JP2018184118A - 自動車ドア用グラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】ウインドガラスの車室外面とウインドフレームの車室外面との段差を小さくして更なるフラッシュサーフェース化を図るとともに、車外側側壁の屈曲シール部の叩き音や離着音の発生を抑制する。
【解決手段】車外側側壁23は、車室内側へ向けて凸となるように屈曲した屈曲シール部23dを有している。ウインドガラス4の閉状態で屈曲シール部23dがウインドガラス4の車室外面に沿って延びるように弾性変形する。屈曲シール部23dの車室外面には、車外側側壁23を構成する材料よりもさらに軟らかい材料からなる軟質部24が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車ドアに配設されるグラスランに関し、特に、ウインドガラスの車室外面に接触する車外側シールリップを備えた構造の技術分野に属する。
一般に、自動車の側部に設けられるドアとして複数の種類があるが、その一つとして、ウインドガラスの周縁部を保持するウインドフレーム(サッシュともいう。)を有するドアがある。このウインドフレームを有するドアには、ウインドフレームとウインドガラスとの間をシールするためのグラスランが配設されている。
特許文献1に開示されているグラスランは、ウインドフレームに固定される基部と、基部の車室内側から延出してウインドガラスの車室内面に接触する車内側シールリップと、基部の車室外側から延出してウインドガラスの車室外面に接触する車外側シールリップとを備えている。車外側シールリップは全体として車室内外方向に屈曲するように形成されており、基部から車室内側へ向けて傾斜しながら延びる基辺部と、基辺部の先端から車室外側へ向けて傾斜しながら延びる中辺部と、中辺部の先端から突出する先辺部とを有している。
特許文献1では、ウインドガラスが閉状態になると、グラスランの車内側シールリップと車外側シールリップとの間にウインドガラスが入って車内側シールリップと車外側シールリップとにウインドガラスが接触する。この状態で、車外側シールリップがウインドガラスの車室外面によって押圧されて基辺部及び中辺部がウインドガラスの車室外面に沿うように弾性変形して車室内外方向の寸法が減少し、これにより、ウインドガラスの車室外面とウインドフレームの車室外面との段差が小さくなる。
特許第4048957号公報
ところで、特許文献1のように車外側シールリップを予め車室内外方向に屈曲した形状にしておき、ウインドガラスが閉状態になったときに車外側シールリップをウインドガラスの車室外面に沿うように弾性変形させることで、ウインドガラスの車室外面とウインドフレームの車室外面との段差が小さくなるので、フラッシュサーフェース化を図ることができ、風騒音を減少することができる。
しかしながら、ウインドガラスが閉状態になったときに車外側シールリップがウインドガラスの車室外面に沿うように延びきってしまい、その結果、車外側シールリップの先辺部がウインドフレームから飛び出すことになり、見栄えが悪化する恐れがある。
また、特許文献1の場合、ウインドガラスが閉状態であっても車外側シールリップは屈曲した形状のままであり、車外側シールリップの車室外面と、ウインドフレームの内面との間に隙間が生じるのは避けられない。この隙間があると、例えば車両走行時等にウインドガラスが車幅方向に加振されて振動したとき、車外側シールリップの車室外面がウインドフレームの内面に当たるときに叩き音が発生したり、離着音が発生することがある。ウインドガラスは乗員の耳に近いところに位置しているので、叩き音や離着音が発生するとそれが小さな音であっても乗員に聞こえやすく問題になりやすい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウインドガラスの車室外面とウインドフレームの車室外面との段差を小さくして更なるフラッシュサーフェース化を図るとともに、シールリップの叩き音や離着音の発生を抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、車外側シールリップに屈曲シール部を形成し、この屈曲シール部と、ウインドフレームの内面との間に軟質部を設けるようにした。
第1の発明は、自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに取り付けられ、該ウインドフレームとウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、上記自動車ドア用グラスランは、基部と、該基部の車室内側から延出する車内側側壁と、該車内側側壁から延出して上記ウインドガラスの車室内面に接触する車内側シールリップと、該基部の車室外側から延出する車外側側壁と、該車外側側壁の一部に設けられていて、車室内側へ向けて凸となるように屈曲し、上記ウインドガラスの車室外面に接触する屈曲シール部とを有し、上記ウインドガラスの閉状態で上記屈曲シール部が該ウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて該ウインドガラスの車室外面に沿って延びるように弾性変形し、上記屈曲シール部の車室外面と、該屈曲シール部の車室外面に対向する上記ウインドフレームの内面との間には、上記車外側側壁を構成する材料よりもさらに軟らかい材料からなる軟質部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ウインドガラスを閉状態にすると、車内側シールリップと屈曲シール部がそれぞれウインドガラスの車室内面及び車室外面に接触してウインドフレームとウインドガラスとの間がシールされる。そして、車外側側壁の屈曲シール部がウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて該ウインドガラスの車室外面に沿って延びるように弾性変形するので、車外側側壁の車室内外方向の寸法が短くなる。これにより、ウインドガラスの車室外面とウインドフレームの車室外面との段差が小さくなるので、フラッシュサーフェース化を図ることができる。
このとき、屈曲シール部の車室外面とウインドフレームの内面との間に軟質部が介在することになるので、車外側シールリップが延びきってしまうのが抑制される。これにより、車外側シールリップの先端部がウインドフレームに取り付けられたガーニッシュのグラスラン取付板部から飛び出し難くなり、見栄えが良好に保たれる。
また、例えば車両走行時等にウインドガラスが車幅方向に加振されて振動したとき、屈曲シール部の車室外面とウインドフレームの内面との間に軟質部が介在していることにより、車外側側壁の車室外面がウインドフレームの内面に直接当たらなくなるので、叩き音や離着音が発生し難くなる。
第2の発明は、第1の発明において、上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部が屈曲シール部と一体化するので、グラスランをウインドフレームに取り付けることによって軟質部を所定位置に配置することが可能になる。また、軟質部の位置ずれが抑制される。
第3の発明は、第1または2の発明において、上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面において該屈曲シール部の先端部を除く中間部に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部が屈曲シール部の先端部に無いので、屈曲シール部がウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて軟質部が変形したとき、軟質部が車外側側壁の先端部とウインドガラスとの間から外部へ出てしまうことはない。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面において該屈曲シール部の基端部を除く部分に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部が屈曲シール部の基端部に無いので、軟質部を変形させることができる空間を屈曲シール部の基端部近傍に形成しておくことが可能になる。これにより、屈曲シール部がウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて軟質部が変形したとき、軟質部の変形を阻害することがなくなる。
第5の発明は、第1から4のいずれか1つの発明において、上記ウインドガラスが開状態にあるときに、上記軟質部が、上記屈曲シール部の車室外面と、該屈曲シール部の車室外面に対向する上記ウインドフレームの内面との両方の面に接触していることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部を予め屈曲シール部の車室外面とウインドフレームの内面との両方の面に接触させておくことで、離着音がより一層発生し難くなる。
第6の発明は、第1から5のいずれか1つの発明において、上記軟質部は、閉状態にある上記ウインドガラスによって上記屈曲シール部が弾性変形したときに、該屈曲シール部を車室外側から内側へ向けて押圧する弾性材からなることを特徴とする。
この構成によれば、ウインドガラスが閉状態になったときに、軟質部が屈曲シール部を車室外側から内側へ向けて押圧するので、車外側側壁とウインドガラスとのシール性をより一層高めることが可能になる。
第1の発明によれば、車外側側壁に屈曲シール部を設け、閉状態にあるウインドガラスの車室外面によって屈曲シール部を車室外側へ押圧するようにしたので、更なるフラッシュサーフェース化を図ることができる。そして、屈曲シール部の車室外面とウインドフレームの内面との間に軟質部を介在させることができるので、車外側側壁の先端部がウインドフレームに取付けたガーニッシュのグラスラン取付板部から飛び出し難くして見栄えを良好にできるとともに、叩き音や離着音を発生し難くすることができる。
第2の発明によれば、軟質部を屈曲シール部と一体化できるので、軟質部を所定位置に容易に配置できるとともに、軟質部の位置ずれを抑制することができ、軟質部による効果を十分に得ることができる。
第3の発明によれば、軟質部を屈曲シール部の車室外面において該屈曲シール部の先端部を除く中間部に設けたので、屈曲シール部がウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて軟質部が変形したときに、軟質部が車外側側壁の先端部とウインドガラスとの間から外部へ出てしまうことはなく、見栄えの悪化を回避することができる。
第4の発明によれば、軟質部が車外側側壁の屈曲シール部の基端部に無いので、軟質部の変形を阻害することがなくなる。
第5の発明によれば、軟質部を車外側側壁の屈曲シール部の車室外面とウインドフレームの内面との両方の面に接触させておくことで、離着音がより一層発生し難くなる。
第6の発明によれば、軟質部が車外側側壁の屈曲シール部を車室外側から内側へ向けて押圧するので、シール性をより一層高めることができる。
実施形態に係る自動車ドア用グラスランを備えた右側の自動車ドアを車室外側から見た図である。 ウインドガラスが開状態にある場合の図1におけるII−II線断面図である。 ウインドガラスが閉状態にある場合の図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、自動車ドア用グラスラン20を備えた右側の自動車ドア1を車室外側から見た側面図である。この右側の自動車ドア1は、自動車(図示せず)の側部において前側に配設されるフロントドアであり、自動車の側部において前側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。図示しないが、自動車の側部にリヤドアが配設されている場合には、リヤドアに設けられるグラスランにも本発明を適用することができる。
尚、この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
自動車ドア1は、該自動車ドア1の略下半部を構成するドア本体2と、略上半部を構成するウインドフレーム3とを有している。ドア本体2の前端部は、図示しないが、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジを介して車体のピラーに取り付けられている。ドア本体2は、鋼板等からなるインナパネル(図示せず)とアウタパネル2aとで構成されており、内部には、昇降動作するウインドガラス4や、ウインドガラス4を昇降動作させるための昇降装置(図示せず)等が収容可能になっている。
ウインドフレーム3は、ウインドガラス4の周縁部を保持するサッシュとして機能するものであり、ウインド開口8を形成するように延びている。ウインドフレーム3によって形成されているウインド開口8がウインドガラス4によって開閉されるようになっている。この実施形態のウインドフレーム3は、図2に示すように鋼板等をプレス成形してなるアウタパネル5及びインナパネル6を組み合わせて構成されたものである。尚、ウインドフレーム3は、例えばロール成形法によって構成されたものであってもよい。
図1に示すように、ウインドフレーム3は、前側フレーム部3aと、後側フレーム部3bと、フレーム上辺部3cとで構成されている。前側フレーム部3aは、ドア本体2の上縁における前部から上方へ突出している。後側フレーム部3bは、ドア本体2の上縁における後部から上方へ延びている。後側フレーム部3bの方が前側フレーム部3aよりも上方まで延びている。フレーム上辺部3cは、前側フレーム部3aの上端から後側フレーム部3bの上端まで、車体のルーフ側縁部(図示せず)に沿って前後方向に延びている。尚、フレーム上辺部3cの形状は図示した形状に限られるものではなく、全体的に上方へ向けて湾曲した形状であってもよいし、湾曲部の位置やフレーム上辺部3cの傾斜角度も車体のルーフ形状に対応するように任意に設定することができる。
ウインドフレーム3の前側フレーム部3aの前方には、ドアミラー(図示せず)が取り付けられるドアミラー取付部3dが設けられている。ドアミラー取付部3dの上縁部は、ウインドフレーム3のフレーム上辺部3cの前端部と連続するように形成されている。
図2に示すように、ウインドフレーム3を構成しているアウタパネル5及びインナパネル6は、該ウインドフレーム3の内部に中空部Rを区画形成するように構成されている。アウタパネル5は、ウインドフレーム3の車室外側部分を構成する板材である。インナパネル6は、ウインドフレーム3の車室内側部分を構成する板材である。アウタパネル5の中間部には、インナパネル6から離れる方向に膨出する膨出部5aが形成されている。アウタパネル5のウインド開口8側の端部には、接合板部5bが形成されている。アウタパネル5のウインド開口8側とは反対側の端部には、接合板部5cが形成されている。
インナパネル6の中間部には、車室内側へ向けて膨出する膨出部6aが形成されている。インナパネル6のウインド開口8側の端部には、接合板部6bが形成されている。インナパネル6のウインド開口8側とは反対側の端部には、接合板部6cが形成されている。
アウタパネル5の接合板部5bと、インナパネル6の接合板部6bとを重ね合わせて接合し、アウタパネル5の接合板部5cと、インナパネル6の接合板部6cとを重ね合わせて接合することで、アウタパネル5及びインナパネル6が一体化する。そして、アウタパネル5の膨出部5aと、インナパネル6の膨出部6aとによってウインドフレーム3の内部に中空部Rが形成される。
この実施形態では、図1に示すように、ウインドフレーム3がガーニッシュ9を備えている。ガーニッシュ9はウインドフレーム3の一部となる部材であり、全体が硬質樹脂材で構成されている。ガーニッシュ9は、ウインドフレーム3の後側フレーム部3bを構成しているアウタパネル5を車室外側から覆う装飾部材であり、後側フレーム部3bに沿って上下方向に延びている。
図2に示すように、ガーニッシュ9の後側は、ウインドフレーム3の後側フレーム部3bの後端部よりも後側まで延びている。また、ガーニッシュ9の前側には、グラスラン20が取り付けられるグラスラン取付板部9aが設けられている。グラスラン取付板部9aは前側へ向けて延びている。ガーニッシュ9の前側における車室内面には、グラスラン取付板部9aから車室内側に離れて位置する内側板部9bが設けられている。グラスラン取付板部9aと内側板部9bとは、車室内外方向に所定の間隔をあけて設けられている。また、内側板部9bの後側端部から、グラスラン取付板部9a側に向かって延設し、両方の板部を連結する連結板部9eが設けられている。そして、グラスラン取付板部9aと内側板部9bと連結板部9eとで形成される、前側に開口した凹部に、グラスラン20が差し込まれた状態で取り付けられるようになっている。グラスラン取付板部9aの前端部と内側板部9bの前端部との前後方向の位置は略同じになっている。また、内側板部9bは、前側へ行くほどグラスラン取付板部9aの車室内面から離れるように、車両前後方向に対して緩やかに傾斜している。
グラスラン取付板部9aの車室内面には、外側突部9cが車室内側へ向けて突出するように設けられている。外側突部9cは、グラスラン取付板部9aの前後方向中央部よりも後寄りに位置している。外側突部9cにおける後側の面は、前側の面に比べて車両前後方向に対する傾斜角度がきつく設定されている。また、内側板部9bの車室外面には、内側突部9dが車室外側へ向けて突出するように設けられている。内側突部9dは、外側突部9cよりも前側に位置している。内側突部9dにおける後側の面は、前側の面に比べて車両前後方向に対する傾斜角度がきつく設定されている。
ガーニッシュ9は、図示しないがビスやボルト等の固定部材によってウインドフレーム3の後側フレーム部3bに固定されて後側フレーム部3bと一体化されている。つまり、ガーニッシュ9にグラスラン20を取り付けることで、グラスラン20がウインドフレーム3に取り付けられることになる。
この実施形態では、ウインドフレーム3の後側フレーム部3bの車室外側に配設されるガーニッシュ9にグラスラン20を取り付けるようにしているが、後側フレーム部3bに前側に開口する凹部(図示せず)を形成しておき、この後側フレーム部3bのグラスラン取付凹部にグラスラン20を取り付けるようにしてもよい。
(グラスランの構成)
グラスラン20の上辺部20Aは、フレーム上辺部3cの少なくとも車室外側を覆い隠す、いわゆるヒドンタイプであり、フレーム上辺部3cに対して車室外側から組み付けられ、ウインドフレーム3とウインドガラス4との間をシールするためのシール材として機能する。
グラスラン20は、押出成形された押出成形部と、型成形された型成形部とが組み合わされてなるものである。図1に示すように、グラスラン20のグラスラン上辺部20Aと前側グラスラン縦辺部20Bとの境界部分において、境界線L1、L2(一点鎖線で示す)で挟まれた部分は型成形部である。さらに、グラスラン20のグラスラン上辺部20Aと後側グラスラン縦辺部20Cとの境界部分において、境界線L3、L4(一点鎖線で示す)で挟まれた部分は型成形部である。上記以外の部分は押出成形部である。
グラスラン20のグラスラン上辺部20Aは、ウインドフレーム3のフレーム上辺部3cに沿って延びている。前側グラスラン縦辺部20Bは、ウインドフレーム3の前側フレーム部3aに沿って上下方向に延びていて、前側グラスラン縦辺部20Bの下端部はドア本体2の内部に達している。後側グラスラン縦辺部20Cは、ウインドフレーム3の後側フレーム部3bに沿って上下方向に延びていて、後側グラスラン縦辺部20Cの下端部はドア本体2の内部に達している。
グラスラン20のグラスラン上辺部20Aには、図示しないが、車室外側にモール40が取り付けられている。モール40は、例えば金属材や硬質樹脂材等で構成されており、グラスラン上辺部20Aに沿って前後方向に延びている。また、モール40を取付けない構造にしておいても良い。
図2に示すように、グラスラン20の後側グラスラン縦辺部20Cは、基部21と、基部21の車室内側から内側板部9bに沿って前側に延出する車内側側壁22と、車内側側壁22から延出してウインドガラス4の車室内面に接触する2本の車内側シールリップ22bと、基部21の車室外側からグラスラン取付板部9a側に沿って前側に延出する車外側側壁23と、車外側側壁23の一部に設けられていて、ウインドガラス4の車室外面に接触する屈曲シール部23dとを備えている。基部21、車内側側壁22、2本の車内側シールリップ22b及び車外側側壁23は一体成形されている。グラスラン20の材料としては、例えばEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)やTPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等のような弾性材を使用することができる。この弾性材は、発泡材であってもよいし、非発泡材(ソリッド材)であってもよい。
基部21は、ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aと、内側板部9bと、連結板部9eとで形成される、前側に開口した凹部に差し込まれて該ガーニッシュ9に固定される部分であり、車室内外方向に延びる底壁部となっている。車内側側壁22は、ガーニッシュ9の内側板部9bの車室外面に沿って前側へ向けて延びていて、車内側側壁22の前端部は、ガーニッシュ9の内側板部9bの前端部よりも前方に位置している。車内側側壁22の車室内面には、内側板部9bの内側突部9dに係合する内側係合凹部22aが形成されている。内側係合凹部22aに内側突部9dが嵌まることによって両者が係合するようになっている。内側係合凹部22aが内側突部9dに係合した状態では、内側突部9dにおける後側の面の傾斜角度がきつく設定されているので、車内側側壁22に対して前側へ向かって相対的に移動させようとする力が作用した際に内側突部9dが内側係合凹部22aから抜け出にくくなる。
車内側側壁22の車室外面には、前端部と前後方向中間部とにそれぞれ車内側シールリップ22bが設けられている。車内側シールリップ22b、22bは、車室外側へ向けて突出しており、車室外側へ行くほど後に位置するように延びている。ウインドガラス4が閉状態になると車内側シールリップ22b、22bがウインドガラス4の車室内面に接触して車室内側へ向けて押圧されて撓み変形し、ウインドガラス4の車室内面と車内側側壁22との間のシール性が確保される。
車内側側壁22の前端部には、アウタパネル5の接合板部5b及びインナパネル6の接合板部6bを前側及び車室内側から覆うカバーリップ22cが設けられている。カバーリップ22cは、車内側側壁22の前端部から車室内側へ向けて延びた後、後側へ屈曲して延びていて、インナパネル6の接合板部6bに対して車室内側から接触した状態で係合している。
車内側側壁22の後端部(基端部)には内側凹部22dが形成されている。内側凹部22dは、車内側側壁22と基部21との境界部分近傍に位置付けられており、この内側凹部22dの形成により、車内側側壁22と基部21とのなす角度を無理なく容易に変更することができ、取付時の作業性を向上させることができる。
車外側側壁23は、ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内側において全体として前側へ向けて延びている。ウインドガラス4が開状態にあるときには、車外側側壁23の前端部は、ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの前端部よりも後方に位置している。
車外側側壁23は、基辺部23aと、中辺部23bと、先辺部23cとを有している。基辺部23aは、車外側側壁23の後端側(基端側)を構成する部分であり、グラスラン20の基部21の車室外側から前側へ向けて突出し、かつ、前側へ行くほど車室外側に位置するように傾斜して延びている。
中辺部23bは、車外側側壁23の前後方向中間部を構成する部分であり、基辺部23aの前端部から前側へ向けて突出し、かつ、前側へ行くほど車室内側に位置するように傾斜して延びている。ウインドガラス4が開状態にあるときには、中辺部23bの車両前後方向に対する傾斜角度が、基辺部23aの車両前後方向に対する傾斜角度よりもきつくなるように設定されている。これにより、中辺部23bの前端部は、基辺部23aの後端部よりも車室内側に位置することになる。
先辺部23cは、車外側側壁23の前端側(先端側)を構成する部分であり、中辺部23bの前端部から前側へ向けて突出し、かつ、前側へ行くほど車室外側に位置するように傾斜して延びている。ウインドガラス4が開状態にあるときには、先辺部23cの車両前後方向に対する傾斜角度は、基辺部23aの車両前後方向に対する傾斜角度よりもきつくなるように設定されている。先辺部23cの前端部は、ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面に接触している。ウインドガラス4が開状態にあるときには、先辺部23cの前端部がガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの前端部よりも所定距離Wだけ後に位置している。
中辺部23bと先辺部23cとにより、車室内側へ向けて凸となるように屈曲した屈曲シール部23dが構成される。屈曲シール部23dにおける中辺部23bと先辺部23cとの境界部分は湾曲しており、この湾曲部分の曲率は任意に設定することができる。屈曲シール部23dは、図3に示すように、ウインドガラス4の閉状態でウインドガラス4の車室外面によって車室外側へ押圧されて該ウインドガラス4の車室外面に沿って延びるように弾性変形する部分である。この弾性変形により、中辺部23bの車両前後方向とのなす角度が小さくなるとともに、先辺部23cの車両前後方向とのなす角度が小さくなる。これにより、先辺部23cの前端部は、ウインドガラス4が開状態(図2に示す)にあるときに比べて前方に変位することになるが、前方に最も変位した場合であってもガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの前端部と同位置であるか、グラスラン取付板部9aの前端部よりも後に位置するように、上記所定距離Wが設定されている。このように所定距離Wを設定しておくことで、ウインドガラス4が閉状態になったとしても、車外側側壁23の前端部が車室外側から見えにくくなり、ひいては外観見栄えを向上させることができる。
車外側側壁23の車室外面には、屈曲シール部23dよりも後側に、グラスラン取付板部9aの外側突部9cに係合する外側係合凹部23fが形成されている。外側係合凹部23fに外側突部9cが嵌まることによって両者が係合するようになっている。外側係合凹部23fが外側突部9cに係合した状態では、外側突部9cにおける後側の面の傾斜角度がきつく設定されているので、車外側側壁23に対して前側へ向かって相対的に移動させようとする力が作用した際に外側突部9cが外側係合凹部23fから抜け出にくくなる。
車外側側壁23の後端部(基端部)には内側凹部23gが形成されている。内側凹部23gは、車外側側壁23と基部21との境界部分近傍に位置付けられており、この内側凹部23gの形成により、車外側側壁23と基部21とのなす角度を無理なく容易に変更することができ、取付時の作業性を向上させることができる。
屈曲シール部23dの車室外面と、該屈曲シール部23dの車室外面に対向するガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面との間には、車外側側壁23を構成する材料よりも軟らかい材料からなる軟質部24が設けられている。ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面は、ガーニッシュ9がウインドフレーム3の一部を構成する部材であることから、ウインドフレーム3の内面となる。軟質部24を構成する材料は、例えばEPMEやTPO等の弾性材とすることができるが、車外側側壁23を構成する材料よりも発泡率を向上させること等によってさらに軟らかくするのが好ましい。
軟質部24は、たとえば比重が0.05以上0.4以下の発泡材が好ましいが、軟質部24が十分やわらかい材質であれば、必ずしも発泡材でなくても良い。例えば、JIS K 6253のタイプ A デュロメーター 10以上30以下のTPOソリッド材(非発泡材)でも良い。
軟質部24は、車外側側壁23の屈曲シール部23dの車室外面に設定されている。軟質部24は、屈曲シール部23dの車室外面に押出一体成形することによって設定することもできるし、熱溶着法や、例えば接着剤、両面テープ等を用いた接着方法で設定することもできる。これにより、軟質部24が車外側側壁23と一体化するので、グラスラン20を取り付けることによって軟質部24を所定位置に配置することが可能になる。また、軟質部24の位置ずれを抑制することができる。尚、軟質部24をガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面に直接配置するようにしてもよいが、グラスラン20の取付作業性を考慮すると、軟質部24を車外側側壁23の屈曲シール部23dの車室外面に設定しておくのが好ましい。
軟質部24は、車外側側壁23の屈曲シール部23dの車室外面において該屈曲シール部23dの先端部を除く中間部に設けられている。これにより、軟質部24が屈曲シール部23dの先端部に無いので、屈曲シール部23dがウインドガラス4の車室外面によって車室外側へ押圧されて軟質部24が変形したとき、軟質部24が車外側側壁23の先端部とウインドガラス4との間から外部へ出てしまうことはなく、見栄えを良好に保つことができる。
また、軟質部24は、車外側側壁23の屈曲シール部23dの車室外面において該屈曲シール部23dの基端部を除く部分に設けられている。軟質部24が屈曲シール部23dの基端部に無いので、軟質部24を変形させることができる空間S(図2に示す)を屈曲シール部23dの基端部近傍に形成しておくことが可能になる。これにより、屈曲シール部23dがウインドガラス4の車室外面によって車室外側へ押圧されて軟質部24が変形したとき、軟質部24の変形を阻害することがなくなる。
図2に示すように、ウインドガラス4が開状態にあるときに、軟質部24は、屈曲シール部23dの車室外面と、ガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面との両方の面に接触するように、該軟質部24の車室内外方向の寸法が設定されている。
また、図3に示すように、軟質部24は、閉状態にあるウインドガラス4によって屈曲シール部23dが弾性変形したときに、該屈曲シール部23dを車室外側から内側へ向けて押圧する弾性を有している。これにより、車外側側壁23とウインドガラス4とのシール性をより一層高めることが可能になる。
(実施形態の作用効果)
この実施形態によれば、図3に示すようにウインドガラス4を閉状態にすると、車内側シールリップ22bと屈曲シール部23dがそれぞれウインドガラス4の車室内面及び車室外面に接触してウインドフレーム3とウインドガラス4との間がシールされる。そして、車外側側壁23の屈曲シール部23dがウインドガラス4の車室外面によって車室外側へ押圧されて該ウインドガラス4の車室外面に沿って延びるように弾性変形するので、車外側側壁23の車室内外方向の寸法が短くなる。これにより、ウインドガラス4の車室外面とウインドフレーム3の車室外面との段差がより小さくなるので、フラッシュサーフェース化を図ることができる。
このとき、屈曲シール部23dの車室外面とガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面との間に軟質部24が介在することになるので、車外側側壁23が延びきってしまうのが抑制される。これにより、車外側側壁23の先端部がガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの前端から飛び出し難くなり、見栄えが良好に保たれる。
また、例えば車両走行時等にウインドガラス4が車幅方向に加振されて振動したとき、屈曲シール部23dの車室外面とガーニッシュ9のグラスラン取付板部9aの車室内面との間に軟質部24が介在していることにより、車外側側壁23の車室外面がウインドフレーム3の内面に直接当たらなくなるので、叩き音や離着音が発生し難くなる。
(その他の実施形態)
上記軟質部24の形状は図示した形状に限られるものではなく、例えば軟質部24を複数設けることもできる。
また、ガーニッシュ9を省略することも可能である。この場合、グラスラン20を取り付けるための凹溝形状をウインドフレーム3に設けるようにすればよい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る自動車ドア用グラスランは、ガーニッシュまたはウインドフレームに対して組み付けて使用することができる。
1 自動車ドア
3 ウインドフレーム
4 ウインドガラス
8 ウインド開口
20 グラスラン
21 基部
22 車内側側壁
23 車外側側壁
23d 屈曲シール部
24 軟質部

Claims (6)

  1. 自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに取り付けられ、該ウインドフレームとウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記自動車ドア用グラスランは、基部と、該基部の車室内側から延出する車内側側壁と、該車内側側壁から延出して上記ウインドガラスの車室内面に接触する車内側シールリップと、該基部の車室外側から延出する車外側側壁と、該車外側側壁の一部に設けられていて、車室内側へ向けて凸となるように屈曲し、上記ウインドガラスの車室外面に接触する屈曲シール部とを有し、上記ウインドガラスの閉状態で上記屈曲シール部が該ウインドガラスの車室外面によって車室外側へ押圧されて該ウインドガラスの車室外面に沿って延びるように弾性変形し、
    上記屈曲シール部の車室外面と、該屈曲シール部の車室外面に対向する上記ウインドフレームの内面との間には、上記車外側側壁を構成する材料よりもさらに軟らかい材料からなる軟質部が設けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  2. 請求項1に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面に設定されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  3. 請求項1または2に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面において該屈曲シール部の先端部を除く中間部に設けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記軟質部は、上記屈曲シール部の車室外面において該屈曲シール部の基端部を除く部分に設けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記ウインドガラスが開状態にあるときに、上記軟質部が、上記屈曲シール部の車室外面と、該屈曲シール部の車室外面に対向する上記ウインドフレームの内面との両方の面に接触していることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記軟質部は、閉状態にある上記ウインドガラスによって上記屈曲シール部が弾性変形したときに、該屈曲シール部を車室外側から内側へ向けて押圧する弾性材からなることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
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