JPH0210027Y2 - - Google Patents

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JPH0210027Y2
JPH0210027Y2 JP4639283U JP4639283U JPH0210027Y2 JP H0210027 Y2 JPH0210027 Y2 JP H0210027Y2 JP 4639283 U JP4639283 U JP 4639283U JP 4639283 U JP4639283 U JP 4639283U JP H0210027 Y2 JPH0210027 Y2 JP H0210027Y2
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JP
Japan
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shroud
lamp
radiator
radiator shroud
engine
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JP4639283U
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JPS59157979U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車体前部にラジエータシユラウド
とこの両側に結合されるランプシユラウドとを備
えた自動車の前部車体構造に関する。
(従来技術) 通常エンジンルームは前部のラジエータシユラ
ウド、後部のダツシユパネル、両側のホイールエ
プロンによつて箱状に形成され、ホイールエプロ
ンの前端に結合されるランプシユラウドは、ラジ
エータシユラウドとほぼ同一面上に配置されてい
るため、これに結合することによつて必要充分な
強度が得られる(例えば、実開昭57−5375号公
報)。
しかしエンジン搭載の高さ位置を低くし、ボン
ネツトの前部を低い位置に形成して、高速での空
気抵抗を少なくする場合、前述のランプシユラウ
ドの高さも低く制限を受けるため、ヘツドランプ
を収納するに充分な高さを得るにはラジエータシ
ユラウドの位置よりも後方の奥まつた位置に配設
しなければならない。
このようにランプシユラウドを後方に配設した
場合、その下部はフレームやホイールエプロンで
必要充分な強度を持たせて結合することができる
が、しかしその上部はラジエータシユラウドより
離れて直接の結合がなくなるため充分な強度が得
られないことになる。
そこで上述のランプシユラウドとラジエータシ
ユラウドとの上部を他の補強用メンバーで連結結
合することが考えられるが、この補強用メンバー
はヘツドランプが収納される部分を通つて結合す
ることが、ヘツドランプの収納不可となる点で、
困難であるため、必然的にエンジンルームの上部
を通つて連結結合されることになる。
しかし上述のように連結した場合、エンジンル
ームにその下部からエンジンを搭載するとき、エ
ンジンルームの後方にはギヤーボツクスやロアー
アームが存在するため、エンジンはラジエータシ
ユラウド側に寄せてその下方から収納され、この
収納時に前述の補強用メンバーが収納作業を阻害
して円滑な作業ができない欠点を有する。
(考案の目的) この考案の目的は、ラジエータシユラウドより
その側部のランプシユラウドが後方の奥まつた位
置に配設されたとき、このランプシユラウドの結
合に充分な結合が得られ、しかもエンジンの塔載
が円滑にできる自動車の前部車体構造の提供にあ
る。
(考案の構成) この考案は、ラジエータシユラウドと、ホイー
ルエプロンの前端に結合したランプシユラウドと
の上部をL字形補強用メンバーで着脱自在に結合
した自動車の前部車体構造であることを特徴とす
る。
(考案の効果) この考案によれば、ラジエータシユラウドの上
部と、ランプシユラウド上部とをL字形補強用メ
ンバーで結合したので、ランプシユラウドに充分
な強度を持たせることができ、しかもランプシユ
ラウド前部にヘツドランプを容易に収納すること
ができる。
しかも補強用メンバーはたとえばボルトアツプ
で着脱自在であるため、エンジン搭載時には補強
用メンバーを取外すことによつて、これが作業を
阻害することがなくなり、さらにエンジンサービ
ス時にもこの補強用メンバーを取外して作業が容
易となり、円滑な作業が得られる。
(実施例) このような特徴を有するこの考案の一実施例を
以下図面に基づいて詳細する。
図面は自動車の前部車体構造を示し、第1図に
おいて、車体中央のボンネツト1の左右にはフロ
ントフエンダ2が、またフロントフエンダ2,2
の前部にはリトラクタブルヘツドランプ3,3
が、ボンネツト1の前縁および各ヘツドランプ
3,3の前縁側にはバンパー4が、そしてバンパ
ー4の下部内側にはスカート5が配設されてい
る。
第2図、第3図において、エンジンルーム6は
左右の下部に配設されて前後方向に伸びたフレー
ム7と、このフレーム7の外側に当該下部が連結
固定されたホイールエプロン8と、フレーム7の
前部間に配設されたラジエータシユラウド9と、
フレーム7の後部に配設されたダツシユパネル1
0とによつて形成されている。
前述のラジエータシユラウド9の横幅は左右の
フレーム7間よりも狭く形成され、このラジエー
タシユラウド9のロアー11の前面にはクロスメ
ンバー12が結合され、このクロスメンバー12
の両端部13はラジエータシユラウド9の外側に
延長されるとともに、下方に屈曲され、さらにこ
の端部上方には隅部を形成する補強プレート14
が連設されて、この端部13および補強プレート
14をフレーム7の前端に結合している。
前述のホイールエプロン8の前端にはランプシ
ユラウド15が結合され、このランプシユラウド
15は前述のラジエータシユラウド9の位置より
も後方の奥まつた位置に位置設定され、このラン
プシユラウド15の内側下部はフレーム7の外側
面に結合されている。
前述のラジエータシユラウド9の上部の端部と
ランプシユラウド15の内側上部とは、L字形の
補強用メンバー16がその屈曲部17をエンジン
ルーム6側にして結合され、しかもこの結合はボ
ルト18…によつて着脱自在に行なわれている。
このように構成した前部車体構造はラジエータ
シユラウド9のランプシユラウド15との上部を
結合した補強用メンバー16がボルト18によつ
て着脱されるのでエンジンルーム6にエンジン
(図外)をその下方から搭載するとき、または塔
載されたエンジンを取外すとき、補強用メンバー
16を取外すことによつて上述の作業が阻害され
ることなく、各作業が終了すれば再びボルト18
で結合することによつてラジエータシユラウド9
およびランプシユラウド15の強度を得ることが
できる。
またランプシユラウド15が奥まつて位置する
ので、その前部をヘツドランプ3の収納部とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車前部の外観斜視図。第2図は前部車体構造の
部分斜視図。第3図は要部の拡大部分斜視図であ
る。 8……ホイールエプロン、9……ラジエータシ
ユラウド、15……ランプシユラウド、16……
補強用メンバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ラジエータシユラウドはエンジンルームの前部
    に配置されており、ホイールエプロン前部に結合
    したランプシユラウドは、ラジエータシユラウド
    より後方でかつその側端より外方に位置されてお
    り、 L字形補強メンバーは前記ラジエータシユラウ
    ドの上部と、前記ランプシユラウド上部とに着脱
    自在に結合され、 このメンバーの屈曲部がエンジンルーム側に位
    置されている 自動車の前部車体構造。
JP4639283U 1983-03-29 1983-03-29 自動車の前部車体構造 Granted JPS59157979U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4639283U JPS59157979U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 自動車の前部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP4639283U JPS59157979U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 自動車の前部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS59157979U JPS59157979U (ja) 1984-10-23
JPH0210027Y2 true JPH0210027Y2 (ja) 1990-03-13

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ID=30176946

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JP4639283U Granted JPS59157979U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 自動車の前部車体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4586477B2 (ja) * 2003-12-22 2010-11-24 マツダ株式会社 シュラウドの支持構造および組付け方法

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JPS59157979U (ja) 1984-10-23

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