JPH0618856Y2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造Info
- Publication number
- JPH0618856Y2 JPH0618856Y2 JP1987176103U JP17610387U JPH0618856Y2 JP H0618856 Y2 JPH0618856 Y2 JP H0618856Y2 JP 1987176103 U JP1987176103 U JP 1987176103U JP 17610387 U JP17610387 U JP 17610387U JP H0618856 Y2 JPH0618856 Y2 JP H0618856Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headlamp
- shroud
- upper member
- closed cross
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の前部車体構造に関するものであり、
さらに詳細には、リトラクタブル・ヘッドランプを備え
た自動車の前部車体構造に関するものである。
さらに詳細には、リトラクタブル・ヘッドランプを備え
た自動車の前部車体構造に関するものである。
先行技術 リトラクタブル・ヘッドランプを車体に取り付ける構造
としては、車体にヘッドランプ支持用のブラケットを設
けたものが知られている(実開昭60−163135号な
ど。)。
としては、車体にヘッドランプ支持用のブラケットを設
けたものが知られている(実開昭60−163135号な
ど。)。
考案の解決しようとする問題点 しかしながら、ヘッドランプを車体に取り付けるため
に、支持用のブラケットをわざわざ設けることは、部品
点数が不必要に多くなるし、また、スペース的にも望ま
しくない。
に、支持用のブラケットをわざわざ設けることは、部品
点数が不必要に多くなるし、また、スペース的にも望ま
しくない。
考案の目的 本考案は、簡単な構造で、リトラクタブル・ヘッドラン
プを車体に取り付けることができ、かつ取り付け部の剛
性が向上した自動車の前部車体構造を提供することを目
的とするものである。
プを車体に取り付けることができ、かつ取り付け部の剛
性が向上した自動車の前部車体構造を提供することを目
的とするものである。
考案の構成 本考案のかかる目的は、エンジンルームの前側に位置
し、車幅方向に延びるシュラウドアッパメンバーと、該
シュラウドアッパメンバーの下方に位置し、車体の両側
に設けられたシュラウドサイドパネルとを備え、前記シ
ュラウドアッパメンバーと前記シュラウドサイドパネル
とを結合して、車体幅方向に延びる閉断面を形成し、こ
の閉断面部に、ヘッドランプ部材を回動自在に取付ける
ことによって達成される。
し、車幅方向に延びるシュラウドアッパメンバーと、該
シュラウドアッパメンバーの下方に位置し、車体の両側
に設けられたシュラウドサイドパネルとを備え、前記シ
ュラウドアッパメンバーと前記シュラウドサイドパネル
とを結合して、車体幅方向に延びる閉断面を形成し、こ
の閉断面部に、ヘッドランプ部材を回動自在に取付ける
ことによって達成される。
本考案によれば、ヘッドランプ部材取り付け用の部材を
とくに設けることなく、既存のシュラウドアッパメンバ
ーおよびシュラウドサイドパネルの結合部にヘッドラン
プ部材を取り付けているので、部品点数を増加させるこ
ともなく、またスペースの有効利用を図ることができ、
さらには、シュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部に閉断面を形成し、この閉断面部に
ヘッドランプ部材を取り付けているので、重量の大きい
ヘッドランプ部材を取り付けても、剛性を低下させるこ
とがない。
とくに設けることなく、既存のシュラウドアッパメンバ
ーおよびシュラウドサイドパネルの結合部にヘッドラン
プ部材を取り付けているので、部品点数を増加させるこ
ともなく、またスペースの有効利用を図ることができ、
さらには、シュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部に閉断面を形成し、この閉断面部に
ヘッドランプ部材を取り付けているので、重量の大きい
ヘッドランプ部材を取り付けても、剛性を低下させるこ
とがない。
本考案において、ヘッドランプ部材とは、リトラクタブ
ル・ヘッドランプおよびヘッドランプカバーを意味する
場合とヘッドランプカバーのみを意味する場合とを含
む。
ル・ヘッドランプおよびヘッドランプカバーを意味する
場合とヘッドランプカバーのみを意味する場合とを含
む。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例につき、詳
細に説明を加える。
細に説明を加える。
第1図は、自動車の前部車体構造を示す略透視図、第2
図は、そのシュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部の構造の詳細を示す略透視図、第3
図は、リトラクタブル・ヘッドランプ取り付け部の構造
を示す略断面図である。
図は、そのシュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部の構造の詳細を示す略透視図、第3
図は、リトラクタブル・ヘッドランプ取り付け部の構造
を示す略断面図である。
第1図、第2図および第3図において、自動車のエンジ
ンルームの前側には、車体幅方向に延びる逆U字形のシ
ュラウドアッパメンバー1が、左右のホイールエプロン
11を連結するように、設けられ、その下方に、シュラウ
ドサイドパネル2が結合されている。シュラウドアッパ
メンバー1と、シュラウドサイドパネル2との結合部
は、第2図および第3図に示されるように、閉断面部3
を形成している。このように、閉断面部3が形成される
ように、シュラウドアッパメンバー1とシュラウドサイ
ドパネル2とを結合することによって、結合部の剛性は
大幅に向上せしめられている。第1図および第2図にお
いては、前方から見て、車体の左側部分のみが示されて
いるが、右側部分も同様な構造になっていることはいう
までもない。
ンルームの前側には、車体幅方向に延びる逆U字形のシ
ュラウドアッパメンバー1が、左右のホイールエプロン
11を連結するように、設けられ、その下方に、シュラウ
ドサイドパネル2が結合されている。シュラウドアッパ
メンバー1と、シュラウドサイドパネル2との結合部
は、第2図および第3図に示されるように、閉断面部3
を形成している。このように、閉断面部3が形成される
ように、シュラウドアッパメンバー1とシュラウドサイ
ドパネル2とを結合することによって、結合部の剛性は
大幅に向上せしめられている。第1図および第2図にお
いては、前方から見て、車体の左側部分のみが示されて
いるが、右側部分も同様な構造になっていることはいう
までもない。
シュラウドアッパメンバー1とシュラウドサイドパネル
2とが結合されている閉断面部3には、ブラケット4が
取り付けられ、このブラケット4には、ヘッドランプ・
ヒンジ5を介して、リトラクタブル・ヘッドランプ・ユ
ニット6が回動自在に取り付けられている。第2図にお
いて、矢印Aは、ブラケット4の取り付け位置を示して
いる。リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット6は、
ヘッドランプカバー7によって覆われており、また、モ
ータ12により駆動されるヘッドランプ・リンク8が取り
付けられ、リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット6
はリフト可能に構成されている。9はバンパであり、10
は車体パネルであり、リトラクタブル・ヘッドランプ・
ユニット6の収納時には、ヘッドランプカバー7、車体
パネル10およびボンネット13の面が滑らかに連なるよう
に構成されている。
2とが結合されている閉断面部3には、ブラケット4が
取り付けられ、このブラケット4には、ヘッドランプ・
ヒンジ5を介して、リトラクタブル・ヘッドランプ・ユ
ニット6が回動自在に取り付けられている。第2図にお
いて、矢印Aは、ブラケット4の取り付け位置を示して
いる。リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット6は、
ヘッドランプカバー7によって覆われており、また、モ
ータ12により駆動されるヘッドランプ・リンク8が取り
付けられ、リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット6
はリフト可能に構成されている。9はバンパであり、10
は車体パネルであり、リトラクタブル・ヘッドランプ・
ユニット6の収納時には、ヘッドランプカバー7、車体
パネル10およびボンネット13の面が滑らかに連なるよう
に構成されている。
以上のように、本実施例においては、既存のシュラウド
アッパメンバー1とシュラウドサイドパネル2とを閉断
面部3が形成されるように結合して、結合部の剛性を高
め、その閉断面部3によって、リトラクタブル・ヘッド
ランプ・ユニット6を支持しているので、部品点数を増
加させることなく、また、スペースを有効に利用するこ
とができ、さらには、リトラクタブル・ヘッドランプ・
ユニット6の取り付け部の剛性を向上させることが可能
になる。
アッパメンバー1とシュラウドサイドパネル2とを閉断
面部3が形成されるように結合して、結合部の剛性を高
め、その閉断面部3によって、リトラクタブル・ヘッド
ランプ・ユニット6を支持しているので、部品点数を増
加させることなく、また、スペースを有効に利用するこ
とができ、さらには、リトラクタブル・ヘッドランプ・
ユニット6の取り付け部の剛性を向上させることが可能
になる。
本考案は、以上の実施例に限定されることなく実用新案
登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるも
のであることはいうまでもない。
登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるも
のであることはいうまでもない。
考案の効果 本考案によれば、簡単な構造で、かつ、リトラクタブル
・ヘッドランプを車体に取り付けることができ、かつ取
り付け部の剛性が向上した自動車の前部車体構造を得る
ことが可能となる。
・ヘッドランプを車体に取り付けることができ、かつ取
り付け部の剛性が向上した自動車の前部車体構造を得る
ことが可能となる。
第1図は、自動車の前部車体構造を示す略透視図、第2
図は、そのシュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部の構造の詳細を示す略透視図、第3
図は、リトラクタブル・ヘッドランプ取り付け部の構造
を示す略断面図である。 1……シュラウドアッパメンバー、 2……シュラウドサイドパネル、 3……閉断面部、4……ブラケット、 5……ヘッドランプ・ヒンジ、 6……リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット、 7……ヘッドランプカバー、 8……ヘッドランプ・リンク、 9……バンパ、10……車体パネル、 11……ホイールエプロン、 12……モータ、13……ボンネット。
図は、そのシュラウドアッパメンバーとシュラウドサイ
ドパネルとの結合部の構造の詳細を示す略透視図、第3
図は、リトラクタブル・ヘッドランプ取り付け部の構造
を示す略断面図である。 1……シュラウドアッパメンバー、 2……シュラウドサイドパネル、 3……閉断面部、4……ブラケット、 5……ヘッドランプ・ヒンジ、 6……リトラクタブル・ヘッドランプ・ユニット、 7……ヘッドランプカバー、 8……ヘッドランプ・リンク、 9……バンパ、10……車体パネル、 11……ホイールエプロン、 12……モータ、13……ボンネット。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンルームの前側に位置し、車幅方向
に延びるシュラウドアッパメンバーと、該シュラウドア
ッパメンバーの下方に位置し、車体の両側に設けられた
シュラウドサイドパネルとを備え、前記シュラウドアッ
パメンバーと前記シュラウドサイドパネルとを結合し
て、車体幅方向に延びる閉断面を形成し、この閉断面部
に、ヘッドランプ部材を回動自在に取付けたことを特徴
とする自動車の前部車体構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987176103U JPH0618856Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動車の前部車体構造 |
US07/270,024 US4940281A (en) | 1987-11-18 | 1988-11-14 | Front body structure of vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987176103U JPH0618856Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0180575U JPH0180575U (ja) | 1989-05-30 |
JPH0618856Y2 true JPH0618856Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31467863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987176103U Expired - Lifetime JPH0618856Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618856Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5435244B2 (ja) * | 2012-02-08 | 2014-03-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 車体の前部構造 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP1987176103U patent/JPH0618856Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0180575U (ja) | 1989-05-30 |
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