JP2002249051A - ステアリングコラムの取付構造及びその取付方法 - Google Patents

ステアリングコラムの取付構造及びその取付方法

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JP2002249051A JP2001048875A JP2001048875A JP2002249051A JP 2002249051 A JP2002249051 A JP 2002249051A JP 2001048875 A JP2001048875 A JP 2001048875A JP 2001048875 A JP2001048875 A JP 2001048875A JP 2002249051 A JP2002249051 A JP 2002249051A
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    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングコラムの取付作業性や取付精度
を向上することのできるステアリングコラムの取付構造
を提供する。 【解決手段】 インストルメントパネル1を、アッパー
パネル10とロアパネル11とで車体左右方向に沿って
上下に分割形成する。コラム取付用ブラケット6とコラ
ムホルダ7とを締結固定する締結部材9のボルト部材3
0を、コラム取付用ブラケット6とコラムホルダ7に対
してそれぞれ独立して締結固定可能な構成とする。コラ
ムホルダ7にボルト部材30を締結固定した状態で、車
体に取り付けられたロアパネル11の上部側から、第1
のナット部材32を第1の雄ネジ部30aに対して螺合
し、コラム取付用ブラケット6にコラムホルダ7を締結
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コラム取付用ブラ
ケットに取り付けられるステアリングコラムの取付構造
及びその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平6ー247322号公報に
開示されているように、ステアリグコラムは、ステアリ
ングサポートビームに固設されたコラム取付用ブラケッ
トに取り付けられる。この場合、ステアリングコラムの
取付は、ステアリングコラムを保持するコラムホルダが
ボルト部材等を介してコラム取付用ブラケットに固定さ
れることにより実現する。
【0003】ところで、一般に、インストルメントパネ
ルは大型な一体の部材で構成されているため、インスト
ルメントパネルの取付前にステアリングコラムを車体に
固定すると、車室内に固定された長大なステアリングコ
ラムが障害となって、インストルメントパネルを車室内
に搬入することが困難となり、しかも、このような状態
でインストルメントパネルを車体に取り付けることは困
難である。
【0004】従って、車体の組立工程において、ステア
リングコラムの取り付けは、インストルメントパネルが
車体に取り付けられた後に行われることが一般的であ
る。このような場合、インストルメントパネルの下方に
は作業用開口部が設けられており、組立作業者は、作業
用開口部からインストルメントパネルの内部を覗き込み
ながら、ステアリングコラムの取付作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、作業用開口部からインストルメントパネルの内
部を覗き込みながらステアリングコラムの取付作業を行
うことは、作業性が悪く、組立作業者に多大な負荷を与
えることとなる。また、上述のように不自由な状態で取
付作業を行うことは、ステアリングコラムの取付精度を
低下させる虞がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ステアリングコラムの取付作業性や取付精度を向上
することのできるステアリングコラムの取付構造及びそ
の取付方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明によるステアリングコラムの取
付構造は、ステアリングサポートビームに固設されたコ
ラム取付用ブラケットに対するステアリングコラムの取
付部をインストルメントパネル内部に有するステアリン
グコラムの取付構造であって、上記インストルメントパ
ネルを、アッパーパネルとロアパネルとで車体左右方向
に沿って上下に分割形成し、これらを個々に車体に取付
可能としたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明によるステアリ
ングコラムの取付構造は、請求項1記載の発明におい
て、上記ステアリングコラムを保持するコラムホルダ
と、上記コラムホルダを上記コラム取付用ブラケットに
締結固定する締結部材とを有し、上記締結部材は、上記
コラム取付用ブラケット及び上記コラムホルダに対して
それぞれ独立して締結固定可能なボルト部材を有するこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明によるステアリ
ングコラムの取付構造は、請求項2記載の発明におい
て、上記締結部材は、上記コラム取付用ブラケットに設
けられた第1のボルト孔に挿通可能な第1の雄ネジ部と
上記コラムホルダに設けられた第2のボルト孔に挿通可
能な第2の雄ネジ部とをフランジ部を介して一体形成し
た上記ボルト部材と、上記第1の雄ネジ部に螺合可能な
第1のナット部材と、上記第2の雄ネジ部に螺合可能な
第2のナット部材とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明によるステアリ
ングコラムの取付構造は、請求項3記載の発明におい
て、上記第1のボルト孔或いは上記第2のボルト孔の少
なくとも何れか一方を、一端が開放されたU字溝で構成
したことを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明によるステアリ
ングコラムの取付構造は、請求項2乃至請求項4に記載
の発明において、上記コラムホルダは、上記コラム取付
用ブラケットに掛止可能な掛止爪を有することを特徴と
する。
【0012】また、請求項6記載の発明によるステアリ
ングコラムの取付方法は、車体左右方向に沿ってアッパ
ーパネルとロアパネルとで上下に分割形成されたインス
トルメントパネルの上記ロアパネルを車体に取り付ける
手順と、ステアリングサポートビームに固設されたコラ
ム取付用ブラケットに対してステアリングコラムを取り
付ける手順と、上記アッパーパネルを車体に取り付ける
手順とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係
わり、図1はステアリングコラム近傍におけるインスト
ルメントパネルの要部断面図、図2はコラム取付用ブラ
ケット及びコラムホルダの分解斜視図、図3はインスト
ルメントパネルの分解斜視図、図4はコラムホルダ取り
付け時の状態を示す説明図、図5はコラムホルダ取り外
し時の状態を示す説明図である。
【0014】図1において、符号1は車体のインストル
メントパネルを示し、インストルメントパネル1の内部
には、ステアリングサポートビーム5が車体の左右方向
に沿って架設されている。
【0015】ステアリングサポートビーム5にはコラム
取付用ブラケット6が溶着等によって固設されている。
コラム取付用ブラケット6はステアリングサポートビー
ム5に対して車体の後方寄りに指向して固設されるもの
で、コラム取付用ブラケット6には、一対の締結部材9
を介してコラムホルダ7が締結固定されている。また、
コラム取付用ブラケット6とコラムホルダ7との間には
ステアリングコラム8が保持されている。
【0016】ここで、図3に示すように、インストルメ
ントパネル1は、アッパーパネル10とロアパネル11
とに車体左右方向に沿って上下に分割形成され、これら
のパネル10,11は個々に車体に取り付けられるよう
になっている。この場合、アッパーパネル10とロアパ
ネル11は、運転席側においては、少なくともコラム取
付用ブラケット6へのステアリングコラム8の取付部近
傍で上下に分割される。
【0017】また、図1に示すように、ロアパネル11
の下方には作業用開口部11aが開口され、インストル
メントパネル1の内部において、作業用開口部11aの
上方には、コラムホルダ7が臨まされている。なお、図
中符号12は、作業用開口部11aを閉塞するためのリ
ッドである。
【0018】図2に示すように、コラム取付用ブラケッ
ト6は矩形の板状部材で構成され、コラム取付用ブラケ
ット6の左右両端寄りには、車体の前後方向に沿う長孔
形状に形成された第1のボルト孔15が設けられてい
る。なお、第1のボルト孔15は、コラム取付用ブラケ
ット6の後端で開放されたU字溝で構成されるものであ
ってもよい。
【0019】また、コラムホルダ7は、ステアリングコ
ラム8の外周に沿ってU字状に湾曲形成されたホルダ部
20と、ホルダ部20の両端にそれぞれ形成されたフラ
ンジ部21とを有して構成されている。
【0020】フランジ部21は、コラム取付用ブラケッ
ト6の裏面に当接可能な形状に形成され、フランジ部2
1には、第1のボルト孔15に対応する位置に、第2の
ボルト孔23が設けられている。ここで、第2のボルト
孔23は、車体の前後方向に沿って形成され端部がフラ
ンジ部21の後端で開放されたU字溝で構成されてい
る。また、フランジ部21の後端には、コラム取付用ブ
ラケット6に掛止可能な掛止爪24が設けられている締
結部材9は、コラム取付用ブラケット6に設けられた第
1のボルト孔15、及びコラムホルダ7に設けられた第
2のボルト孔23に対してそれぞれ独立して締結固定可
能な構成となっている。
【0021】具体的には、締結部材9はボルト部材30
を有して構成され、ボルト部材30は、第1のボルト孔
15に挿通可能な第1の雄ネジ部30aと、第2のボル
ト孔23に挿通可能な第2の雄ネジ部30bと、第1,
第2の雄ねじ部30a、30bの基部に一体形成された
フランジ部30cとを有して構成されている。
【0022】また、締結部材9は第1のナット部材32
を有し、第1の雄ネジ部30aを第1のボルト孔15に
挿通した状態で当該第1の雄ネジ部30aに第1のナッ
ト部材32を螺合することにより、ボルト部材30はコ
ラム取付用ブラケット6に締結固定される(図5参
照)。すなわち、第1のナット部材32は締結時にフラ
ンジ部30cとの間にコラム取付用ブラケット6を挟持
し、これにより、ボルト部材30はコラム取付用ブラケ
ット6に固定される。
【0023】また、締結部材9は第2のナット部材33
を有し、第2の雄ネジ部30bを第2のボルト孔23に
挿通した状態で当該第2の雄ネジ部30bに第2のナッ
ト部材33を螺合することにより、ボルト部材30はコ
ラムホルダ7に締結固定される(図4参照)。すなわ
ち、第2のナット部材33は締結時にフランジ部30c
との間にフランジ部21を挟持し、これにより、ボルト
部材30はコラムホルダ7に固定される。ここで、フラ
ンジ部21には段部21aが形成されており、この段部
21aの位置でボルト部材30が締結固定されることに
より、フランジ部21とフランジ部30cとが面一な状
態となる。
【0024】次に、車体の組み立てライン等における上
述の各部材の取付手順について説明すると、ステアリン
グコラム8のコラム取付用ブラケット6に対する取付作
業に際し、作業者は、先ず、車体にロアパネル11を取
り付け固定する。
【0025】次いで、作業者は、締結部材9を介して、
コラムホルダ7をコラム取付用ブラケット6に締結固定
する。これにより、ステアリングコラム8はコラム取付
用ブラケット6に保持される。
【0026】そして、コラム取付用ブラケット6に対す
るステアリングコラム8の取付作業が終了すると、作業
者は、アッパーパネル10を車体に取り付ける。
【0027】ここで、コラム取付用ブラケット6に対す
るステアリングコラム8の取付作業は、具体的には、以
下の手順により行われる。
【0028】すなわち、作業者は、先ず、図4に示すよ
うに、第2の雄ネジ部30bを第2のボルト孔23に挿
通するとともに、第2の雄ネジ部30bに第2のナット
部材33を締結することにより、コラムホルダ7のフラ
ンジ部21にボルト部材30を締結固定する。なお、こ
のコラムホルダ7に対するボルト部材30の締結作業
は、例えば、作業性が良好な車外で予め行われるもので
ある。
【0029】次いで、作業者は、ホルダ部20にステア
リングコラム8を保持させた状態で、第1のボルト孔1
5に雄ネジ部30aを挿通するとともに、コラム取付用
ブラケット6に掛止爪24を掛止することでコラムホル
ダ7をコラム取付用ブラケット6に仮止めする。
【0030】そして、作業者は、コラム取付用ブラケッ
ト6に対するコラムホルダ7の位置決めを行った後、第
1の雄ネジ部30aに第1のナット部材32を螺合する
ことにより、コラム取付用ブラケット6にボルト部材3
0を締結固定する。
【0031】これにより、コラムホルダ7はコラム取付
用ブラケット6に締結固定され、コラム取付用ブラケッ
ト6に対するステアリングコラム8の取付が実現する。
【0032】ここで、コラム取付用ブラケット6に対す
るコラムホルダ7の仮止め作業、及び、第1の雄ネジ部
30aに対する第1のナット部材32の螺合作業は、作
業性が良好なロアパネル11の上部側から行われる。
【0033】一方、車両の修理時等において、一旦車体
に取り付けられたステアリングコラム8を取り外す際の
作業は、例えば以下の手順で行われる。
【0034】すなわち、作業者は、先ず、ロアパネル1
1に取り付けられたリッド12を取り外し、作業用開口
部11aを開口する。
【0035】次いで、作業者は、作業用開口部11aか
らの作業により、第2のナット部材33を第2の雄ネジ
部30bから取り外す(図5参照)。
【0036】次いで、作業者は、コラムホルダ7を第2
のボルト孔23に沿って前後に移動させ、掛止爪24に
よるコラム取付用ブラケット6に対する掛止を解除する
とともに、第2のボルト孔23から第2の雄ネジ部30
bを取り外す。
【0037】このような作業により、車体からアッパー
パネル10を取り外すことなく、ステアリングコラム8
の取り外し作業が行われる。
【0038】逆に、車両の修理時等において、作業用開
口部11aからの作業により取り外されたステアリング
コラム8をコラム取付用ブラケット6に取り付ける際に
は、上述の取り外し作業と逆の工程を行うことにより、
車体からアッパーパネル10を取り外すことなく取付作
業が行われる。
【0039】なお、車両の修理時等においても、アッパ
ーパネル10を車体から取り外す必要がある場合等に
は、ロアパネル11の上部側から第1の雄ネジ部30a
に対する第1のナット部材32の取り外しや螺合等の作
業を行うことにより、ステアリングコラム8の取り外し
及び取り付けを行うことも可能である。
【0040】このような実施の形態によれば、インスト
ルメントパネル1を車体左右方向に沿ってアッパーパネ
ル10とロアパネル11とに分割形成し、車体の組立ラ
イン等においてステアリングコラム8をコラム取付用ブ
ラケット6に取り付ける際には、ロアパネル11を車体
に取り付けた後に、ロアパネル11の上部からステアリ
ングコラム8の取付作業を行い、その後、アッパーパネ
ル10を車体に取り付けることが可能であるので、作業
者は無理な体勢での取付作業を行う必要がなく、作業性
を向上することができる。
【0041】この場合、大型のインストルメントパネル
1をアッパーパネル10とロアパネル11とに分割形成
することにより、ステアリングコラム8を取り付けた後
においても、アッパーパネル10の車室内への搬入や車
体への取付を容易に行うことができる。
【0042】また、上述のように作業性が向上されるこ
とにより、ステアリングコラム8の取付精度を向上する
ことができる。
【0043】また、ステアリングコラム8をコラムホル
ダ7を介してコラム取付用ブラケット6に取り付ける場
合において、これらコラム取付用ブラケット6とコラム
ホルダ7とを締結固定するボルト部材30を、コラム取
付用ブラケット6とコラムホルダ7に対してそれぞれ独
立して締結固定可能な構成としたので、ステアリングコ
ラム8の取付作業性等を向上することができる。すなわ
ち、コラム取付用ブラケット6の上部側から或いはコラ
ムホルダ7の下部側からの何れからでも、コラム取付用
ブラケット6に対するコラムホルダ7の取付作業及び取
外作業を行うことができるので、作業性を向上すること
ができる。
【0044】具体的には、車両の組立ライン上等におい
て、ロアパネル11の上部側からの作業により行われる
ステアリングコラム8の取付作業或いは取外作業は、コ
ラムホルダ7にボルト部材30を締結固定したままの状
態で、第1のナット部材32を第1の雄ネジ部30aに
対して締結或いは取り外しを行うことにより実現するの
で、作業が容易なものとなる。換言すれば、ロアパネル
11の上部側から行われるステアリングコラム8の取付
作業或いは取外作業は、コラム取付用ブラケット6の上
部に位置する第1のナット部材32の螺合或いは取り外
しにより実現することができるので作業性を向上するこ
とができる。
【0045】逆に、車両の修理時等において、ロアパネ
ル11の下方に設けられた作業用開口部11aからの作
業により行われるステアリングコラム8の取付作業或い
は取外作業は、コラム取付用ブラケット6にボルト部材
30を締結固定したままの状態で、第2のナット部材3
3を第2の雄ネジ部30bに対して締結或いは取り外し
を行うとにより実現するので、作業が容易なものとな
る。換言すれば、車体組立後等におけるステアリングコ
ラム8の取付作業或いは取外作業は、コラムホルダ7の
下部に位置する第2のナット部材33の螺合或いは取り
外しにより、アッパーパネル10を取り外すことなく実
現することができるので、作業性を向上することができ
る。
【0046】また、第1のボルト孔15或いは第2のボ
ルト孔23の少なくとも何れか一方を、一端が開放され
たU字溝で構成することにより、第1のボルト孔15或
いは第2のボルト孔23に対する第1の雄ネジ部30a
或いは第2の雄ネジ部30bの挿通作業や取り外し作業
を容易に行うことができ、ステアリングコラム8の取付
作業時における作業性を向上することができる。
【0047】また、コラム取付用ブラケット6に掛止可
能な掛止爪24をコラムホルダ7に設けることにより、
締結部材9の締結作業前にコラム取付用ブラケット6と
コラムホルダ7との仮止めを行うことができ、ステアリ
ングコラム8の取付作業時における作業性を向上するこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テアリングコラムの取付作業性や取付精度を向上するこ
とのできるステアリングコラムの取付構造及びその取付
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステアリングコラム近傍におけるインストルメ
ントパネルの要部断面図
【図2】コラム取付用ブラケット及びコラムホルダの分
解斜視図
【図3】インストルメントパネルの分解斜視図
【図4】コラムホルダ取り付け時の状態を示す説明図
【図5】コラムホルダ取り外し時の状態を示す説明図
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 5 ステアリングサポートビーム 6 コラム取付用ブラケット 7 コラムホルダ 8 ステアリングコラム 9 締結部材 10 アッパーパネル 11 ロアパネル 15 第1のボルト孔 23 第2のボルト孔 24 掛止爪 30 ボルト部材 30a 第1の雄ネジ部 30b 第2の雄ネジ部 30c フランジ部 32 第1のナット部材 33 第2のナット部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA15 AA18 BB01 CA06 CA07 DA09 3D030 DC16 DC17 3D044 BA12 BA14 BB01 BC01 BC28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングサポートビームに固設され
    たコラム取付用ブラケットに対するステアリングコラム
    の取付部をインストルメントパネル内部に有するステア
    リングコラムの取付構造であって、 上記インストルメントパネルを、アッパーパネルとロア
    パネルとで車体左右方向に沿って上下に分割形成し、こ
    れらを個々に車体に取付可能としたことを特徴とするス
    テアリングコラムの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ステアリングコラムを保持するコラ
    ムホルダと、 上記コラムホルダを上記コラム取付用ブラケットに締結
    固定する締結部材とを有し、 上記締結部材は、上記コラム取付用ブラケット及び上記
    コラムホルダに対してそれぞれ独立して締結固定可能な
    ボルト部材を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ステアリングコラムの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記締結部材は、上記コラム取付用ブラ
    ケットに設けられた第1のボルト孔に挿通可能な第1の
    雄ネジ部と上記コラムホルダに設けられた第2のボルト
    孔に挿通可能な第2の雄ネジ部とをフランジ部を介して
    一体形成した上記ボルト部材と、 上記第1の雄ネジ部に螺合可能な第1のナット部材と、 上記第2の雄ネジ部に螺合可能な第2のナット部材とを
    備えたことを特徴とする請求項2に記載のステアリング
    コラムの取付構造。
  4. 【請求項4】 上記第1のボルト孔或いは上記第2のボ
    ルト孔の少なくとも何れか一方を、一端が開放されたU
    字溝で構成したことを特徴とする請求項3に記載のステ
    アリングコラムの取付構造。
  5. 【請求項5】 上記コラムホルダは、上記コラム取付用
    ブラケットに掛止可能な掛止爪を有することを特徴とす
    る請求項2乃至請求項4に記載のステアリングコラムの
    取付構造。
  6. 【請求項6】 車体左右方向に沿ってアッパーパネルと
    ロアパネルとで上下に分割形成されたインストルメント
    パネルの上記ロアパネルを車体に取り付ける手順と、 ステアリングサポートビームに固設されたコラム取付用
    ブラケットに対してステアリングコラムを取り付ける手
    順と、 上記アッパーパネルを車体に取り付ける手順とを有する
    ことを特徴とするステアリングコラムの取付方法。
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DE60226087T DE60226087T2 (de) 2001-02-23 2002-02-22 Fahrzeugkarrosseriestruktur, Fahrzeug mit einer solchen Struktur, Verfahren zum Befestigen einer Lenksäule an der Fahrzeugkarosserie und mit einem solchen Befestigungsverfahren hergestelltes Fahrzeug
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