JPH08150883A - 自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造 - Google Patents
自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造Info
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- JPH08150883A JPH08150883A JP29422494A JP29422494A JPH08150883A JP H08150883 A JPH08150883 A JP H08150883A JP 29422494 A JP29422494 A JP 29422494A JP 29422494 A JP29422494 A JP 29422494A JP H08150883 A JPH08150883 A JP H08150883A
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Abstract
るスプラッシュガードの組付けを容易にするとともに部
品点数の削減を図り、かつ、組み付け作業性の向上を図
り得る自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構
造を提供することにある。 【構成】 本発明は、自動車のリヤドアの下辺部からホ
イールハウスの半円部に沿ったリヤドアの円弧部にかけ
て配設される自動車のリヤドア用スプラッシュガードの
取付構造において、上記リヤドア4の円弧部7にかけて
配設されるスプラッシュガード8の下部側に、サイドボ
デイアウタパネル2の下辺部2aとホイールハウスのフ
ランジ部6の接合部11まで覆うカバー部8bを延設し
たことにある。
Description
り付けられる自動車のリヤドア用スプラッシュガードの
取付構造に関する。
ングとも言う)は、側面ガードあるいは外観部品とし
て、自動車のサイドボデイ アウタパネル、ドアパネル等
に装着されるものである。図5および図6は、自動車の
両側下辺に装着されたスプラッシュガードを示したもの
で、自動車のサイドボデイアウタパネル100の下辺
に、ネジ用の孔101とクリップ用の孔102を開け、
ネジ103とクリップ104を介してスプラッシュガー
ド105が取り付けられている。
に対して装着する場合、リヤドアと後輪のホイールハウ
ス部分とが隣接するため、従来、スプラッシュガード
は、図5および図7に示すようにして取り付けられてい
た。すなわち、106はリヤドア、107はボデイ側面
を構成するサイドボデイアウタパネルで、このサイドボ
デイアウタパネル107は、リヤドア106とホイール
ハウス108との隣接部下辺107a側をホイールハウ
ス108の外側フランジ部108aに接合されている。
リヤドア用スプラッシュガード109は、リヤドア10
6下辺に沿った直線部分とホイールハウス部分に沿った
湾曲部分とで構成されている。直線部分はリヤドア10
6の下辺部に、図示しないクリップを介して留められて
おり、湾曲部分は次のようにして固定されている。リヤ
ドア用スプラッシュガード109の湾曲部分は、その中
央部をスクリュー110およびナット111によってリ
ヤドア106に固定し、湾曲部分の周囲を接着剤によっ
てサイドボデイアウタパネル107に接着し取付強度の
向上を図っている。
ドボデイアウタパネル107の下辺側には、ボデイ側ス
プラッシュガード112がクリップ113によってサイ
ドボデイアウタパネル107に固定されている。しかし
ながら、上記従来技術によると、リヤドア用スプラッシ
ュガード109は、組み付けに際して、リヤドア106
の裏側に形成された作業孔(図示せず)から工具を差し
込んでスクリュー110を留めなければならないので、
リヤドア用スプラッシュガード109の取付けが困難で
あった。また、工具を差し込んでスクリュー110を留
める作業は、リヤドア106の組立工程において行う必
要があるので、組立工程における作業能率の低下を来
す。さらに、リヤドア用スプラッシュガード109の固
定に接着剤を必要とするので、接着剤がリヤドア用スプ
ラッシュガード109からはみ出したり、はみ出した接
着剤の除去作業等の仕上げ工程を必要とするなど作業性
が悪かった。
示す図8に示すように、断面L型のブラケット114を
リヤドア106の下辺に、リベット115,116を介
して固定しておき、このブラケット114とリヤドア1
06の重なり部分と、ブラケット114の折り曲げ部1
14aに、それぞれクリップ117,118を用いてリ
ヤドア用スプラッシュガード119を固定するようにし
ている。
来技術の場合も、ボデイ側スプラッシュガード106
を、サイドボデイアウタパネル107に組み付けなけれ
ばならないので、部品点数の増大を来し、組み付け作業
性が悪かった。また、ブラケット114を固定するリベ
ット115,116は上下二列に必要であり、ボデイ側
スプラッシュガード106を留めるクリップ117,1
18もリヤドア106側と、ブラケット114側に必要
なので、部品点数が多くなっていた。さらに、リヤドア
用スプラッシュガード119とボデイ側スプラッシュガ
ード106との間に見切り線が現れることになるので、
外観が悪くなっていた。
ドアに取り付けられるスプラッシュガードの組付けを容
易にするとともに部品点数の削減を図り、組み付け作業
性の向上を図り得る自動車のリヤドア用スプラッシュガ
ードの取付構造を提供することを目的とする。
するため、自動車のリヤドアの下辺部からホイールハウ
スの半円部に沿ったリヤドアの円弧部にかけて配設され
る自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造に
おいて、上記リヤドアの円弧部にかけて配設されるスプ
ラッシュガードの下部側に、サイドボデイアウタパネル
の下辺部とホイールハウスフランジ部の接合部まで覆う
カバー部を延設したことにある。また、本発明は、自動
車のリヤドアの下辺部からホイールハウスの半円部に沿
ったリヤドアの円弧部にかけて配設される自動車のリヤ
ドア用スプラッシュガードの取付構造において、上記リ
ヤドアの円弧部にかけて配設されるスプラッシュガード
の下部側に、サイドボデイアウタパネルの下辺部とホイ
ールハウスフランジ部の接合部まで覆うカバー部を延設
するとともに、上記リヤドアの円弧部に、該リヤドアの
下端に係合する係合部を設けたブラケットを垂下し、こ
のブラケットにスプラッシュガードの後部側を固定した
ことにある。
アウタパネルの下辺部とホイールハウスフランジ部の接
合部まで覆うカバー部を設けているので、サイドボデイ
アウタパネルの下辺部とホイールハウスフランジ部の接
合部を覆うことができることから、ボデイ側スプラッシ
ュガードを省略することができる。その結果、リヤドア
用スプラッシュガードの下部側に見切り線が現れないの
で、外観の向上を図ることができる。
詳細に説明する。図1は、スプラッシュガードを装着し
た自動車の車体を示す斜視図、図2は、図1のリヤドア
部分を拡大して示す斜視図図、図3は、図1のA−A線
断面図、図4は、リヤドア用スプラッシュガードとブラ
ケットを示す正面図である。
体で、この車体1の側面を構成するサイドボデイ アウタ
パネル2にはフロントドア3およびリヤドア4が設けら
れている。リヤドア4には、下辺部後部側にホイールハ
ウス5の半円状フランジ部6に沿った円弧部7が設けら
れており、この円弧部7に、後述するスプラッシュガー
ド8を取り付けるブラケット9が装着されている。この
ブラケット9は円弧部7に沿って弧状に形成されたもの
で、リベット10を介してリヤドア4に固定されてい
る。このブラケット9は下端側がサイドボデイ アウタパ
ネル2とホイールハウス5の半円状フランジ部6との接
合部11付近まで垂下されている。このブラケット9に
は、裏面にU字状のフック部9aが設けられており、こ
のフック部9aをリヤドア4の下端に係合してブラケッ
ト9を取付けている。こうして、フック部9aにより、
従来、上下二列のリベットで固定していたものを一列に
省略することができる。
の側面と上記ブラケット9に固定されており、このスプ
ラッシュガード8は、リヤドア4の下辺部からホイール
ハウス5の半円状フランジ部6に沿ったリヤドア4の円
弧部7にかけて配設されている。このスプラッシュガー
ド8は、上記リヤドア4の下辺部から円弧部7にかけて
設けられるスプラッシュガード本体部8aと、このスプ
ラッシュガード本体部8aの後方下部側に延設されたカ
バー部8bで構成されている。このカバー部8bは、サ
イドボデイアウタパネル2の下辺部とホイールハウスの
半円状フランジ部6の接合部11まで覆うように構成さ
れている。このスプラッシュガード8には、図4に示す
ように、裏面に、クリップ12を取り付ける複数のステ
ー13と、ネジ孔14を刻設した複数のボス部15が設
けられており、クリップ12をリヤドア4に形成された
取付孔16に圧入して留め、ネジ17をブラケット9の
孔9bから通して、ネジ孔14に螺合して、スプラッシ
ュガード8をリヤドア4に固定している。
をリヤドア4に取り付ける場合、リヤドア4にリベット
10を用いてブラケット9を固定する。そして、スプラ
ッシュガード8の裏面のステー13にクリップ12を取
付け、このクリップ12をリヤドア4に形成された取付
孔16に押し込んでスプラッシュガード8をリヤドア4
に留める。つぎに、ネジ17をブラケット9の孔9bか
ら通して、ネジ孔14に螺合してスプラッシュガード8
をブラケット9に固定する。スプラッシュガード8は、
上記リヤドア4の下辺部から円弧部7にかけて配設され
るスプラッシュガード本体部8aと、サイドボデイアウ
タパネル2の下辺部2aとホイールハウスの半円状フラ
ンジ部6の接合部11まで覆うカバー部8bとで構成さ
れているので、サイドボデイアウタパネル2の下辺部2
aとホイールハウスの半円状フランジ部6の接合部11
まで一体に覆うことができる。こうして、従来のボデイ
側スプラッシュガードを省略できるので、部品点数の削
減を図ることができる。
のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造によれば、
以下のような効果を奏する。
辺部からホイールハウスの半円部に沿ったリヤドアの円
弧部にかけて配設される自動車のリヤドア用スプラッシ
ュガードの取付構造において、上記リヤドアの円弧部に
かけて配設されるスプラッシュガードの下部側に、サイ
ドボデイアウタパネルの下辺部とホイールハウスフラン
ジ部の接合部まで覆うカバー部を延設したので、サイド
ボデイアウタパネルの下辺部とホイールハウスの半円状
フランジ部に施されるスポット溶接の接合部をカバー部
で一体に覆うことができることから、外観の向上を図る
ことができる。また、従来のボデイ側スプラッシュガー
ドを省略できるので、部品点数の削減を図ることができ
る。請求項2において、自動車のリヤドアの下辺部から
ホイールハウスの半円部に沿ったリヤドアの円弧部にか
けて配設される自動車のリヤドア用スプラッシュガード
の取付構造において、上記リヤドアの円弧部にかけて配
設されるスプラッシュガードの下部側に、サイドボデイ
アウタパネルの下辺部とホイールハウスフランジ部の接
合部まで覆うカバー部を延設するとともに、上記リヤド
アの円弧部に、該リヤドアの下端に係合する係合部を設
けたブラケットを垂下し、このブラケットにスプラッシ
ュガードの後部側を固定したので、ブラケットの固定工
数を削減することができる。また、ブラケットに対する
スプラッシュガードのネジ留めをドア組付け後に行うこ
とができるので、スプラッシュガードの組付けが容易で
ある。さらに、従来のボデイ側スプラッシュガードを省
略できるので、部品点数の削減を図ることができる。
プラッシュガードの取付構造を示す斜視図である。
ラケットを外した状態を示す部分拡大斜視図である。
示す正面図である。
を示す概念図である。
の取付構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。
の取付構造を示す図5のB−B線と同一部分の概念断面
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車のリヤドアの下辺部からホイール
ハウスの半円部に沿ったリヤドアの円弧部にかけて配設
される自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構
造において、上記リヤドアの円弧部にかけて配設される
スプラッシュガードの下部側に、サイドボデイアウタパ
ネルの下辺部とホイールハウスフランジ部の接合部まで
覆うカバー部を延設したことを特徴とする自動車のリヤ
ドア用スプラッシュガードの取付構造。 - 【請求項2】 自動車のリヤドアの下辺部からホイール
ハウスの半円部に沿ったリヤドアの円弧部にかけて配設
される自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構
造において、上記リヤドアの円弧部にかけて配設される
スプラッシュガードの下部側に、サイドボデイアウタパ
ネルの下辺部とホイールハウスフランジ部の接合部まで
覆うカバー部を延設するとともに、上記リヤドアの円弧
部に、該リヤドアの下端に係合する係合部を設けたブラ
ケットを垂下し、このブラケットにスプラッシュガード
の後部側を固定したことを特徴とする請求項1に記載の
自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29422494A JP3201563B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH08150883A true JPH08150883A (ja) | 1996-06-11 |
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JP29422494A Expired - Fee Related JP3201563B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 自動車のリヤドア用スプラッシュガードの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201563B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100449289B1 (ko) * | 2001-07-21 | 2004-09-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 웨이스트 라인 몰딩 장착구조 |
JP2014031146A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Suzuki Motor Corp | 車両用スプラッシュガード |
JP2015202843A (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 株式会社豊田自動織機 | 車両後部ドア |
JP2017024654A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | アーチモール取付構造 |
JP2020125047A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | マツダ株式会社 | 車両の車体側部構造 |
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---|---|---|---|---|
JP4567701B2 (ja) * | 2007-01-24 | 2010-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ガーニッシュ取付構造 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29422494A patent/JP3201563B2/ja not_active Expired - Fee Related
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