JP2002037126A - 車体のフード取付構造 - Google Patents

車体のフード取付構造

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JP2002037126A
JP2002037126A JP2000227658A JP2000227658A JP2002037126A JP 2002037126 A JP2002037126 A JP 2002037126A JP 2000227658 A JP2000227658 A JP 2000227658A JP 2000227658 A JP2000227658 A JP 2000227658A JP 2002037126 A JP2002037126 A JP 2002037126A
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vehicle body
mounting structure
ridge
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JP2000227658A
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Toshiyuki Asai
俊之 朝井
Atsushi Namiiri
厚 波入
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の軽量化が図れ且つ機器の設置作業が容
易になる車体のフード取付構造を提供する。 【解決手段】 フード7の周縁部をエンジンルームE周
辺の車体に取付けたため、フード7の面内力によって、
車体のねじれ剛性が維持される。そのため、補強プレー
トを設ける必要がなくなり、車体重量の軽減を図ること
ができると共に、機器の設置作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンルーム
内の補強プレートを省略することができる車体のフード
取付構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】車体のエンジンルーム内には、サスタワ
ーが左右両側に設けられ、ここにサスペンションからの
入力が、突き上げ方向に加わる。そのため、従来は、こ
のようなサスペンションからの入力により車体がねじれ
方向に変形するのを防止するために、サスタワーと、そ
の後方のカウルとの間に、補強プレートを架け渡した状
態で溶接している(類似技術として、特開平10−31
6026号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、車体のねじれ剛性を高める
ために、補強プレートを追加する必要があり、車体重量
の増加を招くことになる。また、サスタワーとカウルと
の間に、補強プレートを架け渡した状態で溶接している
が、このサスタワーとカウルとの間のスペースは、ブレ
ーキマスタバックやコントロールユニット等の機器が設
置される場所でもあるため、補強プレートでそのスペー
スの上側を塞いでしまうことにより、このような機器の
設置作業が困難になる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、車体の軽量化が図れ且つ機器
の設置作業が容易になる車体のフード取付構造を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フロントコンパートメント上部の開口を開閉成可能なる
フードの周縁部を、該開口の縁部を構成する車体部材
に、取り外し可能な締結手段により取付けてなる。
【0006】請求項1記載の発明によれば、フロントコ
ンパートメント上部の開口を開閉成可能なるフードの周
縁部を、該開口の縁部を構成する車体部材に取付けたた
め、フードの面内力によって、車体部材のねじれ剛性が
維持される。そのため、補強プレートを設ける必要がな
くなり、車体重量の軽減を図ることができると共に、フ
ードを取り付ける前は機器設置スペースの上側が塞がれ
ることもないので、機器の設置作業が容易になる。尚、
フードが取り外し可能なため、エンジンルームを整備す
る場合などは、フードを取り外せば良い。
【0007】請求項2記載の発明は、前記フードの後縁
部をカウルに、前記フードの側縁部をフードリッジに、
前記フードの前縁部をラジコアサポートに、それぞれ取
付けた。
【0008】請求項2記載の発明によれば、フードをエ
ンジンルームにおける前後左右の各部材に取付けている
ため、車体のねじれ剛性が更に向上する。
【0009】請求項3記載の発明は、前記フードを、前
記カウルと前記フードリッジの締結部、前記フードリッ
ジの内側に形成されるサスタワー周辺部、前記ラジコア
サポートと前記フードリッジの締結部にそれぞれ取付け
たフードの周縁部を、エンジンルーム周辺の車体に、取
り外し可能な締結手段により取付けてなる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、フードを、
特に強度の高い部位に取付けたため、車体のねじれ剛性
がより一層向上する。
【0011】請求項4記載の発明は、フードが、分割可
能なフードインナとフードアウタとから成り、フードイ
ンナに、少なくとも左右いずれか一方のカウルとフード
リッジの締結部と、左右反対側のフードリッジのサスタ
ワー周辺部とを斜めに連結する骨格部を形成した。
【0012】請求項4記載の発明によれば、少なくとも
左右いずれか一方のカウルとフードリッジの締結部と、
左右反対側のフードリッジのサスタワー周辺部とを、フ
ードインナに形成した骨格部により斜めに連結したた
め、フードインナの後側で、骨格部を介して、サスタワ
ーの入力を左右反対側にも分散でき、車体のねじれ剛性
がより一層向上する。
【0013】請求項5記載の発明は、フードが、分割可
能なフードインナとフードアウタとから成り、フードイ
ンナに、少なくとも左右いずれか一方のフードリッジの
サスタワー周辺部と、左右反対側のラジコアサポートと
フードリッジの締結部とを斜めに連結する骨格部を形成
した。
【0014】請求項5記載の発明によれば、少なくとも
左右いずれか一方のフードリッジのサスタワー周辺部
と、左右反対側のラジコアサポートとフードリッジの締
結部とを、フードインナに形成した骨格部により斜めに
連結したため、フードインナの前側で、骨格部を介し
て、サスタワーの入力を左右反対側にも分散でき、車体
のねじれ剛性がより一層向上する。
【0015】請求項6記載の発明は、フードが、分割可
能なフードインナとフードアウタとから成り、フードイ
ンナに、少なくとも左右いずれか一方のカウルとフード
リッジの締結部と、左右同じ側のラジコアサポートとフ
ードリッジの締結部とを前後で連結する骨格部を形成し
た。
【0016】請求項6記載の発明によれば、少なくとも
左右いずれか一方のカウルとフードリッジの締結部と、
左右同じ側のラジコアサポートとフードリッジの締結部
とを、フードインナに形成した骨格部により前後で連結
したため、サスタワーの入力を前側へも分散でき、車体
のねじれ剛性がより一層向上する。
【0017】請求項7記載の発明は、フードリッジにお
けるサスタワー周辺部からラジコアサポートまでの間
に、省略部を形成した。
【0018】請求項7記載の発明によれば、フードリッ
ジに省略部を形成したため、車体重量を更に軽減するこ
とができる。
【0019】請求項8記載の発明は、フードが、分割可
能なフードインナとフードアウタとから成り、フードイ
ンナに、左右両側にあるラジコアサポートとフードリッ
ジの締結部同士を左右で連結する骨格部を形成した。
【0020】請求項8記載の発明によれば、左右両側に
あるラジコアサポートとフードリッジの締結部同士を、
フードインナに形成した骨格部により左右で連結したた
め、サスタワーの入力を左右に分散でき、車体のねじれ
剛性がより一層向上する。
【0021】請求項9記載の発明は、ラジコアサポート
の左右両側にあるフードリッジとの締結部間に省略部を
形成した。
【0022】請求項9記載の発明によれば、ラジコアサ
ポートに省略部を形成したため、車体重量を更に軽減す
ることができる。
【0023】請求項10記載の発明は、フードインナの
対応部をサスタワーに共締めした。
【0024】請求項10記載の発明によれば、フードイ
ンナの対応部をサスタワーに共締めしたため、サスペン
ション入力を骨格部へ確実に伝達することができる。
【0025】請求項11記載の発明は、フードとフェン
ダとの間にモールを設けた。
【0026】請求項11記載の発明によれば、フードと
フェンダとの間にモールを設けたため、見映えが良い。
【0027】請求項12記載の発明は、フェンダの端部
に形成した爪部をフードの左右両端に形成した開口に係
合させた。
【0028】請求項12記載の発明によれば、フェンダ
の端部に形成した爪部をフードの左右両端に形成した開
口に係合させたため、フェンダの取付性が向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明の好適な実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0030】図1〜図6は、この発明の第1実施形態を
示す図である。自動車のエンジンルームEの前側には、
「車体部材」であるラジコアサポート1が配されてい
る。ラジコアサポート1後方に、ラジエータ2が設置さ
れている。また、このラジコアサポート1の左右両側に
は、フロントサイドメンバ3の前端が貫通している。
【0031】エンジンルームEの左右両側には、閉断面
構造の「車体部材」であるフードリッジ4が配され、後
側には、「車体部材」であるカウル5が配されている。
双方のフードリッジ4の内側には、サスタワー6がそれ
ぞれ形成され、ここで図示しない周知のサスペンション
からの入力を受けるようになっている。また、フードリ
ッジ4におけるラジコアサポート1との結合部、サスタ
ワー6の周辺部、カウル5との結合部には、それぞれ後
述するフード7を取付けるための取付孔8が上下に貫通
する状態で形成されている。また、フードリッジ4内に
は、上下の取付孔8を連結するカラー10(図4参照)
が設けられている。フードリッジ4の取付孔8以外の部
分には、後述するフェンダ11を取付けるための別の取
付孔9が上面部だけに形成されている。
【0032】エンジンルームE、即ち、フロントコンパ
ートメントの上部の開口を、フード7により開閉可能と
されている。このフード7は、周縁がヘム部により一体
化されたフードインナ12とフードアウタ13とから形
成されている。フードインナ12には、重量軽減孔14
が複数形成されている。また、フードインナ12には、
予め長めの溶接ボルト15が下向きに設けられ、この溶
接ボルト15を前記フードリッジ4の取付孔8に下側へ
貫通させるように挿入して、ナット16により固定す
る。ナット16による取付けなので、必要な場合には、
フード7を取り外すことができる。フェンダ11は、フ
ード7を取付ける前に、短いボルト17(図5参照)に
よりフードリッジ4に対して取付けられる。
【0033】フード7の前端は、フードインナ12とフ
ードアウタ13により、左右方向に沿う閉断面(図2参
照)が形成され、その下方にはラジコアサポート1に連
結されたグリル18が設けられている。フード7の後端
は、ブラケット19(図3参照)を介してフードインナ
12とフードアウタ13の後端同士が連結されている。
フード7の後端とフロントウィンドウパネル20の前端
との間には、カウル5を覆うカバー21が設けられてい
る。
【0034】この第1実施形態によれば、フード7の周
縁部をエンジンルームE周辺の車体に取付けたため、フ
ード7の面内力によって、車体のねじれ剛性が維持され
る。特に、フード7を強度の高い部位に取付けたため、
車体のねじれ剛性がより一層向上している。また、フー
ド7全体で荷重を受けるため、前面衝突時にもフロント
ウィンドウパネル20の周辺部の変形を抑制できる。こ
のように、フード7の剛性がより向上するため、サスタ
ワー6とカウル5との間に、従来のような補強プレート
を設ける必要がなく、その分、車体重量の軽減を図るこ
とができる。更に、フード7に開閉機構(ヒンジやロッ
ク等)を設ける必要がないため、この点においても、軽
量化を図ることができる。また、このような開閉機構が
ない分、フード7の組み付け及び位置決めが容易にな
る。
【0035】そして、フード7のフードインナ12を、
図4に示すように、フードリッジ4の上面に直接載せて
固定したため、取付孔8のサイズを大きめに設定するこ
とにより、フード7の水平方向の位置調整を行うことが
できる。加えて、フードインナ12の左右両側に上向き
に立ち上がる面としての縦壁12a(図4参照)が形成
されているため、フード7の上下方向(厚さ方向)での
強度が高く、フード7が上下方向で変形する際に大きな
エネルギーを吸収することができる。
【0036】図7及び図8は、この発明の第2実施形態
を示す図である。この第2実施形態では、フード7の後
端のヘム部をカバー22の前端で覆ったため、見映えが
良い。フードインナ12のセンター部を別部材23を介
してフードアウタ13に接合したため、フード7の全体
強度が更に向上する。
【0037】図9〜図14は、この発明の第3実施形態
を示す図である。この第3実施形態では、フード24の
フードインナ25とフードアウタ26とをヘム部により
一体化するのではなく、分割可能な状態で車体に取付け
たものである。すなわち、フードインナ25とフードア
ウタ26の各前端には、それぞれ取付片27が設けら
れ、ボルト17にて横向きで締結できるようになってい
る(図12参照)。横向きのため、作業性が良く、ボル
ト17が脱落するおそれがない。フードアウタ26の後
端には、別の取付片28が形成され、ボルト17にてカ
ウル5に締結できるようになっている(図13参照)。
フードインナ25は、先の第1実施形態同様に溶接ボル
ト15が予め設けられ、この溶接ボルト15により、フ
ードインナ25が先に取付けられ、その後に、フードア
ウタ26が取付けられる。
【0038】また、フードアウタ26の左右両側には、
下向きのフランジ29が形成され、フェンダ11の内側
にも下向きフランジ30が形成されている。そして、両
方のフランジ29、30同士がクリップ31によって取
付けられる。従って、フードリッジ4には、フェンダ1
1を取付けるための取付孔は形成されていない。フェン
ダ11は、ボルト17により車体に対して締結される。
更に、フード24の内部には、ハニカム構造体32(図
14)が設けられている。従って、フード24が、厚さ
方向において、変形する際のエネルギー吸収性能が良
い。
【0039】この第3実施形態によれば、フード24の
周縁を、ヘム部により固める必要がないため、フード2
4自体の形成が容易である。更に、フェンダ11をクリ
ップ31により取付けるため、フェンダ11の取付性が
良い。
【0040】図15は、この発明の第4実施形態を示す
図である。この第4実施形態は、フード24内に設けら
れるエネルギー吸収体の別の例を示すもので、フードイ
ンナ25の重量軽減孔14以外の部分に、概略断面Z形
の縦壁33を溶接し、この縦壁33により、フード24
が厚さ方向で変形した場合のエネルギー吸収性能を高め
ている。
【0041】図16〜図21は、この発明の第5実施形
態を示す図である。この第5実施形態も、フードインナ
25とフードアウタ26とが分割可能なフード24であ
る。この第5実施形態では、フードインナ25に取付片
28が形成され、フードアウタ26の取付片28と、カ
ウル5に対してボルト17により共締めされる。
【0042】また、この第5実施形態のフードインナ2
5には、その後側において、カウル5とフードリッジ4
の締結部と、左右反対側のフードリッジ4のサスタワー
6周辺部とを、それぞれエンボス状の骨格部K1により
斜めに連結している。また、フードインナ25の前側に
おいて、フードリッジ4のサスタワー6周辺部と、左右
反対側のラジコアサポート1とフードリッジ4の締結部
とを、それぞれ別の骨格部K2により斜めに連結してい
る。更に、カウル5とフードリッジ4の締結部と、左右
同じ側のラジコアサポート1とフードリッジ4の締結部
とを、それぞれ骨格部K3により前後方向で連結してお
り、左右両側にあるラジコアサポート1とフードリッジ
4の締結部同士を更に別の骨格部K4により、左右で連
結している。
【0043】そして、フードリッジ4におけるサスタワ
ー6周辺部からラジコアサポート1までの間には、省略
部S1が形成され、ラジコアサポート1側においても、
左右両側にあるフードリッジ4との締結部間に、省略部
S2が形成されている。このような省略部S1、S2が
形成されていても、その上側にはフードインナ25が設
けられるため、強度的に問題ない。
【0044】また、左右両側の骨格部K3の後側には、
凸部34(図21)が形成され、フードリッジ4の対応
部には、凹部35が形成されている。そして、この凸部
34が横向きのカラー36を有するボルト17によりナ
ット16に対して取付けられる。フェンダ11の下端
は、フードリッジ4の下端に取付けられる(尚、フード
リッジ4の上下中間位置に取付けても良い)。
【0045】また、フードインナ25のサスタワー6へ
の対応部37は、サスタワー6に予め設けられたナット
16(図19参照)に対してボルト17により共締めさ
れる。更に、図17及び図18に示すように、フード2
4の前端と後端の閉断面内に、ブラケット38、39が
設けられ、上下方向での変形を防止している。
【0046】この第5実施形態によれば、サスタワー6
に加わるサスペンション入力を、骨格部K1〜K4を介
して、前後左右に分散できるため、車体のねじれ剛性が
より一層向上する。また、フードインナ25の対応部3
7をサスタワー6に共締めしているため、サスペンショ
ン入力を確実に骨格部K1〜K4へ伝えることができ
る。
【0047】フードリッジ4やラジコアサポート1に省
略部S1、S2を形成したため、車体重量を更に軽減す
ることができる。また、この省略部S1、S2は、エン
ジンルームE内の機器設置作業時の作業孔として利用す
ることができると共に、省略部S1、S2があることに
より、機器のレイアウト自由度が向上する。更に、ラジ
コアサポート1の省略部S2は、前面衝突時において、
衝突した物を保護する働きをする。
【0048】図22は、この発明の第6実施形態を示す
図である。この第6実施形態では、フード24とフェン
ダ11との隙間に、フェンダ11側のブラケット40に
係合されて、前記隙間を覆い隠すモール41を取付けた
ものである。このモール41によりフード24とフェン
ダ11の間の隙間が覆い隠されるため、見映えが向上す
る。このモール41は、フェンダ11の長手方向の全長
にわたって長い物を取付けても良いし、フェンダ11の
取付片がある部分だけに短い物を取付けても良い。
【0049】図23は、この発明の第7実施形態を示す
図である。この第7実施形態では、フェンダ11に設け
た複数の爪部42を、フード24のフードインナ25の
左右両側の縦壁に形成した開口43内に係合させたもの
である。このようにすることにより、フェンダ11の上
部の取付作業が、ボルト・ナットを用いる場合に比べて
容易になる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、フードの周縁部をエ
ンジンルーム周辺の車体に取付けたため、フードの面内
力によって、車体のねじれ剛性が維持される。そのた
め、補強プレートを設ける必要がなくなり、車体重量の
軽減を図ることができると共に、機器の設置作業が容易
になる。尚、フードが取り外し可能なため、エンジンル
ームを整備する場合などは、フードを取り外せば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るフードの取付構
造を示す分解斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】図1中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図4】図1中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図5】図1中矢示SD−SD線に沿う断面図。
【図6】図1中矢示SE−SE線に沿う断面図。
【図7】第2実施形態を示す図3相当の断面図。
【図8】第2実施形態を示す図6相当の断面図。
【図9】第3実施形態に係るフードの取付構造を示す分
解斜視図。
【図10】図9中矢示SF−SF線に沿う断面図。
【図11】図9中矢示SG−SG線に沿う断面図。
【図12】図9中矢示SH−SH線に沿う断面図。
【図13】図9中矢示SI−SI線に沿う断面図。
【図14】フードの断面図。
【図15】第4実施形態を示すフードの断面図。
【図16】第5実施形態に係るフード取付構造を示す分
解斜視図。
【図17】図16中矢示SJ−SJ線に沿う断面図。
【図18】図16中矢示SK−SK線に沿う断面図。
【図19】図16中矢示SL−SL線に沿う断面図。
【図20】図16中矢示SM−SM線に沿う断面図。
【図21】図16中矢示SN−SN線に沿う断面図。
【図22】第6実施形態を示す図21相当断面図。
【図23】第7実施形態を示す図21相当断面図。
【符号の説明】
1 ラジコアサポート(車体部材) 4 フードリッジ(車体部材) 5 カウル(車体部材) 6 サスタワー 7、24 フード 11 フェンダ 12、25 フードインナ 13、26 フードアウタ 41 モール 42 爪部 E エンジンルーム(フロントコンパートメント) K1〜K5 骨格部 S1、S2 省略部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA11 BB02 CA03 CA05 CA07 CA53 CA55 CA60 DA16 3D004 AA01 AA03 AA12 BA02 CA11 CA12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントコンパートメント上部の開口を
    開閉成可能なるフードの周縁部を、該開口の縁部を構成
    する車体部材に、取り外し可能な締結手段により取付け
    てなることを特徴とする車体のフード取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車体のフード取付構造で
    あって、 前記フードの後縁部をカウルに、前記フードの側縁部を
    フードリッジに、前記フードの前縁部をラジコアサポー
    トに、それぞれ取付けたことを特徴とする車体のフード
    取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車体のフード取付構造で
    あって、 前記フードを、前記カウルと前記フードリッジの締結
    部、前記フードリッジの内側に形成されるサスタワー周
    辺部、前記ラジコアサポートと前記フードリッジの締結
    部にそれぞれ取付けたことを特徴とする車体のフード取
    付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    体のフード取付構造であって、 前記フードが、分割可能なフードインナとフードアウタ
    とから成り、 前記フードインナに、少なくとも左右いずれか一方のカ
    ウルとフードリッジの締結部と、左右反対側のフードリ
    ッジのサスタワー周辺部とを斜めに連結する骨格部を形
    成したことを特徴とする車体のフード取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    体のフード取付構造であって、 前記フードが、分割可能なフードインナとフードアウタ
    とから成り、 前記フードインナに、少なくとも左右いずれか一方のフ
    ードリッジのサスタワー周辺部と、左右反対側のラジコ
    アサポートとフードリッジの締結部とを斜めに連結する
    骨格部を形成したことを特徴とする車体のフード取付構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    体のフード取付構造であって、 前記フードが、分割可能なフードインナとフードアウタ
    とから成り、 前記フードインナに、少なくとも左右いずれか一方のカ
    ウルとフードリッジの締結部と、左右同じ側のラジコア
    サポートとフードリッジの締結部とを前後で連結する骨
    格部を形成したことを特徴とする車体のフード取付構
    造。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の車体のフード取付構造で
    あって、 前記フードリッジにおけるサスタワー周辺部からラジコ
    アサポートまでの間に、省略部を形成したことを特徴と
    する車体のフード取付構造。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    体のフード取付構造であって、 前記フードが、分割可能なフードインナとフードアウタ
    とから成り、 前記フードインナに、左右両側にあるラジコアサポート
    とフードリッジの締結部同士を左右で連結する骨格部を
    形成したことを特徴とする車体のフード取付構造。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の車体のフード取付構造で
    あって、 前記ラジコアサポートの左右両側にあるフードリッジと
    の締結部間に、省略部を形成したことを特徴とする車体
    のフード取付構造。
  10. 【請求項10】 請求項4〜9のいずれか1項に記載の
    車体のフード取付構造であって、 前記フードインナの対応部を、前記サスタワーに共締め
    したことを特徴とする車体のフード取付構造。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の車体のフード取付構造であって、 前記フードとフェンダとの間に、モールを設けたことを
    特徴とする車体のフード取付構造。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の車体のフード取付構造であって、 前記フェンダの端部に形成した爪部を、前記フードの左
    右両端に形成した開口に係合させたことを特徴とする車
    体のフード取付構造。
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