時には、クッション材を前記嵌合部から簡単に取り外すことができる。そして、前記クッション材の構造を簡素化できて、クッション材の製作コストを低減することができる。
さらに、インストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルとの間の隙間が機種により異なっていても、クッション材がある程度自在に圧縮変形する。従って、クッション材を複数機種で共通使用することができる。これにより、クッション材の種類を少なくすることができて、部品管理が簡単になるとともに、クッション材の製作コストを、より低減することができる。(請求項1)
本発明において、
ダッシュパネル又はダッシュサイドパネルを覆って吸音するダッシュサイレンサーに前記クッション材が載置されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
制振効果や防音効果のあるダッシュサイレンサーが途切れる上端個所にクッション材を載置することにより、ダッシュサイレンサーからクッション材にわたって連続して吸音効果を得ることができる。さらに、ある程度の厚みがあるダッシュサイレンサーにクッション材が下から支えられることにより、クッション材が安定支持される。従って、走行の振動などによるクッション材の下方向へのズレを防止することができる。(請求項2)
本発明において、
前記クッション材に上下に貫通するスリットが形成され、
前記フロントピラーパネルに沿って配索される索状体が前記スリットに挿通されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
フロントピラー内に配索される索状体の種類が仕様により異なっても、クッション材のスリットが圧縮して索状体の太さに合わせて変形する。従って、クッション材を様々な仕様に対して適用することができる。
また、索状体が存在しない機種においても、スリットが閉じた状態となるので、クッション材の気密性が損なわれる虞が無い。
さらに、クッション材が弾性復元力で索状体に密着するので、索状体に対する支持効果と気密性による防音効果とを得ることができる。
そして、スリットの周辺部をめくったり広げたりするだけの操作により、索状体をスリットに挿通させることができて組み付け性を向上させることができる。
また、車体に対しても索状体に対してもクッション材は取り付け固定されていないので、メンテナンス時にクッション材を前記嵌合部から簡単に取り外すことができる。(請求項3)
本発明において、
前記スリットは、前記クッション材の周面側から前記周面と交差する方向に延びる第1スリット部と、前記第1スリット部に連続し、前記第1スリット部に対して折れ曲がった第2スリット部とから成り、
前記第1スリット部が前記クッション材の周面を分断し、
前記索状体は前記第1スリット部に挿通され、
前記第1スリット部と第2スリット部で囲まれるクッション材部分がめくり上げられ、
前記クッション材部分の弾性復元力により前記クッション材部分の裏面が前記索状体に密着していると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
第1スリット部と第2スリット部に囲まれたクッション材部分をめくり上げることで、索状体を第1スリット部に簡単に挿通させることができる。これにより、組み付け性をより向上させることができる。
また、前記クッション材部分の弾性復元力により前記クッション材部分の裏面が前記索状体に密着しているから、索状体に対する支持効果と気密性による防音効果とをより得やすくすることができる。(請求項4)
本発明において、
前記クッション材の周面は前記クッション材の車幅方向内側の側面であり、
前記第1スリット部は車幅方向に沿い、
前記第2スリット部は前記第1スリット部の車幅方向外側の端部から車両前方側に延び、
前記フロントピラーパネルの車両前方側の端部は、車幅方向内側に折曲されてフランジに構成され、
前記フランジの後面が前記嵌合部の前側の嵌合面に構成され、
前記インストルメントパネルの側部に設けられた車幅方向外側に突出する突出部の前面が前記嵌合部の後側の嵌合面に構成され、
前記クッション材が前記前側の嵌合面と後側の嵌合面に嵌合し、
めくり上げられた前記クッション材部分は、前記フロントピラーパネルのフランジに受け止められて、弾性復元力により前記フロントピラーパネルのフランジと索状体を突っ張っていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記クッション材部分が、弾性復元力によりフロントピラーパネルのフランジと索状体を突っ張っているから、索状体にクッション材をより確実に密着させることができ、索状体に対する支持効果と気密性による防音効果とをより得やすくすることができる。(請求項5)
本発明において、
めくり上げられた前記クッション材部分は、裏面が円弧状になるように弾性変形し、
前記索状体は前記クッション材部分の裏面に沿って円弧状に撓んでいると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
索状体とクッション材の密着面積を増加させることができ、索状体に対する支持効果と気密性による防音効果とをより得やすくすることができる。(請求項6)
本発明によれば、
組み付け性を向上させることができ、製作コストを低減できる車両のフロントピラー構造を提供することができた。
クッション材を組み付けた状態のベース仕様の車両のフロントピラー構造の斜視図 インストルメントパネルを車体に搭載する前の車両のフロントピラー構造の斜視図 インストルメントパネルを車体に搭載した後のベース仕様の車両のフロントピラー構造の斜視図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 クッション材の斜視図 クッション材を組み付けた状態のサンルーフ仕様の車両のフロントピラー構造の斜視図 インストルメントパネルを車体に搭載した後のサンルーフ仕様の車両のフロントピラー構造の斜視図 図7のC−C断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1,図4,図5に、車両のフロントピラー構造を示してある。フロントピラー1は、上側ほど車両後方側Rrに位置するように傾斜している。フロントピラー1を構成するフロントピラーパネル7はフロントピラートリム(図示せず)に覆われる。
図3に示すように、インストルメントパネル2の側部2Sとフロントピラーパネル7との間には、クッション材30(図1参照)が弾性嵌合する嵌合部25が設けられている。前記クッション材30は発泡ウレタンから成り、直方体状に形成されている。
[嵌合部25の構造]
図4,図5に示すように、フロントピラーパネル7の車両前方側Frの端部は、車幅方向内側W1に折曲されて、パネル面が後ろ下方を向くフランジ7Fに構成されている。
そして、前記フランジ7Fの後面が嵌合部25の前側の第1嵌合面25Aに構成されている。さらに、図1,図4に示すように、インストルメントパネル2の側部2Sに、車幅方向外側W2に突出する突出部20が設けられ、この突出部20の前面が嵌合部25の後側の第2嵌合面25Bに構成されている。
また、図5に示すように、インストルメントパネル2の側部2Sの車幅方向外側W2の面が前記嵌合部25の第3嵌合面25Cに構成され、フロントピラーパネル7の車幅方向内側W1の面が前記嵌合部25の第4嵌合面25Dに構成されている。図4,図5に示すように、前記クッション材30は、第1嵌合面25Aと第2嵌合面25Bと第3嵌合面25Cと第4嵌合面25Dとに弾性嵌合し、車両前後方向と車幅方向で前記嵌合部25に圧縮されている。
これにより、インストルメントパネル2の側部2Sとフロントピラーパネル7との間の隙間からエンジン音やロードノイズが車室内に侵入することを、クッション材30で防止することができる。
クッション材30は前記嵌合部25に弾性嵌合されているから、別途クリップ等の固定部材が不要であり、クッション材30をインストルメントパネル2の側部2Sとフロントピラーパネル7との間に簡単に組み付けることができる。従って、組み付け性を向上させることができる。また、メンテナンス時には、クッション材30を前記嵌合部25から簡単に取り外すことができる。そして、クッション材30の構造を簡素化できて、クッション材30の製作コストを低減することができる。
さらに、インストルメントパネル2の側部2Sとフロントピラーパネル7との間の隙間が機種により異なっていても、クッション材30がある程度自在に圧縮変形する。従って、クッション材30を複数機種で共通使用することができる。これにより、クッション材30の種類を少なくすることができて、部品管理が簡単になるとともに、クッション材30の製作コストを、より低減することができる。
クッション材30は、車両前後方向と車幅方向で前記嵌合部25に圧縮されているから、クッション材30を前記嵌合部25に確実に嵌合させることができ、嵌合状態を安定させることができる。
[クッション材30の構造]
図4に示すように、前記クッション材30は、車両前方側Frほど上方に位置するように傾斜している。そして、ダッシュパネルを覆って吸音するダッシュサイレンサー40に、クッション材30の前端部(図4参照)と車幅方向外側W2の側部の後端部(図5参照、図5はクッション材30の後端部の断面図である)とが載置されている。これにより、クッション材30の上下方向の位置が決められている。
このように、制振効果や防音効果のあるダッシュサイレンサー40が途切れる上端個所にクッション材30を載置することにより、ダッシュサイレンサー40からクッション材30にわたって連続して吸音効果を得ることができる。さらに、ある程度の厚みがあるダッシュサイレンサー40にクッション材30が下から支えられることにより、クッション材30が安定支持される。従って、走行の振動などによるクッション材30の下方向へのズレを防止することができる。
図6に示すように、前記クッション材30には上下に貫通するL字状のスリットSが形成されている。スリットSは、クッション材30の車幅方向内側W1の側面30S(クッション材30の周面に相当)側から前記側面30Sと直交する方向に延びる第1スリット部S1と、第1スリット部S1に連続し、第1スリット部S1に対して折れ曲がった第2スリット部S2とから成る。
前記第1スリット部S1は車幅方向に沿い、第2スリット部S2は第1スリット部S1の車幅方向外側W2の端部から車両前方側Fr(厳密には、クッション材30は前上がりに傾斜しているので前上方側)に延びている。第1スリット部S1はクッション材30の車幅方向内側W1の側面30Sを分断している。第1スリット部S1と第2スリット部S2の間のコーナー部は円弧状に形成されている。
[第1実施形態における車両のフロントピラー構造の組み付け手順]
(1) 図2に、インストルメントパネル2を車体に搭載する前の車両のフロントピラー構造を示してある。ダッシュパネルは、吸音機能を有するダッシュサイレンサー40により覆われている。エンジンやロードノイズなどの騒音は矢印Aの方向に進む。
(2) 図3に示すように、インストルメントパネル2がダッシュサイレンサー40(図2参照)を覆うように車体に搭載される。
(3) 図1,図3,図4に示すように、前記嵌合部25に前記クッション材30が弾性嵌合される。
[第2実施形態]
第2実施形態はサンルーフ仕様の車両のフロントピラー構造である。 図7に示すように、フロントピラーパネル7に沿ってドレインホースH(索状体に相当)が配索されている。そして、前記ドレインホースHがクッション材30のスリットSに挿通されている。
図7,図9に示すように、ドレインホースHは第1スリット部S1(図6参照)に挿通されている。そして、第1スリット部S1と第2スリット部S2で囲まれるクッション材部分31がめくり上げられ、クッション材部分31の弾性復元力によりクッション材部分31の裏面31UがドレインホースHに車両前方側Frから密着している。これにより、ドレインホースHに対する支持効果と気密性による防音効果とを得ることができる。
上記のように、前記第1スリット部S1と第2スリット部S2に囲まれたクッション材部分31をめくり上げることで、ドレインホースHを第1スリット部S1に簡単に挿通させることができる。従って、組み付け性をより向上させることができる。
図9に示すように、めくり上げられたクッション材部分31は、裏面31Uが円弧状になるように弾性変形し、フロントピラーパネル7のフランジ7Fに前上方から受け止められている。そして、めくり上げられた前記クッション材部分31が、弾性復元力によりフロントピラーパネル7のフランジ7FとドレインホースHを突っ張っている。前記ドレインホースHはクッション材部分31の裏面31Uに沿って円弧状に撓んでいる。
その結果、ドレインホースHとクッション材30の密着面積を増加させることができ、ドレインホースHに対する支持効果と気密性による防音効果とをより得やすくすることができる。
また、車体に対してもドレインホースHに対してもクッション材30は取り付け固定されていないので、メンテナンス時にクッション材30を前記嵌合部25から簡単に取り外すことができる。
[第2実施形態における車両のフロントピラー構造の組み付け手順]
(1) 図2に、インストルメントパネル2を車体に搭載する前の車両のフロントピラー構造を示してある。ダッシュパネルは、吸音機能を有するダッシュサイレンサー40により覆われている。エンジンやロードノイズなどの騒音は矢印Aの方向に進む。
(2) 図8に示すように、インストルメントパネル2がダッシュサイレンサー40(図2参照)を覆うように車体に搭載される。そして、フロントピラーパネル7に沿ってフロントピラーパネル7の車幅方向内側W1にドレインホースHが配索される。
(3) 図7,図8,図9に示すように、前記嵌合部25に前記クッション材30が弾性嵌合される。この時、前記クッション材部分31がめくり上げられ、クッション材部分31の弾性復元力によりクッション材部分31の裏面31UがドレインホースHに車両前方側Frから密着する。
本発明によれば、フロントピラー1内に配索されるドレインホースH等の索状体の種類が仕様により異なっても、クッション材30のスリットSが圧縮して索状体の太さに合わせて変形する。従って、クッション材30を様々な仕様に対して適用することができる。
また、索状体が存在しない機種(例えば、前記第1実施形態のベース仕様の機種)においても、スリットSが閉じた状態となるので、クッション材30の気密性が損なわれる虞が無い。
[第1実施形態と第2実施形態の別実施形態]
(1)前記クッション材30が、車両前後方向と車幅方向と車両斜め前後方向との少なくとも一つの方向で圧縮される構造であってもよい。
(2)前記クッション材30はダッシュサイドパネルを覆って吸音するダッシュサイレンサーに載置されていてもよい。
[第2実施形態の別実施形態]
(3)前記索状体はドレインホースHに限られず、ケーブル類やハーネスであってもよい。
2 インストルメントパネル
2S インストルメントパネルの側部
7 フロントピラーパネル
7F フランジ(フロントピラーパネルのフランジ)
20 突出部
25 嵌合部
25A 前側の嵌合面(第1嵌合面)
25B 後側の嵌合面(第2嵌合面)
30 クッション材
31 クッション材部分
31U クッション材部分の裏面
30S クッション材の周面(クッション材の側面)
40 ダッシュサイレンサー
Fr 車両前方側
H 索状体(ドレインホース)
S スリット
S1 第1スリット部
S2 第2スリット部
W1 車幅方向内側
W2 車幅方向外側

Claims (6)

  1. インストルメントパネルの側部とフロントピラーパネルとの間に嵌合部が形成され、
    クッション材が前記嵌合部に弾性嵌合されて、車両前後方向と車幅方向と車両斜め前後方向との少なくとも一つの方向で前記嵌合部に圧縮されている車両のフロントピラー構造。
  2. ダッシュパネル又はダッシュサイドパネルを覆って吸音するダッシュサイレンサーに前記クッション材が載置されている請求項1記載の車両のフロントピラー構造。
  3. 前記クッション材に上下に貫通するスリットが形成され、
    前記フロントピラーパネルに沿って配索される索状体が前記スリットに挿通されている請求項1又は2に記載の車両のフロントピラー構造。
  4. 前記スリットは、前記クッション材の周面側から前記周面と交差する方向に延びる第1スリット部と、前記第1スリット部に連続し、前記第1スリット部に対して折れ曲がった第2スリット部とから成り、
    前記第1スリット部が前記クッション材の周面を分断し、
    前記索状体は前記第1スリット部に挿通され、
    前記第1スリット部と第2スリット部で囲まれるクッション材部分がめくり上げられ、
    前記クッション材部分の弾性復元力により前記クッション材部分の裏面が前記索状体に密着している請求項3記載の車両のフロントピラー構造。
  5. 前記クッション材の周面は前記クッション材の車幅方向内側の側面であり、
    前記第1スリット部は車幅方向に沿い、
    前記第2スリット部は前記第1スリット部の車幅方向外側の端部から車両前方側に延び、
    前記フロントピラーパネルの車両前方側の端部は、車幅方向内側に折曲されてフランジに構成され、
    前記フランジの後面が前記嵌合部の前側の嵌合面に構成され、
    前記インストルメントパネルの側部に設けられた車幅方向外側に突出する突出部の前面が前記嵌合部の後側の嵌合面に構成され、
    前記クッション材が前記前側の嵌合面と後側の嵌合面に嵌合し、
    めくり上げられた前記クッション材部分は、前記フロントピラーパネルのフランジに受け止められて、弾性復元力により前記フロントピラーパネルのフランジと索状体を突っ張っている請求項4記載の車両のフロントピラー構造。
  6. めくり上げられた前記クッション材部分は、裏面が円弧状になるように弾性変形し、
    前記索状体は前記クッション材部分の裏面に沿って円弧状に撓んでいる請求項5記載の車両のフロントピラー構造。
JP2013066886A 2013-03-27 2013-03-27 車両のフロントピラー構造 Active JP6103479B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066886A JP6103479B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 車両のフロントピラー構造
CN201410042991.XA CN104071093B (zh) 2013-03-27 2014-01-29 车辆的前立柱结构
DE102014004502.1A DE102014004502B4 (de) 2013-03-27 2014-03-24 A-Säulen-Struktur eines Fahrzeugs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066886A JP6103479B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 車両のフロントピラー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014189167A true JP2014189167A (ja) 2014-10-06
JP6103479B2 JP6103479B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=51519889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013066886A Active JP6103479B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 車両のフロントピラー構造

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6103479B2 (ja)
CN (1) CN104071093B (ja)
DE (1) DE102014004502B4 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545263B1 (ja) * 1969-05-06 1979-03-15
JPH04303077A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Iseki & Co Ltd 移動農機キャビン室の防音装置
JPH09240318A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Mitsubishi Motors Corp インストルメントパネル取付け構造
JP2000313287A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Isuzu Motors Ltd 車両の騒音低減装置
JP2004168133A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Toyota Motor Corp 車両用吸音構造
US20040188158A1 (en) * 2002-09-27 2004-09-30 Girma Gebreselassie Vehicle cockpit assemblies having integrated dash insulators, instrument panels and floor coverings, and methods of installing same within vehicles

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545263A (en) 1977-06-15 1979-01-16 Hitachi Ltd Control circuit for dryer
JP3545263B2 (ja) * 1999-05-17 2004-07-21 日産車体株式会社 フロントピラーの下部構造
JP2001151041A (ja) * 1999-11-22 2001-06-05 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の中空フレ−ム内部遮音装置
DE10144778B4 (de) * 2001-09-11 2005-10-06 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Dichtungsvorrichtung
EP1798133A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-20 Sika Technology AG Drain assembly for acoustic baffle system
FR2957868B1 (fr) 2010-03-25 2012-03-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede pour ameliorer l'etancheite acoustique entre la planche de bord et la tole du tablier et/ou entre le pare-brise et la planche de bord d'un vehicule automobile.
FR2961779B1 (fr) * 2010-06-28 2012-07-13 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif permettant de faciliter la fermeture d'une porte d'un vehicule automobile.
FR2970217B1 (fr) * 2011-01-10 2012-12-28 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif d'obturation d'un espace separant une aile de vehicule et une structure porteuse de carrosserie.

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545263B1 (ja) * 1969-05-06 1979-03-15
JPH04303077A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Iseki & Co Ltd 移動農機キャビン室の防音装置
JPH09240318A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Mitsubishi Motors Corp インストルメントパネル取付け構造
JP2000313287A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Isuzu Motors Ltd 車両の騒音低減装置
US20040188158A1 (en) * 2002-09-27 2004-09-30 Girma Gebreselassie Vehicle cockpit assemblies having integrated dash insulators, instrument panels and floor coverings, and methods of installing same within vehicles
JP2004168133A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Toyota Motor Corp 車両用吸音構造

Also Published As

Publication number Publication date
DE102014004502B4 (de) 2019-07-04
DE102014004502A1 (de) 2014-10-02
CN104071093A (zh) 2014-10-01
CN104071093B (zh) 2016-06-01
JP6103479B2 (ja) 2017-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5758233B2 (ja) 自動車の前部構造
KR100980714B1 (ko) 차량용 휠하우스 기구
JP7050918B2 (ja) 車両用発音装置
US10160407B2 (en) Noise insulation structure of automotive vehicle
US8523264B2 (en) Windshield glass support structure
JP2018167743A (ja) 車両前部構造
CN110463220A (zh) 多层的扬声器盖板和车辆
US10882470B2 (en) Structure for suppressing noise into vehicle passenger compartment
JP6103479B2 (ja) 車両のフロントピラー構造
JP2008221972A (ja) 自動車のインストルメントパネル機器取付構造
JP2018012460A (ja) 車両の側部車体構造
JP2008222170A (ja) フェンダカバー構造及び車体前部構造
JP6734717B2 (ja) フェンダー用騒音低減部材
CN107972591B (zh) 后包裹架布置结构
JP6816630B2 (ja) 車両用インサイドミラー取付構造
JP6616970B2 (ja) 吸音材
JP2017154597A (ja) 自動車、リンフォースメントメンバー、及び、リンフォースメントメンバーの制振部材
JP4406871B2 (ja) 自動車の吸音構造
JP6543106B2 (ja) 吸音材
JP6624010B2 (ja) 車両の前部構造
JP2018176762A (ja) 車両の防音構造
JP6693711B2 (ja) 自動車用防音構造
KR20110058436A (ko) 차량용 카울 언더커버
JP5305813B2 (ja) インストルメントパネル
KR20050011521A (ko) 자동차용 대시 판넬 보강 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6103479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170219