JP6643885B2 - 自動車用ガラスラン - Google Patents
自動車用ガラスラン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6643885B2 JP6643885B2 JP2015238498A JP2015238498A JP6643885B2 JP 6643885 B2 JP6643885 B2 JP 6643885B2 JP 2015238498 A JP2015238498 A JP 2015238498A JP 2015238498 A JP2015238498 A JP 2015238498A JP 6643885 B2 JP6643885 B2 JP 6643885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- glass run
- side wall
- wall portion
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに組み付けられる自動車用ガラスランにおいて、
底壁部と、車外側側壁部と、車内側側壁部とが弾性材により一体成形され、
上記底壁部は上記ウインドフレームが有するフレーム底壁部に沿うように車室内外方向に延び、上記車内側側壁部は上記底壁部の車室内側の端部から上記ウインドフレームが有するフレーム内側壁部に沿うように直線状に延び、該車内側側壁部の外面には、上記フレーム内側壁部の内面に対して上記フレーム底壁部側から係止する内側係止部が形成され、
上記底壁部の車室内側の端部または上記車内側側壁部における上記底壁部側の端部には、上記ガラスランの外方へ向けて突出し、上記ウインドフレームへの組付状態で上記フレーム底壁部に当接して反発力を発生する底部リップが形成され、
上記ウインドフレームへの組付状態で、上記車内側側壁部における上記底壁部側の端部と上記ウインドフレームの上記フレーム底壁部との間に隙間が形成されるように、上記ガラスランの底面の車室内側に凹部を有しており、
上記隙間の車室内外方向の寸法は、上記車内側側壁部における上記底壁部側の車室内外方向の寸法よりも短く、かつ、上記ガラスランの上記ウインドフレームへの組付時に上記車内側側壁部を上記フレーム底壁部側へ変位可能に設定されていることを特徴とする。
上記車内側側壁部における上記底壁部側とは反対側の端部には、上記ウインドフレームの外面を覆う内側意匠リップが形成されていることを特徴とする。
上記車外側側壁部の厚みは上記車内側側壁部の厚みよりも薄く設定されていることを特徴とする。
上記底壁部には、上記ウインドガラスが上昇端位置にあるときに該ウインドガラスの縁部が当接するガラス打音抑制リップが該ウインドガラスの下降方向へ向けて突出するように形成されていることを特徴とする。
上記車内側側壁部には、上記ウインドガラスの車室内面に当接する車室内側シールリップが形成され、
上記車内側側壁部には、上記車室内側シールリップへ向けて延びるラトル音抑制リップが形成されていることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車100を斜め後方から見た斜視図である。自動車100の側部の前側にはフロントドア101が配設され、後側にはリヤドア102が配設されている。フロントドア101は、自動車の側部において前側に形成された開口部103を開閉する一方、リヤドア102は、後側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
ガラスラン1は、その大部分がチャンネル部材107の内部に収容された状態で該チャンネル部材107に組み付けられる。つまり、ガラスラン1は、チャンネル部材107を介してウインドフレーム105に組み付けられることになる。
次に、ガラスラン1をウインドフレーム105に組み付ける要領について説明する。まず、図6に示すように、チャンネル部材107の開放側にガラスラン1の底壁部2側を配置してガラスラン1を同図に白抜き矢印で示す方向に移動させていく。この実施形態では、チャンネル部材107の開放側を便宜上、紙面上側に向けた状態にしてガラスラン1を組み付ける場合について説明するので、図6〜図11では各図の上がチャンネル部材107の下(ガラスラン1の下)になり、各図の下がチャンネル部材107の上(ガラスラン1の上)になる。尚、組付時におけるチャンネル部材107の姿勢はどのような姿勢であってもよく、チャンネル部材107の開放側が下に向く姿勢や、チャンネル部材107の開放側が横に向く姿勢であってもよい。
以上説明したように、この実施形態によれば、ガラスラン1の車内側側壁部4がフレーム内側壁部107cに沿って直線状に延びているので、ガラスラン1の押出成形時の断面形状寸法精度を高めることができるとともに、ウインドフレーム105への組付性を良好にすることができる。そして、ガラスラン1の底壁部2の車室外側の端部または車内側側壁部4における底壁部2側の端部に、ガラスラン1の車室内外方向外側へ向けて突出する底部リップ44を形成し、底部リップ44をフレーム底壁部107aに当接させて反発力を発生させるようにしたので、組付性を悪化させることなく、組み付け後におけるガラスラン1のウインドフレーム105からの離脱を抑制することができる。
2 底壁部
3 車外側側壁部
4 車内側側壁部
26 ガラス打音抑制リップ
41 内側係止部
42 内側意匠リップ
43 車室内側シールリップ
44 底部リップ
46 ラトル音抑制リップ
101 フロントドア
105 ウインドフレーム
107 チャンネル部材
107a フレーム底壁部
107b フレーム外側壁部
107c フレーム内側壁部
107e 内側凸部
G ウインドガラス
S 隙間
Claims (5)
- 自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに組み付けられる自動車用ガラスランにおいて、
底壁部と、車外側側壁部と、車内側側壁部とが弾性材により一体成形され、
上記底壁部は上記ウインドフレームが有するフレーム底壁部に沿うように車室内外方向に延び、上記車内側側壁部は上記底壁部の車室内側の端部から上記ウインドフレームが有するフレーム内側壁部に沿うように直線状に延び、該車内側側壁部の外面には、上記フレーム内側壁部の内面に対して上記フレーム底壁部側から係止する内側係止部が形成され、
上記底壁部の車室内側の端部または上記車内側側壁部における上記底壁部側の端部には、上記ガラスランの外方へ向けて突出し、上記ウインドフレームへの組付状態で上記フレーム底壁部に当接して反発力を発生する底部リップが形成され、
上記ウインドフレームへの組付状態で、上記車内側側壁部における上記底壁部側の端部と上記ウインドフレームの上記フレーム底壁部との間に隙間が形成されるように、上記ガラスランの底面の車室内側に凹部を有しており、
上記隙間の車室内外方向の寸法は、上記車内側側壁部における上記底壁部側の車室内外方向の寸法よりも短く、かつ、上記ガラスランの上記ウインドフレームへの組付時に上記車内側側壁部を上記フレーム底壁部側へ変位可能に設定されていることを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 請求項1に記載の自動車用ガラスランにおいて、
上記車内側側壁部における上記底壁部側とは反対側の端部には、上記ウインドフレームの外面を覆う内側意匠リップが形成されていることを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 請求項1または2に記載の自動車用ガラスランにおいて、
上記車外側側壁部の厚みは上記車内側側壁部の厚みよりも薄く設定されていることを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車用ガラスランにおいて、
上記底壁部には、上記ウインドガラスが上昇端位置にあるときに該ウインドガラスの縁部が当接するガラス打音抑制リップが該ウインドガラスの下降方向へ向けて突出するように形成されていることを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車用ガラスランにおいて、
上記車内側側壁部には、上記ウインドガラスの車室内面に当接する車室内側シールリップが形成され、
上記車内側側壁部には、上記車室内側シールリップへ向けて延びるラトル音抑制リップが形成されていることを特徴とする自動車用ガラスラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015238498A JP6643885B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 自動車用ガラスラン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015238498A JP6643885B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 自動車用ガラスラン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017105236A JP2017105236A (ja) | 2017-06-15 |
JP6643885B2 true JP6643885B2 (ja) | 2020-02-12 |
Family
ID=59058651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015238498A Active JP6643885B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 自動車用ガラスラン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6643885B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4669717B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2011-04-13 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 自動車用ドアグラスラン |
JP5019886B2 (ja) * | 2007-01-11 | 2012-09-05 | 日産自動車株式会社 | ドアグラスランの取付構造 |
JP2009269554A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Mazda Motor Corp | 車両のドア構造 |
JP5932532B2 (ja) * | 2012-07-12 | 2016-06-08 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアグラスランの取付構造 |
-
2015
- 2015-12-07 JP JP2015238498A patent/JP6643885B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017105236A (ja) | 2017-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6585952B2 (ja) | 自動車ドア用モールの取付構造 | |
JP6614934B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP5805942B2 (ja) | 車両ドア用ベルトモール | |
JP6898768B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6698368B2 (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
US10583726B2 (en) | Glass run for automobile door | |
JP6700979B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6700900B2 (ja) | 自動車ドア用シール材 | |
JP6833480B2 (ja) | 自動車ドア用グラスランの取付構造 | |
JP2013082408A (ja) | ベルトモール及びピラーガーニッシュ並びにベルトモール組立体 | |
JP2017144775A (ja) | 車両用モール | |
JP4320728B2 (ja) | 車両パネルアッセンブリのシール構造及びシーリングストリップ | |
JP2017159718A (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6643885B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP2018203058A (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2007314067A (ja) | ピラーガーニッシュの上部合わせ構造 | |
JP6487345B2 (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP7236263B2 (ja) | 自動車ドア用ガラスキャッチの取付構造 | |
JP6652819B2 (ja) | グラスラン | |
JP2020040609A (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
JP2021172299A (ja) | 固定窓 | |
JP6009264B2 (ja) | ガラスラン | |
JP2021104708A (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP2020196348A (ja) | ウェザーストリップの取付構造およびウェザーストリップ | |
JP2005297794A (ja) | ドアベルトラインシール構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6643885 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |