JPH10226238A - ウインドウガラスの案内支持構造 - Google Patents

ウインドウガラスの案内支持構造

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JPH10226238A
JPH10226238A JP9030736A JP3073697A JPH10226238A JP H10226238 A JPH10226238 A JP H10226238A JP 9030736 A JP9030736 A JP 9030736A JP 3073697 A JP3073697 A JP 3073697A JP H10226238 A JPH10226238 A JP H10226238A
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    • B60J10/00Sealing arrangements
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドウガラスの安定支持と、打音や離着
音や当たり音の問題解消と、シール材の反力管理の容易
化を図る。 【解決手段】 ウインドウガラス1の側縁を昇降自在に
案内すると共に、車室の内外A,B間をシールするウイ
ンドウガラスの案内支持構造において、ウインドウガラ
スの側縁を収容する溝3を有した断面略コ字形の剛性材
料製の芯材2と、芯材の両側壁に保持され、ウインドウ
ガラスに向けて隆起した山形断面を有し、且つ山形断面
の頂点付近をウインドウガラスの内面1a及び外面1b
に密着させた弾性材料製の車内側及び車外側のシール材
15、16とを備え、シール材が、スポンジ状弾性材S
と、その表層材として設けられることでウインドウガラ
スに密着させられる薄肉のソリッド状弾性材Rとからな
る.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のウインド
ウガラスの案内支持構造(グラスラン構造)に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のウインドウガラスの案内支
持構造の断面図である(平成8年1月日産自動車株式会
社発行の「新型車解説書ブルーバードU14系車」D−
12)。この構造は、ウインドウガラス(以下、単に
「ガラス」という)1の側縁を昇降自在に案内支持する
と共に、車外Aと車内B間をシールする機能を果たすも
ので、ガラス1の側縁を収容する溝3を備えた断面略コ
字形の剛性材料製の芯材2を有している。芯材2は、溝
3を構成する底壁2aと両側壁2b、2cを有してい
る。
【0003】芯材2の表面所定箇所には、該芯材2を芯
金として押し出し成形することにより、所定形状のソリ
ッドゴム(ソリッド状弾性材)Rが一体化されている。
芯材2の両側壁2b、2cの先端部には、前記ソリッド
ゴムRよりなるシールリップ5、6が片持形状で形成さ
れている。車外A側及び車内B側のシールリップ5、6
は、側壁2b、2cに保持された基部5a、6aより、
ガラス1の外面1a及び内面1bに向けて先端部5b、
6bを延ばした湾曲形状をなしており、湾曲した先端部
5b、6bがガラス1の外面1aと内面1bに密着する
ことで、車外Aと車内B間をシールしながらガラス1を
弾性支持している。
【0004】また、芯材2の溝3の内底部つまり底壁2
a上には、ガラス1の側端面1eの当たりを受ける緩衝
材7が設けられている。この緩衝材7は前述のソリッド
ゴムRと同じか、それ以上に硬いゴム等からなり、前記
押し出し成形時に一緒に芯材2と一体化されている。
【0005】ところで、従来のこの種の案内支持構造で
は、部品のばらつきを許容するために、ガラス1と芯材
2の隙間が大きくとられている上、シールリップ5、6
の延び出し長さが大きく設定され、シールリップ5、6
の押力の低減により、ガラス1の昇降抵抗の減少が図ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、片持形状のシ
ールリップ5、6の延び出し長さを大きくすると、ガラ
ス1を保持する力が弱くなるため、悪路走行時にガラス
1ががたつく等の不都合がある。また、図6、図7に示
すように、自由端である先端部5a、6aの変形度が増
すので、シールリップ5、6にガラス1が当たる際の打
音や、シールリップ5、6の先端部5a、6aが芯材2
に対して離着する際の離着音が、図示のP1、P2箇所
で大きく発生しやすいという問題がある。また、片持形
状であるため、形状が複雑化し、押し出し成形による反
力管理が難しいという問題もある。さらに、図8に示す
ように、ソリッドゴムのみで成形した緩衝材7とガラス
1の側端面1e間の距離を縮めにくいため、P3箇所で
当たり音が発生するという問題もある。
【0007】一方、上記従来例では、シールリップ5、
6の内側に大きく入り込んだ空間が形成される等、複雑
な形状をしており、その押し出し成形の際にシールリッ
プ5、6の反力管理等が難しいという問題がある。
【0008】本発明は、上記事情を考慮し、ウインドウ
ガラスを安定支持することができると共に、打音や離着
音や当たり音の問題を解消することができ、しかもシー
ル材の反力管理の容易化を図ることができるウインドウ
ガラスの案内支持構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ウイ
ンドウガラスの側縁を昇降自在に案内すると共に、車室
の内外間をシールするウインドウガラスの案内支持構造
において、ウインドウガラスの側縁を収容する溝を有し
た断面略コ字形の剛性材料製の芯材と、芯材の両側壁に
保持され、ウインドウガラスに向けて隆起した山形断面
を有し、且つ山形断面の頂点付近をウインドウガラスの
内面及び外面に密着させた弾性材料製の車内側及び車外
側のシール材とを備え、前記シール材は、スポンジ状弾
性材と、その表層材として設けられることでウインドウ
ガラスに密着させられる薄肉のソリッド状弾性材とから
なることを特徴とする。
【0010】この案内支持構造では、断面山形のシール
材を採用しているので、従来の片持形状のシールリップ
と違って、大きく変形し得る自由端がない。よって、従
来のような打音や離着音の問題が解消される。また、シ
ール材がスポンジ状弾性材を主体に構成され、ウインド
ウガラスや外気に接する表層部にのみソリッド状弾性材
が配されているので、ウインドウガラスの昇降抵抗を上
げずに、ウインドウガラスに対する支持力を高めること
ができる。また、シール材が断面山形で形状が単純であ
るから、押し出し成形によるシール材の反力管理が容易
にできる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1のウインドウ
ガラスの案内支持構造であって、前記山形断面のシール
材の、芯材の溝の内底部から見て内側の側面において、
前記スポンジ状弾性材が露出していることを特徴とす
る。
【0012】この案内支持構造では、スポンジ状弾性材
の一部を露出させているので、スポンジ状弾性材が収縮
した後に、早く元の形状に戻るようになり、追従性が高
くなる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2のウインドウ
ガラスの案内支持構造であって、前記スポンジ状弾性材
の露出部分が凹形状に形成されていることを特徴とす
る。
【0014】この案内支持構造では、スポンジ状弾性材
の露出部分が凹形状に形成されているので、最大圧縮時
にもスポンジ状弾性材とウインドウガラスの接触を回避
することができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のウインドウガラスの案内支持構造であって、
前記溝の内底部に、車内側に向けて傾斜した緩衝材が設
けられていることを特徴とする。
【0016】この案内支持構造では、緩衝材を車内側に
傾斜させて設けているので、昇降作動時にガラスの側端
面が緩衝材に当たった際に、ガラスが車内側に誘導され
る。
【0017】請求項5の発明は、請求項4のウインドウ
ガラスの案内支持構造であって、前記緩衝材が、スポン
ジ状弾性材と、その表層材として設けられることでウイ
ンドウガラスに当たる薄肉のソリッド状弾性材とからな
ることを特徴とする。
【0018】この案内支持構造では、スポンジ状弾性材
を主体にして緩衝材を成形しているので、緩衝材の変形
可能量を大きくとることが容易にできるようになる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5記載のウイン
ドウガラスの案内支持構造であって、前記ソリッド状弾
性材の表面に、前記ウインドウガラスの端縁を当てる硬
質ゴムを設けたことを特徴とする。
【0020】従って、ウインドウガラスの端縁を受ける
ときの反力調整は、ソリッド状弾性材及びスポンジ状弾
性材で行なうことができ、ウインドウガラスの端縁の傾
斜に沿った案内を硬質ゴムで行なわせることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シール材を断
面山形に形成したので、従来のソリッドゴムのみからな
る片持形状のシールリップと違って、大きく変形し得る
自由端がなくなり、打音や離着音の問題を解消すること
ができる。また、シール材をスポンジ状弾性材を主体に
構成し、ウインドウガラスや外気に接する表層部にのみ
ソリッド状弾性材を配したので、ウインドウガラスの昇
降抵抗を上げずに、ウインドウガラスに対する支持力を
高めることができる。従って、常にウインドウガラスを
安定的に支持することができ、悪路走行時のウインドウ
ガラスのがたつき防止を図ることができる。また、シー
ル材が断面山形で形状が単純であるから、押し出し成形
によるシール材の反力管理が容易となり、経時的な反力
のへたり現象の改善が図れる。
【0022】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、シール材の追従性がよくなるので、ス
ポンジ状弾性材の全表面をソリッド状弾性材で覆った場
合と比べて、常に安定してウインドウガラスを支持する
ことができ、ウインドウガラスのがたつきをさらに確実
に防止することができるようになる。
【0023】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えて、スポンジ状弾性材の露出部分を凹形状
に形成したので、最大圧縮時にもスポンジ状弾性材とウ
インドウガラスの接触を回避することができ、ウインド
ウガラスの滑りの悪化を防止することができる。即ち、
凹形状でない場合は、最大圧縮時にソリッド状弾性材に
よる拘束のない露出部分からスポンジ状弾性材が膨出し
て、ウインドウガラスと接触し、ウインドウガラスの滑
りの悪化を招くおそれがあるが、凹形状になっているこ
とにより、膨出を抑えることができ、スポンジ状弾性材
とウインドウガラスの接触を回避して、ウインドウガラ
スの滑りの悪化を防止することができるようになる。
【0024】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかの発明の効果に加えて次の効果を奏する。即
ち、車内側に向けて傾斜した緩衝材により、昇降作動時
にガラスを車内側に誘導することができるので、シール
負担の大きい車外側のシール材の面圧を減らすことがで
き、同シール材の耐久性の向上が図れる。
【0025】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加えて次の効果を奏する。即ち、スポンジ状弾
性材を主体にして緩衝材を成形しているので、緩衝材の
変形可能量を大きくとることが容易にでき、ウインドウ
ガラスの側端面と緩衝材の距離を縮めて、従来の当たり
音を改善することができる。
【0026】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の作用に加え、ウインドウガラスの端縁の変位への追従
性、及び車幅方向内側への案内とをより円滑に行なわせ
ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0028】図1は実施形態のウインドウガラスの案内
支持構造の断面図である。
【0029】この案内支持構造は、図5に示したものと
同形状の芯材2を有する。芯材2の表面所定箇所には、
該芯材2を芯金として押し出し成形することにより、所
定形状のソリッドゴム(ソリッド状弾性材)Rが一体化
されている。また、所定箇所においては、ソリッドゴム
Rの裏面と芯材2間に、同時にスポンジ(スポンジ状弾
性体)Sが押し出し成形されている。
【0030】芯材2の両側壁2b、2cの先端部には、
ソリッドゴムRを薄肉の表層材とし且つ裏側にスポンジ
Sをバックアップ材として配した2層構造のシール部
(シール材)15、16が形成されている。シール部1
5、16は、側壁2b、2c側から隆起した断面山形を
なしている。車外A側及び車内B側のシール部15、1
6を構成するソリッドゴムRは、側壁2b、2cに保持
された基部15a、16aより、ガラス1の外面1a及
び内面1bに向けて先端部15b、16bを延ばした湾
曲形状をなしており、頂点に相当する湾曲した先端部1
5b、16bがガラス1の外面1aと内面1bに密着す
ることで、車外Aと車内B間をシールしている。また、
その湾曲形状に成形された薄肉のソリッドゴムRの背後
にスポンジSが存在することにより、ガラス1を安定し
て弾性支持している。
【0031】シール部15、16のソリッドゴムRは、
断面山形のシール部15、16の頂点を回り込んだ位置
まで形成されており、それより内側つまり芯材2の溝3
の内底部から見て内側の側面は、ソリッドゴムRが無い
部分となっている。従って、この部分ではスポンジ状弾
性材Sが露出している。この露出部分15c、16c
は、ウインドウガラス1に対して略垂直な面となってお
り、凹形状に形成されている。
【0032】また、車外A側のシール部15の外側に
は、シール部15の基部15aからソリッドゴムRを延
出することで、防塵リップ18が形成されている。この
防塵リップ18は、先端をガラス1の外面1aに押し当
てることで、外部からの塵埃の侵入を防ぎ、シール部1
5の耐摩耗性低下を補う機能を果たす。
【0033】また、芯材2の溝3の内底部つまり底壁2
a上には、ガラス1の側端面1eの当たりを受ける緩衝
材17が設けられている。この緩衝材17は、スポンジ
Sの上面に片持状態で薄肉のソリッドゴムRを設け、さ
らにその上面にソリッドゴムRよりも硬い硬質ゴム19
を設けたものであり、ガラス1の側端面1eの当たる部
分が車内B側に向けて傾斜している。この緩衝材17
も、押し出し成形時に一緒に芯材2と一体化されてい
る。
【0034】次に作用を説明する。
【0035】図2は、ガラス1が点線で示す中立位置か
ら各方向に変位した場合のシール部15、16及び緩衝
材17の変形の様子を一緒に示している。
【0036】ガラス1が車外A側に変位すると、車外側
シール部15が山が潰れるように圧縮変形し、その弾性
反力がガラス1に作用する。また、ガラス1が車内B側
に変位すると、車内側シール部16が山が潰れるように
圧縮変形し、その弾性反力がガラス1に作用する。従っ
て、ガラス1は両方のシール部15、16の力により常
に中立位置に戻るように支持される。また、ガラス1の
側端面1eが緩衝材17に当たると、緩衝材17が圧縮
変形して、当たりを吸収する。
【0037】特に、この構造では、断面山形のシール部
15、16が圧縮変形しながらガラス1を支持するた
め、従来の片持形状のシールリップと違って、打音や離
着音が発生しない。また、シール部15、16がスポン
ジSを主体に構成され、ガラス1や外気に接する表層部
にのみソリッドゴムRが被膜状に配されているので、ガ
ラス1の昇降抵抗を上げずに、ガラス1に対する支持力
を高めることができる。また、スポンジSを含めること
で、シール部15、16を断面山形の単純形状としてい
るので、押し出し成形によるシール部15、16の反力
管理が容易にできるようになり、経時的な反力のへたり
現象の改善が図れる。従って、常にガラス1を安定的に
支持することができ、悪路走行時のガラス1のがたつき
防止を図ることができる。
【0038】また、この構造の場合、スポンジSの全表
面をソリッドゴムRで覆うのではなく、スポンジSの一
部を露出させているので、スポンジSが収縮した後で早
く元の形状に戻るようになり、追従性がよくなる。従っ
て、全部をソリッドゴムRで覆う場合に比べ、より安定
してガラス1を支持することができる。
【0039】また、スポンジSの露出部分15c、16
cを凹形状に形成したので、最大圧縮時にもスポンジS
とガラス1の接触を回避することができる。
【0040】この点を車内側シール部16を用いて図3
で説明する。
【0041】図3(a)に示す本実施形態のように露出
部分16cを凹形状にした場合は、圧縮変形しても、露
出部分16cのスポンジSがソリッドゴムRの内側に隠
れることになるため、最大圧縮時にもスポンジSとガラ
ス1の接触を回避することができるが、図3(b)に示
すシール部26のように露出部分26cを凹形状にしな
い場合は、図3(c)に示すように、最大圧縮時に露出
部分からスポンジSが膨出して、ガラス1と接触し、ガ
ラスの滑りの悪化を招く。従って、本実施形態のように
凹形状にすることにより、ガラス1の滑りの悪化を防止
することができる。
【0042】また、この構造の場合、緩衝材17を車内
B側に傾斜させて設けているので、図4に示すように、
昇降作動時にガラス1の側端面1eが緩衝材17の硬質
ゴム19表面に当たった際に、ガラス1を車内B側に誘
導することができる。しかも、硬質ゴム19によって案
内を確実に行なわせることができる。従って、シール負
担の大きい車外側のシール部15の面圧を減らすことが
でき、同シール部15の耐久性の向上が図れる。また、
緩衝材17をスポンジSを主体に形成したので、緩衝材
17の変形可能量を大きくとることが容易にできる。よ
って、緩衝材17にガラス1が当たった際の当たり音の
改善も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の断面図である。
【図2】本発明の実施形態の作用説明のための断面図で
ある。
【図3】(a)は本発明の実施形態における車内側シー
ル材の断面図、(b)は比較例として示す車内側シール
材の断面図、(c)は比較例の問題点を指摘するために
示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態の作用説明のために示す断面
図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例における車内側シール材の問題点を指摘
するために示す断面図である。
【図7】従来例における車外側シール材の問題点を指摘
するために示す断面図である。
【図8】従来例における弾性緩衝材の問題点を指摘する
ために示す断面図である。
【符号の説明】
1 ウインドウガラス 2 芯材 2a 底壁 2b,2c 側壁 3 溝 15 車外側のシール部(シール材) 16 車内側のシール部(シール材) 15c,16c 露出部分 17 緩衝材 19 硬質ゴム A 車外 B 車内 R ソリッドゴム(ソリッド状弾性材) S スポンジ(スポンジ状弾性材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウガラスの側縁を昇降自在に案
    内すると共に、車室の内外間をシールするウインドウガ
    ラスの案内支持構造において、 ウインドウガラスの側縁を収容する溝を有した断面略コ
    字形の剛性材料製の芯材と、 該芯材の両側壁に保持され、ウインドウガラスに向けて
    隆起した山形断面を有し、且つ山形断面の頂点付近をウ
    インドウガラスの内面及び外面に密着させた弾性材料製
    の車内側及び車外側のシール材とを備え、 前記シール材は、スポンジ状弾性材と、その表層材とし
    て設けられることでウインドウガラスに密着させられる
    薄肉のソリッド状弾性材とからなることを特徴とするウ
    インドウガラスの案内支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウインドウガラスの案内
    支持構造であって、 前記山形断面のシール材の、芯材の溝の内底部から見て
    内側の側面において、前記スポンジ状弾性材が露出して
    いることを特徴とするウインドウガラスの案内支持構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のウインドウガラスの案内
    支持構造であって、 前記スポンジ状弾性材の露出部分が凹形状に形成されて
    いることを特徴とするウインドウガラスの案内支持構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のウイン
    ドウガラスの案内支持構造であって、 前記溝の内底部に、車内側に向けて傾斜した緩衝材が設
    けられていることを特徴とするウインドウガラスの案内
    支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のウインドウガラスの案内
    支持構造であって、 前記緩衝材が、前記スポンジ状弾性材と、その表層材と
    して設けられたソリッド状弾性材とからなることを特徴
    とするウインドウガラスの案内支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のウインドウガラスの案内
    支持構造であって、 前記ソリッド状弾性材の表面に、前記ウインドウガラス
    の端縁を当てる硬質ゴムを設けたことを特徴とするウイ
    ンドウガラスの案内支持構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7698856B2 (en) 2005-03-31 2010-04-20 Toyoda Gosei Co., Ltd. Glass run for automobile
EP2193946A1 (de) * 2008-12-03 2010-06-09 CSA Germany GmbH & Co. KG Dichtungsprofil
CN105539108A (zh) * 2015-12-25 2016-05-04 建新赵氏集团有限公司 一种与车身侧围钣金接触的新型结构轿车窗导轨密封条
JP2018184118A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用グラスラン

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