JPH09164974A - 自動車用補強材の取付構造 - Google Patents

自動車用補強材の取付構造

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JPH09164974A
JPH09164974A JP32847195A JP32847195A JPH09164974A JP H09164974 A JPH09164974 A JP H09164974A JP 32847195 A JP32847195 A JP 32847195A JP 32847195 A JP32847195 A JP 32847195A JP H09164974 A JPH09164974 A JP H09164974A
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing material
hole
mounting
vehicle body
reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP32847195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Katou
洋伸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強材の組み付け作業性の向上を図ることが
できる自動車用補強材の取付構造を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明は、両端部を車体に設けられた取
付孔にそれぞれ螺着して掛け渡される自動車用補強材の
取付構造において、補強材7の一端に長手方向の切り欠
き部9を形成し、かつ補強材7の他端に孔11を形成
し、上記切り欠き部9を車体の取付孔5に仮締めした締
付部材13に係合させて補強材7の一端を掛け留めし、
上記補強材7の他端の孔11に締付部材13を挿通して
車体1の取付孔5に本締めするとともに上記切り欠き部
9を係合した締付部材13を車体1の取付孔5に本締め
して補強材7を固定したので、組み付け作業を容易に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の天井部に
対する補強材の組み付け作業性の向上を図ることができ
る自動車用補強材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4および図5に示すように、車
体100の天井部101の両側に設けられたルーフサイ
ドインナーパネル102に、補強材103を艤装品とし
て、ボルトあるいはネジ等の締付部材104で組み付け
る場合、補強材103には、取付孔5として、丸孔10
5aまたは長孔105bが設けられていた。図示例で
は、補強材103の右側に丸孔105a、左側に長孔1
05bを設けた場合について示している。
【0003】このため、作業者は、補強材103の組み
付けに際して、例えば、図6に示すように、長孔105
bが設けられた補強材103の一方側を締付部材104
で、天井部101の一方側裏面に設けられたナット10
6に仮留めするか、あるいは、図7に示すように、丸孔
105aが設けられた補強材103の他方側を締付部材
104で、天井部101の他方側裏面に設けられたナッ
ト106に本締めする。そして、長孔105bが設けら
れた補強材103の一方側の締付部材104を本締めす
るという作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取付構造によると、作業者は、補強材103の組み付け
作業に際して、補強材103と締付部材104などを手
に持たなければならないため、作業性が悪かった。特
に、補強材103の片側を組み付けた後、他方側を組み
付けようとして、補強材103を持ち替えるとき、A部
が自重で変形してしまう恐れがあった。また、天井部1
02に対し、補強材103の上面の平行度を保ちにくか
った。
【0005】本発明は上記課題を解決し、補強材の組み
付け作業性の向上を図ることができる自動車用補強材の
取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、両端部を車体に設けられた取付孔にそれぞれ
螺着して掛け渡される自動車用補強材の取付構造におい
て、補強材の一端に長手方向の切り欠き部を形成し、か
つ補強材の他端に孔を形成し、上記切り欠き部を車体の
取付孔に仮締めした締付部材に係合させて補強材の一端
を仮留めし、上記補強材の他端の孔に締付部材を挿通し
て車体の取付孔に本締めするとともに上記切り欠き部を
係合した締付部材を車体の取付孔に本締めして補強材を
固定したことにある。
【0007】また、本発明は、両端部を車体に設けられ
た取付孔にそれぞれ螺着して掛け渡される自動車用補強
材の取付構造において、補強材の一端に長手方向の切り
欠き部を一対形成するとともに該切り欠き部相互間に孔
を形成し、かつ補強材の他端に孔を形成するとともに該
孔相互間に切り欠き部を形成し、上記片側の切り欠き部
を、車体の取付孔に仮締めした締付部材に係合してお
き、他方側の孔を介して車体の取付孔に締付部材を本締
めし、かつ、上記仮締めした締付部材を本締めして補強
材を固定したことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1は自動車の室内天井部を示す斜視図、
図2は図1のY方向部分拡大斜視図、図3は図1のZ方
向部分拡大斜視図である。
【0010】図1ないし図3において、1は車体、2は
車体1に設けられた天井部で、天井部2は、ルーフパネ
ル3と、ルーフパネル3の両側に設けられたルーフサイ
ドインナーパネル4で構成されている。左右のルーフサ
イドインナーパネル4には、それぞれ2個所に取付孔5
が設けられており、この取付孔5の裏面には、溶接ナッ
ト6が装着されている。7は上記天井部2に装着される
補強材であり、この補強材7には両端部に平坦な取付部
8が設けられている。この取付部8の一端には、先端縁
部に一対の切り欠き部9が形成され、かつ切り欠き部9
相互間には、丸孔10が形成されている。取付部8の他
端には、一対の丸孔11が形成され、かつ丸孔11相互
間には、先端縁部に切り欠き部12が形成されている。
【0011】補強材7の一端は、ボルトまたはネジ等の
締付部材13によって、切り欠き部9が固定され、補強
材7の他端は、締付部材13によって、丸孔11部分が
固定されている。
【0012】補強材7の取付手順を説明すると、まず、
締付部材13を片側の取付孔5を通して裏面の溶接ナッ
ト6に仮締めする。そして、切り欠き部9を締付部材1
3に係合させて、補強材7の片側を引き留める。次に、
補強材7の他方側の丸孔11に締付部材13を挿通させ
て他方側の取付孔5の溶接ナット6に螺合する。こうし
て、切り欠き部9を係合させた締付部材13を本締めし
て補強材7を固定する。
【0013】また、ルーフサイドインナーパネル4に設
けられた取付孔5が、片側1個所の場合には、他方側の
1個所の切り欠き部12を締付部材13に仮締めしてお
き、片側の1個所の丸孔10を締付部材13によって固
定する。そして、他方側の切り欠き部12を係合させた
締付部材13を本締めする。
【0014】上記構成によると、補強材7の片側を、ル
ーフサイドインナーパネル4に設けられた取付孔5に螺
着した締付部材13に引っかけて仮留めしておいて、他
方側を本締めするので、作業者は、補強材7の一方の固
定だけに集中して組み付け作業を行うことができること
から、組み付け作業の作業性を向上することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用補強材の取付構造によれば、以下のような効果を奏す
る。
【0016】請求項1において、両端部を車体に設けら
れた取付孔にそれぞれ螺着して掛け渡される自動車用補
強材の取付構造において、補強材の一端に長手方向の切
り欠き部を形成し、かつ補強材の他端に孔を形成し、上
記切り欠き部を車体の取付孔に仮締めした締付部材に係
合させて補強材の一端を仮留めし、上記補強材の他端の
孔に締付部材を挿通して車体の取付孔に本締めするとと
もに上記切り欠き部を係合した締付部材を車体の取付孔
に本締めして補強材を固定したので、組み付け作業に際
して、補強材の一方に集中できることから、組み付け作
業を容易に行うことができる。
【0017】請求項2において、両端部を車体に設けら
れた取付孔にそれぞれ螺着して掛け渡される自動車用補
強材の取付構造において、補強材の一端に長手方向の切
り欠き部を一対形成するとともに該切り欠き部相互間に
孔を形成し、かつ補強材の他端に孔を形成するとともに
該孔相互間に切り欠き部を形成し、上記片側の切り欠き
部を、車体の取付孔に仮締めした締付部材に係合してお
き、他方側の孔を介して車体の取付孔に締付部材を本締
めし、かつ、上記仮締めした締付部材を本締めして補強
材を固定したので、片側につき、締付部材が1個所の場
合と2個所の場合の両方に対応することができる。ま
た、切り欠き部と孔を交互に設けたので、補強材の剛性
の低下を招くことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は自動車用補強材の取付構造を示す斜視図
である。
【図2】図2は図1のY方向部分拡大斜視図である。
【図3】図3は図1のZ方向部分拡大斜視図である。
【図4】図4は自動車の外観を示す斜視図である。
【図5】従来の自動車用補強材の取付構造を示す図4の
X方向斜視図である。
【図6】図6は図5のY方向部分拡大斜視図である。
【図7】図7は図5のZ方向部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 天井部 3 ルーフパネル 4 ルーフサイドインナーパネル 5 取付孔 6 溶接ナット 7 補強材 8 取付部 9 切り欠き部 10 丸孔 11 丸孔 12 切り欠き部 13 締付部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部を車体に設けられた取付孔にそれ
    ぞれ螺着して掛け渡される自動車用補強材の取付構造に
    おいて、補強材の一端に長手方向の切り欠き部を形成
    し、かつ補強材の他端に孔を形成し、上記切り欠き部を
    車体の取付孔に仮締めした締付部材に係合させて補強材
    の一端を仮留めし、上記補強材の他端の孔に締付部材を
    挿通して車体の取付孔に本締めするとともに上記切り欠
    き部を係合した締付部材を車体の取付孔に本締めして補
    強材を固定したことを特徴とする自動車用補強材の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 両端部を車体に設けられた取付孔にそれ
    ぞれ螺着して掛け渡される自動車用補強材の取付構造に
    おいて、補強材の一端に長手方向の切り欠き部を一対形
    成するとともに該切り欠き部相互間に孔を形成し、かつ
    補強材の他端に孔を形成するとともに該孔相互間に切り
    欠き部を形成し、上記片側の切り欠き部を、車体の取付
    孔に仮締めした締付部材に係合しておき、他方側の孔を
    介して車体の取付孔に締付部材を本締めし、かつ、上記
    仮締めした締付部材を本締めして補強材を固定したこと
    を特徴とする自動車用補強材の取付構造。
JP32847195A 1995-12-18 1995-12-18 自動車用補強材の取付構造 Pending JPH09164974A (ja)

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ID=18210643

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2520602A (en) * 2013-10-04 2015-05-27 Gm Global Tech Operations Inc Motor vehicle body

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2520602A (en) * 2013-10-04 2015-05-27 Gm Global Tech Operations Inc Motor vehicle body

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